JPS5918738B2 - 割込みシステム - Google Patents

割込みシステム

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JPS5918738B2
JPS5918738B2 JP55060769A JP6076980A JPS5918738B2 JP S5918738 B2 JPS5918738 B2 JP S5918738B2 JP 55060769 A JP55060769 A JP 55060769A JP 6076980 A JP6076980 A JP 6076980A JP S5918738 B2 JPS5918738 B2 JP S5918738B2
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JP
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interrupt
instruction
latch
link
register
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JP55060769A
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ジヨエル・シ−・ライニガ
フロイド・ア−ル・ブリス
ピ−タ−・テイ・フエアチヤイルド
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International Business Machines Corp
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International Business Machines Corp
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Publication date
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Publication of JPS5918738B2 publication Critical patent/JPS5918738B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/46Multiprogramming arrangements
    • G06F9/48Program initiating; Program switching, e.g. by interrupt
    • G06F9/4806Task transfer initiation or dispatching
    • G06F9/4812Task transfer initiation or dispatching by interrupt, e.g. masked
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/30Arrangements for executing machine instructions, e.g. instruction decode
    • G06F9/38Concurrent instruction execution, e.g. pipeline or look ahead
    • G06F9/3861Recovery, e.g. branch miss-prediction, exception handling

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  • Software Systems (AREA)
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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔本発明の技術分野〕 本発明はコンピュータ・システム及びプリフニツチ・マ
イクロプロセッサ・システムのための割込み機構に関し
、具体的には不成功ブランチ命令に加えて読出し命令及
び書込み命令に続き割込みを処理することができる割込
みシステムに関する。
〔背景の技術〕外部の源及びマイクロプロセツサ間の通
信は、典型的にはその外部源及びマイクロプロセツサに
よつて制御される。
マイクロプロセツサ・システムの1つの形式は、命令プ
リフエツチ形マイクロプロセツサであり、その場合、マ
イクロプロセツサはマイクロ命令を1又は2サイクルで
処理する。マイクロ命令が記憶装置からフエツチされる
場合、現在の命◆の実行中次のマイクロ命令がフエツチ
されるように行なわれる。そのようなプリフエツチ形マ
イクロプロセツサ・システムにおいて、外部源からの割
込みは、典型的には或る種の命令の間マスク又は禁止さ
れた。
マイクロプロセツサ命令は演算論理命令、入出力(/O
)命令、記憶読出し命令、記憶書込み命令、ブランチ命
令を含む。マイクロプロセツサ・プリフエツチ・システ
ムの性質により、これまで開発されたシステムは、記憶
読出し命令、記憶書込み命令、ブランチ命令の間、割込
みが処理されるのを禁止した。このようなシステムは、
外部1/O周辺装置からそのような割込みが生じた時、
処理が遅くなるという欠点を有した。斯て命令プリフエ
ツチの能力が効率的な割込み処理及び応答と結合した、
命令プリフエツチ・マイクロプロセツサ・システムと共
に使用することのできる割込み処理システムの必要性が
生じるに至つた。
更に、演算及び論理ユニツトの状況ビツト及びページ情
報が、割込み処理が完了するまで外部割込みの間保持さ
れ、その保存されたデータがプロセツサへ復元されるよ
うな割込みシステムの必要性が生じるに至つた。更に、
効率の少ないソフトウエアの使用をやめて外部割込みを
迅速に処理することのできる命令プリフエツチ形マイク
ロプロセツサ割込みシステムの必要性が生じるに至つた
。〔本発明の要約〕 本発明に従つて、命令プリフエツチ形マイクロプロセツ
サのための割込みシステムが提供される。
この割込みシステムは、サイクル動作するマイクロプロ
セツサとデータ及び命令を記憶する記憶ユニツトとを含
むデータ処理システムで実施される。プロセツサは、ペ
ージ情報を含む命令に応答し、且つプロセツサ・プログ
ラムの間に指定された動作を実行するようにアクセスさ
れる。プロセツサは関連した状況ビツトを有する演算論
理ユニツトを含む。複数の周辺装置から来てプロセツサ
によつて受取られた割込み要求を処理するため、プロセ
ツサと関連した割込み装置が設けられている。システム
はプリフエツチ・モードで動作する。即ち、その場合、
現在の命令が実行されている間に、次に続く命令のアド
レスが記憶ユニツトからフエツチされる。割込みシステ
ムは、一連の命令中プリフエツチされるべき次の命◆の
アドレスを保持するため、記憶ユニツトへ接続された命
令アドレス・レジスタを含む。記憶アドレス・レジスタ
が設けられている。これは現在の命令の実行中次に続く
命令のアドレスを保持するため命令アドレス・レジスタ
及び記憶ユニツトへ接続されている。複数の周辺装置の
1つから割込み要求を受取つてそれを記憶する第1のラ
ツチが設けられている。第2のラツチが記憶ユニツトへ
接続されており、これはマイクロプロセツサからの命令
によつて制御される。複数の周辺装置の1個から割込み
要求が生じた時、割込みリンク・レジスタは命令アドレ
ス・レジスタの値及びページ情報及び演算論理ユニツト
の状況ビツトを記憶する。更に、システムは割込み要求
が第1ラツチによつて記憶された後の最初のサイタルの
間にプリフエツチされるべき次の命令へ命令アドレス・
レジスタが更新されるのを禁止するため、第1及び第2
ラツチへ接続された割込み回路を含む。成功ブランチ動
作の完了まで割込み回路の動作を禁止するため、第1及
び第2ラツチに接続され、命令アドレス・レジスタに記
憶された次の命令から生じる成功ブランチ動作に応答す
る回路が設けられている。更に、第1及び第2ラツチに
接続され、記憶ユニツトにデータが記憶されたことに応
答して、データ記憶サイクルの完了まで、割込み回路の
動作を禁止する回路が設けられている。本発明の他の特
徴に従えば、割込み回路は、マイクロプロセツサの次の
サイクルで使用する割込みアドレスを記憶アドレス・レ
ジスタへ強制して、記憶ユニツトから割込みルーチン中
の最初の命令をアクセスできるようにする。
更に、割込み回路は、プロセツサによつて割込みが実行
された時に存在する命令アドレス、ページ値、演算論理
ユニツトの状況ビツトを割込みリンク・レジスタ中に保
存させ且つ復元させる。更に、割込み回路は、ページ情
報及び演算論理ユニツトの状況ビツトをゼロヘリセツト
させ、且つ固定したアドレスを命令アドレス・レジスタ
へ強制する。〔実施例の説明〕 第1図を参照すると、そこには命令プリフエツチ・マイ
クロプロセツサの主たるデータ・フロー素子及びその接
続態休が示される。
小さな例外を除けば、この図に示されるマイクロプロセ
ツサ構成は米国特許第4038642号の第17図に示
されるものと同じである。マイクロプロセツサは10で
示され、プログラム命令及びデータを記憶する主記憶ユ
ニツト12を含む。プログラムは、主記憶ユニツト12
から順次にその命令を読出し、これらの命令を1時に1
個宛線16を介して命令レジスタ14へ置くことによつ
て実行される。マイクロプロセツサ10は命令レジスタ
14へ16ビツト命令を入れることによつて制御される
。その命令のビツトO〜2は命令モードを限定する。モ
ード0,1,2は演算及ひ論理命令のために使用される
。モード3は入出力命令のために使用される。記憶装置
の読出し書込み命令は2つのサイクルを必要とし、モー
ド4及び5を利用する。モード6及び7はブランチ命令
のために使用される。命令レジスタ14にある16ビツ
ト命◆の命令コード部分は、マイクロプロセツサ10内
で必要な制御信号を発生するためデコーダ18によつて
利用される。クロツク・タイミング発生器20は発振器
22によつて駆動され、デコーダ18へクロツク信号を
与える。成功ブランチ(Succesfulbranc
h)形の命令を除いて、次の命令のアドレスは命令アド
レス・レジスタ(IAR)24中に存在する。
命令レジスタ14中の現命令の実行中、IAR24中の
次の命令アドレスは線28を介して記憶アドレス・レジ
スタ(SAR)26へセツトされる。それは線30を介
して主記憶ユニツト12中の次の命令をアドレスするた
めである。命令レジスタ14は線31を介してSAR2
6へ接続される。SAR26中のアドレスは現命令の実
行中主記憶ユニツト12へ転送され、次の命令のプリフ
エツチに利用される。換言すれは、次の命令は現命令が
実行されている同じサイクルでフエツチされる。SAR
26中のアドレスが線30を介して主記憶ユニツト12
へ転送される時、そのアドレスは線34を介して増進器
32によつて増進される。増進されたアドレスはAR2
4へセツトされ、次に続く命令のアドレスをその中に形
成する。もし成功ブランチ形の命令が命令レジスタ14
中にセツトされていれば、次の命令をフエツチするため
、命令レジスタ14、命令によつてアドレス可能なデー
タ・アドレス・レジスタ(DAR)40又は補助データ
・アドレス・レジスタ(AUXDAR)60から線42
を介してSAR26へブランチ・アドレスが与えられる
もし元のブランチ点への戻りが後に望まれるならば、こ
の時点で、AR24の内容が線48を介してリンク1レ
ジスタ46へ置かれる。それはブランチが生じたプログ
ラム地点に続く次の命令へ後に戻ることを可能にするた
めである。リンク2レジスタ50が線52を介してリン
ク1レジスタ46へ接続される。リンク3レジスタ54
は線56を介してリンク2レジスタ50へ接続される。
リンク2レジスタ50及びリンク3レジスタ54は、複
数のブランチ・アドレスを記憶する手段となる。主記憶
ユニツト12からデータを読出し又はそこへデータを書
込むため、記憶ユニツトのアドレス(記憶アドレス)は
DAR4O又はAUXDAR6Oから得られる。
これらは線62及び64を介して相互に接続される。D
AR4O又はAUXDAR6Oの適当な1つからの記憶
アドレスは、線42を介してSAR26へセツトされる
。同時に、この記憶アドレスは線66を介して増進器3
2によつて増進され、増進されたアドレスはDAR4O
及びAUXDAR6Oの1つへ戻されてよい。増進され
ないアドレスはそのDARから得られたのである。従つ
て、DAR4O及びAUXDAR6Oは、IAR24が
命令のためにアドレス機能を与えるのと同じように、デ
ータのためにアドレス機能を与えることが分る。マイク
ロプロセツサ10は3本の主たるバスを介して外部源と
通信する。これらのバスはデータ・バス・イン(DBI
)70、データ・バス・アウト(DBO)72、アドレ
ス・バス・アウト(ABO)74である。アドレス・バ
ス・アウト74は命令レジスタ14から複数ビツト・コ
ードを与える。このコードは、データ・バス・イン70
上に置かれるデータを有する外部レジスタ又は回路素子
、又はデータ・バス・アウト72上に存在するデータを
受取る外部レジスタ又は回路素子を選択するために使用
される。データ・バス・イン70から受取られた入来デ
ータはAレジスタ76及ひBレジスタ78へセツトされ
る。
次いで、Aレジスタ76及びBレジスタ78にセツトさ
れたデータは、バス80を介して主記憶ユニツト12へ
直接に与えられるか、線84及び86を介して演算論理
ユニツト(ALU)82へ与えられることによつて最終
的に線90を介して局部記憶ユニツト88へ与えられて
よい。局部記憶ユニツト88はアドレス可能なワーキン
グ・レジスタのスタツクであつて、マイクロプロセツサ
10によつて処理されているデータ又はオペランドを一
時的に保持する。局部記憶ユニツト88は、線94を介
して命令レジスタ14に存在している命令の適当なアド
レス・フイールドによつてアドレスされる。典型的なR
R形式の動作については、命◆は局部記憶ユニツトの2
つのアドレス・フイールドを含む。それらのアドレス・
フイールドの各々は、動作に関与する2つのオペランド
の各々に対応する。局部記憶ユニツト88中に含まれる
データ又はオペランドは、線100を介してアセンブラ
回路98へ読出され、線102及び104を介してAレ
ジスタ76又はBレジスタ78へセツトされる。
命令レジスタ14は線106を介してアセンブラ98へ
接続される。アセンブラ98は前記の米国特許や特開昭
54−18640号公報にも記載されているように、複
数の入力のうちの選択された入力を通過させるマルチプ
レクサとして働く。例えば算術加算命令の場合、Aレジ
スタ76の内容はALU82によつてBレジスタ78の
内容へ加算され、その結果は局部記憶ユニツト88へ戻
される。他方、命令レジスタ14の適当な命令によつて
、Aレジスタ76及びBレジスタ78の内容はデータ・
バス・アウト72の上に置かれ、マイクロプロセツサ1
0が接続されているハードウエアのレジスタへ転送され
ることができる。更に、Aレジスタ76及びBレジスタ
78の内容は、適当な命令によりパス80を介して主記
憶ユニツト12へ転送されてよい。データが主記憶ユニ
ツト12から読出される時、それはアセンブラ98を介
してAレジスタ76及びBレジスタ78へ与えられる。
次いでデータはALU82を介して局部記憶ユニツト8
8へ与えられるか、データ・バス・アウト72上に置か
れてよい。命令レジスタ14へセツトされた各々の命令
は命令コード・フイールドを含む。
この命令コードは、線110を介してデコーダ18へ与
えられる。デコーダ18は線112を介してクロツク・
タイミング発生器20からT。−Tllクロツク・タイ
ミング信号を受取る。デコーダ18は命令コードを解読
し、適当な時点に各種のデータ・フロー制御ゲート及び
適当なレジスタへ適当な制御信号を与える。それは、そ
の特定の命令のために、マイクロプロセツサ10中でデ
ータ又はオペランドの所望の移動が起るようにするため
である。適当な場合、デコーダ18は適当な信号をAL
U82へ与え、加算、減算又はその他の論理機能を実行
するように命じる。ALU82に関連してALU状況ラ
ツチ120,122,124が線126を介してALU
82へ接続される。
ALU状況ラツチ120,122,124は、桁上げつ
き加算が必要である場合、4ビツトより多いビツトによ
つて表わされた数の加算を可能とし、ALU82の動作
の結果をテストしてブランチ命令をとらせる機構を与え
る。デコーダ18は線148を介してブランチ・アンド
・リンク命令を発生し、線150を介してリターン命令
を発生し、線152を介して割込み能動命令を発生する
。これらの命令は全てプロセツサ割込み処理論理制御回
路140へ印加される。デコーダ18は線160を介し
てページ・ラツチ162へ命令を発生する。ページ・ラ
ツチ162はビツトD,I,Xl,X2,X3,X4,
X5を有する〇ベージ・ラツチ162は線163を介し
て出力をリンク1レジスタ46へ印加する。本発明の重
要な特徴は、後に第2図を参照して説明するプロセツサ
割込み処理論理制御回路140である。
プロセツサ割込み処理論理制御回路140は、マイクロ
プロセツサ10と関連した周辺装置(図示せず)から線
142を介して外部割込み要求信号を受取る。
プロセツサ割込み処理論理制御回路140は、発振器2
2から線144を介して入力を受取り、クロツク・タイ
ミング発振器20から線146を介して入力を受取る。
ページ・ラツチ162及びALU状況ラツチ120,1
22,124の出力は線165及び166を介してAN
D回路167へ印加される。
AND回路167は、線168を介して行なわれる割込
み処理論理制御回路140の制御の下で、上記ページ・
ラツチ及びALU状況ラツチのビツトを割込みリンク・
レジスタ(ILR)170へセツトする。次いで、プロ
セツサ割込み処理論理制御回路140は線164を介し
てページ・ラツチALU状況ラツチ・りセツト信号を発
生する。このりセツト信号はページ・ラツチ162及び
ALU状況ラツチ120,122,124へ印加される
。プロセツサ割込み処理論理制御回路140は、線19
0上に外部制御回路への「割込み許容」信号を発生し、
且つ線192上に「SARを記憶ロケーシヨン008へ
強制する」信号を発生する。この信号はSAR26へ印
加される。IAR24の出力は線28を介してAND回
路172へ印加される。
AND回路172は線174を介してプロセツサ割込み
処理論理制御回路140によつて発生された「IARを
割込みリンク・レジスタヘセツトする」信号を受取る。
それはAR24の内容をILRl7Oへ印加するためで
ある。割込みルーチンが完了し、マイクロプロセツサ1
0が制御をメイン・プログラムへ戻した後に、リターン
命令はILRl7Oの出力をAND回路184へ印加さ
せる。
更に、AND回路184は線186を介してプロセツサ
割込み処理論理制御回路140によつて発生された「割
込み前の状況復元」信号を受取る。AND回路184の
出力は線180を介してページ・ラツチ162,SAR
26,ALU状況ラツチ120,122,124の内容
を割込み前の値へ復元する。更に、プロセツサ割込み処
理論理制御回路140は、線194を介して「リンク・
レジスタからSARへのゲート禁止」信号を発生する。
この信号はAND回路196へ印加され、リンク1レジ
スタ46の内容が線198を介してSAR26へセツト
されるのを禁止する。第2図を参照すると、そこにはプ
ロセツサ割込み処理論理制御回路140が示される。
前述した構成要素と同じものには同じ番号が使用される
。命令レジスタ14へ割込み能動命令がロードされると
デコーダ18の動作により、線152を介して割込み能
動信号が発生され、割込み能動ラツチ212をセツトす
るためそこへ印加される。更に、割込み能動ラツチ21
2はクロツク・タイミング発生器20からT4クロツク
信号を受取る。外部割込み要求信号は線142を介して
割込み要求ラツチ214へ印加され、更に線144を介
して発振器22によつて発生されたクロツク信号がそこ
へ印加される。割込み要求ラツチ214は、例えば内部
りセツト能力を持たないデユアルD正端トリガ・フリツ
プ・フロツプより構成されていてよいO割込み要求ラツ
チ214及び割込み能動ラツチ212の出力は、線21
8及び220を介してAND回路216へ印加される。
割込み要求ラツチ214は外部割込み要求信号がない場
合でも自動的にりセツトされず、後述するりセツト信号
によつてりセツトされる。割込み要求ラツチ214をセ
ツトするため外部割込み要求信号が生じた時に、もし割
込み能動ラツチ212がセツトされなければ、割込み能
動ラツチ212をセツトするため割込み能動信号が発生
されるまで、割込み要求ラツチ214はセツトされたま
まである。AND回路216の出力は、時間T。
でクロツクされる割込み有効ラツチ226へ印加される
。更に、AND回路216の出力は、先行する動作中ク
ロツクが停止されていれば、マイクロプロセツサ10の
クロツクを再スタートさせる。このクロツクは、マイク
ロプロセツサ10が持ち状態にある間は停止されている
。割込み有効ラツチ226の出力は、T2クロツク信号
を受取るAND回路230へ印加される。
もしマイクロプロセツサ10が成功ブランチ動作を実行
していないか、メモリ・データ・サイクルを実行してい
なければ、成功ブランチ信号及びメモリ・データ・サイ
クル信号がAND回路230へ印加される。次いで、A
ND回路230の出力は、線236を介して割込みモー
ド・ラツチ232及び「次命令割込み及びIAR更新」
ラツチ234をセツトする。マイクロプロセツサ10の
モード4及びモード5の動作は、命令フエツチ及びデー
タのためのメモリ参照(フエツチ又は記憶)を必要とす
る。もしマイクロプロセツサ10がメモリ・データ・サ
イクル又は成功ブランチを実行していなければ、クロツ
ク時間T2において割込みモード・ラツチ232及び「
次命令割込み及びIAR更新」ラツチ234がセツトさ
れ、現命令が実行されている間にフエツチされている命
令は失われ、命令アドレス・レジスタ24は依然として
次の順次の命令を指すことになる。割込みモード・ラツ
チ232の出力は、線238を介して、「ブランチ及び
リンク及びリターン」制御回路240へ印加される。
割込みルーチンが完了した時、「ブランチ及びリンク及
びリターン」制御回路240は線186を介して「割込
み前状況復元」信号を発生し、且つ線194を介して「
リンク・レジスタからSARへのゲート禁止」信号を発
生する。更に、線242を介して割込みモード・ラツチ
232へ印加されるりセツト信号が[ブランチ及びリン
ク及びリターン」制御回路240によつて発生される。
「ブランチ及びリンク及びリターン」制御回路240の
詳細は第3図を参照して後に説明される。1次命令割込
み及びAR更新」ラツチ234の出力は、T6クロツク
信号を受取るAND回路246へ印加される。
もしマイクロプロセツサ10が記憶命令の第1サイクル
になければ、「記憶命+第1サイクル」信号がAND回
路246へ印加される。次いでAND回路246の出力
は、T6クロツク信号を受取る割込みサイクル・ラツチ
250をセツトする。もしマイクロプロセツサ10が記
憶動作の第1サイクルにあれば、このサイクルは完了さ
れなければならず、従つて割込みサイクル・ラツチ25
0はセツトされない。割込みサイクル・ラツチ250の
出力は線190を介して外部制御回路への「割込み許容
」信号を発生し、更にAND回路260,262,26
4,266,268へ入力を印加する。AND回路26
0はT6クロツク信号を受取つてりセツト信号を発生す
る。
このりセツト信号は線272を介して割込み有効ラツチ
226、割込み要求ラツチ214、割込み能動ラツチ2
12へ印加される0割込み能動ラツチ212はりセツト
信号が受取られた後直ちにりセツトされる。クロツク時
間TlOで、AND回路262は線174を介して「I
ARをLRへセツトする」信号を発生する。それはIA
R24の内容をILRl7Oへセツトするためである(
第1図)。クロツク時間T。でAND回路264は線1
68を介して「ページ・ラツチ及び状況ラツチのビツト
をリンク・レジスタヘセツトする」信号を発生する。ク
ロツク時間T1で、AND回路266は線164を介し
て「ページ・ラツチ及び状況ラツチのビツトをりセツト
する」信号を発生する。この信号は、ページ・ラツチ1
62及びALU状況ラツチ120,122,124へ印
加される(第1図)。クロツク時間T1〜T4で、AN
D回路268は線192を介してSAR26(第1図)
に含まれる値を主記憶ユニツト12の記憶ロケーシヨン
008の値へ強制する。第3図を参照すると、そこには
「ブランチ及びリンク及びリターン」制御回路240(
第2図)が示される。
割込みモード・ラツチ232(第2図)の出力は線23
8を介してAND回路300へ印加される。デコーダ1
8(第1図)からの「ブランチ・アンド・リンク」命令
は、線148を介してAND回路300,302,30
4へ印加される。割込み要求の後に、ブランチ・アンド
・リンク命令が最初に発生されて、クロツク時間T6に
なると、AND回路300は「ラツチ・リンク1」30
6をセツトするための出力を発生する。「ラツチ・リン
ク1」306の出力は線310を介してAND回路30
2へ印加される。クロツク時間T4で、もし第2のブラ
ンチ・アンド・リンク命令がデコーダ18(第1図)に
よつて発生されると、AND回路302は「ラツチ・リ
ンク2」312をセツトする出力を発生する。「ラツチ
・リンク2」312の出力は線314を介してAND回
路304へ印加される。クロツク時間T2で、もし第3
のブランチ・アンド リンク命令がデコーダ18(第1
図)によつて発生されると、AND回路304の出力は
「ラツチ・リンク3」316をセツトする。「ラツチ・
リンク1」306のセツト前では、クロツク時間T2及
びT4において、[ラツチ・リンク2」312及び「ラ
ツチ・リンク3」316はセツトされない。なぜならば
、これらラツチ・リンクのセツトは「ラツチ・リンク1
」306が前にセツトされたかどうかに依存しているか
らである。「ラツチ・リンク1」306,「ラツチ・リ
ンク2」312,「ラツチ・リンク3」316がセツト
された時、それらは割込みル−チッで使用されたリンク
・レジスタ(リンク1レジスタ46、リンク2レジスタ
50、リンク3レジスタ54)の数を示す(第1図)。
リターン命令が線150を介してデコーダ18によつて
発生された時(第1図)、ラツチ・リンクの内容が質問
される。
タロツク時間T2で、もし割込みモード・ラツチ232
(第2図)がセツトされていて、線238上の出力がA
ND回路340へ印加され、「ラツチ・リンク1」30
6がセツトされていなくて、その出力が線336を介し
てAND回路340へ印加され、リターン命令信号が存
在して、それが線150を介してAND回路340へ印
加されるならぱ、AND回路340は線186を介して
「割込み前状況復元」信号を発生する。タロツク時間T
4でもし「ラツチ・リンク1」306,「ラツチ・リン
ク2」312,「ラツチ・リンク3」316がセツトさ
れていなけれは、AND回路342は線242を介して
割込みモード・ラツチ232へのりセツト信号を発生す
る(第2図)。「ラツチ・リンク1」306,「ラツチ
・リンク2」312,「ラツチ・リンク3」316をり
セツトするためには、デコーダ18によつて発生された
リターン命令信号が、線150を介してAND回路32
2,324,330へ印加される。
クロツク時間T6で、もし「ラツチ・リンク2」312
がセツトされておらず、リンク2レジスタ50及びリン
タ3レジスタ54(第1図)が現在割込みルーチンによ
つて使用されていないことが示されると、AND回路3
22の出力は線326を介してりセツト信号を発生する
。それは、「ラツチ・リンク1」306をりセツトする
ためである。クロツク時間T8で、もし「ラツチ・リン
ク3」316が前にセツトされておらず、リンク3レジ
スタ54(第1図)が現在割込みルーチンによつて使用
されていないことが示されると、AND回路334の出
力は線328を介して「ラツチ・リンク2」312をり
セツトする。クロツク時間TlOで、リターン命令が線
150を介してAND回路330へ印加されると、AN
D回路330はりセツト信号を発生し、そのりセツト信
号は線332を介して「ラツチ・リンク3」316へ印
加される。それによつて「ラツチ・リンク3」316は
りセツトされる。「ラツチ・リンク1」306の出力は
線336を介してAND回路338へ印加される。AN
D回路338は、線238を介して割込みモード・ラツ
チ232(第2図)の出力を受取り、線150を介して
リターン命令信号を受取る。もし「ラツチ・リンク1」
306がりセツトされていれば、AND回路338は線
1.94を介して「リンク・レジスタからSAR′\の
ゲート禁止」信号を発生する。従つて、「ブランチ及び
リンク及びリターン」制御回路240(第3図)は、「
ラツチ・リンク1」306,「ラツチ・リンク2」31
2,「ラツチ・リンク3」316をセツトすることによ
つて、受取られた「ブランチ・アンド・リンク」命令の
数をカウントするように機能することが分る。
リターン命令が与えられると、「ラツチ・リンク1」3
06,「ラツチ・リンク2」312,「ラツチ・リンク
3」316は後続するリターン命令でりセツトされる。
この構成によつて、無限の数のブランチ・アンド・リン
ク命令及びリターン命令を実行することができる。「ブ
ランチ及びリンク及びリターン」制御回路240は、ブ
ランチ・アンド・リンク命令の数がリターン命令の数よ
りも3を越えて大きくならない限り、セツトされた「ラ
ツチ・リンク月306,[ラツチ・リンク2」312,
「ラツチ・リンタ3」316の数をカウントする。ブラ
ンチ・アンド・リンク命令の数がリターン命令の数に等
しい時、リンク1レジスタ46、リンク2レジスタ50
、リンク3レジスタ54(第1図)は割込みルーチンの
始めに主記憶ユニツト12に記憶されたデータを再びロ
ードされることができる。「ラツチ・リンク1」306
,「ラツチ・リンク2」312,「ラツチ・リンク3」
316の全てがりセツトされると、次のリターン命令は
ILRl7O(第1図)の内容を、情報が最初に置かれ
ていたマイクロプロセツサ10のページ・ラツチ162
,ALU状況ラツチ120,122,124,SAR2
6(第1図)へセツトせしめる。
次いで、マイクロプロセツサ10は割込みが生じたプロ
グラム地点で処理を再開する。従つて、リンク1レジス
タ46、リンク2レジスタ50、リンク3レジスタ54
は割込みルーチン中で再び使用されることができる。こ
れらレジスタへのロードは、割込みルーチン中でブラン
チ・アンド・リンク命令及びリターン命令の数を計数す
る「ブランチ及びリンク及びリターン」制御回路240
の動作に影響を及ぼさない。本発明の動作を要約すると
、マイクロプロセツサ10に関連した周辺装置から、外
部割込み要求信号によつて割込みが生じると、命令アド
レス・レジスタ(IAR)24の内容、ページ・ラツチ
162に記憶されたページ情報、及びALU状況ラツチ
120,122,124中のALU状況ビツトが保存さ
れ割込みリンク・レジスタ(ILR)170(第1図)
へセツトされる。
割込みモード又は割込みサブルーチン中で、ブランチ・
アンド・リンク命令を実行できることが望ましいので、
リンク1レジスタ46、リンク2レジスタ50、リンク
3レジスタ54の内容が保存され、これらレジスタが空
にされなければならない。上記の保存は、例えばリンク
記憶命令を実行することによつて達成される。割込みが
取られた時、割込みモード・ラツチ232(第2図)が
セツトされ、LRl7Oの内容がマイクロプロセツサ1
0のレジスタ及びラツチへ復元されるまでセツトされた
ままになつている。
割込み要求が発生する前には、上記情報は上記レジスタ
及びラツチへ保持されていた。リンク1レジスタ46、
リンク2レジスタ50、リンク3レジスタ54の1個又
はそれ以上にあるデータが主記憶ユニツト12(第1図
)に記憶された時、これらレジスタは割込みルーチン中
で使用されてよい。ブランチ・アンド・リンク命令が実
行されており、割込みモード・ラツチ232(第2図)
がセツトされている時、「ブランチ及びリンク及びリタ
ーン」制御回路240の動作は、「ラツチ・リンク1」
306,「ラツチ・リンク2」312,[ラツチ・リン
ク3」316(第3図)をセツトせしめ、これらはブラ
ンチ・アンド・リンク命令によつてデータを満たされた
リンク1レジスタ46、リンク2レジスタ50、リンク
3レジスタ54等の数を示す。リターン命令がデコーダ
18(第1図)を介して与えられた時、「ラツチ・リン
ク1」306,「ラツチ・リンク2」312,「ラツチ
・リンク3」316はデータを充たされたリンク1レジ
スタ46、リンク2レジスタ50、リンク3レジスタ5
4の数を示すが、それは調整されて残りのリンク1、リ
ンク2、リンク3のレジスタを示すことになる。
従つて、「ブランチ及びリンタ及びリターン」制御回路
は不定数のブランチ・アンド・リンタ命令及びリターン
命令を実行できるようにし、ブランチ・アンド・リンク
命令の数がリターン命令の数よりも3を超えて大きくな
らない限り、リンク1レジスタ46、リンク2レジスタ
50、リンク3レジスタ54等の数を決定することがで
きる。ブランチ・アンド・リンク命令の数がリターン命
令の数に等しい時、外部割込み要求を受取る前に、リン
ク1、リンク2、リンタ3のレジスタ46,50,54
は主記憶ユニツト12に記憶されたデータを再びロード
されてよい。本発明の重要な特徴は、リンク記憶命令及
びリンク・ロード命令が、リンク1、リンク2、リンク
3のレジスタ46,50,54にデータが充たされてい
ることを示す「ラツチ・リンク1」306,[ラツチ・
リンク2」312,[ラツチ・リンク3」316をセツ
トしたりりセツトしたりしないことである。
これらのラツチ・リンクがりセツトされる時、次のリタ
ーン命令は、割込みが生じる前にデータが最初置かれて
いたマイクロプロセツサ10のラツチ及びレジスタへ、
ILRl7Oの内容をセツトせしめる。次いで、マイク
ロプロセツサ10は、割込みが生じたプログラム地点に
おける処理を再開する。割込みサブルーチンの完了後、
リンク1、リンク2、リンク3のレジスタ46,50,
54は再びデータをロードされる。従つて、本発明と共
に使用されるリンク・レジスタ・システムは、マイクロ
プロセツサの割込みモードの実行中リンク・レジスタの
記憶及び再ロードを可能にすることが分る。リンク・レ
ジスタはサブルーチンへのブランチ及びリンクのために
初期設定されることができる。ハードウエア回路は、割
込みモード中のブランチ・アンド・リンク命令の数とリ
ターン命令の数との差を決定する。リンク・レジスタ及
び割込みリンク・レジスタの双方を制御するため、1個
のリターン命令が必要である。第4図乃至第7図は本発
明の動作の各種のタイミング図を示す。
まず第4図を参照すると、そこには命令プリフエツチ・
マイクロプロセツサ・システムの通常のサイクル動作が
示される。例えば命+Nの実行中、命+N+1は主記憶
ユニツト12(第1図)の如きメモリからフエツチされ
つつある。命令Nが完了すると、命令アドレス・レジス
タ(IAR)24は命+N+2を指示する。同様に、命
+N+1の実行中、命+N+2がフエツチされつつある
。命令N+1が完了すると、命令アドレス・レジスタは
命令N+3のアドレスヘセツトされる。第5図は、割込
みが能動化され命令Nの間に割込みが生じるか、前に割
込みが発生して命令Nが割込み能動命令である時のタイ
ミング・シーケンスを示す。
割込み要求は割込み要求ラツチ214(第2図)によつ
て受取られる。デコーダ18(第1図)は、命令Nの実
行中に割込み能動ラツチ212(第2図)に印加される
べき割込み能動信号を発生する。命令アドレス・レジス
タ(IAR)24は命令N+1へセツトされており、こ
の命令は主記憶ユニツト12からフエツチされつつある
。もしマイクロプロセツサ10が持ち状態にあれば、A
ND回路216によつて割込み能動ラツチ212の出力
とAND結合された割込み要求ラツチ214の出力は、
システム・クロツクを開始する。外部割込み要求信号は
割込み要求ラツチ214(第2図)へ入れられ、各マイ
クロプロセツサ・サイクルの間に発振器22(第1図)
によつてサンプルされる。そして第5図に示されるよう
に、それは命令Nの初期に生じてよい。次いで有効な割
込み要求信号が発生され、割込み有効ラツチ226へラ
ツチされる。次いで命+N+1が実行されるが、「次命
令割込み及びIAR更新」ラツチ234(第2図)の動
作によつて、サイクルN+1の終りにおけるIAR24
の更新は禁止される。サイクルN+2の始めに、固定し
た割込み記憶アドレスが主記憶ユニツト12へ送られる
。それは割込みルーチン内の最初の命令をフエツチする
ためである。割込みルーチン内の最初の命令のフエツチ
は、割込み要求が受取られた後1サイクル以内で起るが
、これは本発明の重要な特徴であつて、本発明の迅速性
及び効率性を示すものである。更に、命令サイクルN+
2の間に、ALU状況ラツチ120,122,124中
に記憶されたALU状況ビツト、ページ・ラツチ162
の内容、IAR24の内容(命令アドレスN+2)がI
LRl7Oへ記憶される。更に、命+N+2は無動作(
NO一0PERATI0N)へ強制される。命令サイク
ルN+3の間に、割込みルーチン中の最初の命令が実行
される。第5図において、命+N+1が成功ブランチで
あつた場合には、命+N+1の終りにIAR24を更新
する必要がある。
そのため、命令Nの実行中に受取られた割込み要求の処
理は、1サイクルだけ又は非成功ブランチ若しくは他の
命令が実行されるまで延期される。成効ブランチの場合
は、第2図のAND回路230が付勢されないので、ラ
ツチ232及び234はりセツトされたままであり、こ
れによりIAR24の更新及び割込み処理の延期が可能
になる。割込み処理はデータ・フエツチ命令及びデータ
記憶命令の実行によつても延期される。
この様子を第6図及び第7図に示す。前述のように、こ
れらの命令は2サイクル、即ちデータをフエツチ又は記
憶するためのサイクルと、命令をフエツチするためのサ
イクルとを必要とする。まず第6図を参照しながらデー
タ・フエツチの場合について説明する。第6図において
は、データ・フエツチ動作はサイクルN+1(データ・
フエツチ・サイクル)及びサイクルN+2(命令フエツ
チ・サイクル)で行なわるが、データ・フエツチ命令自
体は1つ前のサイクルNの間にプリフエツチされている
このサイクルの間に割込み要求があると第2図の割込み
要求ラツチ214がセツトされる。このとき割込み能動
ラツチ212がセツトされていれば、次のT。クロツク
信号によつて割込み有効ラツチ226がセツトされる。
サイクルN+1の間に割込み要求があつた場合も同様で
ある。しかしながら、サイクルN+1はデータ・フエツ
チ・サイクルであるから、AND回路230は付勢され
ず、従つてラツチ232及び234はサイクルN+1の
間はセツトされない。サイクルN+1が終つてサイクル
N+2に入ると、最早メモリ・データ・サイクルではな
いからラツチ232及び234が共にセツトされ、かく
してIAR24の更新が禁止される。更に、割込みサイ
クル・ラツチ250もセツトされるので、サイクルN+
3及びN+4では第5図中の命令N+2及びN+3が各
々実行されることになる。第6図の場合は、割込みルー
チンにおける最初の命令は、割込み要求がサイクルN及
びN+1の何れで生じたかに関係なくサイクルN+4で
実行されていたが、第7図のデータ記憶の場合はそれと
は少し異なつている。
まずサイクルNの間に割込み要求が生じたとする。前と
同じく割込み要求ラツチ214がセツトされるが(割込
み能動ラツチ212はセツトされているとする)、次の
サイクルN+1は命令フエツチ・サイクルであつてデー
タ・サイタルではないから、今回はAND回路230が
付勢され、従つてサイクルN+1の間にラツチ232及
び234が共にセツトされて、IAR24の更新が禁止
される。しかしながら、サイクルN+1は記憶命令の第
1サイクルであるから、AND回路246は付勢されず
、従つて割込みサイクル・ラツチ250はまだセツトさ
れない。これは次のサイクルN+2がデータ記憶サイル
のためである。割込みサイクル・ラツチ250はサイク
ルN+2の間にセツトされる。後続のサイクルN+3及
びN+4は第6図と同じである。これに対して、サイク
ルN+1の間に割込み要求が生じると、ラツチ214及
び226はセツトされるが、次のサイクルN+2がデー
タ記憶サイクルのためAND回路230が付勢されない
ので、ラツチ232及び234はセツトされない。従つ
てサイクルN+2の終りにIAR24が更新され、更に
サイクルN+1でフエツチされた命令(0PX)がサイ
クルN+3で実行される。サイクルN+3はメモリ・デ
ータ・サイクルではないので、その間にラツチ232及
び234がセツトされ、それによりIAR24との更新
が禁止される。更に、割込みサイクル・ラツチ250も
続いてセツトされ)かくしてサイクルN+4の間に割込
み処理に必要な動作が行なわれる。図には示していない
が、この場合は、割込みルーチンにおける最初の命令は
サイクルN+5で実行される。従つて、本発明はもし割
込みが能動化され一連の成功ブランチ命令が生じなけれ
ば、割込みルーチン中の最初の命令が、割込み要求が発
生された後の2〜4サイクル内に生じる、非常に早い動
作システムを実現するものであることが分る。
本発明は、もしマイクロプロセツサが持ち状態又は停止
状態にあつたならば処理を起動することができる。更に
、本発明は、外部割込み要求が受取られる前に存在した
全てのページ情報を保存し、且つ割込みルーチンが完了
した時、上記のデータをマイクロプロセツサへ復元する
。更に、全てのALU状況ラツチの内容が保存され復元
される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の割込みシステムを組込んだデイジタル
・データ処理システムの略図、第2図は第1図に示され
るプロセツサ割込み処理論理制御回路の詳細プロツク図
、第3図は第2図に示される「ブランチ及びリンク及び
リターン」制御回路の詳細論理図、第4図は命令プリフ
エツチ・マイクロプロセツサの動作を要約したタイミン
グ図、第5図は強制された無命令動作の命令サイクルの
動作を要約したタイミング図、第6図はデータ・フエツ
チ命令の動作を要約したタイミング図、第7図はデータ
記憶命令の動作を要約したタイミング図である。 10・・・・・・マイクロプロセツサ、12・・・・・
・主記憶ユニツト、14・・・・・・命令レジスタ、1
8・・・・・・デコーダ、20・・・・・・クロツク・
タイミング発生器、24・・・・・・命令アドレス・レ
ジスタ、26・・・・・・記憶アドレス・レジスタ、8
2・・・・・・演算論理ユニツト、140・・・・・・
プロセツサ割込み処理論理制御回路、170・・・・・
・割込みリンク・レジスタ、212・・・・・・割込み
能動ラツチ、214・・・・・・割込み要求ラツチ、2
26・・・・・・割込み有効ラツチ、232・・・・・
・割込みモード・ラツチ、234・・・・・・「次命令
割込み及びIAR更新」ラツチ、240・・・・・・[
ブランチ及びリンク及びリターン」制御回路、250・
・・・・・割込みサイクル・ラツチ、306・・・・・
・ラツチ・リンク1,312・・・・・・ラツチ・リン
ク2,316・・・・・・ラツチ・リンク3。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 データ及び命令を記憶する記憶ユニット(例えは第
    1図の12)と、該記憶ユニットから次にフェッチすべ
    き命令のアドレスを保持し且つ該アドレスの更新が可能
    な命令アドレス・レジスタ(例えば第1図の24)とを
    具備し、現命令の実行中に前記命令アドレス・レジスタ
    を用いて次の命令が前記記憶ユニットからフェッチされ
    るようになつているマイクロプロセッサにおいて、外部
    からの割込み要求の処理のために下記の(イ)乃至(ト
    )を設けたことを特徴とする割込みシステム。 (イ)前記割込み要求があつたときにセットされる第1
    ラッチ(例えば第2図の214)。(ロ)前記マイクロ
    プロセッサ内において割込みが許されているか否かを示
    す第2ラッチ(例えば第2図の212)。 (ハ)割込みが可能なときに前記第2ラッチをセットす
    る手段(例えは第1図及び第2図の18)。 (ニ)前記第1ラッチ及び前記第2ラッチが共にセット
    されていたときに次のサイクルで前記命令アドレス・レ
    ジスタの更新を禁止する割込み手段(例えば第2図の2
    34)。(ホ)命令実行により成功ブランチ動作が表示
    されたとき又は前記記憶ユニットのアクセスがデータの
    ためのものであることが表示されたときに前記割込み手
    段の動作を禁止する手段(例えば第2図の230)。 (ヘ)割込み処理時に前記命令アドレス・レジスタの内
    容を保管する割込みリンク・レジスタ(例えば第1図の
    170)。 (ト)前記割込み手段の出力に応答して前記命令アドレ
    ス・レジスタの内容を前記割込みリンク・レジスタへ保
    管させると共に所定の割込みアドレスを前記記憶へ供給
    する手段(例えば第2図の250、262及び268)
JP55060769A 1979-06-21 1980-05-09 割込みシステム Expired JPS5918738B2 (ja)

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JPS5918738B2 true JPS5918738B2 (ja) 1984-04-28

Family

ID=21968099

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JP55060769A Expired JPS5918738B2 (ja) 1979-06-21 1980-05-09 割込みシステム

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US (1) US4279016A (ja)
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