JPH01264030A - 通信端末装置の自動応答符号確認方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は通信端末装置の自動応答符号確認方式、とくに
テレックス装置の自動送信機能に有利に適用される通信
端末装置の自動応答符号確認方式に関する。

（従来の技術） 周知のようにテレックス装置は、たとえば国際テレック
ス網を介して相手テレックス装■ヘメッセージ通信を行
なう通信端末装置である。テレックス装置によりヘメッ
セージ通信を送る場合、操作者は、発信側テレックス装
置のたとえばＬ　ＩＮＥボタンを押して国際テレックス
交換機との接続操作を行ない、接続完了後に着信先の相
手端末装置の加入電信番号をキー人力する。この操作に
より交換機を経由して発信側テレックス装置と着信先テ
レックス装置とが接続されると、着信先装置は発信側装
置に対し自動応答符号（Ａｕｔｏｍａｔｉｃ　Ａｎｓｗ
ｅｒＢａｃｋ　Ｃｏｄｅ）を送る。自動応答符号とは、
その装置の識別符号であり、これを確認することで不在
通信が可能となる０発信側の操作者は、この応答符号に
より所望の着信側装置と接続されたことを確認後、送信
電文を送出する。

テレックス装置のなかには自動送信機能を有するものが
ある。自動送信機能とは、作成した送信電文を指定した
時刻に自動的に送信する機能である。この機能を使用す
る場合、送信電文および送信時刻の他にたとえば送信先
の電信番号および自動応答符号を登録しておく。発信側
テレックス装置は、送信時刻になると交換機との接続制
御を行なった後、登録された送信先の電信番号を送出し
て着信先テレックス装置と接続する。接続後、発信側装
置は、着信先装置より自動応答符号を受信し、これをあ
らかじめ入力されている自動応答符号と照合する。発信
側は、自動応答符号の照合の結果が一致すれば、あらか
じめ登録された送信電文を送り、また照合した自動応答
符号が１文字でも異なれば、送信電文を送ることは着信
先装置の自動応答符号の調査、確認まで中断される。

（発明が解決しようとする課題） このように従来技術による自動送信機能は、自動応答符
号の照合を装置が行なうため、着信先装置の自動応答符
号の全桁を正確に入力しておかなければ、指定した時刻
に送信電文を送ることはできなかった。このため利用者
にとって自動送信機能は融通性の欠けた操作性の悪いも
のであった。

本発明はこのような従来技術の欠点を解消し、自動応答
符号の内容が曖昧でも自動送信が可能な通信端末装置の
自動応答符号確認方式を提供することを目的とする。

（課題を解決するための手段） 本発明は上述の課題を解決するために、発信の際、送信
先通信端末より送られてくる自動応答符号を受信し、自
動応答符号をあらかじめ登録されている登録符号と照合
し、自動応答符号と登録符号とが一致するか否かを確認
する通信端末装置の自動応答符号確認方式は、登録符号
の一部の桁位置に特定符号を設定することが可能であり
、登録符号のなかに特定符号が設定されると、特定符号
が設定された桁位置に該当する自動応答符号の符号は、
特定符号と照合結果が一致したものとみなす。

（作　用） 本発明によれば、送信先相手通信端末より受信した自動
応答符号と、あらかじめ登録しである登録符号とを照合
する。そして、登録符号に特定符号が設定されている自
動応答符号の桁は、照合結果が一致したものとみなし１
次の桁の照合を行なう。

（実施例） 次に添付図面を参照して本発明による通信端末装置の自
動応答符号確認方式の実施例を詳細に説明する。

第１図には、本発明による通信端末装置の自動応答符号
確認方式を適用した自動送信機能を有するテレックス装
はの実施例が示されている。回線１００のライン側はテ
レックス交換機（図示せず）に接続され、また襞間側は
テレックス装置２０の発信（送信）制御部９ａ、および
受信制御部９ｂに接続されている０発信制御部８ａは、
発信時の接続制御を行なう制御部である。発信制御部８
ａは、発信指示があるとテレックス装置２０の操作表示
部１より入力された接続先の加入電信番号および送信電
文などを、交換機または接続先テレックス装置（図示せ
ず）に送出する。

受信制御部９ｂは、接続先テレックス装置より送られて
きた受信電文および自動応答符号の受信制御を行なう制
御部である。接続先テレックス装置より自動応答符号が
送られてくると、受信制御部９ｂはこの符号を出力１１
０を介してアンサバック受信メモリ１１に格納する。受
信メモリ１１は０〜ｋまでのアドレスを有し、受信した
自動応答符号はそれぞれのアドレスに１符号づつ順に格
納される。

操作表示部工は、送信電文および各種制御情報を入力す
る操作キーボードｌａと、キーボード１ａより入力した
情報およびキー人力画面などを表示するデイスプレィ（
ＤＩＳＰ）Ｉｂにより構成されている。

通常、テレツクラス装置２０はキーボードｌａより電文
を入力できるよう送信電文作成部２が起動されている。

このため、デイスプレィＩｂには作成部２の電文作成画
面が表示され、送信先テレックス装着に送る送信電文を
作成することができる０作成された送信電文は、シリア
ル番号である送信電文番号が付加され、作成済電文メモ
リ３に記録される。電文メモリ３は、送信電文番号とと
もに作成された電文を記憶する記憶部である。

自動送信情報指定部４は、作成済電文メモリ３に記憶さ
れている送信電文を、指定時刻に送信先テレックス装置
に送る自動送信情報の登録部である。情報指定部４は４
つの項目により構成されている指定情報テーブル７を有
する。情報テーブル７は、送信先の電信番号を入力する
相手加入者番号入力項目、送信先の自動応答符号を入力
する相手自動応答符号入力項目、送信時刻を入力する自
動送信時刻入力項目および電文メモリ３に記憶されてい
る電文番号を入力する送信電文番号入力項目を有し、情
報指定部４の起動時にこれら項目がデイスプレィｌｂに
表示される。送信先の自動応答符号を相手自動応答符号
入力項目に入力する際、そのなかに不明な桁がある場合
には、その桁に所定の特定符号、たとえば「？」マーク
などを入力することができる。このマークが入力されて
いる桁は、受信した自動応答符号の該当する桁の照合チ
エツクが行なわれない。この特定符号に使用される文字
は１通常のアンサバックに用いられることのないものが
使用される。

アンサバック指定メモリ８は、相手自動応答符号入力項
目に入力された自動応答符号が蓄積される記憶部である
。アンサバック指定メモリ８は。

受信メモリ１１と同様にＯ−ｋまでのアドレスを有し、
それぞれのアドレスに１符号、すなわち１桁づつ自動応
答符号が格納される。

自動送信時刻起動部５は、時計をたとえば内蔵しており
、自動送信の起動が指示されると情報テーブル７の自動
送信時刻入力項目で設定された自動送信時刻を監視する
。起動部５は、現在時刻と自動送信時刻の一致を確認す
ると、出力１１０を介し自動送信プロトコル制御部６に
対し送信開始の指示を行なう。

自動送信プロトコル制御部６は、自動送信に伴う接続制
御を行なう制御部である。すなわち制御部６は、送信開
始の指示を受けると、接続局との接続および送信先電信
番号の進出を制御出力１１２を介して発信制御部９ａに
対し指示する。また制御部６は、送信先テレックス装置
の自動応答符号の受信終了を受信制御部８ｂより受ける
と、制御出力１１６を介し自動応答符号照合チエツク部
１０に照合開始の指示を与える。さらに制御部６は、チ
エツク部ｌＯより照合が一致した旨の通知を受けると、
情報テーブル７の送信電文番号項目に登録されている電
文番号の送信電文を、送信先装置に送るよう発信制御部
９ａを制御し、また照合が一致しない旨の通知を受ける
と、回線１００を解放するよう発信制御部９ａを制御す
る。

自動応答符号照合チエツク部１０は、アンサバック指定
メモリ８に記憶された自動応答符号とアンサバック受信
メモリ１１に格納された自動応答符号とを比較するチエ
ツク部である。アンサバック指定メモリ８およびアンサ
バック受信メモリ１１の各アドレスには、自動応答符号
が１桁づつ格納されている。照合チエツク部１０は、そ
れぞれのアドレスに格納された自動応答符号を照合し、
照合が終わるとその結果を制御出力１１６を介しプロト
コル制御部６に通知する。なおチエツク部ｌＯは、アン
サバック指定メモリ８のあるアドレスに特定符号が格納
されていることを検出すると、そのアドレス位舒の符号
に関し照合が一致したものとみなし、次のアドレスの照
合チエツクを行なう。

第２図には、第１図で示したテレックス装置２０の自動
送信プロトコルの実施例が示されている。

同図および第１図を用いてテレックス装置２０の自！！
ＩＪ送信処理動作の一例を説明する。

操作者がキーボードｌａよりキー人力を行なうと、入力
されたキー情報は送信電文作成部２により送信電文とし
て作成される。操作者が送信電文の作成を終了し、キー
ボード１ａより電文作成終了を示すたとえば作成終了キ
ーなどを押下すると、電文作成部２は、たとえば「Ｏｌ
」などの送信電文番号をこの送信電文に付加して電文メ
モリ３に記憶するとともに、デイスプレィ１ｂにこの電
文番号を表示する（２００）　。

送信電文の作成が終了すると、操作者はキーボード１ａ
より自動送信情報起動部４の起動を指示する。起動部４
が起動されると、指定情報テーブル７、すなわち相手加
入者番号入力項目、相手自動応答符号入力項目、自動送
信時刻入力項目および送信電文番号入力項目がデイスプ
レィｌｂに表示される。操作者は、自動送信する送信先
テレックス装置の電信番号がｒ　１２３４５＋Ｊの場合
には、この番号を相手加入者番号入力項目に登録する。

また送信先テレックス装置の自動応答符号、たとえばｒ
ＯＫＩＤＥＮＫ、、、Ｊを相手自動応答符号入力項目に
登録する。もし、このとき送信先の自動応答符号の一部
が、曖昧だったり不明の場合には、その桁にたとえば「
？」マークなどの所定の特定符号を入力する。すなわち
、送信先の自動応答符号のたとえば３桁目と６桁目がわ
からない場合には、自動応答符号入力項目にｒＯＫＩ？
ＥＮ？、、、Ｊと登録する。この登録はアンサバック指
定メモリ８に格納され、キーボードｌａより入力終了キ
ーを入力すると、自動応答符号の直後に終了マークが格
納される。さらに、自動送信時刻入力項目に送信時刻ｒ
ｏｏ時！ｘ分」を、送信電文番号入力項目に先程作成し
た送信電文番号「Ｏｌ」を登録する（２０２）　。

指定情報テーブル７の送信情報の登録が終了すると、操
作者は送信時刻起動部５に起動指示を行なう、起動部５
は、この指示を受けると時間監視を行ない、送信時刻入
力項目に登録された送信時刻ｒｏｏ時！！分」と現在時
刻とを一定の周期で監視する（２０４）　。

現在時刻が送信指定時刻と一致すると、起動部５はプロ
トコル制御部６に発信開始の指示を行なう、プロトコル
制御部６は、この指示により発信制御部８ａへ発信信号
の送出指示を行ない、受信制御部９ｂからの接続完了信
号を待つ０発信制御部９ａは発信信号送出指示を受ける
と、回線１００を介しテレックス交換機に発信信号を送
出する（２０Ｂ）　。

発信制御部９ａより送信された発信信号にテレックス交
換機が応答すると、この応答信号は受信制御部９ｂに入
力される。受信制御部８ｂは、この信号を入力すると、
交換機との接続完了信号をプロトコル制御部６に出力す
る（２０Ｂ）　。

プロトコル制御部６は、接続完了信号を受信すると、指
定情報テーブル７の相手加入者番号入力項目に登録され
ている電信番号を送出するよう発信制御部９ａを制御し
、受信制御部９ｂからの受信終了通知を待つ０発信制御
部８ａは、プロトコル制御部６より加入者電信番号の送
出指示を受けると、回線１００を介し交換機に加入者番
号ｒ　１２３４５＋Ｊを送出する（２１０）　、交換機
は、接続先の加入者番号を受信すると、この番号の相手
テレックス端末との接続制御を行なう。交換機と相手端
末が接続されると、この端末より送信されるたとえばｒ
ＯＫＩＩ］ＥＮＫ、、ｌの自動応答符号は、交換機を経
由してテレックス装置２０に送られる。

受信制御部９ｂは、送信先相手端末より自動応答符号を
受信すると、アンサバック受信メモリ１１にこのｒＯＫ
ＩＤＥＮＫ、、、Ｊの自動応答符号を格納し、受信終了
により終了マークをこの符号の直後に格納する。受信制
御部９ｂはまた、自動応答符号の終了マークを受信する
と、プロトコル制御部６に受信終了を通知する（２１２
）　、プロトコル制御部６は自動応答符号の受信終了通
知を受けると、自動応答符号の照合チエツクを行なうよ
う照合チエツク部１０に指示する。チエツク部１０はこ
の指示を受けると、アンサバック指定メモリ８に格納さ
れた自動応答符号とアンサバック受信メモリ１１に格納
された自動応答符号との照合チエツクを行なう（２１４
）　。

第３図には本実施例における照合チエツク（２１４）の
詳細処理フローが示されている。照合チエツク部ｌＯは
、プロトコル制御部６より自動応答符号の受信終了通知
を受けると（３００）　、受信メモリ１１のアドレスを
示す取出しポインタＸおよび指定メモリ８のアドレスを
示す取出しポインタｙを初期化する（３０２）　、これ
により、それぞれのボインクの値は「０」になる。

照合チエツク部ｌＯは、受信メモリ１１の取出しポイン
タＸのアドレスに格納されているデータが終了マークか
判断しく３０４）　、終了マークの場合は処理を終了す
る（３１４）　、このとき、ポインタＸはアドレス０を
示しているため、ここに格納されているデータは前述の
送信先相手端末より送られてきた符号ｒＱＪである。こ
のため、チエツク部１０は終了マークでないことを識別
し、次の処理に移行する。

次にチエツク部１０は、指定メモリ８の取出しポインタ
ｙのアドレスに格納されているデータが、終了マークか
どうかを判断しく３０６）　、終了マークの場合には処
理を終了しく３１４）　、終了ヤークでない場合にはそ
れが特定符号かどうかを判断する（３０８）　、ポイン
タｙはポインタＸと同様に、このときアドレスＯを示し
ているため、ここには先程指定情報テーブル７の相手自
動応答符号入力項目に登録された符号「０」が格納され
ている。したがって、チエツク部ｌＯは、ここに格納さ
れているデータが終了マークオたは特定符号でないこと
を識別すると、それぞれのポインタが示すアドレスに格
納されているデータの照合チエツクを行なう（３１０）
　、照合の結果、この場合のようにそれぞれのデータが
一致すると、ポインタＸおよびｙをそれぞれ１ポイント
加算しく３１２）　、同様の照合チエツク処理（３０４
〜３１２）を終了マークを検出するまで実行する。また
、照合の結果データの内容が異なる場合には異常終了と
する（３１Ｂ）。

本実施例のように、指定メモリ８のたとえばアドレス３
に特定符号が登録されている と、照合チエツク部１０は、照合チエツクを行なわずに
ポインタＸおよびｙを１加算し、アドレス４以降の照合
を行なう、このため自動応答符号の特定の桁が曖昧であ
ったり、不明であっても特定符号を登録しておけば異常
終了となることはない。

照合チエツク部１０は、アンサバック指定メモリ８とア
ンサバック受信メモリ１１に登録された自動応答符号の
照合チエツクが終了すると、正常終了または異常終了の
いずれかの報告をプロトコル制御部６に行なう。プロト
コル制御部６は、正常終了の通知を受けると、指定情報
テーブル７の送信電文番号入力項目に登録されている番
号の送信電文を相手端末装置に送信するよう発信制御部
９ａを制御する（２１Ｂ）。これにより、本実施例では
電文番号「０１」の送信電文が所望の端末装置に送信さ
れる（２１８）。また、異常終了の通知を受けると、回
線１００を解放し、送信処理を中断する。

ところで、従来技術では相手自動応答符号項目に特定符
号を登録することはできなかった。このため、相手自動
応答符号を正確に覚えていなければ、照合チエツクによ
り異常終了となる確率が高いため、自動送信機能を使用
することができなかった。これに対して本実施例では、
相手自動応答符号を正確に知らなくても、この符号の曖
昧な桁に特定符号を登録することにより、所望の相手端
末に送信電文を送ることができる。

なお、本実施例では特定符号か否かを先に判断し、特定
符号でない場合にそれぞれに格納されているデータの照
合チエツクを行なったが、たとえば照合チエツクを先に
行ない、照合の結果一致しなければアンサバック指定メ
モリに登録されているデータが、特定符号でないかどう
かを判断するようにしてもよい、また、本実施例では本
発明をテレックス通信装惹によるテレックス通信システ
ムに適用した実施例を示したが、本発明はこれに限定さ
れるものではない。すなわち本発明は、テレックス通信
システムのようにたとえば自動応答符号などのようなコ
ードを確認後に、送信を開始する自動送信機能を有する
通信システムに適用可能である。

（発明の効果） このように本発明によれば、照合の範囲から外す特定符
号を自動応答符号として登録することができる。このた
め、送信先通信端末の自動応答符号の必ずしも全桁を正
確に入力できない場合でも、自動送信を行なうことがで
きる。したがって、自動送信方式に汎用性が生じ、利用
者にとって使い易い通信端末装置の自動送信機能を提供
することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による通信端末装置の自動応答符号確認
方式を、テレックス装置の自動送信機能に適用した実施
例を示す自動送信システム構成図。 第２図は、第１図の自動送信システムにおける自動送信
プロトコルの動作を示すフロー図、第３図は、第１図の
自動送信システムにおける照合チエツクの動作を示すフ
ロー図である。 主要部分の符号の説明 １６０．操作表示部 ２３０．送信電文作成部 ３０１８作成済電文メモリ ４１９．自動送信情報指定部 ５８１．自動送信時刻起動部 ６００．自動送信プロトコル制御部 ７１８．指定情報テーブル ８９９．アンサバック指定メモリ ９ａ、、、発信（送信）制御部 ９ｂ、、、受信制御部 １０、、、自動応答符号照合チエツク部１１、、、アン
サバック受信メモリ 特許出願人　沖電気工業株式会社 代　理　人　香取　孝雄 丸山　隆夫

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 発信の際、送信先通信端末より送られてくる自動応答符
   号を受信し、該自動応答符号をあらかじめ登録されてい
   る登録符号と照合し、該自動応答符号と登録符号とが一
   致するか否かを確認する通信端末装置の自動応答符号確
   認方式において、該方式は、 前記登録符号の一部の桁位置に特定符号を設定すること
   が可能であり、 前記登録符号のなかに前記特定符号が設定されると、該
   特定符号が設定された桁位置に該当する前記自動応答符
   号の符号は、該特定符号と照合結果が一致したものとみ
   なすことを特徴とする通信端末装置の自動応答符号確認
   方式。