JPH01258844A - シリンダブロツク用ウオータジヤケツト中子 - Google Patents

シリンダブロツク用ウオータジヤケツト中子

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JPH01258844A
JPH01258844A JP8618988A JP8618988A JPH01258844A JP H01258844 A JPH01258844 A JP H01258844A JP 8618988 A JP8618988 A JP 8618988A JP 8618988 A JP8618988 A JP 8618988A JP H01258844 A JPH01258844 A JP H01258844A
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JP
Japan
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core
water jacket
casting
cooling water
water passage
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Tetsuro Aoki
青木 鉄朗
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KIRIYUU KIKAI KK
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KIRIYUU KIKAI KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はシリンダブロック鋳造に用いられるウォータジ
ャケット中子に関し、特に肉厚に制約のあるボアが密に
隣接しているシリンダブロックのボア間に狭い冷却水通
路を設けるウォータジャケット中子に関するものである
従来の技術 ボアが隣接しているシリンダブロックにあっては、従来
は、第14図に示す如く、シリンダブロック20のボア
21.21が密に隣接している場合には、隣接部22に
は冷却水通路は設けられず、各ボア21は、周囲に設け
られたウォータジャケット23を流れる冷却水によりボ
ア周辺からのみ冷却され、隣接部22は冷却されなかっ
た。その後エンジンの性能向上策として、前記隣接部2
2に冷却水通路を設けるようlこなり、該冷却水通路を
鋳造の際一体に形成するようになって来た。このため、
鋳型の中子に種々考案が加えられで来た、第6図、第7
図に示す第1の従来例では、ウォータジャケット中子2
4の主中子部25の、前記隣接部22に相当する位置に
金属製のパイプ26を予め埋設しておくものである。
第8図、第9図に示す第2の従来例においては、ウォー
タジャケット中子25の主中子部25の前記隣接部22
に相当する位置に金属製の中空偏平な連結中子27を予
め埋設しておき、前記隣接部22の冷却水通路な幅狭と
し、しかも該通路断面積を減少せしめないようにしたも
のである。
第10図、第11図に示す第3の従来例においては、ウ
ォータジャケット中子28の主中子部29に間隙形成部
30を一体に成形し、鋳造シリンダブロックに冷却水通
路を形成せんとするものである。
発明が解決しようとする課題 前述の従来例1および従来例3は、比較的ボア間の距離
のある、従って隣接部が肉厚であるシリンダブロックの
鋳造に適し、ボア間の隣接部の肉厚に制約のあるボアが
密に隣接するシリンダブロックには不向きであり、また
従来例2にあっては隣接部の肉厚が薄いシリンダブロッ
クの鋳造に用いられるが、薄い中空管状体の金属製連結
中子27を鋳造に際し、そのまま鋳ぐるむものとなって
いるため、金属管状体が薄い場合、鋳造に際し前記連結
中子27が曲がったり、中空部分がつぶれ、冷却水通路
が閉塞されてしまうという問題点があった。
更に鋳造されたシリンダブロックのウォータジャケット
内にある隣接部に冷却水通路が設けられているため、該
通路は外部から見え難く、そのため確実に設定形状の冷
却水通路が確保されているかどうか不安定であり、鋳造
製品の品質保証の面で問題があった。
課題を解消するための手段 本発明は、ボアが隣接して形成されるシリンダブロック
のボア間に冷却水通路を設ける鋳型の中子において、該
中子がウォータジャケット部を構成する主中子部と、該
中子部1こ連結されシリンダボア間の冷却水通路を構成
する連結中子とよりなり、該連結中子は崩壊性の良好な
充填耐火物が内部に充填された偏平中空の金属管体より
なる構成のシリンダブロック用ウォータジャケット中子
を提供することにより前述の課題を解決し得たのである
作     用 金属性偏平管体の中空内に崩壊性がよく、しかも耐火度
の高い粒状物を充填し、該充填金属管体を予め中子のウ
ォータジャケット部を構成する主中子部にセットし、シ
ェル鋳造の場合、ウォータジャケット金型にシェル砂を
充填焼結して、ウォータジャケット中子の中に埋設一体
止する。
前述の中子を使用してシリンダブロックを鋳造すると、
ボア間の限られた肉厚の中に中空の偏平な金属管体が埋
設され、該管体がシリンダブロックのボア間の冷却水通
路となるため、冷却効率の良いボアが隣接したタイプの
シリンダブロックが形成される。
前記管体内に充填されている崩壊性の良好な充填耐火物
の存在により、注湯時に高温に曝され且つ湯の圧力を受
ける金属管体に剛性を与え、該金属管体の熱歪による変
形を防止することが可能となり、鋳造後前記金属管体内
に充填されていた耐火物は焼付を起すことなく綺麗に落
下せしめられ、鋳造シリンダブロックに一体化して残存
する金属管体は完全な形の中空を形成し、ボア間の冷却
水通路が確実に保持される0 前記構成の中子はシェル鋳造のみならず、シェル以外の
コールドボックス、ノー−ドックス。
つす−ムボックス等の鋳造の場合も同様の手段により埋
設一体化鋳造を可能とする。
実  施  例 以下本発明の構成を、第1図〜第4図に示す実施例によ
り説明する。
第13図に示す如く、ボア5.5が隣接して形成される
シリンダブロック6の前記ボア5,5間の狭い隣接部7
に冷却水通路8を設ける鋳型の中子において、第3図、
第4図に示す如く、ウォータジャケット中子3が、第1
3図に示すウォータジャケット部9を構成する主中子部
4と、該主中子部4に連結され、第5図、第13図に示
す如く、ボア5.5間の隣接部7に設けられる冷却水通
路8を構成する連結中子1とよりなり、該連結中子1は
、第1図、第2図に示す如く、崩壊性の良好な充填耐火
物2が内部に充填された偏平中空の金属管体よりなる。
前記充填耐火物2は鋳造後の砂落しに際し崩壊性が良好
でしかも鋳造時の耐火度の高いものとして砂状の粒状物
が用いられる。
例えばジルコン砂を乾燥し、ばら砂の状態とし、そのま
ま連結中子1内に充填するか、前記砂状物に極く少量の
レジンをコーテッドしたものを連結中子1内に充填し、
焼成しした後、連結中子1を主中子部4にセットし、シ
ェル砂を吹き込み焼成し、ウォータジャケット中子3と
して一体化し、第12図に示す如く、ジャケット金型1
0内にセットし鋳造の用に供する。
前記連結中子1としては、例えば、第1図に示す如く、
薄肉鋼管をプレスして偏平中空板状にして用いる。
前述の如くジルコン砂等の充填された連結中子1は充填
物が排出されないように、その両端を第16図に示す如
く、粘着紙テープ、樹脂等のシール体11でシールする
。該封止連結中子1を主中子部4にセットし、シェル砂
等を充填焼成してウォータジャケット中子3として一体
化する。
第5図、第13図に示す如き隣接部7の最小厚さとが8
酊であるところのボア5.5間の隣接部7の肉厚が薄い
シリンダブロック6の鋳造用中子につい試験を行った。
冷却水通路8内の幅をINMに形成するものとする。先
づ板厚のテストについては、連結中子1の鉄板の厚さを
1 am 、 0.7vsxt 、 0.5mmの3種
類についてテストした結果11IIII厚及び0.7m
m厚のものでは融着不良部が発生し、母材の鋳鉄と剥離
する為、冷却水通路としての冷却効率が悪い。0.5朋
厚のものは母材と完全に融着するので冷却効率も良好で
あった。
次に鋳造時の連結中子の変形防止と充填耐火物の崩壊性
のテストについては、耐火物を充填しない中空の侭の連
結中子のみでは、鋳湯時の湯の熱により変形してしまう
ので、変形を防止する為に連結中子の中空部に耐火物を
充填し、連結中子に剛性を付加すると共に、鋳造後の型
から取出した鋳物のショット研掃時に、前記耐火物がウ
ォータジャケット内で容易崩壊し排除される必要がある
。耐火物としては砂状のものがよいがシリカ、セラミッ
クビーズ、ジルコン砂についてテストした結果、ジルコ
ン砂が前述の特性につき優れており、他のものは鋳造時
の焼付を生じ、崩壊性の面で難点があった。
尚前記連結中子には錆を防止する為鍍金を施すが、ショ
ット研掃時の砂落ちはNiまたはCu鍍金のものが良好
で、Snn全金品鋳造時に焼付が発生し好ましくなかっ
た。
連結中子に充填された耐火物の鋳造前の流出防止のテス
トについては、連結中子の両端部の紙テープによるシー
ルが良好であり、シール体11の形状は、第15図に示
す如く栓状のものllaでは連結中子1の中空部に嵌入
することがあり好ましくなく、第16図に示すキャップ
状のものが最良である。またレジンを耐火物に添加して
連結中子に充填したものを焼き固めたものもよいが、レ
ジン量が耐火物に対し0.4〜0.6重量%のものがよ
< 、0.7重量%以上の添加物では崩壊性が悪くなり
砂落し不良となる。
即ち、連結中子としては、0.5朋厚の鉄板がよく、ボ
ア間の隣接部の狭い肉厚の確保に支障なく鋳鉄との融着
性も良好である。
充填耐火物としてはジルコン砂が焼付を起さず崩壊性も
良好である。
連結中子の中空内面に鍍金する場合は、Ni又はCu鍍
金が砂落ちを良好とする。
発明の効果 本発明は連結中子として薄い偏平中空の金属管体を用い
、該管体に、充填耐火物として耐火性の高い乾燥ばら砂
状かまたは極く少量(0,5重量%程度)のレジンコー
テツドサンドを用いて充填したものを用いるが故に、前
記連結中子を用いるウォータジャケット中子を使用して
シリンタブロックを鋳造すると、ボア間の狭く限られた
肉厚の隣接部の中に偏平中空の金属管体が埋設され、該
管体の鋳造時の変形が防止されると共に鋳造後の該管体
内の砂落ちも極めて良好であり、完全な中空の冷却水通
路を確保することができ、鋳物の外からでは見えにくい
ウォータジャケットのボア間隣接部内の冷却水通路を高
い信頼性をもって形成することができ、ボアが隣接した
タイプのシリンダブロックでも冷却効果が向上し、エン
ジン効率を向上することが可能となり、鋳造シリンダブ
ロックの品質保証が可能で、最も安価に冷却水通路を設
けることができ、生産性も高く、連結中子により主中子
部に橋渡しがされているため、ウォータジャケット中子
の変形を防止しうるという各種の効果を奏する。
尚、耐火物充填の連結中子の両端をシールした紙又は樹
脂は中子焼成時又は鋳造時の湯の熱により灰状となるた
め、砂落ちの際の砂の排出には同等支障はない。
【図面の簡単な説明】
第1図は連結中子の実施例斜視図、第2図は同上充填耐
火物を充填し且つシール体の一部を破断した連結中子の
斜視図、第3図はウォータジャケット中子の実施例の平
面図、第4図は第3図中■−■線断面図、第5図は本発
明の中子を用いた鋳造シリンダブロックの隣接部部分拡
大断面図、第6図は第1の従来例中子の平面図、第7図
は第6図中■−■線断面図、第8図は第2の従来例中子
の平面図、第9図は第8図中■−X線断面図、第10図
は第3の従来例中子の平面図、第11図は第10図中N
−XI線断面図。 第12図は中子組付金型平面図、第13図は本発明の中
子を用いた鋳造シリンダブロックの水平断面図、第14
図は従来のシリンダブロックの水平断面図、第15図、
第16図はシール体装着の連結中子断面図である。 1:連結中子、2:充填耐火物、3:ウォータジャケッ
ト中子、4:主中子部、5:ボア、6:シリンダブロッ
ク、8:冷却水通路、9:ウォータジャケット部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ボアが隣接して形成されるシリンダブロックのボア間に
    冷却水通路を設ける鋳型の中子において、該中子がウォ
    ータジャケット部を構成する主中子部と、該主中子部に
    連結されシリンダボア間の冷却水通路を構成する連結中
    子とよりなり、該連結中子は崩壊性の良好な充填耐火物
    が内部に充填された偏平中空の金属管体よりなることを
    特徴とするシリンダブロック用ウォータジャケット中子
JP8618988A 1988-04-07 1988-04-07 シリンダブロツク用ウオータジヤケツト中子 Granted JPH01258844A (ja)

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JPH0459983B2 JPH0459983B2 (ja) 1992-09-24

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