JPH0126769Y2 - - Google Patents

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JPH0126769Y2
JPH0126769Y2 JP1985152688U JP15268885U JPH0126769Y2 JP H0126769 Y2 JPH0126769 Y2 JP H0126769Y2 JP 1985152688 U JP1985152688 U JP 1985152688U JP 15268885 U JP15268885 U JP 15268885U JP H0126769 Y2 JPH0126769 Y2 JP H0126769Y2
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guide
hoop material
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hoop
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JP1985152688U
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  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)
  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、例えば電気機械器具のコネクターの
ような部品が串の歯状に連なつたいわゆるフープ
材の一部に連続してメツキするフープメツキ装置
において、略直立した状態で水平方向へ走行され
るフープ材を、たるみ等が生じないでかつ略垂直
状態で水平姿勢が保たれるようにガイドするフー
プガイドに関するものである。
「従来の技術」 第4図で従来のフープガイドを説明すると、9
はメツキ槽その他の処理槽の適当な部分へ固定さ
れる水平な取付ベースで、この取付ベース9には
走行するフープ材aが側面に接する状態の鍔付き
ローラー92と、第5図で例示するようなフープ
材aの上端に形成されたパイロツト孔bのピツチ
と同ピツチで、円周方向へ等角度間隔にピン91
を植設したピン歯車90をそれぞれ回転自在に取
付け、前記ピン歯車90のピン91が前記フープ
材aの走行に伴なつて順次パイロツト孔bに掛る
ようにし、ピン歯車90のピン91でフープ材a
を吊下げる状態でフープ材aを略水平に走行する
ようガイドするものであつた。
「考案が解決しようとする問題点」 前記従来のカイドは、前記のようなピン歯車を
使用するので極めて高価になるとともに、歯車の
ピンによりフープ材を損傷し易い。また、この種
のメツキ装置では、フープ材aを構成するコネク
ター等によつてフープ材aの下端部をメツキ液に
浸す長さ(フープ材aの下端部をメツキ液に沈ま
せる深さ)が異なるのであるが、前記従来のガイ
ドは、フープ材aのメツキ槽内における走行レベ
ルを上げ下げすることができないので、フープ材
aの下端部をメツキ液に沈ませる深さの調整は、
専らメツキ槽内のメツキ液面レベルの調節によら
なければなず不便であつた。
本考案の目的は、前記のような従来のガイドの
欠点を解消したフープガイドを提供することにあ
る。
「問題点を解決するための手段」 走行するフープ材の両側面に近接して相対する
ガイドローラーのうちの一方のローラーの下端部
に前記フープ材の下端が上面に接する鍔を形成
し、走行するフープ材の上端に近接する略水平な
ガイドピンによりフープ材の浮揚を防止するよう
に構成し、前記ガイドローラーとガイドピンとを
同時に昇降させるように構成したことである。
「作用」 走行するフープ材は両側面から一対ガイドロー
ラーが近接していることにより略垂直な姿勢が保
たれ、ガイドローラーのうちの一方のガイドロー
ラーに形成された鍔と、フープ材の上端に近接す
る略水平はガイドピンとにより、フープ材が略水
平方向へ走行するように保たれる。フープ材下端
部のメツキ液面より沈む長さは、前記一対のガイ
ドローラーとガイドピンを同時に昇降させること
により調整することができる。即ち、これらを下
げればフープ材下端部のメツキ液面から沈む長さ
は長く(深く)なり、これらを上げれば前記長さ
は短かくなる。
「実施例」 第1図〜第3図は本考案の一実施例を示すもの
で、フープガイドをメツキ槽1内におけるフープ
材aの走行部位に取付けた例が示されている。
2はメツキ槽1の側壁に固定された合成樹脂製
のスライドガイドで、メツキ槽1の中央方向に開
口した略あり溝状のガイド孔21が形成されてお
り、このガイド溝21には該溝21に略適合する
合成樹脂製のスライドベース3が上下方向にスラ
イドするように挿入され、スライドガイド2の上
面にはねじ23(第3図)により蓋22が取付け
てある。
前記スライドベース3は、上端部に吊ボルト3
1が取付けられ、この吊ボルト31の前記蓋22
の上面に突出した部分にナツト32をねじ合せ
て、前記蓋22へ吊下げられており、ナツト32
を回すことにより前記スライドベース3を昇降さ
せ、スライドガイド2へ所望の高さ位置で固定で
きるようにしている。スライドガイド2へスライ
ドベース3を所望の高さ位置で固定できるように
するには、前記のような吊ボルトナツト31,3
2に代えて、スライドガイド2へ図示しないねじ
孔を開け、このねじ孔に押ねじをねじ込んで固定
するように構成しても実施することができる。
スライドベース3の下端部には、合成樹脂製の
水平ベース4がメツキ槽1内におけるフープ材a
の走行部位へ水平に張出されており、水平ベース
4には、走行するフープ材aの両側面に近接して
相対する状態に一対のガイドローラー5,6が回
転自在に直立されており、その一方のローラー6
の下端部には、フープ材aの下端がその上面に接
する鍔60が形成されている。
この実施例においては、第1図及び第3図で例
示するように、水平ベース4の上面にフープ材a
の走行方向と略直角に交差するようにあり溝41
を形成し、このあり溝41内に側方よりあり溝4
1に略適合する形状の一対の鍔付きナツト42を
挿入し、それぞれの鍔付きナツト42へ各ガイド
ローラー5,6の軸51,61の下端に形成され
たボルト部52,62をそれぞれねじ込んで、ロ
ーラ5,6を前記水平ベース4へ取付けており、
前記ローラー5,6の軸51,61を弛め、鍔付
きナツト42をあり溝41に沿つて側方へずらせ
ることにより、ガイドローラー5,6の間の間隔
をフープ材aに合せて調整できるように構成して
いる。
7はスライドベース3の表面にスライド自在に
取付けられた合成樹脂製のピン付きベースであつ
て、このピン付きベース7には上下方向に長孔7
1を形成し、この長孔71よりスライドベース3
に形成されたねじ孔33に蝶ボルト72をねじ込
むことにより、ピン付きベース7をスライドベー
ス3に固定している。
8はガラスや陶磁製材料等の耐摩耗性部材で形
成された略水平なガイドピンで、前記フープ材a
の上端に近接する位置において、前記ピン付きベ
ース7の下端部分に植設されている。このガイド
ピン8は、前記蝶ボルト72を弛めてピン付きベ
ース7をスライドさせることにより、フープ材a
の高さに応じその高さ位置を調整することができ
るようになつている。
前記ピン付きベース7は、水平ベース4の第2
図右上部分に図示しないブラケツト等を設け、該
ブラケツト等へスライド自在に取付けてもよい。
前記実施例のフープガイドは、走行するフープ
材aの両面に近接するガイドローラー5,6によ
り、走行中のフープ材aの姿勢を略垂直に維持さ
せ、一方のローラー6の鍔60とガイドピン7に
よつてフープ材aの水平方向への姿勢を維持させ
ながらフープ材aをガイドするのであり、また、
例えば第3図cで示すメツキ液面よりフープ材a
の沈む部分の長さを短かくする場合は、ナツト3
2を回してスライドベース3を上昇させることに
より、ガイドローラー5,6、ガイドピン8を同
時に上昇させ、逆の場合はナツト32を前記とは
反対に回してガイドローラー5,6、ガイドピン
8を同時に下降させることにより調整する。
「考案の効果」 本考案に係るフープガイドは、従来のようにピ
ン歯車を使用するものではないのでより安価で提
供することができ、フープ材も損傷させることが
ない。また、フープ材下端部のメツキ液面より沈
む長さは、一対のガイドローラーとガイドピンを
同時に昇降させることにより調節することができ
るから、フープ材のメツキ液面より沈む長さの調
整は、メツキ液面レベルの調節のみによらずに実
現できて便利であり、前記調整がより簡単にな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るフープガイドの一例を示
す一部破断正面図、第2図は第1図矢印A−Aに
沿う断面図、第3図は第2図矢印B−Bに沿う断
面図、第4図は従来のフープガイドの断面図、第
5図はフープ材の一部正面図である。 主要図中符号の説明、2はスライドガイド、2
1は略あり溝状のガイド溝、22はスライドガイ
ドの蓋、3はスライドベース、31は吊ボルト、
32はナツト、4は水平ベース、5,6はガイド
ローラー、61は鍔、7はピン付きベース、8は
ピン、aはフープ材である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. メツキ液槽の適所にスライドガイドを垂直に設
    け、このスライドガイドに水平ベースを側方に張
    出したスライドベースをスライド自在に取付け、
    このスライドベースを前記スライドガイドの所望
    の高さ位置に固定できる如く構成し、幅方向を直
    立した姿勢で水平方向へ走行するフープ材の両側
    面に近接して相対する一対のガイドローラーを、
    前記水平ベースへ回転自在に直立させ、該ガイド
    ローラのうちの一方のローラーの下端へ前記フー
    プ材の下端が上面に接する状態に鍔を形成し、ほ
    ぼ水平姿勢で前記フープ材の上端へ近接する状態
    の耐摩耗性部材よりなるガイドピンが取付けられ
    たピン付きベースを、前記スライドベース又は水
    平ベースへ垂直方向にスライド可能に取付けたこ
    とを特徴とする、フープメツキ装置におけるフー
    プガイド。
JP1985152688U 1985-10-06 1985-10-06 Expired JPH0126769Y2 (ja)

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JP1985152688U JPH0126769Y2 (ja) 1985-10-06 1985-10-06

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JP1985152688U JPH0126769Y2 (ja) 1985-10-06 1985-10-06

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Publication Number Publication Date
JPS6264774U JPS6264774U (ja) 1987-04-22
JPH0126769Y2 true JPH0126769Y2 (ja) 1989-08-10

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5147336U (ja) * 1974-10-05 1976-04-08
JPS5918738B2 (ja) * 1979-06-21 1984-04-28 インターナシヨナル ビジネス マシーンズ コーポレーシヨン 割込みシステム

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5918738U (ja) * 1982-07-27 1984-02-04 上村工業株式会社 板状ワ−クの連続めつき用搬送装置

Patent Citations (2)

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JPS5147336U (ja) * 1974-10-05 1976-04-08
JPS5918738B2 (ja) * 1979-06-21 1984-04-28 インターナシヨナル ビジネス マシーンズ コーポレーシヨン 割込みシステム

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Publication number Publication date
JPS6264774U (ja) 1987-04-22

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