JPH01252117A - スポットネットワーク受電設備 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的コ （産業上の利用分野） 本発明は、ある配電線系統の事故時でも無停電で負荷に
電力を供給するスポットネットワーク、受電設備の改良
に関する。

（従来の技術） 従来のスポットネットワーク受電設備においては、複数
のネットワーク配電線にそれぞれ個別に開閉器、ネット
ワーク変圧器、プロテクタヒユーズおよびプロテクタ遮
断器の順序でシリアルに接続され、かつ、各プロテクタ
遮断器の２次側が負荷母線に接続されている。この負荷
母線には多数の負荷が接続され前記ネットワーク変圧器
から電力が供給される様になっている。

このような受電設備においては、複数のネットワーク配
電線のうち１つの配電線系統に停電が発生すると、当該
配電線に接続されるネットワーク変圧器から電力が供給
できなくなるので、残りのネットワーク変圧器から負荷
へ電力を供給している。

（発明が解決しようとする課題） 従って、以上のような受電設備は、例えば２つのネット
ワーク配電線のうち１つの配電線または３つのネットワ
ーク配電線のうち２つの配電線にそれぞれ停電が発生し
た場合、残りの１つのネットワーク配電線に接続された
ネットワーク変圧器から負荷母線に接続される全負荷に
電力を供給することになるが、実際上、少ない数のネッ
トワーク変圧器で全角荷分の電力を肩代わりすることは
できない。その結果、各ネットワーク変圧器には相当大
容量のものを設買する必要があるが、全てについて大容
量のネットワーク変圧器を１１１１することは難しく、
そのために簡単、かつ、コスト的に安価な受電設備の開
発が望まれていた。

本発明は上記実情に鑑みてなされたもので、停電中のネ
ットワーク配電線に接続されるネットワーク変圧器を有
効に生かし、よって健全系統のネットワーク変圧器の負
担軽減を図り、安定に全負荷に電力を供給可能とするス
ポットネットワーク受電設備を提供することを目的とす
る。

［発明の構成１ （課題を解決するための手段） 本発明によるスポットネットワーク受電設備は、各ネッ
トワーク配電線に接続される第１の開閉器と前記各ネッ
トワーク変圧器との間の接続ライン相互間に第２の開閉
器を設け、あるネットワーク配電線系統の停電時に当該
ネットワーク配電線と健全なネットワーク配置１ｉ１ど
の間に設けられた第２の開閉器を閉成し負荷に電力を供
給可能とするものである。

（作用） 従って、本発明は以上のような手段とすることにより、
あるネットワーク配電線系統の停電時に当該ネットワー
ク配電線と健全なネットワーク配電線との間の前記第２
の開閉器を閉成すれば、前記健全なネットワーク配Ｎ線
から第１の開閉器および当該用２の開閉器を通って停電
中の前記ネットワーク配電線のネットワーク変圧器に電
力を配電でき、これによって停電中の配電線のネットワ
ーク変圧器が生きて負荷母線に接続される各負荷に電力
を供給することができる。

（実施例） 以下、本発明に係わるスポットネットワーク受電設備の
一実施例について第１図を参照して説明する。同図にお
いて１１ａ、１１ｂ、１１ｃはそれぞれ３相構成のネッ
トワーク配電線であって、これらのネットワーク配電線
１１ａ、１１ｂ。

１１Ｃにはそれぞれ停電時に開路するための第１の開閉
器１２ａ、１２ｂ、１２ｃ、ネットワーク配電線１１ａ
、　１１ｂ、１１ｃから電力を受けて所定の電圧に変成
して負荷に供給するネットワーク変圧器１３ａ、１３ｂ
、１３ｃ、プロテクタヒユーズ１４ａ、１４ｂ、１４ｃ
およＵ７０テ’）り遮断器１５ａ、１５ｂ、１５ｃ等の
順序で接続され、これらプロテクタ遮断器１５ａ、１５
ｂ。

１５ｃの２次側が負荷母線１６に接続されている。

この負荷母線１６には遮断器等の保ｒ１装置１７ａ。

１７ｂ、１７Ｃ等を介して所要とする種々の負荷（図示
せず）が接続されている。なお、前記第１の開閉器１２
ａ、１２ｂ、１２ｃは低圧配電線を想定しているが、高
圧配電線の場合には遮断器あるいは断路器等が用いられ
る。従って、この第１の開閉器はこれら遮断器、断路器
等を含むものである。

さらに、以上のようなスポットネットワーク受電設備に
おいて前記第１の開閉器１２ａ、１２ｂ。

１２Ｃとネットワーク変圧器１３ａ、１３ｂ。

１３Ｃとの間の接続ライン２１ａ、２１ｂ。

２１Ｃ相互間にはそれぞれ第２の開閉器２２゜２３が設
けられている。

従って、以上のような受電設備において各ネットワーク
配電線１１ａ、１１ｂ、１１Ｃの健全時。

６第１の開閉器１２ａ、１２ｂ、１２ｃは常時閉成状態
にあり、その結果、各ネットワーク配電線１１ａ、１１
ｂ、’１１Ｃからの電力は第１の開閉器１２ａ、１２ｂ
、１２ｃを通ってネットワーク変圧器１３ａ、１３ｂ、
１３ｃに配電される。従って、全ネットワーク変圧器１
３ａ、１３ｂ。

１３Ｇを用いて負荷母線１６に接続される全負荷に相応
の負担で電力を供給することができる。

ところで、例えばネットワーク配置１ｉ１１１ｃが何ら
かの事故で停電すると、当該用１の開閉器１２Ｃは開路
する。その結果、ネットワーク変圧器１３ｃには第１の
開閉器１２ｃの開路によりネットワーク配電１ｉ１１１
ｃから電力を供給できないので、当該変圧器１３ｃから
負荷母１１１６に接続されている各負荷に電力を供給す
ることができない。

しかし、本設備においては、前記ネットワーク配電線１
１Ｃの停電時、この停電中の配電線１１ｃと隣接する健
全なネットワーク配電線１１ｂにそれぞれ接続されてい
る第１の開閉器１２ｂ、１２ｃとネットワーク変圧器１
３ｂ。

１３ｃと間の接続ライン２１ｂ、２ｉｃ間の第２の開閉
器２３を閉路することにより、健全側ネットワーク配電
線１１ｂから第１の開閉器１２ｂおよび第２の開閉器２
３を通ってネットワーク変圧器１３ｃに電力が供給され
るので、この停電中のネットワーク配電Ｉ！１１Ｇに接
続されるネットワーク変圧器１３Ｃが生きて全負荷に電
力を供給できる。その結果、何れかのネットワーク配Ｉ
Ｉに停電があっても全ネットワーク変圧器１３８〜１３
ｃを生かして全負荷に相応の負担をもって電力を供給で
きる。

以上の説明は、ネットワーク配Ｎ線１３ｃに停電があっ
た場合について述べたが、ネットワーク配電線１１ａま
たは１１ｂに停電があった場合でも同様の考えに基づい
て当該ネットワーク変圧器１３ａ、１３ｂを生かし、全
部のネットワーク変圧器１３ａ、１３ｂ、１３ｃを運転
させて全負荷の負担に負うことができる。

なお、上記実施例では３回線について述べたが、第２図
に示すように２回線の場合でも同様に適用できることは
言うまでもなく、さらに４回線以上の場合でも容易に実
現できる。また、第２の開閉器２２．２３は同様の機能
を持つ遮断器、断路器を含むものである。その他２本発
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施でき
る。

［発明の効果］ 以上詳記したように本発明によれば、あるネットワーク
配電線系統に停電が発生しても、その停電中の配？！線
に接続されるネットワーク変圧器を生かしながら全ネッ
トワーク変圧器を用いて全負荷に電力を供給でき、特に
容量大のネットワーク変圧器を使用することなく安定し
た状態で負荷に電力を供給できるスポットネットワーク
受ＩＩ備を提供できる。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明に係わるスポットネットワーク受電設備
の一実施例を示す構成図、第２図は本発明の他の実膿例
を説明する構成図である。 １１　ａ、　１　ｌ　ｂ、　１１　ｃ−ネット’）−り
配Ｎｍ、１２ａ、１２ｂ、１２ｃ・・・第１の開閉器、
１３ａ。 １３ｂ、１３Ｃ・・・ネットワーク変圧器、１６・・・
負荷母線、２１ａ、２１ｂ、２１ｃｍ・・接続ライン、
２２．２３・・・第２の開閉器。 出願人代理人　弁理士　鈴　江　武　愚弟　１　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数のネットワーク配電線からそれぞれ個別に少なくと
   も第１の開閉器およびネットワーク変圧器の順序で接続
   され、これらネットワーク変圧器から負荷母線に接続さ
   れる各負荷へ電力を供給するスポットネットワーク受電
   設備において、前記各第１の開閉器と前記各ネットワー
   ク変圧器との間の接続ライン相互間に第２の開閉器を設
   け、あるネットワーク配電線系統の停電時に当該ネット
   ワーク配電線と健全なネットワーク配電線との間の前記
   第２の開閉器を閉成し負荷へ電力を供給することを特徴
   とするスポットネットワーク受電設備。