JPH0126038B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0126038B2 JPH0126038B2 JP59083802A JP8380284A JPH0126038B2 JP H0126038 B2 JPH0126038 B2 JP H0126038B2 JP 59083802 A JP59083802 A JP 59083802A JP 8380284 A JP8380284 A JP 8380284A JP H0126038 B2 JPH0126038 B2 JP H0126038B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- tube
- knock
- entrance nozzle
- wrapper tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 44
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 14
- 239000003758 nuclear fuel Substances 0.000 claims description 6
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 10
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 3
- 230000000712 assembly Effects 0.000 description 2
- 238000000429 assembly Methods 0.000 description 2
- 239000002826 coolant Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000008188 pellet Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
- Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は高速炉の燃料集合体に係り、特にその
燃料集合体が組立易い構造に関するものである。
燃料集合体が組立易い構造に関するものである。
高速炉用燃料集合体は正六角形断面形状のラツ
パ管内に燃料ピンが正三角形格子状に規則正しく
配列され、ラツパ管の上端には燃料交換機のグリ
ツパと整合した形状を持つハンドリングヘツド
が、また、ラツパ管の下端には燃料集合体支持構
造物と整合した形状を持つエントランスノズルが
溶接された構造と成つている。燃料ピンはエント
ランスノズル上端の組枠部に取付けられた複数個
のノツクバーのフツク部によつて支持され、上端
はフリーな状態である。また、この燃料ピンには
燃料ピン同志が直接接触しないように、両端が燃
料ピンに固定されたスペーサワイヤが螺施状に巻
きつけられている。
パ管内に燃料ピンが正三角形格子状に規則正しく
配列され、ラツパ管の上端には燃料交換機のグリ
ツパと整合した形状を持つハンドリングヘツド
が、また、ラツパ管の下端には燃料集合体支持構
造物と整合した形状を持つエントランスノズルが
溶接された構造と成つている。燃料ピンはエント
ランスノズル上端の組枠部に取付けられた複数個
のノツクバーのフツク部によつて支持され、上端
はフリーな状態である。また、この燃料ピンには
燃料ピン同志が直接接触しないように、両端が燃
料ピンに固定されたスペーサワイヤが螺施状に巻
きつけられている。
この燃料集合体の組立過程について述べる。エ
ントランスノズルの組枠部にノツクバーを取り付
け、ノツクバーのフツク部にスペーサワイヤを巻
き付けた燃料ピンを引掛ける。次に、ハンドリン
グヘツドを溶接したラツパ管を燃料ピン束の上端
から挿入した後、エントランスノズルとラツパ管
を溶接する。このラツパ管の挿入過程は組立作業
建屋の高さの制限から燃料ピン束を水平にした状
態で行われる。
ントランスノズルの組枠部にノツクバーを取り付
け、ノツクバーのフツク部にスペーサワイヤを巻
き付けた燃料ピンを引掛ける。次に、ハンドリン
グヘツドを溶接したラツパ管を燃料ピン束の上端
から挿入した後、エントランスノズルとラツパ管
を溶接する。このラツパ管の挿入過程は組立作業
建屋の高さの制限から燃料ピン束を水平にした状
態で行われる。
このとき、次のような問題がある。燃料ピン束
はそれ自身の重みにより、下にしなろうとするの
で、最下段の燃料ピンのスペーサワイヤとラツパ
管の間に摩擦力が働き、このためそのスペーサワ
イヤの位置がずれる。また、ラツパ管とエントラ
ンスノズルの芯出しを挿入作業の前に行つていて
も、燃料ピン束の重みのために燃料ピン束自身が
下にしなろうとするので、ラツパ管の芯ずれが生
じ、挿入作業においてラツパ管とエントランスノ
ズルの嵌合部やラツパ管とノツクバーの両端がぶ
つかつて挿入がうまくゆかないという問題があ
る。
はそれ自身の重みにより、下にしなろうとするの
で、最下段の燃料ピンのスペーサワイヤとラツパ
管の間に摩擦力が働き、このためそのスペーサワ
イヤの位置がずれる。また、ラツパ管とエントラ
ンスノズルの芯出しを挿入作業の前に行つていて
も、燃料ピン束の重みのために燃料ピン束自身が
下にしなろうとするので、ラツパ管の芯ずれが生
じ、挿入作業においてラツパ管とエントランスノ
ズルの嵌合部やラツパ管とノツクバーの両端がぶ
つかつて挿入がうまくゆかないという問題があ
る。
本発明の目的は、エントランスノズルとラツパ
管の挿入作業が燃料ピン束を水平にした状態で円
滑に行うことが出来る高速炉用燃料集合体を提供
することにある。
管の挿入作業が燃料ピン束を水平にした状態で円
滑に行うことが出来る高速炉用燃料集合体を提供
することにある。
本発明の燃料集合体は、正六角形断面形状のラ
ツパ管、このラツパ管内に正三角形格子状に配列
された燃料ピン、これらの燃料ピンのそれぞれに
らせん状に巻付けられたスペーサワイヤ、上記燃
料ピンを支持固定するための複数個のノツクバ
ー、これらのノツクバーを挿入固定するための組
枠部を有するエントランスノズル等から構成され
る高速増殖炉用燃料集合体において、上記ノツク
バーの両端面のラツパ管側にテーパを有し、上記
エントランスノズルの上記組枠部の、上記ノツク
バーと平行な外面のラツパ管側にテーパを有する
ことを特徴とする高速炉燃料集合体であつて、正
三角形格子状に配列された燃料ピンの束が水平に
されて挿入作業に供される際に、その束の自重に
より下方にしなつてエントランスノズルとラツパ
管の芯ずれが多少生じても各テーパにより挿入作
業が円滑に行なわれ、これにより燃料ピン束を有
する燃料集合体特有の課題を解消して、燃料集合
体を容易に組み立てることが出来るものである。
ツパ管、このラツパ管内に正三角形格子状に配列
された燃料ピン、これらの燃料ピンのそれぞれに
らせん状に巻付けられたスペーサワイヤ、上記燃
料ピンを支持固定するための複数個のノツクバ
ー、これらのノツクバーを挿入固定するための組
枠部を有するエントランスノズル等から構成され
る高速増殖炉用燃料集合体において、上記ノツク
バーの両端面のラツパ管側にテーパを有し、上記
エントランスノズルの上記組枠部の、上記ノツク
バーと平行な外面のラツパ管側にテーパを有する
ことを特徴とする高速炉燃料集合体であつて、正
三角形格子状に配列された燃料ピンの束が水平に
されて挿入作業に供される際に、その束の自重に
より下方にしなつてエントランスノズルとラツパ
管の芯ずれが多少生じても各テーパにより挿入作
業が円滑に行なわれ、これにより燃料ピン束を有
する燃料集合体特有の課題を解消して、燃料集合
体を容易に組み立てることが出来るものである。
第1図から第4図までに本発明の一実施例を示
す。第1図は高速炉の燃料集合体の水平断面を示
す。ラツパ管1内に燃料ピン2が正三角形格子状
に配列され、燃料ピンにはスペーサワイヤ3が巻
付けられている。第2図は第1図のA−A断面図
である。エントランスノズル8はノズル端栓1
1、冷却材流入口10、および下部中性子しやへ
い体9とから構成され、その組枠部にノツクバー
12が固定されている。ノツクバーのフツク部に
は燃料ピン2が引掛けられていて、燃料ピンは下
部端栓4、燃料ペレツト部6、ガスプレナム部
7、および上部端栓5とから構成され、スペーサ
ワイヤ3はその両端を下部および上部端栓に固定
されている。ラツパ管1はその上端にハンドリン
グヘツド13が溶接されており、ハンドリングヘ
ツドは上部しやへい体14、冷却材流出孔15、
および燃料交換機グリツパのつかみ部16とから
構成されている。ノツクバー12の両端のラツパ
管側には面取りが施されていて、ラツパ管の挿入
が容易である。第3図は第1図のB−B断面図で
あり、エントランスノズル6の組枠部に面取りが
施されていて、ラツパ管の挿入が容易である。本
発明実施例によれば、エントランスノズル組枠部
のうち、ノツクバーの固定に関係しない面にのみ
面取りを施しているので、ノツクバー支持強度の
低下はない。
す。第1図は高速炉の燃料集合体の水平断面を示
す。ラツパ管1内に燃料ピン2が正三角形格子状
に配列され、燃料ピンにはスペーサワイヤ3が巻
付けられている。第2図は第1図のA−A断面図
である。エントランスノズル8はノズル端栓1
1、冷却材流入口10、および下部中性子しやへ
い体9とから構成され、その組枠部にノツクバー
12が固定されている。ノツクバーのフツク部に
は燃料ピン2が引掛けられていて、燃料ピンは下
部端栓4、燃料ペレツト部6、ガスプレナム部
7、および上部端栓5とから構成され、スペーサ
ワイヤ3はその両端を下部および上部端栓に固定
されている。ラツパ管1はその上端にハンドリン
グヘツド13が溶接されており、ハンドリングヘ
ツドは上部しやへい体14、冷却材流出孔15、
および燃料交換機グリツパのつかみ部16とから
構成されている。ノツクバー12の両端のラツパ
管側には面取りが施されていて、ラツパ管の挿入
が容易である。第3図は第1図のB−B断面図で
あり、エントランスノズル6の組枠部に面取りが
施されていて、ラツパ管の挿入が容易である。本
発明実施例によれば、エントランスノズル組枠部
のうち、ノツクバーの固定に関係しない面にのみ
面取りを施しているので、ノツクバー支持強度の
低下はない。
第4図は第2図において、ラツパ管を挿入する
前の状態を示す。最下段の燃料ピンのみスペーサ
ワイヤの巻付け位置を異ならせてある。ラツパ管
を挿入することにより、最下段の燃料ピンのスペ
ーサワイヤとラツパ管内の摩擦のため、スペーサ
ワイヤの移動が生ずるが、あらかじめスペーサワ
イヤのずれる分をずらして巻付けることによつ
て、挿入後は第2図に示したように、最下段燃料
ピンのスペーサワイヤの巻付け位置が所定の位置
となる。
前の状態を示す。最下段の燃料ピンのみスペーサ
ワイヤの巻付け位置を異ならせてある。ラツパ管
を挿入することにより、最下段の燃料ピンのスペ
ーサワイヤとラツパ管内の摩擦のため、スペーサ
ワイヤの移動が生ずるが、あらかじめスペーサワ
イヤのずれる分をずらして巻付けることによつ
て、挿入後は第2図に示したように、最下段燃料
ピンのスペーサワイヤの巻付け位置が所定の位置
となる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、燃料ピンの束が水平にされて
挿入作業に供される際に、その束の自重により下
方にしなつてエントランスノズルとラツパ管の芯
ずれが多少生じても各テーパにより挿入作業が円
滑に行なわれ、高速炉の燃料集合体を容易に組み
立てることが出来る。
挿入作業に供される際に、その束の自重により下
方にしなつてエントランスノズルとラツパ管の芯
ずれが多少生じても各テーパにより挿入作業が円
滑に行なわれ、高速炉の燃料集合体を容易に組み
立てることが出来る。
第1図は本発明の燃料集合体の水平断面図、第
2図および第3図はそれぞれ第1図のA−Aおよ
びB−B断面図、第4図はラツパ管を挿入する前
の断面図である。 1……ラツパ管、2……燃料ピン、3……スペ
ーサワイヤ、8……エントランスノズル、12…
…ノツクバー。
2図および第3図はそれぞれ第1図のA−Aおよ
びB−B断面図、第4図はラツパ管を挿入する前
の断面図である。 1……ラツパ管、2……燃料ピン、3……スペ
ーサワイヤ、8……エントランスノズル、12…
…ノツクバー。
Claims (1)
- 1 正六角形断面形状のラツパ管、このラツパ管
内に正三角形格子状に配列された燃料ピン、これ
らの燃料ピンのそれぞれにらせん状に巻付けられ
たスペーサワイヤ、上記燃料ピンを支持固定する
ための複数個のノツクバー、これらのノツクバー
を挿入固定するための組枠部を有するエントラン
スノズル等から構成される高速増殖炉用燃料集合
体において、上記ノツクバーの両端面のラツパ管
側にテーパを有し、上記エントランスノズルの上
記組枠部の、上記ノツクバーと平行な外面のラツ
パ管側にテーパを有することを特徴とする高速炉
燃料集合体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59083802A JPS60228988A (ja) | 1984-04-27 | 1984-04-27 | 高速炉燃料集合体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59083802A JPS60228988A (ja) | 1984-04-27 | 1984-04-27 | 高速炉燃料集合体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60228988A JPS60228988A (ja) | 1985-11-14 |
JPH0126038B2 true JPH0126038B2 (ja) | 1989-05-22 |
Family
ID=13812788
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59083802A Granted JPS60228988A (ja) | 1984-04-27 | 1984-04-27 | 高速炉燃料集合体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60228988A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05147U (ja) * | 1991-06-19 | 1993-01-08 | 石塚硝子株式会社 | 輸液容器用栓体 |
US11383540B2 (en) | 2019-12-04 | 2022-07-12 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Printing apparatus |
-
1984
- 1984-04-27 JP JP59083802A patent/JPS60228988A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05147U (ja) * | 1991-06-19 | 1993-01-08 | 石塚硝子株式会社 | 輸液容器用栓体 |
US11383540B2 (en) | 2019-12-04 | 2022-07-12 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Printing apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60228988A (ja) | 1985-11-14 |
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