JPH01252085A - 文字放送データ抜取り装置 - Google Patents

文字放送データ抜取り装置

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Publication number
JPH01252085A
JPH01252085A JP7965188A JP7965188A JPH01252085A JP H01252085 A JPH01252085 A JP H01252085A JP 7965188 A JP7965188 A JP 7965188A JP 7965188 A JP7965188 A JP 7965188A JP H01252085 A JPH01252085 A JP H01252085A
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JP
Japan
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data
circuit
clock signal
signal
phase difference
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Pending
Application number
JP7965188A
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English (en)
Inventor
Tomio Osada
長田 富夫
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NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
Original Assignee
NEC Home Electronics Ltd
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はビデオ信号から文字放送データを抜取る文字放
送データ抜取り装置に関し、特に、文字放送受信装置に
適用して好適なものである。
[従来の技術] 文字放送データは、周知のように、テレビジョン信号(
以下では、ビデオ信号と呼ぶ)における垂直帰線期間の
所定の水平走査期間に挿入されている。したがって、表
示処理するためには、まず、ビデオ信号からこの文字放
送データを抜取ることを要する。
従来、ビデオ信号から文字放送データを抜取って文字放
送処理部に与える文字放送データ抜取り装置として、第
4図に示すものがある。第4図において、ビデオ信号V
ID (第5図(A))は、量子化・抜取りタロツク発
生回路1に与えられる。
量子化・抜取りクロック発生回路1は、ビデオ信号VI
Dが所定の水平走査期間になると、そのビデオ信号VI
Dを2値化してその量子化データD1(第5図(B))
をD型フリップフロップ回路構成のビット同期回路2の
データ入力端子に与える。また、量子化・抜取りクロッ
ク発生回路1は、ビデオ信号VIDが所定の水平走査期
間になると、ビデオ信号VIDにおけるクロックランイ
ン(ビット同期符号)に基づいてクロック信号CK(第
5図(C))を形成してビット同期回路2のクロック入
力端子に与える。
ビット同期回路2は、量子化データD1をこのタロツク
信号CKに応じてラッチし、ビット同期させて文字放送
データD2を得て文字放送データ処理部3に与える。
したがって、ビデオ信号VIDから文字放送データD2
を良好に抽出するためには、クロック信号CKの位相が
量子化データD1のビット周期の中間にくるようにする
ことが必要である。そのなめ、文字放送受信装置の出荷
に先立って、量子化データD1の位相と、クロック信号
CKの位相とをずれを検出して良好な位相関係となるよ
うにクロック信号CKの位相を調整していた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来では、検査員がオシロスコープを目
視して量子化データD1とクロック信号CKどの位相差
を検出し、その位相差に基づいて量子化・抜取りクロッ
ク発生@回路1の回路素子の値を調整して位相を合わせ
ていたので、多大な作業時間を必要としていた。また、
ビデオ信号VIDは、ジッタ(時間軸上の揺らぎ)を有
するので、オシロスコープを用いて位相差を検出する場
合に、検出ミスをすることもある。その結果、調整ミス
をする場合があった。さらに、調整が良好に行われた場
合であっても、調整場所と、文字放送受信装置の設置場
所とが異なるので、回路素子の特性が使用時と調整時と
で異なり、使用時において良好に文字放送データを抜取
ることができないことも生じていた。
第1の本発明は、以上の点を考慮してなされたものであ
り、量子化データとクロック信号との位相を自動的に合
わせこむことができ、文字放送データを一段と正確に抜
き取ることのできる文字放送データ抜取り装置を提供し
ようとするものである。
第2の本発明は、量子化データとクロック信号との位相
差を正確に検査員が認識して調整作業を行なうことので
きる文字放送データ抜取り装置を提供しようとするもの
である。
[課題を解決するための手段] かかる課題を解決するために、第1の発明に係る文字放
送データ抜取り装置おいては、所定の水平走査期間のビ
デオ信号を量子化すると共に、ビデオ信号に基づいて抜
取り用のクロック信号を発生する量子化・クロック発生
回路と、この量子化・抜取りクロック発生回路からの量
子化データをクロック信号に同期させるビット同期回路
とを備えてビデオ信号から文字放送データを抜取る文字
放送データ抜取り装置において、量子化データ又はクロ
ック信号を移相させてビット同期回路に与える可変移相
回路と、量子化データからその量子化データに対して所
定量ずつ位相の異なる複数の移相データを形成する移相
データ形成手段と、量子化データにおけるフレーミング
コードの所定番目のエツジを検出するフレーミングコー
ド検出手段と、所定番目のエツジ検出前後におけるクロ
ック信号と同期した複数の移相データの状態に応じて量
子化データとクロック信号との位相差を検出する位相差
検出手段と、検出された位相差に応じて可変移相回路の
移相量を位相差がなくなるように制御する移相量制御手
段とを備えた。
また、第2の発明に係る文字放送データ抜取り装置おい
ては、所定の水平走査期間のビデオ信号を量子化すると
共に、ビデオ信号に基づいて抜取り用のクロック信号を
発生する量子化・タロツク発生回路と、この量子化・抜
取りクロック発生回路からの量子化データをクロック信
号に同期させるビット同期回路とを備えてビデオ信号か
ら文字放送データを抜取る文字放送データ抜取り装置に
おいて、量子化データからその量子化データに対して所
定量ずつ位相の異なる複数の移相データを形成する移相
データ形成手段と、量子化データにおけるフレーミング
コードの所定番目のエツジを検出するフレーミングコー
ド検出手段と、所定番目のエツジ検出前後におけるクロ
ック信号と同期した複数の移相データの状態に応じて量
子化データとクロック信号との位相差を検出する位相差
検出手段と、検出された位相差を表示する表示手段とを
備えた。
[作用] 第1の本発明においては、量子化データからその量子化
データに対して所定量ずつ位相の異なる複数の移相デー
タを移相データ形成手段によって形成しておき、量子化
データにおけるフレーミングコードの所定番目のエツジ
をフレーミングコード検出手段が検出したとき、所定番
目のエツジ検出前後におけるクロック信号と同期した複
数の移相データの状態に応じて量子化データとクロック
信号との位相差を位相差検出手段が検出し、この検出さ
れた位相差に応じて移相量制御手段が可変移相回路の移
相量を量子化データとクロック信号との位相差がなぐな
るように制御するようにした。
また、第2の本発明においては、量子化データからその
量子化データに対して所定量ずつ位相の異なる複数の移
相データを移相データ形成手段によって形成しておき、
量子化データにおけるフレーミングコードの所定番目の
エツジをフレーミングコード検出手段が検出したとき、
所定番目のエツジ検出前後におけるクロック信号と同期
した複数の移相データの状態に応じて量子化データとタ
ロツク信号との位相差を位相差検出手段が検出し、この
検出された位相差を表示手段が表示するようにした。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面を参照しながら詳述する
!  の      び  − まず、実施例による文字放送データ抜取り装置の基本構
成及び動作について、第4図との同一部分に同一符号を
付して示す第1図を参照しながら言羊述する。
第1図において、量子化・抜取りクロック発生回路1か
らの量子化データD1は、移相回路となっている可変遅
延回路4を介して遅延された後、ビット同期回路2に与
えられるようになされている。他方、量子化・抜取りク
ロック発生回路1がらのクロック信号CKは、遅延回路
5を介して遅延された後、ビット同期回路2のクロック
入力端子に与えられるようになされている。
可変遅延回路4は、位相制御部6によって遅延量が制御
される。位相制御部6は、位相差検出回路7及び位相差
/遅延量変換回路8によって構成されている。位相差検
出回路7には、量子化データD1及びクロック信号CK
が与えられ、これら量子化データD1及びクロック信号
CKの位相差を検出して位相差/遅延量変換回路8に与
える。
位相差/遅延量変換回路8は、この位相差検出信号に応
じて可変遅延回路4の遅延量を決定して可変遅延回路4
を制御する。
したがって、量子化・抜取りクロック発生回路1から出
力された量子化データD1とクロック信号CKとが適切
な位相関係にない場合には、位相差検出回路7がその位
相差を検出し、位相差/遅延量変換口i¥88がその位
相差に応じた遅延量を決定して可変遅延回路4の遅延量
を制御するので、ビット同期回路2に与えられる量子化
データD2及びクロック信号CKIは、良好な位相関係
を有するものになる。その結果、ビット同期が良好にな
されてこのビット同期回路2によって正確に抜取られた
文字放送データが文字放送データ処理部3に与えられる
亡 1 6のう゛。
次に、位相制御部6の詳細構成について、第2図を参照
しながら詳述する。なお、第2図に示す位相制御部6は
、可変遅延回路4及び遅延回路5の構成を併用している
第2図において、量子化データD1は、20個の単位遅
延素子10〜29が縦属接続された遅延素子群に与えら
れ、2単位遅延時間ずつ異なるデータDIO〜D20が
取り出されてセレクタ回路30に与えられる。セレクタ
回路30は、後述する選択制御信号CONに応じて入力
端子を選択して、すなわち、遅延されたデータDIO−
D20いずれかを選択してその選択データD2をビット
同期回路2のデータ入力端子に与える。したがって、遅
延素子群10〜29及びセレクタ回路30によって上述
した可変遅延回路4が構成されている。
ここで、単位遅延時間は、クロック信号の1周期の1/
20程度に選定されている。すなわち、可変遅延回路4
は、1クロック周期の1/20ずつ遅延量を変化させる
ことができるものであり、最大遅延量が1クロック周期
のものである。
他方、量子化・抜取りクロック発生回路1゜からのクロ
ック信号CKは、10個の単位遅延素子31〜40が縦
属接続された遅延素子群に与えられ、10単位遅延時間
だけ遅延されてピッ■・同期回路2のタロツク入力端子
に与えられる。すなわち、遅延素子群31〜40によっ
て遅延回路5が構成されている。なお、クロック信号C
Kを10単位遅延時間だけ遅延させるようにしたのは、
セレクタ回路30の標準選択端子が中央の入力端子であ
ってこの中央の入力端子に10単位遅延時間だけ遅延さ
れたデータD15が与えられており、これに応じるため
である。
また、遅延素子群10〜29からセレクタ回路30に与
えられるデータDIO〜D20に対して、1単位遅延時
間ずつ異なる10個の遅延データD30〜D39が、こ
れら遅延素子群10〜2つから収り出されてそれぞれ対
応するD型フリップフロップ回路構成のラッチ回路41
〜50に与えられる。すなわち、量子化データD1に対
して所定量ずつ移相されたデータが取り出されてラッチ
回路41〜50に与えられる。これらラッチ回路41〜
50には、遅延後のクロックCKIと逆相のタロツク信
号CKNがトリガ信号として与えられ、ラッチ回路41
〜50はこれによってラッチ動作する。これらラッチ回
路41〜50のラッチデータD40〜D49は、対応す
るD型フリップフロップ回路構成のラッチ回路51〜6
0に与えられる。これらラッチ回路51〜60には、遅
延後のクロックCK1と同相のクロック信号CKPがト
リガ信号として与えられ、ラッチ回路51〜60はこれ
によってラッチ動作する。これらラッチ回路51〜60
のラッチデータD50〜D59は、デコーダ61に与え
られる。
ここで、1段目のラッチ回路群41〜50及び2段目の
ラッチ回路群51〜60に対するクロッり信号CKP及
びCKNは、後述するフレーミングコードの検出時点後
の所定時点以降、論理r□。
に固定されるものであり、フレーミングコードの検出時
点の直前におけるクロック信号CKNによるラッチデー
タD30〜D39をデコーダ61に与えるように動作す
る。デコーダ61に与えられるデータD50〜D59は
、後述するように、データD2とクロック信号CK1と
の位相差に応じた論理レベルの組をとるものとなり、デ
コーダ61は、与えられるデータD50〜D59 (D
30〜D39)の論理レベルをデコードしてそのデコー
ド内容に応じた制御信号CONをセレクタ回路30に与
える。したがって、デコーダ61は、上述した位相差/
遅延量変換回路8に相当する。
次に、フレーミングコード検出回路62について説明す
る。セレクタ回路30からのデータD2及び遅延後のク
ロック信号CKIが、フレーミングコード検出回路62
に与えられる。ところで、文字放送データは、データ本
文の前に、上述したビット同期のためのクロックランイ
ンに加えて、バイト同期のためのフレーミングコードが
付加されており、フレーミングコード検出回路62は、
このフレーミングコードの所定のタイミングを検出する
もので′ある。
このフレーミングコード検出回路62は、8ビツト構成
のシフトレジスタ回路63を備え、このシフトレジスタ
回路63にデータD2及びクロック信号CKIが与えら
れる。このシフトレジスタ回路63によってクロック信
号CKIに同期して直並列変換された8ビツトデータD
61〜D68のうち、データD62、D64及びD65
は、それぞれインバータ回#164.65及び66を介
して反転されてアンド回路67に与えられ、他のデータ
は直接アンド回路67に与えられる。したがって、アン
ド回路67は、データD61〜D68が論理「1110
0101」になったとき、すなわち、フレーミングコー
ドに合致したとき論理「1」出力を当該フレーミングコ
ード検出回路62の検出信号FCとして出力する。
このフレーミングコード検出信号FCは、ラッチ用クロ
ック発生回路70に与えられる。ラッチ用クロック発生
回路70は、フレーミングコード検出信号FC及びクロ
ック信号CKIがらラッチ回路41〜50及びラッチ回
路51〜60に対するクロック信号CKN及びCKPを
形成するものであり、また、デコーダ61の動作指令信
号L1を形成するものである。
ラッチ用クロック発生回路70において、フレーミング
コード検出信号FCは、D型フリップフロップ回路構成
のラッチ回路71のデータ入力端子に与えられる。この
ラッチ回路71のクロック入力端子には、クロック信号
CKIがノア回路構成のゲート回路72を介して反転さ
れたクロック信号CK2が与えられる。したがって、ラ
ッチ回路71からは、クロック信号CKIに対してほぼ
1周期だけ遅れてフレーミングコード検出信号FCをラ
ッチしたラッチ信号PCIがQ出力端子より得られ、こ
のラッチ信号PCIがノア回路構成のゲート回路73及
び74に開閉制御信号として与えられる。
これらゲート回路73及び74は、ラッチ信号PCIが
論理「0」のとき開動作して到来する信号を反転通過さ
せ、ラッチ信号PCIが論理「1」のとき閉動作して到
来する信号の通過を阻止するものである。ゲート回路7
3には、クロック信号CKIがインバータ回路75を介
して反転されて与えられ、このゲート回路73は、開動
作時にタロツク信号CKIと同相のクロック信号CKP
を上述したラッチ回路51〜60に与える。一方、ゲー
ト回路74には、クロック信号CKIが直接与えられ、
このゲート回路74は、開動作時にクロック信号CKI
と逆相のクロック信号CKNを上述したラッチ回路41
〜50に与える。
フレーミングコード検出信号FCをラッチするラッチ回
路71の反転Q出力端子から出力されたラッチ信号FC
2は、非同期式のRSフリップフロップ回路76のセッ
ト入力端子に与えられる。
フリップフロップ回路76のQ出力信号FC3は、D型
フリップフロップ回路構成のラッチ回路77のデータ入
力端子に与えられる。ラッチ回路77のクロック入力端
子には、クロック信号CKIが与えられており、到来す
る信号FC3をクロック信号CKIに同期させてラッチ
させ、そのラッチ信号L1をゲート回路72に開閉制御
信号として与える。ゲート回路72は、開閉制御信号L
1が論理「0」のとき、クロック信号CKIを反転して
通過させ、開閉制御信号L1が論理「1」のときにクロ
ック信号CK1の通過を阻止する。したがって、ラッチ
回路71は、ゲー■・回路72の閉動作には、そのラッ
チ状態を維持するようになる。
また、ラッチ回路71のラッチ信号L1は、デコーダ6
1に動作指令信号として与えられる。デコーダ61は、
このラッチ信号L1の論理「1」期間においてデコード
動作を実行する。
また、RSSフリツブフロ9回路77のリセット入力端
子には、リセット信号R8Tが与えられる。このリセッ
ト信号R3Tは、文字放送データが挿入されている水平
走査期間の水平同期信号より形成されるものであり、デ
ータがフレーミングコードになる十分に前の時点でフリ
ップフロップ回路77をリセットさせ、デコーダ61の
動作を停止させておくものである。
匡批虹皿韻旦立勤詐 次に、位相制御部6の動作を第3図を参照しながら詳述
する。
第3図(A)に示すようなりロックランインCRI、フ
レーミングコードFRC及びデータ本体DATでなる量
子化データD1が、量子化・抜取りクロック発生回路1
から位相制御部6に与えられる。また、第3図(B)に
示すようなりロック信号CKが、量子化・抜取りクロッ
ク発生回路1から位相制御部6に与えられる。これら信
号D1及びCKに基づいてこれらの位相差を検出し、位
相の合わせ込みを行なうのであるが、位相差の検出は、
フレーミングコードの第7番目のビットから第8番目の
ビットへの立上りエツジで行なうので、第3図(D)及
び(C)に、これら信号D1及びCKの立上りエツジ近
傍を拡大して示す。
なお、以下の動作の説明では、セレクタ回路30は、単
位遅延時間の10倍の時間だけ遅延された量子化データ
D15(第3図(0))を選択しているとする。
入力されたクロック信号CKは、10段の遅延素子31
〜40を介して単位遅延時間の10倍の時間だけ遅延さ
れ、この遅延されなりロック信号CKI(第3図〈P)
〉がフレーミングコード検出回#I62及びラッチ用ク
ロック発生回路70に与えられる。
フレーミングコード検出回路62において、シフトレジ
スタ回863は、クロック信号CKIの立上りエツジ毎
にデータD15をシフトさせてい。
例えば、第3図の時点L1においては、シフトレジスタ
回B63がシフトさせたとしても、データD15の7レ
ーミングコードが全て取り込まれていないので、アンド
回路67は第3図(Q>に示すような論理r□、のフレ
ーミングコード検出信号FCを出力する。
したがって、ラッチ用クロック発生回路70におけるラ
ッチ回路71は、クロック信号CK2(第3図(W))
に基づいてこの論理r□、のフレーミングコード検出信
号FCを時点t1よりほぼ半周期遅れた時点t2におい
てラッチしく正確には、論理「0」レベルを維持し)、
ラッチ信号PCI(第3図(R))をゲート回路73及
び74に与えてこれらゲート回路73及び74を継続し
て開動作させる。これにより、第3図(U)及び(V)
に示すクロック信号CKN及びCKPがラッチ回841
〜50及び51〜60に与えられる。
1段目のラッチ回路群41〜50には、量子化データD
1を1.3、・・・、19単位遅延時間だけ遅延した第
3図(E)〜(N)に示すようなデータD30〜D39
が遅延素子群10〜29がら与えられている。ラッチ回
路群41〜50は、クロック信号CKNに基づいて時点
tl(正確には、この時点t1より各回路の動作遅れに
よる時間だけ遅れた時点)においてデータD30〜D3
9をラッチし、2段目のラッチ回路群51〜60は、時
点t1からクロック周期の半周期だけ遅れた時点t2で
ラッチ回路群41〜50によるラッチデ−タD40〜D
49(図示せず)をラッチする。
したがって、1段目のラッチ回路群41〜50が時点t
1でラッチした論理データが時点t2においてデコーダ
61に与えられる。
しかし、フレーミングコード検出信号FCが論理「0」
であると、ラッチ用クロック発生回路70のラッチ回路
77に対するデータFC3(第3図(C))も論理「O
」をとり、そのラッチ信号LL(第3図(T))も論理
「0」をとるので、デコーダ61は、この時点t2にお
いてデコード動作を実行せず、データD50〜D59の
論理レベルはなんら意味を持たない。
その後の時点t3におけるクロック信号CKIの立上り
によっても、シフトレジスタ回T&jf163には、フ
レーミングコードの全ビットデータが格納されないので
、上述と同様な動作を実行し、デコーダ61は、デコー
ド動作を行なわない。
やがて、シフトレジスタ回路63に対するデータD15
が時点t4においてフレーミングコードの最後のビット
に達すると、その後の最初のクロック信号CKIの立上
りエツジによって、時点t6からフレーミングコード検
出信号FCが論理「1」となる。その結果、この時点t
6よりほぼクロック周期の半周期だけ遅れた時点t7で
ゲート回#t73及び74が閉動作して時点t7の直後
の時点以降クロック信号CKP及びCKNの出力を停止
する。
ラッチ回路群41〜50及び51〜60は、クロック信
号CKN及びCKPが到来する間だけラッチ動作してお
り、時点t7でクロック信号CKP及びCKNが停止し
たときには、1段目のラッチ回路群41〜50は時点t
5でラッチした値を継続してラッチし、2段目のラッチ
回路群51〜60は、時点t6で、1段目のラッチ回路
群41〜50がラッチした値をラッチしている。この時
点t7以降は、クロック信号CKPが停止するので、デ
コーダ61には継続して同じラッチデータD50〜D5
9が与えられる。なお、1段目のラッチ回路群41〜5
0に対するクロック信号CKNは、この時点t7直後に
おいて回路素子の動作遅れのために一瞬だけ論理「1」
をとることもあり、ラッチデータD40〜D49が不安
定となるが、2段目のラッチ回路群51〜60に対する
クロック信号CKF)が安定しているため、デコーダ6
1に対するデータD50〜D59は安定している。
また、上述したフレーミングコード検出信号FCの変化
により、その変化時点t6よりほぼ1クロック周期だけ
遅れた時点t8において、ラッチ回路77からのラッチ
信号L1の論理は「1」となる。したがって、ゲート回
路72が閉動作し、ラッチ回路71にはクロック信号C
K2が与えられない状態となり、ラッチ回路72はフレ
ーミングコード検出信号FCが時点t8において論理「
0」に立ち下ってもその出力状態を継続する。
その結果、ラッチ信号L1も継続して論理「1」をとる
時点t8以降、ラッチ信号L1が論理「1」をとるので
、デコーダ61は、デコード動作を実行する。このとき
、デコーダ61に与えられているデータは、1段目のラ
ッチ回路群41〜50が時点t5でデータD30〜D3
9をラッチした値となっている。この時点t5は、抜取
り用のクロック信号CK2の抜取り時点より半周期ずれ
た時点であり、遅延後の量子化データD15との位相が
あっている場合、この時点t5にデータD15のビット
周期のきれ目があるはずである。
この例の場合には、時点t5におけるデータD50〜D
59は順にrl 111100000Jとなっている。
すなわち、クロック信号CKIの位相より進んだ遅延信
号が遅延信号D36〜D3つであり、クロック信号CK
Iの位相とり遅れた遅延信号が遅延信号D30〜D35
である。したがって、遅延信号D35より進めた位置で
あって遅延信号D36より遅れた位置に同期点が存在す
ることになる。デコーダ61は、これら遅延信号D30
〜D39に基づいて遅延時間が遅延信号D35及びD3
6の中間である遅延信号D15を選択させるような制御
信号CONをセレクタ回路30に与える。この場合、も
ともと遅延信号D15が選択されているので、セレクタ
回路30が切り替わることはない。
且旌泗A例里 したがって、上述の実施例によれば、量子化・抜取りク
ロック発生回路1からの量子化データD1とクロック信
号CKとの位相差を検出してその位相差に応じて量子化
データD1を遅延させてビット同期回路2に与えるよう
にしたので、ビット同期を良好に実行することができ、
正確に抜き収った文字放送データを文字放送データ処理
部3に与えることができる。
皿例実施」 (1)上述においては、量子化データD1を可変遅延さ
せるものを示したが、クロック信号CK側を可変遅延さ
せて位相を合わせるようにしても良い。
(2)ラッチ回路群を2段にしたものを示したが、回路
素子による遅れが問題とならないのであれば、1段の構
成で十分である。
(3)フレーミングコードの最後の立上りエツジを、位
相差検出に利用するものを示したが、位相差検出にフレ
ーミングコードの他のエツジを利用するようにしても良
い。
(4)可変遅延回路4と位相制御部6とで、遅延素子を
共用したものを示したが、遅延素子を別個に設けても良
い。
(5)位相差検出信号(D50〜D59)を位相の自動
調整に供するものを示したが、位相差検出信号をいわゆ
るバー表示等で定量的に表示させても良い。このように
すると、例えば、量子化・抜取りクロック発生回路1の
出荷時や保守時の調整において、セレクタ回路30の入
力端子を中央のデータD15の入力端子に固定しておけ
ば、検査員又は保守員がこのバー表示等を見て位相差を
定量的に認識することができ、量子化・抜取りクロック
発生回路1の調整を良好に実行させることができる。
(6)遅延素子数は、上述の個数に限定されるものでは
ない。1個の遅延素子の単位遅延時間を短くして多数設
けることによってより高精度に調整することができる。
(7)デコーダ61をハードウェアで構成したものを示
したが、この部分はソフトウェアによる構成であっても
良い。
(8)リセット信号R8Tは、1水平走査期間毎に発生
されるものだけでなく、1フイールド毎に発生されるも
のを適用しても良い。
[発明の効果] 以上のように、第1の本発明に係る文字放送データ抜取
り装置によれば、量子化データ及びクロック信号の位相
差をフレーミングコードのエツジ情報に基づいて検出し
て、その位相差に応じて一方の信号の位相をずらして同
期させた後、ビット同期回路に与えるようにしたので、
文字放送データを正確に抜き取ることができ、表示画質
を低下させることを防止することができる。
また、第2の本発明に係る文字放送データ抜取り装置に
よれば、量子化・抜取りクロック発生回路からの量子化
データ及びクロック信号の位相差を検出して定量的に表
示するようにしたので、量子化・抜取りクロック発生回
路の調整作業を容易とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の文字放送データ抜取り装置による一実
施例の基本構成を示すブロック図、第2図はその詳細構
成を示すブロック図、第3図はその各部のタイミングチ
ャート、第4図は従来装置を示すブロック図、第5図は
従来装置の各部タイミングチャートである。 1・・・量子化・抜取りクロック発生回路、2・・・ビ
ット同期回路、3・・・文字放送データ処理部、4・・
・可変遅延回路、5・・・遅延回路、6・・・位相制御
部、7・・・位相差検出回路、8・・・位相差/遅延量
変換回路、10〜29.31〜40・・・単位遅延素子
、30・・・セレクタ回路、41〜60・・・ラッチ回
路、61・・・デコーダ、62・・・フレーミングコー
ド検出回路、70・・・ラッチ用クロック発生回路。 実施例の基本構成 第1図 第4図 各部タイミングチャート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)所定の水平走査期間のビデオ信号を量子化すると
    共に、上記ビデオ信号に基づいて抜取り用のクロック信
    号を発生する量子化・クロック発生回路と、この量子化
    ・抜取りクロック発生回路からの量子化データを上記ク
    ロック信号に同期させるビット同期回路とを備えて上記
    ビデオ信号から文字放送データを抜取る文字放送データ
    抜取り装置において、上記量子化データ又は上記クロッ
    ク信号を移相させて上記ビット同期回路に与える可変移
    相回路と、 上記量子化データからその量子化データに対して所定量
    ずつ位相の異なる複数の移相データを形成する移相デー
    タ形成手段と、 上記量子化データにおけるフレーミングコードの所定番
    目のエッジを検出するフレーミングコード検出手段と、 上記所定番目のエッジ検出前後における上記クロック信
    号と同期した複数の上記移相データの状態に応じて上記
    量子化データと上記クロック信号との位相差を検出する
    位相差検出手段と、 検出された位相差に応じて上記可変移相回路の移相量を
    位相差がなくなるように制御する移相量制御手段とを備
    えたことを特徴とする文字放送データ抜取り装置。
  2. (2)所定の水平走査期間のビデオ信号を量子化すると
    共に、上記ビデオ信号に基づいて抜取り用のクロック信
    号を発生する量子化・クロック発生回路と、この量子化
    ・抜取りクロック発生回路からの量子化データを上記ク
    ロック信号に同期させるビット同期回路とを備えて上記
    ビデオ信号から文字放送データを抜取る文字放送データ
    抜取り装置において、上記量子化データからその量子化
    データに対して所定量ずつ位相の異なる複数の移相デー
    タを形成する移相データ形成手段と、 上記量子化データにおけるフレーミングコードの所定番
    目のエッジを検出するフレーミングコード検出手段と、 上記所定番目のエッジ検出前後における上記クロック信
    号と同期した複数の上記移相データの状態に応じて上記
    量子化データと上記クロック信号との位相差を検出する
    位相差検出手段と、 検出された位相差を表示する表示手段とを備えたことを
    特徴とする文字放送データ抜取り装置。
JP7965188A 1988-03-31 1988-03-31 文字放送データ抜取り装置 Pending JPH01252085A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020519062A (ja) * 2017-04-11 2020-06-25 フラウンホッファー−ゲゼルシャフト ツァ フェルダールング デァ アンゲヴァンテン フォアシュンク エー.ファオ 送信機および受信機並びに対応する方法

Cited By (2)

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