JPH01257574A - スプリングピン挿入装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はプリンター等のシャフト類にスプリングピン
を挿入する装置に関するものである。

〔従来の技術〕

第２図は従来のスプリングピン挿入方法を示す図である
。図において、１はシャフト、１ｍはシャフト１に設け
られた挿入穴、２はスプリングピン、７ばハンマーであ
る。

次に動作について説明する。シャフト１の挿入穴１ｍに
スプリングピン２の面取り部分を挿入し、そのまま手指
でスプリングピン２を保持して、ハンマー１７でスプリ
ングピン２の上部から打ち込み、挿入するようになって
いる。第３図はシャフト１にスプリングピン２を挿入し
た状態を示す。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来のスプリングピン挿入方法は以上のような方法であ
るので、スプリングピン２の打ち込み時に、シャフト１
とスプリングピン２が不安定な状態で位置決めしなけれ
ばならず、また指をハンマー１７で打ちやすく、シャフ
ト１にスプリングピン２を容易に挿入し難いだけでなく
、挿入後のシャフト１とスプリングピン２との関係寸法
も一定にすることが困難である等の問題点があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、シャフトとスプリングピンを安定して位置決
めし、シャフトにスプリングピンを安全確実に挿入でき
るとともに、挿入後の寸法を一定に確保出来る挿入装置
を得ろことを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係るスプリングピン挿入装置は、シャフトの
スプリングピン挿入穴を下型のエゼクトピンに挿入して
シャフトを位置決めするとともに、シャフトを受は金で
受け、スプリングビンを上型のパッドに挿入保持させて
、別設備の押え具で上型を下降させてシャフトの挿入穴
にスプリングビンを挿入するものである。

［作用〕 この発明における上型は別設備の押え具によりスプリン
グビンを下降させ、下型に位置決めされたシャフトに、
上型のパッドに保持されたスプリングビンを挿入する。

このとき上型のパッドが下型のホルダに当り、シャフト
とスプリングビンの関係寸法を一定にする。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図において、左右の形状は丸形状である。

下型のエゼクトピン３はシャフト１のスプリングビン挿
入穴１ａにはまり込み、シャフト１の位置決めをする。

受は金４のＶ溝形状４ａは図の前後に通した形状で、シ
ャフト１の外周を受ける。乙の受は金４にはエゼクトピ
ン３が上下するガイド穴がある。ばね５はシャフト１に
挿入されたスプリングビン２が下降する時に、エゼクト
ピン３を下降させるとともに、スプリングビン２の挿入
終了後、上型を上昇させるとき、スプリングビン２とシ
ャフト１を同時に突き出すためにエゼクトピン３を上昇
させるものである。取付部６はばね５を収納し、エゼク
トピン３の昇降のガイドをし、下部を別設備の押え具に
装着する。穴付きボルト７は受は金４に取付部６を取付
けるための締付具である。

上型のポンチ８はスプリングビン２の上部を押しつけて
挿入するものである。パッド９はスプリングビン２を挿
入し保持する穴９ａを有し、ポンチ８をガイドし、中央
凸部の下面でシャフト１を下型の受は金４に一定の圧力
で押さんつける。ばね１０はホルダー１１の穴部に装置
され、パッド９の上面とシャンク１２の上面で一定圧で
圧縮、保持され、円周上の２ヶ以上必要数を等分された
位置に装着する。ホルダー１１はポンチ８を保持し、中
央凸部の上面とパッド９の中央下面との間隔により、シ
ャフト１にスプリングビン２を挿入後の関係寸法が一定
になるようにする。シャンク１２は下面中央でポンチ８
を受け、上部を別設備の押え具に装着する。穴付きボル
ト１３はホルダ１１にシャンク１２を取付けるための締
付具で、ダボピン１４はポンチ８、ホルダー１１とシャ
ンク１２の位置ずれを防止するためのものである。穴付
きボルト１５はパッド９を固着する締付具である。止め
ナツト１６はパッド９の上面とホルダ１１の中央凸部の
下面との間隔を必要寸法に調整するとともに、パッド９
と穴付きボルト１５のゆるみ止めである。

上記のように構成されたスプリングピン挿入装置におい
ては、シャフト１のスプリングビン２の押入穴１ｍを下
型のエゼクトピン３に挿入して位置決めするとともに、
受は金４のＶ形溝４ａでシャフト１の外周部を受けてシ
ャフト１を下型に取付けてから、スプリングビン２を上
型のパッド９の穴９ａに挿入する。次に別設備の押え具
により上型を下降させると、パッド９に保持させたスプ
リングビン２がシャフト１の穴に挿入され、次にシャフ
ト１の上部をパッド９の中央凸部の下面で押えて、上型
のばねｌＯが圧縮されろとともに、下型のエゼクトピン
３も下降し、ばね５が圧縮されろ。上型のパッド９の上
面がホルダ１１の中央凸部の下面に当たるまで押え具を
上型が下降停止するまで下降させると、スプリングビン
２のシャフト１への挿入が終り、押え具の上型を上昇さ
せると、下型のエゼクトピン３が圧縮されたばね５の復
帰で上昇し、シャフト１とスプリングビン２を同時に突
き出して、スプリングビン２の挿入されたシャフト１を
スプリングピン挿入装置から取り出すことが出来る。

なお上記実施例では、丸形状のシャフトにスプリングビ
ンを挿入するものを示したが、他の形状のものであって
もよく、上記実施例と同様の効果を奏する。

〔発明の効果〕

以上のようにこの発明によれば、別設備の押え具を使用
して上下の型を用いてスプリングビンの挿入を行うので
、安全に、早く、確実にスプリングビンの挿入が出来、
また精度の高いものが得られろ効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例によるスプリングビン押入
装置を示す断面図、第２図は従来のスプリングビン挿入
方法を示す斜視図、第３図はシャフトにスプリングビン
を挿入したものを示す斜視図である。 図において、１はシャフト、１ｍは挿入穴、２はスプリ
ングビン、３はエゼクトピン、４は受は金、５はばね、
６は取付部、８はポンチ、９はパッド、９ａは穴、１０
はばね、１１はホルダー、１２はシャンク、Ｉ６は止め
ナツトである。 尚、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. スプリングピンを挿入する穴を有するシャフトを固定す
   ると共に、上記穴に挿入されて上記シャフトの位置決め
   をするエゼクトピンを有する下型と、スプリングピンを
   保持する穴を有し、この穴内を上下動して上記スプリン
   グピンを所定量押し出し、上記エゼクトピンの付勢力に
   抗して上記スプリングピンを上記シャフトの穴に挿入す
   るポンチを備えた上型とからなることを特徴とするスプ
   リングピン挿入装置。