JPH0125663Y2 - - Google Patents

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JPH0125663Y2
JPH0125663Y2 JP505984U JP505984U JPH0125663Y2 JP H0125663 Y2 JPH0125663 Y2 JP H0125663Y2 JP 505984 U JP505984 U JP 505984U JP 505984 U JP505984 U JP 505984U JP H0125663 Y2 JPH0125663 Y2 JP H0125663Y2
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JP
Japan
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screen stencil
template
liquid sealant
workpiece
squeegee
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JP505984U
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JPS60119978U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、スクリーンステンシルを用いた液
体シール剤塗布装置に関するものである。
〔従来技術〕
一般に自動車の変速装置等においては、その構
造上、構成部品の合わせ面のシール性を確保する
必要がある場合があり、そのため従来より、構成
部品間、例えばクラツチハウジングとミツシヨン
ケース間にガスケツトやパツキングを介設するよ
うにしていたが、最近、作業性向上の観点等か
ら、合わせ面に液体シール剤を塗布することが行
われている。そしてこの液体シール剤の塗布装置
の1例としては、塗布ノズルを有する作業ロボツ
トに所定のパターンを描かせ、これにより液体シ
ール剤を塗布面に噴霧塗布するようにしたものが
ある。
また他の塗布装置として、従来、第1図に示す
ようなスクリーンステンシルを用いたものがあ
り、これは所定の塗布バターンを有するスクリー
ンステンシル3の裏面側にワーク27を配置し、
このスクリーンステンシル3表面上に液体シール
剤を供給するとともに、該スクリーンステンシル
3表面上でスキージ14をテンプレート31の外
周面に形成されたガイド面31aに沿つて垂直軸
a回りに回動させ、これによりワーク27の塗布
面に液体シール剤を塗布するようにしたものであ
る。このようなスクリーンステンシルを用いた液
体シール剤塗布装置では、上述の作業ロボツトを
用いたものに比し、コスト的に有利であり、しか
も薄くかつ均一に液体シール剤を塗布でき、量産
に最適であるという利点を有する。
しかしながら従来のスクリーンステンシルを用
いた液体シール剤塗布装置では、ワークの種類が
変わつて塗布パターンが異なるような場合には、
該装置の構造上、スクリーンステンシルとテンプ
レートとをそれぞれ別々に交換する必要があり、
段取替えが煩雑であり、連続作業が困難であると
いう問題があつた。
このような問題を解消する方法としては、スク
リーンステンシルの表面中央にテンプレートを固
着することが考えられるが、この方法では、中央
に塗布面より上方に突出した部分を有するワーク
に対しては適用できないものである。
〔考案の目的〕
この考案は、かかる従来の問題点に鑑み、段取
替えを簡単にでき、しかも中央に塗布面より上方
に突出した部分を有するワークに対しても適用で
きるスクリーンステンシルを用いた液体シール剤
塗布装置を提供せんとするものである。
〔考案の構成〕
そこでこの考案は、スクリーンステンシルを用
いた液体シール剤塗布装置において、スクリーン
ステンシルの枠体上に、内周にスクリーンステン
シルの塗布パターンに対応したガイド面が形成さ
れたテンプレートを一体的に取付け、これをスキ
ージ下方にセツトするようにしたもので、これに
よりスクリーンステンシルの中央部を利用せずに
スクリーンステンシルとテンプレートとを一緒に
交換できるようにしたものである。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図について説明する。
第2図ないし第6図は本考案の一実施例による
スクリーンステンシルを用いた液体シール剤塗布
装置を示す。図において、1は装置フレームで、
該装置フレーム1は主フレーム1aと側部フレー
ム1bとからなり、上記主フレーム1aのほぼ中
央には基フレーム2が取付けられている。この基
フレーム2上には織布に合成樹脂を含浸させてな
るスクリーンステンシル3が載置されており、該
スクリーンステンシル3には合成樹脂を除去して
塗布パターン3aが形成されるとともに、その中
央には貫通穴3bが形成されている。このスクリ
ーンステンシル3は略正方形の外フレーム4及び
略楕円形の内フレーム5の両底面に固着保持さ
れ、又上記外フレーム4の上面にはテンプレート
6がノツクピン7によつて位置決め固定され、該
テンプレート6の内周には上記塗布パターン3a
に対応したガイド面6aが形成されている。また
上記外フレーム4とテンプレート6とは止めねじ
8によつて上記基フレーム2に締付固定されてい
る。
また上記主フレーム1aの上部には下方に延び
るロツド9が固定され、該ロツド9の外周面には
筒状部材10が回転自在に装着されている。この
筒状部材10には水平方向に延びるアーム11が
固着され、該アーム11にはスキージホルダ12
が摺動自在に装着され、該スキージホルダ12に
は該ホルダ12を外方に付勢する付勢部材13が
固着されている。このスキージホルダ12の下端
には反時計方向又は時計方向の回転時に作用する
第1、第2のスキージ14,15が相対向して取
付られ、該両スキージ14,15は左右の側板1
6によつて相互に固定されており、該第1、第2
の両スキージ14,15の下端は上記スクリーン
ステンシル3表面と接触するようになつている。
また上記スキージホルダ12のスキージ14,1
5の上側にはL形のアーム17が止めねじ18に
よつて締付固定され、該アーム17の下端には上
記テンプレート6のガイド面6aと摺接するロー
ラ19が取付られている。また上記筒状部材10
はベルト20によつてモータ21と連結され、該
モータ21によつて回転されるようになつてお
り、以上のようにしてスキージ14,15をテン
プレート6のガイド面6aに沿つて垂直軸a回り
に回転させる駆動機構22が構成されている。
さらに上記主フレーム1aの上端部には液体シ
ール剤23を収容した容器24が載置固定される
とともに、該容器24の背後には液体シール剤2
3を一定量ずつ送出する送出シリンダ25が配設
されており、上記送出された液体シール剤23は
パイプ26を通つて上記スクリーンステンシル3
表面上のスキージ14,15の間に供給されるよ
うになつている。一方上記側部フレーム1bには
塗布面27aの中央に突起部27bを有するワー
ク27を載置する載置台28が設けられ、該載置
台28は搬送機構29によつて第2図に実線で示
すセツト位置Aと一点鎖線で示す中間位置Bとの
間で搬送されるとともに、昇降機構30によつて
中間位置Bと第2図に2点鎖線で示す塗布作業位
置Cとの間で昇降されるようになつている。
次に動作について説明する。
セツト位置Aにおいて載置台28にワーク27
を載置すると、該載置台28は搬送機構29によ
つてセツト位置Aからスクリーンステンシル3下
側の中間位置Bまで送られ、昇降機構30によつ
て該中間位置Bから塗布作業位置Cまで上昇せら
れ、これによりワーク27の塗布面27aはスク
リーンステンシル3裏面に接触する。またスクリ
ーンステンシル3表面上にはスキージ14,15
間に送出シリンダ25によつて容器24からの液
体シール剤23が一定量送給され、ワーク27が
塗布作業位置Cに来ると、モータ21が回転し、
上記スキージ14又は15はテンプレート6のガ
イド面6aに案内されながらスクリーンステンシ
ル3表面上を移動し、供給された液体シール剤2
3をワーク27の塗布面27aに塗布する。そし
てスキージ14又は15が1回転し、液体シール
剤23の塗布が完了すると、載置台28は昇降機
構30によつて中間位置Bに下降せられ、搬送機
構29によつて元のセツト位置Aまで戻されるの
で、この載置台28からワーク27を取り出せ
ば、液体シール剤の塗布が完了したワーク27を
得ることができる。
以上のような本実施例の装置では、テンプレー
トとスクリーンステンシルとを一体化して装置に
取付けるようにしたので、ワークが変わつた場合
にこのテンプレートとスクリーンステンシルとを
一緒に交換することができ、段取替えが簡単であ
り、連続作業が可能となる。しかもテンプレート
の内周にガイド面を形成し、これをスクリーンス
テンシルのフレームに固定するようにしたので、
スクリーンステンシルの中央を利用することな
く、テンプレートとスクリーンステンシルとを一
体化でき、その結果中央に塗布面より上方に突出
した部分を有するワークに対しても適用できる。
なお本考案は上記実施例に限定されるものでは
なく、種々の変形・変更が可能であり、例えばス
クリーンステンシル中央の貫通穴は必ずしも設け
なくてもよく、また液体シール剤の供給機構は上
記実施例と異なるものであつてもよい。
〔考案の効果〕
以上のように本考案に係るスクリーンステンシ
ルを用いた液体シール剤塗布装置によれば、スク
リーンステンシルの枠体上に、内周にスクリーン
ステンシルの塗布パターンに対応したガイド面が
形成されたテンプレートを一体的に取付け、これ
をスキージ下方にセツトするようにしたので、段
取替えを簡単化でき、しかも中央に突起部を有す
るワークに対しても適用できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のスクリーンステンシルを用いた
液体シール剤塗布装置の全体構成図、第2図は本
考案の一実施例によるスクリーンステンシルを用
いた液体シール剤塗布装置の全体構成図、第3図
及び第4図はそれぞれ上記装置の要部断面正面図
及び要部断面側面図、第5図は上記装置の一部平
面図、第6図は第5図のA−A線断面図である。 3……スクリーンステンシル、3a……塗布パ
ターン、4,5……フレーム(枠体)、6……テ
ンプレート、6a……ガイド面、14,15……
スキージ、22……駆動機構、23……液体シー
ル剤、27……ワーク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所定の塗布パターンを有しその裏面側にワーク
    の塗布面が配置されるスクリーンステンシルと、
    該スクリーンステンシルを固定する枠体と、内周
    に上記塗布パターンに対応したガイド面を有し上
    記枠体にスクリーンステンシル上側にて取付けら
    れたテンプレートと、上記スクリーンステンシル
    表面上に配設されその移動によつて上記スクリー
    ンステンシル表面上の液体シール剤を上記ワーク
    の塗布面に塗布するスキージと、該スキージを上
    記テンプレートのガイド面に沿つて垂直軸回りに
    回動させる駆動機構とを備えたことを特徴とする
    スクリーンステンシルを用いた液体シール剤塗布
    装置。
JP505984U 1984-01-17 1984-01-17 スクリ−ンステンシルを用いた液体シ−ル剤塗布装置 Granted JPS60119978U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP505984U JPS60119978U (ja) 1984-01-17 1984-01-17 スクリ−ンステンシルを用いた液体シ−ル剤塗布装置

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JP505984U JPS60119978U (ja) 1984-01-17 1984-01-17 スクリ−ンステンシルを用いた液体シ−ル剤塗布装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60119978U JPS60119978U (ja) 1985-08-13
JPH0125663Y2 true JPH0125663Y2 (ja) 1989-08-01

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JP505984U Granted JPS60119978U (ja) 1984-01-17 1984-01-17 スクリ−ンステンシルを用いた液体シ−ル剤塗布装置

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