JPH012668A - 自己止め式ケーブル把持装置 - Google Patents

自己止め式ケーブル把持装置

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JPH012668A
JPH012668A JP62-288266A JP28826687A JPH012668A JP H012668 A JPH012668 A JP H012668A JP 28826687 A JP28826687 A JP 28826687A JP H012668 A JPH012668 A JP H012668A
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アラン ウイリアム タッパー
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ラッチウェイズ・リミテッド
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、傾斜した、又は垂直の又は垂直に近い長手の
案内部材若しくはその部分により画成された通路に沿っ
て、負荷を動けるようにするための負荷取付は装置に関
する。
(従来技術及びその問題点) 従来、このような装置は、英国特許明細書+58220
1及びこれに対応する米国特許No、4,265.17
9に記載されている。本発明の負荷取付は装置は、長手
の案内部材に解除可能に止められ(ロックされ)で該部
材に沿った少なくとも一方向の動きを阻止するようにさ
れ、もって例えば傾斜し、又は垂直のもしくは垂直に近
い安全索に本装置によって固定された人の落下防止機能
を与えるようにされるものである。
本出願人の英国特許No、2,096,959は、長手
の部材の取付は点を通過するように長手の部材に沿って
滑動可能な横断装置を記載しており、該装置には、該装
置に取イ玉1けられた荷重が長手の部材に沿って一方向
に印加されるとき、該装置を長手の部材に確実に止める
止めカムが回動可能に取付けられている。このような装
置が傾斜の急な、又は垂直のもしくは垂直に近い安全索
に対して人を固定するために使用される場合には、装置
を止めることが落下防止すべき状態で起こらないことが
あるという危険がある。これは、にめカムの一端に留め
られた安全な締め付は部の締め綱の張力が解除されたと
きに、装置を確実に止める作用がないからである。締め
綱の張力が解除される落下状態において、装置は依然と
して自身の重量により安全索上を自由に落下することが
でき、これにょって(nl等の落下防J1−作動も達成
されない。
(発明の目的) 本発明は、印加された荷重が解除されたときに、装置を
自動的に止めることにより」1記問題点を解決した改良
負荷数(=Iけ装置を提供することを目的゛  とする
さらに、本発明は、緊急時に把持されたときに、装置の
止め作用を強化できるようにした負荷取付は装置を提供
することを別の目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、長手の部材に係合可能で、該部材に沿って滑
動可能な滑り部材と、荷重を検知する止め手段とを備え
、該止め手段は、装置の自由な滑動を可能にする非ロッ
ク状態と、niI記にめ手段の把持部が、使用時に前記
滑り部材と滑動可能に係合した長手の部材に係合し且つ
該部材を把持するロック状態とを有し、前記止め手段は
、傾斜した又は垂直のもしくは垂直に近い長手の部材、
又は長手の部材の一部上で前記止め手段をその非ロック
状態に保持するために必要とされる印加された荷重が解
除されるときに、前ML 、11−め手段をそのロック
状態に自動的に変位させるイ;]勢手段を含むことを特
徴とする負荷取(=Iけ装置を与える。
本発明は、その外周に間隔を置いて形成され且つ車輪の
突起部により分離された凹部を有する少なくとも且つの
+1℃輪と、該車輪に対して配置され、該車輪と協働す
る滑動部材で、前記滑りr+++材に対して前記車輪が
その軸を中心に回転できるようにすると共に、長手部材
を前記車輪に対して位置決めし、もって装置が案内部材
と滑動「f能に係合した長手の部材に沿って動かされる
とき、該長手の部材が滑り部材により前記it輪に対し
て位置決めされている間に前記案内部材のための横断支
持部材が案内部材に相対的に回転している前記11℃輪
の前記凹部内に受けられ、案内され且つ該凹部を通過す
るようにする滑動部材と、前記車輪に取付けられた負荷
を検知する止め手段とを備え、該止め手段は、装置の自
由な滑動を可能にする非ロック状態と、使用時に前記止
め手段の把持部がniL記滑り部材の一部と協働して前
記滑り部材と滑動可能に係合した長手の部材が前記把持
部と前記滑動部材の一部との間で堅く把持されるように
するロック状態とを執り得、且つ傾斜した又は垂直のも
しくは垂直に近い長手の部材、又は長手の部材の一部上
で前記止め手段をその非ロック状態に保持するために必
要とされる印加された荷重が解除されるときに、前記止
め手段をそのロック状態に自動的に変位させるトj勢手
段を含むことを特徴とする負荷取(;Iけ装置を提供す
る。
従って、荷重、例えば止め部材上に留められた締め綱の
張力は、傾斜した、又は垂直の又は垂直に近い安全索若
しくはその一部に沿って動けるようにするために、装置
を非ロック状態に紺持するように印加されるようにする
ことが必要であり、そうでない場合には装置が安全索に
自動的に止められる。
本発明のいくつかの実施例では、前記荷重が、n;I記
滑り部材が使用時に係合する長手の部材に略平貸な線と
該長手の部材に対して所定の鋭角をなす線との間で規定
される範囲内の方向に11;j記止め手段に印加される
とき、前記止め手段は、上述したような前記非ロック状
態に維持されるように構成される。
前記止め手段は、回動可能に設けられた止め部材で、該
止め部材はその回動軸の一側で該手段の一部に形成され
た前記把持部と、負荷が前記回動軸の反対側で接続され
得る取付は部とを有する。
I71記把持部は、好ましくは前記止め部材の回動軸か
ら前記取付は部と該回動軸との間の距離よりもより大き
い距離だけ離れている。この特徴により、対称に配置し
た場合よりも、荷重感度がより大きい止め作動を与える
と共に、印加された荷重が前記止め部材を前記ロック方
向に回転させるように作用するときに、止め作動の際の
より大きなてこ比及び止め作動に対する機械的利益を与
える。
前記止め手段は、前記止め部材が回動可能に取付けられ
た本体部を含み、該本体部には、前記止め部材をそのロ
ック状態に(=J勢するように該本体部と止め部材との
間で作用するべく前記トj勢手段が接続される。
好ましくは、前記止め部材の回動軸はnIノ記小車輪回
転軸から離れ且つ前記滑り部材から離れた側に配置され
、その配置は、前記装置のロック状態において、前記止
め手段が、重力により車輪の回転lII+11を中心に
回転して、前記止め部材を使用時に前記装置が係合した
索に確実に把持係合する位置に移動させる手助けをする
ようにされている。
本発明の特徴によれば、可動部材が、略垂直な長手の部
材と係合したときに、前記荷重伝達又は横断装置から」
ニガに突出する前記本体部の一部の上部に取イζ1けら
れ、且つ0;1記止め部材に係合する部分を有し、その
配置は、装置が緊急時に把持されたとき、前記可動部材
が前記止め部材に作用するように押され、その結果該止
め部材をそのロック位置に変位させるようにされている
。前記可動部材は、好ましくは、荷重が前記止め部材を
非ロック位置に維持するべく該止め部材に印加されると
き、使用時に装置が係合する長手の部材上を篭るように
された部分を有し、これによって、装置が緊急時に重力
により長手の部材を過度に加速して落下するとき、該長
手の部材と前記滑り部材との間の接触点にI!!’!擦
索引力が生じ、且つn:j配回動部材の滑り部分が装置
の下降速度を遅くし、その結果前記止め部材に取イ;1
けられた安全索の張力が解除され、且つこれによって前
記止め部材がそのロック位置に自動的に移動して落下防
止機能を与える。
本発明による池の実施例では、前記止め手段は、回動可
能に設けられた止め部材と回動可能に設けられた負荷数
イτjけ部材とを含み、前記止め部材は、該止め部材が
一方向又は両方向に回動する際に長手の部材に係合把持
するべく該止め部材上に設けられた上述したような少な
くとも且つの把持部と、弧状のスロットとを有し、該ス
ロットにはその少なくとも一端に穴が形成され、該穴は
前記スロツト内に配置されたころがり部材を収容し且つ
位置決めするようにされ、前記止め部材は、前記又は各
把持部が使用時に前記滑り部材に係合した長手の部材か
ら離れる位置に付勢され、前記負荷取付は部材は、前記
ころがり部材が前記穴内に位置したとき、前記ころがり
部材に作用する制御面を有して成り、その配置は、前記
装置が長手の部材の傾斜した又は垂直のもしくは垂直に
近い部分上に移動したとき、前記ころがり部材が重力に
よりがj記スロットからO;j記穴内に移動するように
され、nii記負荷取イ」け部材は、該部材に印加され
た荷重が除去されたときに、前記制御面が、前記穴内の
前記ころがり部材に作用して0;1記止め部材を回動さ
せ前記又は各把持部を使用時に前記滑り部材と係合した
長手の部材との止め係合状態に変位させるようにイτノ
勢される。
本発明の蜆の実施例では、前記止め手段は、前記荷重が
使用時にnIj記滑り部材と係合する長手の部材に垂直
な方向に、及び該部材に対して所定の最大鋭角までの範
囲内の鋭角で該止め手段に印加されたとき、前記非ロッ
ク状態に維持されるように構成される。
本発明によるある構成では、前記止め手段は、本体部と
、該本体部」二に回動可能に取付けられた少なくとも且
つの止め部材と、該止め部材をロック状態と非ロック状
態との間で移動させる制御リンク装置とを含み、該リン
ク装置は、重なり合う1組の端部で回動可能に互いに結
合された一対の第1リンクであって、該リンクの他端に
は前記本体部内の各スロット内に係合する滑り手段が設
けられ、該スロットは使用時に前記滑り部材に係合した
長手の部材に略平行な方向に長手である第1リンクと、
対応するn’r i!eNlり部材がそのスロットに沿
って滑るときに前記止め部材がそのロック状態と非ロッ
ク状態との間で移動されるように、各第1リンクの前記
他端及びII:、め部材に回動可能に接続された少なく
とも且つの第2リンクとを含んで成り、前記第1リンク
は、前記本体部から突出し且つ該第1リンク間に閉空間
を画成して負荷接続部材を前記第1リンクの外周に係合
可能にするようにされ、その結果、前記荷重が前記第1
リンクに印加されたとき、a1j記滑り手段が前記スロ
ットの相隣接する端部方向に動いて前記止め部材をその
非ロック位置に移動させ、且つ前記荷重が長手の部材に
対して路外側の方向に前記第1リンクにもはや印加され
ないとき、O’+I記付勢手段は前記止め手段をそのロ
ック位置に移動させる。
本発明による別の構成は、長手の部材に沿って間隔を置
いた位置で該部材に冷動可能に係合可能な一対の滑り部
材と、一対の止め部材が前記滑り部材と夫々協働するべ
く回動可能に取イリけられた共通の本体部と、前記止め
部材をロック状態と非ロック状態との間で移動させる制
御リンク装置とを含み、該リンク装置は、重なり合う1
組の一端部で互いに回動可能に結合され、他端に前記本
体部の夫々のスロット内に係合する滑り手段を有する一
対の第1リンクから成り、前記スロットは、使用時に前
記滑り部材に係合した長手の部材に略平行な方向に長手
であり、前記滑り手段はまた前記止め部材に形成された
別のスロットに夫々係合し、その結果0;i記載り部材
が前記本体部の前記対応するスロットに沿って滑るとき
、前記止め部材がロック状態と非ロック状態との間で移
動され、前記第1リンクは、該リンク間に閉空間を画成
して負荷接続部材を該第1リンクの外周に係合させるべ
く前記本体部から突出し、その結果α;1記荷重が11
;j記第1リンクに印加されるときには、前記滑り手段
が前記本体部の前記スロットの相隣接する端部方向に向
かって移動して前記止め部材を非ロック状態に移動させ
、且つ前記荷重が長手の部材に対して路外側の方向にも
はや印加されないときには、前記付勢手段は前記止め部
材をロック状態に移動させることを含む。
前記且つ又は複数のm輪、滑り部材及び前記止めアセン
ブリを形成する部材は、例えば機械、プレス、鍛造又は
鋳造により加コニされた金属部品で製造することができ
る前記装置のある部材又は全ての部材は、適当な耐久性
のある樹脂材料、例えばナイロンで作ることができる。
(実施例) 以下、添付図面に基づいて本発明の各実施例を説明する
第1図及び第2図は本発明の第1実施例に係る落下防止
装置lOを示し、該装置は垂直又は垂直に近い安全ワイ
ヤ11に取付られ且っ且つ該装置には安全な締め付は具
(harness )の締め綱が装着される。安全ワイ
ヤ11は例えば梯子に結合され得るもので、且つ該ワイ
ヤに滑動可能に係合された装置10は、人が梯子から滑
り又は落下するのを防止する手段を与える。さらに、以
下に述べるように、装置lOは、該装置がワイヤ11か
ら外れずに、ワイヤIIに沿って間隔を置いて該ワイヤ
に係合された位置決め吊り部材を横切ることができるよ
うに成っている。このような吊り部材は、ワイヤの外周
に係合可能で且つ固定構造物に固定するための取付手段
を有するU字形部材の形体を成してもよい。
落下防止装置lOは、本発明者の英国特許明細書1.5
82.202及びこれに対応する米国特許No。
4.265,179に記載されたタイプの荷重伝達装置
で、長手の部材と係合して、該長手の部材から外れるこ
となく該長手の部材の中間支持点を横切るのを可能にし
つつ、該長手の部材に沿って移動可能な荷重伝達装置を
含んでいる。該装置は、互いに間隔を置いた一対の車輪
部材12及び13を含み、該車輪間にはその周囲に滑り
部材14が配置されている。各車輪12.13には7つ
の径方向に突出する部分15が形成され、該突出部15
は、各々の間に7つの等角度の間隔を置いた凹部を車輪
の外周に形成している。該車輪は、軸18に回転可能に
装着されている。各車輪には、例えば鋼製で、車輪の周
囲に形成された各凹部に沿って途中まで延びるように他
方の車輪から離れた側にある車輪の端面に配置された金
属円板16が設けられている。表面に弾力性のある緩衝
部材が設けられた金属円板I6は、車輪が滑り部材14
に対して回転する際にワイヤ11が荷重伝達装置から外
れるのを防止するために、ワイヤ11が車輪に形成され
た前記凹部の一つに係合するのを禁止する。
前記円板及び緩衝部材がないと、ワイヤ11が車輪の一
方の溝内に係合し、それに続いて当該m輪が、滑り部材
に対して回転することによって荷重伝達装置がワイヤ1
1から完全に外れてしまう。
前記車輪間でその周囲に配置された滑り部材14は、一
対の軸方向に突出する弧状のフランジ19を有し、該フ
ランジは、車輪の突出部15の対向する内面に対応して
弧状に形成された溝20に係合し、これによって車輪が
滑り部材14に対していずれの方向にも完全に回転でき
るようにしながら、滑り部材14を車輪間の位置に位置
決めする。
このようにワイヤ11を収容するU字形の吊り部材は、
車輪内の対応する一対の凹部内に収容され得、且つ車輪
が滑り部材I4に対して回転するにつれ、吊り部材の平
行な腕が滑り部材14を抱きながらこの凹部内で装置を
通すことができる。このように、装置10は、ワイヤ1
1から外れることなく位置決め吊り部材を通過してワイ
ヤ11を上昇し且つ下降することができる。
装置10はさらに止め機構21を含み、該機構は車輪1
2,13間の空間内に該車輪から径方向に突出するよう
に配置されている。止め機構2■は、一対の長手の側板
22を有し、該側板は一対のスペーサビン23及び24
により間隔を置いて互いに固定されている。止めカム部
材25は、側板22間で回動可能に設けられている。該
止めカム部材25は、その両側に突出し、一対の回転軸
の形体をなし、側板22内に設けられた対応する穴に係
合可能な、一対のトラニオンのように軸方向に整合した
一対の円形の差し込み端26を有する。従って、止めカ
ム部材25は、差し込み端26の軸に関して側板22間
で回動可能に取付けられている。
止めカムI’!If材には、ワイヤ11に作用する把持
縁形状部27が形成され、止めカム部材が第2図で示す
そのロック位置にあるとき、ワイヤ11が前記形状27
とワイヤItを受ける滑り部材14内の対向する弧状部
との間で堅く把持される。該止めカム部材には、例えば
安全締め具に装着される締め綱の端部に設けられる安全
フック装置を受けるための開口部28も形成されている
。止めカム部材25には、さらに弧状スロット29が形
成され、該スロットには荷重伝達装置の軸18が貫通す
る。引張ばね30は、通常止めカム部材25を第2図で
示すロック位置へ付勢するために該止めカム部材と側板
22との間に作用するように設けられている。
止め機構21は、さらに、ナイロンのような樹脂材料で
できた滑り部材32を含んでいる。該滑り部材32は、
側板22の上部間に配置され且っ略該」上部に一致する
平坦な本体部を有する。該滑り部材32には、その」二
部周辺1’l(に丸められた厚手の部分31と、該厚手
の部分に隣接し、ワイヤ11に係合する滑動部を与える
側部とが形成されている。滑り部材32には、さらに後
に述べる緊急時に該止めカム部材25に係合して止めカ
ム部材25に作用するための下方に突出した舌部33が
形成されている。滑り部材32の本体部には、側板22
の上方のスペーサ23がR通する長手のスロット34が
形成されている。このような構成により、mり部材32
が側板22に対して垂直に滑動可能である。
第1図は、例えば締め綱のフックを止めカム部材25の
開口部28に結合することにより、略」1方に向いた荷
重が止めカム部材25に作用しているときの止めカム部
材25の位置を示す。このような荷重は、落下防止装置
10に接続された人が昇り又は降りる際に該装置10に
付与され、このとき、該装置は安全ワイヤ11上を滑動
して上昇又は下降する。装置10は、そこに固定された
人が昇るときにはワイヤll上を引き上げられ、又、そ
の人が降りるときには、自身の重量によりワイヤ11上
を滑り落ち、これによって張力が固定締め綱に保持され
て止めカム部材25を第1図で示す位置に保持し、その
結果ワイヤ11が滑り部材14にひっかからないように
しである。該渭り部材32は、側板22に対して最も上
方の位置まで移動し、且つその丸まった拡大部31はワ
イヤ11に滑動可能に係合する。このような状態では、
ワイヤ11のための中間支持吊り部材は、最初に、吊り
部材を通すのに充分なだけワイヤ]lから離される滑り
部材32と係合することにより、そして次に、前記吊り
部材が車輪12.13の対応する一対の凹部に係合し、
その結果、そのとき車輪が滑り部材14に対して回転す
るにつれ前記荷重伝達装置を介して動かされることによ
り横切られ得る。このようなtiQ断動作動作中重伝達
装置はワイヤ11に接続されたままである。
止めカム部材25に作用するに方に向いた荷重が締め綱
の張力の解除により開放されると、そのとき引張ばね3
0は止めカム部材25を第2図で示す位置に動かし、こ
れによって該止めカム部材の把持部27がワイヤ1. 
lに噛込み、ワイヤを泪り部材14の対向する而に対し
て押し込み、そして結果として装置をワイヤ11に止め
る。従って、締め綱の張力が開放されるとすぐに、装置
が自動的にロック状態にされる。止めカム部材25に略
下向きに作用する如101なる荷重、例えば装置から外
に投げ出され或は平面下方に滑る人に装着された締め綱
を介して作用する如(iiJなる荷重も、ワイヤを止め
カム部材25と川り部材14との間で挾む作用を強めて
、確実な落下防止機能を与える。
滑り部材32は、該部材がその下方に突出した舌部33
を介して止めカム部材25に作用すべく手動で押し下げ
られることにより、該止めカム部材をそのロック位置に
確実に変位させることができるという点て(−1加的な
安全性を一ケえる。従って、人が緊急時に落下防止装置
10の握りを把持すれば、十中へ九・冷り部kA’ 3
2が第1121で示す位置から第2rNlで示す位置へ
下降し、装置をワイヤ11に什められた状1ルにする。
止めカム部材25の回動位置は、装置の止め作用を強め
るような位置である。差し込み端26によりqえられる
+Lめカム部材の回動軸は、ワイヤ11よりも該止めカ
ム部材の11■j部28にかなり近い。第1に、このよ
うな構成は、聞1コ部28の比較的小さな動きによりJ
l−めカム部材25の把持部27により大きな動きをυ
え、これによって止めカム部材25の開「1部28の動
きに対する該止めカム部材の止め作用の感度を増大させ
る。第2に、止めカム部材25の回動軸をワイヤ11か
ら離れた位置に置くことにより、止めカム部材の把持縁
形状部27がワイヤ2に噛込んだ時の該把持縁形状部2
7のてこ比を増大させることができる。第3に、下向き
の荷重が落下防止機能において止めカム部材25の開l
二1部28に作用すると、該止めカム部材の把持縁形状
部27での該荷重の印加について略3:1の機械的利益
がある。
さらに、止め機構21が第2図で示されるロック位置に
変位されるとき、該止め製溝21は引張ばね30の作用
及び自身の重量により荷重伝達装置の軸18を中心に回
転し、これにより1ヒめカム部材をそのロック位置に保
持するのを助けることも理解されるであろう。
上述の実施例及び以下の実施例において、作業者が、安
全索に対して、安全な締め(=Iけ具により或は引き裂
けるタイプのiFi 撃吸収パックを組み込んだ締め絹
地(=J具を有する安全ベルトにより固定されることが
好ましい。ナイロン製の締め綱を安全ベルトに連結する
前記バックは、主荷重に耐える帯紐に平行なナイロン製
の裂は口のある帯紐の切れを含む。落下の際には、(τ
1加的な荷重に酎える帯紐が付加的な保護をケ、えてい
る間にniI記裂は目のある帯紐が衝撃荷重を吸収する
べく引っ張られて切れる。このように、安全ベルトによ
り固定された人にとって完全な落Fを防止する安全な締
め具を着けることが不便である場合には、その人が落下
により怪我するのを最小にすることができる。
第3図及び第4図は本発明による落下防止装置40の別
の実施例を示す。装置40は、第1及び第2図の実施例
に関連する」−述したような荷重伝達装置を含み[tつ
同様の符号が対応する部材に対して使用されている。こ
の実施例は、主に止め機構41の構成において異なり旧
つこの実施例の説明は従ってこの止め機構の構成に限定
されている。
止め機fM41は一対の長手の側板42を含み、該側板
は、4つのスペーサビン43〜46によって間隔を置い
て互いに固定されている。該側板42の間には、止めカ
ム部材47及び負荷数イ(]けリンク48が側板42間
で延びた軸49に回動可能に設けられている。
止めカム部材47は、略三角形状であり且つ装置40の
ロック状態において長手の部材11と把持係合するため
に三角形の底辺の角に形成された丸められた把持縁形状
部50を有している。止めカム部材47は、第1の比較
的浅し弓馬状スロット5Iを有し、該スロットには荷重
伝達装置の軸18が貫通して延びている。また、該止め
カム部材47には、より小さい半径の第2の弧状スロッ
ト52が形成されており、該スロットの両端にはボール
を受ける穴53が形成されている。制御ボール54がス
ロット52内に配置されている。
リンク48は側板42を超えて止め機構40の外側に突
出し、且つ該リンクには、例えば安全締めイ;1け具又
は安全ベルトに数例けられた締め綱の端部に設けられた
安全フック装置を受ける開口1’fi55が設けられて
いる。リンク48は、装置のロック状態においてボール
54に作用するための甲坦な制御部5Gを有する。リン
ク48は、リーフスプリング57によって安全索IIに
略垂直に延びる位置にイリ勢されており、該リーフスプ
リング57の両端は側板42に設けられたビン43及び
44の外周に係合している。該スプリング57は、くぼ
んだ中央部を有し、該中央部はリンク部材48から立上
った一対の間隔を置いたくい58に作用する。
リーフスプリング57に類似し且つまた側板のビン/1
3.44と係合する不図示のリーフスプリングが、II
−めカム部材47の底辺が安全索11に略甲行で月つそ
こから雑れた位1りに該止めカム部材を付勢し、その結
果いずれの把持縁形状部50も安全索11と接触しない
ように、止めカム部材47」二にある一対の立上ったく
いに作用する。止めカム部材と係合したリーフスプリン
グの力は、リンク48をト1勢するリーフスプリング5
7の力と比べて比較的弱い。スプリング57の力は、落
下防止状態においてそのロック状態を確実に維持するよ
うに落下防止装置40の取量に応じて選択される。
落下防止装置40は、水平及び垂直の両方の広がり(s
LreLcl+)を右し月つ垂直方向の両装置において
落下防止機能を該装置に与えることを必要とする作業者
の広範な動きの通路に沿って安全索llが案内されるシ
ステムに使用され得る。例えば、作業者は、このような
システムの回りに設けられた通路内を延びる安全索から
前記装置を取り外すことなしに足場或は作業塔システム
を動き回ることを望む。前記通路は、水平部、これに続
いて垂直に」三方に延びる部分、これに続く別の水平部
そしておそらくこれに続く垂直に下方に延びる部分を有
する。このように、前記装置は、水平の広がりに沿って
動く間にはいかなるロックもなしに自由な動きを与える
が、該装置がその且つの垂直な配置内を上方に動くとき
又該装置が安全索の後続する垂直部に沿って下方に動く
べく向きを変えたときには、該装置は落下防止ロック状
態を与える。
前記装置が安全索IIの水平のひろがりに沿って動く場
合には、II−めカム部材47は中央位置に(=J勢さ
れ、その結果該止めカム部材は安全索と非係合状態にあ
り、前記ボール54は弧状スロット52の中央部に沿っ
て自由に動いている。この状態において、装置40は、
いかなるロック作用も起こることなしに命綱即ち安全索
11の水平部に沿って両方向に自由に動くことができる
。しかしながら、装rv140が、安全索11の水平の
広がりから水平に対して臨界角、例えば456より大き
い角度にあるその傾斜した広がりに動くときには、ボー
ル54が重力によりスロット52の一端に動いてボール
受は穴53に係合する。−旦ボール54がいずれか一方
の穴53に係合すると、止め機構41は第4図で示され
るロック状態に置かれ、このときリンク48はリーフス
プリング57の作用により自動的に中央位置に移動する
。通常の作動において、締め綱の引張荷重はリンク48
に作用し、該リンクを第3図で示される位置に動がし且
つ止めカム部材47がそこに作用するリーフスプリング
の作用によりそのロック解除状態に変位することを可能
にする。落下状態においては、締め綱がリンク48を上
方に引く力はもはや存在せず、リンク48はリーフスプ
リング57の作用により第4図で示される位置に自動的
に動き、これによってリンク48上の下用な制御部56
がそのときボール穴53に堅く係合しているボール54
に作用し、これによって、止めカム部材47をその口ツ
ク位置に回転させ、把V+j縁形状部5oが安全索II
に噛込み、該安全索を前記形状部50と滑り部材I4の
対向するr(1;分との間で堅く挾む。
第2のボールが止めカム部材の弧状スロット内に導入さ
れる場合には、落下防止機能を与えるための装置の作動
は、水平に対してより小さい角度、例えば上記45°の
代わりに30°〜35°傾いた安全索の広がりについて
起こる。ボール受は穴53が弧状スロット52の両端に
設けられ且っ把持縁形状部が止めカム部材47の底辺の
両角に設けられているので、01i記装置が両方向にお
いてこの落下防出作動状態にされることが理解されるで
あろう。ゴム製の緩衝部材59が、側板42の角部が安
全ケーブル11と係合しないように保護するために及び
該角部に該ケーブル11と摩擦係合を与えるために設け
られている。
さらに、安全索が比較的低い位置に設けられている傾斜
面上に落下防止機能を与える際の使用に適用される本発
明の詳細な説明する。このような適用の実施例は、第5
図で概略的に示されているような傾斜した屋根の斜面上
に(■定された安全索である。屋根の項rlI+には、
コーナチューブ160が取イ・1(1り造1(11lに
よって固定されている。安全索11はチューブ160を
貫通し且つ該安全索の両角111端はn;j記固定され
た構造に固定されている。
屋根の傾斜面の中間位置では、安全索が屋根構造に締着
された吊り部材160aにより配置されている。各吊り
部材160aは、屋根119造にD形状ボルトにより固
定された基部で互いに結合された一対の間隔を置いた輪
を形成する継ぎ目のないロッド状部材を含む。安全索は
、本発明の上記実施例の落下防止装置により横切られ得
る前記間隔を置いた輪を貫通し、これによって該輪の垂
直方向の周縁がi(輪12.13の対応する一対の凹部
に係合し、本発明の第1実施例に関連して上述したよう
に車輪が滑り部材14に対して回転するに伴って前記荷
重伝達装置を貫通して移動される。
以下の実施例の落下防[1ユ装置は、印加される荷重が
安全索に対して略垂直であるか又は該垂直に対して角度
Δを持っている場合には、該装置が安全索に沿ってロッ
クされずに自111に動くことができるように成ってい
る。支持吊り部材を横切るために、印加される荷車は上
記垂直方向に対して最大で角度Bに緋持される必要があ
る。さらに、落下防止装置は、人が屋根の傾斜面を滑り
落ち、印加される荷重が安全索の方向に略沿う角度から
該方向に対して角度Cまでの範囲では、落下防[L装置
はロックする必要がある。このような適用に関して説明
される以下の実施例の構成において、止めカム部材のカ
ムプロフィールは、装置のロック位置を制御する角度C
を決定し、且つ旬勢手段のばね力は傾斜面の最大角度り
を制御する。
第6図から第10図を参照すると、本発明による落下防
止装置60の別の実施例は、間隔を置いた凹部のある!
ir輪及び滑り部材に関して第1及び第2図と第3及び
i4図とに示す実施例の共通の特徴を再び利用している
ので、以下の説明は最初の2つの実施例の機構と異なる
本実施例の止め機構に限定される。止め機構61は、一
対の間隔を置いた側板62を有し、該側板は安全索ll
と接触するその角部を保11便する緩挿1部材63を有
する。
一対の止めカム部材64.65は、夫々略三角形状で、
!1合した軸66を中心に側板62間の空間内に回動可
能に取(;Jけられている。各止めカム部材は弧状のス
ロット67.68を有し且つ凹部のある車輪12.13
の軸18が両スロット67゜68を貫通している。各止
めカム部材は止めカム部材の弧状の基端の両端部の夫々
に把持突起部69及び70を有する。スロット67.6
8は、把持突起部69及び70が第9図で示されるよう
に止め装置の本体部内に含まれる位置と把持突起部69
及び70が第1O図で示されるように安全索11と把持
係合状態となる位置との間で止めカムl’fB材が移動
できるように形成されている。止めカム部材64.65
の動きはリンク装置7Iにより制御され、該リンク装置
には、安全索11に沿って自由に動けるようにする第9
図で示される非ロック位置に装置を維持するために印加
される荷重が接続されている。また、該リング装置は、
第10し1に示すように、人がその」二で作業している
傾斜而を滑り落ちる落下状態において止めカム部材を第
10図で示されるロック状態に変位させるように構成さ
れている。
リンク装置71は、各止めカムrl+財、16,4.6
5に対して、第1の直線リンク72.73を有し、該直
線リンクは、その一端がIしめカム部材の回動軸と止め
カム部材の頂部との間の位置で各止めカム部材に回動可
能に接続されている。さらに前記リンク装置は、各止め
カム部材に対して、クランク状リンク74.75を有し
、該リンクは止め機構の側板62の一方内に形成された
直線スロット76.77内に突出するビン78.79に
よって直線リンク72.73の他端に回動可能に接続さ
れ、その結果ビン78.79が安全索IIに平行な方向
に滑動可能である。クランク状リンク74゜75の也端
部は、互いに重なり且つリンク74の開口部を通って突
出するリンク75と一体のスタッド80によって互いに
ヒンジ結合されている。
長手の凹部81は、リンク74.75の重なり部分の対
向する面に形成され且つスタッド80がリンク75内に
形成された凹部81の基部から突出している。ねじりば
ね82はスタッド80の回りに係合する中央コイル部を
有し且つ一対の軸方向に離れた腕を有し、該腕の一方は
リンク74の凹部81に係合し彊つその叱方はリンク7
5の凹部8Iに係合する。ねじりばねは、前記止め機t
Mがそのロック位置に変位されるように、リンク装置7
1を第1O図で示される位置に付勢するように作用する
使用状態において、締め綱端部のフック具は、止め機構
の側板62の外側に突出した協働するクランク状リンク
74.75の外周に係合している。
張力が安全索11に略垂直な方向に締め綱に卸;持され
ている間、リンク装置71は第9図で示される位置に紬
持され、これによって止め機構はその非ロック状態にあ
る。人が傾斜面を滑り落ちる場合には、締め綱のフック
具は、協働するクランク状リンク74.75と止め機構
の側板62との間に画成される長手の空間の一端又は他
端側に移’JJJし、その際にねじりばねがクランク状
リンク74゜75に自由に作用してリンク装置71を第
10図で示される位置に変位させ、これによって装置6
0を安全索11にロックさせる。締め綱のフック具が前
記クランク状リンク74.75と側板62との間の上記
空間のいずれかの端部に変位したときに、+)ij記止
め機構が作動するので、前記装置は、第5図で示される
ように両側に傾斜した各屋根面」二で作動することが理
解されよう。本発明の実際的な実施例では、ねじりばね
の構成及び強さは、締め綱により止め装置に印加される
力の方向が安全索11に平行な方向と該安全索に対して
略40゜である角度Cをなす方向との範囲内にあるとき
、確実なロック作用が誘起されるように定められる。
第1I図及び第12図で示される実施例は、第6図から
第10図の実施例に関連して説明したものに類(りする
適用に使用される落下防止装置90を構成する。該装置
9oは、第1及び第2図の実施例に関連して上述したよ
うな凹部のある一対の車輪と滑り部材アセンブリを利用
するものであり、同様の部材には同様の符壮がイ;1さ
れている。nIi記2つの車輪及び滑り部材アセンブリ
が共通の本体部91上に取(+Jけられている。該本体
部91は、各々一対の間隔を置いた板92からなる2つ
の部分を含み、且つ各部分はゴム又は金属の丁番により
互いにヒンジ結合されている。図に示される実施例では
、平坦なゴム部材93が、その2組の間隔を置いた板9
2間で係合する中央位置で本体部の0(I記2つの部分
を結合し、且つ該板にリベット接合されている。このよ
うな構成は、安全索IIに垂直な軸を中心に本体部の前
記2つの部分間に限られた角度に亘る関節接合を与え、
その結果2つの部分を15°〜20°の程度のある角度
を持たせて互いにヒンジ回動することができ、装置を安
全索の曲がった部分或はその方向の也の変化に対応させ
ることができる。
11、めカム部材94.95は、止め機構の本体部91
の各部の間隔を置いた側板92間に設けられ、且つ該側
板間に延びる軸96,97に回動可能に取付けられてい
る。各止めカム部材は、凹部のある各組の車輪12.1
3の輔18が打通ずる弧状のスロワh98,99を有す
る。各止めカム部材は、安全索11と把持係合可能な把
持形状rfli100゜+01を有し、安全索+1を止
めカム部材95に関して第12図で示されているように
njj記把持形状部と泪り部材14間で捕縛する。前記
止めカム部材のスロット98.99によって、止めカム
部材が止めカム部$4!34に関して第12図で示され
る自(11位1rりと止めカム部材95に関して第12
図で示される把持位置との間で回動可能に動くことがで
きる。引・脹ばね102,103は、前記止めカムt’
jll材をそのロック位置に1−1勢するように各側板
92と各止めカム部材9/1.95との間で結合されて
いる。
ロック位置と非ロック位置との間の止めカム部材94.
95の移動は、一対のアーム状のリンク105.106
から成るリンク装置104により制御され、該リンクは
、一端が夫々止めカム部材94.95に回動可能に結合
され且つその重なった辿端部がビン107によって互い
に回動可能に結合されている。リンク105,106の
重なった他端部には、整合したときに、以下に述べる締
め綱のフック具を受けるために対応する開1−j部10
8.109が形成されている。保持ビン+07は、落下
防止装置90が安全索11の方向の変化に対応すること
を要求されるときに、止め機構の本体部91の動きを邪
魔しないように、リンクIQ5,106の端部内の太き
目の開口部に緩く係合する。
各11.めカム部材には、該止めカム部材の回動軸とそ
の「1部との間に配置され目つ該頂部から該止めカム部
材の略三角形の底辺に向かって延びる短い直線スロワI
−110が形成されている。側板92には、安全索11
に略平行な方向に延びる一列に整合したスロワl−11
1,112が形成されている。ビン113,114は、
リンク105,106を各止めカム部材9/1.95に
接続するために設けられている。各リンク105,10
6内の1j旧」部を貫通する前記ビンは、該リンクから
突出して、0(j記各止めカム部材のスロット110及
び本体部91の側板92の対応するスロワl−110に
係合する。前記止めカム部材94.95が、通常引張ば
ね102,103の作用によって維持されている、止め
カム部材95に関して第12図で示される各止め位置か
ら動くのは、安全索1]に略垂直な方向の力をリンク装
置104に与えて、ビン113.114がスロット11
2,113の端部にあって互いに最も近づいた第11図
で示される位置に該リンク装置を変位させることによっ
て実行され、これによって前記止めカム部材が、止めカ
ム部材94に関して第12図で示される非ロック位置に
各引張ばねに抗して動かされる。この位置では、開1」
部108,109は、第11図で示されるように互いに
輔が整合しており、その結果前記非ロック状態が締め綱
のフック具を前記整合した開lコ部に係合することによ
り維持され、これによって安全索IIに沿った自由な動
きが得られ旧つ装置の落下防止機能がこれによって不作
動にされる。このことは、安全索11の水平方向の広が
り」二で作業するために望ましい状態となる。
固定リンク又はリング115は、アーム状のリンク10
5.+06の外周に係合し、落下防止機能が要求される
装置を傾斜面上で使用する際に、締め綱のフック具を該
アーム状のリンクに接続できるようにしである。通常の
作業状態では、リンク115は、安全索11に略垂直な
方向に引張力を締め綱から受け、その結果該リンク+1
5はn;j記すンク装置104を路外側に引っ張って該
リンク装置を第11図で示される非ロック位置に維持す
る。落下の場合には、締め綱により印加される力の方向
はより側方向になり、これによってリンク115は、第
12図で示されるように、リンク装置+04と装置の本
体部91との間で形成される空間の一端又は他端側に動
かされ、その結果引張ばね102,103が止めカム部
材94.95に自由に作用して該止めカム部材を安全索
11と把持係合状態にする。
中間の吊り部材のない安全索が設けられているような適
用に対しては、その場合には前記装置は安全索11のた
めの中間の支持装置を通過又は横切る必要がないので、
」二連した装置の凹部のある車輪12.13は、滑り部
材14に固定された側板により置き換えられ得ることが
考えられる。
(発明の効果) 以、JJ’l’述したように、本発明に係る負荷数イ・
jけ装置によれば、印加された荷重が解除されたときに
、装置を長手の部材に自動的に止めることができる。
また、本発明に係る負荷取付は装置によれば、緊急時に
把持されたときに、装置の止め作用を強化できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1実施例を示す装置の側面図、第
2図は内部ti&造を示すために一部の部品を取り外し
た第1図の装置の側面図、第3図及び第4図は、本発明
の第2実施例を示す第1図及び第2図に夫々類似する側
面図、第5図は屋根構造物」二での安全索の配置を示す
概略図、第6図は第3実施例の側面図、第7図は第6図
のA−A線に沿う断面図、第8図は第6図の実施例の詳
細図、第9図及び第10図は、夫々非ロック状態及びロ
ック状態での11.め手段の内部tM造を示すために一
部の部品を取り外した第6図の実施例の側面図、第11
図は第4実施例の側面図、及び第12図は内部IXt造
を示すために一部の部品を取り外した第11図に類似す
る図である。 11・・長手の部材、14・・・?(iり部材、21.
/II。 61.71.91−・止め製溝(Iにめ手段)、27;
50;6!’)、70;100,101・・把持縁形状
部(把持部)、30;57;82; 102゜103・
・ばね(イマj勢手段)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、長手の部材に係合可能で、該部材に沿って滑動可能
    な滑り部材と、荷重を検知する止め手段とを備え、該止
    め手段は、装置の自由な滑動を可能にする非ロック状態
    と、前記止め手段の把持部が、使用時に前記滑り部材と
    滑動可能に係合した長手の部材に係合し且つ該部材を把
    持するロック状態とを有し、前記止め手段は、傾斜した
    又は垂直のもしくは垂直に近い長手の部材、又は長手の
    部材の一部上で前記止め手段をその非ロック状態に保持
    するために必要とされる印加された荷重が解除されると
    きに、前記止め手段をそのロック状態に自動的に変位さ
    せる付勢手段を含むことを特徴とする負荷取付け装置。 2、その外周に間隔を置いて形成され且つ車輪の突起部
    により分離された凹部を有する少なくとも1つの車輪と
    、該車輪に対して配置され、該車輪と協働する滑動部材
    で、前記滑り部材に対して前記車輪がその軸を中心に回
    転できるようにすると共に、長手部材を前記車輪に対し
    て位置決めし、もって装置が案内部材と滑動可能に係合
    した長手の部材に沿って動かされるとき、該長手の部材
    が滑り部材により前記車輪に対して位置決めされている
    間に前記案内部材のための横断支持部材が案内部材に相
    対的に回転している前記車輪の前記凹部内に受けられ、
    案内され且つ該凹部を通過するようにする滑動部材と、
    前記車輪に取付けられた負荷を検知する止め手段とを備
    え、該止め手段は、装置の自由な滑動を可能にする非ロ
    ック状態と、使用時に前記止め手段の把持部が前記滑り
    部材の一部と協働して前記滑り部材と滑動可能に係合し
    た長手の部材が前記把持部と前記滑動部材の一部との間
    で堅く把持されるようにするロック状態とを執り得、且
    つ傾斜した又は垂直のもしくは垂直に近い長手の部材、
    又は長手の部材の一部上で前記止め手段をその非ロック
    状態に保持するために必要とされる印加された荷重が解
    除されるときに、前記止め手段をそのロック状態に自動
    的に変位させる付勢手段を含むことを特徴とする負荷取
    付け装置。 3、前記荷重が、前記滑り部材が使用時に係合する長手
    の部材に略平行な線と該長手の部材に対して所定の鋭角
    をなす線との間で規定される範囲内の方向に前記止め手
    段に印加されるとき、前記止め手段は、上述したような
    前記非ロック状態に維持されるように構成されているこ
    とを特徴とする、特許請求の範囲第1項又は第2項に記
    載の装置。 4、前記止め手段は、回動可能に設けられた止め部材で
    、該止め部材はその回動軸の一側で該手段の一部に形成
    された前記把持部と、負荷が前記回動軸の反対側で接続
    され得る取付け部とを有することを特徴とする、特許請
    求の範囲第3項に記載の装置。 5、前記止め手段は、前記止め部材が回動可能に取付け
    られた本体部を含み、該本体部には、前記止め部材をそ
    のロック状態に付勢するように該本体部と止め部材との
    間で作用するべく前記付勢手段が接続されていることを
    特徴とする、特許請求の範囲第4項に記載の装置。 6、可動部材が、前記本体部の上方に突出する部分に取
    付けられ、且つ装置が緊急時に把持されたとき、前記可
    動部材が前記止め部材に作用するように押され、その結
    果該止め部材をそのロック位置に変位させるようにされ
    ていることを特徴とする、特許請求の範囲第5項に記載
    の装置。 7、前記止め手段は、回動可能に設けられた止め部材と
    回動可能に設けられた負荷取付け部材とを含み、前記止
    め部材は、該止め部材が一方向又は両方向に回動する際
    に長手の部材に係合把持するべく該止め部材上に設けら
    れた上述したような少なくとも1つの把持部と、弧状の
    スロットとを有し、該スロットにはその少なくとも一端
    に穴が形成され、該穴は前記スロット内に配置されたこ
    ろがり部材を収容し且つ位置決めするようにされ、前記
    止め部材は、前記又は各把持部が使用時に前記滑り部材
    に係合した長手の部材から離れる位置に付勢され、前記
    負荷取付け部材は、前記ころがり部材が前記穴内に位置
    したとき、前記ころがり部材に作用する制御面を有して
    成り、その配置は、前記装置が長手の部材の傾斜した又
    は垂直のもしくは垂直に近い部分上に移動したとき、前
    記ころがり部材が重力により前記スロットから前記穴内
    に移動するようにされ、前記負荷取付け部材は、該部材
    に印加された荷重が除去されたときに、前記制御面が、
    前記穴内の前記ころがり部材に作用して前記止め部材を
    回動させ前記又は各把持部を使用時に前記滑り部材と係
    合した長手の部材との止め係合状態に変位させるように
    付勢することを特徴とする、特許請求の範囲第3項に記
    載の装置。 8、前記止め手段は、前記荷重が使用時に前記滑り部材
    と係合する長手の部材に垂直な方向に、及び該部材に対
    して所定の最大鋭角までの範囲内の鋭角で該止め手段に
    印加されたとき、前記非ロック状態に維持されるように
    構成されたことを特徴とする、特許請求の範囲第1項又
    は第2項に記載の装置。 9、前記止め手段は、本体部と、該本体部上に回動可能
    に取付けられた少なくとも1つの止め部材と、該止め部
    材をロック状態と非ロック状態との間で移動させる制御
    リンク装置とを含み、該リンク装置は、重なり合う1組
    の端部で回動可能に互いに結合された一対の第1リンク
    であって、該リンクの他端には前記本体部内の各スロッ
    ト内に係合する滑り手段が設けられ、該スロットは使用
    時に前記滑り部材に係合した長手の部材に略平行な方向
    に長手である第1リンクと、対応する前記滑り部材がそ
    のスロットに沿って滑るときに前記止め部材がそのロッ
    ク状態と非ロック状態との間で移動されるように、各第
    1リンクの前記他端及び止め部材に回動可能に接続され
    た少なくとも1つの第2リンクとを含んで成り、前記第
    1リンクは、前記本体部から突出し且つ該第1リンク間
    に閉空間を画成して負荷接続部材を前記第1リンクの外
    周に係合可能にするようにされ、その結果、前記荷重が
    前記第1リンクに印加されたとき、前記滑り手段が前記
    スロットの相隣接する端部方向に動いて前記止め部材を
    その非ロック位置に移動させ、且つ前記荷重が長手の部
    材に対して路外側の方向に前記第1リンクにもはや印加
    されないとき、前記付勢手段は前記止め手段をそのロッ
    ク位置に移動させることを特徴とする、特許請求の範囲
    第8項に記載の装置。 10、回動可能に設けられた一対の止め部材と、該止め
    部材を、夫々のロック状態と非ロック状態との間で相互
    に逆の回転方向に夫々回動させる一対の第2リンクとを
    含むことを特徴とする、特許請求の範囲第9項に記載の
    装置。 11、長手の部材に沿って間隔を置いた位置で該部材に
    滑動可能に係合可能な一対の滑り部材と、一対の止め部
    材が前記滑り部材と夫々協働するべく回動可能に取付け
    られた共通の本体部と、前記止め部材をロック状態と非
    ロック状態との間で移動させる制御リンク装置とを含み
    、該リンク装置は、重なり合う1組の一端部で互いに回
    動可能に結合され、他端に前記本体部の夫々のスロット
    内に係合する滑り手段を有する一対の第1リンクから成
    り、前記スロットは、使用時に前記滑り部材に係合した
    長手の部材に略平行な方向に長手であり、前記滑り手段
    はまた前記止め部材に形成された別のスロットに夫々係
    合し、その結果前記滑り部材が前記本体部の前記対応す
    るスロットに沿って滑るとき、前記止め部材がロック状
    態と非ロック状態との間で移動され、前記第1リンクは
    、該リンク間に閉空間を画成して負荷接続部材を該第1
    リンクの外周に係合させるべく前記本体部から突出し、
    その結果前記荷重が前記第1リンクに印加されるときに
    は、前記滑り手段が前記本体部の前記スロットの相隣接
    する端部方向に向かって移動して前記止め部材を非ロッ
    ク状態に移動させ、且つ前記荷重が長手の部材に対して
    路外側の方向にもはや印加されないときには、前記付勢
    手段は前記止め部材をロック状態に移動させることを特
    徴とする、特許請求の範囲第8項に記載の装置。 12、前記本体部は、前記装置が長手の部材の非直線部
    を通れるようにするべく前記滑り部材間の位置で関節結
    合されていることを特徴とする、特許請求の範囲第11
    項に記載の装置。 13、前記第1リンクの前記重なり合う端部には開口部
    が設けられ、該開口部は前記止め手段がその非ロック状
    態にあるときに整合し、前記止め手段を前記非ロック位
    置に維持するために負荷が前記整合した開口部を介して
    接続係合され得るようにしたことを特徴とする、特許請
    求の範囲第11項に記載の装置。
JP62288266A 1986-11-14 1987-11-14 自己止め式ケーブル把持装置 Expired - Lifetime JP2836036B2 (ja)

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