JPH01266586A - ディスプレイカード若しくはマウント - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ディスプレイカード、マウント若しくはフレ
ームに関し、より具体的にはそのディスプレイ面が互い
に平行な少くとも二つの平面上に形成されたものに関す
る。

〔従来の技術〕

米国特許第２．２４１．０７５号には、平坦なシートか
ら組み立てられるディスプレイ装置が示されている。こ
れはその中央に折り目を有すると共に、背柱部及びパネ
ル部を形成するための更に多くの折り目が設けられてい
る。然しなから、後者の多くの折り目が上記中央の折り
目に対して成る角度で傾斜しており、三次元的な物品を
ディスプレイするための装置となっている。この先行文
献の技術は、本願請求項１の最初の部分の記載に該当す
る。

また、米国特許第１．９８６．５５０号には、もう一つ
別のディスプレイ装置が開示されているが、これも三次
元的な物品をディスプレイするためのものである。従っ
て、上記いずれの米国特許も、写真や絵画のような二次
元的な物品をディスプレイするためには適しておらず、
しかもどちらも非常に古風なものであった。

〔発明が解決しようとする課題〕

本発明は、上記の問題点を解決するためなされたもので
あり、その目的とするところは、−枚の平坦なシート材
料から容易に組み立てられ、写真や絵画等各種形態及び
サイズの二次元的な物品をディスプレイするのに適した
カード若しくはマウントを提供することにある。

〔問題点を解決するための手段及びその作用〕本発明は
、その中央を縦断して周辺部まで延びる折り目を有する
シート材料から成る、ディスプレイマウントを作成する
ための部材において、上記中央の折り目の両側に、更に
これと平行な、但しシート材料の周辺部までは伸長する
ことのない複数の折り目を設け、上記複数の折り目の端
部間に複数の切れ目を入れたことを特徴とする上記の部
材を提供するものである。

上記の如き構成とすることによって、−枚のシート状の
材料から、様々に広い範囲の異なったサイズの写真や絵
画等をディスプレイし得るマウントを組み立てることが
できる。

本発明は更に、上記部材がその中央の折り目に沿って折
り畳まれ、その折り目の両側に隣接する所定の領域が互
いにしっかりと貼り合わせられて、グリーテイングカー
ド状に形成されたものを提供する。

更にまた本発明は、上記中央の折り目の両側に隣接する
所定の領域が互いにしっかりと貼り合わせられると共に
、残りの領域が互いに平行な複数のディスプレイ面を形
成するようなディスプレイカード、マウント若しくはフ
レームを提供するものである。

〔実　施　例〕

以下、本発明の望ましい実施例につき、添付図面を参照
しつ＼説明する。

第１図は、折り曲げることにより本発明の第１の実施例
に係るディスプレイカードを組み立て得る原紙の展開図
、 第２図は、第１図に示したカードを組み立てた状態を示
す正面図、 第３図は、第２図に示したカードの側面図、第４図は、
折り曲げることにより本発明の第２の実施例に係るディ
スプレイカードを組み立て得る原紙の半分のみを示す展
開図、 第５図は、第４図に示したカードを組み立てた状態を示
す正面図、 第６図は、第５図に示したカードの側面図である。

第１図、第３図、第４図および第６図（第２図及び第５
図は除外）において、図面の手前側から見て、山折りと
すべきところは点線で、谷折りとすべきところは破線で
示しである。

第１図ないし第３図には本発明に係るカード１０が示さ
れており、第１図は、これを組み立てる前の平坦な状態
を示している０図から判るように、カード１０は２本の
切れ目１１．１１’を有すると共に、輪郭線１３．１４
．１５及び１６、並びに輪郭線１３’、１４°。

１５′及び１６′に沿って紙を切り抜くことにより形成
される２つの開口部１２．１２’を有している。上記カ
ード材料の左半分には折り目２０ないし２５が設けられ
、これらによって領域３０ないし３３が形成され、同様
にカードの右半分には折り目２０°ないし２５′が設け
られ、領域３０゛ないし３３゛が形成されるようになっ
ている。

上記カードは、前記の如く、点線で示した折り目は山折
りに、破線で示した折り目は谷折りとなるように折り曲
げられ、折り目２４と２４゛並びに折り目２５と２５°
をそれぞれ付き合わせた状態として、領域３０と３０”
を接着剤によりしっかりと貼り合わせることによって、
背柱部４０が形成されるようになっている。これによっ
て、上記カードは第２図及び第３図に示すように直立状
態に立てることが可能となり、そのとき領域３１及び３
１°によって第１のディスプレイ面が形成され、またこ
の第１のディスプレイ面から領域１５．１５°の幅に相
当する距離だけ後側に、領域３２及び３２′によって第
２の面が形成される。上記背柱部４０の底辺を形成する
エツジ２７　、２７　’は幾分斜めに切断し、カードを
立てたときにディスプレイ面３１．３１’、３２．３２
”が垂直状態から僅かに傾いた状態となるようにする。

上記ディスプレイ面には、所望の表面装飾若しくは図柄
や絵画を配し、或いは挨拶文や広告文等を予め印刷して
おくことが可能である。或いはまた、写真や絵画を、上
記組み立てたカードの望ましくは領域３２．３２’によ
って形成される平坦な領域に貼り付けることも可能であ
る。その場合、貼りつけた写真や絵画がディスプレイ面
を平面状態に保ち、これを補強する役割を果たす。

上記実施例の利点は、容易に製造、組立てが可能な魅力
あるディスプレイカードを提供し得る点にある。もう一
つの利点は、領域３０．３０”を互いに接着した状態に
おいても、通常のグリーテイングカードと同様に半分に
折り畳んで完全に平坦な状態にすることができるという
点にある。そのためこのカードは、領域３２及び３２゛
によって形成されるディスプレイ面と同一形状の、望ま
しくはアーチ形の写真又は他の絵画等と一緒に封筒に入
れて郵送することができる。受取人は単にこのカードを
開き、その折り目に沿ってこれを折り畳み、所定の位置
に例えば写真を接着剤等で貼りつければよい。

上記実施例に対しては様々な変更が可能である。

即ち例えば、カードの周辺部や切抜き部は所望の形状と
することが可能である。

また、ディスプレイ面間の段差の数に応じて折り目の数
を変更することも可能である。第４図ないし第６図には
、互いに平行な４つの平面上にディスプレイ面を有する
変更実施例によるカード５０が示されている。カード５
０は、カード材料の一部を切り取ることなく形成された
複数の単なる切れ目５１ないし５６を有している。上記
カード材料の左側には、点線及び破線で示した折り目に
よって領域６０ないし６７が形成され、またカードの右
側はこれらにダッシュ（゛）を付けた数字で示される同
様の構成となっている。カード５０はカード１０の場合
と同様に折り畳まれ、領域６７及び６７′をしっかりと
接着することによって堅牢な背柱部７０が形成されるよ
うになっている。カードを組み立てると、第５図に示す
ように、領域６０．６０’、６２．６２’、６４　、６
４”及び６６．６６°によって４つの互いに平行な平面
が形成される。

このような構成とすることにより、単一のカードであっ
ても様々なサイズの写真や絵画等に広く対応できる。も
し必要であれば、上側の大きな面を取り除くと下側のカ
ードが順次現われるようなカレンダー等を記載した引剥
し可能なカードを使用することも可能である。そのよう
なカレンダーカードは、適宜の接着剤等により上記ディ
スプレイカードに容易に着は外し可能なように取り付け
られる。

上に述べた実施例における所望のディスプレイ領域には
文字や装飾図柄等を予め印刷しておいてもよいが、この
カードは写真や絵画をディスプレイするのに特に好適で
ある。上記ディスプレイ領域及びディスプレイ面のサイ
ズは、ディスプレイされるべき写真若しくは絵画のサイ
ズに応じて選択される。また、このカード全体の形状も
、ディスプレイされるべき写真若しくは絵画のサイズに
応じて正方形若しくは長方形等とすることが可能である
。

上記のディスプレイマウントは、様々な厚さや強度を有
する各種の材料で作成することができ、例えば金属ホイ
ルによって作成することも可能である。

また上記カードは葉書として販売することも可能である
。その場合には、受取人が子供であっても組み立てられ
るように予め切れ目と折り目を印刷しておき、この印刷
された線に沿って折り畳むようにすればよい、上記ディ
スプレイ領域には、部分的な図柄を印刷しておき、カー
ドを組み立てたときに全体的な絵画が完成するようにし
てもよい。

更にまた、上記カードは、例えば、切れ目を入れるべき
線や折り目をマークしただけの単なる四角なカードから
、第２図及び第３図、若しくは第５図及び第６図に示す
ように組み立て＼そのディスプレイ面に適宜の写真等を
取り付けものまで、製造段階に応じた各種形態のものを
販売することが可能である。

そのうち望ましい販売形態として、例えば下記のような
ものが挙げられる。

（ｉ）第１図及び第４図に示すように平面状のもので、
接着剤なしのもの。

（１１）第１図及び第４図に示すように平面状のもので
、領域３０．３０″（６７，６７″）の一方若しくは両
方に接着剤を塗布し、これらの領域を互いに接触させる
と上記接着剤によって上記領域が貼り合わせられるもの
。

（ｉｔ）グリーテイングカードの形態に折り畳んだ平坦
なもの（例えば第２図に示したようなものの領域３１”
を領域３１上に重ね合わせ、背柱部４０もこれと同一平
面内にくるように折り畳んだもの）。

上記領域３０．３０’　（６７，６７”）を互いに貼り
合わせるためには、接着剤の代わりにテープやステープ
ラ−等を使用することも可能である。また、ディスプレ
イ材料としても、様々の厚さのカードや、プラスチック
材料、金属ホイル等々、各種の材料を使用できる。

〔発明の効果〕

本発明は叙上の如（構成されるから、本発明によるとき
は、−枚の平坦なシート材料から容易に組み立てられ、
写真や絵画等各種形態及びサイズの二次元的な物品をデ
ィスプレイするのに適したディスプレイカード、マウン
ト若しくはグリーテイングカード等を提供し得るもので
ある。

なお、当業者であれば、本発明が上記の実施例に限定さ
れるものでな（、その目的の範囲内において様々に異な
った実施例が可能であることを容易に理解し得るであろ
う、従って、本発明は上記の説明から当業者が容易に想
到し得るすべての変更実施例を包摂するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、折り曲げることにより本発明の第１の実施例
に係るディスプレイカードを組み立て得る原紙の展開図
、 第２図は、第１図に示したカードを組み立てた状態を示
す正面図、 第３図は、第２図に示したカードの側面図、第４図は、
折り曲げることにより本発明の第２の実施例に係るディ
スプレイカードを組み立て得る原紙の半分のみを示す展
開図、 第５図は、第４図に示したカードを組み立てた状態を示
す正面図、 第６図は、第５図に示したカードの側面図である。 １０−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・・・・−カード１１．１１’−・−・−・・・−・−
・・−一−−−・−・切れ目１２、１３．１４．１５．
１６．１２’　、　１３’　、　１４’　、　１５”、
　１６’・・・・・−・・−・−−一−−−−−・−・
−・・−切抜き輪郭線２０．２２．２２’　　−・・・
−・−・・・・・・・・折り目（谷折り）２１．２３，
２４，２５．２１’、２３’、２４’、２５’・・・・
−−一−−−−−−・−折り目（山折り）２７　、２７
°−・・・−−−−−−−・・−・・・・・−Ｖ字型切
取り部３０　、３０　’・・−・・−・・・−・・・−
・領域（背柱部領域）３１．３２．３１’、３２’−・
・−・−領域（ディスプレイ面）３３−−一−・・・・
−・・・・−・・−−−一−・〜・・−−−一領域４０
−・・−・・・−ｍ−−−・−・・−・−・・−・・−
・背柱部５０・−・・−・−・・・−・−・−・−・−
−−−・・−・・・−カード５１．５２．５３．５４．
５５．５６．５１’、５２’、５３’、５４’、５５’
、５６’・−・・−・−−−−一・・−・−−−−−・
・・−・・・−切れ目６０．６２．６４．６６．６０’
　、６２’、６４’、６６°。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）その中央を縦断して周辺部まで延びる折り目（２０
   ）を有するシート材料から成る、ディスプレイマウント
   を作成するための部材（１０；５０）において、上記中
   央の折り目の両側に、更にこれと平行な、但しシート材
   料の周辺部までは伸長することのない複数の折り目（２
   １、２２、２３、２１’、２２’、２３’）を設け、上
   記複数の折り目の端部間に複数の切れ目（１１、１３〜
   １６；５１〜５６）を入れたことを特徴とする上記の部
   材。 ２）上記複数の切れ目の少くとも幾つかのもの（１１；
   ５１〜５６）を、上記シート材料から材料の一部を切り
   抜くことなく単に切断することにより形成した請求項１
   に記載の部材。 ３）上記切れ目（１１；５１〜５６）を上記複数の折り
   目に対して直角方向に延びるよう形成した請求項２に記
   載の部材。 ４）上記複数の切れ目の少くとも幾つかのもの（１３〜
   １６）を、上記シート材料から材料の一部を切り抜くこ
   とにより形成した先行の請求項のいずれか一に記載の部
   材。 ５）上記シート材料の底辺に、頂点が上記中央の折り目
   （２０）の下端に位置する比較的浅いＶ字型の切取り部
   （２７、２７’）を形成した先行の請求項のいずれか一
   に記載の部材。 ６）上記中央の折り目の両側に、当該中央の折り目と上
   記複数の折り目の選択されたものとによって背柱部領域
   （３０、３０’；６７、６７’）を形成し、中央の折り
   目を折り畳んだとき一方の背柱部領域が他方の背柱部領
   域と互いに合致する先行の請求項のいずれか一に記載の
   部材。 ７）上記背柱部領域の少くとも一方が接着剤層を有する
   請求項６に記載の部材。 ８）請求項６又は７に記載の部材から成り、上記部材を
   その中央の折り目に沿って折り畳み、背柱部領域（３０
   、３０’；６７、６７’）を互いにしっかりと貼り合わ
   せたグリーティングカード。 ９）請求項６又は７に記載の部材から成り、背柱部領域
   （３０、３０’；６７、６７’）を互いにしっかりと貼
   り合わせ、上記部材の両側の互いに対応するディスプレ
   イ領域（３１、３１’及び３２、３２’；６０、６０’
   、６２、６２’及び６４、６４’）が略同一平面内にく
   るように、かつ上記背柱部に対して略垂直となるように
   組み立てたディスプレイカード若しくはマウント。