JPH01255971A - レイアウト処理システム - Google Patents

レイアウト処理システム

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JPH01255971A
JPH01255971A JP63083011A JP8301188A JPH01255971A JP H01255971 A JPH01255971 A JP H01255971A JP 63083011 A JP63083011 A JP 63083011A JP 8301188 A JP8301188 A JP 8301188A JP H01255971 A JPH01255971 A JP H01255971A
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image
layout
input
album
images
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JP63083011A
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English (en)
Inventor
Shunichi Tamai
玉井 俊一
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えば複数の写真のプリント等の原稿画像を
読み取って、−枚の紙面に納めるようにレイアウトを行
ない、例えばアルバム等を完成するようなレイアウト処
理システムに関する。
[従来の技術] コンピュータによるレイアウト処理システムの代表的な
例として、新聞紙面のレイアウト処理システムがある。
このシステムは、不特定の文字数(従って、行数)文章
を効率良くレイアウトするために開発されたもので、そ
の構成は膨大なものとなっている。
一方、複数の写真なあつめて一枚の台紙に張り付けたア
ルバムの作成は、人がアルバムの台紙に実際の写真をレ
イアウトし、貼り付けるというのが現状である。
このように、アルバム作成に対して機械化が進んでいな
い理由は、新聞のレイアウトシステムがコストを度外視
して設計されているために、アルバム作成という個人的
な作業の領域には、なじみにくいという理由があるので
あろうが、本質的な理由は次の点にあると考えられる。
即ち、新聞紙面のレイアウトシステムは文章を扱うのが
主体であるのであるが、この文章というものは意外に融
通性があり、わづかのスペースにも、例えば1行若しく
は2行の文章を挿入することが許されてl/)るのに対
し、アルバムに張り付ける写真は、極端な縦長若しくは
横長というものはなく大体写真を見て楽しみことができ
るような縦横のひろがりを持っている。また、文章では
、行単位であるために、自由に文章を区切って狭い紙面
にも挿入できるのに対し、写真というものは、そのよう
に自由な場所で区切るということはおよそ意味がなくな
る。このように、アルバム作りのレイアウトの融通性は
低いということができる。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、このようなアルバム作りに代表されると
ころの、縦横に一定のひろがりをもち、自由な切り取り
が許されないような複数の画像のレイアウト処理は、上
述したように人手にたよっていたために、 ■:貼り付けのレイアウトが台紙に入るかどうか試さな
ければならない。
■ニブリント写真の大きさによって占有面積が決ってし
まう。
■:例えば、旅行へ行って撮って来た写真をアルバムに
貼るときに、その場所のパンフレットとかガイドブック
のさし絵、あるいは地図等を一緒に貼っておきたいと考
えることがある。ところが、この場合、パンフレットや
ガイドブック等を切り抜かねばならない。
■:写真の被写体の一部だけを貼りたい場合、プリント
写真を切り抜かねばならず、切るのに失敗したときは、
再度プリントを焼くしか方法がない。
■ニ一連のプリントをアルバムに貼り付けるには、多く
の時間と労力を必要とする。
■二文字を記入する場合でも、直接書き込める台紙もあ
るが、直接書き込めないような台紙もある。そして、例
えばワードプロセッサ等を使用してきれいな字を記入し
ておきたいというような場合には、−度、別の薄い紙等
に書くかあるいは印字し、それを切り取って貼らなけれ
ばならず、プリント写真の上に記入するのも困難である
■:人手によるアルバムは通常一部作るだけで精−杯で
あり、複数部数件ることは労力と時間とコスト等を考え
れば不可能と言わざるを得ない。
そこで、本発明は、上記の従来の問題点を解決するため
に提案されたものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明によれば、対象画像を入力する入力手段と、画像
を出力する出力手段と、出力手段に出力するための画像
を記憶する記憶手段と、入力された前記対象画像の形状
と前記入力手段によって入力された対象画像の数とに基
づいてレイアウトを発生するレイアウト発生手段と、前
記記憶手段内の、前記発生されたレイアウト内の割り当
て位置に、入力された対象画像を割り当てる割り当て手
段とを有することを特徴とする。
[実施例] 以下、添付図面を参照して本発明に係る実施例を詳細に
説明する。この実施例システムは、例えば第7図の(a
)〜(0)、第8図、第9図(a)、(b)に示したよ
うなレイアウトに従って、入力した原稿画像を適宜縮小
しながら合成していくというものである。
〈実施例システムの構成の概略〉 第1図に本発明の実施例の概念図、第2図に本実施例に
用いた装置のブロック図を示す。第1図と第2図とを対
比しつつ、各構成要素を説明する。。
1は画像入力部であって、第2図のカラースキャナ15
に相当する。カラースキャナ15は、その詳細を第3図
に示され、写真のプリント、フィルム等の反射原稿、透
過原稿、及び本、雑誌等の厚手の反射原稿を読み取れる
装置である。尚、ネガフィルム等の透過原稿を入力する
ときは、第4図に示したスキャナを使う、2はキー入力
部であって、第2図のキーボード16.デジタイザ17
に相当し、このシステムの使用者が操作の指示等を入力
する部分である。10は画像出力部であって、画像入力
部1から入力された画像、レイアウト部7で作られた画
像及びその画像の各編集段階での画像を出力する部分で
ある。この画像出力部10は第2図のシステムでは、カ
ラーTVモニタ22のような画像表示装置に相当する。
11は印刷部である。この印刷部11が受ける制御演算
部3からの信号は、画像出力部1oが受けるものと同等
であるが、第2図のシステムでは、画像をハードコピー
するものとして、第6図に示したようなレーザー記録方
式のカラープリンタ23を用いた。
3は制御演算部で、第2図のシステムではCPU18.
ROM19.RAM20.イメージメモリ部21に相当
し、各種制御演算記憶を行なう部分である。4は切抜き
部で、入力された画像を使用者の意図する形状、大きさ
に切抜く部分である。この切り抜き部は、第2図のシス
テムではROM19中にプログラムとして組み込まれて
いる。5は自動レイアウト発生部で、後で詳しく説明す
るように、入力された画像及びアルバムの貼付は部分の
縦横の距離から自動的に1頁に必要な画像重てを入れた
レイアウトを作る部分であり、第2図のシステムではR
OM19中のプログラムとして組み込まれている。6は
画像変形部で、自動的にレイアウトされ出力された画像
に対して、その任意の部分を使用者の意図する大きさ1
位置、向きに変形するもので、第2図のROM19中に
プログラムとして組み込まれている。7は画像重ね合成
部で、画像変形部6で複数の画像が重なってしまった、
あるいは、意図的に使用者が重ね合せた場合に、各部分
画像の優先度の高い画像を出力する部分で、これも、第
2図のシステムではROM19中にプログラムとして組
み込まれている。8は表示優先度変更部で、例えば2つ
の画像が重なっている場合、2画像を指定することによ
って表示優先度を変更することができ、上になっていた
画像と下になっていた画像の重なっていた部分を入れ替
えて表示させる機能を有する。9は文字発生部で、キー
入力部2より入力されたコードから指定の大きさで文字
を作り、画像の指定位置に重ね合わす機能を持つ。この
文字発生部は、第2図のシステムではROM19内に文
字なフォントデータとして持っている。
くカラースキャナ〉 第2図に示したシステムのカラースキャナ15について
第3図を用いて説明する。
30は例としてIrA B CJIと書かれた原稿、3
1はその原稿を載置するプラテンガラス(原稿台)であ
る。32はロッドアレイレンズであって、ハロゲン露光
ランプ33により露光走査された原稿からの反射光像を
集光して、フルカラーセンサ34に画像入力するための
ものである。上記の32.33,34.35とが原稿考
査ユニット36として一体となって、矢印A方向に露光
考査する。露光考査しながら1ライン毎に読み取られた
カラー色分解画像信号は、センサ出力信号増巾回路35
により所定電圧に増巾されたのちに、信号線501によ
りビデオ信号処理ユニット37に入力され、ここで信号
処理される。501は信号の忠実な伝送を保証するため
の同軸ケーブルである。502はフルカラーセンサ34
の駆動パルスを供給する信号線であり、センサ34で必
要とされる全ての駆動パルスはビデオ処理ユニット37
内で生成される。
38.39は夫々、画像信号の白レベル補正、黒レベル
補正のための白色板及び黒色板である。
これらの補正は、これらの板38.39をハロゲン露光
ランプ33で照射することにより、それぞれ所定の濃度
の信号レベルを得ることができるように、ビデオ信号の
白レベル補正、黒レベル補正がなされる。40はマイク
ロコンピュータを有するコントロールユニットである。
このコントロールユニット40の機能は、 バス50Bを介して、操作パネル41における表示とキ
ー入力制御、並びにビデオ処理ユニット37の制御、 ポジションセンサ42.43により原稿走査ユニット3
6の位置を信号線505を介して検出し、 更に、信号線503により、原稿走査ユニット36を移
動させるためのステッピングモータ44をパルス駆動す
るステッピングモータ駆動回路60の制御、 信号線504を介しての、露光ランプドライバー61に
よるハロゲン露光ランプ33のON10FF制御と光量
制御、そして 表示部の制御等、カラースキャナ15の全ての制御を行
なっている。
原稿露光走査時に前述した原稿走査ユニット36によっ
て読み取られたカラー画像信号は、増巾回路35、信号
線501を介してビデオ処理ユニット37に入力され、
本ユニット37内で種々の処理を施され、インターフェ
イス回路45を介して送出される。
〈フィルムプロジェクタ〉 また第4図にフィルム等のような透過原稿を入力するた
めに、フィルムプロジェクタ50を搭載し接続した場合
の構成を示す。第3図と同一番号は同一構成要素である
。原稿台31の上に、反射ミラー51.フレネルレンズ
52.拡散板53等より構成されるミラーユニットを載
置し、フィルムプロジェクタ50より投影されたフィル
ム57の透過光像な、前述の原稿走査ユニット36で矢
印B方向にスキャンしながら反射原稿と同様に読み取る
ことができる。プリント写真を読み取るよりも、直接フ
ィルムから読み取った方がより忠実に原稿を読み取るこ
とができる。
フィルム57はフィルムホルダー56で固定されており
、またランプ55はランプコントローラ54によりON
10 F F及び点灯電圧等の制御が行なわれるべく、
コントローラ40内のマイクロコンピュータ(不図示)
のI10ボートより信号線59を介して制御信号が送ら
れる。なお58は前記ランプ55より発せられる光を集
光するコンデンサレンズである。
フィルム原稿を読み取る場合はフィルムプロジェクタ−
50にそのフィルム原稿をセットし、そのフィルムの種
類に応じて、操作パネル41中のネガフィルムキー47
、あるいはポジフィルムキー48を押下し、次にスター
トキー46を押下する。また、−11Qのプリント写真
若しくは印刷物等の反射原稿を読み取る場合は、原稿を
原稿台31上にセットし、スタートキー46を押下すれ
ばよい。
カラースキャナ15は、先ずプリスキャンを行なって、
原稿のある矩形領域を検出し、次に、2回目のスキャン
を行なって対象となる矩形領域を、縦横1024X10
24画素(7)R,G、B各々8ビットの精度で読み取
る。但し、透過原稿に対しては原稿台ガラス31面上で
一般の写真プリントのサービスサイズの大きさに投影さ
れるように投影レンズ58及び反射ミラー51を調整し
であるが、マニュアル操作にて、投影の大きさを変更す
ることが可能である。
〈イメージメモリの構成〉 読み取られたデータは、CPU18を介してイメージメ
モリ部21に書き込まれ、同時に、トリミング等のため
に、カラーTVモニタ22に表示される。
第5図はイメージメモリ部21及びその周辺の構成を概
略的に表わしたブロック図である。
62〜69は、各々1024x1024x8ビツトの構
造をもつイメージメモリである。CPU18からの指令
によりイメージプロセッサ61が動作すると、イメージ
メモリコントローラ60を介して、#1イメージメモリ
〜#8イメージメモリを任意に選択して、画像信号の入
出力を行なうことができる。さらに、任意のイメージメ
モリ間でのデータ転送、リアルタイム演算も可能である
70はプライオリティコントローラで、カラーTVモニ
タ22に表示する際に、各#1〜#8のイメージメモリ
に出力の優先順位を与える部分である。例えば、#lイ
メージメモリの画像と#2イメージメモリの画像を同時
に表示する場合、#2イメージメモリの方が優先度が高
いとすれば、画像の重なる部分については、#2イメー
ジメモリの画像が表示され、#1イメージメモリの画像
は表示されない、但し、CPU18からプライオリティ
コントローラ70への制御信号72により、各#1〜#
8のイメージメモリの優先度は変更可能であり、また、
ビデオインターフェイス71を介して、カラーTVモニ
タ22にリアルタイムで、優先順位変更後の画像を表示
することができる。
このブライオリチーコントローラ70は、実施例システ
ムでは、写真、フィルムや印刷原稿等といった一般原稿
画像の他に、背景や文章等もアルバムに印刷出力可能に
なっており、この原稿画像と背景と文章間に優先順位を
与えるためにある。
本実施例では、スキャナ15から読み取った原稿画像は
、原則的には、R(赤)のデータは#lイメージメモリ
へ、G(緑)のデータは#2イメージメモリへ、B(青
)のデータは#3イメージメモリへ格納しており、当然
ながらこれら3つのイメージメモリ間では優先順位は同
じである。
くカラープリンタ〉 ここで本実施例に使用したカラーレーザープリンタに関
して、その概略を第6図に示す。
イメージメモリ部210CPU 18からのビデオ信号
700は、ビデオ信号処理ユニット701にインターフ
ェイス703を介して入力される。
このビデオ処理ユニット701では画像に対する種々の
処理を施し、また必要な駆動パルスも全て生成する。こ
こで画像信号は、プリンタコントローラ701を介して
スキャナ部711に送られる。スキャナ部711は、画
像信号を光信号に変換するレーザ出力部、多面体(例え
ば8面体)のポリゴンミラー712.このミラーを回転
させるモータ(不図示)、及び結像レンズ713等で構
成されている。714はレーザ光路を変更する反射ミラ
ー、715は感光ドラムである。レーザ出力部より射出
されたレーザ光は、ポリゴンミラー712で反射され、
レンズ713及びミラー714を通って感光ドラム71
5の面を線状に走査(ラスクスキャン)して、原稿画像
に対応した潜像を形成する。
また717は一次帯電器、718は全面露光ランプ、7
23は転写されなかった残留トナーを回収するクリーナ
部、724は転写前帯電器である。726はレーザ露光
によって感光ドラム715の表面に形成された静電潜像
を現像する現像器ユニットである。731Y、731M
、731C,7318には、感光ドラム715と接して
直接現像を行なう現像スリーブである。730Y。
730M、730C,7308には予備トナーを保持し
ておくトナーホッパー、732は現像材の移送を行なう
スクリューコンベアである。
上述の部材は現像器ユニットの回転軸Pの周囲に配設さ
れている。例えばイエローのトナー像を形成するときは
、現に本図に示した位置でイエロートナー現像を行ない
、マゼンタのトナー像を形成するときは、現像器ユニッ
ト726を図の軸Pを中心に回転して、感光体715に
接する位置にマゼンタ現像器内の現像スリーブ731M
を配設させる。シアン、ブラックの現像も同様に動作す
る。また716は感光ドラム715上に形成されたトナ
ー像を用紙に転写する転写ドラムであり、719は転写
ドラム716の移動位置を検出するためのアクチュエー
タ板、720はこのアクチュエータ板719と近接する
ことにより転写ドラム716がホームポジションに移動
したのを検出するポジションセンサ、725は転写ドラ
ムクリーナ、727は紙押えローラ、728は除電器、
729は転写帯電器である。
一方、735.736は用紙(紙葉体)791を収納す
る給紙カセットである。737,738はカセット73
5,736から用紙を給紙する給紙ローラである。73
9,740,741は給紙及び搬送のタイミングローラ
であり、これらを経由して給紙、搬送された用紙は紙ガ
イド749に導かれて転写ドラム716に巻き付き、像
形成過程に移行する。また550は回転モータであり、
感光ドラム715と転写ドラム716を同期回転する。
750は像形成過程終了後、用紙を転写ドラム716か
ら取りはずす剥離爪、742は取りはずされた用紙を搬
送する搬送ベルト、743は搬送ベルト742で搬送さ
れて来た用紙を定着する画像定着部であり、一対の熱圧
力ローラ744.745を有する。
[以下余白] く自動レイアウト〉 ここで、本実施例に特有の自動レイアウト処理の概略に
ついて、第7図、第8図等を用いて説明する。その詳細
は′、制御手順の説明により明らかになるであろう。
自動レイアウト処理の基準は次のようにした。
CI)アルバム台紙の1頁にレイアウトされた画像群に
外接する矩形領域が、なるべくアルバム形状に近く(相
似系)なるようにする。
(II)スキャナ等から入力された順に画像をレイアウ
トするものとし、この場合、レイアウト面の左から右へ
、上から下へというシーケンスに従って埋めていく。
(m)入力された画像群の大小比を一定に保つ。
(TV)レイアウト後の状態における外接する矩形領域
中で、画像の占める割合が、できるだけ偏らないように
し、しかも、画像同士は重ならないようにする。
(V)例えば、第7図の(f)のようにレイアウトが決
定したとしても、そのレイアウトの画像Eのように、上
部に詰められるスペースあっても、EをC側に詰めない
ことにより、Dの最下点とEの最上点を合わせるように
する。
第7図を用いて、自動レイアウト処理について更に具体
的に説明する。同図には、入力画像が5枚(A、B、C
,D、E)の場合のレイアウト例が15例示されている
。入力画像A、B、C。
D、Eはこの順で入力されたものである。図中の破線で
描かれた外枠は各レイアウトされた画像群に外接する矩
形を示す。従って、上述の(I)の基準に従えば、例え
ば第7図に示したように15通りのレイアウトパターン
を試行して、このなかから、外枠の矩形の縦横比が最も
アルバムの縦横比に近いレイアウトを選択する。このよ
うにして選択されたレイアウトに対して、次に、(IV
)の基準に従って、例えば(b)、(d)、(i)。
(m)のように大きな空白領域があるものは除外する。
紙面をできるだけ有効に利用するためである。大きな空
白領域があるか否かを判別するには、まとまった空白の
矩形領、域の全面積が一定の閾値(画素数で比較)以上
であるか否かで決定することとする。
さて、(V)の基準に従えば、いかなるレイアウト状態
でも、全画像は、横方向に1列づつ並んだものの集りと
して考えることができる。従って、第8図のように、こ
の1つ1つの列に、i(iは正の整数)という番号付け
は可能である。
尚、第8図のレイアウト状態は最適にレイアウトされた
ものというわけではない。何故なら、実際のアルバムの
縦横比に合致するか分らないからである。第8図におい
て、列iに属する画像の数を、DDT (i)とすると
、例えば第1列目では、DDT (1)=4、第4列目
では、DD、T(4)=5である。
そこで、i列目で、左側から5番目の画像の横の長さを
DIMy(j、i)と表示し、縦の長さをDIMt(j
、f)と表示するとすると、この2つの配列DIMy(
j、i)、DIMT(j、i)がレイアウト状態そのも
のを表現することになる。即ち、レイアウト配列には、
必ず読み取り順に画像が配置されるから、(j、i)で
特定される上記配列の各要素は、必ず1つの画像と関連
付けられる。
そして、もし、1つのレイアウトに詰め込みたい画像の
数をDCNTで表わせば、 i=1.・・、DCNT j=1.・・、DCNT である。即ち、レイアウト状辱を表わす2つの配列DI
My(j、i)、DIMT(j、i)は夫々、マトリク
スと考えれば、1xDCNTからDCNT×1まで変化
する。従って、配列DIMy(j。
i)、DIMT(j、i)とが決まると、このレイアウ
ト状態での、外接する外枠の横の長さYYは、各列につ
いて、各画像の横の長さDIMy(j、i)の和を求め
、その中で最大のものである。即ち、存在する列数なり
ANとすれば、i列目の画像数はDDT (i)で表現
できるから、・・・・・・ (1) である。ここで、M^×は集合のなかの最大要素をとる
関数である。また、この枠の縦の長さTTは、各列の中
で最大の縦の長さD I MT(J 、l )のものの
全列についての和である。即ち、・・・・・・(2) である。そして、あるレイアウト状態DIMy(j、i
)、DIMt(j、i)が、前述の(I)の基準を満た
すとは、アルバムの縦横の長さを夫々、ATT、AYY
とすれば、 である。
入力された画像数が大であればあるほど、(3)式を満
足するレイアウトを見つけるのは困難になる。そこで、
この実施例では、最適レイアウト状態を見付けるに際し
、最初は全画像を、第7図の(a)のように横1列に並
べ、このレイアウト状態での上記YY、TT (区別を
付けるために、YY+ 、TT’+ とする)を演算し
て、となるかを調べる。最初は、第9図に示すように横
1列に並べたのであるから、TT、の方が相対的に小さ
い可能性が十分高いから、当然ながら、(4)式は成立
しないであろう。そこで、レイアウトを第7図(a)か
ら(b)のように変える。
これは、前記(II)の基準に従うものである。即ち、
(a)の状態での一番右側のEの画像を、第2列目の一
番左に移すのである。ここで、前回のレイアウト状態を
区別を付けるために、DIMYI(j、i)、DIMY
I(j、i)とすると、第7図(b)の状態はDIMy
□(j、f)、D IM?2(j、i)で表わされる。
DIMy+(J、1) 。
DIM□(j、i)から、DIMya(j、N。
DIMt2(j、1)を作成するのは、配列要素のシフ
トで実現される。即ち、一番左についてのみ記せば、 DIMY2(1,i+1) =  D IMYI (DDT(i)、i)DIMT2
(1,i+1) =  D IMt+ (DDT(i)、i)であり、各
列の画像数D D T (i)及び列数DANは、 DDT(i)   =DDT(i)−1D D T (
i+1)  = D D T (Di)  + 1DA
N      =DAN+  1 で表現できる。そして、このあたらしいレイアウト状態
で、(1)、(2)式に従って、そとわくの横縦の長さ
YY2 、TT2を演算し、(4)式が成立するかを調
べる。第7図にも示すように、何回かレイアウト状態を
変えていくと、やがて(4)式が成立するときが来る。
即ち、第9図の(b)の状態に近くなる。かかる状態で
は、アルバムの台紙と、レイアウトの外接四角形は大体
相似関係にあるから、拡大、縮小すればよい。
〈制御手順〉 本システムのCPU 18における制御をフローチャー
トに基づいて説明する。
先に操作者側の操作を説明すると、まず、アルバムに貼
りたい画像(写真プリント、ネガフィルム、ポジフィル
ム、雑誌等)を用意する。そして、電源を投入して装置
を立ち上げる。電源投入によりCPU18による制御(
第11図)が開始される。
ステップS1でイメージメモリ等の初期化を行ない、ス
テップS3で、CPU18はROM19からアルバムの
サイズを聞き出すためのガイド画面を発生するプログラ
ムを読み出して実行し、アルバムサイズのメニューをC
RT24に表示して、操作者からの入力を待つ。第13
図はそのCRT24の画面内容を表わしている。この画
面を見て、使用者はキーボード16のカーソルキー(不
図示)もしくは、デジタイザ17を用いてアルバムのサ
イズ及び縦形か横形かを選択する。但し、ガイド画面に
希望のサイズが無い場合、「その他」の項を選択し、縦
横のサイズをmmの単位でキーボード16の数値キー(
不図示)より入力する。
ステップS4で、ここでCPU18は、CRT24に画
像入力モードになったことを知らせるメツセージを表示
して、カラースキャナ15からのデータ入力待ち状態に
なる。ステップS5は、予定の全原稿を読み取ったこと
を確認する。ステップS6でのスキャナ15による画像
読み取り、そして、ステップS7でのその読み取り画像
のモニタ22への表示は前述した通りである。操作者は
、TVモニタ22に表示された画面を見て読み取り状態
を確認できる。
ステップS8では、データの読み直しを行なう必要があ
るかを聴くためのメツセージをCRT24に表示し、利
用者に選択してもらう。再入力のときは、ステップS1
2で、イメージメモリをクリアしてから、ステップS5
に戻る。
ステップS6で読み取った画像が問題なければ、ステッ
プS9に進み、CPU18はトリミングを行なうかどう
かを操作者に聴くためのメツセージをCRT24に表示
する。トリミングは、デジタイザ17から、自由形状が
指定できる。また、本システムには矩形、多角形、円、
楕円等の基本形状が用意されており、カラーTVモニタ
22上に表示されるメニュー欄(不図示)の中から、デ
ジタイザ17を用いて形状を選択指定することもできる
例えば、カラーTVモニタ22上のメニューから、基本
形状中の矩形を選択した場合に、カラーTVモニタ22
上にグラフィックカーソル(不図示)が表示される。デ
ジタイザ17上での操作者によるタッチの移動距離に比
例して、このグラフィックカーソルも画面上を移動する
。そこで、グラフィックカーソルを所望する矩形のトリ
ミング領域の1頂点に移動し、デジタイザ17のボタン
(不図示)を押す。
次に、デジタイザ17上でタッチを移動するとモニタ2
2の画面上に矩形の枠が表示される。この表示枠は、先
に指定した点と現にタッチしている点とが互いに対角を
なすような矩形であり、デジタイザ17を移動するごと
に、この矩形枠も変化していく。そして、所望の大きさ
のところでデジタイザのボタンを押すことにより、トリ
ミング部分を決定できる。
なお、上述のグラフィックカーソル及び枠のモニタ22
への表示は、CPU18が発生したグラフィックカーソ
ル等を#4イメージメモリに書き込み、この#4イメー
ジメモリの表示優先度な#1イメージメモリ〜#3イメ
ージメモリよりも上げることにより実現している。
このようにして決定されたトリミング枠に従って、ステ
ップSIOでトリミングを行なうと、指定された枠内の
各画素データはそのままで、その枠の外側は値“O”で
置換され、結果としてカラーTVモニタ22はトリミン
グされた画像が表示される。
このようにして入力画像が固定されると、CPU 18
はステップSllで、その画像のサイズ(画素単位)と
画像データとを、ハードディスク25に格納する。但し
、トリミングにより固定された画像データ領域が矩形で
ない場合は、この矩形でない領域に外接する最小の矩形
領域を画像データ領域とみなして、この領域内のデータ
をディスク25に記憶するものとする。尚、本実施例で
は、ハードディスク25を使用したが、データを一時記
憶しておけるものならば、他のもの、フロッピディスク
または追記型の光ディスク、磁気テープでもさしつかえ
ない。
次に、ステップS12で、次の入力のために、#1イメ
ージメモリ〜#4イメージメモリをクリアして、ステッ
プ85以下で、次の原稿を読み取る。
全原稿画像を読み終わると、ステップS13に進み、操
作者に1頁分のアルバム台紙に何枚の画像を載せるかを
聴き、その数DCNTの入力を待つ。ステップS14で
は、ステップSllで格納されたDCNT個分の各画像
の縦長さ、横長さ、縦横比をディスク25から読み取っ
てRAM20に格納する。ステップS15では、このD
CNT個の画像を自動的にレイアウトし、ステップS1
6では操作者に編集を許し、ステップS17で、その1
頁分を出力する。このステップ313〜ステツプS17
の制御を、ステップS18でディスク25に格納されて
いる全画像に対して終了されたことを検知するまで続行
する。
レイアウトの11 第12A図、第12B図を用いて自動レイアウトの制御
について説明する。
ステップS20で、前述の2つの配列の領域を確保する
。ステップS21では、アルバムの1頁に入れる原稿画
像の数が1であるかを調べる。
DCNTが1”であるときは、ステップS50でレイア
ウト補正を行なう。即ち、この場合は原稿そのものがレ
イアウトになるから、1枚の原稿をアルバムに入れられ
るように、画像の縮小を行なうためである。そのために
、まず、その1枚の画像の縦横の実長TT、YYが、ア
ルバムサイズATT、AYYより大きいかどうかを判断
する。画像がアルバムサイズより大きい場合は、画像の
中心がアルバムの上下方向の中間にくるようにレイアウ
ト位置(画像データのイメージメモリへの書き込み位置
)を算出するのである。
ステップS52では、その画像がアルバム内に収まるよ
うな縮小倍率を算出して、ステップS54ではその画像
のデータを上記縮小倍率に従って縮小し、ステップS5
6で、#1〜#3イメージメモリに縮小画像を書き込み
、ステップS58で、カラーTVモニタ22に表示する
ステップS21で、DCNTが2つ以上の場合を説明す
る。まず、前述したように、ステップS14で入力され
た各画像の縦横長等を、画像が横一列に並んだレイアウ
ト状態を想定して、前記2つの配列DIMy+(j、i
)、DIMTI(J。
i)にセットする(ステップ522)。そして、ステッ
プS23で、(1)、(2)式に従って、外接する矩形
のYY、、TT、、縦横比TYIを計算して、レイアウ
トを保存する。
ステップS24で、(4)式に従って、アルバムの縦横
比ATYとレイアウトされた領域の外接矩形の縦横比T
Y、とを比較する。
TY、≦ATY であるときは、第9図(b)で説明したように、おおむ
ね良好なレイアウトが得られたという場合であり、ステ
ップS50に進む。
TY、>ATV であるときは、再レイアウトが必要と考え、まず、ステ
ップS25で、注目している列に含まれる画像数DDT
  (N)(Nは注目列を指す変数で、最初は1)を調
べる。もし、注目列の画像数DDT  (N)が1でな
いときは、前述したように、その注目列の右端の画像を
、一つ次の列の左端へ移動さぜた状態(例えば、第7図
(b)の状態)を想定する。そして、ステップS32で
、現在の注目列の位置Nの次の列N+1の画像数DDT
(N+1)を調べる。
第7図の(a)から(b)に移行するようなときは、こ
のDDT (N+1)が“O”であるから、ステップS
33で列数な示す変数DANをカウントアツプする。ま
た、(b)から(c)へ移行するときは、DDT (N
+1)は“○”でないから、DANはそのままである。
ステップS34では、その注目列の右端の画像を、一つ
次の列の左端へ移動させた状態で、新たな配列D IM
Y2 (j、i)、D IMt□(j、i)を作る。そ
して、ステップS35で、新たにレイアウトされた位置
に基づいて、外接する矩形領域の縦(TT2)、横(y
y、) 、縦横比(TY。
=YYz /TTx )を算出する。
次に、ステップS36で、この新たなレイアウトD I
 M yz、 D I M T2に基づいて空白領域を
算出し、閾値と比較する。ステップS36で、もし空白
領域が閾値よりも大きい場合は、そのレイアウトは適正
ではないと判断し、ステップS25に戻り、前述したア
ルゴリズムに従って、新しいレイアウトを考える。
ステップS36で、空白領域が適正範囲内にあるときは
、ステップS37で、アルバムの縦横比ATVと外接枠
のTY2とを比較する。もしアルバムの縦横比(ATV
)の方が小さい場合は、ATY<TY2 ステップS38に進む。ここでは、注目列の横の長さ、 と注目列の次の列の長さ を比較し、もし、注目列の方が短ければ、ステップS3
9で注目列を一行次の列へ移動する。このような場合と
は、第7図の(e)のN=1の場合である。また、注目
列の方が長ければ、注目列はそのままである。
次に、ステップS40で、今まで計算しておいた外接す
る2つの矩形の縦横比(TY、。
TY2 )の夫々と、アルバムの縦横比(ATY)との
それぞれの差を比較する。即ち、前回のレイアウト配列
DIMYI、DIMア、と、今回のレイアウド配列D 
I MY2. D I MT2とで、どちらがよりアル
バムに相似であるかを判断する。その差の小さい方がア
ルバムにより相似である。
ステップS40でYESのときは、今回のレイアウト配
列D I MY2. D I MT2の方が相似である
ということであるから、ステップS41で、前回の縦、
横、縦横比TT1.YYI、TY+を今回のTT2 、
YYl、TY2で更新する。ステップS40でNOのと
きは、前回のレイアウト配列DI M y+、 D I
 MT+の方がアルバムに相似であるということである
から、TT、、YYI 、TYIを保存する。かつ、そ
のレイアウト状態も記憶しておく。そして、ステップS
25に戻り、再び前述の制御を繰返す。
一方、ステップS37においてアルバムの縦横比が想定
されたレイアウトの外接する矩形領域の縦横比よりも大
きくなったときは、即ち、ATV≧TY。
ステップS42に進む。上式が成立するときとは、これ
以上の縦長な方向へのレイアウト変更は必要無いことを
意味するから、これまでに想定されたレイアウトのうち
で、一番アルバムの縦横比(ATY)に近い比(TYI
)と、直前に想定したレイアウトの縦横比(’ry、)
を、それぞれアルバムの縦横比ATVとの差をとって比
較する。
そして、ステップS43.ステップS44で、最もアル
バムの縦横比(ATV)に近い方のレイアウトを採用す
る。
尚、ステップS25でDDT (N)=1となり、N=
1でないときに、ステップS27に進み、N=1とする
のは、注目列(N)に関してはDDT (N)=1であ
るから、これ以上、注目列の右端の画像を次の列N+1
の左端に移動することができないから、注目列をトップ
にもってくるためである。
さて、第7図を例にとって、本処理の流れを概略的に示
すと、まず、5つ入力画像A、B、C1D、Eが有り、
アルバムの縦横比が第7図(0)に示すような縦長のも
のであったとする。
第1に第7図(a)に示すように入力画像を一列に横に
並べたレイアウトを想定し、ステップS23にて、TT
I、YYl、TY、を求める。次に第7図(b)のよう
なレイアウトを想定し、TT2 、YYa 、TY2を
求める(ステップ535)。ステップS36で、このと
きは空白領域が閾値より大きいためこのレイアウトは使
用しない。次に、第7図(c)に示すレイアウトを想定
し、TT2 、YYl 、TY2を求め(ステップ53
5)、TYIよりTY2の方がATYに近いので(ステ
ップ540) 、ステップS41を実行する0次に、第
7図(e)に示すレイアウトを想定し、TT2 、YY
l 、TYzを求める(S35)。このとき、現注目列
(N=1)より次の列の方が長いので、注目列をカウン
トアツプしておく (S38.539)。ステップS4
0での比較では、TY、の方がATYに近いのでステッ
プS41は実行しない。次に第7図(f)のレイアウト
を想定し、TT2.YYl 、TY2を求め(ステップ
535)、ステップS41を実行する。同様に、次は、
第7図(g)のレイアウトを想定するが、注目列より次
の列の方が長くなるので、注目列をカウントアツプし、
次に想定するレイアウトは、第7図(h)になる。同様
に、TT2.YYl 、TY2を求め、注目列(N=4
) 、ステップS41を実行する。次に想定するレイア
ウトは、ステップS25により、注目列(N=4)の画
像数が1のため、注目列を1に設定するため(S26,
527)、第7図(I2)になる、同様のステップを繰
り返し行なうことにより、第7図(0)に示すレイアウ
トが求められる。・次に、アルバムに相似な一応のレイ
アウトが得られた核の、空白領域(画像が表示されない
領域)が偏らないように、各画像のレイアウト位置を補
正するための処理について説明する。
この処理は各列ごとに補正する。即ち、水平方向に関し
ては次のようにする。レイアウトされた画像の最右端の
位置から外接する矩形の右端までの距離を、dd (N
)とする(Nは列番である)。外接矩形に接する列(第
8図の例では、N=2の列)の画像の数に1を足した数
、即ち、DDT  (N)+1 に、理想の画像間距離d(これは、アルバムサイズより
算出する)を乗じた積の値、 YH。
と、各列中で画像数が最大の列(第8図の例では、N=
4)の画像の数に1足した数、DDT (N)+1 にdを乗じ、さらに、dd (N)を減じた値、YH。
とを比較する。尚、YH,の算出において、画像数の最
大の列が複数列ある場合には、dd (N)の値が最小
の列を対象とする。
YH,とYH暑のうち、大きい方の値をYHとすると、
外接矩形を距離YHだけ水平方向に伸長する。ここで、
dd (N)を再計算して、これをDDT (N)+1
で割ることにより、水平方向の位置補正の基準量、 が算出できる。これは、1つの列中に、余白として、 DDT  (N)−z 箇所必要だからである。この基準量をdlとすれば、各
画像の水平方向の位置補正の移動量は、s Xn である。但し、nは、その列内での画像の左からの順番
である。
また、垂直方向に関しては、水平方向の伸長率(伸長さ
れた値をNYYとすれば、N Y Y/YY)に、縦の
長さTTを乗じたものを、新たな縦の長さとし、従来の
縦の長さTTを減じた値をDANで割る。この値をd2
とする。
このd、を垂直方向の画像間余白部の基準値とした。従
って、各画像の垂直方向の位置補正移動量は、各列の縦
の距離β(N)と各画像の縦の距離との差をとり、2分
割した値とした。
第10図にレイアウト位置補正の例を示す。第10図(
a)は第7図(f)と同じであり、これに、本位置補正
処理を行なうと、第10図(b)になる。
ステップS52では、このようにして求められたレイア
ウトを使用して、その横及び縦の長さをアルバムの横及
び縦の長さと比較して、アルバム内に全体が収まる倍率
を算出する。但し、入力画像の縦横比を変化させないよ
う、縦横同一の倍率とする。例えば、アルバムの縦横の
サイズがat、ay、求まったレイアウトによる外接矩
形の縦横サイズがtt、yyとすれば、 を求め、小さい方の値を縮小倍率とした。従って、入力
画像の実長を横縦x、yとすれば、再現させる画像領域
の実長X、Yは、ステップS56で求めた縮小倍率をα
とすれば、 (X、Y)= (αX、αy) で与えられる。横縦1024画素、1024画素の表示
装置に表示する場合に、入力画像の表示装置上での画素
数は、横については、 a = 1024 X (X/A) 縦については、 b= 1024x (Y/B) で表現でき、実際に入力した画素サイズ(トリミング後
)を横縦M、N画素とすればカラーTVモニタ22に表
示するための縮小倍率は横a / M 。
縦b/Nとなる。
この倍率に従ってハードディスク25から読み出した画
像画像を縮小しくステップ556) 、これをレイアウ
ト位置に従って、#1〜#3イメージメモリに書き込み
、カラーTVモニタ22に表示する(ステップ55B)
このようにして自動的にレイアウトを作成、表示する。
この後、カラーTVモニタに表示されているアルバムの
一面に対応する画像を基にユーザが会話的手法を用いて
画面を編集する(第11図ステップ516)。
1位見1辺11 これには、第1図に示す切り抜き部4、画像変形部6、
表示優先度変更部8、文字発生部9が対応しており、必
要なときに何回でも呼び出して使用できる。これらの各
機能は、自動レイアウト後、レイアウト画面とともにカ
ラーTVモニタ22にメニューとしてアイコン(不図示
)が表示されるので、デジタイザ17で選択することに
よって動作する。
まず、画像切り抜きは、画像入力後のトリミングの部分
ですでに述べたが、自動レイアウト後はメニューから切
り抜きモードを選択し、トリミングしたい画像を指定す
ることによって、#5イメージメモリ、#6イメージメ
モリ、#フイメージメモリをクリアし、表示を#1イメ
ージメモリ〜#4イメージメモリから、#4イメージメ
モリ〜#フイメージメモリに切り替える。ここで、自動
レイアウトされた画像は、#1イメージメモリ〜#′3
イメージメモリに格納され、#4イメージメモリはグラ
フィックカーソル等の表示に使用する。指定された画像
をハードディスク25より読み出し、#5イメージメモ
リ〜#フイメージメモリに格納する。
ここで、メニュー欄にサブメニューとして切り抜きに必
要なメニューがアイコン(不図示)で表示され、これを
用いて、自由な形状、大きさで必要な画像を切り抜くこ
とができる。
切り抜きを終了すると、切り抜かれた画像の外接する矩
形領域部の画像が、実長、画像サイズと共にハードディ
スク25に格納され、そして、#1イメージメモリ〜#
3イメージメモリの指定された画像部分をクリアし、切
り抜かれた画像を自動レイアウト部5と同様に縮小して
、#1イメージメモリ〜#3イメージメモリに書き込ま
れる。
但し、始点は指定された画像の左上の点となる。
そして、表示を#1イメージメモリ〜#4イメージメモ
リに切り替える。
また画像変形部6には拡大、縮小、平行移動、回転移動
、対象移動のモードがある。メニュー欄より拡大縮小モ
ードを選択し、所望の画像を指定すると、#4イメージ
メモリに指定された画像の外接する矩形の枠を書き込む
。デジタイザ17を移動させることによって枠の大きさ
が変化し、所望の大きさのところでボタンを押すことに
よって、#1イメージメモリ〜#3イメージメモリに格
納されていた画像はクリアされ、ハードディスク25よ
り画像を読み出して指定の大きさに拡大縮小して、#5
イメージメモリ〜#フイメージメモリに書き込む。この
ときの各イメージメモリの表示優先順位は、上位から#
4イメージメモリ、#1イメージメモリ〜#3イメージ
メモリ、#5イメージメモリ〜#フイメージメモリと3
段階になっている。拡大した画像が他の画像を重なった
場合は、優先順位の高いメモリにある画像がカラーTV
モニタ22に表示される。拡大縮小された画像が表示さ
れると、移動モードに移行し、デジタイザ17を移動す
ることにより、拡大縮小した画像も平行移動し表示され
る。所望の位置でデジタイザ17のボタンを押すことに
より、#5イメージメモリ〜#フイメージメモリの内容
が、#1イメージメモリ〜#3イメージメモリにコピー
される。但し、他の画像と重なる部分は#lイメージメ
モリ〜#3イメージメモリには書き込まず、RAM20
に位置とサイズと共に格納する。この画像は、画像変形
部が作動されたときCPU18がRAM20より位置と
サイズを読み取り、#1イメージメモリ〜#3イメージ
メモリの同位置に画像があるか無いか判断し、無ければ
その位置に画像を転送する。
またメニュー欄より平行移動モードを選択し、所望の画
像を指定すると#4イメージメモリに指定された画像の
外接する矩形の枠を書き込み、#1イメージメモリ〜#
3イメージメモリの同画像データを、#5イメージメモ
リ〜#フイメージメモリに転送する。但し、指定した画
像が他の画像と重なっていて、かつ、表示されていない
部分は、RAM20より画像を転送してくる。ここで、
デジタイザを移動することにより枠と画像も移動し、所
望の位置でデジタイザ17のボタンを押して位置を確定
する。拡大縮小モードのときと同じく、#5イメージメ
モリ〜#フイメージメモリの画像部分の画像が他の画像
と重なる部分はRAM20へ、重ならない部分は#1イ
メージメモリ〜#3イメージメモリへ転送される。
また回転移動モードを選択し所望の画像を指定すると、
#4イメージメモリに指定された画像に外接する枠を書
き込み、#1イメージメモリ〜#3イメージメモリの同
画像を、その中心が#5イメージメモリ〜#フイメージ
メモリの中心になるように転送する。このときは、#5
イメージメモリ〜#フイメージメモリは表示せず、デジ
タイザ17を移動することによって、カラーTVモニタ
22上では枠だけが回転し、#5イメージメモリ〜#フ
イメージメモリ内の画像は枠の回転角と同じたけ回転し
て、デジタイザ17のボタンが押され回転角が決った時
点で、#1イメージメモリ〜#3イメージメモリに転送
され表示される。但し、回転によって表示範囲を越えて
しまった部分は切り捨てる。
また、対象移動のモードは、サブメニューで対称軸を縦
にするか横にするか選択し、画像を指定することによっ
て変換される。
表示優先度変更部8は2つの画像が重なっていて、下に
かくれている画像を上にして表示したい場合に、メニュ
ー欄よりこのモードを選択し、2つの画像をデジタイザ
17で指定すると、CPU18はRAM20から該当す
る画像の重なっている画像を検索し、#1イメージメモ
リ〜#3イメージメモリの該当する領域の画像と入れ替
える。
また文字発生部9は、メニュー欄より文字入力モードを
選択することにより、キーボード16からの入力に制御
が変わり、キーボード16から文字コード列を作成する
。リターンキー(不図示)の入力により、CPU 18
はROM19中の文字フォント画像より文字列を作り、
RAM20に書き込む。ここで、デジタイザ17からの
入力に制御が変わり、サブメニューより縦書き、横書き
及び文字の大きさを選択すると、デジタイザ17が対応
している位置を始点として、#4イメージメモリに文字
列を書き込み、デジタイザの移動と共に文字列も移動す
る。文字の書き込み位置が決ったらデジタイザ17のボ
タンを押す。次にサブメニューから文字の色を選択する
と、文字列が#1イメージメモリ〜#3イメージメモリ
に指定の大きさ、位置及び色で書き込まれる。また、背
景画像を別途入力することができ、このモードを選択す
るとカラースキャナ15から画像画像を1024画素x
画素 024画素、R,G、Bで読み取り、ハードディ
スク25に格納する。さらにこの画像より、RGB8ビ
ット(256色)の疑似カラー画像を作り、#8イメー
ジメモリに格納する。この時点で表示優先度は、#8イ
メージメモリが常に一番下位になるようにセットする。
従って、これ以後は、背景画像を消去しない限り、レイ
アウト画像面に表示され、画像の移動等があってもかく
れていた部分は瞬時に表示され桑。
また、画像エデイツトを終了するモードを選択したとき
、背景画像をハードディスク25から読み出し、#1イ
メージメモリ〜#3イメージメモリの空いている領域に
書き込む。これらの編集機能を用いてアルバムの一面を
作成したら、メニュー欄より印刷のモードを選択すると
、#1イメージメモリ〜#3イメージメモリの内容がカ
ラープリンタ23に転送され、第11図のステップS3
で入力したアルバムサイズで印刷される。但し、カラー
TVモニタに表示されている画像が表示領域の端まであ
ったとしても印刷されて出てくる画像はふちに余白がつ
いてくるようにした。これはアルバムのサイズが入力さ
れた段階で、自動レイアウト等に使用する実長として、
ふちとり分を差し引いた値を設定しておくことによる。
〈実施例の効果〉 以上説明したように入力された画像の各縦横値とアルバ
ムの貼り付は面の縦横値から入力順を考慮して一定の倍
率で縮小し、レイアウトを自動的に行うことにより、ア
ルバムの一頁に入る写真プリントの数を気にする必要が
なく、試行錯誤的な動作が省け、アルバム−頁を作る時
間と労力を削減できる効果がある。また、レイアウトさ
れた任意の画像の拡大縮小、移動、重ね合せ、文字入れ
、任意の形状での切り抜きを可能としたことにより、作
成するアルバムのオリジナリテイをアツブする効果があ
り、創造性を豊かにする効果もある。また、従来の写真
プリントだけでなく、一般の反射原稿やフィルム等の透
過原稿もアルバム中に取り込めるため、自由度がひろが
った。さらに゛フルカラーの印刷が可能なため一度に複
数部作れ、短時間に多く人が見れるといった効果がある
尚、本実施例において画像入力部はカラースキャナであ
ったが、他の画像入力装置、例えばTVカメラ、ビデオ
再生装置等でもよく、印刷部においても、ビデオプリン
タ等のものでもかまわない。また、画像は白黒でもよく
、メモリの構成も、本特許請求の範囲を満たすものであ
ればかまわない。さらに文字入力に関しては、文字のフ
ォントデータなROM中に持っていたが、ベクターデー
タでもさしつかえない。
[発明の効果コ 以上説明したように、本発明によると、任意の対象画像
をその数と形状に応じて、操作者の手をわずられすこと
なく、容易にレイアウトすることが可能となる。
請求項第2項により、前述の■〜■の問題が解消する。
請求項第3項により、前述の■の問題が解消する。
請求項第6項、第7項により、さらに容易な編集が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例の概念図、 第2図は本実施例に用いた装置のブロック図、第3図は
実施例に用いられたカラースキャナの概略図、 第4図はカラースキャナのフィルムプロジェクタの概略
図、 第5図は本実施例に用いたイメージメモリ周辺のブロッ
ク図、 第6図は実施例に用いたカラープリンタの概略図、 第7図(a)〜(0)、第8図、第9図は自動レイアウ
ト処理における原理を説明する図、第10図(a)(b
)はレイアウト補正を説明する図、 第11図、第12A図、第12B図は実施例の制御に係
るフローチャート、 第13図はアルバムサイズを入力するときのメニュー画
面を表わした図である。 1・・・画像入力部、2・・・キー入力部、3・・・制
御演算部、4・・・切り抜き部、5・・・自動レイアウ
ト発生部、6・・・画像変形部、7・・・画像重ね合せ
部、8・・・表示優先度変更部、9・・・文字発生部、
10・・・画像出力部、11・・・印刷部、12・・・
表示位置交換部、15・・・カラースキャナ、16・・
・キーボード、17・・・デジタイザ、18・・・CP
U、19・・・ROM、20・・・RAM、21・・・
イメージメモリ、22・・・カラーTVモニタ、23・
・・カラープリンタ、24・・・CRT、25・・・ハ
ードディスク 第1図 AYY、 YY □:千□ ATT    TT Y 第10図 第12A図 ↓1”き1301

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)対象画像を入力する入力手段と、 画像を出力する出力手段と、 出力手段に出力するための画像を記憶する記憶手段と、 入力された前記対象画像の形状と前記入力手段によつて
    入力された対象画像の数とに基づいてレイアウトを発生
    するレイアウト発生手段と、前記記憶手段内の、前記発
    生されたレイアウト内の割り当て位置に、入力された対
    象画像を割り当てる割り当て手段とを有することを特徴
    とするレイアウト処理システム。
  2. (2)前記入力手段は、 入力された原稿画像に対して、前もつて決められた形状
    のうちの、1つの形状若しくは任意の形状を指定する指
    定手段と、 上記指定手段により指定された形状に画像を切り抜く手
    段を設けたことを特徴とする請求項の第1項記載のレイ
    アウト処理システム。
  3. (3)更に、文字の入力を行なう手段を有し、前記指定
    手段により指定された記憶手段内の位置に、上記手段に
    より入力された文字を出力する手段とを設けたことを特
    徴とする請求項の第2項記載のレイアウト処理システム
  4. (4)画像の入力手段は、反射原稿を読み取る手段と、
    透過原稿を読み取る手段との少なくともいずれか一方を
    備えたことを特徴とする請求項の第1項記載のレイアウ
    ト処理システム。
  5. (5)前記出力手段はフルカラーの印刷装置であること
    を特徴とする請求項の第1項記載のレイアウト処理シス
    テム。
  6. (6)レイアウトされた各画像に対して、更に、任意の
    位置を指定する手段と、 この手段により指定された部分画像を任意の大きさに拡
    大縮小する手段と、 上記指定手段により指定された部分画像を任意の位置へ
    平行移動、回転移動または対象移動する手段を設けたこ
    とを特徴とする請求項の第1項記載のレイアウト処理シ
    ステム。
  7. (7)前記指定手段により指定された複数の部分画像を
    指定された部分だけ重ね合せる手段と、前記指定手段に
    より指定された部分画像を優先させて出力する手段を設
    けたことを特徴とする請求項の第6項記載のレイアウト
    処理システム。
JP63083011A 1988-04-06 1988-04-06 レイアウト処理システム Pending JPH01255971A (ja)

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