JPH0125036B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0125036B2 JPH0125036B2 JP57160901A JP16090182A JPH0125036B2 JP H0125036 B2 JPH0125036 B2 JP H0125036B2 JP 57160901 A JP57160901 A JP 57160901A JP 16090182 A JP16090182 A JP 16090182A JP H0125036 B2 JPH0125036 B2 JP H0125036B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sectors
- vacuum vessel
- partial
- magnetic field
- vacuum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 10
- 230000004927 fusion Effects 0.000 claims description 9
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/10—Nuclear fusion reactors
Landscapes
- Plasma Technology (AREA)
- Discharge Heating (AREA)
- Arc Welding In General (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明はトーラス型の核融合装置のプラズマ真
空容器に関する。
空容器に関する。
第1図は従来の核融合装置の水平断面を、第2
図は縦断面を示す。これらの図のように、プラズ
マ真空容器1はトロイダル磁場コイル2と鎖交し
て設置される。また、ポロイダル磁場コイル3も
同様にトロイダル磁場コイル2と鎖交している。
このため装置の組立・分解に際していずれか一方
のリングに切欠き部を設ける必要がある。トロイ
ダル磁場コイル2には強大な電磁力が働くので、
プラズマ真空容器1およびポロイダル磁場コイル
3を分割または切欠きを設けて組立るのが一般的
である。すなわちプラズマ真空容器1は例えば複
数分割してセクタ1aとセクタ1bをあらかじめ
接続し、この後組立てていないセクタ1cの空間
を利用してトロイダル磁場コイル2を挿入し順次
トロイダル方向に移動し、所定の位置に設置す
る。そして最後にプラズマ真空容器のセクタ1c
とトロイダル磁場コイル2aを一緒に挿入し、ト
ーラスが完成する。
図は縦断面を示す。これらの図のように、プラズ
マ真空容器1はトロイダル磁場コイル2と鎖交し
て設置される。また、ポロイダル磁場コイル3も
同様にトロイダル磁場コイル2と鎖交している。
このため装置の組立・分解に際していずれか一方
のリングに切欠き部を設ける必要がある。トロイ
ダル磁場コイル2には強大な電磁力が働くので、
プラズマ真空容器1およびポロイダル磁場コイル
3を分割または切欠きを設けて組立るのが一般的
である。すなわちプラズマ真空容器1は例えば複
数分割してセクタ1aとセクタ1bをあらかじめ
接続し、この後組立てていないセクタ1cの空間
を利用してトロイダル磁場コイル2を挿入し順次
トロイダル方向に移動し、所定の位置に設置す
る。そして最後にプラズマ真空容器のセクタ1c
とトロイダル磁場コイル2aを一緒に挿入し、ト
ーラスが完成する。
その際プラズマ真空容器1の接続は第3図に示
すようにフランジ4、ボルト5、ナツト6により
行い、真空シールは○リング7により行う。しか
るに装置中心側部分8は空間的に狭く、またトロ
イダル磁場コイル2が隣接して設置されているの
で上下方向からの接近性も悪く、フランジ4のボ
ルト締結作業が困難であり、真空容器断面の上下
および外側のみしか締結できない。このためボル
ト締結ができない部分はフランジによる○リング
の締付けが十分に行われず、真空もれの原因とも
なり真空シールの信頼性が著しく低かつた。
すようにフランジ4、ボルト5、ナツト6により
行い、真空シールは○リング7により行う。しか
るに装置中心側部分8は空間的に狭く、またトロ
イダル磁場コイル2が隣接して設置されているの
で上下方向からの接近性も悪く、フランジ4のボ
ルト締結作業が困難であり、真空容器断面の上下
および外側のみしか締結できない。このためボル
ト締結ができない部分はフランジによる○リング
の締付けが十分に行われず、真空もれの原因とも
なり真空シールの信頼性が著しく低かつた。
本発明はこのような従来技術のもつ欠点を解決
するためになされたものであり、狭隘な組立空間
においても容易に組立ができ、確実な真空シール
性能を有する核融合装置のプラズマ真空容器を提
供することを目的とする。
するためになされたものであり、狭隘な組立空間
においても容易に組立ができ、確実な真空シール
性能を有する核融合装置のプラズマ真空容器を提
供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の核融合
装置のプラズマ真空容器は、トロイダル方向に複
数のセクタに分割し、これらのセクタの少なくと
も一つをポロイダル方向にいくつかの部分セクタ
に分割し、これらのセクタおよび部分セクタを薄
板を介して真空シール溶接したことを特徴とす
る。
装置のプラズマ真空容器は、トロイダル方向に複
数のセクタに分割し、これらのセクタの少なくと
も一つをポロイダル方向にいくつかの部分セクタ
に分割し、これらのセクタおよび部分セクタを薄
板を介して真空シール溶接したことを特徴とす
る。
以下本発明の一実施例について第4図ないし第
8図を参照して説明する。第4図はプラズマ真空
容器の切欠き部セクタ1cの平面を示しこのセク
タ1cはトーラス内側の部分セクタ1c1およびト
ーラス外側の部分セクタ1c2に分割される。ま
た、第5図は第4図のC−C断面で、機械的接続
と真空シール構造を示す。すなわちボルト5およ
びナツト6によりフランジ10を機械的に締結
し、真空シールは薄板11を溶接することにより
行う。
8図を参照して説明する。第4図はプラズマ真空
容器の切欠き部セクタ1cの平面を示しこのセク
タ1cはトーラス内側の部分セクタ1c1およびト
ーラス外側の部分セクタ1c2に分割される。ま
た、第5図は第4図のC−C断面で、機械的接続
と真空シール構造を示す。すなわちボルト5およ
びナツト6によりフランジ10を機械的に締結
し、真空シールは薄板11を溶接することにより
行う。
組立は従来と同じように1箇のトロイダル磁場
コイルを除いて組立を行い、最後に残つた1箇の
トロイダル磁場コイルと部分セクタ1c1,1c2を
一緒に組込む。始めに内側の部分セクタ1c1を接
続するため、装置外側より見て手前の部分セクタ
1c2をトロイダル方向にずらせて仮置し、接近用
の空間を確保する。そして薄板10の先端を真空
容器内側よりシール溶接11を行う。この場合の
溶接個所の模式図を第6図に示す。また第7図及
び第8図は第6図の“X”部分であり薄板10を
とり出して模式化したものを示す。真空容器の内
側から行う溶接線11aを(X)印で示す。なお
薄板10と真空容器壁との溶接線12を(○)印
で示す。次に、外側の部分セクタ1c2を正規の位
置に設置し、真空容器の外側よりシール溶接す
る。この溶接線11bの場所を第6図、第8図に
おいて(△)印で示す。その後接続部の強度を分
担する機械的接続をボルト、ナツトにより締結す
る。これらの作業はいずれも装置外側から接近し
て容易に行うことが可能である。
コイルを除いて組立を行い、最後に残つた1箇の
トロイダル磁場コイルと部分セクタ1c1,1c2を
一緒に組込む。始めに内側の部分セクタ1c1を接
続するため、装置外側より見て手前の部分セクタ
1c2をトロイダル方向にずらせて仮置し、接近用
の空間を確保する。そして薄板10の先端を真空
容器内側よりシール溶接11を行う。この場合の
溶接個所の模式図を第6図に示す。また第7図及
び第8図は第6図の“X”部分であり薄板10を
とり出して模式化したものを示す。真空容器の内
側から行う溶接線11aを(X)印で示す。なお
薄板10と真空容器壁との溶接線12を(○)印
で示す。次に、外側の部分セクタ1c2を正規の位
置に設置し、真空容器の外側よりシール溶接す
る。この溶接線11bの場所を第6図、第8図に
おいて(△)印で示す。その後接続部の強度を分
担する機械的接続をボルト、ナツトにより締結す
る。これらの作業はいずれも装置外側から接近し
て容易に行うことが可能である。
以上においては部分セクタ1c1,1c2をトロイ
ダル磁場コイルと同時に挿入設置したが、部分セ
クタ1c1,1c2は全部のトロイダル磁場コイルを
組込んだ後、トロイダル磁場コイルの空間を利用
して最後に挿入設置することも可能である。
ダル磁場コイルと同時に挿入設置したが、部分セ
クタ1c1,1c2は全部のトロイダル磁場コイルを
組込んだ後、トロイダル磁場コイルの空間を利用
して最後に挿入設置することも可能である。
以上説明したように本発明によれば、トーラス
型の核融合装置の中心側の狭隘な組立空間におい
ても、トロイダル磁場コイルの内部に設置される
プラズマ真空容器の組立・分解を容易に行うこと
が可能となり、また信頼性のある接続部真空シー
ル性能を得ることができる。
型の核融合装置の中心側の狭隘な組立空間におい
ても、トロイダル磁場コイルの内部に設置される
プラズマ真空容器の組立・分解を容易に行うこと
が可能となり、また信頼性のある接続部真空シー
ル性能を得ることができる。
第1図は従来の核融合装置を示す部分水平断面
図、第2図は第1図のA−A断面図、第3図は第
2図のB−B断面図、第4図ないし第8図は本発
明の一実施例を示す図であり、第4図は真空容器
切欠き部セクタの部分水平図、第5図は第4図の
C−C断面図、第6図〜第8図はセクタの溶接線
を示す模式図である。 1……プラズマ真空容器、1a,1b,1c…
…セクタ、1c1,1c2……部分セクタ、2……ト
ロイダル磁場コイル、5……ボルト、6……ナツ
ト、9……フランジ、10……薄板、11……シ
ール溶接、11a……内側シール溶接、11b…
…外側シール溶接、12……真空容器壁と薄板と
の溶接。
図、第2図は第1図のA−A断面図、第3図は第
2図のB−B断面図、第4図ないし第8図は本発
明の一実施例を示す図であり、第4図は真空容器
切欠き部セクタの部分水平図、第5図は第4図の
C−C断面図、第6図〜第8図はセクタの溶接線
を示す模式図である。 1……プラズマ真空容器、1a,1b,1c…
…セクタ、1c1,1c2……部分セクタ、2……ト
ロイダル磁場コイル、5……ボルト、6……ナツ
ト、9……フランジ、10……薄板、11……シ
ール溶接、11a……内側シール溶接、11b…
…外側シール溶接、12……真空容器壁と薄板と
の溶接。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 トロイダル磁場コイルが鎖交して設置される
核融合装置のプラズマ真空容器において、真空容
器をトロイダル方向に複数のセクタに分割し、こ
れらのセクタの少なくとも一つをポロイダル方向
に部分セクタに分割し、これらのセクタおよび部
分セクタを薄板を介して真空シール溶接したこと
を特徴とする核融合装置のプラズマ真空容器。 2 真空シール溶接を、トーラス内側の部分セク
タは容器の内部から行い、トーラス外側の部分セ
クタは容器の外部から行うことを特徴とする特許
請求の範囲第1項に記載の核融合装置のプラズマ
真空容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57160901A JPS5951386A (ja) | 1982-09-17 | 1982-09-17 | 核融合装置のプラズマ真空容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57160901A JPS5951386A (ja) | 1982-09-17 | 1982-09-17 | 核融合装置のプラズマ真空容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5951386A JPS5951386A (ja) | 1984-03-24 |
JPH0125036B2 true JPH0125036B2 (ja) | 1989-05-16 |
Family
ID=15724795
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57160901A Granted JPS5951386A (ja) | 1982-09-17 | 1982-09-17 | 核融合装置のプラズマ真空容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5951386A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002073289A1 (fr) | 2001-03-14 | 2002-09-19 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Ecran de visualisation tridimensionnel, et procede de creation d'images video pour l'ecran de visualisation tridimensionnel |
CN104588988A (zh) * | 2014-12-01 | 2015-05-06 | 中国科学院等离子体物理研究所 | 一种可分离式轮胎型真空室成型方法 |
-
1982
- 1982-09-17 JP JP57160901A patent/JPS5951386A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5951386A (ja) | 1984-03-24 |
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