JPH01250554A - 結露の検出方法 - Google Patents

結露の検出方法

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JPH01250554A
JPH01250554A JP8031188A JP8031188A JPH01250554A JP H01250554 A JPH01250554 A JP H01250554A JP 8031188 A JP8031188 A JP 8031188A JP 8031188 A JP8031188 A JP 8031188A JP H01250554 A JPH01250554 A JP H01250554A
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Mitsuaki Takagi
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、内装用化粧材に関する。
〔従来の技術〕
近年、住宅等の建築物の気密性が高まるにつれて、内装
面における結露の発生が問題となってきた。建築物の内
装面に結露が発生すると、内装用化粧材にシミや変色が
生じたり、著しい場合には変形を生じたりする他、カビ
が発生して、内装材を著しく汚染したり、居住者の健康
を害したりする。
内装面の結露による被害を防止するには、結露が発生し
たときに、直ちに室内の換気を行ったり、室内での水蒸
気の発生を抑制したり、室内を乾燥させたりする等の結
露解消処置を講じるようにすればよい。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、内装面に結露が生じ始めた段階では外観的には
、その結露がほとんど殆ど見えないため、従来は、結露
がかなり進行して、内装面に大きな水滴が付いたり、前
記したような被害が起こるまでは結露の発生を検知する
ことができなかった結露を迅速に検知するためには、濡
れると電気が流れるような仕組みになっている電気的な
結露センサーや湿度センサー等を内装用化粧材に設置す
ることも考えられるが、一般の住宅等に設置するには高
価である。また、配線等の設置工事が必要であるととも
に、住宅等の各部屋の内装用化粧材毎に、上記のような
結露センサー等を設置するのは、極めて不経済であり、
およそ実用的ではない。
この発明は、上の事情に鑑み、内装面の結露を迅速・確
実に検知できる機能を有し、かつ、安価な内装用化粧材
を提供することを課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
前記課題を解決するため、この発明にかかる内装用化粧
材は、水分の付着により変色する変色領域が表面に設け
られていて、物理的、化学的に結露を検知させるように
している。
〔作   用〕
この発明の内装用化粧材(以下、「化粧材」という)で
は、結露が起こると直ちに変色領域が変色して結露発生
を知らせる。しかも、内装材の配設と同時に結露検知手
段が設置されることになる〔実 施 例〕 以下、この発明にかかる化粧材を、その一実施例をあら
れす図面を参照しながら詳しく説明する第1図は、この
発明にかかる化粧材の第1実施例である中本をあられす
この中本は、木質基材1の表面に結露検知シート2が設
けられた構成となっている。後述するように、この結露
検知シート2のある個所が変色領域である。この結露検
知シート2は、紙、合成樹脂(例えば、塩化ビニル屓)
等からなるシート基材21、適宜色彩の顔料や染料等か
らなる着色層22、および、乾燥状態では不透明であっ
て、吸水状態では透明である材料からなる不透明吸水層
(以下、「吸水層」という)23の3層構成である。吸
水層23の具体的な材料としては、例えば、Sin、 
、CaC0* 、Alz Os等を用いたものが挙げら
れるが、これらに限定されることはなく、吸水により透
明化し、付着した水分が除去されると再び不透明に戻る
ような性質を有するものであれば、自由に選択されうる
。これらはまた、任意の着色剤等を含んで着色されてい
てもよいつぎに、結露検知シート2における検知作用を
説明する。この結露検知シート2の表面に結露がない状
態では、着色層22が不透明状態にある吸水層23で覆
われていて、表面からは着色層22の色が事実上見えな
い状態である。ところが、検知シート2の表面に結露が
生じ水分が付着すると、吸水層23は吸水によって不透
明状態から透明状態へと変化する。吸水層23が透明に
なると、その下の着色層22の色が、透明状態の吸水F
i23を透して、表面から見えるようになる。つまり、
結露検知シート2表面が変色するのである。したがって
、結露検知シート2が変色していると、結露が中本表面
に生じたことが直ちに分かるのである。
なお、換気や昇温等による乾燥により吸水層23の水分
が除去されれば、透明化した吸水層23は再び不透明に
なって、着色層22の色が見えなくなる。したがって、
結露検知シート2は反復使用することができる。
第2図は、この発明の第2実施例の中本をあられす。
第2実施例は、結露検知シートの層構成が異なるだけで
、その他は第1実施例と同じである。この第2実施例の
中本の結露検知シート2′は、着色シート基材層(例え
ば、着色塩化ビニル層)21′の上に吸水層23が形成
された2層構成である。同シート基材層21′は所望の
色に着色されており、着色層と基材層がひとつの層にな
っているのである。
結露検知シート2′による検知作用も、吸水層23の不
透明状態から透明状態への変化に伴う着色シート基材層
21′の色の発現によるものであることは、第1実施例
の場合と同じである。
前記第1.2実施例の結露検知シート2(2′)におい
ては、吸水層の厚みを調整することにより、変色が現れ
始める結露の程度が調節できる。
厚みが薄いと水分が少なくても吸水層2,3の下まで水
分が達し同層23は透明状態となるが、厚みが厚いと水
分が少なくては下まで達することができず、より結露の
程度が進んで始めて水分が下まで到達して透明状態にな
るからである。
吸水層の厚みを順次変化(連続的変化または階段的変化
)させておけば、結露の程度の検知も行える。結露の進
行につれて、より厚みの厚いところへ透明化が進んでゆ
き、透明領域が拡大してゆくわけであるが、透明状態の
領域は着色層の色が発現した領域であるから、変色領域
の大きさから結露の程度を知ることができる。
透明状態と不透明状態の間の変化は、完全透明と完全不
透明状態の間の変化である必要はなく、透明状態の変化
が、変化の前後で色変化が識別できるようであればよい
第3図は、この発明の第3実施例の中本をあられす。
第3実施例は、変色領域が一層の変色材Ff24からな
る点で異なるだけであり、その他の構成は第1実施例と
同じである。第3実施例の中本の変色剤層24は水分が
付着することによりその色が変わる。
変色剤7524の材料としては、例えば、塩化コバルト
を含有する合成樹脂が挙げられる。塩化コバルト含有樹
脂は、乾燥状態では青色を呈するが、吸水状態になると
ピンク色に変色する。
したがって、結露検知は、水分の付着に伴い、変色剤層
24が青色からピンク色に変化することによりなされる
続いて、上記中本の作り方の一例を説明する。
実施例1.2の中本は、例えば、以下のようにして作ら
れる。結露検知シー)2(2’)は、通常、各Jii2
L22.23(21’、23)を有するシート体として
作られる。このシート体を別途作成された木質基材1に
接着することにより中本を完成するようにする。木質材
と結露検知シートの接着は、粘着剤、接着剤等を用いて
なされる。もちろん、別途作成したシート体を接着する
以外に、各層2L22.23(2M、23)を−層づつ
木質材の表面に順に形成するようにしてもよい。
第3実施例の中本は、例えば、以下のようにして作られ
る。変色剤層は、別途シート体として形成されてから基
材に接着されていてもよいし、基材の表面に塗布等によ
り直接設けるようにしてもよい。
この発明は、上記実施例に躍らない。化粧材が中本以外
に、隅木、廻縁、天井板、柱材、化粧板等であってもよ
い。特に、中本、隅木、廻縁等の部屋の角にあるものに
は結露が生じ易いので、これらの化粧材に変色領域があ
るようであると、結露を逸早く検知できるので効果的で
ある。
基材の材質も、木質以外にプラスチック等の他の材質で
あってもよい。
基材のすべての面の全領域が変色領域であってもよいし
、一部の特定の面の全領域、あるいは、一部の特定の面
の部分領域が変色領域である等、変色領域の設は方には
様々な態様がある。
結露検知シートが、以下のような構成であってもよい。
第4図にみるように、結露検知シート2の表面の一部に
、例えば、透明フッ素樹脂、透明アクリル樹脂等の撥水
性材料からなる透明遮断層25を設け、水分を通さない
ようにする。そうすると、透明遮断層25のある個所で
は、水分は同遮断層25を通ることができないため、そ
の個所では、水分が吸水層23に達することができず、
同吸水層23が透明状態にならない。したがって、吸水
層23における透明遮断層25で覆われていない個所だ
けが選択的に透明となり、着色層22の色が部分的に発
現されることとなる。したがって、透明遮断層25を、
警報用の文字パターンや記号パターン(あるいは、その
反転パターン)にしておけば、結露検知状態では、文字
や記号が表示されるようになる。このようにしておけば
、結露の発生が警報用の文字・記号でもって明瞭に表示
されるようになる。
なお、第1図にみる結露検知シート2の吸水層23や着
色層22を、文字パターンや記号パターン(あるいは、
その反転パターン)とすることにより、上記と同様の警
報文字・記号の表示が可能となる。
第5図にみるように、着色層22の上に所定の文字パタ
ーンや記号パターンでもって変色剤層24を形成すると
ともに、乾燥状態において、両層22.24が同じ色と
なるようにしたものでもよい。結露検知状態では、変色
した変色剤Jif24のパターンが、着色剤層22の地
色のうちに現れる吸水の程度で色の変化が異なる複数の
変色剤層を設けて、結露の程度が分かるようにしてもよ
い変色剤層の材料も、前記塩化コバルト含有樹脂に限ら
ず、吸水によって色変化が起こり、乾燥により再び復色
する材料であればなんでもよい。
なお、この発明において結露を表示する際の変色とは、
人間の目の網膜に結像する可視光線の量(面密度)およ
び質(分光分布)に対応して生じる色感覚(明るさの大
小や赤、濃い青等の名称で区別される感覚)において認
識可能な変化を総称している。したがって、水分の付着
により、明るさ、色相および彩度の、いわゆる色の3属
性のいずれかについて変色領域で変化が起こり、それを
識別できるようであればよいのである。半透明状態から
不透明状態への変化、同一色彩での濃度変化でもよい。
〔発明の効果〕
以上に述べたように、この発明の化粧材は、表面に結露
が起こると、変色領域が直ちに変色して結露発生を知ら
せる。また、検知は認識の容易な変色によるものである
から確実である。そのため、結露解消措置を迅速かつ的
確にとることができ、化粧材の汚染を防ぐことができる
。しかも、高価な電気的センサー使う必要がなく、内装
材を配設するだけで、同時に物理的、化学的結露検知手
段が設置されることになるため、費用も少なくてすむ。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の化粧材の第1実施例をあられす断
面図、第2図は、この発明の化粧材の第2実施例をあら
れす断面図、第3図は、この発明の化粧材の第3実施例
をあられす断面図、第4図および第5図は、それぞれ、
この発明の化粧材のその他の例をあられす断面図である
。 1・・・基材  2.2′・・・結露検知シート(変色
領域)  24・・・変色剤層(変色領域)代理人 弁
理士  松 本 武 彦

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 基材の表面に、水分の付着により変色する変色領域
    が設けられていて、結露を検知する機能を有する内装用
    化粧材。
JP63080311A 1988-03-31 1988-03-31 結露の検出方法 Expired - Lifetime JPH0689568B2 (ja)

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