JPH01261592A - 同軸管用撓み継手 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ｔ仝み継手に関し、特に、オコーナー（０″
ＣｏｎｎｏｒＪ型焼却炉の同軸管用の撓み継手に関する
。

オコーナー型焼却炉は、固形−船廃棄物を焼却する大型
の円筒形焼却炉である。焼却炉は、最大長さが１８ｍ、
最大直径が３ｍ、最大型−Ｙが５１である。この焼却炉
は回転状態で動作するが、廃棄物をその一端に送り込み
、これよりも低い位置に在る他端から焼却段階後に不燃
物を取り出す。

オコーナー型焼却炉は水冷式であり、水が回転管継手を
介して焼却炉内に注入され、回転管継手は、水を焼却炉
に流入させ、庚気を焼却炉から流出させるが、それと同
時に焼却炉を回転させるこｋができる。

回転管継手を正しく機能させるためには、焼却炉を、こ
れと回転管継手を連結する溶接管に出来るだけ接近させ
た状態で整列させる必要がある。

焼却炉がほんの僅かでも心ずれしていると、回転管継手
に設けられたシールがすぐに磨滅する。しかしながら、
焼却炉の重置及びサイズが大きいので、回転中に正しい
整列関係を得ることは不可能である。その結果、現行の
システムでは、焼却炉の整列関係を得るために払われる
任意の度合いとは関係なく、回転管継手のシールを始終
交換する必要がある。米国特許第２，４３７，３８５号
は、間に環状の通路を有する２つの同軸管状部材を記載
しており、管状部材はそれぞれ、少なくとも軸方向に成
る程度の可撓性を有し、また２つの同軸状の通路を形成
している。

本発明は、撓み継手を用いて焼却炉と回転管継手を連結
することにより、従来型システムの問題を解決する０本
発明の一実施例では、撓み継手は、各端に外側カップリ
ングを備えた外側環状チャンネル部材を有する。一方の
カップリングは撓み継手と焼却炉を、他方のカップリン
グは撓み継手と回転管継手を連結する。

外側環状チャンネル部材は、外側カップリングの間に位
置する管部分を含む、この管部分は各端に支承手段を有
する。各支承手段は外側カップリングのそれぞれの中に
嵌合している。撓み継手は又、外側環状チャンネル部材
内に実質的に同軸状に位置する内側環状チャンスル部材
を有する。内側環状流路部材は各端に受口を存し、各受
口は、外側環状チャンネル部材の外側カップリングの一
方と実質的に同一の中心線−トに位置している。内側環
状チャンネル部材は又、２つの受口の間に位置する管部
分を含むが、この管部分は各端に支承手段を有し、各支
承手段は受口のそれぞれと嵌合している。

撓み継手は、内側環状チャンネル部材により水を運び、
内側環状チャンネル部材の外部の空間内で外側環状チャ
ンネル部材により突気を運ぶことができるよう設計され
ている。撓み継手は少なくとも２°撓むことができる。

本発明は、添付の図面を参明して現時点における好まし
い実施例についての以下の説明を読むと明らかになろう
。

第１図は、回転管継手ＩＯと焼却炉ＩＩを連結する従来
型構成及び本発明が用いられる環境を示している。図示
のように、焼却炉１）は溶接ｅｒＴ組立体１２により回
転管継手ＩＯにこれと整列状態で連結されている。

第２図は、第１図の構成の溶接管組立体の一部に代えて
ＦＱみ継手１３が用いられている本発明の好ましい実施
例を示している。撓み継手１３は外側環状チャンネル部
材１６を有し、この外側環状チャンネル部材■６は、撓
み継手Ｉ３と焼却炉ＩＩを連結する第１の力、ブリング
Ｉ４と、撓み継手Ｉ３と回転管継手１０を連結する第２
のカンブリング１５とを有する。好ましくは、第１のカ
ップリング１４は、撓み継手１３を受は入れるよう切断
されている管Ｉ７に、第２のカップリング１５は、回転
管継手１０に連結されている管Ｉ８に溶接又はボルト留
めされる。

第３図は、本発明の好ましい実施例を一層詳細に示して
いる。図示のように、全体を参照番号１３で指示した撓
み継手は、一端に第１の外側カップリング１４、他端に
第２の外側カップリング１５を備えた外側の環状チャン
ネル部材又は管】６を有する。第１の外側カップリング
１４は撓み継手Ｉ３の一端に係合した状態で管１７に連
結サレ、この管１７は焼却炉１）に連結されている。

第２の外側カップリング１５は撓み継手１３の他端に係
合した状態で管Ｉ８に連結され、この管１８は回転管継
手１０に連結されている。

外側環状チャンネル部材又は管部分１６は、第１の外側
カップリングＩ４と第２の外側カップリング１５との間
に位置している。外側環状管部分１６の一端には第１の
支承手段１９が、その他端には第２の支承手段２ｏが配
設されている０図示のように、第１の支承手段１９は第
１の外側カップリング１４に、第２の支承手段２ｏは第
２の外側カンプリング１５に嵌合している。支承手段１
９．２０はそれぞれ、割りリングフランジ２５゜２６に
よってカップリング１４．１５の内側に固定されている
０割りリングフランジ２５．２６はそれぞれ、任意適当
な方法で、例えばボルト２７でカップリング１４．１５
に固定されている。

本発明の好ましい一実施例では、第１及び第２の支承手
段１９．２０はそれぞれ図示のように、縦断面が凸状の
曲面２１．２２を有する。この実施例では、第１の外側
カップリング１４及び第２の外側カップリング１５のそ
れぞれの内面２３゜２４は、これらカップリングと嵌合
状態にある支承手段の断面形状と相補する凹状の曲面で
ある。

同様に、割りリングフランジ２５．２６の内面３６．３
７の輪郭はそれぞれ、これらカップリングと嵌合状態に
ある支承手段と相補するよう定められている。ピン２日
によって支承手段を割りリングフランジに回転自在に結
合するのが良く、ピン２日は図示のように長さ方向に配
向された溝５０内を摺動するが、これらの［４（肋によ
り回転トルクが管１６と管１７．１８との間で伝えられ
る。

撓み継手１３は、内側の環状チャンネル部材又は管２９
をさらに有する。第３図に示すように、内側環状チャン
ネル部材２９は、外側環状チャンネル部材１６の内部に
同軸状に位置している。内側環状チャンネル部材２９の
それぞれの端は管３０．３１に係合する。管３０．３１
はそれぞれ、内側環状チャンネル部材２９のそれぞれの
端に係合する受口３２．３３を有している０図示のよう
に、受口３２は、第１の外側カップリングＩ４と実質的
に同一の中心線上に位置し、同様に、受口３３は第２の
外側カップリングＩ５と実質的に同一の中心線上に位置
している。

受口３２．３３間に位置している内側環状管部分２９は
、一端に支承手段３４、他端に支承手段３５を有する０
図示のように、支承手段３４゜３５のそれぞれの外面３
８．３９は、縦断面が凸状の曲面であるのが良い、同様
に、受口３２゜３３のそれぞれの内面４０．４１の縦断
面は湾曲しているのが良いが、これは必要条件ではない
。

支承手段３４．３５はこれらに対応する全体として円筒
形の受口３２．３３の内側に嵌合しているが、また、各
支承手段はそれに対応する受口と一緒になって玉継手を
構成するのが良い。

第４図に最も良く示すように、第１の外側カップリング
１４、第１の支承手段１９、受口３２及び支承手段３４
は全て実質的に共通の中心線に沿って位置している。か
かる構成により外側及び内側環状チャンネル部材１６．
２９は共に、管１７３１８．３０．３１に対して少なく
とも２°撓むことができる。割りリングフランジ２５を
面取りすることにより必要に応じて撓みの度合いを大き
くできる。

第４図に示すように、スペーサフランジ４２を用いて内
側環状チャンネル部材２９と外側環状チャンネル部材１
６との間に所定の空間４５を維持するのが良い。また、
ピン４３及び長さ方向に配向された溝５１を用いて支承
手段３４と受口３２を回転自在に結合するのが良い、パ
ツキン材４４、例えば青銅又はなめし偵を図示のように
配置して支承手段１９と外側カップリング１４との間に
適度の密封状態を保つのが良い、第４図は、撓み継手１
３の焼却炉例の詳細を示しているが、ここで説明した構
成要素は回転管継手側についても典型的なものである。

少なくとも２°撓ませることに加えて、この可撓性の支
承手段は、気密手段になって水と蒸気の両方を流すこと
ができる。第２図及び第４ｒＡに矢印ｌ　Ｗ　Ｊで示す
ように、水は、回転管継手側から撓み継手１３を通り、
内側環状チャンネル部材２９を通って焼却炉に向かって
流れる。蓬気は矢印「Ｓ］で示すように、焼却炉から逆
方向へ流れ、外側環状チャンネル部材１６と内側環状チ
ャンネル部材２９との間の空間４５に戻る。撓み継手１
３により、突気又は水の何れについても著しくｄＡ洩さ
せない状態で所要程度の可撓性が得られる。

以ヒ、本発明を例示的に詳細に説明したが、かかる詳細
な説明は例示のために過ぎず当業考であれば特許請求の
範囲に記載された事項を除き、本発明の精神及び範囲か
ら逸脱しないで種々の変形を成し得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は、焼却炉と回転管継手の従来型連結構成を示す
側面図である。 第２図は、焼却炉及び回転管継手と併用される本発明の
撓み継手を示す側面図である。 第３図は、本発明の好ましい一実施例の断面図である。 第４図は、第３図において円で囲んだ部分の拡大断面図
である。 第５図は、トルクを撓み継手を介して回転方向へ伝える
ピンの代表的な配置を示す詳細図である。 第６図は、第４図のＶｌ−Ｖｌ線における横断面図であ
る。 第７図は、第４図の■−■線における横断面図である。 〔主要な参照番号の説明〕 ｌＯ・−・回転管継手、 １）・・・焼却炉、 １３・・・撓み継手、 １４・・・第１のカップリング、 Ｉ５・・・第２のカップリング、 １６・・・外側環状管又はチャンネル部材、１７．１８
・・・管、 １９・・・第１の支承手段、 ２０・・−第２の支承手段、 ２５．２６・・・割りリングフランジ、２８・・・ピン
、 ３２．３３・・・受口、 ３４．３５・・・支承手段、 ４２・・・スペーサフランジ。 特許出願人：ウェスチングハウス・エレクトリック・コ
ーポレーシイン 代　理　人：加経　紘一部（外１名）

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）同軸管用撓み継手であって、外側の第１の管と外
   側の第２の管を、外側の第１の管に形成した凸状球面を
   外側の第２の管の表面に密封係合させることにより相互
   に連結して外側の第１の管と外側の第２の管が軸方向に
   心ずれできるようにすると共に、内側の第１の管と内側
   の第２の管を、内側の第１の管に形成した凸状球面を内
   側の第２の管の表面に密封係合させることにより相互に
   連結して内側の第１の管と内側の第２の管が軸方向に心
   ずれできるようにし、前記凸状球面をそれぞれ長さ方向
   に整列させて同軸管が軸方向に心ずれできるようにした
   ことを特徴とする同軸管用撓み継手。
2. （２）第１の管のうち一方の凸状球面は、係合状態にあ
   る第２の管に形成された凹状球面に、他方の第１の管の
   凸状球面は、係合状態にある第２の管に形成されたほぼ
   円筒形の表面に嵌合しており、かくして、内側の前記管
   と外側の前記管は長さ方向において異なる膨張量で膨張
   できることを特徴とする請求項第（１）項記載の同軸管
   用撓み継手。
3. （３）第１又は第２の管のうちの一方の中に設けられた
   ピンが、相互に連結された管に形成された長さ方向溝に
   嵌合していて、第１及び第２の管が一緒に回転し、しか
   も軸方向に心ずれできるようになっていることを特徴と
   する請求項第（１）項又は第（２）項記載の同軸管用撓
   み継手。
4. （４）第１又は第２の管のそれぞれの中に設けられたピ
   ンが、対応する相互に連結された管に形成された長さ方
   向溝に嵌合していて、第１及び第２の管が一緒に回転し
   、しかも軸方向に心ずれできるようになっていることを
   特徴とする請求項第（１）項又は第（２）項記載の同軸
   管用撓み継手。
5. （５）同軸管の組み立てを可能にするため、外側の第２
   の管に形成された一対の合致するフランジが凹面を分担
   した状態で配置されていることを特徴とする請求項第（
   ２）項記載の同軸管用撓み継手。
6. （６）内側及び外側の管の間に環状の間隔を維持するた
   めスペーサがこれらの間に設けられていることを特徴と
   する請求項第（１）項記載の同軸管用撓み継手。