JPH01267388A - 自吸式キャンドモータポンプの熱交換器 - Google Patents

自吸式キャンドモータポンプの熱交換器

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JPH01267388A
JPH01267388A JP9174588A JP9174588A JPH01267388A JP H01267388 A JPH01267388 A JP H01267388A JP 9174588 A JP9174588 A JP 9174588A JP 9174588 A JP9174588 A JP 9174588A JP H01267388 A JPH01267388 A JP H01267388A
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JP
Japan
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casing
self
heat exchanger
liquid
pump
Prior art date
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Application number
JP9174588A
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English (en)
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JPH0515920B2 (ja
Inventor
Hisae Kawamura
川村 久栄
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Nikkiso Co Ltd
Original Assignee
Nikkiso Co Ltd
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Publication date
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自吸式キャンドモータポンプの熱交換器に係り
、特にケーシングに取扱液による再循環回路の一部に熱
交換器を設置し、その内部に冷媒を流すことによりポン
プケーシング内の液温を下げて前記液中の蒸気圧を低下
させ、自吸性能を向上させる自吸式キャンドモータポン
プの熱交換器に関する。
〔従来の技術〕
一般に、自吸式ポンプは、長時間ポンプ運転を停止した
場合でも、つねに吸込口までケーシング内の液レベルが
保たれており、ボンプ運転を開始するとケーシングおよ
び吸込管内の空気は吐出側に送られて、比較的短時間内
に吸液、吐出を行うことのできるポンプとして知られて
いる。
このような従来の自吸式ポンプとして、第3図に示すよ
うに構成されな自吸式キャンドモータポンプが知られて
いる。すなわち、第3図において、参照符号10はケー
シングを示し、このケーシング10には、インペラ12
を設けたポンプ室14内に連通ずる吸込口である吸込管
部16と、吐出口である吐出管部18とを備え、前記イ
ンペラ12はモータ部20のロータ軸22の延長端部に
取付けられている。一方、モータ部20は固定しである
ステータ組立24と回転子であるロータ組立26とから
なり、前記ロータ軸22は夫々前部ベアリング28と後
部ベアリング30とにより支承され、ロータ組立26の
両端部に夫々前部ロータ室32と後部ロータ室34とが
形成されている。さらに、前記吐出管部18と後部ベア
リング30の後方の部屋36とはサーキュレーションチ
ューブ38で連通接続されている。
このように構成されな自吸式キャンドモータポンプにお
いて、ケーシング10内には常に液が第3図に示すよう
に吸込口まで取扱液の液位が保たれている。
そこで、ステータ組立24が通電するとロータ組立26
が回転し、これによりロータ組立26と一体的に構成さ
れたロータ軸22端部に設けられたインペラ12が回転
し、自吸を開始する。
この場合、第3図の矢印で示す通り、ケーシング10内
においては液が循環を繰返す。
さらにキャンドモータポンプの場合はベアリングの潤滑
と、回転子および固定子の冷却のなめに循環液を必要と
する。
この循環液は、ケーシング10のポンプ吐出管部18か
ら取出され、サーキュレーションチューブ38を通過し
て後部ベアリング30後方の部屋36に流入する。さら
に、この循環液は後部ベアリング30を潤滑し、後部ベ
アリング30を流過した循環液は後部ロータ室34を経
てステータ組立24およびロータ組立26を冷却した後
、前部ロータ室32に流入する。前部ロータ室32に流
入し 1な循環液は前部ベアリング28を潤滑し、イン
ペラ12のバランスホール40を流過して1再びケーシ
ング10内に戻ってくる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、この従来の自吸式キャンドモータポンプ
は、ケーシング内において取扱液が矢印の如く循環を繰
返し撹拌熱のため、液温が上昇する。また、自吸式キャ
ンドモータポンプは電動機部分における発熱が全て、循
環液で除去されるため、液の温度上昇が顕著となる。
従って、自吸式ポンプのガス放出量よりも、ケーシング
10内のガス42の発生量が多くなり自吸不能となる難
点がある。
そこで、本発明の目的は自吸式ケーシングの再循環回路
の一部に熱交換器を設置し、その内部に冷媒を流すこと
により、自吸性能の向上を図ることのできる自吸式キャ
ンドモータポンプの熱交換器を提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
先の目的を達成するなめに、本発明の自吸式キャンドモ
ータポンプの熱交換器は、キャンドモータ部とポンプ部
とからなり、このポンプ部にそれぞれ連通する取扱液の
供給口および排出口を備えると共に内部に取扱液を貯留
するケーシングを配設し、前記ポンプ部で昇圧された取
扱液の一部を前記モータ部内を循環して前記ケーシング
に戻すなめ 前記排出口の一部と前記キャンドモータ部
の後部軸端側とを管路で連通接続して循環回路を構成し
、さらに前記ケーシング内に取扱液の流れによって形成
される再循環回路を設けてなる自吸式キャンドモータポ
ンプからなり、前記ケーシング内の再循環回路の一部に
前記ケーシング内を貫通させて熱交換器を設け、その内
部に冷媒を流過させるよう構成することを特徴とする。
なお、前記熱交換器は、単一もしくは複数の管体で構成
してもよい、また、前記熱交換器は、取扱液との接触部
が複数のフィンで構成されれば好適である。
〔作用〕
本発明に係る自吸式キャンドモータポンプの熱交換器に
よれば、ポンプ部で昇圧された取扱液の一部はキャンド
モータポンプの後部軸受部に導入され、後部軸受を潤滑
した後回転子と固定子間を流過してそれぞれ冷却し、前
部軸受に流入される。さらに前部軸受を潤滑した取扱液
はインペラのバランスホールを通過してポンプケーシン
グ内に戻る。一方、前記ケーシング内に形成される再循
環回路を循環する取扱液は熱交換器内を流過する冷媒に
よって液温を低下させ、取扱液の上昇を押さえて自吸性
能の向上を有効に達成することができる。
〔実施例〕
次に、本発明に係る自吸式キャンドモータポンプの熱交
換器の実施例につき添付図面を参照しながら以下詳細に
説明する。なお、説明の便宜上第3図に従す従来の構造
と同一部分については同一参照符号を付し、その詳細な
説明を省略する。
第1図は、本発明に係る自吸式キャンドモータポンプの
熱交換器の一実施例を示す要部断面を示すものであり、
第2図はその吸込口側から見た正面図である。
すなわち、自吸式キャンドモータポンプは第3図と同様
に構成されており、インペラ12を設けたポンプ室14
内に連通する吸込管部16と吐出管部18を設けたケー
シング10内には常時取扱液が吸込管部16の吸込口お
よび吐出管部18の吐出口近傍までその液位を保ってい
る。
そこで、ステータ組立24の通電によりインペラ12が
回転すると、前記ケーシング10内の取扱液が循環し再
循環回路が形成される。従って、この再循環回路の一部
に熱交換器を構成する管体50を前記ケーシング10内
を貫通配設する。
このように構成された熱交換器である管体50に冷却装
置(図示せず)で冷却された冷媒を通すことにより、自
吸工程を完了するまでの間にケーシング10内で蓄積さ
れた熱工゛ネルギーを除去することにより、ケーシング
10内の液温が下げられるため、液の蒸気圧の上昇を押
えることができ、自吸性能の向上を図ることができる。
しかるに、自吸式キャンドモータポンプの排気能力は次
式で表わすことができる。
V o = V s + V v    ”・(1)こ
こで、vo;自吸式ポンプの排気量 Vs ;吸込管内のガス吸気量 Vv :ポンプケーシング内の液中 の蒸気量 Voは自吸式ポンプ固有の値であり、一定となるため、 v、=VO−Vv    ・ (2) となる。
ところがvvは液温の関数で表わされ Vv=f(t) t;液温 とすると、 VB =vo   f (t )     ””  (
3)となる。
すなわち、自吸式ポンプの吸込能力を向上させるには、
ケーシング内の液温を下げてケーシング10内における
蒸気の発生量を少なくすることが必要であることが判る
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明に係る自吸式キャンドモー
タポンプの熱交換器によれば、自吸式キャンドモータポ
ンプのケーシング内に形成される再循環回路の一部に前
記ケーシング内を貫通させて熱交換器を設け、その内部
に冷媒を流過させることにより、自吸工程を完了するま
で、長時間使用してもケーシング内の温度が上昇しない
なめ、自吸高さを大幅に向上できると共に自吸時間の短
縮を図ることができる。
なお、ケーシング内を通過する管体は複数段ければより
効果的であり、また前記管体の取扱液との接触部には多
数のフィンを形成するとさらに冷却効果を向上させるこ
とができ゛る。
以上、本発明を好適な実施例について説明したが、本発
明はその思想および精神を逸脱しない範囲内において種
々の設計変更をなし得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る自吸式ポンプの熱交換器の一実施
例を示す要部断面図、第2図は前記ポンプを吸込口側か
ら見た正面図、第3図は従来の自吸式キヤンドモータポ
ンプを示す断面図である。 10・・・ケーシング 12・・・インペラ 14・・・ポンプ室 16・・・吸込管部 18・・・吐出管部 20・・・電動機 22・・・ロータ軸 24・・・ステータ組立 26・・・ロータ組立 28・・・前部ベアリング 30・・・後部ベアリング 32・・・前部ロータ室 34・・・後部ロータ室 36・・・部屋 38・・・サーキュレーションチューブ40・・・バラ
ンスホール 50・・・管体 Fl(3,2 FIo、  3 R

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)キャンドモータ部とポンプ部とからなり、このポ
    ンプ部にそれぞれ連通する取扱液の供給口および排出口
    を備えると共に内部に取扱液を貯留するケーシングを配
    設し、前記ポンプ部で昇圧された取扱液の一部を前記モ
    ータ部内を循環して前記ケーシングに戻すため 前記排出口の一部と前記キャンドモータ部の後部軸端側
    とを管路で連通接続して循環回路を構成し、さらに前記
    ケーシング内に取扱液の流れによって形成される再循環
    回路を設けてなる自吸式キャンドモータポンプからなり
    、前記ケーシング内の再循環回路の一部に前 記ケーシング内を貫通させて熱交換器を設け、その内部
    に冷媒を流過させるよう構成することを特徴とする自吸
    式キャンドモータポンプの熱交換器。
  2. (2)前記熱交換器は、単一もしくは複数の管体で構成
    される請求項1記載の自吸式キャンドモータポンプの熱
    交換器。
  3. (3)前記熱交換器は、取扱液との接触部が複数のフィ
    ンで構成される請求項1または2記載のキャンドモータ
    ポンプの熱交換器。
JP9174588A 1988-04-15 1988-04-15 自吸式キャンドモータポンプの熱交換器 Granted JPH01267388A (ja)

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JPH0515920B2 JPH0515920B2 (ja) 1993-03-02

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011080752A (ja) * 2009-10-06 2011-04-21 Tianjin Daehwa Electric Machinery Co Ltd 振動及び騷音低減構造を持つポンプハウジングを備えた温水ボイラー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011080752A (ja) * 2009-10-06 2011-04-21 Tianjin Daehwa Electric Machinery Co Ltd 振動及び騷音低減構造を持つポンプハウジングを備えた温水ボイラー

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JPH0515920B2 (ja) 1993-03-02

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