JPH01251527A - 直流遮断器 - Google Patents
直流遮断器Info
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- JPH01251527A JPH01251527A JP31000188A JP31000188A JPH01251527A JP H01251527 A JPH01251527 A JP H01251527A JP 31000188 A JP31000188 A JP 31000188A JP 31000188 A JP31000188 A JP 31000188A JP H01251527 A JPH01251527 A JP H01251527A
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- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 3
- 238000012966 insertion method Methods 0.000 claims 3
- 230000008033 biological extinction Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
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- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- High-Tension Arc-Extinguishing Switches Without Spraying Means (AREA)
- Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、逆電流挿入方式の直流遮断器の駆動装置の改
良に関し、特に高速引外し用のコイルと比較的低速用外
し用のコイルを独立に設置して機械的用外し優先機構を
有する。
良に関し、特に高速引外し用のコイルと比較的低速用外
し用のコイルを独立に設置して機械的用外し優先機構を
有する。
従来の逆電流挿入方式の直流限流遮断器は、例えば特開
昭54−149873号公報に記載のように基本的に第
6図のようになっていた。即ち、直流主線路1に直列に
入れられた遮断器2とこれに並列に接続された転流コン
デンサ3.リアクトル4.スイッチ動作を行なうサイリ
スタスイッチ5とより構成されている。遮断動作を行な
う場合は、遮断器2に開極指令を与え、遮断器2が開極
した後サイリスクスイッチ5を点弧し、予め充電装置6
により充電しである転流コンデンサ3からの放電々流1
2を遮断器2の通電々流i1と逆向き方向に流し込むと
、遮断器2を通過する電流の合計(il+12)は電流
零点を迎え、その結果遮断器2のアークは消弧し、主線
路電流ilは転流コンデンサ3に転流し、限流が完了す
る。
昭54−149873号公報に記載のように基本的に第
6図のようになっていた。即ち、直流主線路1に直列に
入れられた遮断器2とこれに並列に接続された転流コン
デンサ3.リアクトル4.スイッチ動作を行なうサイリ
スタスイッチ5とより構成されている。遮断動作を行な
う場合は、遮断器2に開極指令を与え、遮断器2が開極
した後サイリスクスイッチ5を点弧し、予め充電装置6
により充電しである転流コンデンサ3からの放電々流1
2を遮断器2の通電々流i1と逆向き方向に流し込むと
、遮断器2を通過する電流の合計(il+12)は電流
零点を迎え、その結果遮断器2のアークは消弧し、主線
路電流ilは転流コンデンサ3に転流し、限流が完了す
る。
短絡事故電流を速やかに限流遮断するためには、遮断器
2を高速で開極し、転流コンデンサ3の放電々流12を
高周波化することが必要であるが、遮断器2としては小
さな開極寸法で十分な絶縁耐力と優れた高周波遮断性能
を有する真空遮断器が適していることがよく知られてお
り、また高速で短時間に開極するための装置としては電
磁反発コイルが適していることがよく知られている。
2を高速で開極し、転流コンデンサ3の放電々流12を
高周波化することが必要であるが、遮断器2としては小
さな開極寸法で十分な絶縁耐力と優れた高周波遮断性能
を有する真空遮断器が適していることがよく知られてお
り、また高速で短時間に開極するための装置としては電
磁反発コイルが適していることがよく知られている。
遮断器として真空遮断器を用い、高速引外し駆動装置と
して電磁反発コイルを用いた例として、例えば、特公昭
56−19942号公報に記載のように第7図のように
構成される。即ち、引外しを行なう場合は電磁反発コイ
ル7を励磁すると、これに対向配置された短絡板8との
間に電磁反発力が生じ、短絡板8と連結されたロッド9
を矢印で示される下側方向ytに移動して、真空遮断器
の可動側電極10を固定側電極11より離して開路方向
へ駆動し、可動側電極10が一番離れた最大開離位置に
到達した後、閉路ばね12により閉路方向へ押し戻され
るのを、フック13により開路位置に保持する構造とな
っている。即ち第2図はスイッチの投入状態を示す。
して電磁反発コイルを用いた例として、例えば、特公昭
56−19942号公報に記載のように第7図のように
構成される。即ち、引外しを行なう場合は電磁反発コイ
ル7を励磁すると、これに対向配置された短絡板8との
間に電磁反発力が生じ、短絡板8と連結されたロッド9
を矢印で示される下側方向ytに移動して、真空遮断器
の可動側電極10を固定側電極11より離して開路方向
へ駆動し、可動側電極10が一番離れた最大開離位置に
到達した後、閉路ばね12により閉路方向へ押し戻され
るのを、フック13により開路位置に保持する構造とな
っている。即ち第2図はスイッチの投入状態を示す。
この従来技術では、開路状態をフック13により機械的
に保持するため、基本的に投入よりも遮断を優先させる
機械的引外し優先機構が構成できないこと、フック13
の係合のために遮断性能及び絶縁性能を十分確保するの
に必要以上の開離距離を確保せねばならず、電磁反発コ
イル7の入力エネルギーが大きくなるとともに、真空バ
ルブのベロー9Aの負担が大になること、また全ての開
路動作毎に電磁反発コイル7を動作させた高速駆動を行
なうため、ストレスが大きく衝撃力が大きいため機械系
全体の寿命を低下させることなどの欠点を有している。
に保持するため、基本的に投入よりも遮断を優先させる
機械的引外し優先機構が構成できないこと、フック13
の係合のために遮断性能及び絶縁性能を十分確保するの
に必要以上の開離距離を確保せねばならず、電磁反発コ
イル7の入力エネルギーが大きくなるとともに、真空バ
ルブのベロー9Aの負担が大になること、また全ての開
路動作毎に電磁反発コイル7を動作させた高速駆動を行
なうため、ストレスが大きく衝撃力が大きいため機械系
全体の寿命を低下させることなどの欠点を有している。
本発明の主な目的は、事故時引外しの際の高速引外し用
のコイルと事故以外の引外しの際の低速用外し用コイル
とを別個に独立して設置することにより、機械的引外し
優先機構を有し、f!!磁反発コイルによる開離距離を
最小限とする直流遮断器を提供することにある。
のコイルと事故以外の引外しの際の低速用外し用コイル
とを別個に独立して設置することにより、機械的引外し
優先機構を有し、f!!磁反発コイルによる開離距離を
最小限とする直流遮断器を提供することにある。
本発明の別の目的は高速引外しが必要な事故時引外しの
際のみに高速駆動装置を動作させるように構成した真空
バルブや操作機構部の寿命を延ばし、信頼性の高い駆動
装置を得る直流遮断器の駆動装置を提供することにある
。
際のみに高速駆動装置を動作させるように構成した真空
バルブや操作機構部の寿命を延ばし、信頼性の高い駆動
装置を得る直流遮断器の駆動装置を提供することにある
。
この目的を達成するために、真空バルブの可動電極を直
接開路方向に瞬発駆動する電磁反発コイルと可動電極と
接触用ばねを介して連結された操作機構部の引外しコイ
ルとして、コンデンサ励磁用の第1のコイルと電圧引外
し用の第2のコイルを配備し、事故時引外しの場合は電
磁反発コイルと第1の引外しコイルをコンデンサにより
同時励磁し、事故以外の引外しの場合は第2の引外しコ
イルのみを励磁する構成とすることにより達成される。
接開路方向に瞬発駆動する電磁反発コイルと可動電極と
接触用ばねを介して連結された操作機構部の引外しコイ
ルとして、コンデンサ励磁用の第1のコイルと電圧引外
し用の第2のコイルを配備し、事故時引外しの場合は電
磁反発コイルと第1の引外しコイルをコンデンサにより
同時励磁し、事故以外の引外しの場合は第2の引外しコ
イルのみを励磁する構成とすることにより達成される。
機械的引外し優先機構は可動電極を接触ばねを介して別
の操作機構部と連結することにより得られる。
の操作機構部と連結することにより得られる。
電磁反発コイルの発生する駆動力は継続時間が約100
μsと短いため、可動電極は−たん開路した後、接触ば
ねの力により閉路方向に押し戻されるため、再開路以前
に別の操作機構によって開路方向に引き戻すことが必要
となるが、通常の電圧引外しコイルによる開路操作では
引き戻し動作が開始するまでに約20〜30m5を要し
、再開路を防止できないため、コンデンサ励磁用の第1
のコイルを電磁反発コイルと同時にコンデンサにより励
磁することにより、引戻し動作開始時間を数msまで短
縮することができ、これにより電磁反発コイルによる開
離寸法は消弧に必要な最小寸法とすることが可能となる
。
μsと短いため、可動電極は−たん開路した後、接触ば
ねの力により閉路方向に押し戻されるため、再開路以前
に別の操作機構によって開路方向に引き戻すことが必要
となるが、通常の電圧引外しコイルによる開路操作では
引き戻し動作が開始するまでに約20〜30m5を要し
、再開路を防止できないため、コンデンサ励磁用の第1
のコイルを電磁反発コイルと同時にコンデンサにより励
磁することにより、引戻し動作開始時間を数msまで短
縮することができ、これにより電磁反発コイルによる開
離寸法は消弧に必要な最小寸法とすることが可能となる
。
また高速で引外す必要のない事故以外の引外しの場合は
、電圧引外し用の第2のコイルのみを励磁することによ
り、高速駆動装置の動作が不要となる。
、電圧引外し用の第2のコイルのみを励磁することによ
り、高速駆動装置の動作が不要となる。
以下本発明の実施例を図面を用いて詳細に説明する。
第1図は本発明の実施例である直流遮断器の駆動装置の
概略図で直流遮断器が閉路の場合の遮断系のメカニズム
、第2図は第1図に於いて開路の場合の投入系のメカニ
ズムをそれぞれ示す。
概略図で直流遮断器が閉路の場合の遮断系のメカニズム
、第2図は第1図に於いて開路の場合の投入系のメカニ
ズムをそれぞれ示す。
又第3図は第1図及び第2図に示される操作ロッドの詳
細図を示す。
細図を示す。
第1図及び第2図に於いて真空バルブ14内に遮断器を
構成する一対の固定電極15と可動電極16とを対応配
置し、これらの電極裏面より真空バルブ外にロッド17
.18が延びている。固定側ロッド17は固定されてい
る。可動側ロッド18は接触ばね19を介して操作機構
部20に連結している。
構成する一対の固定電極15と可動電極16とを対応配
置し、これらの電極裏面より真空バルブ外にロッド17
.18が延びている。固定側ロッド17は固定されてい
る。可動側ロッド18は接触ばね19を介して操作機構
部20に連結している。
操作@構部20は次のように構成されている。
第3図に示すように可動側ロッド18の端部に設けたピ
ン21を操作ロッド22に形成した長孔23に挿入し、
可動側ロッド18と操作ロッド22とを連結している。
ン21を操作ロッド22に形成した長孔23に挿入し、
可動側ロッド18と操作ロッド22とを連結している。
操作ロッド22内に接触ばね19を収納している。ピン
21は接触ばね19の圧縮力に応じて長孔23内を移動
する。操作ロッド22の最終端はピン24を介して第1
リンク25に連結している。第1リンク25は第1リン
ク25に取付けられた第1固定ピン26を介して回動を
する。この回動力は第1リンク25の他端とピン27を
介して連結され第2リンク28に伝達される。第2リン
ク28の他端はピン29を介して第3リンク30に連結
されている。第3リンク30は主軸31および遮断ばね
32を取付けている。第3リンク30は主′@31を介
して回動することにより、遮断ばね32にエネルギーを
蓄勢したり、釈放したりする。主軸31は図示していな
い電動機を回動して投入ばね(図示せず)を蓄勢したり
、釈放したりする手段が設けられている。第3リンク3
0の他端に設けたピン33は最終レバー34と係合して
いる。最終レバー34は第2固定ピン35に支持され、
第2固定ピン35を介して回動をする。この回動は最終
レバー34を押圧する引外し装[36により行なおれる
。
21は接触ばね19の圧縮力に応じて長孔23内を移動
する。操作ロッド22の最終端はピン24を介して第1
リンク25に連結している。第1リンク25は第1リン
ク25に取付けられた第1固定ピン26を介して回動を
する。この回動力は第1リンク25の他端とピン27を
介して連結され第2リンク28に伝達される。第2リン
ク28の他端はピン29を介して第3リンク30に連結
されている。第3リンク30は主軸31および遮断ばね
32を取付けている。第3リンク30は主′@31を介
して回動することにより、遮断ばね32にエネルギーを
蓄勢したり、釈放したりする。主軸31は図示していな
い電動機を回動して投入ばね(図示せず)を蓄勢したり
、釈放したりする手段が設けられている。第3リンク3
0の他端に設けたピン33は最終レバー34と係合して
いる。最終レバー34は第2固定ピン35に支持され、
第2固定ピン35を介して回動をする。この回動は最終
レバー34を押圧する引外し装[36により行なおれる
。
引外し装置36は第4図に示すように鉄心37内にピス
トンロッド38を収納し、鉄心37の外側に第1コイル
39および第2コイル40を巻回し、これらのコイル3
9.40を励磁すれば、ピストンロッド3日が最終レバ
ー34を矢印方向Aに押圧して、第2図に示すように最
終レバー34とピン33との係合を解き、励磁を解けば
第4図に示すように、ばね41によってピストンロッド
38が矢印方向Bに押圧する。その結果、主軸31は時
計方向に回わり且つ最終レバー34も時計方向に回わり
、第1図に示された元の状態になり、上述の動作と逆に
なる。
トンロッド38を収納し、鉄心37の外側に第1コイル
39および第2コイル40を巻回し、これらのコイル3
9.40を励磁すれば、ピストンロッド3日が最終レバ
ー34を矢印方向Aに押圧して、第2図に示すように最
終レバー34とピン33との係合を解き、励磁を解けば
第4図に示すように、ばね41によってピストンロッド
38が矢印方向Bに押圧する。その結果、主軸31は時
計方向に回わり且つ最終レバー34も時計方向に回わり
、第1図に示された元の状態になり、上述の動作と逆に
なる。
第1コイル39はコンデンサ42およびサイリスタ43
とコンデンサ44および電磁反発コイル45とを接続し
た事故時引外し回路Xを構成している。電磁反発コイル
45は可動側ロッド18に配置され、電磁反発コイル4
5と対応して可動側ロッド18の途中に短絡板46を形
成している。
とコンデンサ44および電磁反発コイル45とを接続し
た事故時引外し回路Xを構成している。電磁反発コイル
45は可動側ロッド18に配置され、電磁反発コイル4
5と対応して可動側ロッド18の途中に短絡板46を形
成している。
第2コイル40はスイッチ47と直流電源部48とより
成る事故以外引外し回路Yを形成している。
成る事故以外引外し回路Yを形成している。
なお、変流器CT49に流れる過電流を検出器50で検
出してサイリスタ43を起動する。
出してサイリスタ43を起動する。
次に、第1図及び第2図に示される操作機構部20の動
作について説明する。
作について説明する。
事故時引外しの場合は、第1図に於いて真空バルブ14
内に流れる過電流を変流器49で検出して検出器50を
作動し、遮断指令が与えられるとサイリスクスイッチ4
3の点弧され、電磁反発コイル45および第1のコイル
39がコンデンサ42.44により同時にそれぞれ励磁
され、電磁反発コイル45と短絡板46との間に瞬発的
に電磁反発力が生じ、短絡板46と可動側ロッド18を
介して直結されている可動電極16は、接触ばね19を
蓄勢しながら矢印の開路方向Cへ駆動され、最大開離点
に達した後、第2図に示されるように接触ばね19の圧
縮力により閉路方向りへ押し戻される。
内に流れる過電流を変流器49で検出して検出器50を
作動し、遮断指令が与えられるとサイリスクスイッチ4
3の点弧され、電磁反発コイル45および第1のコイル
39がコンデンサ42.44により同時にそれぞれ励磁
され、電磁反発コイル45と短絡板46との間に瞬発的
に電磁反発力が生じ、短絡板46と可動側ロッド18を
介して直結されている可動電極16は、接触ばね19を
蓄勢しながら矢印の開路方向Cへ駆動され、最大開離点
に達した後、第2図に示されるように接触ばね19の圧
縮力により閉路方向りへ押し戻される。
一方、第1コイル39が励磁されると、数ms後にピス
トンロッド38が最終レバー34を押圧し、最終レバー
34とビス33との係合が外れ、遮断ばね32の蓄勢エ
ネルギーが釈放されて、可動電極16は開路方向Cへ再
び引き戻され、第2図に示される開路位置に保持される
。このように第1コイル39により遮断速度が早くなる
という優れた効果が得られる。
トンロッド38が最終レバー34を押圧し、最終レバー
34とビス33との係合が外れ、遮断ばね32の蓄勢エ
ネルギーが釈放されて、可動電極16は開路方向Cへ再
び引き戻され、第2図に示される開路位置に保持される
。このように第1コイル39により遮断速度が早くなる
という優れた効果が得られる。
事故以外引外しの場合、遮断指令が与えられると手動で
操作スイッチ47が閉じられ、第2コイル40が直流電
源48により励磁され、ピストンロッド38が最終レバ
ー34を押圧して最終レバー34とピン33との係合が
外れることによって、遮断ばね32の力によって可動電
極16は開路側に駆動され第2図に示される開路位置に
保持される。
操作スイッチ47が閉じられ、第2コイル40が直流電
源48により励磁され、ピストンロッド38が最終レバ
ー34を押圧して最終レバー34とピン33との係合が
外れることによって、遮断ばね32の力によって可動電
極16は開路側に駆動され第2図に示される開路位置に
保持される。
以上の動作による可動電極16のス1へローフSと時間
しの特性を第5図に示し説明する。
しの特性を第5図に示し説明する。
すなわち、事故時引外しの場合は、電極反発力の瞬発力
により瞬時に開極し、接触ばね19により閉路方向りへ
押し戻されるが、操作機構部2゜の第1コイル39をコ
ンデン42で励磁することにより、再開路以前に開路方
向Cへ引き戻す動作を行なう。事1々以外引外しの場合
は、高速に開極する必要がないので、操作機構部20の
第2コイル40を電圧励磁し、遮断ばね32の力によっ
てのみ比較的低速に開路する。
により瞬時に開極し、接触ばね19により閉路方向りへ
押し戻されるが、操作機構部2゜の第1コイル39をコ
ンデン42で励磁することにより、再開路以前に開路方
向Cへ引き戻す動作を行なう。事1々以外引外しの場合
は、高速に開極する必要がないので、操作機構部20の
第2コイル40を電圧励磁し、遮断ばね32の力によっ
てのみ比較的低速に開路する。
前記説明では引外し装置36を第1のコイル39と第2
のコイル40にて構成し、事故以外の引外しの際のコン
デンサ放電の頻度を小さくスるようにしているが、第2
コイル40を省略して、事故以外の引外しの際は第1コ
イル39のみを励磁するように構成しても同様の効果が
得られる。
のコイル40にて構成し、事故以外の引外しの際のコン
デンサ放電の頻度を小さくスるようにしているが、第2
コイル40を省略して、事故以外の引外しの際は第1コ
イル39のみを励磁するように構成しても同様の効果が
得られる。
また前記説明では電磁反発コイル45と第1コイル39
を別々のコンデンサ44.42にてそれぞれ励磁する構
成としているが、各々のコイルの仕様を調整することに
より、コンデンサ42゜44を並列あるいは直列に接続
することも可能である。
を別々のコンデンサ44.42にてそれぞれ励磁する構
成としているが、各々のコイルの仕様を調整することに
より、コンデンサ42゜44を並列あるいは直列に接続
することも可能である。
以上は遮断器を構成する少なくとも一対の固定電極15
と可動電極16とを真空バルブ14内に配置する例を説
明したが、この真空バルブ14に代ってガス遮断器、空
気遮断器あるいは油入遮断器を用いることができる。
と可動電極16とを真空バルブ14内に配置する例を説
明したが、この真空バルブ14に代ってガス遮断器、空
気遮断器あるいは油入遮断器を用いることができる。
以上のように本発明によれば、高速引外し用のコイル(
39,45)と比較的低透引外し用のコイル(40)を
独立して設置したため、■ 高速引外しと低速用外しの
切換が自由にできる。
39,45)と比較的低透引外し用のコイル(40)を
独立して設置したため、■ 高速引外しと低速用外しの
切換が自由にできる。
■ 機械的用外し優先機構を有する。
■ 高速引外し用の電磁反発コイル(45)により開離
距離を最小限にできる。
距離を最小限にできる。
ぜ、(ト)高速引外しが必要な事故時引外しの際のみに
高速駆動装置を動作させ、事故以外の時は高速駆動させ
ないので、操作機構(20)および真空バルブ(14)
の破損が少なくなり、駆動装置の信頼性を高め、機械の
寿命を長持ちできる。
高速駆動装置を動作させ、事故以外の時は高速駆動させ
ないので、操作機構(20)および真空バルブ(14)
の破損が少なくなり、駆動装置の信頼性を高め、機械の
寿命を長持ちできる。
等の優れた効果が得られる。
第1図および第2図は本発明の実施例である直流遮断器
を閉略および開路した時の駆動装置の概略説明図、第3
図は第1図、第2図に示されている操作ロッドの詳細図
、第4図は第1図、第2図に示されている引外し装置の
分解側面図、第5図は第1図、第2図に示されている駆
動装置のストロークの特性図、第6図は従来の直流遮断
器の回路図、第7図は従来の直流遮断器の操作機構部の
一部を示す概略図である。 14・・・真空バルブ、16・・・可動電極、18・・
・可動側ロッド、20・・操作機構部、39および40
・・・第1および第2コイル、45・・(1反発コイル
、46・・・短絡板。
を閉略および開路した時の駆動装置の概略説明図、第3
図は第1図、第2図に示されている操作ロッドの詳細図
、第4図は第1図、第2図に示されている引外し装置の
分解側面図、第5図は第1図、第2図に示されている駆
動装置のストロークの特性図、第6図は従来の直流遮断
器の回路図、第7図は従来の直流遮断器の操作機構部の
一部を示す概略図である。 14・・・真空バルブ、16・・・可動電極、18・・
・可動側ロッド、20・・操作機構部、39および40
・・・第1および第2コイル、45・・(1反発コイル
、46・・・短絡板。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、あらかじめ充電されたコンデンサをスイッチにより
接続し、遮断器接点に主回路電流と逆向きのコンデンサ
放電々流を流し、強制的に電流零点を生じさせて限流遮
断する逆電流挿入方式の直流遮断器において、遮断器接
点として使用した真空バルブと、該真空バルブ内に対応
配置された接離する少なくとも一対の固定および可動電
極と、該電極裏面に設けられ該真空バルブ外に延びるロ
ッドと、可動側ロッドの途中に設けた可動側ロッドを開
極方向に移動させる電磁反発コイルと、該可動側ロッド
と接触する接触ばねを介して連結した操作機構部と、該
操作機構部と係合し、かつ励起することにより係合を解
いて開極する引外コイルと、引外コイルと上記電磁反発
コイルとコンデンサとを同時に励磁する事故時引外し回
路と、該引外コイルに接続したスイッチを動作して該引
外コイルを励磁して開極する事故以外の引外し回路とを
備えたことを特徴とする直流遮断器。 2、あらかじめ充電されたコンデンサをスイッチにより
接続し、遮断器接点に主回路電流と逆向きのコンデンサ
放電々流を流し、強制的に電流零点を生じさせて限流遮
断する逆電流挿入方式の直流遮断器において、遮断器接
点として使用した真空バルブと、該真空バルブ内に対応
配置された接離する少なくとも一対の固定および可動電
極と、該電極裏面に設けられ該真空バルブ外に延びるロ
ッドと、可動側ロッドの途中に設けた可動側ロッドを開
極方向に移動させる電磁反発コイルと、該可動側ロッド
と接触する接触ばねを介して連結した操作機構部と、該
操作機構部と係合し、かつ励起することにより係合を解
いて開極する引外コイルと、引外コイルと上記電磁反発
コイルとコンデンサとを同時に励磁する事故時引外し回
路とを備えたことを特徴とする直流遮断器。 3、あらかじめ充電されたコンデンサをスイッチにより
接続し、遮断器接点に主回路電流と逆向きのコンデンサ
放電々流を流し、強制的に電流零点を生じさせて限流遮
断する逆電流挿入方式の直流遮断器において、遮断器接
点として使用したバルブと、該バルブ内に対応配置され
た接離する少なくとも一対の固定および可動電極と、該
電極裏面に設けられ該バルブ外に延びる一対のロッドと
、可動側ロッドの途中に設けた可動側ロッドを開極方向
に移動させる電磁反発コイルと、該可動側ロッドと接触
する接触ばねを介して連結した操作機構部と、該操作機
構部と係合し、かつ励起することにより係合を解いて開
極する引外コイルと、引外コイルと上記電磁反発コイル
とコンデンサとを同時に励磁する事故時引外し回路と、
該引外コイルに接続したスイッチを動作して該引外コイ
ルを励磁して開極する事故以外引外し回路とを備えたこ
とを特徴とする直流遮断器。 4、あらかじめ充電されたコンデンサをスイッチにより
接続し、遮断器接点に主回路電流と逆向きのコンデンサ
放電々流を流し、強制的に電流零点を生じさせて限流遮
断する逆電流挿入方式の直流遮断器において、遮断器接
点として使用したバルブと、該バルブ内に対応配置され
た接離する少なくとも一対の固定および可動電極と、該
電極裏面に設けられ該バルブ外に延びる一対のロッドと
、可動側ロッドの途中に設けた可動側ロッドを開極方向
に移動させる電磁反発コイルと、該可動側ロッドと接触
する接触ばねを介して連結した操作機構部と、該操作機
構部と係合し、かつ励起することにより係合を解いて開
極する引外コイルと、引外コイルと上記電磁反発コイル
とコンデンサとを同時に励磁する事故時引外し回路とを
備えたことを特徴とする直流遮断器。 5、上記引外しコイルは事故時引外し回路と事故以外の
引外し回路とを独立した引外しコイルを設けることを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載の直流遮断器。 6、上記真空バルブに代えてガス遮断器を使用すること
を特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第4項記載の
直流遮断器。 7、上記真空バルブに代えて空気遮断器を使用すること
を特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第4項記載の
直流遮断器。 8、上記真空バルブに代えて油入り遮断器を使用するこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第4項記載
の直流遮断器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31000188A JP2765891B2 (ja) | 1987-12-11 | 1988-12-09 | 直流遮断器 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62-311983 | 1987-12-11 | ||
JP31198387 | 1987-12-11 | ||
JP31000188A JP2765891B2 (ja) | 1987-12-11 | 1988-12-09 | 直流遮断器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01251527A true JPH01251527A (ja) | 1989-10-06 |
JP2765891B2 JP2765891B2 (ja) | 1998-06-18 |
Family
ID=26566147
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31000188A Expired - Lifetime JP2765891B2 (ja) | 1987-12-11 | 1988-12-09 | 直流遮断器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2765891B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2719151A1 (fr) * | 1994-04-11 | 1995-10-27 | Hitachi Ltd | Valve à vide et procédé pour fabriquer cette valve, et disjoncteur à vide comportant une valve à vide et procédé pour fabriquer ce disjoncteur. |
CN108962667A (zh) * | 2018-07-05 | 2018-12-07 | 山东普益电气有限公司 | 一种高压双稳态侧动式高速真空断路器 |
-
1988
- 1988-12-09 JP JP31000188A patent/JP2765891B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2719151A1 (fr) * | 1994-04-11 | 1995-10-27 | Hitachi Ltd | Valve à vide et procédé pour fabriquer cette valve, et disjoncteur à vide comportant une valve à vide et procédé pour fabriquer ce disjoncteur. |
CN108962667A (zh) * | 2018-07-05 | 2018-12-07 | 山东普益电气有限公司 | 一种高压双稳态侧动式高速真空断路器 |
CN108962667B (zh) * | 2018-07-05 | 2023-09-15 | 山东正本电气有限公司 | 一种高压双稳态侧动式高速真空断路器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2765891B2 (ja) | 1998-06-18 |
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