JPH012586A - Fsme−ウイルスの西部亜型のdnaおよびrna分子、この分子によつてコードされるポリペプチド、ならびにその使用 - Google Patents

Fsme−ウイルスの西部亜型のdnaおよびrna分子、この分子によつてコードされるポリペプチド、ならびにその使用

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JPH012586A
JPH012586A JP63-67987A JP6798788A JPH012586A JP H012586 A JPH012586 A JP H012586A JP 6798788 A JP6798788 A JP 6798788A JP H012586 A JPH012586 A JP H012586A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はF’8Mg−ウィルスの西部亜型のDNAおよ
びRNA分子、その分子をコードするポリペプチド、な
らびにその使用に関する。
初gL脳炎(FAMIi8>ウィルスの西部亜型は、球
状のリピド被覆RNAウィルスであるフラビウィルス科
の仲間である( Westawayほか: Inter
virology。
24 : 183〜192.1985)。このウィルス
のゾロトタイゾは黄熱病ウィルスである。定義のように
、すべてのフラビウィルスは同族で、それは血球凝集阻
止試験によっても明らかである。
しかしながら、この科のウィルスは交差中和により多く
の血清複合型(De Madrid & Porter
field:J、 Gen、 Vir(10)−e 2
3 ” 91〜96.1974)に細分され、各分類内
のウィルスは他の血清複合型に属するウィルスや分類さ
れないウィルスより互いに類似している。F8MIln
−ウィルスは” tick−borne @血清複合型
に属し、この科に属するウィルスにはほかに跳躍病(l
ouping−111) 、 Langart。
0m5ker出血性熱病、Kyasanur Fore
st−Diseaseおよびネイシウイルスがある。
g8Mg−ウィルス株はさらに西部(ヨーロッパ)亜型
に分類される。これはIxodes ricinusに
主として感染することによるもので、主たる媒体がIx
odes persulcatusである極東亜型もあ
る( C1arke : Bull、 WHo 、 3
1 : A 5〜56 。
1964)。
これらの岨型分類は、相当する構造壁タンパク質の競合
的放射免疫定量法および制限タ/バク分解酵素使用下の
ベプチドマツビ/グ(He1nz &Kunz : J
、 Gen、 Virol、e 57 : 263〜2
74 *198))ならびにモノクローナル抗体使用下
の抗原解析によって゛確認された( He1nz )ほ
か:VirolOg’/ 、 126 : 525〜5
37 、1983)。
成熟し之ウィルス粒子は、g、cbよびMと命名されt
3撞の構造タンパク質のみを有し、その分子量はそれぞ
れ、はぼ50,000〜60,000゜i s、o o
 oおよび7,000である。
フラビウイルスのrツムは、mRNA極性をもつ約11
,000塩基の一本鎖RNAから構成され、分子量は4
X10’/ルト/である。このRNAはCタンパク質と
ともに球状のヌクレオカシシトを形成し、ゾロティ/E
およびMと会合したリピド膜によって包まれている。ウ
ィルスを界面活性剤で可溶化して得られるEプロティン
の精製プレバレージョンを用いた実験でEはウィルス性
血球凝集を示すことが明らかにされ(すなわち、適当な
条件下で特定の赤血球を凝集させる)、免疫処置後には
、血球凝集阻害、中和および放棄作用のある抗体、なら
びに生存有毒ウィルスの感染に対する免疫が誘導された
( He1nzほか: I n fe Ct、 l1f
fllln−#33:250〜257.198))。
この構造タンバク質に加えて、フラビウイルスに感染し
た細胞には、多数のウィルス特異性、非構造タンパク質
が見出される。
フラビウイルスのデノムの構成は最近、黄熱病ウィルス
、West NilウィルスおよびMurray Va
lley脳炎ウィルスについて決定された( Rice
ほか:8C1enCe#229ニア26〜733,19
85;Dalgarnoほか: J、 Mo1.阻(3
1)−.187 : 309〜323 e 1986 
; Ca5tleほか: viroiogy t147
:227〜236 e 1985 : Ca5tleほ
か: VirolOgY a 149 ” 10〜26
 s 1986 :wengzerほか: Virol
ogy 、 147 : 264〜274.1985)
。この解析によれば、フラビウイルスのrツムは約11
.000ヌクレオチVの単一の長い読み取り枠を含有し
、これがすべての構造および非構造タンパク質をコード
している。
構造タンパク質の遺伝子はRNAの5′部分に存在し、
C−prM(M)−Eの順にrツムの約4分の1を占め
ている。prMはMの前駆タンパク質であって、フラビ
ウィルスの非成熟型に存在する( 5hapir。
ほか: Vit”(31)0gY 、 56 : 88
〜94,197!1)。
それが多分細胞内、小胞体内に存在するプロテアーゼに
よって行われるタンパク分解的切断を経てMが形成され
る。これはウィルス成熟過橿の末期に明らかに認められ
ている。
ウィルスタンパク質の翻訳はRNAの5′末端にある最
初のまたは多分第二のAUGによって開始され、RNA
の3′末端にある停止コド/まで行われるものと考えら
れている。連続した単一のタンバク質の形成についで、
特異的なタンパク分解を生じ、この場合も細胞内のウィ
ルス特異的プロテアーゼが関与しているものと思われる
Pletnevら(pgss 3660 v 200 
: * 2 。
317〜321.1986 )はF’8M1li:ウィ
ルスの極東亜型の一定のフラグメントをクロー二/グし
、FAME−ウィルスのこの組型のrツム構成は、上に
言及したウィルスの場合と同じであることを示Llが、
FSMg−ウィルスのこの亜型の構造遺伝子の全配列の
クローニングおよび配列快定はできなかった。しかも、
公表されたプロティンEの配列は、読み取り枠のずれに
よりカルだΦシ末端の範囲で誤った配列が導かれていて
正しくない。
現在までに60種を越えるフラビウイルスが知られてい
て、その約3分の2が感染した節足動物に咬まれて伝達
され、節足動物媒介性(ARBO)ウィルスである。ヒ
トの病原となるフラビウィルスも多数知られていて、黄
熱病ウィルス、Den−guevirus r日本脳炎
ウイA/ x 、FSME−ウィルスがある( 5ho
pe : in ’ The Togaviruses
 @47〜82頁、 Academic Press 
、 New York )。
FSME−ウィルスは、多くのヨーロッパの国々、ロシ
ャ、中国の風土病である。いくつかの中央ヨ−ロツパの
国、たとえばオーストリア、チェコスロパキャ /%ン
がリーでは、患者がよく調査されている。毎年数百の痛
例が病院に収容されることが記録されていて、公衆衛生
上重要な問題となっている。
高度に精製され、ホルマリンで不活化された全ウィルス
ワクチン(Kunzほか: J、 Med、 Viro
l、。
6:103〜109.1980)の接種により、ウィル
スの構造タンパク質に対する免疫応答が誘導され、発病
は効果的に阻止される。しかし、このワクチンの主な欠
点は、伝染性の危険なウィルスl!!&濁液を製造過穐
で大量に取り扱かわなければならないことである。した
がって、広範囲にわ九って高価な危険防止策が必委とな
ってくる。
本発明の目的は、したがって、上述の欠点を克服したワ
クチ/の製造方法を提供することにある。
本発明はこの課題を、FSME−ウィルスの西部亜型に
由来し、FSME−ウィルス西部亜をのプロティンC、
prM 、 MまたはEからなる群より選ヲfれる少な
くとも1檀のタンパク質の少なくとも一部をコードする
DにAを含有するDNA分子を使用することによって解
決する。
このDNA分子はysMw−ウィルスの西部亜型の一本
鎖RNAであり、FSME−ウィルスの西部亜型のプロ
ティンC、prM 、 MまたはEの単独titは上述
のような組合せ、あるいはその選ばれたタンパク質1檀
ま九は2種以上の部分等、診断、治療または予防の領域
で重要な?リペプチド(はの発現の之めの遺伝子情報の
供給に適している。
本発明のDNA分子自体またはその部分は以下に述べる
ような種々の目的に使用される。
本発明のDNA分子は、FAMg−ウィルスの西部亜型
の構造タンパク質をコードする配列、好ましくは第1図
に示した全体の分子として使用することができる。第1
図に明示し几DNA配列はFSME−ウイルスの西部亜
型のクローニングしたrツムを示し、天然に生じるFS
ME−ウィルスの西部亜型が包含するRNA分子に相当
する。@1図に示しtDNA配列は、構造タンパク質の
領域と5′非翻訳領域を含んでいる。検討されたDNA
配列はただ1個の読み取り枠を有し、プロティンC、p
rM 、 MおよびEのアミノ木端開始点ならびにクロ
ーンA5およびPl−1の境界は矢印で示した。
本発明の好ましい実施態様としては、FSME −ウィ
ルスの西部亜型の構造タンパク質の1種すなわちC、p
rM 、 Mま友はEタンパク質全体をコードするDN
A分子の供給がある。望ましい選ばれ九構造タンパク質
t−m造するためには、DNA分子の心髄なそれぞれの
部分を直接、適当な発現系に使用することができる。
本発明の好ましい態様は、F8MfC−ウィルスの西部
亜型の構造タンパク質の少なくとも1個の抗原決定基の
領域をコードするDNA分子の部分を、診断、治4また
は予防に有効な薬剤の製造のために提供することにある
。抗体応答の誘導にはタンパク質の抗原決定基をもつ領
域があればよいことはよく知られた事実である。すなわ
ち、抗原性をもつことが知られているタンパク質のすべ
てを必ずしも使用する必要はなく、そのタンパク質の抗
原決定基の領域のみを使用すればよい。わずかなアミノ
酸のみの配列でも抗原として作用し、抗体応答を生じる
場合がある。し友がって、ワクチ/物質の製造には、抗
原決定基の機能を提示するアミノ酸のみをコードするD
NA配列を供給するだけで十分である。FBMP−ウィ
ルス西部亜型の構造タンパク質Eの抗原決定基の領域を
コードするDNA配列がとくに好ましい。
本発明のDNA分子の製造には2つの方法がある。
一つの可能性は、まずFSME−ウィルス西部亜型から
ウィルスRNAを抽出し、このRNA分子を端層し、つ
いでこの逆転写酵素を用いてこのRNA鋳型をDNA分
子に転写することによって製造する。さらに別の方法は
、DNA配列が明らかな場合で、本発明のDNA分子を
化学的に合成する。
本発明は好ましい実権態様として、主クレームに相当す
るDNA分子を緊縮条件下に)1イデIJ fイゼーシ
ョンしたDNA分子を包含する。この好ましい方法で得
られたDNA分子は、抗体反応の誘導により適し九ペプ
チドをコードすることができ、し友がって、このDNA
分子は[)NA−戸/デとして適している。
本発明はまた、遺伝子コードの退行および/ま友は突然
麦類および/″!たは転位によって主りレイムに相当す
るDNA分子とは異なるが、なおFSMK−ウィルス西
部亜型のプロテインC、prM、MまたはEからなる群
より選ばれるタンパク質の少なくとも1櫨の抗原性をも
つタンパク質をコーPするすべてのDNA配列を包含す
る。選ばれた根拠から明らかなように、DNA配列は第
1図に示したDNA 、 FAMB−ウィルス西部亜型
のRNA鋳型から逆転写酵素によってcDNAとして創
造され、単離され、精製されたDNA分子とは高度に異
なっている。しかしながら、このDNA分子によってコ
ードされるタンパク質には類似点が多い。
本発明の好ましい実施態様においては、特許請求の範囲
に請求されたDNA分子が、補足的なDNA配列と組合
されていてもよい。
この補足的な配列は、DNA分子の細胞内での複製およ
び発現を可能にするものである。この目的で重要なDN
A配列は工ンパンサー、プロモーター、ポリアデニル化
シグナルおよびスプライスシグナルのDNA配列である
。この補足的DNA配列は、本発明のDNA分子と、専
門家には熟知の標準方法によって組合せることができる
以上本発明のDNA分子について述べた利点はそのまま
RNA分子にもあてはまる。本発明のRNA分子はFS
Mg−ウィルスの西部亜型のRNAの単離、精製、また
はlfJ換えRNA / DNA技術によって得ること
ができる。さらにRNA分子は本発明において得られる
FSME−ウィルスの西部亜型の精製によって得られる
のみでなく、転写によって単離精製したウィルスRNA
を逆転写酵素によってDNAとし、ついで得られたDN
Aを再びRNAへ転写することによって得られる。
本発明においては、以上述べたようなDNAおよびRN
A分子を供給するのみでなく、上述のf)NAまたはR
NA分子を挿入体として含有するベクターも提供する。
この場合、ベクターとは、シラスミP1ウィルスおよび
コスミFからなる群より選ばれる。
このようなベクターに、プロモーター、工/ハ/サー等
、挿入されたRNAま念はDNA配列の複拶および発現
を支持するDNA配列を包含できることは、熱練者には
よく知られたとおりである。
上述のDNA配列のクローニングに適当な、文献に詳細
に報告されているプラスミドは、pBu322である。
  − 好ましい、上述の方法で製造されるプラスξFは、第5
因に示したようなプラスミドA5である。
デラスミrA5はプラスミドpBR322から誘導され
、プロティンEをコードするDNA配列を包含する。さ
らに別の好ましいプラスミドにはプラスミドP1−1が
ある。以上の好ましいプラスミドは、デダペスト条約に
従ってドイツ微生物寄託機関に寄託され、以下の寄託番
号が付されている。
a)プラスミドA 5 (E、 coli HB 1(
31)中)=DSM 4382 b)  7°ラスミ)Pi−1(E、coliHBIQ
1中)=DSM 4383 上述のプラスミドA5に出発し、本発明の好ましい態様
によれば、プラスミドA5中にクローニングされたFS
Mg−ウィルスのf)NA配列の部分を含有する挿入プ
ラスミドが製造される。この場合、この嘩入シラスミr
は、相同性組換えによってワクシニアウィルスのHln
d [I J−7ラグメントに組換え可能になるような
方法で異種遺伝情報を包含する。プラスミドA5のサブ
フラグメントを様様な制限エンドヌクレアーゼで消化す
る。たとえばプロティンEを形成させ、疎水性アミノ酸
配列すなわちシグナルおよび膜依存性配列を含有するか
どうかを調べる。挿入プロティン1ffi −DNAを
含有する組換えウィルスをプラークから単離する。
F’8■−DNA配列の挿入体がプロティンEの所望の
部分をコードすることは、適当な制限エンドヌクレアー
ゼで消化し、32p標@ FSME −CDNAとハイ
ブリダイゼーシヨンして証明し、特徴的なワクシニアH
1nd [I J−フラクションを確認できるかどうか
調べる。
ワクシニアウィルスへの組換えの実行に適し之プラスミ
ドとしては6つの例を挙げることができる。クロー/化
F8匹−DNAのHas 11フラグメントを含有する
プラスミドpSC 11− H1、クローン化FSME
−DNAのFnu D IIフラグメントを含有するプ
ラスミドp8c 11− F 41 、ならびにクロー
/化FSME −DNAのPvu 11フラグメ/トを
含有するpSCll−P6である。以上のプラスミドは
第7図に示す。原料のプラスミドpSC 11はE。
coli中に形質転換し、ブダペスト条約に従ってドイ
ツ微生物寄託機1月に寄託番号DSM 438)号で寄
託されている。
上述の挿入プラスミドはワクシニア発現ベクター中に所
望の配列を挿入するに際して使用するのに好ましい。
この配列のビークルとしては細菌も同様に使用される。
好ましい細菌はネズミチフス菌(Salmo−nell
a typhi )である。
請求されているベクターあるいにビークルを、本発明の
RNAまtはDNA配列をコードするポリペプチドの発
現が可能な限り自然の条件下に行われる培養細胞中、好
ましくは哺乳類動物細胞中に含有させる。哺乳類動物の
使用により、ワクチンとして使用可能なポリペプチドの
発現に殻も好ましい条件が与えられる。
所望のペプチドまたはポリペプチドの発現にとくに適当
な培霧細胞はぺa細胞またはトリ胚繊維芽細胞である。
これは、上述したようなワクシニア発現ベクターを包含
し、ワクシニア発現ベクター中に含有されたDNA配列
に相当する各タンバク質が発現される。組換えウィルス
は、挿入FSME−DNAの存在をサヂンデロットハイ
プリダイゼーショ/法で解析できる。
本発明は、上述のヌクレオチド配列のいずれかによって
コードされるアミノ酸配列を包含するペプチドまたはポ
リペプチドを提供する。これらのペプチドまたはポリペ
ゾチrの供給の利点は、DNAおよびRNA分子につい
て上述した利点と完全に一致する。
本発明のペプチドまたはポリペプチドのアミノ酸配列は
、上述したDNAおよびRNA配列に相当し、第3図に
示したアミノ酸配列が好ましい。
上述のプラスミドpSC 11− H1、psC11−
F、lおよびpSC 11− P 6を用い、それによ
って特定され友プロティンの、好ましくは相当するワク
シニア−発現−ベクター中への組換えにより発現が行わ
れる。
本発明の4プチドまたはポリペプチドは本発明のヌクレ
オチド配列の発現によって製造するのが好ましいが、本
発明のベゾチrまたはボリベデチrは化学的に合成する
ことも可能である。
本発明のペプチドまたはポリペプチドは、医学領域で使
用される組成物中に含有させることが好ましい。
本発明のDNAおよびMA配列は生ワクチン物質の構造
に使用することもできる。とくにこのDNA配クリは生
ワクチンとして確立されているワクシニアウィルスのD
NAと組合わせることが好ましい。
一方、本発明のRNAまたはDNAによってコードされ
る1櫨ま之は2種以上のベデチVまたはポリペプチドを
含有する組成物を含むワクチンを製造することもできる
抗原性ペプチドまたはポリペプチドを含有するワクチン
の好ましい使用については、特異的免疫グロブリンの製
造の場合と同じで、熟練者にはよく知られているとおり
である。
1種または2種以上の本発明のペプチドまたはポリペプ
チドを包含する組成物はまた、診断用剤として使用する
こともできる。
本発明のDNAまたはRNA配列はまた、同定の目的で
の・戸/デとしても適している。
本発明を次に以下の詳細な説明によってさらに明確にす
る。
本発明の好ましい実施態様は図面に示しであるが、以下
に各図面について説明する。
第1図は、 FSMEiニーウィルス百部亜型のクロー
ン化rツムのDNA配列を示し、構造領域および5′非
翻訳領域が包含されている。プロティンC1prM (
M)およびEのアミノ末端開始点、ならびにクロー7に
5およびPl−1の境界は矢印で示しである。
第2因は、FSMg−ウィルスの西部亜型のデノムの、
構造タンパク質をコードするRNA配列を示す。デミテ
ィンC、prM (M)およびEの7εノ末端開始点は
矢印で示しである。
第6図は、第1図に示したDNA配列に由来するFSM
E−ウィルスの西部亜型の構造タンパク質のアミノ酸配
列を示す。各タフバク質のNH2末端は矢印で示しであ
る。
第4図は、F8ME−ウィルスの西部亜型に特異的な挿
入体を含有するプラスミドを制限酵素Sma夏で分裂後
、アがロースゲル電気泳動に付した場合の写真である(
レーン2〜6)。上方のべ/げがプラスミドDNA (
4563bp )を示し、下方ノ/f y l’ カ!
 ’A 的’rfll 人DNA (2# 000〜3
−500bpの範囲)を示している。レーン1および7
のDNAマーカーは、上方から下方に、23,130 
9.416.6,557,4,361.2,322゜2
.207,564および125塩基対に相当する。
第5図は、プラスミドpBR322から誘導され友プラ
スミドA5を示す。選択されたサデフラグメ/トをその
制限エンげヌクレアーゼ切断部分に明示し、相当するF
AME−ゾロティ/Eコード領域に印を付した。また矢
印はrツムRNAの転写方向を示している。
第6図は、単独のSma r挿入位置に、ワクシニアプ
ロモーター、原核動物1ac Z遺伝子およびワクシニ
アTK組み換え配列を含有する挿入プラスミドps(3
1)1 K−示す。
第7図は、ワクシニア発現ベクター中への1nvivo
組換えのための、具体的実例として、3個のFSME−
挿入プラスミドを示す。各プラスミド中ヌクレオチド6
.500付近の唯一のSma i部位が示されている。
FSMHに特異的な配列の最初の塩基は、それぞれの適
当なプラスミド中ヌクレオチド6503である。
第8図はサブクローン化されたFSME−ウィルス特異
的配列の特性を示す。翻訳開始コド/ならびに水親和性
プロットに由来する親水性および疎水性を表示する。こ
れらの領域はIBI −Pu5tellコンピユータプ
ログラムによって同定し九〇疎水性配列はロ、親水性配
列は−で示す。
第9図は、F8MIB−挿入プラスミドの物理的地図な
らびにFAME %異的配列が含有するプラスミドDN
Aフラグメントの検出を示す。A)はエチジウムデc1
ξド染色アがロースゲルでDNAフラゲメ/トをみるこ
とができる。B)は″F8Mg−リポデa−デ1−・戸
ンデとのサヂンデロットハイデリダイゼーションの結果
を示ず。
各レーンには以下のDNAを負荷し九。
入)レーン1H1ndlllで切断したラム1DNA 
(サイズ標準として) v−y2 Pvul切断p8c l 1DNAレーン3
 Pvu■切断pSC 11− P 6 DNAレーア
 4  Ban Hl切断pSC 11− P 6 D
NAレーア 5  Bam H1切断p8C11DNA
レーア 6 8an H[切断p8c 11− F 4
1 DNAレーン7  EcoR1切断pSC 11−
 F’ 41 DNAv−y8F2coRI切断pSC
 11 DNAB)ハイブリダイゼーション後、FSM
E配列含有フラグメ/トは、 レー/3の2.858 kb レーン4の0−919 kb レー/6の1.(31)9kb レーン7(31).879kb に確認される。これらのフラグメントはクローニングか
ら期待されたものである(第7図参照)。
レーン1,2.5および8のDNAはラムダDNAか純
粋なpSC 11プラスεp DNA 17) Aであ
るのでハイブリダイゼーションは起こらない。
第10図は、PSMP−ワクシニアウィルス組換えの確
認のためのスロットデロットハイデリダイゼーションを
示す。感染していない細胞、ウィルス組換え体vsc 
8で感染させた細胞(Mo5s博士)ま咲は4檀の別個
に単離されたウィルス組換え体P6で感染させた細胞を
ニトロセルロース濾紙上に移し、A中32p標識pSC
 11 DNA (ニック修fりとまたはB中F8MP
特異的“リボゾローデ0とハイブリダイゼーションさせ
る。感染していない細胞ではシグナルは全く認められな
い。組換え体ウィルスvsc 8はTK配列のためにp
SC 1 iとハイブリダイゼーションする。FSMK
特異的0リボプロープ1はvS08t−もっているが予
想通り、陽性シグナルは示さない。個々に単離されたウ
ィルス組換え体P6で感染させた細胞(1〜4)は1リ
ボゾローデ1とばかりでなく (FSMg配列のため)
またはpSC 11 DNAとも(TK配列のため)ハ
イブリダイゼーションを示す。
第11図は、野生型ウィルスまたはワクシニアウィルス
FAME II換え体からのライリス粒子DNAの阻n
d flによる切断後に含まれるフラグメントモデルで
ある。組換えの経過によってウィルス組換え体のDNA
の切断モデル中にHlnd l Jフラグメントが消失
することが明らかである。約5 KbのサイXI eも
つ本来のHlnd rli Jフラグメントはアがロー
スデルのレーン乙にのみ認められる。他のDNA 7’
レパレーシヨ/はすべてHlnd III Jフラグメ
ントを含んでいない。
レーンI  BstEllで切断されたラムダDNA(
長さの標準として) レーン2  FSME組換え体F’41のDNA (挿
入プラスミドp8c 11− F 41 )レーン3 
 FSMIIC組換え体P6のDNA (挿入プラスミ
ドpSC’ 11− P 6 )レーン4 ウィルス組
換え体P1のDNA (挿入プラスミドpSC 11 
) レーン5 ウィルス組換え体v8c 8のDNAレー/
6 野生型株WRのウィルス粒子からのNA 第12図は、32p標識FSMg“りぜゾローデ0との
ハイブリダイゼーションによるウィルス組換え体のHl
nd II DNAフラグメント中におるFSME特異
的配列の検出を示す(A)。対照には同一のフィルター
を2回32p −にツク修復)標識pSC 11プラス
ミドDNAとハイブリダイゼーションさせた(B)。
A)  F8Mg特異的1リボデローデ1はレーン1゜
2および3ではもっばらウィルス組換え体F41からの
DNAとレーン7では組換え体P6からのDNAとハイ
ブリダイゼーションさせ九。レーン4゜5および6の組
換え体P1.またレーン80組換え体v8C8からのD
NA 、レー/9の非感染細胞からのDNAともハイブ
リダイゼーションしないことが確認された。
B)放射性標識pSC 11ONAはF’8ME特異的
1りがゾローデ1で検出されるすべてのDNAプレパレ
ーショ/とハイブリダイゼーションする。p8C11D
NAが組換えに必須のワクシニアウィルスをもっている
ことは明白である。しかしながら、このpSC 11プ
ラスミドDNAはレーン4,5および6の組換え体P1
のDNAともレーン80組換え体vsC8のDNAとも
ハイブリダイゼーションする。
非感染細胞からのDNAはハイプリダーゼ−ジョンしな
い(レー/9)。
第16図は、ウィルス組換え体P6で感染させたぺa細
胞からの抽出液中におけるFS■特異的ノaティンのウ
ェスターンプロット解析を示している。プロティ/?1
5esポリアクリルアミドデル中で分離し、標準方法に
従ってウェスターンプロットに付す。対照としては、こ
の感染細胞からのプロティンをヒト血清陰性培地でイノ
キュペーションする(レーア1および3)。FB■ウィ
ルスに対して生じた抗体を有する陽性ヒト血清では、期
待されるFAMK特異的抗体、サイズ約38,000D
がレーン2および4に検出できる。陰性血清で得られる
レーン1および3のシグナルは非特異的なものと思われ
る。
以下の一般的方法によって、本発明のDNAは製造され
、その配列は決定される。
まず、F8Mg−ウィルスの西部亜型から、またはF8
■−ウィルス西部亜型で感染され念細胞から、ウィルス
MAを抽出する。このRNA t−鋳型として使用し、
九とえは逆転写酵素を用いて二本鎖cDNAを合成する
。組換えDNA技術を用いて、これらのcDNAをベク
ターDNAたとえば大腸菌プラスミドDNAに挿入し、
組換え体プラスミドを得る。
組換え体プラスミドを用いて適当な宿主細胞たとえば大
腸菌HB1(31)株を形質転換し、プラスミドの増幅
または相当するタフバク質の発現を行う。
挿入体含有プラスミドをもつ各コロニーをBirn−b
(10)m & D(10)y (NuCl、 Ac1
ds ReB−e 7 ” 1195〜1204.19
79)のプラスミドミニゾレパレーション法によって同
定する。組換え体DNAがもっているウィルスの西部亜
型に特異的なDNAの塩基配列は、迅速DNA配列決定
法ならびにジデソキシチェーンターミネーター法で決定
される。
cDNA r組換え体プラスミド、このプラスミドで形
質転換された細胞の製造方法および核酸配夕1」の決定
に関して詳細に説明すると次のとおりである。まず、精
製したウィルスからFSME−ウィルス西部亜型のウィ
ルスRNA ’i得る。この目的では、FSkAH−ウ
ィルス西部組型を、初代トリ胚細胞で生育させ、遠超心
分離によって濃縮し、2サイクルの庶糖濃度勾配遠心分
離によってM製する。タンパク質t?8D8によりプロ
テナーゼにとRNA fiSQインヒビターの存在下、
たとえば37℃で1時間イ/′#ユベーションして可醇
化したのち、RNAをタトエばフェノール抽出し、エタ
ノールで沈殿させる。これらのRNA e鋳型として使
用してウィルスRNAに対して相補的なDNAを、つい
でin vitr。
で逆転写酵素(たとえばトリ骨髄性白血病ウィルスから
)により、Gubler & Hofmannの方法(
Gene。
25:263〜259.1983)に従って合成される
。ウシ胸Ill DNAから得られるへΦサヌクレオチ
ドデライマーのようなプライマーの使用下に、ウィルス
RNA Q 、たとえはノ1ンドプツク°cDNASy
nthesis System ” (Amersha
m 、英国)に記載されているような適当な条件下に、
逆転写酵素ならびに基質としてデソキシアデノシントリ
ホスフエー) (dATP ) 、デソキシチミジ/ト
リホスフェート(dTTP ) 、デツキジグアノシン
トリホスフェート(d()TP ) :I、−よびデソ
キシシチジントリホスフエー) (dCTP )ととも
にインキエベートする。このようにして得られたCDN
A −RNAノ・イデリツv′fr欠にRNA5eHと
、ノーイデリツP分子中のRNAがニックを生じるよう
な一定の条件下に処理する。続いてRNA Hを効率よ
く補充するために、FL、 coli DNAポリメラ
ーゼを用いる。この場合、ニックを生じたMAがプライ
マーとして働く。
得られた二本鎖DNAからフェノール−クロロホルム抽
出ついでエタノール沈殿によってタンパク質を除去し、
残ったRNAフラグメントはRNA5e処理して除去す
る(たとえば、Tl緩衝液中、37℃において30分間
)。
ds DNAのりa−ユングをたとえば合成アダプター
を使用して実行する。仁の目的では、ds DNA1k
F、、coli DNAポリメラーゼIのフレノウフラ
グメントと適当な条件下(Maniatisほか: M
o1e−culan Cloning 、 C8H、1
q 82 )に処理し、クローニング可能な平滑端の最
大量を確保し、ついでフェノール抽出して除タンパクす
る。平滑端をもつds DNAの5′末端を4リヌクレ
オチPキナーゼにより標準方法で(Maniatisほ
か: 161ecularC1oning 、 198
2 )リン酸化する。リン酸化されたds DNAは、
DNA IJが一ゼの存在下、適当な条件でBan H
l −8ma r−アダプターとインキュベーションす
る。反応混合物t−1%アがロースデルに負荷し、分離
し、アダプターと結合した様々のサイズ範囲のcDNA
をゲルから切り取り、友とえば電気溶出して精製する。
一方、ベクターDNAとして使用するプラスミドDNA
たとえばFL、coliプラスミド1)BR322−D
NA t”制限工/ドヌクレア一ゼBan Hlで切断
し、細菌性アルカリホスファターゼを使用して脱リン酸
化する。両端にBam H7アダプターを有する合成d
s DNAとBan H7切断ベクターDNAを適当な
条件下にインキュベーションし、2種のDNA分子の末
端の相補性の突出した配列のハイブリダイゼーションを
可能にし、T41Jが一ゼを使用してリゾ−ジョンさせ
る。ついで組換えDNA分子を用い、Maniatis
ほか(MolecularCloning C8H、1
982)によって記載されているようにして、コンピー
テントな大11k c1株を形質転換する。使用したベ
クターDNAは、ア/ピシリ/およびテトラサイクリ/
抵抗性を付与する211聞の遺伝子を包含する。使用し
たクローン化法ではテトラサイクリン抵抗性遺伝子が破
壊される。ウィルス特異的挿入体を含有する可能性があ
る組換え体の選択には、形質転換した細菌全アンピシリ
/の存在下に生育させ、ついでテトラサイクリン感受性
を解析する。テトラサイクリン感受性コロニーのプラス
ミドをプラスミrミニプレバレーショア法(Birnb
oim & Doly : Nucl、 Ac1ds 
Res、’。
7:1195〜1204.1979)によって単離し、
挿入体のサイズf Sma lの使用下制限酵素解析と
得られ友フラグメントの1壬アがロースデル上分離によ
り解析する。
この挿入体の塩基配列はSangerら(Proc、N
atl。
Acad、 Sci、 USA、 74 : 5463
〜5467゜t977)によるジデソΦシチェーンター
ミネーター法で決定する。得られた配列の、すでに知ら
れている他のフラビウイルスの配列(Rlce t’!
か:5cience、 229 : 726〜733 
、1985 :DalgarnOほか: J、 Mo1
. BL(10)、、 187 : 309〜323 
e 1987 : Ca5tleほか: viroxo
gy。
147: 227〜236.1985:Ca5tleほ
か: Virology、 149 : 10〜26.
19B6:Wenglerはカ弓VirolOg711
47 : 264〜27 d 。
1 9 8 5  :  Pletnev  はカ弓 
rgss  3600  、 200  :/162,
317〜321.1986)との−相同性をコンピュー
タプログラムを用いて検討し、検討した配列のrツムM
A全配列中の位置t−Aぺる。 FEIMK−ウィルス
ゲツムの西部亜型の構造領域の、第1図は全ヌクレオチ
ド配列を、第3図は相当するアミノ酸配列を示す。
EおよびMの正確なアミン末端は、たとえばChang
ほか(F’1lnBS Lett、、 95 : 20
5〜214゜197B)によって報告された技法を用い
たN末端アミノ酸配列解析によって決定される。この目
的ではEタンパク質をたとえばプレパラサイズSD8−
 PAGEにより単離し、ケ゛ルから電気溶出し、N末
端配列解析に付す。得られた配列は3er−Arg−C
ysで、それ故Eのアミノ末端は他の7ラグイウイルス
の場合と同じ位置に正確に置かれる。とくに2個のアミ
ノ酸と保持性の高いシスティ/残基である(第6図)。
Mタンパク質のアミン末端の決定には、以下の方法を取
ることもできる。精製したウィルスを非イオン界面活性
剤(7′?、とえばトリトンX100)に可溶化し、界
面活性剤を含まないサッカロース勾配中密度勾配遠心分
離法によってEとMt?含有するタンパク複合体を得る
( He1nz & Kurz : J。
Gen、 Virol、、 49 : 125〜132
 、1980)。
このタンパク複合体の配列解析により以下の2種の配列 ser−Arg−cys− 3er−Val−Leu− が導かれる。この8er−Arg−CysはEの配列に
相当し、5er−Val−LeuがMり7 ノfり質の
アミノ末端を示している。これらの末端は第1図および
第3図に示した配列中に印を付しである。
本発明はしたがって、FSME−ウィルスの西部亜型の
rツムの5′領域のヌクレオチド配列を構造タンパク質
をコーPする配列も含めてはじめて提供するものであり
、またその結果としてさらにこれらの構造タンパク質の
アミノ酸配列を提供する。
第1図からの塩基配列は、FSMg−ウィルスの西部組
型の構造タンパク質の特性を有するポリペプチドをコー
ドするDN入の好ましい例である。遺伝子コードの退行
の結果、図に示した塩基トリジレット以外の塩基となっ
ても同じアミノ酸配列がコードされる場合があり得る。
本発明の範囲には、突然変異、転位および退行によって
変化していても、それにもかかわらず構造タンパク質の
実質的な抗原性をまだ保持しているアミノ酸配列をコー
レする配列も包含される。
さらに、本発明は第3図に示した、FSME−ウィルス
の西部亜型の天然単離体であるにすぎないアミノ酸配列
と正確に同一のアミノ酸配列のみに関するものではない
。MAポリメラーゼの高いミス対合率および校正機能の
ミスにより、RNAウィルスのrツムは高頻度の突然変
異を受け、それがRNAウィルス自体、DNAウィルス
または細胞遺伝子に認められることはよく知られている
( Ho1landほか: 5cience、 215
 : 1577〜1585゜19 82 ;  Rea
nney  二 Ann、  Rev、  Micro
biol、。
36:47〜73.1982)。ウィルスの特性の依存
性により、これらの突然変賢は、インフルエンずウィル
スの場合にみられるように(Bothほか :  in
  @ The  Origin  of  Pand
emic  InfluenzaViruses @W
、G、 Laver 41. glsevier、 1
983)、抗原漂流から新しいウィルス型の急速な発生
を招く。一方、抗原構造に関係するRNAウィルスは天
然の生態条件下では安定で、おそらくは抗原性タンパク
質の広範囲な構造上の変化を許さない機能上の抑制の結
果と考えられる。それにもかかわらず、ある程度の変動
は常に考慮する必要があり、それは異なる天然単離体の
配列比較によって明らかにすることができる。
たとえば異なる単離体のRNAをジデソキシチェーンタ
ーミネーター法により、第1図に示したゾロト型単雌体
の配列に従って合成した合成オリイヌクレオチドをゾラ
イマーとして配列決定できる。
Eり/バク質に相当するヌクレオチド配列をこのような
異なる単離体について解析すると異なるヌクレオチドを
示した。以下のヌクレオチド交換が天然の単離体(ZZ
−9)のRNAに認められた。
2375        A     U     T
hr−−ser2347        U     
 C−−2323A      G       −−
2317A      G       −−228I
        CU       −−2266ty
      c       −−2263A    
  G       −−2021C[7−− 1876CU       ++ 1868       A     G    Met
−−V411773       CU    Ala
−−V41166B       A     G  
   Glu−−()ly1665        C
U       −一1661        A  
    G     Asn−−Asp1660   
     CU        −−1472ty  
    c        −−1451A     
a     l1e−−V411348       
 CU       −−1114U      c 
       −−11110c        ++ 1090        CU       −−10
48U      C−− 994U      C−− 認められた交換はFSME−ウィルスの新しい血清型を
生じない程度の天然変異の表出である。同じ血清複合体
に属さないフラヴイウイルスのEタンパク質の間に認め
られる配列の相同性は40〜50チの範囲で、たとえば
YFとMvEウィルスの間の相同性は44.4%である
。同じフラヴイウイルス血清複合体の構成メンバーの間
での相同性は70〜80%の範囲で、たとえばWNとM
VEウィルスの間の相同性は77.1 %である。
極東亜型の公表されたヌクレオチド配列(plet−n
evほか: FEB33600.200 :42.31
7〜321.1986)と西部亜型の比較では約85チ
の相同性を示す。
ゾロト型配列の比較で軽度の変異を示すすべての配列は
、FAME−ウィルスの西部亜型の他の天然の単離体に
現れる変異と同様、本発明に包含される。しかもこのよ
うな変異は核酸のin vitr。
修飾によっても得ることができる。し念がって、本発明
は、緊縮条件下で、友とえば少なくとも90チのヌクレ
オチド配列相同性をもって、明らかくされ九配列または
配列部分、好ましくはFSME−ウィルス西部亜型の構
造タンパク質の抗原決定基の特性をもつタンパク質ま九
はペプチドをコードする配列とハイブリダイゼーション
したすべての配列を包含する。
明らかにされたDNAまたはその部分が適当なベクター
中に挿入できること、iIl換えベクターThe当な細
胞の形質転換に使用できること、またはDNAの増幅も
しくは相当するタンパク質の発現を達成できることは、
本技術分野の専門家にはよく知られているとおりである
。これらの操作に適当な宿主、ベクターおよび条件は本
発明の技術分野における専門家にはよく知られていると
おりである。組換えDNA技術による異種タンパク質の
合成を述べt出版物は多数ある(概要はたとえば、Re
znikoff & ()old編: Maximiz
inq Gene Exnression。
Butterworthse  19 8 6  : 
 Harris  :  Gen、  Eng、。
4 : 127〜183 * AcademicPre
ss、 1983;Wetzel &+ Goadde
l : The Peptides、 5 : 1〜6
4゜1983)。これらの方法によりタンパク質をコ−
ドするクローン化DNAを、細閑、酵母または補乳類細
胞中で発現させる。このようにして発現され几タンパク
質を免疫付与のためのワクチンとして(Valenzu
elaほか: Nature、 29 B : 347
〜350 、1982 :McAleerほか: Na
ture 。
307:178〜180.1984)または診断甲抗原
として使用することは本発明の一態様である。
霞橿DNAまたはRNA配列を生存しているウィルスの
rツム中に導入することもできる。これによ#)組換え
ウィルスが生じ、生ワクチンとして使用することができ
る(4説としてMackett llo 5m1th:
J、 Gen、 Virol、、 67 : 2067
〜2082 。
1986参照)。
同様に、たとえば各櫨ウィルスに由来する様々な遺伝子
のd合せを、同時に組換えDNA技術で発現させ、ワク
チンとして使用することも可能である( Perkus
ほか: 5cience、 229 : 98)〜98
4.1985)。本発明はしたがって、明らかにされt
配列と他の配列九とえは他のタンパク質の発現に寄与す
る九とえばプロモーター、エンハンサ−、ポリアデニル
化シグナルもしくはスプライスシグナルのような配列の
すべての組合せを包含する。
免疫処置または診断の目的には、天然に現われるタンパ
ク質の全体を必ずしも使う必髪のないことは本技術分骨
の専門家にはよく知られている(Lerner :Na
ture、 299 : 592〜596 ei  9
  B  2  :  Arnon  :  TlB5
  、 1 1  :  5 2 1 〜524゜19
B6)。FSMg−ウィルス西部亜型Eタンパク質の場
合、9.000ダルトンのタンパク分解フラグメントに
よる免疫処置による血球#8集阻止および中和抗体の誘
導は、天然タンパク質全体による免疫処置で得られた(
 He1nzほか: J、 Gen。
Virol、、 65 : 1921〜1929.19
84)ポリクローナル免疫血清との反応と同穆度である
他のタンパク分野フラグメントも免疫処置または診断の
目的に同様に適している。
ワクチンまたは診断薬として使用されるタンパク質また
はタンパク質部分は、上に述べたような組換えDNA技
術によって製造できるのみでなく、本発明によって明ら
かにされた配列情報に基づきオIJ 、Fペプチドの化
学合成によっても、得ることができる。この領域には厖
大な文献がある。様々なタンパク質をコードするDNA
配列に相当する合成ペプチドがたとえば分子生物学的研
究や免疫学的 。
研究の目的で(’Lernerほか: Ce1l、 2
3 : 309〜310 、198) : Lqrne
r : Nature、 299:592〜596.1
982)またはワクチンに使用する目的で(5chin
nickほか: Ann、 Rev、 Micro−b
iol、、 37 : 425〜446 、1983;
DiMarchi−―赫ほか: 5cieOce、 2
32 : 639〜641−1986)製造されている
。本発明で明らかにされた配列に相当するペプチドまた
はそのペプチドの組合せの製造および使用は本発明の一
態様である。
本発明によって提供される核酸と配列が、たとえばダニ
もしくは体液中のウィルスRNAの決定のためのハイデ
リデーショ/・lンデに使用されることは、本技術分野
の専門家にはよく仰られているとおりである( Mei
nkoth & Wahl : Anal、 Bio−
chem−,138:267〜284.1984:Ku
lski  & Norval  :  Arch、V
irol、、F33  :  3−15.1985)。
これらは、明らかくされた配列に相当するオリがヌクレ
オチドの組換えDNA技術または化学合成のいずれかに
よる製造で得られる。
次に以下の実施例により、本発明をさらに詳細に説明す
る。
例  1 FSME−ウィルス西部亜型で感染させたマウス乳仔脳
の10−懸濁液を、15 mM HEPE8および15
 mM EPPBでpH7,6K緩衝した最小培地(M
]lnM)中の一次単層培養匈胚細胞の感染に使用した
37℃で40時間インキュベーショ/したのち、上清液
を4℃、 10.0009で30分間庶明化し、4℃、
 50,000 IIで3時間超遠心分離してウィルス
をペレット化した。ついでウィルスを適当容量のTAN
緩衝液(0,05M トリエタノールアミン、0、I 
M Nact、 pH8,0)中に再懸濁し、5〜20
v。
(W/W )庶糖密度勾配により110分間170.0
00g、4℃でゾーン(レイトゾーン)超遠心に付す。
254 nmで勾配を走査してウィルスのピークの位置
を決定し、20〜50%(W/W)庶糖勾配を用い、1
8時間4℃、150,000.9で平衡密度勾配遠心に
付す。ウィルスのぎ−クt−pH8,0のTAN緩衝液
に対して透析して過剰の庶糖を除去する。
例  2 ウィルスMkの調製 100μgの積置ウィルスをプロテナーゼに反応緩衝液
(10mMTrispH7,8、5mMgpTA。
0.5チW/V8D8)で希釈した。プロテナーゼKt
h′最終濃度が200gg/―になるように加え、この
混合物t−37℃で1時間インキュベーションした。つ
いで、この溶液を同容(400μt)のフェノールで2
回、りgoホルム:イソアミルアルコール(24:1)
で1回抽出して除蛋白した。
次に6N酢酸ナトリウム溶液26μtを加え、RNAを
2.5容のエタノールで沈殿させた。使用に先立ッテR
NAのサンプルをグリオキゾールで変性シ、1チアがロ
ースゲル上で分離して、プレバレージョンの収率および
品質を調べた。
例  3 エタノール沈殿RNA 5μgt、”ランダム0オリが
ヌクレオチドゾライマ−5μgを含有する第−鎖合成緩
衝液(Amersham、 UK ) 40 ttll
に再懸濁し、70℃に1分間加熱し、ついで徐々に室温
まで冷却させた。4徨のすべてのデオキシヌクレオチド
三リン酸塩を最終濃度が1mMになるように加えた。さ
らに、5単位のヒト胎盤−リボヌクレアーゼインヒビタ
ーと混合物のα−32p ac’rp10 aclに添
加しt0逆転写酵素(Amersham )100単位
を加えて第−鎖合成を開始させ、42℃で2時間続けた
。次に反応混合物を氷上に置き、第二鎖合成のための試
薬を以下の順序で加えた。
すなわち、第二鎖合成緩衝液(Amersham、 U
K )93.5μt、リボヌクレアーゼH4単位、E、
 coliDNAポリメラーゼ23単位および水を最終
容量250μtになるように添加し友。第二鎖合成は1
2℃および22℃(各2時間)での連続インキュベーシ
ョンにより行い、溶液を20分間70℃に加熱して停止
させた。二重鎖cDNAはT 4 DNAポリメラーゼ
10単位と37℃で30分間イ/キュベーションを行っ
て平滑端を生成させた。最後K CDNA eフェノー
ルおよびクロロホルム抽出によって精製し、2容のエタ
ノールで沈殿させた。
例  4 cDNAはすべて5′末端がリン酸化され、リゾ−ジョ
ンが行われることを確実にするため2mMATPの存在
下にポリヌクレオチダーゼで処理した。
Ban Hl −Sma (アダプターはPharma
ciaから入手した。このアダプターは、5′−突出、
 Ram H)適合性突出(付着)末端と平滑末端を有
し、その配列内に完全なりan l認識部位を含有する
。最初は、平滑末端のみが5′−リン酸基を有し、リゲ
ーションできるが、突出末端は脱リン酸化されてい友。
このアダプター5μgをリゾ−ジョン緩衝液(50mM
Tri8* pH7,5、5mMMget2 、5 r
11Mf7I’T 、 i mM A’I’P ) 2
0 Bt中CDNAと混合した。
反応はT 4 DNAりが−ゼ(Nevr Engla
nd Biolabs)を触媒として14℃で一夜行っ
た。
例  5 CDNAは1チ低融点アがロースデル上で分離した。様
々のサイズの群をゲルから切り取り、DNAを標準方法
によシアがロースから熱フェノールで抽出した。取扱か
ったDNAは少量でエチジウムデロミげによる着色では
tlとんど検出されなかったが、cDNAに導入した放
射性標識により抽出工程は容易に追跡可能であった。サ
イズ分離工程は大c DNAフラグメントの選択的クロ
ーニングを可、能にし、またcDNAをリゾ−ジョンし
なかったアダプターから完全に分離するのに有効であっ
た。
例  6 細菌性プラスミドへのクローニング 様々のサイズのcDNAのBamH1適合性末端をボリ
ヌクレオチドキナーゼでリン酸化し、フェノールおよび
クロロホルム抽出で脱蛋白を行った。ついでDNA e
 2容のエタノールで沈殿させ、小容量の水だ再懸濁し
た。cDNA 2 D〜30 n、!7k、予めBam
 HT切断てよって線状化し自己りr−ジョンを防止す
るために脱リン酸化した大腸菌プラスミドpBR322
の10 On、9と混合した。この両成分をりr−ジョ
ン緩衝液(前述)5μを中T4DNA Uが一ゼと16
℃で一夜反応させてりp−ジョンを行った。翌日、リゾ
−ジョン混合物を水で5倍に希釈し、E、 coli 
HB I Q 1の形質転換にそのまま使用した。コン
ビ−テントを細菌はBRL(Maryland、 US
八)から入手し、製造業者の指示したプロトコールに従
い、希釈リゾ−ジョン混合物5μtで形質転換した。ア
/ぎシリン含有アが一ル平板上で平板培養すると、何百
もの形質転換細胞が得られた。
例  7 それぞれのア/ぎシリ/抵抗性コロニーをテトラサイク
リン含有アが−ル平板に接種し念。試験したコoニーの
約5%はテトラサイクリンに感受性を示した。これらは
アンピシリン含有LB−メジウム2IR1の接種に使用
し、−夜、37℃、220upmの振盪器中でインキュ
ベーションシタ。fi日、標準方法によりプラスミド迅
速製造を行った( Birnboim & Doly 
: Nucl、 Ac1ds Rea、、 7 :11
95〜1204.1979)。プラスミドを制限酵素S
ma Iで消化し、1%アがロースゲル上で解析した(
第4図)。この方法により21個のプラスミドが同定さ
れ、サイズ範囲2,000〜3.500 bpの挿入体
を含有した。
例  8 挿入体の暫定的特性 挿入体含有シラスミ)’e、標準方法によりより大きな
規模で製造して(Maniatisほか: Molec
ularCloning、 CF3He 1982 )
、エチジウムデロミr密度勾配遠心法で精製し念。プラ
スミド−DNA約500ngeいくつかの制限酵素で切
断し、1%アがロースゲル上で解析した。各プラスミド
が特徴的バンドパターンを保持するならば、挿入体は重
複するま之は相異なる配列領域を含有できるとの仮定が
容認される。
例  9 シラスミrA5と呼ばれる挿入体含有プラスミドをSm
a Iで切断し、0.71アがロースゲル上で分離した
。全挿入体が表現されるバンドをゲルから切り取り、D
NA’iアがロースから電気専用して精製した。単離さ
れたフラグメントを、平滑末端を生じる多数の制限酵素
たとえばRsa (、Alu lおよびH(16) [
11ft用いた様々の反応で消化した。バクテリオファ
ージM 13mp 8の二重鎖型をSmalで切断し脱
リン酸化した。DNAフラグメントの混合物を脱蛋白し
、沈殿させ、前述し友ようなM13ベクターとリゾ−ジ
ョンさせた。E、 coli JM105細胞の形質転
換、組換えファージの色素選択法による同定および一本
鎖DNAの製造は標準方法によって実施した。各クロー
ンを選択し、Sa■et”ら(Proc、 Natl、
 ACad、 Sci、 USA、 74 : 546
3〜5467.1977)の記載のようにしてジデソキ
シ配列決定法によって配列を決定し念。
プライマーとしては、一般に市販品を入手できるM2S
−共通プライマーを使用した。クローンA5の多数の異
なるフラグメントの配列を決定し、發終的にこのクロー
ンの全DNA配列が導かれた。この配列を種々のフラビ
ウィルスの公表されているrツム配列と比較し、A5は
、罰−プロティンのアミノ末端半分を除き構造蛋白質C
1MおよびEをコードするウィルスゲノムの領域を含有
することが確認された。
例10 cDNA−りa−7を構築する九めのFSME−ウィル
ス特異的プライマーには、Cプロティンのすべての配列
情報を含めたウィルスゲノムの全5′−領域ならびに非
翻訳5′−リーダー領域の大部分を含む領域を使用し友
。このオリ♂ヌクレオチげプライマーは、E−プロティ
ンのC末端アミノ酸をコ−rするFS■−デノムの領域
に相補的な14個のヌクレオチドから構成さ1れた。ウ
ィルスRNAの製造および二重鎖cDNAの合成は、こ
の場合RNA1μgと合成オリ?ヌクレオチドゾライマ
ーP1の0.5μgのみを用いたほかは、本質的には上
述のようにして実施した。結局、第二鎖合成およびT 
d DNA−ポリメラーゼ処理のtめのインキュベーシ
ョン時間は1時間ないしは3分に低下された。
例11 砒化のこの時点までに手許にある情報から、全構造領域
にEcoRIJ識部位は含まないことが明らかである。
したがって、クローニング処理にはEcoRIリンカ−
(Nevr England Biolabs ) 1
に使用できた。約1μgのCDNA t” 1μgのリ
ンカ−DNAとを、T 4 DNAりが一ゼと前述した
緩衝系を用いて14℃で6時間リゾ−ジョンした。洗浄
後、混合物をフェノールおよびクロロホルム抽出および
エタノール沈殿に付し、DNA?40μt (D rメ
ジウム塩」制限酵素緩衝液(C3)(−/−ンrデック
)に再懸濁し、過剰量のEcoRT (80単位)fe
用い67℃で6時間苗化した。最後に混合物を1%アが
ロースゲル上で分離し、1.500〜2,500bpの
大領域のcDNA t−ゲルから電気溶出により回収し
た。
同時に、新しい多目的ベクター、ブルースクリプトに8
 M 13 + (8tratagene )をEC0
RTで切断した。この線状化プラスミドを全cDNAプ
レバレージョンと混合し、DNA’iエタノールで共沈
穀し友。シラスξドーcDNAリゲーションは上述のよ
うにして実施した。リゾ−ジョン混合物を段階的に2倍
から100倍までに希釈し、E、 colixr、−1
デル−の形質転換に使用した。形質転換および挿入体含
有プラスミドの色素選択による同定は製造業者(8tr
atagene )の指示に従って実施した。4樗のプ
ラスミドが得られ、長さ約2500 bpの挿入体を含
有し九0 例12 プラスミドP1−1と命名された挿入体含有プラスミド
を用い、−木調鋳型DNA ’!i−製造し九〇これは
、M、O,1,20: 1のプラスミドP1−1含有細
菌培養の指数増殖期にヘルパーファージR408を加え
て行った。24 Q upmの振盪話中67℃で8時間
インキュベーションしたのち、ファージ粒子含有部分を
選び、−木調P1−1−DNAを標準方法により製造し
た。旧来のM2S−系と踵なり、ブルースクリプト基で
は全cDNA配列を含有する一本鎖鋳型DNAの製造が
可能となり、サブクロー二/グ法における時間の浪費も
不必要になる。Pl−1の配列決定は、標準のジデソキ
シ法により、またプライマーとして、各種ウィルス配列
に相当する共通M13ゾライマーおよび合成オリ♂ヌク
レオチドゾライマーを用いて行つ之。
その結采、Pl−1は構造蛋白質コード領域t?Iい、
C7°clテインの開始コドンを越えて120bpに達
することが明らかにされた。Pl−1の正確な位置は第
1図にも示す。
例13 RNkの直接配列決定による各種天然単離体の配列決定 FE’1MBウィルス西部亜型の各種天然単離体の構造
蛋白質をコードする配列?:、Sangetのジデソキ
シ法の改良法、Zimmer & K(16)sber
g (Proc。
Natl、 Acad、 8ci、 USA 、 75
 : d 257〜4261゜1978)の記載にほぼ
従ってrツムRNAの直接配列決定によって調べ友。デ
ノムの様々な位置ニ相当する各種合成オリイヌクレオチ
ドをプライマーとして使用した。rツムRNA約1μg
とそれぞれのプライマー0.5μgを容!10μを中に
混合し、65℃に3分間加熱し、ついで徐々に42′C
に冷却した。配列決定反応は逆転写酵素(Amer−a
ham ) 11−触媒として42℃で15分間行った
。対照として同時に、FSMEeウイルスゾaト型Ne
ud6−rflの配列決定を行い、同じポリアクリルア
ミドデル上で解析した。これにより、様々の天然&離体
における配列変動の単純かつ間違いのない同定が可能に
なつto一般的な記述の部分に述べたような位置に配列
変異が認められた。
例14 精製したF8MIIB−ウィルスの西部亜型1キを、L
(16)mmli & Favre (J、 Mo1.
 Bio1180 : 575〜599.1973)の
方法に従い、10%アクリルアミドゲル上に負荷した。
E7°0ティ/はrルのdカ紙プロットをアミド黒で染
色し、その蛋白質’2cルから切り取り、l5COI出
装置を使用して、5時間ないし3週間電気溶出した。N
末端配列解析はChangらの記載した方法(FEBS
 Letters。
93:205〜214.1978)に従って行った。得
られた配列はSer−Arg−Cysであって、第6図
に示した配列にお′けるEプロティンの正確な位置の確
認が可能となつ友。
別法として、EならびにMt−含有する蛋白複合体を、
精製FSMEウィルス西部亜型のTrito(1xlo
oによる可尋化、ついでHe1nz & Kuaz(J
Gen、 Virol、s 49 : 125〜132
.1980)の記載のように界面活性剤を含まない密度
勾配中で密度勾配遠心分離を行い創造した。期待された
ように、アミノ末端配列解析では2種の配列。
8er−Arg−Cys、 5er−Val−Leu 
f与えた。Ser−Arg−CysがgfOティンに由
来することはすでに知られていたので、配列8er−V
al−LauはMのアミノ末端と同定され7?、(第3
図)。
例15 第5図には、本技術分野の熟練者にはよく知られた方法
で、pBR322誘導体プラスミドとして知られたプラ
スミドA5t−示す。第5図から明らかなように、プラ
スミドA5は、FSMg−ウィルスのプロティンEiコ
ードするDNA配列を含有する。第5図にはさらに制限
工/ドヌクレアーゼ切断部位によるサブフラグメントな
らびにFSME 7′″ロテイ/Eコード領域を示しで
ある。矢印はrノ五RNAの転写方向を示す。
さらに、ウィルス材料およびプラスミド材料、ならびに
foティンEをコードする具体的なDNA部分断片を含
有するプラスミドを作成するための方法を以下に述べる
ワクシニアウィルス舒生型株WRはA’rC”Cに寄託
番号VR−i19で寄託されていて入手できる。
チミン/キナーゼを産生しないヒトTK−143細胞は
、一般に市販品を入手できるし、またパスツール研究所
に寄託されている(寄託番号l−762)。ワクシニア
ウィルスはベロ細胞から47〜55継代増殖する。細胞
を5%FCB (胎仔ウシ血清)、抗生物質およびグル
タミン含有MIli1M(*小必須培地)中で培養する
。組換えに使用したウィルス株は、TK+野生型ウィル
スを選択するため、5%FC8含有HAT (ヒボキサ
ンチン、アミノブチリ/、チミン/)培地で1回継代培
讐する。
組換えTK−ウィルスは5 % FCB含有MlleM
中に25III/mlのBUdRt−加えて生育させた
ヒトTK−14!1細胞に感染させる。組換えは、5%
FC8,25μg/ @l BUdRならびに250 
mg / RI X−gal f含有する低融点アがロ
ースに細胞単層を形成することにより確認できる。細胞
の培’I框37℃において42〜72時間、イノキュベ
ーター中で継続した。
自発性のTK″″ウィルスの突然変異の程度は′1′に
一細胞単層の25μg/―のBUdRの存在または非存
在下における感染によって決定される。通常は104以
下の突然変異ウィルスが認められる( Mackett
ほか: in ” DNA Cloning、 Vol
、 l 、 A PracticalApproach
 @、 IRL Press、 D、M、 Glove
r編、1985)。
15.2  プラスi Fとクローニング方法第5図に
示すように、プラスミドA5はpBR322に由来する
プラスミドで、制限酵素地図も図に示すとおりである。
第6図にはプラスミドpSC’ 11 t−示す。これ
は1青色1判定の友めのL coli lac Z遺伝
子、TK−周辺配列およびワクシニア−プロモーターを
含有する。プラスミドp8c 11は公知で、一般に入
手できるが、とくにNational In5titu
te ofHealthから取り寄せることができる。
DNAの修飾に使用されるすべての制限エンドヌフレア
ーゼは製造者の使用指導に従って応用される。サヂノプ
ロット解析とプラスミドDNAの単離は標準方法に従っ
て行われる( Manlatlsほか:Mo1ecul
ar  Cloning、  csT(1982)  
放射性標識プローブは、ニック修復法またはpsp 6
− ” IJ &ゾローデ°法で得られる( Gree
nほか: Ce11.32 : 68)〜694.19
83)。
本発明に使用される°りざゾローデプンデは、FSMg
−ヌクレオチド内部配列的1.0kbt−プラスミドp
sp 64中にリゲーションして製造される。
FINA合成開始前にプラスミドをEcoRjで線状に
する。代表的なメジウムは以下のとおりである。
Tris HC4pH7,540mM Mgct26 mM スペルミジン         2mMNaCA   
          20 mMDTT       
       IQ mMATP、 CTP、 CTP
各      [1,5mMヒト胎盤RNA5 eイン
ヒビター   200p8P 64−p5xmcoR1
2xFlα”P UTP (400CL/mmoA  
  100 μciSP 6RNAポリメラーゼ   
  4U全容  20μt イ/キュページ゛ヨ/:40℃で1時間組込まれないヌ
クレオチドはカラムクロマトグラフィーにより放射標識
c RN Aと分離した。
インフエクションおよびトランスフェクション:組換え
はMackettら(8,15,1)に記載された方法
にほぼ従って行つ之。ヒトTK−細胞の場合には、宿主
細胞としてベロ細胞もトリ胚繊維芽細胞も使用できる。
トランスフェクション@1〜3時間に、細胞ヲ腎生型W
R−株0.(31)〜0.05 pfu/細胞で多重感
染法(m、a、i、 )で感染させる。
法人のトランスフェクション用の1PE3緩衝食塩溶液
は、8.18%Nacz(w/v)、5.9 、!l 
%mpgs (W/ V )ならびに0.2 % Na
2HPO4(W/ V)を含有する1QXHB8′t−
使用前に2 X HBSで希釈して製造した。−値は1
N Na0T(で正確に7.05に調整した。緩衝液は
1X )(BSで希釈し、濾過して滅菌した。このI 
X HBS 1 mlに1〜5μIのプラスミドDNA
と10〜20μsのキャリアーf)NA(’17tdワ
クシニアウィルスの舒生型もしくはLachssper
mien DNA )を加えた。とくにキャリヤー[)
NAの添加が好ましいように思われた。上述の混合物を
、ポルテックス振盪機を用いて1分間完全に混合した。
ついで2M CaCt2溶液f!:最終濃度が0.12
5Mになるまで徐々に加えた。DNAの沈殿は25℃で
20〜30分後に見えるようになった。感染細胞からメ
ジウムを除去し、単層t−1@細胞培養メジウムで洗浄
し、残った溶液を完全に除去したのち、DNAの沈殿を
徐々に加えた。30分後に、25℃の新たなメジウムを
加え、細胞を37℃でインキュベーションした。3〜4
時間後、メジウムを再び除去し、−所しい細胞培養メジ
ウム交換する。細胞を常法により24〜48時間後にか
き集めて収穫し、低速度で沈降させ、細胞ペレットを全
容500μtのメジウムに集めた。
プラークアッセイおよび組換えウィルスの精製:ウィル
ス懸濁液の凍結、解凍を3回反復し、懸濁液60μtを
1.25rsトリプシ/ し′5 容とともに37℃で
30分間インキュベーションした。
10cTrL2の平板に生育させたTK−143細胞の
融合性単層に一連の3段階の希釈度(1:10)を加え
た。30〜60分、37℃でインキュベージヨシしたの
ち、メジウムを除去し、25μg/αのプロモデソキシ
ウリジンを含むメジウム5 mlを加えた。67℃に2
4〜48時間置いた装ちメジウムを再び除去し、25μ
g/rItlプロモデソキシfy Q シy b ヨび
125 a9 /rfLlx −gal k含むアがロ
ース層に移した。さらに24〜48時間インキュベーシ
ョンして青色のプラークが確認できた。
このプラークを個々に採取し、500μtのメジウムに
懸濁した。このウィルス含有懸濁液を上に述べたように
、トリデシ/で処理した。プラークの精製は少なくとも
2回実施した。
175crn2のフラスコから感染細胞をかき取り、p
H7,6のPBB −Ca”/ Mg2+で2回洗浄し
九〇遠心分離後、細胞を250μtのPBSに再懸濁し
t0細胞を、短時間内に3回凍結、解凍を反復させた。
2x細胞尋解緩衝液(1%lJ)、/X100;7 Q
 mMβ−メルカプトエタノール: A Q mM E
DTA)250μを容量を加え、細胞は5分間氷上で溶
解した。核を1分間、16,000×gで細胞質から分
離した。集ままたウィルス粒子を含む上層を新たな小管
に移し、30分間16.0009で遠心分離して、ウィ
ルスをペレット化した。ついで、ウィルス−溶解−緩衝
液(10mM Tris−HCtpH8。
l mM EDTA 、 5 mMβ−メルカプトエタ
ノーにし、200 mV MaCl 、 1%S[lS
、 l 5Qtt9 /1ttlゾaテナーゼK)10
0μを量會ベレットに加え、56℃で30分間インキュ
ベーションし友。次に、核酸f Tris−HCtfa
和フェノールで3回抽出し、りo C1* ルム:イソ
アミルアルコール(24:1)で再抽出した。この場合
DNAは剪断力にIII&されていないことに留意すべ
きである。核酸は0.1MNaCtおよび2.5倍容の
エタノールによo−20℃で一夜沈殿させた。約10〜
20μgのDNA カ10’個の細胞から単離される。
遠心分離後(60分。
17.0OOX&)、DNAは少量の20〜40μtの
水に溶解し友。このDNA ’i制限工/ドヌクレアー
ゼHiαd[iで切断し、0.6%アがロースデル上T
A緩衝液でフラグメントを分離した( RICθほか:
 J、Virol、、 56 : 227〜239 、
1985)。
出 すf/プロット 1’ルC30’、 0−5NNaOHkよび2X10’
、10x SSC/ [1,5M Tris−HCtp
H7,5)からDNA ’k =トロセルロースフィル
ター上に移動後、これを80℃で4時間乾燥した。フィ
ルターを5×ヂンハルト溶[(IX−F”ンハルト−0
,02%フィコーにし、0.02%ポリビニルぎロリド
ン、0.02%BSA)中65℃で6時間、前I・イデ
リダイゼーションした。湿つ友フィルターをプラスチッ
クポケット内に封入し、ハイブリダイゼーション溶液お
よび放射性ゾンデと43℃で18時間インキュベーショ
ンした。フィルターを65℃で6回、各回30分、2 
X Sec 、 1X 8SCおよび0.1×SSC中
、0.1%SO8および20 mM NaPO,で洗浄
し念。虱乾後、フィルターをコダックX −Dfnat
 ARX線フィルムに露出した。
第5図に示したプラスミドA5からのFS匹−フラグメ
ントに含まれる”リボゾロ−デーベクター(p8P 6
 ) t−1F SMg−ウィルス特異的1リボプロー
デ1の製造に使用した。放射性で標識されたc RNA
をハイブリダイゼーション溶液(50幅ホルムアミド、
Amberlite @製、5XSSC,1xデンハル
ト溶液、0.1%SO3、100μg/1111ニシン
精子DNA )と混合した。至適ノ1イブリダイゼーシ
ョン条件に套装な100μt/crIL2フイルターか
ら、ハイブリダイゼーション溶液の全容tt−504t
と決定した。放射性cRNAの量は約10〒〜106c
pm /an2フィルターとした。溶液は65℃に5分
間加熱した。
スポットプロット この実験はMackettら(s、 15−1 )に従
い、わずかに改変して実権しt0単離されたプラークの
1/4 の材料に35mペトリ皿の感染に使用した。
48時間感染させたのち細胞を収穫し、50mMTri
a HCtrH7−5および100 mM NaCA 
k含む緩衝液で洗浄し友、最後に細胞をこの緩衝液に再
懸濁した。そのサンプル100μte取り、真空中でニ
トロセルロース上に吸収させる。乾燥後フィルターをク
ロマト用濾紙に重ねて0.5 M NaOH中に5分間
浸漬した。ついで濾紙上のフィルターを2 X 880
 / l M TriS HCtpH7−5に各6分間
浸して中和した。ついでフィルターを少なくとも2時間
加熱乾燥し、さらにサヂ/デロットハイデリダイゼーシ
ョ/について上述したと同様に処理した。
ベロ細胞またはTK−143細胞は、総容量的1〜2 
ml/ 25 cm2容器、m、o、i、 1 pfu
 /細胞で感染させた。いくつかの実験では細胞を、1
00μCi ”S−メチオニン/ばて標識した。CPE
が強い場合は、°細胞を収慣し、2回PBSで洗浄し、
最後に100μtのRI PA緩衝液(150mMNa
Cz。
l Q mM Tris−HCtpH7−2、1%ナト
リウムヂソキシ コ − し −  ト  、  1 
 %  ト  リ  ト  /X−100,0,118
D8 、100 #、? /mjPMsF ’)に再懸
濁した(5〜150μ/、15X105〜1.5 X 
10’細胞)。氷上に10分間装いたのち、プローブを
60秒間超音波処理した。このタンバク質混合物8μt
に12μtの2×加熱緩衝液(0,2MDTT 、 4
%8DS 、 0.16 M Tris−HCt−H6
,8、20%グリセリン、l/1oo容量のエタノール
中5−BPB )を添加し、タンパク質を10分間10
0℃で変性させ、15 (45DS−ポリアクリルアミ
ドデル上電気泳動に付した( Bodemerほか: 
VirologY、103二640〜349.1980
)。タンパク質はゲルから、0.192 Mグリシン、
0.025 M Trls p)18.3および20俤
メタノールを含む緩衝液中、ニトロセルロースフィルタ
ーに、!気1.5 A 2.5時間処理して移した。ニ
トロセルロースフィルターはついで、遮断引[” NE
T @(0−15MNaC45mM  EDTA  、
  5 0  mMTrispH7−4−0−05% 
ト リ トンX 100 h 2 !fiBsA )中
テ(ン$ユヘyヨンし友。ヒト血清および酵素標識した
第2の抗ヒト免疫グロデリ/抗体をN11i、T中にi
:sooの希釈度で加え、2時間インキエペーションし
た。フィルターをNETで3×10分間洗浄し、ついで
’rBs(20mM Trls pH7,5+ 0.9
96 NaCtj2e4 BSA)に3×10分間浸漬
した。バンドは5 Q rrt/: TBSと発色基質
中でDABとH2O。を生成した。
上述した材料と方法により、タンパク質EのDNA配列
を含有するプラスミドを製造し比ゆまず、プラスミドA
5(第5図)を制限エンドヌクレアーゼPvu il 
、 FnuD llおよびH(16) flで消化した
。このフラグメントをプラスミドpSC 11 (第6
図)の唯一のSma 1部位に挿入し友。3檀のF8M
Il!: −7ラグメントがアがロースゲルから電気溶
出によって単離され、プラスミドpSC11とりr−ジ
ョンさせた。この場合も同様に唯一のSma 1部位が
直線化された。これらのプラスミドの物理的地図は第7
図に示す。3種の7ラグメントのサイズは、1022 
bp (Pvu II ) −1485bp(Fnu 
Dll)および1553 bp (H(16) n )
である。上述の6種の制限エンドヌクレアーゼは、タン
パク質Eの内部部分をコードするヌクレオチド配列11
d IBIPustellコンぎニータデミグラムによ
って行つt親水性ゾロットにより疎水性シグナルおよび
膜依存性配列をもたない仁とが明らかにされていたので
使用した(第8図)。挿入タンパク質配列の方向は、す
0″ノブロツト解析によるp7.5Ft/lワクシニア
−プロモーターとの1;l係で決定された。
pSC 11− P 6ゾラスミドをPvu lまたは
BamHjで切断すると明瞭な2.585 kbまたは
0.919kbフラグメントが得られた(第9A図レー
ン3および4)。いずれも351p標識“リポプローブ
1−・戸ンデとハイブリダイゼーションした(第9B図
、レー/3および4)。プラスミドpSC 11−F4
1はBam I(IまたはEcoRl でフラグメント
に切断される。サイズ1.(31)9 kbまたは1,
879kbのフラグメントでもっばら1リボゾロニデ1
−・戸ンデとハイブリダイゼーションする(第9B図、
レーン6および7)。
ワクシニア株WRで感染し定皐層ベロ細胞をプラスξ)
’ DNAでトランスフェクションし念。48〜72時
間後に強い細胞変性効果が明らかとなり、細胞を収穫し
た。ウィルスは細胞から、上述したような凍結−解凍の
反復ならびにトリゾシン処理により駆送された。次に、
TK−細胞単層をこのウィルス懸濁液で感染させた。細
胞をBUdRの存在下に生育させた。発生するプラーク
を発色基質X−galを含むアがロース層で可視化した
。ウィルスの希釈は35wmの盤上に10〜30のプラ
ークを与えるように行った。青色プラークをそれぞれに
採取し、感染選択によりプラークをさらに精製する目的
でTK−細胞の感染に、まtウィルス巨大分子の解析の
究めにベロ細胞の感染に使用しt0ロット解析 35mmの盤上ま友は25m2培麿フラスコからの感染
細胞単層の少量(約100μt)のプo −デを分割し
、ニック修復標識p8C11プラスミド(FAMm配列
を含んでいない)またはFSME −” IJざプロー
ブ(第10図)と・・イデリタ゛−ゼーションし九〇感
染していない細胞は両デ/デともシグナルを全く示さな
かった。lac Z遺伝子とTK□ −ワクシニア配列
を含むがFSME配列は全く含まないウィルスvsc 
F3は、F’8ME −’リポプローブと1性の結果全
示した。しかしながら、期待されたように、多くの各プ
ラークから単離されたウィルスをもつ細胞はすべで、F
SME−およびpSC’11−=/’ンデに陽性を示し
た。
ベロ細胞単層?1〜10pfu/細胞のm、o、i。
で、多数のプラーク精製ワクシニア組換え体により感染
させた。ウィルスDNAは感染細胞から取り出したウィ
ルス粒子から単離し、制限エンドヌクレアーゼ消化なら
びにすf/デaットハイプリダイゼーションによって解
析した。野性型DNA (第11因レー/6に示す)の
5 kb Hind mフラグメントは、本来の阻nd
 [フラグメントとTK遺伝子IWにl(1vivo組
換えで挿入された同一のDNA配列からなるH1ndI
ff大フラグメントによって交換された。vsc 8ウ
イルスは3.5 kb lac Z遺伝子を含有するの
で、HindlllJ−フラグメントは約8.5 kb
のサイズをもつことが期待される(@11図、レーン5
)。大フラグメントは低百分率ゲルではそのままでは分
離できず、最終的な決定はサデンデロットハイデリダイ
ゼーショ/による組換えDNAによって行われた(第1
2図)。32p標識ゾンデはすべてのフラグメントラ検
出できるので、クローニング法によって、前述のサイズ
が提示される。pSC 11− P 6の組換えにより
構築され次組換えウィルスは、1)SC11−F41組
換え体より小さい、わずかに(約500 bp )サイ
での異なるHlnd mフラグメントを持っていた(第
12A図および第12B図)。感染していない細胞から
のDNAは、pSC 11 ” ニック修復“標識・戸
ンデとも”りざプローブ1ともハイブリダイゼーション
を示さなかった(第12Aおよび12B図、レーン9)
。ライA/ スvsc F3からのDNAは、pSC1
11ニック修復1標識ゾンデのみと、共通のTK配列お
よびlac 、Z遺伝子によりハイブリダイゼーション
した(第12B図、レー/8)。FAMP−“リポプロ
ーブは期待されたようにハイデリダイゼショ/を全く示
しなかった。“リポプローブ1も“ニック修飾°標職デ
/デも、しかしながら、サイズの異雀るHlnd il
l −Jフラグメント1組換体@を同定した(第12A
図および12B図、レーン1〜3および7)。挿入プラ
スミドpS(31)1と野生型ウィルスで絹換え後に生
じtワクシニアウィルスのDNAは、第12Aおよび第
12B図レーン4〜6に示す。′リポプローブ1では(
第12A図)ハイデリダイゼーショ/は認められないが
、プラスミドpSC 11 (第12図)には認められ
た。
野性型または組換えウィルスをもつ細胞を1〜10pf
u/細胞のm、o、i、で感染させた。細胞は感染後時
間を変えて3ISS−メチオニンで標識し、収穫し、順
次、変性5D8−ポリアクリルアミドデル上で解析した
。タンパク質E変異体分子は、ヒト抗血清とのウェスタ
ー/プロット解決で決定した。組換え体ウィルスP6で
感染させた細胞中には、分子置駒38,000 /ルト
ンのFSMEウィルス特異的タンパク質が確認できた。
このタンパク質は一次配列に由来するサイ、、* ′f
!:示し、F’SM]li:タンパク質Eからの335
個のアミノ酸とワクシニアTK遺伝子からの87個のア
ミノ酸から構成されていた。F8Mg配列が内部停止コ
ド/を含まないことから、この融合が考えられる。FS
MEタンパク質配列のgnuDI[−7ラグメントを含
む第2の組換え体ウィルスは、約42KDのタンパク質
と予測される。
ワクシニア−ウイルス組換体で感染させた細胞内でF8
MIEタンパク質合成の時間経過は、感染からの時間を
変えて短時間(4時間)細胞を358−メチオニンで標
識することにより調べ友。P7.5プaモーターは感染
サイクルの早い時期でも違い相でも活性であり、感染か
ら早い時期でも遅い時期でも、細胞はF8Mgタンパク
質を産生ずることができる。これに比べて遅いP11プ
ロモーターは分子量116kdのβ−galタンパク質
の合成を調整する。このタンパク質は感染後連れて現れ
る。以上述べたプロモーターの早いまたは遅い活性化は
細胞の収穫の時点に関係する。とくに、所望のタンパク
質の精製および製造の之めに大量のウィルスを用立てる
必要がある場合には重要である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、 F8Mlle−ウィルス西部亜型のクロー
ン化されたゲノムのDNA配列を示す。 第2図は、78M]1ii−ウィルス西部亜型のゲノム
の、構造タンパク質をコードするRNA配列を示す。 第3図は、FSMK−ウィルス西部亜型の構造タンパク
質のアミノ酸配列を示す。 第4図は、FSMK−ウィルス西部亜型に特異的な挿入
体を含有するシラスミげを制限酵素で切断後、アがロー
スデル電気泳動に付した写真である。 第5図は!ラスミドpBR322から誘導されたプラス
ミドA5の制限酵素地図である。 第6図は、プラスミドp8C11の制限酵素地図である
。 第7囚はpsC11−H1、p8c 11− F 41
およびp8C11P 6の制限酵素地図である。 第8図は、サブクローン化されたFSMK−ウィルス特
異的配列の特性を示す。 第9A図及び第9B図はFS匹挿入プラスミドの物理的
地図ならびにその検出を示す図である。 第10図は、FSMg−ワクシニアウィルス組換えのス
ロットデロットハイプリダイゼーショ/による確認を示
す図である。 第11図は、野生型ウィルスまたはワクシニアウィルス
FAME組換え体からの制限酵素切断フラグメントを示
す図である。 第12図4.32p標識FSME“りがゾローデ。 とのハイデリダイゼーショ/によるFSNBSN的配列
の検出を示す図である。 第16図は、ウィルス組換え体P6で感染させたべa細
胞からの抽出液にかけるFAME特異的タンパク質のウ
ェスターンプロット法による解析を示す図である。

Claims (42)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)FSME−ウィルスの西部亜型に由来し、FSM
    E−ウィルスの西部亜型のプロテインC、prM、Mま
    たはEからなる群より選ばれるタンパク質の少なくとも
    1種の少なくとも一部をコードするDNAを包含するこ
    とを特徴とするDNA分子。
  2. (2)FSME−ウィルスの構造タンパク質をコードす
    る全DNA配列、好ましくは第1図に示した配列を包含
    する特許請求の範囲第1項に記載のDNA分子。
  3. (3)FSME−ウィルスの西部亜型のプロテインC、
    prM、MまたはEからなる群より選ばれるタンパク質
    の1種をコードする特許請求の範囲第1項または第2項
    のいずれかに記載のDNA分子。
  4. (4)FSME−ウィルスの西部亜型のプロテインC、
    prM、MまたはEからなる群より選ばれるタンパク質
    の1種、好ましくはプロテインEの少なくとも抗原決定
    基の範囲をコードする特許請求の範囲第1項から第3項
    までの少なくともいずれかに記載のDNA分子。
  5. (5)FSME−ウィルスの西部亜型の精製RNA分子
    の逆転写酵素による逆転写で得られる特許請求の範囲第
    1項から第4項までの少なくともいずれかに記載のDN
    A分子。
  6. (6)化学的DNA合成によつて製造された特許請求の
    範囲第1項から第4項までの少なくともいずれかに記載
    のDNA分子。
  7. (7)特許請求の範囲第1項から第6項までのいずれか
    に記載のDNA分子と緊縮条件下にハイブリダイゼーシ
    ヨンを行つた特許請求の範囲第1項から第6項までの少
    なくともいずれかに記載のDNA分子。
  8. (8)遺伝子コードの退行および/または突然変異およ
    び/または転位の結果、特許請求の範囲第1項から第7
    項までに記載のDNA分子とは異なつているが、なお、
    FSME−ウィルスのプロテインC、prM、Mまたは
    Eからなる群より選ばれるタンパク質の少なくとも1種
    の抗原性をもつタンパク質をコードする特許請求の範囲
    第1項から第7項までの少なくともいずれかに記載のD
    NA分子。
  9. (9)補足的なDNA配列と組合されている特許請求の
    範囲第1項から第8項までの少なくともいずれかに記載
    のDNA分子。
  10. (10)補足的なDNA配列は細胞培養液中でのDNA
    分子の複製および発現を可能にするものであつて、プロ
    モーター、エンハンサー、ポリアデニル化シグナルおよ
    びスプライスシグナルからなる群より選ばれる特許請求
    の範囲第9項に記載のDNA分子。
  11. (11)FSME−ウィルスの西部亜型に由来し、FS
    ME−ウィルスの西部亜型のプロテインC、prM、M
    またはEからなる群より選ばれるタンパク質の少なくと
    も1種の少なくとも一部をコードするRNA分子。
  12. (12)その構造タンパク質をコードする全RNA配列
    、好ましくは第2図に示した配列を包含する特許請求の
    範囲第11項に記載のRNA分子。
  13. (13)FSME−ウィルスの西部亜型のプロテインC
    、prM、MまたはEからなる群より選ばれるタンパク
    質の1種をコードする特許請求の範囲第11項に記載の
    RNA分子。
  14. (14)FSME−ウィルスの西部亜型のプロテインC
    、prM、MまたはEからなる群より選ばれるタンパク
    質の1種、好ましくはプロテインEの少なくとも抗原決
    定基の範囲をコードする特許請求の範囲第11項から第
    13項までの少なくともいずれかに記載のRNA分子。
  15. (15)FSME−ウィルスの西部亜型のRNAの単離
    および精製または組換えRNA/DNA技術によつて得
    られる特許請求の範囲第11項から第14項までの少な
    くともいずれかに記載のRNA分子。
  16. (16)転写によつて単離精製したウィルスRNAを逆
    転写によつてDNAを得、ついでこのDNAを転写して
    再びRNAとする特許請求の範囲第15項に記載のRN
    A分子。
  17. (17)特許請求の範囲第11項から第15項までに記
    載のRNA分子とその相補鎖を緊縮条件下にハイブリダ
    イゼーシヨンを行つた特許請求の範囲第11項から第1
    5項までの少なくともいずれかに記載のRNA分子。
  18. (18)特許請求の範囲第1項から第10項までのいず
    れかに記載のDNA配列または特許請求の範囲第11項
    から第17項までのいずれかに記載のRNA配列の挿入
    体を含有し、プラスミド、ウィルスおよびコスミドから
    なる群より選ばれるベクター。
  19. (19)プラスミドpBR322であり、これにFSM
    E−ウィルスの西部亜型のプロテインC、prM、Mも
    しくはEまたはその部分からなる群より選ばれるタンパ
    ク質をコードするDNA配列を含有する特許請求の範囲
    第18項に記載のベクター。
  20. (20)DSMに寄託番号DSM4382号で寄託され
    た、第5図に示すようなプラスミドA5である特許請求
    の範囲第19項に記載のベクター。
  21. (21)DSMに寄託番号DSM4383号で寄託され
    たプラスミドP1−1である特許請求の範囲第19項に
    記載のベクター。
  22. (22)プロテインEの相同性組換えDNA配列または
    その部分をワクシニアウイルスのHindIIIJ−フラ
    グメント中に有する挿入プラスミドである特許請求の範
    囲第18項または第19項の少なくともいずれかに記載
    のベクター。
  23. (23)第7図に示したプラスミドpSC11−P6で
    あつて、ヌクレオチド6503〜7524にプロテイン
    EをコードするDNA配列を含有する特許請求の範囲第
    22項に記載のベクター。
  24. (24)第7図に示したプラスミドpSC11−F41
    であつて、ヌクレオチド6503〜7998にプロテイ
    ンEをコードするDNA配列を含有する特許請求の範囲
    第22項に記載のベクター。
  25. (25)第7図に示したプラスミドpSC11−P6で
    あり、ヌクレオチド6503〜7524にプロテインE
    をコードするDNA配列を含有する特許請求の範囲第2
    2項に記載のベクター。
  26. (26)プロテインEの相同性組換えDNA配列、好ま
    しくは特許請求の範囲第22項から第25項までに記載
    のプラスミドの1種から挿入されたDNA配列を含有し
    、上記DNA配列に相当するアミノ酸配列を含むプロテ
    インEまたはその部分の発現に適したワクシニア発現ベ
    クター。
  27. (27)特許請求の範囲第1項から第10項までのいず
    れかのDNA配列または特許請求の範囲第11項から第
    17項までのいずれかのRNA配列の挿入体を含有する
    バクテリア性好ましくはネズミチフス菌ビークル。
  28. (28)特許請求の範囲第1項から第17項までに記載
    の配列のいずれかを含有する細胞培養。
  29. (29)特許請求の範囲第1項から第17項までのいず
    れかに記載のRNAまたはDNA配列によつてコードさ
    れるポリペプチドの発現を可能にし、細胞は好ましくは
    動物細胞である特許請求の範囲第28項に記載の細胞培
    養。
  30. (30)特許請求の範囲第26項に記載のワクシニア−
    発現−ベクターを含有し、挿入DNA配列に相当するプ
    ロテインEの部分を発現するベロ細胞培養または鶏胚−
    線維芽細胞培養である特許請求の範囲第28項または第
    29項のいずれかの細胞培養。
  31. (31)特許請求の範囲第1項から第17項までに記載
    ヌクレオチド配列のいずれかによつてコードされるアミ
    ノ酸配列を含有するペプチドまたはポリペプチド。
  32. (32)特許請求の範囲第1項から第17項までのいず
    れかに記載の配列の適当な発現系における発現によつて
    製造される特許請求の範囲第31項に記載のペプチドま
    たはポリペプチド。
  33. (33)特許請求の範囲第30項における細胞培養にお
    いて製造される特許請求の範囲第32項に記載のペプチ
    ドまたはポリペプチド。
  34. (34)化学的に合成される特許請求の範囲第31項に
    記載のペプチドまたはポリペプチド。
  35. (35)特許請求の範囲第31項から第34項までに記
    載のペプチドまたはポリペプチドの1種または2種以上
    を含有する組成物。
  36. (36)特許請求の範囲第1項から第10項までのいず
    れかに記載のDNA配列および/または特許請求の範囲
    第11項から第17項までのいずれかに記載のRNA配
    列を含有する生ワクチン。
  37. (37)特許請求の範囲第1項から第10項までのいず
    れかに記載のDNA配列1種または2種以上をワクシニ
    ア−ウイルスDNAと組合せた生ワクチン。
  38. (38)特許請求の範囲第26項に記載のワクシニアベ
    クターを含有する特許請求の範囲第37項に記載の生ワ
    クチン。
  39. (39)特許請求の範囲第35項に記載の組成物を含有
    するワクチン。
  40. (40)特許請求の範囲第36項から第39項までに記
    載のワクチンの特異的免疫グロブリンの産生のための使
    用。
  41. (41)特許請求の範囲第35項に記載の組成物を含有
    する診断薬。
  42. (42)特許請求の範囲第1項から第17項までのいず
    れかに記載のDNAまたはRNA配列とハイブリダイゼ
    ーシヨンを行つたDNAまたはRNAゾンデ。
JP63-67987A 1987-03-20 1988-03-22 Fsme−ウイルスの西部亜型のdnaおよびrna分子、この分子によつてコードされるポリペプチド、ならびにその使用 Pending JPH012586A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP87104114 1987-03-20
EP87104114.1 1987-03-20
EP88103003A EP0284791B1 (de) 1987-03-20 1988-02-29 DNA- und RNA-Moleküle des westlichen Subtyps des FSME-Virus, Polypeptide, die von diesen Molekülen codiert werden, und deren Verwendung
EP88103003.5 1988-02-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS642586A JPS642586A (en) 1989-01-06
JPH012586A true JPH012586A (ja) 1989-01-06

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