JPH0126826B2 - - Google Patents

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JPH0126826B2
JPH0126826B2 JP16078980A JP16078980A JPH0126826B2 JP H0126826 B2 JPH0126826 B2 JP H0126826B2 JP 16078980 A JP16078980 A JP 16078980A JP 16078980 A JP16078980 A JP 16078980A JP H0126826 B2 JPH0126826 B2 JP H0126826B2
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wrist
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Yoshio Matsumoto
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、軽量部品から重量部品までを1台の
ロボツトでハンドリングして組立または加工を行
う組立または加工装置に関するものである。
多品種少量生産工程の自動化のニーズは年々増
加している。特に組立工程では各種部品が集まる
ため、その形状、重量とも各種にわたることが多
い。このため、従来の専用組立機による自動化で
は、一品種又は一部品ごとに専用組立機を設置し
なければならず、設置スペースが大きくなる、各
組立機の稼動率が低くなる、部品変更等に伴なう
作業変更に対するフレキシビリテイに乏しいなど
の欠点を有していた。そのため、多種作業、作業
変更等に対応できるフレキシビリテイを持つロボ
ツトによる自動化が進んできている。しかし対象
部品が例えば、数十グラムから百数十キログラム
にまでわたるものを組立る工程では、従来のロボ
ツトでは、その仕様上の制約から一台で対処する
ことは困難であり、たとえば軽量小物部品用ロボ
ツト、重荷重用ロボツトなど、複数台のロボツト
を設置し、それぞれの可搬重量の仕様に合つた部
品を組立させる方式をとる必要がある。しかしな
がら従来の組立または加工装置では、設置スペー
スを広くとると共に、一台あたりの専用組立機ま
たはロボツト稼動率が低下するなどの欠点を有し
ていた。
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をな
くし、一台の小形関節形ロボツトで、重量物のハ
ンドリングをも行なえるようにして多品種少量生
産工程の自動化が出来るようにした組立または加
工装置を提供するにある。
即ち本発明は、組立または加工作業に応じた各
種のハンドを備えて所定の軌道上を移動する移動
台上に載置され、単独で3次元的に手首の位置及
び速度制御を行ない得るロボツトと、前記軌道に
対向する位置に設けられ、内部に有する回転式可
変抵抗器の入力軸を水平方向に突出させかつ垂直
方向に前記ハンドを着脱自在に取付け得るハンド
ホルダをアームの下端に備え前記ハンドホルダを
水平方向は移動自在に垂直方向は動力源により移
動させるバランサと、一端を前記手首に取付けら
れ他端に前記入力軸と着脱自在に結合し得る手先
を有し中間に前記手首と前記ハンドホルダとの垂
直方向の相対的位置ずれを検知するセンサを備え
た結合手段と、前記センサからの位置ずれ信号に
基づき前記手首を回転させ前記結合手段を通して
前記回転式可変抵抗器を回転させることにより前
記駆動源を駆動させて前記ハンドホルダの垂直方
向の位置を前記位置ずれ信号がなくなるように移
動させる制御手段とから成ることを特徴とするも
のである。
以下本発明を図に示す実施例にもとづいて具体
的に説明する。本発明の組立または加工装置は第
1図、及び第2図に示すように構成されている。
即ち本装置は、部品のハンドリング、組立作業を
遂行する小形関節形ロボツト1と、この小形関節
形ロボツト1の手先につけ、部品を把持するハン
ド2と、重荷重を無重力保持するバランサ3と、
このバランサ3の先端に取付け、かつロボツト1
とバランサ3との連結、及びハンド2の把持を行
うハンドホルダ4とよりなる。そして上記小形関
節形ロボツト1は、多自由度(少くとも5自由
度)を有して、且複雑な動作が可能で、しかもプ
レイバツク機能を有するものであつて、多品種の
部品をハンドリングするため、軽量部品供給ステ
ーシヨン7a、重量部品供給ステーシヨン7b、
作業ステーシヨン10、組立ステーシヨン9との
間を移動台5と共に軌道であるガイドレール6に
沿つて移動できるようになつている。この小形関
節形ロボツト1の移動台5上には、各種部品に対
応し、かつ小形関節形ロボツトによる把持が着脱
容易なハンド2を必要数設置しておき、小形関節
形ロボツト1が軽量部品を取扱うときは直接手先
にハンド2を交換把持し、又はバランサ3のハン
ドホルダ4によりハンド2を交換把持しながら、
多種部品のハンドリングを行えるようにしてお
く。
なお、重量部品をハンドリングする場合は、小
形関節形ロボツト1は、ハンドホルダ4をつか
み、このハンドホルダ4を介してバランサ3を動
かし、このハンドホルダを所定のハンド2の所ま
で移動させ、ハンドホルダ4にハンド2をつかま
せる。次に小形関節形ロボツト1は、重量部品の
供給ステーシヨン7bまでハンド2をつかんだバ
ランサ3を移動させ、所定の重量部品をバランサ
3の先端に設けられたハンドホルダ4に取付けら
れたハンド2で把持する。そして所定の組付場所
(組付ステーシヨン)9まで移動してその場所9
にある組付部品が被組付重量部分の組付を行な
う。なお被組付部品が重量部品であろうと軽量部
品であろうとも被組付部品に給油(注油)、ねじ
締め、カシメ、ろう付け等の作業を施す必要があ
る場合には、作業ステーシヨン10に設置されて
ある治具等の装置を用いて小形関節形ロボツト1
は上記作業を施し、組付ステーシヨン9で組付部
品へ組付を行う。以上述べたように小形関節形ロ
ボツト1の可搬重量を越える部品については、バ
ランサ3に重荷重を保持させて組付作業を行い、
小形関節形ロボツト1の可搬重量を越えない軽量
部品については、小形関節形ロボツト1が単独で
組付作業を行う。
ところで第2図に示すRAはバランサ3の作業
領域を示し、Pは小形関節形ロボツト1の手先
に、支柱67のセツテイング部材68にセツテイ
ングされたバランサ3のハンドホルダ4を連結す
る位置を示す。
次に軌道であるガイドレール6に沿つて各ステ
ーシヨン7a,7b,9,10、及びバランサ3
に対向する位置へと逐次移動して位置付けされる
自走式移動台5上に設けられる小形関節形ロボツ
ト1について第3図乃至第6図にもとずいて説明
する。即ち35は上記移動台5に取付けられた基
台である。24はこの基台35に垂直軸を中心に
旋回自在に支持された旋回台で、基台35に設け
られた駆動モータ(図示せず)により減速機を介
して旋回駆動され、関節形ロボツトの1自由度を
構成している。19は旋回台24の上部24aに
軸心Oを中心に回転自在に支持された第1の上腕
で、駆動モータ21の出力軸に減速機を介して連
結されている。20は上記第1の上腕19と平行
に配置された第2の上腕である。25は上記旋回
台24の上部24aに軸心Oを中心に回動自在に
支持されたクランクレバーで、駆動モータ23の
出力軸に減速機を介して連結されている。22は
第1の上腕21、及び第2の上腕20の揺動端と
上記クランクレバー25に平行に連結された前腕
である。従つて駆動モータ21によつて回転駆動
される第1の上腕19の軸心Oを中心とした回動
は、関節形ロボツトの1自由度である。また駆動
モータ23によつて回転駆動される前腕22の傾
動も、関節形ロボツトの1自由度である。
次に手首33を駆動させる機構について説明す
る。即ち26a,26bは各々手首駆動モータ
で、クランクレバー25と第2の上腕20との回
転自在に連結した連結点において、クランクレバ
ー25の揺動端に回転自在に支持された部材27
a,27bに固定されている。28は一端を旋回
台24のA点と回軸自在に連結し、他端を部材2
7a,27bの揺動端Bと回転自在に連結したリ
ンクである。これらレバー25とリンク28とを
平行に配置し、旋回台24のと部材27a,
27bとを平行に配置し、平行リンク機構を構成
している。29a,29bは、各々手首駆動モー
タ26a,26bに減速機を介して連結されたス
プロケツトホイールで、レバー25の揺動端に回
転自在に支持されている。30a,30bは、
各々第2の上腕20と前腕22との回転自在に連
結した部分に回転自在されたスプロケツトホイー
ルである。41a,41bは、各々前腕22と手
首33との回転自在に連結された部分に回転自在
に支持されたスプロケツトホイールである。31
a,31bは、各々スプロケツトホイール29
a,29bとスプロケツトホイール41a,41
bとを平行リンク機構で連結したチエーン等の柔
軟リンク、32a,32bは、各々スプロケツト
ホイール30a,30bとスプロケツトホイール
41a,41bとを平行リンク機構で連結したチ
エーン等の柔軟リンクである。ところで手首33
を、第5図に示す矢印方向に揺動させ、並びに手
首33を軸心を中心に回転させるために上記の如
くa,bなるサフイツクスで示すように2系列設
けられている。
然るに手首駆動モータ26a,26bの出力軸
の各々の回転は、減速機36a,36bを介して
スプロケツトホイール29a,29bの回転とな
り、リンク31a,31bを駆動する。リンク3
1a,31bの運動は、スプロケツトホイール3
0a,30bの回転となり、リンク32a,32
bを駆動させ、手首33を上下方向(矢印方向)
に揺動させたり、手首33を軸心を中心に回転さ
せる。一方手首駆動モータ26a,26bの固定
子側部材27a,27bは、レバー25の揺動端
Cの回りに軸受を介して回転自在に取付けられ、
この部材27a,27bの揺動端Bはリンク28
を介して旋回台24の上部Aに揺動自在に取付け
られている。ここで旋回台24上の点Oと点A、
点B、点Cは平行四辺形の関係にあり、,
AB,,はを静止節とする4節平行リ
ンク機構を構成する。またスプロケツトホイール
29a,29b,30a,30b、リンク31
a,31bは各々4節平行リンク機構を構成し、
スプロケツトホイール30a,30b,41a,
41b、リンク32a,32bは、各々4節平行
リンク機構を構成する。このように構成したこと
により、前腕22の傾きを変化させるために第2
の上腕20を移動させて手首駆動モータ26a,
26bの位置も移動しても、この手首駆動モータ
26a,26bを駆動して円板29a,29bを
回転させない限り、静止節に対するスプロケ
ツトホイール29a,29b,30a,30b,
41a,41bの回転方向位置は一定に保たれ、
手首33の姿勢は一定に保たれる。即ち特別な制
御をせずに第1の上腕19、前腕22の姿勢に関
らず、手首33の姿勢は一定に保たれる。
手首33は、スプロケツトホイール41aと一
体となつていて、軸受49によつて回転自在に支
持されたシリンダ49と、このシリンダ49に軸
心方向に軸受52によつて回転自在に支持され、
且スプロケツトホイール41bの後端に固定され
た傘歯車と噛合う傘歯車を固定した部材50とに
よつて構成されている。
然るに手首駆動モータ26aだけを回転駆動さ
せれば、それだけシリンダ49が回転して手首3
3が曲げられ、手首駆動モータ26bだけを駆動
すればそれだけ手首33が軸心回りにひねられ
る。
一方バランサ3は、具体的には第7図に示すよ
うに構成されている。即ち51は下端にハンドホ
ルダ4を取付けたアームである。52は上アーム
であり、一端を上記アーム51の上端に回転自在
に連結し、他端をフレーム53上に形成されたガ
イド溝54に沿つて上下に摺動自在に支持された
移動駒55に回転自在に連結している。56は下
アームであり、一端を上記アーム51の上端付近
に回転自在に連結し、他端をフレーム53上に形
成されたガイド溝57に沿つて左右に摺動自在に
支持されたローラ58に回転自在に連結してい
る。そしてこの上アーム52と下アーム56は平
行なるように形成されている。59は、アームで
あり、上端を上アーム52に回転自在に連結し、
下端を上記ローラ58に回転自在に連結してい
る。そしてアーム51とアーム59とは平行にな
るように形成されている。上記移動駒55の右端
にはラツク60が形成され、このラツク60に噛
合うピニオン61が設けられ、このピニオン61
は駆動モータ64に歯車62,63を介して連結
されている。そしてハンドホルダ4の姿勢を一定
に保持するように、ハンドホルダ4を固定し、且
アーム51の下端に回転自在に支持されたリンク
65と、上記移動駒55との間を平行リンク機構
66で連結している。またまた、スプリング69
は通常ローラ58が中立点に位置するように上ア
ーム52を引張る力を調整してある。このように
調整しておけば、ローラ58がガイド溝57内を
左右方向どちらにでもスムーズに移動できアーム
51を左右方向移動可能にしておくことができ
る。また、例えば第7図においてアームが1点鎖
線の状態になつたとき、スプリング69により実
線位置の状態に戻す復元力を発生させることにな
り、大きな力を作用させなくてもスムーズに戻す
ことができる。またフレーム53は支柱67の上
端に旋回自在に支持されている。また支柱67に
は、ハンドホルダ4を一定の位置付けるためのセ
ツテング部材68が設けられている。しかし、こ
のセツテイング部材68は作業領域から外れた位
置に設けている。またハンドホルダ4には、回転
式可変抵抗器70が取付けられ、この回転式可変
抵抗器70は原点に回転復帰されるようになつて
いて、入力軸71を設けている。そしてハンドホ
ルダ4の下側には、ハンド把持用シリンダ73、
ハンド固定用ボール74、ボール固定用ピストン
75、ピストン戻しバネ76、ピストン駆動用エ
ア供給口77、ハンド位置決めガイド(図示せ
ず)、Oリング78、重量部品用ハンド2′を駆動
するシリンダ80へのエア供給口79が設けら
れ、各種重量部品用ハンド2′が着脱自在に把持
できるようになつていると共に上記ハンド2′の
駆動シリンダ80を駆動して重量部品を把持でき
るようにしている。
従つてこのバランサ3は、ハンドホルダ4を水
平方向に移動させれば、ハンド2に重量部品を把
持した状態で自由に動き得ることができると共
に、回転式可変抵抗器70の入力軸を例えば時計
方向に回転させれば、その回転方向及び回転量に
応じた出力が駆動制御装置72に入力され、駆動
モータ64が回転駆動して移動駒55を降下させ
てハンドホルダ4を上昇させ、逆に入力軸71を
反時計方向に回転させれば、その回転方向及び回
転量に応じた出力が駆動制御装置72に入力さ
れ、駆動モータ64が回転駆動してハンドホルダ
4を降下させることができる。このようにバラン
サ3は、水平方向に自由に動き得、上下方向につ
いては回転式可変抵抗器70の入力軸71で指令
させることによつて重量部品を上下に移動させる
ことができる最低限の機能を有する工業用ロボツ
トで非常に安価に製造することができる。
また小形関節形ロボツト1の手首33には、手
首33の軸心まわりの回転に伴なつて回転させら
れても手首33とハンドホルダ4との垂直方向の
相対的位置ずれを検出することができる力センサ
83が取付けられ、その力センサ83の手先82
に各種ハンド2が取付けられる構造を有してい
る。しかも各駆動用モータ21,23,26a,
26b等には回転量を検出するロータリエンコー
ダが取付けられ、マイクロコンピータ(図示せ
ず)によつて所定のプログラムに従つて演算し、
その演算結果にもとづいて駆動回路(図示せず)
を介して上記各駆動用モータ21,23,26
a,26b等が駆動され、手先82を教示された
任意の軌跡に沿つて運動できるようになつてい
る。
以上のように構成されているので、重量部品を
組立しようとする場合には、小形関節形ロボツト
1は、バランサ3のハンドホルダ4の入力軸71
をつかめるハンド2を手先82に取付ける。そし
て移動台5を移動して小形関節形ロボツト1をバ
ランサ3に対向する位置に位置付けして手先82
を移動させ、セツテング部材68で位置決めされ
たハンドホルダ4の入力軸71をつかむ。次に小
形関節形ロボツト1は水平方向についてはハンド
ホルダ4に力を加えてバランサ3を任意の位置に
位置付けし、上下方向については手首33を軸心
まわり回転させて入力軸71を時計方向または反
時計方向に回転させてバランサ3を上方向または
下方向に移動させる。このとき、ロボツトの手首
33の動きにバランサ3が追従できないと手首3
3とバランサ3のハンドホルダ4の間に垂直方向
の相対的位置ずれが生じ、この値に比例した力を
力センサ82が検出する。この検出された位置ず
れ信号に基づき手首33の回転量をバランサ3が
手首33の動きに追従するように制御すると、こ
の回転量は第8図に示すように手先82及び入力
軸71を通して回転式可変抵抗器70に伝えら
れ、バランサ3の駆動指令を与える制御駆動装置
72に入力されて、バランサ3の垂直方向の動き
を手首33の動きに追従するように制御すること
ができる。このようにマイクロコンピユータ(図
示せず)に記憶されているプログラムに従つて小
形関節ロボツト1は制御され、バランサ3のハン
ドホルダ4には、重量部品用のハンド2′が取付
けられ、重量部品供給ステーシヨン7bに供給さ
れた重量部品8を保持して、作業ステーシヨン1
0で所定の作業を施し、組立ステーシヨンに位置
付けされた組立部品に組付を行う。
なおハンド2′を変換する場合は、上述の逆動
作を行ない、まず手持ちのハンドを戻し、次のハ
ンド設置場所で新しいハンドをつかめばよい。
また軽量部品を取扱う場合は、バランサ3のハ
ンドホルダ4をセツテング部材68にセツテング
してPの場所に戻したあと、ハンドによる入力軸
71の保持を解除して小形関節形ロボツト1はバ
ランサ3との連結を切る。そして小形関節形ロボ
ツト1は移動台5をガイドレール6に沿つて移動
させると共に、所定のハンド2を手先82に把持
してマイクロコンピユータ(図示せず)に記憶さ
れた指令に従つて軽量部品のハンドリングを行つ
て組立または加工等の作業を行う。
このようにして小形関節ロボツト1は、バラン
サ3のハンドホルダ4と着脱自在に結合して重量
部品の荷重保持を機構及び機能が簡単で非常な安
価なバランサ3に分担させ、ハンドの位置決めは
自ら行い、軽量から重量にわたる多種部品の複雑
な組立作業や、加工作業を1台の安価な小形関節
形ロボツトで行うことができる。特に関節形ロボ
ツトで重量部品まで取扱えるようにすると非常に
高価になつてしまうのが上記小形関節形ロボツト
とバランサとを併合することによつて重量部品ま
で取扱える大形関節形ロボツトに比較して約半分
の価格で製造できる効果を有する。
以上説明したように本発明によれば、1台の小
形関節形ロボツトとバランサの組合せにより、軽
量部品から重量部品まで1台の小形関節形ロボツ
トで組立可能となり、多品種、少量生産の自動化
がはかれ、しかも作業の変更に対するフレキシビ
リテイも向上し、投資金額も大巾に低減させるこ
とができる作用効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の組立または加工装置の一実施
例を示す概略正面図、第2図は第1図の概略平面
図、第3図は第1図及び第2図に示す小形関節形
ロボツトを示す斜視図、第4図は第3図の正面
図、第5図は第3図に示すロボツトにおいて手首
の制御を行う制御系を示した図、第6図は第3図
に示すロボツトにおいて前腕の先端に取付けられ
た手首を具体的に示した断面図、第7図は第1図
及び第2図に示すバランサを具体的に示した構成
図、第8図は小形関節形ロボツトとバランサとを
連結した状態を示す図、第9図は第8図の主要部
分を拡大して示した図である。 符号の説明、1……小形関節形ロボツト、2,
2′……ハンド、3……バランサ、4……ハンド
ホルダ、5……移動台、6……ガイドレール、7
a……軽量部品供給ステーシヨン、7b……重量
部品供給ステーシヨン、8……重量部品、9……
組立ステーシヨン、10……作業ステーシヨン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 組立または加工作業に応じた各種のハンドを
    備えて所定の軌道上を移動する移動台上に載置さ
    れ、単独で3次元的に手首の位置及び速度制御を
    行ない得るロボツトと、前記軌道に対向する位置
    に設けられ、内部に有する回転式可変抵抗器の入
    力軸を水平方向に突出させかつ垂直方向に前記ハ
    ンドを着脱自在に取付け得るハンドホルダをアー
    ムの下端に備え前記ハンドホルダを水平方向は移
    動自在に垂直方向は動力源により移動させるバラ
    ンサと、一端を前記手首に取付けられ他端に前記
    入力軸と着脱自在に結合し得る手先を有し中間に
    前記手首と前記ハンドホルダとの垂直方向の相対
    的位置ずれを検知するセンサを備えた結合手段
    と、前記センサからの位置ずれ信号に基づき前記
    手首を回転させ前記結合手段を通して前記回転式
    可変抵抗器を回転させることにより前記駆動源を
    駆動させて前記ハンドホルダの垂直方向の位置を
    前記位置ずれ信号がなくなるように移動させる制
    御手段とから成ることを特徴とする組立又は加工
    装置。
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