JPH01254272A - 霧化装置 - Google Patents

霧化装置

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JPH01254272A
JPH01254272A JP63081798A JP8179888A JPH01254272A JP H01254272 A JPH01254272 A JP H01254272A JP 63081798 A JP63081798 A JP 63081798A JP 8179888 A JP8179888 A JP 8179888A JP H01254272 A JPH01254272 A JP H01254272A
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path
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cylindrical
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Yasuyuki Hirokane
泰幸 広兼
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SANKO DENKI SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 [産業上の利用分野] 本発明は、超音波の発生源として電気−機械変換素子を
用いて微細粒径の液体粒子を発生する霧化装置の改良に
関する。
[従来の技術] 従来、霧化装置は、水を沸騰させて得る蒸気粒子(以下
、蒸気という)を毛髪等の対象物に噴射する蒸気噴霧器
(毛髪を乾燥させる熱風乾燥器の噴霧器:実公昭54−
43907号公報、釜型の硬質フード内に蒸気を噴霧す
る蒸気噴霧器:実公昭53−37806号公報)と、液
体を圧電撮動素子等の電気−機械変換素子により加振す
ることにより得られる微細な液体粒子(以下、ミストと
いう)を室内、燃焼室内等の空間に噴射するミスト噴霧
器(特公昭61−35912号公報、特公昭61−25
427号公報)とに大別される。
上記した蒸気噴霧器の従来技術によれば、高温の蒸気の
毛髪表皮への噴射によって毛髪表皮が良好に湿潤化する
ので、毛髪のくせ等を矯正する整髪作業等が容易に実施
できる。また、比較的細粒の水粒子である蒸気を噴射す
るので、熱風乾燥によって減少する毛髪内水分量(毛髪
内に含有される水分量であり、その最適値は毛髪重量に
対して10%前後の値である)を補給して、毛髪の保護
、艶の維持に効果がある。
一方、上記したミスト噴霧器の従来技術によれば、水の
ミストを室内に拡散させることによって室内を良好に加
湿することができる。また、灯油等の燃料のミストを燃
焼室に拡散することによって燃焼効率、着火効率を向上
させている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記した従来の技術においても未だ十分
なものではなく、次のような問題点が残されている。
蒸気噴霧器より噴射される蒸気の平均粒径は約30〜5
0μmであり毛髪内への浸透に適していると考えられて
いる数μmの粒径より大きいために、蒸気を噴射しても
毛髪内への水分の浸透はまだ不十分である。従って毛髪
乾燥時に毛髪内水分母を前記最適値まで高めるに至って
いないのである。更に、蒸気を得るまでに長時間を要し
ている。
また、噴射される蒸気は高温であるために、顔面への蒸
気の吹き付け、噴射口端部に結露した高温の水滴の落下
、長時間の蒸気吹付は等による火傷の危険性もある。特
に、蒸気噴霧器を操作部に設定したものでは、熱湯の流
出のおそれもある。
加えて、蒸気を冷却して温度を下げると水滴となってし
まうため、本来100度近くの温度が必要でない場合に
も高温のままの蒸気を使用せざるを得なかった。このた
め、毛髪の備える弾性等を必要以上に損ねてしまってい
た。
ミスト噴霧器より噴射されるミストは、蒸気に比べて速
やかに得ることができ、粒径が微細であるために毛髪内
水分量の補給には適している。しかし、噴射されるミス
トの温度は水温と等しく低温であるために火傷のおそれ
はないが毛髪乾燥用の熱風の温度や暖房機等により昇温
した室温の低下を招いている。また、燃料の噴霧に使用
した場合は、着火時間も比較的長時間を要している。
なお、上記ミスト噴霧器のミストの経路中にハンドドラ
イヤなどの熱風乾燥器に設置されている発熱体を設けた
としても、ミストの比熱は空気に比べて大きいためにミ
ストの温度を所望する温度まで昇温することはできない
本発明は上記問題点を解決するためになされ、その目的
は、微細粒径の液体粒子を火傷の心配もなく所望する温
度まで加熱し、その温度に維持された液体粒子を噴射す
ることが可能な霧化装置を提供することである。
発明の構成 [課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために第1の発明の採用した手段は
、第1図(A)の基本的構成図に示す如く、 貯留した液体を加振するための電気−機械変換素子を備
え、該電気−機械変換素子の撮動により前記液体の貯留
液面から微細粒径の液体粒子Mを発生する液体粒子発生
手段M1と、 該液体粒子発生手段M1の発生する液体粒子Mを送風経
路R内に導き入れ、該送風経路R内の空気流にのせて吹
出端から吹出す液体粒子送風手段M2とを有する霧化装
置において、 前記液体粒子送風手段M2の送風経路Rに沿って配置さ
れる長尺状の発熱手段M3を備えることを特徴とする霧
化装置をその要旨とする。
第2の発明の採用した手段は、第1図(B)の基本的構
成図に示す如く、 前記液体粒子送風手段M2の送風経路Rが、該送風経路
Rに配置される前記発熱手段M3の上流側で屈曲されて
いることを特徴とする請求項1記載の霧化装置をその要
旨とする。
第3の発明の採用した手段は、第1図(C)、(D)の
基本的構成図に示す如く、 前記発熱手段M3の配置される範囲の送風経路の有効経
路径が、該送風経路より上流側の送風経路の有効経路径
より大きく形成されていることを特徴とする請求項1又
は請求項2記載の霧化装置をその要旨とする。
また、第4の発明の採用した手段は、第1図(E)、(
F)、(G)および(H)の基本的構成図に示す如く、 前記発熱手段M3の配置される範囲の送風経路の有効経
路径が、該送風経路より下流側の送風経路の有効経路径
より大きく形成されていることを特徴とする請求項1、
請求項2又は請求項3記載の霧化装置をその要旨とする
[作用] 上記第1ないし第4の発明による霧化装置の液体粒子発
生手段M1は、貯留した液体を加振するために備えた電
気−機械変換素子の振動により前記液体の貯留液面から
微細粒径の液体粒子Mを発生する。発生した液体粒子M
は、液体粒子送風手段M2により送風経路R内に導入さ
れる。
第1の発明による霧化装置の発熱手段M3は長尺状であ
るので、その発熱手段M3を配置する液体粒子送風手段
M2の送風経路Rの経路距離は長い。このため、上記経
路距離の送風経路Rを通過する液体粒子Mの通過期間が
長期間となり、発熱手段M3により液体粒子Mは加熱さ
れて吹出端から吹出される。
第2の発明による霧化装置の屈曲した送風経路Rは、そ
の屈曲部から下流側の空気の流れを乱す。
このため屈曲部より下流側の送風経路Rを通過する液体
粒子Mの通過期間が長期間となる。屈曲部から下流の送
風経路Rに沿って配置される長尺状の発熱手段M3は屈
曲部より下流側で液体粒子Mを加熱し、加熱された液体
粒子Mは吹出端から吹出される。
第3の発明による霧化装置の有効経路径の大きい送風経
路Rは、有効経路径の小さい上流の送風経路Rから流入
する液体粒子Mを長期間にわたって有効経路径の大きい
送風経路R内に留める。つまり、有効経路径の大きい送
風経路Rを通過する液体粒子Mの通過期間は長期間とな
る。この有効経路径の大きい送風経路Rに配置される長
尺状の発熱手段M3は通過する液体粒子Mを加熱し、加
熱された液体粒子Mは吹出端から吹出される。
第4の発明による霧化装置の有効経路径の小さい送風経
路Rは、有効経路径の大きい上流の送風経路Rから流入
しようとする液体粒子Mを制限し、有効経路径の大きい
上流の送風経路R内に液体粒子Mを長期間にわたって留
める。つまり、有効経路径の大きい送風経路Rを通過す
る液体粒子Mの通過期間は長期間となる。この有効経路
径の大きい送風経路Rに配置される長尺状の発熱手段M
3は通過する液体粒子Mを加熱し、加熱された液体粒子
Mは吹出端から吹出される。
[実施例]  − 次に、本発明による霧化装置を毛髪乾燥用の熱風乾燥器
に設置した一実施例について、図面に基づき説明する。
第2図は本実施例の理髪用霧化装置(以下、ミストブロ
ーという)1の斜視図である。図示する如く、ミストブ
ロー1は、後述する給水槽20゜ミスト発生槽30等の
設置される基部2と、基部2の一端から立設され内部に
1変述するミストヒータ70、外気送風器80等の収納
される側壁部4と、側壁部4の上方端から基部2と平行
に突設された上部台座6とから略コの字状に構成されて
いる。
基部2の底面には4個のキャスタ2aが設置され、ミス
トブロー1は床面上を移動自在である。
また基部4には着脱自在な基部カバー2bが装着されて
いる。この基部カバー2bの角部には、給水槽20へ給
水する給水容器24を出し入れするための蓋2Cが装着
されている。
側壁部4には、外気送風器80に空気を供給するための
複数の吸気孔4aが穿設されているとともに、側面から
は後述するミストホース66等を内在した外周可撓性ホ
ース8が延出している。この外周可撓性ホース8の先端
には各種アタッチメントが着脱自在な端部筒体10が取
着されている。
この端部筒体10までの外周可撓性ホース8の長さは、
理美容店の店員が端部筒体10を持って顧客の毛髪を手
入れするのに適した長さである。加えて、端部筒体10
は軽量であるので店員の手首、腕等にかかる負担を軽減
できる。
又、側壁部4の上方両側面には、回動自在な一対のハン
ドル取付具4bが突設され、この一対のハンドル取付具
4bには略U字状のハンドル12の両端が接合されてい
る。ハンドル12は、通常時には上部台座6の周囲に沿
った図示する位置に固定されているが、ハンドル取付具
4bを中心にして回動させて、図示する位置から90度
上方に回転した位置に固定することも可能である。そし
て、前述した外周可撓性ホース8は、ハンドル12と上
部台座6の周囲のすきまに通常は収納されている。
上部台座6の下方には、そのつけ根から垂設された支柱
6aを中心として回動自在なトレー14が設けられ、そ
の中に各種アタッチメントが収納可能である。又、上部
台座6の一角には、コントロール機器16が配設され、
後述する外気送風器80の駆動、ミスト発生量調整等の
各種制御を行なう。
次に、各構成機器について詳述する。第3図(A)は、
断面図を含むミストブロー1の要部側面図、第3図(B
)は第3図(A>における■−■線断面図、第3図(C
)、第4図は第3図(A)におけるA方向矢視図および
B方向矢視図、第5図は一部断面図を含む端部筒体10
の側面図である。
基部2に固設されるプレート18上には、中央に貫通孔
21aを備えた中間板21によって容器保持室22とそ
の下方の補給水貯水室23とに分割されている給水!2
0、および仕切板31によって貯水室32とミスト貯留
室33の上・下2室に分割された密閉状のミスト発生槽
30が形成されている。なお、容器保持室22には、所
定量の水を適宜排出する給水容器24が挿着される。
プレート18の下方には、ミスト発生槽30と給水槽2
0とを各種の底面より下方で連通する連通管路41およ
び該管路41と連通しかつ端部が基部2の外部に延出し
た排出管路42を形成する給排水管40が配設されてい
る。また、給排水管40の排水管路42の端部には、開
閉自在の排水バルブ43が取付けられている。この給排
水管40によって給水容器24より補給された水Hは、
ミスト発生槽30の底面中央の補給水流入口18aから
内部に流入し、貯水室32内に貯留される。
一方、毛髪やゴミ等は、給排水管40の連通管路41又
は排水管路42内に留まるので、貯水室32内に流入す
ることはない。又、毛髪等を容易に排水バルブ43から
取出すことができる。更に、中間板21は補給水貯水室
23内の水面の僅か上方に設置されているので、上記水
面の不測な変動を抑制する。
ミスト発生槽30には、図示しない取付具によつで少量
の空気を送風するミスト送風器50が設置され、そのケ
ーシング51の一端は、貯水室32の側面壁を貫通し、
ケーシング51内部と貯水室32とを連通する。ケーシ
ング51内に回転自在に軸支されたファン52は、図示
しないモータによって図中矢印方向に回転しケーシング
51の送風口51aから貯水室32内に空気を流入させ
る。そして、流入した空気およびプレート18に設置さ
れた超音波振動素子18bの振動により貯水室32内の
水Hの水面から発生する微細粒径のミストは、仕切板3
1を貫通して垂設されたミスト集合管34内を通過しミ
スト貯留室33内に至る。このように、貯水室32とミ
スト貯留室33とはミスト集合管34の管路で連通され
ているので、ミスト送風器50から流入した空気は、発
生したミストの上記管路の上昇を付勢する。従って、上
昇したミストはミスト貯留室33内を浮遊するが、大き
な径のミストは、ミスト貯留室33の上板等に衝突して
水滴となる。このため粒径の小さな(約3μm)ミスト
が浮遊しつづけることになる。
ミスト貯留室33の周壁には、該周壁を貫通したミスト
導入管61とミストバイパス管62が固着されている(
第4図参照)。またミスト貯留室33の上面には、シャ
フト35aを回動させるロシャフト35aの端部には管
路閉塞板35bが設置されている。
側壁部4内には、略Z字状のミスト導入管61の連結さ
れるミストヒータ70が立設固定されている。ミスト導
入管61はミストヒータ70の上端で連結され、ミスト
ヒータ70の下端に連結された加熱ミスト導入管63は
、ミストバイパス管62とその経路途中で連結されてい
る。加熱ミスト導入管63は略し字状であり(第3図(
B)参照)、ミストバイパス管62に向けて僅か下方に
傾斜して保持されている。一方、ミストバイパス管62
は、僅か上方に向けて傾斜して配設保持され、その他端
には上方を向いたL字状のホース取付具64が連設され
ている。従って、ロータリソレノイド35によりミスト
貯留室33内の管路閉塞板35bが回動すると、ミスト
導入管およびミストバイパス管の開口端61aおよび6
2aが択一的に閉塞され(第4図参照)、ミスト貯留室
33内に浮遊している粒径的3μmのミストはミスト導
入管61又はミストバイパス管62の一方に流入する。
ミストバイパス管62に流入したミストはそのままホー
ス取付具64に達し、ミスト導入管61に流入したミス
トはミストヒータ70、加熱ミスト導入管63を経てホ
ース取付具64に達する。なお、ミスト導入管61およ
びミストバイパス管62と補給水貯水室23との間には
、管内でミストが水滴となった場合に生じる水滴を補給
水貯水室23に回収する細径の水滴回収管65aおよび
65bがそれぞれ配設されている(第4図参照)。
加えて、側壁部4内に延びたプレート18上には、大容
量の送風の可能な外気送風器80が、取付具80aを介
して固設されている。外気送風器80のケーシング81
に連設され、ファン82の図中矢印方向の回転によって
送風される空気の管路を形成する外気通風管83は、略
し字状の管であり(第3図(C)参照)、その上方端が
ミストバイパス管62のホース取付具64と並設するよ
う、固定されている。そして、ホース取付具64の上端
部および外気通風管83の上端部には、−端に端部筒体
10の取着された前記外周可撓性ホース8の他端が上前
雨上端部を覆うようにして取着されている。この外周可
撓性ホース8の内部には、ホース取付具64と連設され
端部筒体10に至る可撓性のミストホース66と、外気
通風管83と連設され端部筒体10に至る可撓性のエア
ホース84とが内在している。
エアホース84の端部は、第5図に示す如く端部筒体1
0を貫通して形成された小径のエアホース嵌入孔10a
内に嵌入固定されている。又、ミストホース66は、エ
アホース84がエアホース嵌入孔10aに嵌入される手
前でエアホース84の周壁を貫通して固着され、上記両
ホースの内部は連通状態となっている。更に、端部筒体
10には、中径のヒータ嵌入孔10bおよび大径のアタ
ッチメント嵌入孔10Cが形成されており、ヒータ嵌入
孔10bにはハニカム状に形成された周知のセラミック
ス製定温ヒータ、所謂PTCヒータ11(第5図(B)
参照)が嵌入固定され、アタッチメント嵌入孔10Cに
は図示しない各種アタッチメントが嵌脱される。PTC
ヒータ11には、上部台座6のコントロール機器16か
ら側壁部4内および外周可撓性ホース8内に配線された
リード線11aが、ヒータ嵌入孔10bに向けて穿設さ
れた細孔10d内で結線されている。なお、このリード
線11aは、外周可撓性ホース8内から端部筒体10の
外周に削成された溝10e内に配設され、前記細孔10
dに至る。この細孔10d、溝10e内に樹脂等を充填
すれば、リード線11aの不測な動きを防止でき結線状
態を好適に維持できる。
上記した構成によって、外気送風器80の送風する空気
は、外気通用管83、エアホース84および端部筒体1
0のPTCヒータ11を通過して端部筒体10から吹出
される。このため、端部筒体10から、PTCヒータ1
1によって加熱された熱風および未加熱の冷風を吹出し
て毛髪を容易に乾燥させることができる。一方、ミスト
バイパス管62に連設されたホース取付具64がらミス
トホース66内に流入したミストは、該ミストホース6
6を通過後エアホース84内に流入し、ミスト単独で、
あるいは上記熱風又は冷風とともに端部筒体10から吹
出される。なお、可撓性のミストホース66内をミスト
が通過する間にもミストはその内壁と接触するので、粒
径の大きなミストはミストホース66内でも水滴となる
。このため粒径の均一化は促進される。
次に、ミスト発生槽30.ミストヒータ7oについて説
明する。第6図は第3図(A>におけるn−I線断面図
、第7図は第6図における■−■線断面図、第8図は第
4図におけるIV −IV線断面図である。
貯水室32は(第6図参照)、底面をプレート18の上
面とし側壁を円筒パイプ32aで形成されている。そし
て前記底面には、中央の補給水流入口18aを中心とす
る円周上の90度ピッチの位置に4個の超音波撮動素子
18bが設置されている。各超音波撮動素子18bの上
方には、中心軸を一致させてミスト集合管34が仕切板
31を貫通して垂設され、ミスト貯留室33と貯水室3
2とが連通されている。このミスト集合管34の下端は
、後述する水位検出器90の検出結果によって制御され
る水位範囲の最高水位レベルHHより上方に位置してい
る(第7図参照)。
更に、前記円周上の180度ピッチの位置に、仕切板3
1を貫通する2個の水面区画管36が、前記水位範囲の
最低水位レベルHLより下方でプレート18の上面より
手前に位置するようにして垂設されている。この水面区
画管36内の水面は、他の場所の水面から区分されてい
るので、ミストブロー1の移動等による不測な水面変動
が管内の水面に波及することは少なくなる。つまり、水
面区画管36内の水面水位は、貯水室32内の水量を反
映しているといえる。そして、水面区画管36内に水位
変化に連動するフロート91によって貯水室32内の水
位を検出する水位検出器90が、プレート18に固設さ
れている。
水位検出器90は、フロート91が上昇しフロート支柱
92の上部ヘッド93に当接すると最高水位HHの信号
を出力し、フロートが下降し下部ベース94に当接する
と最低水位Hしの信号を出力する。この信号は、信号線
95によりコントロール機器16に送られ、コントロー
ル機器16は検出結果に基づき超音波撮動素子18bの
駆動制御等を行なう。具体的には、水位検出器90の水
位検出結果から、「高水位」、「正常水位」。
「低水位」の3段階の水位状態を判定し、図示しないL
ED等の表示器を点滅したりブザー等を鳴動することな
どによって施術者に水位状態を知覚させる。また、上記
水位検出結果に基づき、貯水室32内の水量と高精度に
対応させて超音波撮動素子18bを駆動又は停止させて
ミスト発生量を調節している。従って、超音波振動素子
18bの損傷防止や発生するミストの粒径の均一化が可
能である。
次に、ミストヒータ70について説明する(第8図参照
)aこのミストヒータ70は、第1.第2の筒状体71
,72および第3の筒状体73を各中心軸が一致するよ
う係止して構成されている。
即ら、長尺の各筒状体の一端を円盤状の端面板74に当
接させると共に、第1の筒状体71を第2の筒状体72
内に洞貫し、さらにその第2の筒状体72を第3の筒状
体73内に洞貫して、上記各筒状体が相互に固定されて
いる。そして、しんちゅう製の第1の筒状体71内には
、その筒状体とほぼ同じ長さの棒状発熱体71aが挿着
され、第3の筒状体73の他端には、第2の筒状体72
と第3の筒状体73との間に密閉状の筒状空間を形成す
る閉塞椀73aが接合されている。なお、この筒状空間
内には保温材75が充填されている。
また、第2の筒状体72の他端には、ロート状の加熱ミ
スト排出管76がその細口部を閉塞椀73aに貫通させ
て接合されている。そして、この加熱ミスト排出管76
の細口部には、前述した加熱ミスト導入管63の一端が
取付けられている。
更に、端面板74側の第2の筒状体72には、前述した
ミスト導入管61の取付部材であり第2、第3の筒状体
をその半径方向に貫通したミスト流人管77と、第1の
筒状体71の外周面と第2の筒状体72の内周面との間
の空間、即ちミストの通過する筒状ミスト通路78の温
度を検出する温度センサ79とが固設されている。なお
ミスト流人管77は、その内径が第2の筒状体72の内
径より小さくなるよう形成されている。また、温度セン
サ79に結線された信号1!79aおよび棒状発熱体7
1aに電流を通電するリード線71bは、コントロール
機器16まで配線されている。このため、コントロール
機器16等によって発熱状態が制御される長尺の棒状発
熱体71aは、通過するミストを適宜加熱する。従って
、端部筒体10からは、加熱された温ミスト又は未加熱
の冷ミストが単独で、あるいは前記熱風又は冷風ととも
に吹出す。
以上説明したように、本実施例のミストブロー1のミス
トヒータ70はく第8図参照)、ミストの通過方向に沿
って長尺の第1の筒状体71を配置し、その中に長尺の
棒状発熱体71aを挿着した構成であり、この棒状発熱
体71aの周囲に沿って形成された筒状ミスト通路78
の経路距離も長い。このため、筒状ミスト通路78を通
過するミストの通過期間は長時間となる。従って、発熱
状態が制御可能な棒状発熱体71aによって、筒状ミス
ト通路78を通過するミストは火傷などのおそれのない
所望温度に加熱され、その温度を維持した温ミストとし
て端部筒体10から吹出される。
また、ミストの通過する筒状ミスト通路78は、第1の
筒状体71と第2の筒状体72で形成された筒状空間で
あり、この筒状空間にミストを導入するミスト流人管7
7は第2の筒状体72の周壁に対して角度をもって(本
実施例では90度)設置されている。即ち、ミストの通
過経路は、このミスト流人管77の出口から屈曲してい
るのである。このためミスト流人管77から筒状ミスト
通路78に流入したミストは、移動のしかたが変わり筒
状ミスト通路78内を螺旋状に加熱ミスト排出管76の
方向に移動する。従って、筒状ミスト通路78を通過す
るミストの通過期間が長期間となり、ミストを効率よく
所定温度に加熱維持できる。なお、ミスト流人管77を
第2の筒状体72の中心軸に対してオフセットした位置
に設置すれば、ミストの螺旋状の動きが促進されより好
ましい。
また、ミスト流入管77の内径を筒状ミスト通路78の
有効経路径、即ち第2の筒状体72の内径より小さくし
たので、ミスト流人管77から筒状ミスト通路78へ流
入したミストの移動速度は低下する。このため筒状ミス
ト通路78を通過するミストの通過時間が長期間となり
、ミストを効率よく所定温度に加熱維持できる。
更に、筒状ミスト通路78の末端に、該通路の有効経路
径より小さい径の細目部を有したロート状の加熱ミスト
排出管70を設けたので、筒状ミスト通路78内にミス
トが滞留することになりその筒状ミスト通路78を通過
するミストの通過期間は、長期間となる。従ってミスト
を効率よく所定温度に加熱維持できる。なお、加熱ミス
ト排出管76の細口部に、管路の有効面積を変化させる
絞りを設ければ上記通過期間を調節することが可能とな
るため、棒状発熱体71aの発熱期間、即ち通電期間を
短縮してもミストの加熱を実施できる。つまり省エネル
ギ化が可能となる。
なお、以上説明したように本実施例のミストブロー1は
、粒径が約3μmで所定温度のミストを含んだ熱風又は
冷風を吹出すことができるので、毛髪を湿潤化して整髪
作業等を容易なものとするとともに、毛髪乾燥時の毛髪
の過度乾燥の防止、毛髪内水分量の補給および毛髪内水
分量を最適値に維持することを可能とする。
発明の効果 以上実施例を含めて詳述したように本発明の霧化装置に
よれば、超音波撮動によって発生した微細粒径の液体粒
子を火傷のおそれのない安全な所定温度に加熱制御でき
、しかもその温度の液体粒子を吹出すことが可能な霧化
装置となる。
従って本発明の霧化装置を毛髪乾燥用の熱風乾燥器と併
用すれば、整髪作業、毛髪の乾燥作業時等に毛髪を湿潤
状態に維持しながら上記作業を容易に行なうことが可能
となり、かつ乾燥作業時であっても毛髪周囲の湿度を常
に好適に維持できる。
このため毛髪の過度な乾燥を防止するとともに、常に毛
髪内へ水分を浸透させて毛髪内水分量を好適な値に保つ
ことができる。加えて、火傷などのおそれが皆無であり
安全である。更に、加湿器や燃料噴射器として用いれば
、室温を低下させることなく湿度を与えることや着火時
間の短縮化ができるといったすぐれた効果が明らかであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本的な構成を示すブロック図、第2
図は本発明の実施例であるミストブローの斜視図、第3
図(A)はその断面図を含む要部側面図、第3図(B)
、(C)および第4図はそれぞれ第3図(A>における
I−I線断面図、A方向矢視図、1部所面図を含むB方
向矢視図、第5図はミストブローの構成部材の要部断面
図およびその斜視図、第6図は第3図における■−■線
断面図、第7図は第6図におけるIV −IV線断面図
、第8図は第3図(A>における■−■線断面図である
。 1・・・ミストブロー 8・・・外周可撓性ホース10
・・・端部筒体  11・・・PTCヒータ16・・・
コントロール機器 18b・・・超音波振動素子 20・・・給水槽  30・・・ミスト発生槽32・・
・貯水室  33・・・ミスト貯留室34・・・ミスト
集合管  40・・・給排水管50・・・ミスト送風器
  70・・・ミストヒータ71a・・・棒状発熱体 
76・・・加熱ミスト排出管77・・・ミスト流入管 
78・・・筒状ミスト通路80・・・外気送風器  9
0・・・水位検出器9つ・・・フロート 代理人  弁理士  定立 勉(他2名)41図 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、貯留した液体を加振するための電気−機械変換素子
    を備え、該電気−機械変換素子の振動により前記液体の
    貯留液面から微細粒径の液体粒子を発生する液体粒子発
    生手段と、該液体粒子発生手段の発生する液体粒子を送
    風経路内に導き入れ、該送風経路内の空気流にのせて吹
    出端から吹出す液体粒子送風手段とを有する霧化装置に
    おいて、 前記液体粒子送風手段の送風経路に沿つて配置される長
    尺状の発熱手段を備えることを特徴とする霧化装置。 2、前記液体粒子送風手段の送風経路が、該送風経路に
    配置される前記発熱手段の上流側で屈曲されていること
    を特徴とする請求項1記載の霧化装置。 3、前記発熱手段の配置される範囲の送風経路の有効経
    路径が、該送風経路より上流側の送風経路の有効経路径
    より大きく形成されていることを特徴とする請求項1又
    は請求項2記載の霧化装置。 4、前記発熱手段の配置される範囲の送風経路の有効経
    路径が、該送風経路より下流側の送風経路の有効経路径
    より大きく形成されていることを特徴とする請求項1、
    請求項2又は請求項3記載の霧化装置。
JP63081798A 1988-04-02 1988-04-02 霧化装置 Granted JPH01254272A (ja)

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JP63081798A JPH01254272A (ja) 1988-04-02 1988-04-02 霧化装置
DE68921624T DE68921624T2 (de) 1988-04-02 1989-03-30 Haarsprayvorrichtung.
PCT/JP1989/000338 WO1989009000A1 (en) 1988-04-02 1989-03-30 Sprayer for use in hairdressing
US07/576,496 US5158716A (en) 1988-04-02 1989-03-30 Atomizer for hairdressing
EP89904219A EP0414893B1 (en) 1988-04-02 1989-03-30 Sprayer for use in hairdressing
AT89904219T ATE119359T1 (de) 1988-04-02 1989-03-30 Haarsprayvorrichtung.
KR1019890702251A KR940011583B1 (ko) 1988-04-02 1989-03-30 이발용 무화장치

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024051863A1 (zh) * 2022-09-09 2024-03-14 苏州诺维格工业自动化科技有限公司 一种雾化器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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