JPH01263046A - 積層体および積層容器 - Google Patents

積層体および積層容器

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JPH01263046A
JPH01263046A JP63092564A JP9256488A JPH01263046A JP H01263046 A JPH01263046 A JP H01263046A JP 63092564 A JP63092564 A JP 63092564A JP 9256488 A JP9256488 A JP 9256488A JP H01263046 A JPH01263046 A JP H01263046A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、a屠体および積層容器に関し、さらに詳しく
言うと、パール顔料を含有する熱可塑性樹脂組成物層と
無機充填剤を含有する熱可塑性樹脂組成物層とを積層し
てなり、美麗なパール調外観を有し、たとえば包装材料
や装飾材料として好適に用いられる積層体およびその積
層体で形成した積層容器に関する。
[従来の技術] 従来、各種包装材料、装飾材料としては1紙、合成樹脂
シートあるいは合成樹脂フィルム、及び紙と合成樹脂シ
ートあるいは合成樹脂フィルムとのラミネート等が使用
されている。これらの材料は若色剤や印刷等により見晴
えを良くされて使用されることが多い。
特に、シート、フィルム、容器等について、真珠光沢を
有するバール調外観を有する素材が求められる。巾でも
シート類から8成形されるトレー状IB器にあっては5
機械的性質である剛性を適性に保持させることを目的に
ポリスチレンなどのバール調外観の素材が使用されてい
るが、易焼却性、耐熱性等の点に不十分であった。そこ
でパール調外観を有し、かつ他の諸性質も充分満足され
る材料を安価に得ようとして従来から種々の研究、開発
が行なわれて来た。
そこで、通常、熱可塑性樹脂にパール調外観を付与する
方法としては、一般的に屈折率の異なる熱可塑性樹脂を
ブレンドする方法や、樹脂にバール顔料を添加する方法
等が行なわれた。
前記ブレンドする方法は、例えばポリカーボネートとポ
リメチルメタクリレートとをブレンドしてパール調外観
を出現させる。
しかし、樹脂同士は相溶性が悪く、層状剥離が生じ易く
、また、組合わせて使用する樹脂に制限があり、また高
価であった。
またパール顔料を添加する方法において、パール調外観
を付与するには、マイカ等のパール顔料を多量に樹脂に
配合する必要があり、コストが高価になり、しかもパー
ル調外観が必ずしも充分であるとは言い難かった。
そこでパール顔料を配合した樹脂層を他の樹脂層にラミ
ネートする工夫も行なわれた。
例えば特開昭54−7485号公報の開示によると、パ
ール顔料を混入した変性ポリオレフィンを接着層とし、
その接着層の内側面には着色剤を混入した樹脂からなる
着色層を、その接着層の外側面には透明樹脂層を積層し
たu1戊、即ち透IJI樹脂層/バール材料混入層/着
色層からなる三層構成の被覆材を造り、この被覆材を容
器の外壁に対して着色層を接着し、透明樹脂層を表面に
なるようにしてバール材料混入層の保護層とした。そし
て光が被覆材に入射すると、バール材料混入層中のバー
ル材料から光が乱反射され1着色層からは光が反射しな
いようにしてパール調外観を出す、この構成物は被覆材
であり、剛性、耐熱性が不十分で、外観上プラスチック
感が強く美麗なパール調を有さず、また三層構成である
が故に製造工程が複雑でコストアップとなった。またこ
の被覆材の着色層はあくまでも光を通さなければよく、
他の効果例えば機械的強度、易焼却性等を目的とするも
のでなかった。
また、特開昭55−154159号公報にはポリオレフ
ィン樹脂の拉屑物が開示され、無機充填剤を含有するポ
リオレフィン樹脂よりなる基材層と、非白色系顔料を含
有する被覆層との積層体が示されているが、これは被覆
層によって基材層の汚染ヲ防ぐことを目的とし、積層体
にパール調外観を付与することは全く考慮されていなか
った。
[発明が解決しようとする課題] 上述したように、従来のパール調外観を有する樹脂組成
物からなる材料は、パール調外観が悪く、剛性までの機
械的性質、耐熱性が不十分であり、また焼却時の燃焼カ
ロリーが大きくて焼却炉を損傷させる等の欠点を有して
いる。しかしバール調外観を有する材料は、包装材、装
簿材として広く求められているので、これらの欠点を解
決した材料が要望されていた。
従って、本発明の目的は、プラスチック様でない美麗な
パール調外観を有し、しかも強度、剛性に優れた熱可塑
性樹脂組成物層からなる積層体であって、その積層体は
シート、フィルムとして使用され、更にそれらからトレ
ー状容器、カップ状容器を造って使用することができ、
かつ易燃焼性、廃棄性に優れた積層体を提供することに
ある。
[問題点を解決するための手段] 前記課題を解決するための請求項1に記載の発明は、1
0〜80重量%の割合でfi機充屓剤を含有する熱可塑
性樹脂組成物層(A)と、1〜10重量%の割合でパー
ル顔料を含有する熱可塑性樹脂組成物層(B)とを積層
してなることを特徴とする積層体であり、 前記請求項2に記載の発明は、前記a屠体が共押出し成
形法により成形されてなる間層シートである前記請求項
1に記載の積層体であり。
前記請求項3に記載の発明は、前記請求項1に記載の積
層体により形成されてなることを特徴とする積層6塁で
ある。
本発明において特筆す可きことは、本発明の積層体は、
特定の配合量で配合されたパール顔料を有する組成物層
と、特定の配合量で配合された無機充填剤を有する樹脂
組成物層とから構成されていることである。
樹脂組成物層(A) ■熱可塑性樹脂 熱可塑性樹脂層(A)に用いられる熱可塑性樹脂は、い
ずれの熱可塑性樹脂でもよく、例えば、ポリエチレン、
ポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリスチレン、ポ
リ酢酸ビニル、ポリアクリレート、またはポリメタクリ
レート、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリエ
ーテル、ポリカーボネート、熱可塑性ポリエステル、ポ
リアミド、ジエン系プラスチック、ポリウレタン等を挙
げることができる。
中でもポリオレフィンが好ましく、低密度ポリエチレン
、中高密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、ハロゲン含
有のポリエチレン(例えばポリクロロトリフロロエチレ
ン等)、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−酢
酸ビニル共重合体のケン化物、エチレン−アクリル酸共
重合体、カルボン酸をグラフトした変性ポリエチレン、
ポリオレフィン、を骨格とするアイオノマー、アミドま
たはイミドをグラフトした変性ポリエチレン等が例示さ
れる。
前記ポリオレフィンの中でも、ポリエチレンおよび/ま
たはポリプロピレンが好ましい。
■無機充填剤 無機充填剤は熱可塑性樹脂に混入されて耐熱性、剛性、
焼却性などを改善し、得られる植屠体のバール調外観を
損はないものならばいずれのものでも使用できる。
無機充填剤としては例えば、炭酸カルシウム、炭酸マグ
ネシウム、塩基性炭酸マグネシウム、ドロマイト等の炭
庸塩;硫酸カルシウム、硫酸マグネシウム、硫酸バリウ
ム等の硫酸塩;亜硫酸カルシウム等の亜硫酸塩;酸化カ
ルシウム、酸化マグネシウム、酸化アルミニウム等の金
属酸化物;水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、
水酸化カルシウム等の金属水酸化物;タルク、クレー、
シリカ、アスベスト、ガラスmta、ガラスピーズ、ケ
イ酸カルシウム、モンモリロナイト、ベントナイト等の
ケイ酸塩ないしケイ酸塩鉱物;鉄。
亜鉛、アルミニウム等の全屈粉末等が挙げられる。
これらの各種の無機充填剤の中でもタルク、炭酸塩、シ
リカ等が好ましく、特にタルク、炭酸カルシウム、又は
その混合物が好ましい。
更に前記無機充填剤と共に、必要に応じて白色顔料を添
加することもできる。白色顔料として酸化チタン、硫化
亜鉛、酸化亜鉛等が挙げられ、特に酸化チタンが好しい
、そのとき白色顔料は充填剤としての作用を兼ねる。ま
たこの他に着色剤、安定剤、酸化防止剤等の添加剤を加
えることができる。
■配合量、層の厚さ等 この熱可塑性樹脂層(A)においては、無機充填剤と熱
可塑性樹脂との合計量に対して、無機充填剤を10〜8
0ffi量%、好ましくは20〜60重量%の割合で含
有する。
無機充填剤を1Offi量%より少なく含有させると剛
性、耐熱性が低下し、また80重量%を超えて含有させ
ると機械的性質、加工性が劣ることがある。
モして熱可塑性樹脂層(A)の代表的な組成例は、 ポリプロピレン            20wtX(
出光ホu 7’ er ElooG、Xl−0,5)ポ
リエチレン            30wt!(出光
ポリエチL/ 7520MB、Xl−0,4)タルク(
平均粒径12ル)         48wt$酸化チ
タン(ルチル¥7)         2wt$の組成
で示される。
この熱可塑性樹脂層(A)の厚さは、本発明の桔屠体を
どのような用途に供するかにより相違して−mに決定す
ることができないが、多くの場合、この熱可塑性樹脂層
(A)の厚さは、本9.明の主要部を構成し、a屠体の
全厚みに対して、通常、50%以上であり、A体的には
100〜2,000ルm、好ましくは200〜1,80
0弘mである。
へ匪五1乳星塁旦) ■熱可塑性樹脂 この熱可塑性樹脂層(B)に供される熱可塑性樹脂の種
類としては、前記熱可塑性樹脂層(A)において例示さ
れたものを制限なく使用することができる。
また、この熱可塑性樹脂層(B)に好適な熱可塑性樹脂
の種類も前記熱可塑性樹脂層(A)において例示された
ものと同様である。
ただし、熱可塑性樹脂としてポリオレフィンを採用する
場合、その溶融粘度は、前記熱可塑性樹脂層(A)にお
ける熱可塑性樹脂の溶融粘度と同等もしくはそれよりも
小さい溶融粘度を有するものが好ましい。
ポリオレフィンの好ましい溶融粘度は、−概に決定する
ことができないが、樹脂温度が230℃で剪断速度が1
0sec−1である条件において、7×104ポアズ以
下、特に3 X 104ポアズ以下である。
このように熱可塑性樹脂の溶融粘度を小さくすると良い
理由は、共押出し成形が容易になること、及び本発明の
積層体を用いて容器又はトレー等を熟成形により製造す
る場合、(金型の仕上げ精度にもよるが)光沢が発現し
易く、パール調効果を顕著に発揮することができるから
である。
■パール顔料 パール顔料は熱可塑性樹脂に混合されてバール調外観を
発現するものならばいずれの顔料でも使用できる。
パール顔料としては例えば、最終製品のfa層物が食品
用に使用される場合にはマイカ、魚鱗粉等、装履用に使
用される場合にはマイカ、魚鱗は勿論のこと、其の他の
チタン顔料(酸化チタン)、ビスマス系顔料(三塩化ビ
スマス)等が使用される。上記のパール顔料の中でも特
にマイカが好ましい。
特にマイカは平均粒子径fi04m以下のものを用いる
のが好ましく、平均粒子径60糾以上のものを用いても
押出成形時に押出機内またはスクリーンを通過する際に
粉砕されるので意味がない。
■配合量、層の厚さ等 この熱可塑性樹脂組成物層(B)はパール顔料を、熱可
塑性樹脂とパール顔料との合計に対して1〜10重量%
、好ましくは1.5〜8重量%の割合で含有する。
パール顔料を1重量%より少なく含有させるとパール効
果が出なく、また10ffiffi%を超えて含有させ
るとマイカによる二次!2集が発生し易く、またコスト
アップになる。
この熱可塑性樹脂層(B)の厚さは1本発明の積層体を
どのような用途に供するかにより相違して一概に決定す
ることができないが、多くの場合、この熱可塑性樹脂層
(fl)の厚さは、通常。
30−1.0001Lmであり、好ましくは50〜50
8JLmである。
様屋弁 本発明における積層体は、前記熱可塑性樹脂層(A)の
片面または両面に熱可塑性樹脂!(B)を積層してなる
たとえば、第1図に示すように1本発明の積層体は、熱
可塑性樹脂組成07層(A) 1の片面にパール調外観
を有する熱可塑性樹脂組成物層(B)2を積層した2層
構造であっても良く、また第2因に示すように、熱可塑
性樹脂組成物層(A) 1の片面に熱可塑性樹脂組成物
層(B)2、他の一面に熱可塑性樹脂組成物層(B)又
はパール調機漁以外の他のa1@を有する層(C)3を
積層した3層構造を有していても良い。
iち、yt層屠体多層m造は、AIRB/A/fi、 
BAA/Cの他に、B/A/C/A/B等の多層構造を
、目的に応じて任意に形成することができる。
なお、パール調外観をより一層優れたものにするには、
熱可塑性樹脂組成物層(A)と熱可塑性樹脂!II戊物
層糊層)との層厚比を20=1ないし5:lの範囲にす
ることが好ましい。
上記の熱可塑性樹脂組成物層(A)と熱可塑性樹脂組成
物層(B)とを積層して多層構造物に成形する方法とし
ては一般に行なわれている共押出方法、接着方法等を採
用することができ、中でも共押出方法が好ましい。
共押出方法は1例えば押出機2台を用い、各々の押出機
で熱可塑性樹脂層(A)と熱可塑性樹脂組成物層(B)
を押出し、多層のフィードブロック。
フラットダイを用いて多層積層体を製造する方法である
積層容器 上述のようにして得られる積層体はフィルム又はシート
の形態にされ、そのフィルム又はシートから製袋して包
装袋を作ったり、また熱成形法によりトレー状容器、カ
ップ状容器等に成形される。またyt層屠体多層ブロー
成形法によりボトル容器に成形し、あるいはチューブ押
1fj成形法によリチュー・ブ容器に成形される。
なお、この積層体のフィルムあるいはシートは適当な大
きさにカットされ、装飾用品にも使用される0本発明の
美麗な天然のパール調外観を有する積層体は包装用、装
履用材料に有用に使用されるものである。
本発明の積層体は、無機充填剤を含有する熱可塑性樹脂
組成物層(^)とパール顔料を含有する熱可塑性樹脂組
成物層(B)とをyi層した構成である。従って熱可塑
性樹脂組成物層(B)層によってバール調外観を出現し
、パール顔料のマイカ等を樹脂!l戊物糊層B)にのみ
に混入するだけでよいのでコストを下げることができる
。また、樹脂組成物層(A)に無機充填剤を適量含有さ
せ、強度、剛性、耐熱性に優れさせ、かつ廃棄焼却時の
発熱カロリーの発生を低下させて焼却炉を損傷しないよ
うにして易焼却性にし得るものである。このようにパー
ル調外観機11の熱可塑性樹脂組成物層(B)と機械的
性質、焼却性に優れた熱可塑性樹脂組成物層(A)とを
組み合せてm層することにより、パール調外観、機械的
強度、易焼却性に優れた性状を有する積層体である。
[実施例] (実施例1〜4) 押出aA(スクリュー径65mmφ)と押出機B(スク
リュー径50履■φ)の2台を使用し、熱可塑性樹脂組
成物(A)と熱可塑性樹脂組成物(B)の2種類を原料
とし、2種2層又は2J!3層用フィードブロック及び
フラットダイから共押出し、全厚0.5mmの多層11
1層体を製造した。樹脂組成物(A)及び樹脂組成物(
B)の組成、並びにその各層4I戊を第1表に示す、各
実施例1〜4において組成層構成を変えて積層体を製造
した。樹脂組成物(A)は熱可塑性樹脂としてHDPE
 (出光ポリエチレン520)18.密度0−9638
/cm3.  Xl−0,4)とpp2(出光ポリプロ
E−1000.Ml霞0.5)を用い、無機充填剤とし
てタルク、〒i0z、 2に酸カルシウムを用い、樹脂
組成物(B)は熱可塑性樹脂としてppl(出光ポリプ
ロF−20O3,Xl−2,0)とLDPE (東ソー
■製、ペトロセy172.密度0.920g/cm3.
Mr=0.3)を用い、パール顔料としてマイカを使用
した。得られた各実施例1〜4の性状を第1表に示す。
次に、このシートを用いて、真空成形により、径200
1膳φ、深さ20■膳のトレー状容器を成形した。
各実施例の容器共、すぐれたパール調外観を有するとと
もに、剛性が高く、ケーキ容器として好適であった。
評価方法 1、パール調外観・・・目視により比較検討した。
2、コスト   ・・・材料コストとして相対比較した
3、燃焼カロリー・・・Jx’sx−2279に準拠4
、オルゼン剛性・・・ASTN−D−747に準拠第1
表から明らかなように各実施例1〜4の積層体は美麗な
天然のバール調外観を有し、またコスl−、燃焼カロリ
ー、オルゼン剛性も良好な性状を有するものであった。
また無機充填剤の材料コストは一般のポリマーより安価
であり、充填剤量が多くなる程コストは低誠になった。
(比較例1〜4) 比較例1〜4は実施例1〜4と同じ装置を使用し、熱可
塑性樹脂組成物層(A)及び熱可塑性樹脂組成物層(B
)の組成をf51表に示すように変えて積層体を製造し
た。比較例1は樹脂組成物層(A)中に無機充填剤が殆
ど含まれない場合であり、その為に剛性が低下し、易焼
却性も劣った。比較例2.3は樹脂組成物層(B)巾の
マイカ量が少ないか、これを添加しない場合であり、パ
ール調外観を呈しなかった。また比較例4は樹脂組成物
(B)中にマイカ量が多過ぎる場合であり、その為に加
工性不良で実用上不適であった。
[発明の効果] 本発明によると、プラスチックライク様でない、極めて
美麗なパール調外観を有し、かつ剛性、耐熱性を有し、
更に良好な焼却性を有し、かつ安価に得られ、包装用、
装飾用材料に有用に使用される積層体および極めて美麗
なバール調外観を有し、かつ剛性、耐熱性を有し、更に
良好な焼却性を有し、かつ安価に得られる一般容器包装
容器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
ii図は本発明の熱可塑性樹脂組成物層(A)と熱可塑
性樹脂組成物層(B)との2層構造の植屠体、第2図は
第1図の2層構造に熱可塑性樹脂組成物層(B)又は他
の居CC)を積層した3層構造のTA層屠体示す。 ■・・・熱可塑性樹脂組成物層(A) 2・・・熱可塑性樹脂組成物層(B) Wi1図 手続補正書 平成元年6月28日    劇 特許庁長官 殿                 適
1 事件の表示 昭和63年特許願第92564号 2 発明の名称 積層体および積層容器 3 補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所    東京都千代田区丸の白玉丁目1番1号名称
    出光石油化学株式会社 代表者   水郷 睦 4 代理人 住所    東京都新宿区西新宿七丁目18番20号日
生ビル6階 1・6.30 8 補正の内容 1) 明細書の第20ページに記載の第1表を、別田に
記載の第1表に差替える。 以上

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)10〜80重量%の割合で無機充填剤を含有する
    熱可塑性樹脂組成物層(A)と、1〜10重量%の割合
    でパール顔料を含有する熱可塑性樹脂組成物層(B)と
    を積層してなることを特徴とする積層体。
  2. (2)前記積層体が共押出し成形法により成形されてな
    る積層シートである前記請求項1に記載の積層体。
  3. (3)前記請求項1に記載の積層体により形成されてな
    ることを特徴とする積層容器。
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