JPH01266060A - 列車検知方法とその装置 - Google Patents

列車検知方法とその装置

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JPH01266060A
JPH01266060A JP9633088A JP9633088A JPH01266060A JP H01266060 A JPH01266060 A JP H01266060A JP 9633088 A JP9633088 A JP 9633088A JP 9633088 A JP9633088 A JP 9633088A JP H01266060 A JPH01266060 A JP H01266060A
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JP
Japan
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train
track
circuit
track circuit
strength
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JP9633088A
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English (en)
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Toshio Kozuka
小塚 敏夫
Hiromasa Uchino
内野 博正
Kazuo Ichikawa
市川 和雄
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Sankosha Co Ltd
Original Assignee
Sankosha Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は鉄道線路における軌道回路内の列車。
車輌(以下列車という)の在線を検知する方法および装
置に関する。
〔従来の技術〕
軌道回路とは鉄道線路(レール)を電気回路の一部に用
い、軌道回路内に進入した列車の車軸によって、両レー
ル間が短絡したことを検知して鉄道信号装置、転てつ装
置、その他の保安装置を直接または間接に制御する目的
で作られた列車検知用の電気回路である。
現用の軌道回路11は第3図に示すように軌道を適当な
区間毎に区分して隣接レール16.16.・・・間をレ
ール継目絶縁14で電気的に絶縁し、区間内の各レール
継目をボンドで電気的に接続し、その区間の一端を送信
端として対のレールに送信器(直接電源、商用電源、高
周波電源)12を接続し、他端を受信端として軌道リレ
ー13を接続したものである。
軌道回路11内に列車Tがないときには、送信器12か
ら十分な励磁電流を受けて軌道リレー13は動作してい
るが、軌道回路11内に列車Tが入ると、列車Tの車軸
の低抵抗によって電気回路が短絡し、軌道リレー13が
励磁を失って落下するに至る。したがって、軌道リレー
13の励磁接点(扛上接点)で信号8115の緑色灯(
G)を、無励磁接点(落下接点)で赤色灯(R)を点灯
させることにより軌道回路11内への列車Tの在線時、
不在線時の信号機15の現示切替を自動的に行うことが
できる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、軌道回路は道床の状態、軌道の状態および天
候、気温の状況に左右されて受信電圧が著しく変動する
。また、列車の重量、レール踏面の状況(さび、油、灰
、落葉などの付着)、車輪。
車軸の電気抵抗などの条件変化が原因となって軌道回路
11内に進入した列車の後方(受信端1lllI)に残
留する電圧(残留電圧という)が変動し、この残留電圧
の影響で軌道リレー13が不安定動作をすることがあり
、ときには軌道回路11内に列車Tが在線しているにも
かかわらず、軌道リレー13が落下せずに信号tais
が緑色灯(G)現示となって“列車不在線”であると誤
認するという危険な事態を招くことがある。
現在鉄道信号による列車検知方式としては軌道回路が最
もi顆性の高いフェールセーフ方式であるとして広く採
用されているが、上記のような残留電圧による機器の誤
動作の危険性が未だ未解決の課題として残されている。
本発明の目的は前記の残留電圧を積極的に利用して軌道
回路内の列車の在線を検知する方法とその装置を提供す
ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明の列車検知方法におい
ては、鉄道線路の軌道回路に印加された電圧波形を常時
サンプリングし、列車不在線時における前記軌道回路の
平常電圧強度と列車在線時の軌道回路の残留電圧強度と
を比較し、或るサンプリング期間内において、残留電圧
強度が平常電圧強度を基礎として予め定めた基準値を下
廻るときに信号機の軌道リレーを切替制御して該軌道回
路内の列車、車輌の在線を検知するものである。
また、本発明の列車検知方法において、前記平常電圧波
形パターン強度のデータを常時サンプリングし、一定期
間のサンプリングデータをもって、前記基準値を更新す
れば、軌道の条件や、周囲の環境変化に対応できる。
また、本発明の列車検知装置においては、軌道回路の送
信端に電源電圧を印加する送信器と、軌道回路の受信端
の電圧波形を受信する受信器と、軌道回路内に列車不在
線時の正常電圧波形を記憶する記憶回路と、記憶回路に
記憶された平常電圧の強度と列車在線時の残留電圧の強
度とを比較する比較器と、前記残留電圧が平常電圧強度
を基礎として予め定められた基準値を下廻る強度のパタ
ーンを含むときに軌道リレーに切替制御指令を出力する
判断回路とを有するものである。
〔実施例〕
以下に本発明の実施例を図によって説明する。
第1図は本発明装置を適用した軌道回路を示している0
図において、隣接する軌道回路1のレール2.2間はレ
ール継目絶縁3によって互いに電気的に絶縁されている
。軌道回路1にはその一端(送信端)に送信器4、他端
(受信@)に受信器5が接続されている。6は受信器5
の受信内容に応じて切替制御される軌道リレーである。
本発明においても、送゛信器4の種類は特に限定される
ものではない、直流電源、交流商用電源。
高周波電源のいずれをも使用できるほか、本発明では軌
道リレー6の励磁に必要な電力を必要としない。
送信器4から軌道回路1の送信端に加えられた電圧信号
はその受信端に接続された受信器5にて受信される。
受信器5は受信端での電圧波形パターンを検知してこれ
を認識する機能を有している。すなわち、受信器5は軌
道回路1内に列車が在線していないときの平常電圧波形
パターンと、列車が在線するときの残留電圧波形パター
ンとを認識する。
受信器5には、前記平常電圧波形パターンのみを一定の
サンプリング期間(例えば100ns間隔で。
10秒間)毎にデータとして記憶するとともに、次々に
記憶データを更新する機能を備えた記憶回路7と、記憶
回路7に記憶された平常電圧波形パターンの強度と、受
信された残留電圧波形パターンの強度とを比較する機能
を備えた比較器8と、受信された残留電圧波形パターン
の強度が一定のサンプリング期間(例えば100ns)
の間に記憶回路7から出力される平常電圧波形パターン
の強度を基礎として予め定められた基準(例えば平常電
圧の20%以下)を下延るときに当該軌道回路1内に列
車Tが在線すると判断して軌道リレー6に切替制御指令
を出力する機能を備えた判断回路9とを設ける。
本発明では軌道リレー6は判断回路9の指令を受けて動
作を復旧し、その無励磁接点(落下接点)で信号機の赤
色灯(R)が点灯することになる。
第2図において、送信器4に交流電源を用いたときに軌
道回路1の送信端には波高値が均一な繰返しの電圧波形
パターンが送信される。受信端では波高値に減衰がある
もののほぼ均一な波高値の繰返しによる平常電圧波形パ
ターンHが受信器5に受信される。この軌道回路1内に
受信端側から列車Tが進入すると、受信電圧は極めて微
小で、残留電圧波形パターンLは波高値が不安定な乱れ
・た波形となる。
列車Tが当該軌道回路lを通り抜けた後は受信電圧は波
高値が均一な波形パターンの繰返しに戻る。受信器5の
判断回路9では次のように適宜判断基準を定める。
(1)例えば、100nsのサンプリング期間内で受信
電圧(残留電圧波形パター°ン)の強度を計測し、連続
5サンプルの内、2サンプル以上が平常電圧波形パター
ンの強度の20%以下に低下したときにこれを列車の進
入(列車在線)とみなし、軌道リレー6を復旧(落下)
させ、信号機に赤色灯(R)を現示する。
(2)連続5サンプルの内、平常電圧波形パターンの強
度の20%以下に低下したものが1サンプル以下のとき
には列車進出(列車不在線)とみなし、軌道リレー6を
動作(扛上)させ、信号機に緑色灯(G)を現示する。
以上は判断基準の一例である。その判断基準は同等限定
されるものではない、過渡的な受信電圧の変動か生ずる
ために厳密な判断基準を設定することが必ずしも有利で
はないが、本発明では厳密な判断基準を設定して、列車
不在線の認識を誤ったとしても信号機には赤色灯(R)
の現示が行われることとなって少くとも列車追突の事故
はさけられる。
本発明では列車在線、不在線の判断基準の基礎となる平
常電圧波形パターンレベルの記憶を一定時間毎に更新し
て、軌道回路の環境条件の変化による平常電圧の変動に
対応する。
以上実施例では送信器に交流電源を用いてサンプリング
を行う例を示したが、本発明は直流電源を用いても同様
に適用できる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によるときには軌道回路の短絡不良
による誤動作特に軌道回路内に列車が在線するにもかか
わらず、信号機に緑色灯を現示するような危険な事態を
未然に防止でき、軌道回路の信顆性を著しく向上できる
また、本発明は軌道回路内の列車在線、不在線の判断基
準の基礎となる平常電圧のデータを常に取り込んでこれ
を更新するため、軌道回路の環境条件の変化にかかわら
ず残留電圧波形パターン強度と基準値との大小を確実に
判別することができる。
さらに本発明は現用の軌道回路に、バックアップ用とし
て付加することにより、フェールセーブ性をより向上で
きる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一実施例を示す軌道回路の略示図
、第2図は軌道回路内の列車不在線時。 在線時における平常電圧波形パターンと残留電圧波形パ
ターンとを示す図、第3図は従来の軌道回路の略示図で
ある。 1・・・軌道回路     2・・・レール3・・・継
目絶縁     4・・・送信器5・・・受信器   
   6・・・軌道リレー7・・・記憶回路     
8・・・比較器9・・・判断回路 H・・・平常電圧波形パターン L・・・残留電圧波形パターン 第1図 第2図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鉄道線路の軌道回路に印加された電圧波形を常時
    サンプリングし、列車不在線時における前記軌道回路の
    平常電圧強度と列車在線時の軌道回路の残留電圧強度と
    を比較し、或るサンプリング期間内において、残留電圧
    強度が平常電圧強度を基礎として予め定めた基準値を下
    廻るときに信号機の軌道リレーを切替制御して該軌道回
    路内の列車、車輌の在線を検知することを特徴とする列
    車検知方法。
  2. (2)前記平常電圧波形パターン強度のデータを常時サ
    ンプリングし、一定期間のサンプリングデータをもって
    、前記基準値を更新することを特徴とする請求項(1)
    に記載の列車検知方法。
  3. (3)軌道回路の送信端に電源電圧を印加する送信器と
    、軌道回路の受信端の電圧波形を受信する受信器と、軌
    道回路内に列車不在線時の正常電圧波形を記憶する記憶
    回路と、記憶回路に記憶された平常電圧の強度と列車在
    線時の残留電圧の強度とを比較する比較器と、前記残留
    電圧が平常電圧強度を基礎として予め定められた基準値
    を下廻る強度のパターンを含むときに軌道リレーに切替
    制御指令を出力する判断回路とを有することを特徴とす
    る列車検知装置。
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