JPH01252364A - ロータ式ショットピーニング装置 - Google Patents

ロータ式ショットピーニング装置

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JPH01252364A
JPH01252364A JP7896888A JP7896888A JPH01252364A JP H01252364 A JPH01252364 A JP H01252364A JP 7896888 A JP7896888 A JP 7896888A JP 7896888 A JP7896888 A JP 7896888A JP H01252364 A JPH01252364 A JP H01252364A
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JP
Japan
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rotor
helical gear
gear
tilting
shot
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JP7896888A
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Takashi Honda
隆 本田
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、例えば金属材料等の表面処理を行なうため
のロータ式ショットピーニング装置に関する。
(従来の技術) 従来、例えば車両に使用されるばねや歯車等のワークに
対して応力集中を受ける部分の表面に小さな金属球であ
るショットを投射し、圧縮応力を高めて疲労強度を向上
させるショットピーニング装置が知られている。この装
置によれば、特にa炭焼入れしたワークの表面には粒界
酸化層が形成されて疲労強度が低下しているが、ショッ
トの投射によりこの層を除去することができてピーニン
グ効果はきわめて大きい。
このようなショットピーニング装置としてロータ式のも
のを例えば第4図に示す。同図において、回転するロー
タ101中心部に供給されたショット103は、0−り
101の1¥方向に延設されたブレード105に沿って
遠心加速され、例えば、はすば歯車107に投)1され
てピーニング効果が得られる。はすば歯車107はテー
ブル109に載置され、テーブル109ははすば歯車1
07の軸方向に回転する構成となっている。(例えば、
特開昭61−38869を参照。) (発明が解決しようとする課題) ところで、このような従来のロータ式ショットピーニン
グ装置にあっては、ショット103を投射するロータ1
01及びはすば歯車107を載置するテーブル109が
共にほぼ一定速度で連続回転する構成となっており、シ
ョット103ははすば歯車107のほぼ全体に一様に投
射される。
このため、本来歯元強度を有するはすば#A中107の
山元を含む歯面にもショット103が投射され、歯面の
面粗度が悪化していわゆるギヤノイズが発生する要因と
なる。
この発明は、上記課題に着目してなされたもので、はす
ば歯車の歯面にショットを投射するのを抑えてギヤノイ
ズを抑える構成でありながら、歯元に対して確実にショ
ットを投射させることができるロータ式ショットピーニ
ング装置の提供を目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、この発明は、回転自在なロ
ータの径方向に延設された複数のブレードを備え、この
ブレードのロータ中心側にショットを供給して回転する
ロータの外周部から遠心加速されたショットをはすば歯
車に投射するロータ式ショットピーニング装置であって
、前記ロータをはすば歯車の歯面に対して傾動自在に構
成し、このロータを傾動させるD−夕傾動手段と、前記
はすば歯車を載置するためのテーブルと、このデープル
を前記はすば歯車の軸方向に回転させるテーブル駆動手
段と、ロータ傾動手段及びテーブル駆動手段の駆動を制
御する制御手段とを備え、この制御手段は、前記ショッ
トがはすば歯車の歯元に投射されるようにロータがはす
ば歯車の歯面のねじれ角とほぼ同角度となるようロータ
傾動手段の駆動を制御し、かつ前記テーブルがはすば歯
車の歯数に応じてパルス状に回転するようj−プル駆動
手段の駆動を制御することとした。
〈作用) 上記構成において、ブレードのロータ中心側にショット
を供給すると、回転する【コータの外周部から遠心加速
されたショットは、21111211手段がロータ傾動
手段を駆動してロータを傾動させることによりはすば歯
車のねじれ角とほぼ同角度を持って投射される。さらに
、制御手段によりテーブル駆動手段がテーブルをはすば
l!ii車の歯数に応じてパルス状に回転させると、シ
ョットがはすば歯車の各歯元に確実に投射される。
(実施例) 以下、図面に基づいてこの発明の実施例を詳細に説明す
る。
第2図は、この発明の一実施例に係わるロータ式ショッ
トピーニング装置を示している。
まず構成を説明すると、ショットピーニング装置1はは
すば歯車3を載置するためのテーブル5を備え、テーブ
ル5はテーブル駆動手段として位相制御が可能なステッ
プモータ7によりはすば歯車3の軸方向に回転するよう
になっている。
ショットピーニング装置1は、はすば歯車3にショット
9を投射するためのロータ11を協えている。〇−タ1
1はロータハウジング13に対し軸受15.15を介し
て回転自在となっている。
Ll−タ11の回転方向は、例えばはすば歯車3の軸方
向と同方向に設定されている。このようなロータ11は
、ロータ回転用モータ17の駆動によりほぼ一定速度で
連続回転する。
ロータ11は、径方向に延設された複数の平板状のブレ
ード19を備えている。1コータ11の中心部には、シ
ョット9を供給するための図示しないショット供給V4
ffが接続されている。
ロータ11ははすば歯車3の歯面に対して傾動自在とな
っている。すなわち、ロータハウジング13にはロッド
21の一端が固着され、ロッド21はショットピーニン
グ装置1の固定側に対し軸受23.23を介して回転自
在となっている。ロッド21にはロータハウジング13
と連動するギヤ25が固着され、ギヤ25にはロータ傾
動手段としてロータ傾動用モータ27の駆動軸29に連
結された駆動ギヤ31が噛合している。
ステップモータ7及びロータ傾動用モータ27には、両
モータ7.27の駆動を制御するvI tl1手段とし
てNC装置33が接続されている。NC装置33は、ロ
ータ11からのショット9がはすば歯車3の歯元に投射
されるように、ロータ11がはすば歯車3の歯面のねじ
れ角とほぼ同角度となるようロータ傾動用モータ27の
駆動を制御する。
また、NC装置33は、テーブル5がはすば歯車3の歯
数に応じてパルス状に回転するようステップモータ7の
駆動をItll IIIIする。
次に例えば第3図に示すフローチャートに基づいて作用
を説明する。
上記構成において、まずNC装置33にはすば歯車3の
歯面のねじれ角β及び歯数7を予め入力するとくステッ
プ8101)、NC装置33はロータ11の傾動角度が
ねじれ角βとほぼ同じになるまでロータ傾動用上−タ2
7を駆動させる(ステップ5103及びステップ810
5)。
その後、NC装置33はロータ回転用モータ17の駆動
スイッチ(図示しない)をオンとしてロータ11を回転
させる(ステップ5107及びステップ8109)。こ
の結果、ショット9が回転するロータ11のブレード1
9に沿って遠心加速されロータ11の外周部からはすば
歯車3の歯元に投射される。
次いで、NC装M33はステップモータ7を駆動してテ
ーブル5を360°/2回転さけた後、ステップモータ
7の駆動を解除してデープル5を所定時間停止させる〈
ステップ5111乃至ステップ8115)。なお、テー
ブル5の停止時間は、求められる圧縮残留応力値により
種々設定可能である。
そして、はすば歯車3の全歯元に対してショット9を投
射するまでNC装置33はステップモータ7を回転させ
て処理が終了する(ステップS117)。
これにより、はすば歯車3の全歯元に対して所定の圧縮
残留応力が得られるよう集中してショット9を投射する
ことができ、疲労強度を向上させることができる。また
、はすば歯車3の歯面にショット9が投射するのを抑え
ることができ、面粗度の悪化によるギヤノイズの発生を
防止することができる。
さらに、はすば歯車3の歯元に対してショット9を集中
して投射することができるため、従来よりロータ11の
幅を小さくすることができ、ロータ11の駆動力を小さ
くできてロータ回転用モータ17の効率化を図れる。ま
た、投射するショッ]〜9の数を少なくできるため、装
置全体の小型化を図ることができる。
ところで、第4図(a)は、例えば第4図(b)のよう
に試験板35にロータ11からショット9を投射した時
のショットピーニングの加工度を表わすいわゆるアーク
ハイト値の分布図である。第4図(a)において、A部
はロータ11の位置を示し、Hはロータ11の中心高さ
を示し、Cはテーブル5の中心軸を示し、円の大きさは
試験板35の各位置におけるアークハイト値の大きさを
示している。
すなわら、ロータ11の回転方向であるテーブル5の中
心軸C上でアークハイト値が大きいことがわかり、中心
軸Cから外側にいくほどアークハイト値が小さくなるこ
とがわかる。従って、例えば同図中8部で示すような大
モジュールのはすば歯車の歯元に対しショット9を投射
すると、歯幅が広いため歯元の上側及び下側がテーブル
5の中心軸Cから大きくずれて均一なアークハイト値が
得られない虞れがある。
これに対し、この実施例では、ロータ11自体をはづば
歯車3の歯面のねじれ角とほぼ同角度となるよう傾動さ
せるため、アークハイト近が高い軸とはすば歯車3の歯
元とを一致させることができ均一したアークハイト値を
得ることができる。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、ロータをはす
ば歯車の歯面のねじれ角とほぼ同角度に傾動させ、はす
ば歯車を載置したテーブルを歯数に応じてパルス状に回
転させる構成としたため、はすば歯車の歯元に対して高
いアークハイト値で確実にショットを投射することがで
き、かつ歯面をショットすることによるギヤノイズを防
止でき品質が安定したはすば歯車を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のクレーム対応図、第2図はこの発明
の一実施例に係わるロータ式ショットピーニング装置の
概略的全体構成図、第3図は第2図の作用を示すフロー
チャート、第4図(a)はショットピーニングの加工度
を表わすアークハイト値の分布図、第4図(b)は第4
図口)の試験方法を承り図、第5図口)は従来例の平面
図、第5図(b)は第5図(a)の側面図である。 3・・・はすば歯車 5・・・テーブル 7・・・ステップモータ(テーブル駆動手段)9・・・
ショット 11・・・ロータ 19・・・ブレード 27・・・ロータ傾動用モータ(ロータ傾動手段)33
・・・NC1置(制御手段) 代理人 弁理士  三 好 保 男 第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 回転自在なロータの径方向に延設された複数のブレード
    を備え、このブレードのロータ中心側にショットを供給
    して回転するロータの外周部から遠心加速されたショッ
    トをはすば歯車に投射するロータ式ショットピーニング
    装置であつて、前記ロータを歯車の歯面に対して傾動自
    在に構成し、このロータを傾動させるロータ傾動手段と
    、前記歯車を載置するためのテーブルと、このテーブル
    を前記歯車の軸方向に回転させるテーブル駆動手段と、
    ロータ傾動手段及びテーブル駆動手段の駆動を制御する
    制御手段とを備え、この制御手段は、前記ショットが歯
    車の歯元に投射されるようにロータが歯車の歯面のねじ
    れ角とほぼ同角度となるようロータ傾動手段の駆動を制
    御し、かつ前記テーブルが歯車の歯数に応じてパルス状
    に回転するようテーブル駆動手段の駆動を制御すること
    を特徴とするロータ式ショットピーニング装置。
JP7896888A 1988-03-31 1988-03-31 ロータ式ショットピーニング装置 Expired - Lifetime JPH0753343B2 (ja)

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JPH01252364A true JPH01252364A (ja) 1989-10-09
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