JPH01259885A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JPH01259885A
JPH01259885A JP63221690A JP22169088A JPH01259885A JP H01259885 A JPH01259885 A JP H01259885A JP 63221690 A JP63221690 A JP 63221690A JP 22169088 A JP22169088 A JP 22169088A JP H01259885 A JPH01259885 A JP H01259885A
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詔八 鵜川
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、パチンコ遊技機等で代表される弾球遊技機に
関し、詳しくは、遊技盤上に配設され、遊技者にとって
1利となる第1の状態と遊技者にとって不利となる第2
の状態に変化自在な可変入賞球装置を含む弾球遊技機に
関する。
[従来の技術] この杜の弾球遊技機において、従来から一般的に知られ
ているものに、たとえば、遊技状態がrめ定められた特
定遊技状態になれば、可変入賞球装置を所定期間だけ遊
技者にとって有利な第1の状態に変化させるものがあっ
た。
[発明が解決しようとする課′XJ] そして、この種従来の弾球遊技機においては、前記所定
期間が経過すると前記可変入賞球装置が遊技者にとって
不利となる第2の状態に変化するのであるが、遊技者に
してみれば、その可変入賞球装置がいつ前記第2の状態
に変化するかわからないために、不安な心理状態で遊技
をしなければならない不都合があった。
また、−膜面に、遊技者は可変入賞球装置が第1の状態
に変化している前記所定期間を知った上で遊技を行なう
が、実際の遊技中に前記可変入賞球装置が正確に前記所
定期間第1の状態に変化しているか否か不信感を抱く場
合があり、それが、遊技者と遊技場従業口との間でのト
ラブルの原因となっていた。
本発明は、かかる実情に鑑み、第1の状態に変化してい
る可変入賞球装置の変化期間がわからないことに起因し
た遊技者の不安感を取り除くとともに、実際の遊技中に
おける可変入賞球装置が第1の状態に変化した長さを巡
るトラブルを防止することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る弾球遊技機は、 遊技盤上に配設され、遊技者にとって有利となる第1の
状態と遊技者にとって不利となる第2の状態に変化自在
な可変入賞球装置と、 遊技状態が前記可変入賞球装置を予め定める期間だけ第
1の状態に変化できるように定められた特定遊技状態に
なったことを検出する特定遊技状態検出手段と、 前記第1の状態に変化しているrsJ変人賞球装置の変
化期間を表示する期間表示1段とを含むことを特徴とす
る。
[作用] 特定遊技状態検出手段の働きにより、遊技状態が可変入
賞球装置を予め定める期間だけ第1の状態に変化できる
ように定められた特定遊技状態になったことが検出され
る。そして、第1の状態に変化している可変入賞球装置
の変化期間が期間表示手段により遊技者に表示される。
つまり、遊技者に第1の状態に変化している可変入賞球
装置の変化期間を認識させ得るとともに、遊技中の可変
入賞球装置における第1の状態の長さに対する遊技者の
不信感を取り除くことができる。
[発明の実施例] 次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第1図は本発明に係る弾球遊技機の一例のパチンコ遊技
機の正面図である。構成において、パチンコ遊技機10
は、前面枠11を開閉自在に装若し、前面枠11に遊技
盤1を若脱自在に装着している。遊技盤1には、入賞領
域の一例のセーフ孔2a〜2 c s人賞玉によって後
述の可変表示装置40を51変できる条件の定められた
入賞領域3a〜3c、複数のヤクモノ(通称チューリッ
プ)4a、4b、およびアウト玉人口5が形成されてい
る。
また、遊技盤1の下方部には、後述の第3図を参照して
詳細に説明する可変入賞球装置(いわゆる電動式ヤクモ
ノ)30が配設される。この可変入賞球装置30には、
発光ダイオード6a、6bが関連的に設けられる。発光
ダイオード6a、6bは、特定遊技状態において可変人
賞球装置30が遊技者にとってa利な第1の状態のとき
、予め定める入賞領域または通過領域への通過玉に基づ
いて一定時間後に遊技者にとって不利な第2の状態にし
た後再度第1の状態にできるように定められた条件のあ
ったことを表示するために用いられる。
遊技盤1のほぼ中央部には、後述の第4図および第5図
を参照して詳細に説明する可変表示装置40が配設され
る。このill大表示装置40は、複数の発光ダイオー
ド7a〜7dが関連的に設けられる。発光ダイオード7
a〜7dは、発光表示個数によって可変表示装置40を
可変表示できる回数を表示するのに用いられる。なお、
可変表示装置40の可変表示可能な回数を表示する手段
としては、発光ダイオード7a〜7dに代えて、数字を
表示可能なセグメント表示器を用いてもよい。
この場合、セグメント表示器は後述のセグメント表示器
41と4に用するか、それとは別に設けてもよい。
さらに、遊技盤1の上部の角には、数値情報を表示する
ためのセグメント表示器8が設けられる。
このセグメント表示器8は、可変入賞球装置30が第1
の状態になった場合において第1の状態の経過時間また
は第1の状態にすることのできる残存時間を表示するた
めに用いられる。ここで、可変入賞球装置30が第1の
状態における経過時間または第1の状態を継続できる残
存時間を表示する理由は、遊技者が遊技を中断している
とき、その時間の経過を停止して遊技者に不利益を与え
ないようにしていることを知らせるため、および遊技上
の作戦を立てやすくするためである。この場合の具体的
な手段は後で詳細に説明する。
前記前面枠11の下方には、賞品上払出口12、打球待
機樋13、打球ハンドル14、余剰賞品玉払出口15お
よび賞品玉受皿16が配設される。
この打球待機樋13は、賞品上払出口12から払出され
た賞品上および遊技者が玉貸機で借りた玉を一時貯留す
るとともに、貯留玉を1個ずつ打球供給機構(図示せず
)へ供給する働きをする。打球ハンドル14は、その回
動によって打球強さを調節するものである。また、必要
に応じて、打球ハンドル14の外周または打球ハンドル
14の近傍の前面枠11には、打球指令スイッチ14s
が設けられる。なお、打球指令スイッチ14sに代えて
、打球ハンドル14の軸に固着されたカムによって押圧
されるスイッチを設け、打球ハンドル14を回動したと
きこのスイッチが押圧されて打球指令を開始するように
構成してもよい。この場合は、必要に応じて、打球指令
スイッチ14sに代わる単発打ちスイッチを設け、単発
打ちスイッチを押圧したとき玉を間欠的に打球させるよ
うに構成される。
また、必要に応じて、前面枠11には、スピーカ17a
および停止指令スイッチ18が設けられる。スピーカ1
7aは特定遊技状態を音声で知らせるのに用いられる。
なお、スピーカの配置位置は、前面枠11に限らず、幕
板の一部(図示の17bに示す部分)に選んでもよい。
停止指令スイッチ18は、遊技者の操作によって可変表
示装置40の可変表示を停止指令するために用いられる
なお、停止指令スイッチ18は、図示では1個設けた場
合を示すが、可変表示装置40に含まれる回転ドラムの
それぞれに対応して複数個設けてもよい。
第2A図および第2B図はパチンコ遊技機の裏面構造の
図解図であり、特に第2A図は遊技盤1の裏面を示し、
第2B図は前面枠11の裏面に開閉自在に装着された機
構板を示す。次に、パチンコ遊技機10の裏面構造を具
体的に説明する。
前記セーフ孔28〜2cの形成された遊技盤1の裏面に
は、入賞玉をヤクモノ4a、4bへ導くための経路21
i、212が形成される。入賞領域3a〜3cの裏面に
は、それぞれに対応して検出スイッチ22a〜22cが
設けられる。これらの検出スイッチ22a〜22cは、
入賞領域3a〜3cへの入賞玉を検出することによって
、可変表示装置40の可変表示可能な条件を検出するの
に用いられる。そして、遊技盤1の裏面のアウト玉人口
5よりもやや上部位置には径路213,214が設けれ
る。この径路213,214は、セ−フ孔28〜2C,
入賞領域38〜3c、ヤクモノ4a、4bまたは可変入
賞球装置30のいずれかへ入賞した入賞上を入賞玉処理
器23に導くものである。入賞玉処理器23は、径路2
13を介して導かれる入賞上を1個ずつ間欠的に落下さ
せる。入賞玉処理器23によって落下された入賞上は、
蛇行状径路215を通過する際に、玉の重量で賞品玉払
出機横26に連結された作動レバー261を作動させて
、1個の入賞上で1回の賞品玉払出動作を行なわせる。
なお、賞品上払出機構として電動式のものを用いた場合
は、入賞玉処理器23の回動に連動して閉成される入賞
玉検出スイッチ(図示せず)が設けられる。そして、入
賞玉検出スイッチの出力によって、賞品上払出機構が電
気的に駆動されて所定数の賞品玉を払出す。
打球ハンドルの配設位置に対応する前面枠11の裏面に
は、玉発射機堝の一例の電動式打球機構24が設けられ
る。この電動式打球機構24は、従来周知のように、モ
ータ241の回転力で打球カム242を回転させ、打球
カム242の回転によって打球ハンマ243を間欠的に
同動させて玉を打球させるものである。このように、玉
発射機構が電動式打球機構の場合は、玉発射動作状態(
すなわち打球動作状態)を検出する手段として前記打球
指令スイッチ14sが用いられる。そして、この実施例
では、特定遊技状態において可変入賞球装置30を開成
している期間中に、打球指令スイッチが抑圧または閉成
されていなければ、可変入賞球装置30を開成できるよ
うに定められた一定時間の計時動作を中止させる。
なお、工発射機構の他の例としては、打球ハンドルを手
動操作によって間欠的に回動させて打球するような、従
来周知の手動式打球機構であってもよい。この場合は、
玉発射動作状態険出手段としては、打球ハンドルが短時
間(たとえば1分間)に少なくとも1回だけ回動された
ことを検出するもの、打球ハンドルに指で触れることに
よって電気的に導通するタッチスイッチを関連的に形成
しかつタッチスイッチが短時間の間に操作されたことを
検出するもの、または打球ハンドルの近傍に設けられか
つ打球ハンドルを親指で弾く際に手を固定するための突
起部祠(いわゆるテンプ)に指が触れていることを検出
するようなタッチスイッチなどが用いられる。
さらに他の王発射機H4としては、賞品玉受皿の終端か
ら遊技盤上部位置までパチンコ玉を揚送するリフトを設
けかつ遊技盤上部からパチンコ玉を発射する方向を選択
自在に構成したような玉発射機構、たとえば本願出願人
が先に提案した特開昭56−36984号に記載された
ものを用いてもよい。
機構板25の上部には、賞品玉タンク27が回前される
。賞品玉タンク27には、補給樋(図示せず)から補給
上が補給される。賞品玉タンク27の下方には、賞品工
払出機措26が形成される。
賞品工払出機横26と賞品玉タンク27との間には、整
列径路271が傾斜して設けられる。整列径路271は
、賞品玉タンク27に貯留されている玉を複数列に整列
して賞品上払出v1構26へ供給するものである。賞品
玉払出機横26の下方には、合流樋28が形成される。
合流樋28は、賞品上払出機構26から払出された賞品
工を賞品玉タンク12へ導く樋281、余剰賞品工を余
剰賞品玉払出口15へ導(樋282、およびアウト玉を
下方へ導く樋283を一体的に成形して構成される。
第3図は可変入賞球装置30の斜視図である。
この可変入賞球装置30は、遊技者にとって有利となる
第1の状態の一例として後述の開閉板を前面へ開いて玉
を受入れ、遊技者にとって不利となる第2の状態の一例
として開閉板を閉じて玉の受入れを阻1トするものであ
る。
次に、第3図を参照して可変入賞球装置30のより具体
的な構成を説明する。飾り枠31の中央部には、玉の入
賞可能な入賞領域32となる透孔が形成される。透孔の
前面には、開閉F;c33が前面側に開成自在に設けら
れる。開閉板33は、その下辺が軸331で軸支され、
その−右側(図示では右側)の裏面にU字状の突起部3
32が形成される。突起部332には、透孔が穿設され
る。
透孔には、レバー34の先端に固着されたピン341が
挿通される。レバー34の他端は、支点342で支持さ
れる。レバー34の上部位置には、開閉板33を開閉駆
動するための開閉機構35が設けられる。開閉機構35
は、ソレノイド351を含み、ソレノイド351のプラ
ンジャ352にロッド353の一旦を連結し、ロッド3
53の他端をレバー34の中央部に連結して構成される
前記入賞領域32は、必要に応じて複数の領域32 a
、  32 b、  32 cに分けられる。入賞領域
32b、32cへ入賞した玉は、直接遊技盤1の裏面に
導かれて、径路213を介して入賞玉処理器23へ至る
。入賞領域32aは、玉の通過に応じて可変入賞球装置
30の開閉板33を再度繰返して開閉駆動できるように
定められた領域である。
この入賞領域32を挾む両側の飾り枠31には、セーフ
孔36a、36bが形成される。セーフ孔36a、36
bは、遊技盤1に沿って落下する玉を常時受入れること
ができるように、飾り枠31の面よりも前面側に突出し
て形成され、落人した玉を入賞下として裏面へ導く。そ
して、開閉板33を開いたときに露出する飾り枠31部
分には、発光ダイオード6a、6bが設けられる。発光
ダイオード6a、6bは、特定遊技状態において、開閉
板33を開成しているときに、入賞領域32aへの入賞
下が発生したことに基づいて、一定時間後に開閉板33
を閉成した後再度繰返して開成できる条件の成立したこ
とを表示する。
fLII作において、開閉板33は、ソレノイド351
が付勢されてプランジャ352を引き上げたとき、図示
のように前面側に開成されて、遊技者に有利な状態にな
る。一方、ソレノイド351が消勢されると、プランジ
ャ352が下方向へ押出されて、レバー34が下方向に
回動する。このため、開閉板33が閉成されて、遊技者
にとって不利な状態になる。
ところで、第3図に示す実施例では、第1の状態として
開閉板33を連続的に開成し、第2の状態として開閉板
33を閉成する場合を示すが、その地名種の入賞しやす
い状態と入賞しにくい状態にしでもよい。たとえば、第
1の状態としては、相対的に短い一定時間(2秒)ごと
に開成と開成を交互に所定回数だけ繰返すようにしても
よい。
また、可変入賞球装置の他の例としては、いわゆるチュ
ーリップのようなものを用い、がっ第2の状態として玉
の入りにくい状態としてもよい。
第4図は可変表示装置40の正面図である。構成におい
て、可変表示装置4oは、電気的に可変表示するセグメ
ント表示器41および機械的に回転することによって可
変表示する回転ドラム表示機構50を含んで構成される
。具体的には、可変表示装置40は、飾り枠42の上部
にセグメント表示器41を設けるとともに、飾り枠42
の横方向に複数個(図示では3個)形成された窓から回
転ドラム51a、51b、51cの一部を目視できるよ
うに回転ドラム表示機構50を収納して構成される。セ
グメント表示器41は数字0〜9を表示するものであっ
て、回転ドラム表示機ha! 50の可変表示期間とほ
ぼ同じ期間中数字を可変表示する。なお、回転ドラム表
示機構50の詳細は第5図を参照して説明する。
第5図は回転ドラム表示機構50の詳細な斜視図である
。図において、回転ドラム表示機構50に含まれる回転
ドラム群51は、複数列の回転ドラム51a、51b、
51cを含む。各列の回転ドラム51a〜51cの外周
上には、絵模様や記号や数字などの識別情報(たとえば
ベル、星、ヨツトなどの絵模様または数字もしくはアル
ファベットなどの記号)が描かれる。各列の回転ドラム
51a〜51cのそれぞれの側面には、外周上に描かれ
た識別情報の数に相当する歯数を有するラチQ ット歯
1.52a 〜52c(図示では52cのみを示す)が
固着される。各列の回転ドラム51a〜51cのそれぞ
れは、ドラム軸53に遊嵌されて、その摩擦力で個別的
に回転iJ能なように支持される。ドラム軸53は、そ
の両側がボックス54の側面に軸支される。ドラム軸5
3の一方端には、回転力伝達機構55に含まれる歯車5
51が固着される。歯車551は変速用歯車552と噛
み合い結合される。ボックス54の側面には、回転ドラ
ムを駆動するためのモータ56が装着される。モータ5
6は、ギャードモータが用いられ、その駆動歯車が歯車
552と結合されている。モータ56の回転力は、歯車
552.551を介してドラム軸53に伝達され、回転
ドラム群51を同転駆動させる。また、ボックス54の
後方背面には、各列の回転ドラム51a〜51cのそれ
ぞれを個別的に回転させまたは停止11制御するための
ソレノイド57a〜57cが固着される。これらのソレ
ノイド57a〜57cのプランジャ571は、それぞれ
係+hレバー58a〜58cの一端とピンと連結される
。これらの係止レバー58a〜58cのほぼ中央部は、
軸581で軸支される。
軸581の両側はボックス54の両側面で固着される。
係止レバー58a〜58cのそれぞれの先端には、爪状
部582が形成される。各係止レバー58a〜58eの
爪状部582は、対応するラチェット歯車52a〜52
cのそれぞれと係合して各列の回転ドラムを停止させ、
ロック状態を保持する。
そして、前記可変入賞球装置30を相対的に長い時間だ
け第1の状態にすることの可能な特定遊技状態は、回転
ドラム表示機構50で表示される各列の絵模様などの識
別情報の組合わせ状態と、セグメント表示器41で表示
される数字情報の表示状態との組合わせによって決めら
れる。
なお、特定遊技状態の他の例としては、回転ドラム表示
機構50の表示状態のみ、またはセグメント表示器41
を複数桁設けた場合におけるその表示状態のみ、もしく
は遊技盤1に設けられた特定の入賞領域を通過した玉の
ある場合のいずれに基づく場合であってもよい。
第6図はこの発明の一実施例の遊技制御回路図である。
構成において、遊技制御回路60は、可変表示可能条件
検出回路61、デコーダドライバ62、回転ドラム駆動
制御回路63、表示駆動回路64、特定遊技状態検出手
段65、打球用モータ駆動回路66、所定価値付与状態
検出回路67、および駆動制御手段70を含む。ここで
、可変表示可能条件検出回路61は、可変表示装置40
を可変表示できる条件を検出しかつその回数を計数する
。デコーダドライバ62は可変表示装置40を可変表示
可能な同数に基づいて、発光ダイオード7a〜7dを表
示駆動する。回転ドラム駆動制御回路63は可変表示可
能条件に基づいて回転ドラム表示機構50を駆動制御す
る。表示駆動回路64は可変表示可能条件に基づいてセ
グメント表示器41を表示駆動する。特定遊技状態検出
手段65がセグメント表示器41の表示状態と回転ドラ
ム表示機構50の表示状態との組合わせに基づいて予め
定める特定遊技状態になったことを検出する。なお、特
定遊技状態検出手段60は、好ましくは特定遊技状態の
みならず他の遊技状態であって可変入賞球装置を第1の
状態にできる条件を検出する機能を含む。所定ll1l
iIii!付与状態検出回路67は、特定遊技状態にお
いて所定の価値を付与した状態(たとえば打止数として
設定された相対的に多い賞品玉数を付与した状態)を検
出するものである。駆動制御手段70は、可変入賞球装
置30を駆動制御するものであって、その詳細は回路構
成が第7図に示される。
第7図は駆動制御手段70の詳細な回路図である。この
駆動制御手段70は、デコーダドライバ71、オアゲー
ト72、ドライバ73、タイマ74〜76および一定時
間繰返し開閉駆動回路700を含む。ここで、デコーダ
ドライバ71は、−定時間繰返し開閉駆動回路700に
含まれるカウンタ706の=1数値に基づいて、回走入
賞球装置30を第1の状態にしている期間の経過時間を
期間表示手段の一例のセグメント表示器8に表示させる
ものである。ドライバ73は、オアゲート72の出力期
間中ソレノイド351を付勢することによって、lI変
人賞球装置30を第1の状態に駆動させるものである。
一定時間繰返し開閉駆動回路700は、可変入賞球装置
30を第1の状態とする一例として、可変入賞球装置3
0を相対的に長い一定時間(たとえばtl−30秒)だ
け連続的に入賞しやすい状態にした場合におけるその変
化期間を計?#1するための期間計測手段として用いら
れる。
次に、第1図ないし第7図を参照してこの実施例のパチ
ンコ遊技機10で遊技する場合の具体的な開動作を説明
する。遊技者は、玉貸機で借りた工を打球待機lll!
!13へ入れ、打球11ンドル14を回動して打球強さ
を3!Jiした後、打球スイッチ14aを押圧する。打
球スイッチ1.4 aの抑圧信号(ハイレベル)は、ト
ランジスタ661を導通させて、モータ241に電力を
供給させる。応じて、モータ241が回転駆動して打球
ハンマ243を間欠的に回動させることによって、玉を
1個順次J技盤1へ打込む。このよ・)にして、遊技者
が打球遊技しているとき、打込玉がセーフ孔2a〜2C
またはヤクモノ4a、4bのいずれかへ入賞すると、賞
品下払出機構26が作動して1個の入賞下につき所定数
の賞品下を払出制御する。一方、打込玉が入賞領域3a
〜3Cのいずれかへ入賞すると、対応する検出スイッチ
22a〜22(のいずれかがハイレベルを導出してオア
ゲート611を介して加減算カウンタ612の加算入力
として与える。加減算カウンタ612は、オアゲート6
11の出力があるごとに加算動作しかつ比較回路613
の出力があるごとに減算動作し、その計数値を比較回路
613およびデコーダドライバ62に与える。デコーダ
ドライバ62は加減算カウンタ612の計数値に相当す
る個数の発光ダイオード7a〜7dを表示駆動させる。
比較回路613には、表示駆動回路62に含まれる遅延
回路646の出力が比較指令信号として与えられる。比
較回路613は、ハイレベルの比較指令信号が人力され
るとき、加減算カウンタ612の計数値(n)が可変表
示装置40を1回だけ可変表示させるのに要する値(た
とえば1以上;すなわちn≧1)であることに基づいて
ハイレベル可変表示指令信号を導出する。この可変表示
指令信号が駆動回路631に与えられるとともに、フリ
ップフロップ641のセット入力として与えられる。ま
た、比較回路613の出力は加減算カウンタ612の減
算指令信号として与えられ、加減算カウンタ612で計
数されている可変表示可能回数を1だけ減算させる。駆
動回路631は、ソレノイド57a〜57cを付勢して
係止レバー58a〜58cの爪状部582と対応するラ
チェット歯車52a〜52cとの係合状態を解除させか
つモータ56を回転駆動させることによって、各列の回
転ドラム51a〜51cを回転駆動させて回転ドラムの
表示状態を可変させる。これと同時に、フリップフロッ
プ641のセット出力がアンドゲート642の一方入力
として与えられる。このアンドゲート642には、クロ
ック発振器643の出力のクロックパルスが常時他方入
力として与えられている。
このため、アンドゲート642はフリップフロップ64
1のセット出力に応じてクロックパルスを導出し、リン
グカウンタ644に与える。リングカウンタ644は、
クロックパルスの入力に応じて、セグメント表示器41
で表示可能な数値0〜9を循環的に計数するものであっ
て、その計数値をデコーダドライバ645および特定遊
技状態検出手段65に含まれる判定回路655に与える
デコーダドライバ645は、リングカウンタ644の計
数値をデコードし、その計数値に基づいてセグメント表
示器41で表示される数字をクロックパルスの周期で順
次的に変化させる。このようにして、回転ドラム51a
〜51cが回転駆動されかつセグメント表示器41が可
変表示されることによって、機械的な可変表示と電気的
な可変表示が同時的に行なわれる。
前述のごとくして、回転ドラム51a〜51cおよびセ
グメント表示器41がそれぞれ可変表示している状態に
おいて、遊技者は各列の回転ドラム51a〜51cの表
示状態の組合わせが特定遊技状態となるように停止指令
スイッチ18を押圧する。これに応じて、駆動回路63
1はソレノイド57a〜57cを予め定める順序(また
は不規則的な順序でも可)で消勢して回転ドラム51a
〜51cを順次停止させる。そして、駆動回路631は
少し遅れてモータ56の回転を停止させるとともに、す
べての回転ドラムが停止したことを表わすハイレベルの
信号を導出する。このハイレベル信号は、フリップフロ
ップ641をリセットさせるとともに、判定指令信号と
して表示状態判足回路653に与えられる。応じて、ア
ンドゲート642がクロックパルスの導出を停止する。
このため、リングカウンタ644の計数値が歩進されず
、かつしたがってリングカウンタ644で計数されてい
る計数値に相当する数字が連続的にセグメント表示器4
1で表示される。
表示状態判定回路653は、判定指令信号に応じてセン
サ651および652から与えられる出力に基づいて各
列の回転ドラムで表示されている識別情報の組合わせを
判定する。ここで、センサ651および652は、たと
えば投光部と受光部を有する光電センサが用いられ、投
光部と受光部とを各列の回転ドラムの軸方間両外側に対
峙して設けている。そして、回転ドラム51a〜51c
のそれぞれの側面には、第5図では図示を省略している
が、半径の異なる第1の円周上と第2の円周上の各回転
ドラムで表示される識別情報に対応する位置に、透孔を
穿設した部分と透孔を穿設しない部分を設け、透孔のあ
る部分とない部分の組合わせによって4種類の識別を可
能とする。たとえば、第】および第2の円周上のそれぞ
れに透孔を穿設している部分を論理「1」としかり透孔
の穿設していない部分を論理rOJとすれば、4種類の
2ビツトのコードro11.  roIJ、  rlO
J 、rl IJによって、飾り枠42の窓に表示され
ている各列の回転ドラムの識別情報の組合わせが検出で
きる。そして、表示状態判定回路653は、回転ドラム
51a〜51cで表示される識別情報の組合わせに括づ
いて得点を判定し、その得点を駆動制御手段70および
判定回路655に与える。もし、回転ドラム51a〜5
1cで表示される識別情報の組合わせが特定遊技状態の
組合わせ、すなわち最大価値を付与するように定められ
た組合わせ(たとえばすべてヨツトの図形)でなければ
、表示状態判定回路653はそのときの組合わせに基づ
いて最大価値よりも小さい価値を付与すべきことを表わ
す判定信号(または得点信号)j2〜j4のいずれかを
導出する。各判定信号j2〜j4は対応するタイマ74
〜76に与えられる。各タイマ?4,75.76は、そ
れぞれ対応する判定信号j2.j3.j4の入力に応じ
て、予め定める一定時間t2.t3.t4だけハイレベ
ル信号を導出するものである。ここで、タイマ74〜7
6で設定されている一定時間は、t2>t3>t4の関
係に選ばれ、たとえばt2−10秒、t3−6秒、t4
−4秒に選ばれる。なお、判定回路655は、判定信号
が特定遊技状態を表わす信号j1以外(すなわちj2〜
j4)であれば、セグメント表示器41の表示状態の判
断を何ら行なわない。
今、たとえば、表示状態判定回路653が判定信号j2
を導出した場合を想定すると、タイマ74が一定時間t
2の間ハイレベル信号を導出する。
このハイレベル信号がオアゲート72を介してドライバ
73に与えられる。応じて、ドライバ73は一定時間t
2の間ソレノイド351を連続的に付勢する。したがっ
て、可変入賞球装置30の開閉板33が一定時間t2だ
け開成されて、打込玉の入賞を許容する。このとき、打
込玉が入賞領域32bまたは32Cへ入賞すると、賞品
上払出機構26が入賞玉に応じて所定数の賞品上を払出
す。
しかしながら、打込玉が入賞領域32aへ入賞しても、
可食入賞球装置30の開成動作の延長制御が行なわれる
ことなく、1個の入賞玉につき所定数の賞品上が払出さ
れるのみである。
次に、各列の回転ドラム51a〜51cで表示される識
別情報の組合わせが最大価値を付与するように定められ
た組合わせの場合を説明する。この場合、表示状態判定
回路653は判定信号j1を導出して判定回路655に
与えるとともに、フリップフロップ701のセット入力
として与える。
応じて、フリップフロップ701がセットされる。
また、判定回路655は、判定信号j1に応じて、リン
グカウンタ644の計数値が組合わせ設定部654で設
定されている最大価値を付与する表示状態(たとえば7
が表示された状態)であるか否かを判定する。このとき
、判定回路655は、回転ドラム51a〜51cの表示
状態の組合わせが最大価値を付与する状態であっても、
セグメント表示器41が数字7を表示していなければ、
最大111th値付り指令信号(ハイレベル)を導出し
ない。
ずなイつち、判定回路655はローレベル伝号をアンド
ゲート656に与えたままである。この場合は、判定信
号j1によってセットされたフリップフロップ701の
セット出力がオアゲート702を介してアンドゲート7
03および704にLjえられる。このとき、アンドゲ
ート704には、比較回路707から一定時間t1の経
過していないことを表わすローレベル[2号がハイレベ
ル信号に反転されて入力されている。このため、アント
ゲ−1−704は比較回路707が一定時間t1を検出
するまで連続的に/Xイレベル信号を導出(7てオアゲ
ート72を介してドライバ73に与える。応じて、ドラ
イバ73はソレノイド351を付勢して可変入賞球装置
30の開閉板33を開成させる。
このときに、アンドゲート703には、打球指令スイッ
チ14gの押圧に基づくハイレベル信号が与えられてい
る。このため、アンドゲート703はパルス発生回路7
05から与えられるパルスを導出してカウンタ706に
与える。カウンタ706はパルス入力のあるごとにその
計数値を歩進し、比較回路707およびデコーダドライ
バ71にり。
える。ここで、パルス発生回路705のパルス発生周期
は、たとえば1/10秒(または1/100秒)に選ば
れる。この場合、デコーダドライバ71は、カウンタ7
6の計数値のうち上位2桁の数(すなわち小数点以下を
切り捨てた数)を可変入賞球装置30の開成継続時間デ
ータとしてセグメント表示器8に表示させる。このよう
に、前記期間計測手段700は、可変入賞球装置の連続
開成時間を表わすものであるため、この期間=1測手段
700により、可変入賞球装置の連続開成時間を計測す
る連続開成時間計測手段が兼用構成されている。さらに
具体的に述べれば、前記連続開成時間計Δp)手段は、
可変入賞球装置の連続開成の経過時間を計測するもので
あるため、前記期間計ΔIl1手段700により、可変
入賞球装置の連続開成の経過時間を計ハ1する連続開成
経過時間継続手段も兼用構成されている。次に、比較回
路707はカウンタ706の計数値が一定時間t1に相
当する計数値(すなわちカウンタ706の計数値をパル
ス発生回路705の出力パルスの周期で除算した値)が
一定時間t1に達したか否かを比較し、−定時間t1に
達したことを判定したときハイレベル信号を導出する。
このハイレベル信号がフリップフロップ701およびカ
ウンタ706をリセットさせるとともに、遅延回路70
8に与えられ、さらにアンドゲート704を不能動化さ
せる。これによって、可変入賞球装置30は判定信号j
2ないしj4が導出された場合に比べて長い一定時間t
1だけ開成されるが、繰返して開成駆動されない。なお
、前記期間計Δpj手段は、可変入賞球装置30の開成
を検出して期間の計測を開始してもよい。
一方、回転ドラム51a〜51cの表示状態の組合わせ
が最大価値を付り可能な所定の状!!3(すべてヨツト
の図形)となりかつセグメント表示器41の表示状態が
最大価値付与可能な数字7を表示している状態になった
場合は、判定回路655が特定遊技状態すなわち最大価
値付与条件の成立したことを表わすハイレベル信号を導
出する。このハイレベル信号がフリップフロップ713
をセットさせるとともに、所定価値付与状態検出回路6
7に与えられる。このため、特定遊技状態になった場合
は、前述の判定信号j1が導出された場合の動作が終了
した後、可変入賞球装置30の繰返し開成動作が行なわ
れる。すなわち、可変入賞球装置30が一定時間t1だ
け開成された後開成されると、遅延回路708が一定時
間遅れてハイレベル信号を導出してアンドゲート709
に与える。
ところで、特定遊技状態において可変入賞球装置30の
開成駆動を繰返して行なえる条件は、可変入賞球装置3
0が開成されている期間において、入賞領域32aへ入
賞下があった場合である。そこで、入賞領域32aに入
賞下があると、入賞領域32aに関連して設けられる特
賞玉検出スイッチ711が入賞下を検出してフリップフ
ロップ710をセットさせている。このため、アンドゲ
ート709をフリップフロップ713のセット出力のあ
ることすなわち特定遊技状態であること、フリップフロ
ップ710のセット出力のあることすなわち入賞領域へ
の入賞下のあること、および遅延回路708の出力のあ
ることすなわち可変入賞球装置30が一定時間t1だけ
開成された後閑成されていることの3つの条件に基づい
て、繰返し開成指令を表わすハイレベル信号を導出して
オアゲート702を介してアンドゲート703および7
04に与える。これによって、前述の111定信号j1
が導出された場合と同様にしてIi1変人賞球装置30
が+Ii度一定時間t1だけ開成される。このとき、ア
ンドゲート716は、フリップフロップ710および7
13の両セット出力に応じてトランジスタ717を導通
させ、発光ダイオード6a。
6bを発光表示させる。この発光ダイオード6a。
6bの表示状態を見て、遊技者は可変入賞球装置30が
閉成した後再度開成されることを容易に知ることができ
る。また、遅延回路708の出力は遅延回路712に与
えられる。遅延回路712は可変入賞球装置30を開成
駆動するのに要する微小時間遅れてハイレベル信号を導
出j7、フリップフロップ710をセットさせる。前述
のごとくして、特定遊技状態になった場合は、可変入賞
球装置30が開成されている期間中に入賞領域32aへ
の入賞下がある限り、可変入賞球装置30を繰返して開
成駆動することができる。これによって、遊技者は極め
て効率良く多量の賞品上を獲得できる機会を111る。
そして、111変人賞球装置30が繰返して開成駆動さ
れている場合において、その期間中に入賞領域32aへ
の入賞下が1個もなければ、フリップフロップ710は
セット状態を続ける。このため、比較回路707が可変
入賞球装置30の開成から一定時間t1だけ経過したこ
とを検出すると、アンドゲート714がハイレベル信号
を導出してオアゲート714を介してフリップフロップ
713をセットさせる。これによって、以後、可変入賞
球装置30の繰返し開成動作が終了される。また、可変
入賞球装置30の開成ごとに入賞領域32aへの入賞下
が発生した場合は、遊技者が早い機会に打止数に相当す
る多量の賞品上を獲得できる。
この場合は、所定価値付与状態検出回路67が予め定め
る打止数の賞品上を払出したことを検出し、ハイレベル
信号を導出してアンドゲート656を不能動化させると
ともに、オアゲート715を介してフリップフロップ7
13をセットさせる。したがって、口1変人賞球装置3
0の一定時間t1の繰返し開成動作は、一定時間t1内
に入賞領域への入賞下がない場合または打止される程度
の所定の価値を付与した場合に停止されることになる。
ところで、前述のように、可変入賞球装置30が繰返し
て開成駆動される場合は、短時間に多量の入賞下が発生
するので、多量の賞品上が払出される。このため、遊技
者は賞品玉受111116に貯留されている賞品上を別
の容器に移し替える必要がある。この場合、遊技者は打
球動作を中11’rして別の容器を準備し、賞品玉受冊
16に貯留されている賞品上を別の容器に移し替える。
このとき、打球指令スイッチ14sの抑圧が解除される
ため、アンドゲート703が不能動化される。したがっ
て、可変入賞球装置30が開成している途中で打球遊技
を停止しても、カウンタ706が可変入賞球装置30を
開成すべき一定時間t1の計時動作を停止する。このよ
うに、特定遊技状態において口1変人賞球装置30が開
成しているときに、打球動作を停止すれば、可変入賞球
装置30を開成ずべき一定時間t1の計時動作が停止さ
れ、その状態がセグメント表示器7で表示される。すな
わち、遊技者が打球1・に作を停止すると、それまでに
経過した開成時間の表示を続ける。この場合、モータ2
41は打球指令スイッチ14sが操作されていないので
電力を供給されず、かつしたがって打球動作を停止する
これによって、特定遊技状態において可変入賞球装置3
0の開成中に玉発射動作または打球動作を中断した場合
は、中断した時間が可変入賞球装置30を開成できる時
間に計時されることなく、遊技者が安心して賞品上を別
の容器に移し替えることのできる利点がある。また、特
定遊技状態において可変入賞球装置30を繰返し開閉駆
動できる回数が制限されている場合、または1回の+i
j変人賞球装置30の開成中に1個もしくは一定数の入
賞上があることに応じて繰返して開成できる条件の定め
られている場合であっても、遊技者はiiJ変人賞球装
置30の開成中に遊技を中断したことによって不利益を
受けない利点もある。
また、前記一定時間t1が経過する以前においても、可
変入賞球装置30に所定数の打玉が入賞すればその時点
で可変入賞球装置の第1の状態を終了させてもよい。ま
た、可変入賞球装置30の繰返し開成駆動は、前記繰返
し開成条件の成立時に即座に行ってもよい。
なお、上述の実施例では、セグメント表示器8に表示さ
れる時間情報が特定遊技状態におijる可変入賞球装置
30の開成継続時間の場合を説明したが、判定信号j2
〜j4が導出された場合における時間t2〜t4の場合
であってもよい。この場合は、タイマ74〜76によっ
て計時されている時間情報がデジタル信号に変換され、
判定信号j2〜j4の種類によって適宜ゲートが切替え
られてデコーダ71に与えられるように構成すればよい
。また、可変入賞球装置30の開成継続時間に代えて、
開成可能な残存時間を表示するように構成してもよい。
この場合は、カウンタ706に代えて減算回路が用いら
れ、オアゲート702からハイレベルが導出されたタイ
ミングにおいて一定時間t1に相当する=1数値が減算
回路にプリセットされるように回路構成される。そして
、減算回路がパルス入力のある毎に減算動作し、その減
算値が比較回路707およびデータドライバ71に与え
られる。この場合は、比較回路707に代えて減算回路
の計数値が零になったことを検出するものが用いられる
。この場合は、前記減算回路が組込まれた期間針A1手
段700により、弓変人賞球装置の連続開成が可能な連
続開成残存時間計測手段が構成される。
また、上述の実施例では、第1の状態の一例として、連
続的に可変入賞球装置30の開閉板33を開成する場合
を説明したが、周期的(たとえば2秒間隔)で開閉駆動
してもよい。その場合は、一定間隔のパルスを発生する
パルス発生回路が設けられ、パルス発生回路の出力とオ
アゲート72の出力とをアンドゲートに与え、アンドゲ
ートの出力をドライバ73に与えるように回路構成し、
アンドゲートの出力がハイレベルのときのみ開閉板33
を開成させるようにすればよい。この場合は、一定時間
t1が連続的に開成する場合に比べて2倍に選ばれる。
また、セグメント表示器8で表示される数字情報は、一
定時間に代えて、開閉回数(または開閉残存回数)を表
示するようにしてもよい。この場合は、開閉動作ごとに
加讐動作(または所定数から減算動作)するカウンタを
設け、そのカウンタの計数値をセグメント表示器8に表
示させればよい。そして、前記カウンタが設けられてい
る期間針lpj手段700により、可変入賞球装置の繰
返し開閉回数を計測する開閉回数針11F1手段が構成
される。この場合において、期間の計hp+は、開閉動
作の周期に相当する時間と一定の開閉回数との積に相関
する期間となる。
また、上述の実施例では、入賞下に応じて払出す景品の
一例として、再遊技可能な玉の場合を述べたが、これに
代えて相対的に多い玉数に相当する価値物体(たとえば
遊技玉よりも大きな玉またはメタル)を払出すような景
品払出手段を用いてもよい。
ところで、上述の第6図および第8図では、この発明の
動作を達成するためにハード回路を用いて構成した場合
を示すが、この発明の技術思想はマイクロプロセッサを
用いてプログラム処理によって行なうこともできる。そ
の場合の動作は、第6図および第7図に示すハード回路
の動作を行なうようにプログラム設定することか当業者
ならば容易に考えられるので、その詳細な説明は省略す
る。
[発明の効果] 以上のように構成された本発明は、遊技者に第1の状態
に変化している可変入賞球装置の変化期間を認識させ得
るとともに、遊技中の可変入賞球装置における第1の状
態の長さに対する遊技者の不信感を取り除くことができ
、第1の状態に変化している可変入賞球装置の変化期間
がわからないことに起因した遊技者の不安感を取り除く
ことができ、かつ、実際の遊技時における可変入賞球装
置が第1の状態に変化した期間の長さを巡るトラブルを
極力防止し得る弾球遊技機を提供し得るに至った。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の弾球遊技機の一例のパチンコ遊技機を
示す正面図である。第2A図および第2B図はパチンコ
遊技機の裏面構造を示す分解図である。第3図は11変
人賞球装置の一例の詳細図である。第4図は可変入賞球
装置40の詳細図である。第5図は6工変人賞球装置4
0に含まれる回転ドラム表示機構50の詳細図である。 第6図はこの発明の一実施例の遊技制御回路図である。 第7図は駆動制御手段の一例の詳細な回路図である。 図において、10は弾球遊技機の一例のパチンコ遊技機
、30は可変入賞球装置、65は特定遊技状態検出手段
、8は期間表示手段の一例のセグメント表示器、700
は期間計測手段、40は可変表示装置、60は遊技制御
回路、64は表示駆動回路、66は打球用モータ駆動回
路、67は所定価値付与状態検出回路である。 第 1 口 第2A(2) 第260 晃 46

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)遊技盤上に配設され、遊技者にとって有利となる
    第1の状態と遊技者にとって不利となる第2の状態に変
    化自在な可変入賞球装置と、遊技状態が前記可変入賞球
    装置を予め定める期間だけ第1の状態に変化できるよう
    に定められた特定遊技状態になったことを検出する特定
    遊技状態検出手段と、 前記第1の状態に変化している可変入賞球装置の変化期
    間を表示する期間表示手段とを含むことを特徴とする、
    弾球遊技機。
  2. (2)前記特定遊技状態検出手段に関連した出力に基づ
    いて前記期間の計測を開始するとともに、その計測状態
    を前記期間表示手段に出力して表示させる期間計測手段
    をさらに含むことを特徴とする、特許請求の範囲第1項
    記載の弾球遊技機。
  3. (3)前記可変入賞球装置は、連続的な開成状態に変化
    することにより前記第1の状態となり、連続的な閉成状
    態に変化することにより前記第2の状態になり、 前記期間計測手段は、前記可変入賞球装置の連続開成時
    間を計測する連続開成時間計測手段を含むことを特徴と
    する、特許請求の範囲第2項記載の弾球遊技機。
  4. (4)前記連続開成時間計測手段は、前記可変入賞球装
    置の連続開成の経過時間を計測する連続開成経過時間計
    測手段を含むことを特徴とする、特許請求の範囲第3項
    記載の弾球遊技機。
  5. (5)前記連続開成時間計測手段は、前記可変入賞球装
    置の連続開成の残存時間を計測する連続開成残存時間計
    測手段を含むことを特徴とする、特許請求の範囲第3項
    記載の弾球遊技機。
  6. (6)前記可変入賞球装置は、開成と閉成とを繰返す開
    閉状態に変化することにより前記第1の状態となり、連
    続的な閉成状態に変化することにより前記第2の状態に
    なり、 前記期間計測手段は、前記可変入賞球装置の繰返し開閉
    回数を計測する開閉回数計測手段を含むことを特徴とす
    る、特許請求の範囲第2項記載の弾球遊技機。
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