JPH01261780A - 記憶制御方式 - Google Patents

記憶制御方式

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JPH01261780A
JPH01261780A JP8901188A JP8901188A JPH01261780A JP H01261780 A JPH01261780 A JP H01261780A JP 8901188 A JP8901188 A JP 8901188A JP 8901188 A JP8901188 A JP 8901188A JP H01261780 A JPH01261780 A JP H01261780A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、計算機システムの記憶制御方式に関し、詳し
くは要素並列処理する複数のメモリアクセスパイプライ
ンを有し、ベクトル命令を高速に実行するのに好適な記
憶制御方式に関する。
〔従来の技術〕
独立にアクセス可能な複数の記憶単位(記憶バンク)で
構成される記憶装置に対して、複数のアクセス要求制御
装置がアクセス要求を同時に発行する場合の従来の記憶
制御方式を第3図、第4図により説明する。第へ図は要
素並列パイプライン処理を行う引算機システムの主要部
の構成例である。ここで計算機システムは、複数(本実
施例では4とする)の演算装f30Aないし3oD、該
演算装#30と記憶装置35間のデータバッファの役割
をもつベクトルレジスタ装置131 Aないし31D、
アクセス要求制御装置32Aないし32D、記憶制御装
f33.記憶装置35を備えている。記憶装置35は、
各々独立にアクセス可能な複1:!1.(本実施例では
4つとする)の記憶バンク35人ないし351)から取
り、アクセス要求に伴なうアドレス情報をデコードした
結果どの記憶バンクにアクセスするかが決定される。記
憶制御装置3!1は、アクセス要求制a装置対応のアク
セス要求スタック回路33Aないし33 D、 j!!
!1.出データバッファ回路56AないL31513.
記憶バンク対応のアクセス要求優先順位決定回路34A
ないし34Dから成る。
第3図に示す計算機システムにおいて、記憶装置からの
読出、演算、記憶装置への書込という動作を例にとって
説明する。
まず記憶装@35からベクトルデータを読み出してベク
トルレジスタ61に格納する動作の場合。
ベクトルの各要素を以下のようにアクセス要求制御装[
32Aないし32Dに割当て、アクセス要求を生成させ
る。
アクセス要求制御装置 (nは正の整15り 同時に生成したアクセス要求は、対応するアクセス要求
スタック回路33Aないし331)K四つの要素が同時
に送られる。該谷スタック回路では。
アクセス要求のアドレスに基づき、目的の優先順位決定
回路3.IIAないし34Dのいずれかに送出する。該
各優先順位決足回路では、複数のアクセス要求が競合し
た場合、所定の優先順位に従って一つのアクセス要求を
選択し、それぞれ対応する記憶バンク35AないLM 
5Dに対してアクセス要求を送出する。各記憶バンクに
送出したアクセス要求に対応する読出データは固定時間
(アクセス時間に相当)後に記憶制御装置33に返送さ
れ、それぞれアクセス要求制御装#32人ないし32D
に対応した読出データバッファ回路36AないL16D
にセットされる。この読出しデータは、アクセス要求制
御装置32Aないし52Dが同時に発行した4個のアク
セス要求のデータがすべて読出され九時点で1発行順に
各アクセス要求制御装置に返送され、ベクトルレジスタ
31AないL31Dに同時に格納される。ベクトルレジ
スタと各要素の割当を以下に示す。
ベクトルレジスタ mK、ベクトルレジスタ31AないL31L)に格納さ
れたデータを演算する場合、ベクトルの各要素を以下の
ように演算装置t30にないし30Dに割当て、演算結
果を再びベクトルレジスタに格納する。
演算装置 この演算動作では、4個の演算装置30Aないし30D
は完全に同期して演算が行われ、例えば、第0.1.2
%3要素の結果は同時に求められ。
同時刻でベクトルレジスタ51Aないしたll)に格納
される。
最後に、ベクトルレジスタ31人ないし51Dに格納さ
れたデータを記憶装置t35に書込む場合、前述したデ
ータ読出と同様に各要素がアクセス要求制#装置32A
ないL52Dに割当てられ、4個の要素、例えば5go
、1.2.3安素が、対応するアクセス要求スタンク回
路53AないL33Dに送出される。以降の記憶装置3
5へのアクセス要求送出までの処理は、読出動作と同様
である。
以上述べたように、各々4個の演算装置30Aないし3
0D、ベクトルレジスタ31Aないし31D、アクセス
要求制御装置132Aないし32Dは。
同期して各要素を処理する。したがって、同期して動作
させる要素並列処理方式では、一つの制御系論理で各々
4個の演算装置!OAない130Dのベクトルレジスタ
31Aないし31L)、アクセス要求制御装置52Aな
いL52Dを制御するような論理構成をとることができ
る。
ところが、記憶制御装置33内でを工、アクセスする記
憶バンクの状IN(先行アクセス要求による使用中など
)や他のアクセスとの競合の為に、アクセス要yF、制
御装置!2Aないl−321)が同期して同時に送出し
た4個の各アクセス要求が同時に処理されず、記憶バン
クへのアクセス要求の送出に時間的なずれが生じること
がある。この為、記憶制御装置3S内の続出データバッ
ファ56ArlいしS6Dにおいては、アクセス要求制
御装置32人ないし32Dから同時に送出されたアクセ
ス要求に対応する読出データがすべて格納されるまで待
合せ、すべて格納された時点で4個の読出データアクセ
ス要求制御装置に同時に送出するような制御方式をとる
必要がある。
以下、記憶制御装置における同期制御方式についての従
来技術について第4図を用いて説明する。
第4図は第3図の記憶バンク35Aない135Dを含め
た記憶制御袋jli33の構成例を示す。記憶制御袋[
3Mは、アクセス要求スタック回路33人ないし33D
、優先順位決定回路3jAないし34D、読出データ転
送制御回路、ll2AないしA2B、アクセス要求識別
子制御回路41、読出データバッファ回路36Aないし
た 6Dから構成される。
アクセス要求制御装置32Aないし52Dから同時に発
行された4個のアクセス要求(例えば第0.1,2、S
要素に対応する要求)は、アクセス要求スタック回路3
3Aないし331)に到着する。例えばアクセス要求ス
タック回路3AAに到着したアクセス要求は、入力制御
回路334が示す:xpyp80(3MOA)、81(
530B)、82(330C)、S5(sgoD)のい
ずれか、例えばスタック5O(330A)にセットされ
る。入力制御回路33Aは、アクセス要求を格納すべき
スタック位置゛0”〜°3″(SO〜83に対応)t−
、スタックに対して信44SSA3で指示する回路であ
り、アクセス要求が1個スタックに格納される毎に、次
に格納すべきスタック位置を示す信号334aを・0・
−・1・−°2“−@3°−”o’・・・のように送出
する。
−万、スタックSO〜S3に格納されたアクセス要求は
、出力制御回路335が示すスタック位置。
例えばスタック5O(330A)から選択回路333を
介して優先順位決定回路34Aないし3.l1i)に送
出される。こ\で出力制御回路335は、アクセス要求
を取出すべきスタックtq+t@o”〜63° の値t
a号335aで示し1人力1tllJ 倒回路334と
同様に′″0”−@ 1 m−4−−2’−”3’−・
01・・・のようにアクセス要求を−り出力する毎にそ
の値を変えて選択回路333に送出する。但し、出力制
御回路335が入力制御回路334と異なる点は、スタ
ックSo〜S3に対応するアクセス要求送出制御用フリ
ップフロップ331Aないし331Dの値によって、該
スタックからのアクセス要求の出力を制御することであ
る。
出力制御回路335が取り出そうとするスタック、例え
ば80(100A)に対するアクセス要求送出制御用フ
リップフロップ331Aがe1@であれば、該スタック
5o(310A)のアクセス要求を優先I11位決定回
路34Aないし3ADに送出する。−万、該フリップフ
ロップ331人が°0°であれば、アクセス要求識別子
制御回路A1からの信号41aKよって該フリップフロ
ップ331Aが一1#にセットされるまで、スタック8
0(330A)からのアクセス要求の送出を抑止すると
\もに、出力制御回路335が送出する信号335aの
スタック番号も°0゛に保持するよう制(至)される。
伺%該フリップフロップ531Aが・1−であり。
対応するスタック5o(3,x、oA)からアクセス要
求を取り出し、優先順位決定回路34Aないし341J
に送出した場合には、送出し九という情報を出力制御回
路335から信号335bを使って出し、該フリップフ
ロップのKf“0″にリセットする。そして、出力制御
回路335が次に取り出そうとするスタックはSlとな
る。
また、優先順位決定回路3.aAないし34Dに送出さ
れるアクセス要求333aは、例えばスタック80(3
30A)に格納されていたアドレス情報にη口え、アク
セス要求識別子生成回路332Aないし332Dから送
出される当該アクセス要求スタック装置AHAの番号(
0)とスタック番号(O〜3)を示す2桁のアクセス要
求識別子(00,01,02,03)とからなる。例え
ばスタック5o(x30A)の、場合、アクセス要求識
別子は°00°である。
以上は、アクセス要求スタック回路33Aの動作につい
て説明したが、他のスタック回路33BないしMADに
ついても同様であり、4個のアクセス要求制御装置から
同時に発行された4個のアクセス要求は、各スタック回
路の同一スタック位置に格納されて処理される。
さて、アクセス要求スタック回路53Aから送出された
アクセス要求333aは、そのアクセスするアドレスに
基づき記憶バンク対応の優先順位決定回路SAkないl
!SADのいずれか一つ、例えば31Aに到着する。優
先順位決定回路3.IIAに到着したアクセス要求33
3aは、他のアクセス要求スタック回路3MBないし3
3Dから送出されたアクセス要求との間で優先順位が決
定され、A択されると、該当記憶バンク35Aに対して
アクセス要求3dAaが送出される。
このアクセス要求54kaの送出に伴い、アクセス要求
識別子34Abが、アクセス要求識別子制御回y&41
に送られる。第5図に該アクセス要求識別子制御回路4
2の詳#lを示す。アクセス要求識別子54Abは解読
回路50Aに入力され、アクセス要求スタック回路33
Aないし331)の番号をデコードするデコーダ51.
該回路内のスタック位置をデコードするデコーダ52A
ないし52Dの組合せにより、アクセス要求スタック回
路とスタック番号を特定する。この解読回路50Aで得
られた信号により、OR+ゲート530ないし53Fを
通して、前記解読回路で特定された信号に対応するアク
セス要求スタック位置別のアクセス要求識別子有効表示
用フリップフロップ540ないし54Fのなかのいずれ
か一つを°1”にセットする。同様にして、他の優先順
位決定回路34BないしvaDから送られてきたアクセ
ス要求識別子5aBbないし34Dbも解読回路50 
Isないし50Dでデコードされ、特定のアクセス要末
識別子有効表示フリツプフaツブを°1゛にセットする
各アクセス要求スタック回路33Aないし33Dの同一
スタック番号に対応する該フリップフロップ、例えば5
!Q、 5AA、5A8.5ACがすべて・1・になっ
たということは各アクセス要求スタック回路33Aない
し33Dに同時に到着してスタック位置SOにセットさ
れた4個のアクセス要求が、すべて記tit装置35に
送出されたことを意味しており、これをANDゲート5
5Aで検出り、信号41aを便って各アクセス要求スタ
ック回路33Aないし35 L)内のスタックSOに対
応するアクセス要求送出制御用フリップフロップ3!S
IA′ft・トニセッ卜する。これによシ、アクセス要
求スタック回路35AないLSSDのスタックSOに格
納された後続のアクセス要求は、優先順位決定回路54
Aないし34Dに対して送出可能な状態になる。また、
信号A1a’にアクセス要求スタック回路33Aないし
33Dに送出した時点で、該信号に対応するアクセス要
求識別子有効表示用フリップフロップ540.5AA、
548%5act−”o’にリセットする。
一方、記憶バンク55Aないし55Dに送出されたアク
セス要求34AaないL 5ADaに対応する読出しデ
ータ55AaないL 35Daは、アクセス要求識別子
バッファj 2 Aないしj2Dで記憶バンクアクセス
との時間合せをしたアクセス要求識別子42Aaないし
42Daと\もに、続出データバッファ回路56にない
し161)へ送られる。読出データバッファ回路56に
ないしM6Dでは、アクセス要求識別子が示すアクセス
要求スタック回路番号に基づき、選択回路360により
アクセス要求スタック回路33AないLSSDに各々対
応すろ読出データバッファ回路36.Aないし361)
の、スタックSOないしB3に対応するデータバッファ
BO(361A)ないLBM(3611))のいずれか
に読出しデータを格納する。例えば、該識別子42Aa
が・00°であれば、続出データバッファ回路36A内
のBO(361A)に読出データA5Aat格納する。
一万、データバッファへの格納とは独立に、読出データ
送出制御回路43により、読出データバッファ回路36
Aないし56Dに格納された4個の読出データを同時に
アクセス要求制御@貢32Aないし321)へ送出する
処理を行う。第6図に続出データ送出制御回路43の詳
細を示す。
読出データ送出制御回路43には、アクセス要求識別子
制御回路41から、4個のアクセス要求スタック回路3
3Aないし331)内の同一スタック位置に格納されて
いたアクセス要求がすべて記憶バンクに送出されたこと
を示す信号41aない1−Aldが送られる。この信号
111aないし41dは、言い換えれば固定時間(記憶
バンクのアクセス時間に相当)後に44固の読出データ
バッファ回路56にないし36Dの各々BO(361A
)ないLB3161D)の中の一つのバッファに読出デ
ータがすべて格納されていることを意味する。したがっ
て、該信号を記憶バンクアクセスとの待合せ用バックア
ロAkないLAADを通過させて、フリップフロップ6
0Aないし60DをセットすることKより、対応する読
出データバッファ位置BO(361A)ないしB3(3
61D)の読出データの有効性を表示することができる
こ\で、読出データ送出制御回路43は、有効性が表示
された読出データバッファ位置のデータをBO(361
A)から81(361B)、B2(1610)、B3(
361D)と順次送出する為の制御信号A3a5r−読
出データバツファ回路36AないLS6Dに送出する。
但し、読出データ取出ポインタ64がデコーダ65でテ
コードし、該ポインタ64が指しているバッファ位rI
LK対応する読出データ有効表示用7リツブフロツブが
°0°を示している場合、つまり、アクセス要求スタッ
ク回路33Aないし33D内の、該ポインタ64が指し
ている位置のスタックに格納されていた4個のアクセス
要求の少なくとも一つに対応する読出しデータが、まだ
読出データバッファに到着していない場合は。
続出制御信号43aの送出はアンドゲート61Aないし
61Dで抑止され、該フリップフロップ60Aないし6
0Dが・1・にセットされるまで該ポインタ64の値も
そのま\保持される。その後、該ポインタ64が示すバ
ッファ位置の読出データ有効表示用フリップフロップが
°11になると、ANDゲート61Aないし611)と
ORゲート62でこれを検出し、フリップフロップ63
A′ft介して読出制御信号a33を送出する。これと
同時に信号62aにより、該ポインタ64が指す該当読
出データ有効表示用7リツプフロツプを・口・にリセッ
トし、更に該ポインタ64の値を+1回路66で°+1
°加算した値に更新する。
一方、続出制御信号45aは同時に4個の読出データバ
ック7回路56にないL361)で受取られ、出力制御
回路36!1に入力される。出力制御回路363は、信
号363aによって選択回路362を制御し1前記読出
制御信号a5aが指定したバッファ挙号の読出しデータ
を取出す。
以上の動作により、4個の読出データバッファ回路36
AないL36Dから4個の読出データが同期して並列に
アクセス要求制御装置32Aないし32Dに送出される
ことになる。
以上説明した動作を実現する手段として、特開昭62−
!51956号があげられろ。
〔発明が解決りようとするd@J 第7図に示すプログラムをベクトル演X6  ベクトル
レジスタ等から構成されるベクトルプロセッサを具備す
る計算機で実行すると、−殻内に次の動作により結果を
求める。第7図に示したB111、elil、A印が全
て記憶装置上のベクトルであるとt 記憶装&、hに配
列されたオペランドデータB111t、ベクトルレジス
タ閃帯に順次持って(る。
・・・・・・(ベクトルロー)”命令)2.1と同様、
記憶装置上に配列されたオペランドデータC11li、
ベクトルレジスタIY+香に順次持ってくる。・・・・
・・(ベクトルロード命令)五ヘクトルレジスタ囚、ベ
クトルレジスタIYlのデータを順次読み出L1ベクト
ル演1L器により演Xを行い、加算結果を111仄ベク
トルレジスタ1カに格納する。・・・・・・(ベクトル
加算a令)4、 7JO算結果が格納されているベクト
ルレジスタのの内容を順次読み出し、記憶装置に書き込
む。
・・・・・・(ベクトルストア命令) 以上の動作(命令)によりB t&l + Clitの
演算結果を求めることができる。
1記憶装置−→ベクトルレジスタ6の転送パイプライン
、 1ベクトルレジスター→記惜装置lの転送パイプライン
を各々1不ずつしか持たない計算機の処理時間は図81
glのようになる。即ちロードの転送パイプラインが1
本の丸め、 Hlilのロードが終了するまではe(i
lのロードができない。ベクトルプロセッサは、ロード
・カロ真・ストアの連結(チエイニング)機構により、
オペランドがロードされた要素(璧累番号0.1,2・
・・・・・の順序で)からylltを開始できろが、C
11lのロードが始まらないと、連結機構も動作りない
。連結機構等の演算器の高速性を十分に発揮するために
は少なくと本゛記憶装置−−ベクトルレジスタ0の転送
パイプラインは2本は必要である。図8(扮は上記転送
パイプラインを2本とした時の処理時間である。第7図
のプログラムは、上記転送パイプラインを2本としたこ
とにより、約1/2の処理時間で実行できることになる
しかし、同時にアクセス要求を発行する。いわゆる要素
並列パイプライン処理方式により処理される転送パイプ
ラインにおいて、該転送パイプラインを2本にすると、
各々の転送パイプラインによるメモリアクセスの競合の
ため性能が低下することがある。第9図により具体的に
説明する。
第9図において、転送パイプライン人はアクセス要求制
御装Wt800.801.802,803の4個から構
成され、転送パイプラインBはアクセス要求制御装置S
10.811.812.81Sの4個から構成される。
転送パイプラインAは、バンク番号「00」から連続領
域をアクセス(ロード)し、転送パイプラインBは、バ
ンク番誉[06Jから連続領域をアクセス(ロード)す
る場合、まず転送パイプラインAのアクセス要求制御装
置800゜801.802,805には、時刻TOでは
、「00」、「olJ、ro2J、rOsJのバンク番
号が割り当てられる。この時、転送パイプラインBの方
では、命令の起動が1マシンサイクル遅れ(命令の解読
、転送パイプラインの割り当て、起動に1マシンサイク
ル要する)るため競合するアクセス要求が無くS00.
801.802.soxから発行したアクセス要求は、
記憶装置に送出される。時刻T2では、転送パイプライ
ンAのアクセス要求制御装置S00.801.802.
8asにはそれぞれバンク番号「04」、「05」、「
06」、「07」が割り当てられ、転送パイプラインB
のアクセス要求制御装置810,811.812.81
3にはそれぞれバンク番号106」、「07」、108
J、「09」が割り当てられる。800,801から発
行されるアクセス要求は、この場合も競合が無いので記
憶装置に送出される。802、S03から発行されるア
クセス要求は、SIQ、811  から発行されるアク
セス要求と同一バンク番号をアクセスする(競合発生)
ため、決められた優先順位に従って記憶装置に送出する
アクセス要求を選択する。この場合「800>801>
802>803>810>811>812>81!IJ
とすると%802、sag から発行されるアクセス要
求が選択される。又812.813から発行されるアク
セス要求は競合が発生していないため、記憶装置に送出
される。結局時刻T4で記憶装置に送出されるアクセス
要求は。
5OO1801,802,803,812,813のア
クセス要求制御装置が発行したアクセス要求である。
次に時刻T4で各々アクセス要求制御装@soO。
801.802、SO5に割り当てられるバンク番号は
「08」、「09J、 10AJ、10B」で%810
.811゜812.8ts  に割り当てられるバンク
番号はそれぞれ「OA」、[0k3J、 l’−0(、
”J、10IJJ  である。
800、S01  から発行されたアクセス要求は、前
マシンサイクル(#X11T?)で812.813 か
ら発行されたアクセス要求と同一バンク番号である念ぬ
、バンクビジィ−(記憶装置を構成するl(、AMのサ
イクルタイム分アクセス姿求の送出金抑I卜する。)時
間分待たなければならない。S10、S12から発行さ
れるアクセス要求は、前マシンサイクル時と同様、80
2,803  から発行されるアクセス要求と競合をお
こし、前記優先順位に従い802.803から発行され
るアクセス要求が選ばれる。
この結果時刻T6で記憶装置に発行されるアクセス要求
は、802.8os、812.815 から発行される
アクセス要求である。同様に時刻T8、T10゜T12
・・・・・・で記憶装置に送出されるアクセス要求は。
時刻T6で送出されるアクセス要求と同じであるヶ即ち
、第9図に示されるごとく、記憶装置に送出されるアク
セス翳求は、アクセス要求制御装置802.5o181
2.81M から発行されるアクセス要求で、アクセス
要求1tlJ御装置800. S01゜81n、S11
 から発行されるアクセス要求は、バンクビジィ−時間
分だけ待たされる。8g7図に示したプログラムを、こ
の例にあてはめると、処理時間は図81clのようにな
る。このように、要素並列パイプライン処理方式により
処理される転送パイプラインでは、同時に発行されるア
クセス要求間の同期をとって処理するたぬ同時に発行さ
れるアクセス要求のあるアクセス要求だけ待たされるこ
とは著るしい性能低下をまねくことになる。その性能低
下を防ぐには、先行する転送パイプラインを優先的に処
理し、後続の転送パイプラインは。
パンクビジィ−時間分だけ、処理を中断させ(待たせ)
で、処理を開始する時間を遅らせる万がバンクの競合を
無(し、結果的には処理時間が短縮できる。従って要素
並列パイプライン処理方式で処理する転送パイプライン
は、バンクビジィ時間分だけ処理開始時刻をずらす万が
望ましい。ところが前述した従来の記憶制御方式は、1
本の転送パイプラインで処理することを前提としており
、複数組の転送パイプラインを有する記憶制御方式につ
いては考慮されておらず、複数組の転送パイプラインを
要素並列パイプライン処理方式により処理する場合、メ
モリアクセスの過半数以上を示めるアドレス連続ケース
において前述したように著るLい性能低下をまねくとい
う問題がある。
本発明の目的は、同時に発行される複数のアクセス要求
間の同期をとって処理されるいわゆる要素並列パイプラ
イン処理される転送パイプラインを複数組有する記憶制
御方式においても、性能低下を最小限(バンクビジィ−
時間分の待時間)にとどめ、(図81dlのように)か
つ複数のアクセス要求間の同期をとりつつ高速に処理す
る記憶制御方式を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕 アクセス要求制御装置が、命令解読情報とアドレス情報
をもとに記憶装置上の連続領域をアクセスするか否かを
検出し、その検出結果をアクセス要求に付加して送出し
、優先順位決定装置に人力する。優先順位決定装置にお
いては、記憶装置上の連続領域をアクセスするなら、先
行命令を処理する転送パイプラインのバンク番号を毎マ
シンサイクル覚えておき、後続命令を処理する転送ノく
イブラインのバンク番号が先行命令を処理する転送パイ
プラインと競合を起こしそうなら、後続命令を処理する
転送パイプラインのアクセス要求を待たせ、先行命令を
処理する転送パイプラインのアクセス要求を優先的に処
理する制御回路を設ける。
〔作用〕
ベクトルデータの如き一連のデータに対するアクセス動
作を、複数のアクセス要求制御装置に要素を分割して割
り当てて処理する転送パイプラインを複数有する計算機
システムで処理する際、各アクセス要求制御装置は、記
憶装置上の連続領域をアクセスすることを検出し、その
検出情@(付η口情@1)をアクセス’Kl末に打力I
LLでアクセス要求を発行する。複数のアクセス要求制
御装置が同時に発行するアクセス要求とその付加情報を
、優先順位決定装置に入力し、その付加情報をもとに後
続命令の転送パイプラインのメモリアクセスと先行命令
の転送パイプラインのメモリアクセスとが競合を起こし
そうな時には、後続命令の転送パイプラインのアクセス
要求ヲ待たせ、先行命令の転送パイプラインのアクセス
要求を優先的に処理することにより、競合を無くして複
数の転送パイプラインを処理する。これによりアクセス
要求開側装置から同時に発行されるアクセス要求間の同
期ずれ少なくシ、並列にかつ高速に記憶装げヘアクセス
要求を発行することができる。又、後続命令の処理を待
たせ、先行命令を先に処理するのでプログラム実行上も
望ましい。
〔実施例」 以下、本発明の一実施例について説明する。第1図は、
要素並列パイプライン処理によりベクトル命令を処理す
る計算機システノ・の主要部の構成例である。ここで計
算機システムは、ベクトル演算器、ベクトルレジスタの
読み出り、’!き込み制御、アクセス要求制御装置等の
制御を行うベクトル命令制御装置11i10.記憶装置
1117上のデータをベクトルレジスタに読み出す、あ
るいはベクトルレジスタのデータを記tii装置f11
7上に書き込む時の記ti裟置土の番地(アドレス)を
指示するアドレスレジスタ群11.’I!I数(本実施
例では4とする)の演算装置12Aないし12D、該演
算装置12と記憶装置117間のデータバッファの役割
を持つベクトルレジスタ1!IAないLEAD、ベクト
ル命令制御装置10からの命令解読指示とアドレスレジ
スタ群11からのアドレス情報によりアドレス計算を行
いアクセス要求を発行する論理的に2本のアクセス要求
制御装置14A DO114A1ないし14D1、記憶制御装置19,記
憶装置17を備えている。記憶装置17は各々独立にア
クセス可能な記憶パンクの集まりである複数(本実施例
では4とする)の記憶バンク群17Aないした 7Dか
ら成り、アクセス要求に伴うアドレス情報をデコードし
た結果どの記憶バンク群にアクセスするかが決足される
。記憶制御装置19は、アクセス要求制御装置対応のア
クセス要求スタック装置15A口ないし15DO115
A1ないし15D1.wみ出しデータバッファ装@18
AOないし、1 8DO118A1rfL’し181)
1. 1it2憶Aンク群NGの優先順位決定装置11
6AないL16Dから取る。
第1図に示す計1を機システムにおいて、要素並列パイ
プライン処理方式により処理した場合の動作概要につい
て、記憶装置からの読み出し、読み出L、演算,:tき
込み(間頃点に示した1. 2. W。
4の命令と同じ)という動作を例にとって説明する。
まずベクトル命令側?fllli[10は,ベクトル命
令コードを解読し記憶装置17からベクトルデータをベ
クトルレジスタ13に格納する場合(読み出し)、ベク
トル命令の種類(動作内容:例えば8バイトの読み出り
等)を示すコードとベクトル命令で指定されたベクトル
アドレスレジxp、ベクトルアドレスペースレジスタ、
ベクトルアドレス増分レジスタの番号の内容をアドレス
レジスタ群11より読み出しアクセス要求制御装+11
4に送出する。又,ベクトル命令制mfe晴1aは,論
理的に2組あるアクセス要求制御装置のどちらに処理を
割り当てるかを決足し、どちらにもアクセス要求が無い
時には,アクセス1!末制御装e14A口ないし1.1
!DO(以下「0」系転送パイプラインと呼ぶ)[に割
り当て、0系転送パイプラインにアクセス要求がありア
クセス動作中であれば、アクセス要求制御装置t14A
1ないし14D1(以下「1」系転送パイプラインと呼
ぶ)Illに割り当て、1系転送パイプラインがアクセ
ス動作中であれば、0系転送パイプラインに割り当てる
。0系・1系転送パイプライン両系アクセス動作中であ
るならば、ベクトル命令制御装置111Qは割り当て処
理を待たせ、先に非アクセス動作中となった系の転送パ
イプラインに処理を割り当てる。本実施例では、ベクト
ル命令制御装[20は初めの読み出しは0系転送パイプ
ラインに処理を割り当て、0系転送パイプラインの各々
アクセス要求制御装置14A。
ないし141)0にアドレスレジスタ群11から読み出
したベクトルアドレスレジスタ、ベクトルアドレスペー
スレジスタ、ベクトルアドレス増分レジスタの値を同時
にセットし、ベクトルの各要素を次のようにアクセス要
求制御装置1 jAQないし14DOに割り当て、アク
セス要Xを生成させる。
アクセス要求制御装置(0系転送パイプライン)(nは
正の整数) アクセス要末制御装を纜14AOないしたAl)o は
同時に発行するアクセス要求のアドレス計算ヲ行い、対
応するアクセス要求スタック装置11i15AOないし
15DOに同時にスタックさせる。該各々スタック装r
!115AOfl イL 151)0では、アクーt=
x要求のアドレスに5基づき、目的の優先順位決定装置
16Aないした 6N)のいずれかに送出する。該各々
優先順位決足装fl116にないし16IJでは複数の
アクセス要求が競合した場合、所定の優先順位に従って
一つのアクセス要求を選択し、それぞれ対c5する記憶
バンク群17AないL171)に対してアクセス*X全
送出する。各々記憶バンク群に送出したアクセス要求に
対応する読み出しデータは固定時1d1(アクセス時間
に相当)後に記憶制+iII装置19に返送され、それ
ぞれアクセス要求制御装置14ACLない1=141)
0に対応した読み出しデータバッファ装fil 18A
Oないし181)0にセットされる。この読み出しデー
タは、アクセス要釆割@装置14A OないしたlDQ
が同時に発行したA個のアクセス要求のデータが全て読
み出された時点で、発行順に各々アクセス要求制御91
@置14AOないし14D o K’l送すれ、ベクト
ルレジスタ13Aないし131) K同時に格納される
。ベクトルレジスタト%’1素の割り当てを以下に示す
ベクトルレジスタ 2蔽目の読み出し動作が同様にベクトル命令制菌装置1
0がベクトル命令をls読し、今度は1系転送パイプラ
インのアクセス要求制御装置11 JAlない111D
1に対して、ベクトル命令の棧鶏を示すコードとベクト
ル命令で指定された番号のベクトルアドレスレジスタ、
ベクトルアドレスペースレジスタ、ベクトルアドレス増
分レジスタの内容をアドレスレジスタ群から読み出して
送出し、1系転送パイプラインの各々アクセス要求制御
装置14A1ないし14D1 に同時にセットさせ、ベ
クトルの各要素を次のように分割し割り当てアクセス要
求を生成させる。
アクセス要求制御装置l(1系転送パイプライン)(n
は正の整数) アクセス要求制御装[14A1ないし14D1は同時に
発行するアクセス要求のアドレス計Xt行い、対応する
アクセス要求スタック装置 15A1ないし15D1に
同時にスタックさせる。該各々スタック装置15A1な
いし15D1では、アクセス硬水のアドレスに基づき、
目的の優先11位決定装童16Aないし16Dのいずれ
かに送出する。該各々後先職位決定装置1,6Aないし
たAl)では複数のアクセス要求が競合した場合、所定
の優先順位に従って一つのアクセス要求を選択し、それ
ぞれ対応する記憶バンク群17Aないし171)に対し
てアクセス要求を送出する。各々記憶バンク群に送出し
九アクセス要末に対応する読み出しデータは固定時間(
アクセス時間に相当)後に記憶制御装置19に返送され
、それぞれアクセス4に水制御装置14A1ないし14
D1に対応した読み出しデータバッファ装置18A1な
いしたBDIにセットされる。この読み出しデータは、
アクセス要求制御装置14A1ないし14D1が同時に
発行した4個のアクセス要求のデータが全て読み出され
た時点で、発行順に各々アクセス要求111Ja装置1
4A1ないL14D I Ka送され、ベクトルレジス
タ13Aないし130に同時に格納される。ベクトルレ
ジスタと各要素の割り当ては前述したのと同じである。
次にベクトルレジスタ13Aないし13Dに格納された
データを演算する場合、ベクトルの各要素を以下のよう
にyIx装置12Aないし12Dに割り当て、演算M果
を再びベクトルレジスタに格納する。
演算装置 この演算動作では、4個の演算袋[12Aないし12D
は完全に同期して演算が行われ1例えば第0.1,2.
3要素の結果は同時に求められ、同時刻でベクトルレジ
スタ13Aないし13Dに格納される。
最後に、ベクトルレジスタ13Aないし13Dに格納さ
れたデータを記憶装置i17に書き込む場合。
前述したデータ読み出しと同様にどちらの系の転送パイ
プラインを使うかを決定し、各要素がアクセス要求制御
装置11jAoないし14DOあるいは14A1ないl
−14DIに割り当てられ、又、アドレス情報もセット
される。割当てられた4イーの要素、例えば第0.1%
 2.3G素は、対応するアクセス要求スタック装置1
5A口ないし15DO,あるいは15A1ないし15D
1に送出される。以降の記憶装置17へのアクセス要求
送出までの処理は、読み出し動作と同様である。
以上述べたように、各々4個の演算装備12AないL1
211.ベクトルレジスタ13Aないシ13D、アクセ
ス要求制御装置t 14AOない11aDO114A1
ないし14D1は同期して処理される。したがって、同
期して動作させる要素並列パイプライン処理方式では、
一つの制御系論理で各々4個の演算袋[12Aないし1
2D1ベクトルレジスタ15Aないし13D、アクセス
要求制御装#114A口ないし14DO114A1ない
し14D1を制御するような論理構成をとることができ
る。
ところが、0系転送パイプライン・1系転送パイプライ
ンが同時に動作する時に両系転送パイプラインのアクセ
ス要求がぶつかり、各々4個のアクセス要求のある特定
のアクセス要求だけが待たされ、同時に発行され走アク
セス要求間の同期をとって処理する要素並列パイプライ
ン処理を行うと著るしい性能低下を招くことがある。こ
のため、0系転送パイプライン・1系転送パイプライン
の処理を部分的にシリアライゼーシーンし、競合を発生
させない優先順位決定装置を有する記憶制御方式が必要
である。
以下、記憶制御装置における優先順位決定装置について
第2囚を用いて説明する。
ベクトル命令制御製電10は、ベクトル命令で指定され
ている番号のベクトルアドレスレジスタ、ベクトルアド
レスペースレジスタ、ベクトルアドレス増分レジスタの
内容を読み出し、各々の値をアクセス要求制御装置 1
 ”AOないし1al)0又は14A1ないL14D1
内にあるワークのアドレスレジスタ群2aO17,1,
2112にそれぞれ同時にセットする。又、ベクトル命
令の命令コードtS読し、通常のa−ドあるいはストア
命令(リストベクトルのロード/ストアではない。)で
あるという情報と記憶装置のアクセス幅がABYteで
あるか8Byteであるかを検出し、アクセス要求制御
装置14人口ないし14DO内にあるフリップフロップ
2g3Aには通常のロード/ストア命令ならば11+を
、そうでないならば10’ t−5aSBにはアクセス
幅が8Byteならば’ t ’ 、 4Byteなら
ばl □ lが束ねられた全アクセス要求制御装置同時
にセットされろ。これらの情報は次のベクトル命令の動
作を行う時まで更新されない。アクセス要求制御喚@ 
1aAof!いし1al)(3あるいは14A1ないL
14D1では、ワークのアドレスレジスタ群2トL 2
.1.2a2にセットされているベクトルアドレスレジ
スタ、ベクトルアドレスペースレジスタ、ベクトルアド
レス増分レジスタの値をアドレス計算器2 a aに入
力し、アクセスする記憶装置上のアドレスを求める。通
常のロード/ストア命令の計算方法は次のとおりである
アクセス要求制御装置 +「ベクトルアドレスペースレジスタ」+(「ベクトル
アドレス増分レジスタJ xAnx3 )(nは正の整
数) 求められたアドレスはアドレス計算結果レジスタ2a6
にセットされる。更にアクセス要求制補装醍14AOな
い11aDGあるいは171A1ないし14D1内には
記憶装置の連続領域をアクセスするか否かを検出する検
出回路2a7があり、該回路は、通常のロード/ストア
命令でかつ記憶装置のアクセス幅が8Byteでかつベ
クトルアドレス増分レジスタの絶対値が8 By t 
eである、あるいは通常のロード/ストア命令でかつ記
憶装置のアクセス幅がAByteでかつベクトルアドレ
ス増分レジスタの絶対値がl1Byteである時、アド
レス連続フリツブフロラフf l 11にセットする。
該フリップフロップが111であれば記憶装置上の連続
領域をアクセスする(以下アドレス連続と呼ぶ)ことを
意味する。束ねられた411!のアクセス要求制御装置
IAAQない1=141)Oあるいは14A1 ないし
14D1はアドレス計算結果とアドレス連続情報を同時
に求めアクセス要求に付加してアクセス要求スタック装
置t15AOないL151)0あるいは15A1ないL
15DIK対して同時送出する。アクセス要求スタック
装置115Aoないし15DOあるいは15A1ないし
151)1には、アドレス、アドレス連続情報のスタッ
ク2a8.2119  があり(本例では4個)アクセ
ス要求制御装置から発行されるアドレス、アドレス連続
情報をスタック番号0.1.2.3.0・・・というよ
うに順次スタックしスタック番号0番の内容が優先順位
決定装置に送出されるまでは、スタック0番の内容は更
新されないように制御している。アクセス要求スタック
装置15A口ないし151)Oあるいは15A1ないL
 151)1 は、スタックされたアドレスの内gk読
み出しデコーダ2−10によりデコードを行いどの記憶
バンク群対応の優先順位決定装置に送出するかを決定し
1その決定された記憶バンク群対応の優先順位決定装置
に対してアドレスとアドレス連続情報を付加してアクセ
ス壺Xを送出する。記憶バンク群対応の優先順位決定装
@ 16’Aないし16Dには、0系転送パイプライン
のアクセス要求スタック装置115AOないし15DO
からのアクセス要求・アドレス・アドレス情報をセット
するレジスタ2#AOないし2JD0.1系転送パイプ
ラインのアクセス要求スタック装置15A1ないL15
1)1  からのアクセス要求・アドレス・アドレス情
報をセットするレジスタ2JA1ないし2/D1.0系
転送パイプラインの優先順位を決定する回路210.1
系転送パイプラインの優先順位を決定する回路2#1.
0系転送パイプラインの優先順位決定回路2fO11系
転送パイプラインの優先順位決定回路211 で各々選
択されたアクセス要求間でバンクがぶつかった時の優先
順位を決定する最終優先順位決定回路2f2.0系転送
パイプラインで選択されたアクセス要求・アドレス・ア
ドレス遵Wc1i1報の各レジスタ2t60・2/!7
0・2/!80.1系転送パイプラインで選択されたア
クセス要求・アドレス・アドレス連続情報の各レジスタ
2/61・2メ71・2481,0系転送パイプライン
で選択されたアドレスの加算あるいは減翼を行う演算器
1’5と1系転送パイプラインで選択されたアドレスの
加算あるいは減算を行う演′lL器2/6がある。演算
52/! 5あるいは216は、アドレス連続であるな
らば次のマシンサイクルで入力される。あるいは次の次
のマシンサイクルで入力される、あるいは次の次の次の
マシンサイクルで入力される、・・・・・・、(バンク
ビジー時間内に入力される)アドレスを予測するために
ある。例えば本実施例では記憶パンク群対応の優先順位
決定回路置は4個あり、篇1図1dlに示すアドレス(
、al+o)ugxは優先順位決定装置11i26Aに
(al+1)ugxは優先順位決定装置1i26B[、
(Art+ 2 )HEXは優先順位決定装置!126
Cに、(4n+3)。
HEX ki優先順位決足装(IIt26Dに入力され
る。即ち予測するアドレスは(アドレス+j1m)で表
わすことができ(mはバンクビジー時間分のマシンサイ
クル数)m−3とすると本実施例の演算器215.2メ
ロは(選択されたアドレス±4)、(選択され次アドレ
ス±8)、(選択されたアドレス±12)の計算を行い
次に来そうなアドレスを予測することができろ。更にそ
の予測したアドレスを最終優先順位決定回路2ポ2に入
力する。最終優先順位決定回路2/!2内には0系転送
パイプラインで選択されたアドレスにより計算された予
測アドレスと(2イ5の出力)1系転送パイプラインの
優先順位決定回路2t1で選択されたアクセス要求のア
ドレスを比較する比較回路2CO,1系転送パイプライ
ンで選択されたアドレスにより計算されたアドレス(2
I6の出力)とO系転送パイプラインの優先順位決定回
路2tOで選択されたアクセス要求のアドレスを比較す
る比較回路2elがあり、それぞれの結果と0系転送パ
イプライン、1系転送パイプラインの各々のアドレス連
続情報とをANI)ゲート2C2,2C3でANDをと
9、該ANi)ゲートの出力が°1′となった時に、他
方の(0系転送パイプラインなら1系転送パイプライン
の、1系転送パイプラインなら0系転送パイプラインの
)アクセス要求を待たせ、自系のアクセス要求を優先的
に処理する。(当然の拳ながら先行した転送パイプライ
ンの万が先に抑止機能が働く。)この抑止論理により先
行するメモリアクセスが優先的に選択されて記憶装置に
送出され、後続のメモリアクセスはバンクビジー時間分
だけ待たされて記憶装置にアクセス要求が送出されろこ
とになる。
以上の動作により、アクセス要求制御装置14AOない
l−1,a[)0あるいは14A1ないし14D1から
同時に発行されたアクセス要求間の同期をとりつつ処理
する要素並列パイプライン処理方式のメモリアクセスパ
イプラインを複数組有する記憶制御装置においても、問
題点で記し九性能低下を防止し高速に処理することが可
能となる。
〔発明の効果] 本発明によれば、複数のアクセス要求制御装置に対して
、一つのアクセス命令の要素を分割して割り当てて処理
する景素韮列パイプライン処理方式において、複数組の
メモリアクセスパイプラインで同時に複数のアクセス命
令を処理する際、複数のパイプライン間の処理t一部分
的にシリアライゼーシーンし、競合による乱れを無くす
ことにより、各々メモリアクセスパイプラインの処理を
高速に実行できることになる。
更に要素並列パイプライン処理において、著るしい性能
低下を防ぐことができ、要素並列パイプライン処理方式
の実現容易性の向上に大きな効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明による記憶側till装置の一
実施例を示す図、第3図、第4図、第5図、第6図は従
来の記憶制御方式を説明する図、第7図は問題点で例に
したプログラムを示す図、第8図、第9図は問題点を説
明する図である。 10・・・ベクトル命令制御装置、11・・・アドレス
レジスタ群、14A口ないL14Do、14A1ないし
14D1・・・アクセス要求側a装置、15A口ないし
15DO115A1ないし15D1・・・アクセス登米
スタック装置、16Aない(−1613・・・アクセス
要求優先順位決定fctil。 第 2 図 第 2 図 劣 2 図 (C) マ  S  聾  1 \  \  \  \ 第 3 図 第4図 ア7tスデ木fl!”、り即吹lへ 第 6 区 躬 77 Do  10  ε=f、f00 A(ε)=  a(i)+  C(i’)to  C?
)NTiNUE $ 8 面 (’4) (b) 丸理巧閘 第 8 図 (C) (反) 2引。 名9図 口内の麦r言′lま アクセスT6)X:>7.をう 手続補正書(自発) 特許庁長官殿         63 7 15事件の
表示 昭和65 年特許願第 89011   シJ・補正を
する者 °餠との1対係 特許出願人 名  称   Z51Q+株式会1111   立 製
 作 所代   理   人 R44” 874 g)8り、s、、s@(1)明細書
の「特許請求の範囲」の欄を別紙の通り訂正する。 (2)明細書第2ページ第3行目を「(九は0又は正の
整数)」と訂正する。 (3)明Affl?第10ページ第7行目の[8゜(1
00A)Jを「50(550k) J と訂正する。 (4)明細書第27ページ第3行目の「ずれ少なくシ。 ・・・」を「ずれを少なくシ、・・・」と訂正する。 (5)明細書第31ページ第2行目を1(?Lは0又は
正の整数)」と訂正する。 (6)明細書第53ページ第9行目の「(?Lは正の整
数)」を削除する。 (7)明m−a第35ページ第7行目の「同時刻で」を
「同時刻に」と訂正する。 (8)明細書第38ページ第14行目を+([ベクトル
アドレス増分レジスタJ X (4K) )と訂正する
。 (9)明細書第38ページ第17行目を+【 「ベクト
ルアドレス増分レジスタJ X (4?L+1) ) 
(!:NT正する。 (10)明細書第38ページ第20行目を+(「ベクト
ルアドレス増分レジスタJ X (4?L+2 ) )
と訂正Tる。 (11)明細書!39ページ第3行目を+(1ベクトル
アドレス増分レジスメJ X (47L+5) )と訂
正する。 (12)明細書第31ページ第4行目の「(nは正の整
数)」を削除する。 (15)図面の第4.5疎び6図をそれぞれ別紙の通り
訂正する。 以上 特許請求の範囲 1. 独立にアクセス可能な複数のバンクを有する記憶
装置と、前記記憶装置に対して複数のアクセス要求を発
行するアクセス要求制御装置と。 アクセス要求制御装置が発行する複数のアクセス要求間
の優先原付を決足し選択したアクセス要求を該当記憶バ
ンクに送出する記憶制御装置を有する計算機システムに
おいて、一つのアクセス命令を複数のアクセス要求制御
装置に対して側g当て、前記複数のアクセス要求制御装
置から同時に発行される複数のアクセス要求を同期させ
て処理するメモリアクセスバイグラインを複数組有する
ことにU風!工複数のアクセス命令を処理できる記憶制
御装置であり、複数のアクセス命令の主記憶装置へのア
クセス要求が虜合Tる可能性を検出する手段を設け、該
可能性を検出した場合には、先行するアクセス命令の処
理を後続のアクセス命令よりも優先的に処理する記憶制
御装置を設けたことを特徴とする記憶制御方式。 Z アクセス命令が記憶装置上の連続領域のベクトルに
対してアクセスするか否かを検出する手段を具備し、該
手段の結果をもとに先行゛rるアクセス命令を後続のア
クセス命令より優先的に地理するか否かを決足する記憶
制御装置を設けたことを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載の記憶制御方式。 肩 4記

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、独立にアクセス可能な複数のバンクを有する記憶装
    置と、前記記憶装置に対して複数のアクセス要求を発行
    するアクセス要求制御装置と、アクセス要求制御装置が
    発行する複数のアクセス要求間の優先順位を決定し選択
    したアクセス要求を該当記憶バンクに送出する記憶制御
    装置を有する計算機システムにおいて、一つのアクセス
    命令を複数のアクセス要求制御装置に対して割り当て、
    前記複数のアクセス要求制御装置から同時に発行される
    複数のアクセス要求を同期させて処理するメモリアクセ
    スパイプラインを複数組有することにより、同時に複数
    のアクセス命令を処理できる記憶制御装置であり、複数
    のアクセス命令の主記憶装置へのアクセス要求が競合す
    る可能性を検出する手段を設け、該可能性を検出した場
    合には、先行するアクセス命令の処理を後続のアクセス
    命令よりも優先的に処理する記憶制御装置を設けたこと
    を特徴とする記憶制御方式。 2、アクセス命令が記憶装置上の連続領域のベクトルに
    対してアクセスするか否かを検出する手段を具備し、該
    手段の結果をもとに先行するアクセス命令を後続のアク
    セス命令より優先的に処理するか否かを決定する記憶制
    御装置を設けたことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の記憶制御方式。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010518472A (ja) * 2007-02-06 2010-05-27 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション プロセッサ・システムにおいて命令レベルでのリソース割り当ての識別を可能にする方法および装置
WO2012127628A1 (ja) 2011-03-22 2012-09-27 富士通株式会社 演算処理装置、情報処理装置及び演算処理装置の制御方法
JP2013152544A (ja) * 2012-01-24 2013-08-08 Fujitsu Semiconductor Ltd 命令制御回路、プロセッサ、及び命令制御方法

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