JPH0124992B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0124992B2 JPH0124992B2 JP58164003A JP16400383A JPH0124992B2 JP H0124992 B2 JPH0124992 B2 JP H0124992B2 JP 58164003 A JP58164003 A JP 58164003A JP 16400383 A JP16400383 A JP 16400383A JP H0124992 B2 JPH0124992 B2 JP H0124992B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- rotating cylinder
- heating
- rotary
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 13
- 238000001035 drying Methods 0.000 claims description 12
- 239000010802 sludge Substances 0.000 claims description 12
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 10
- 239000002023 wood Substances 0.000 claims description 6
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 5
- 238000007790 scraping Methods 0.000 claims description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 2
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000018044 dehydration Effects 0.000 description 1
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- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は回転乾燥装置に関し、特に製紙工場や
製材工場から発生するパルプかす、および原木表
面から削り落した木皮のスポンジ状含水物(以下
これらをスラツジという)を乾燥するための装置
に係るものである。
製材工場から発生するパルプかす、および原木表
面から削り落した木皮のスポンジ状含水物(以下
これらをスラツジという)を乾燥するための装置
に係るものである。
このようなスラツジは、含水量が80〜100%に
もなるため、そのままでは利用できず、脱水、乾
燥して燃料として用いることも費用の点から実現
できるものではなかつた。
もなるため、そのままでは利用できず、脱水、乾
燥して燃料として用いることも費用の点から実現
できるものではなかつた。
そこで本発明者はかかる状態を改善すべく種々
検討していたところ、含水量の多いスラツジを工
業的に連続脱水できる装置をうることができ、こ
れについての発明を特許出願(昭和58年8月30
日)した。この装置によれば、高含水量(例えば
80%前後)のスラツジを短時間に例えば20〜30%
程度まで連続脱水できる。
検討していたところ、含水量の多いスラツジを工
業的に連続脱水できる装置をうることができ、こ
れについての発明を特許出願(昭和58年8月30
日)した。この装置によれば、高含水量(例えば
80%前後)のスラツジを短時間に例えば20〜30%
程度まで連続脱水できる。
本発明はこのように脱水されたスラツジを引続
き乾燥する装置を提供するものであつて、これは
第1図、第2図に示すように、水平よりやや傾斜
して設けられた回転円筒1と、これを同心的に囲
む加熱筒2から主としてなり、回転円筒1は高い
端部がスラツジの投入口3、低い端部が排出口4
であり、その回転円筒1の内壁周面にかき上げ板
5を備えた回転乾燥装置において、該かき上げ板
5は、円筒1の内周面に、該円筒の長さ方向全長
にわたつて形成された多数の平行な突板で構成さ
れ、上記加熱筒2には、外壁6と内壁7の間を上
下に2分する低い端部から高い端部近傍まで軸方
向に延びた一対の隔板8があり、その内壁7と回
転円筒1との間には密閉空間が形成され、該密封
空間は回転円筒1の下側に、その長さ方向に沿つ
て形成された加熱ガス分配室9に通じ、加熱筒2
と加熱ガス分配室9が連結管10によつて結合さ
れている多量の水分を含んだパルプかすや木皮の
スポンジ状含水物等の木材スラツジ乾燥用として
好適な回転乾燥装置である。
き乾燥する装置を提供するものであつて、これは
第1図、第2図に示すように、水平よりやや傾斜
して設けられた回転円筒1と、これを同心的に囲
む加熱筒2から主としてなり、回転円筒1は高い
端部がスラツジの投入口3、低い端部が排出口4
であり、その回転円筒1の内壁周面にかき上げ板
5を備えた回転乾燥装置において、該かき上げ板
5は、円筒1の内周面に、該円筒の長さ方向全長
にわたつて形成された多数の平行な突板で構成さ
れ、上記加熱筒2には、外壁6と内壁7の間を上
下に2分する低い端部から高い端部近傍まで軸方
向に延びた一対の隔板8があり、その内壁7と回
転円筒1との間には密閉空間が形成され、該密封
空間は回転円筒1の下側に、その長さ方向に沿つ
て形成された加熱ガス分配室9に通じ、加熱筒2
と加熱ガス分配室9が連結管10によつて結合さ
れている多量の水分を含んだパルプかすや木皮の
スポンジ状含水物等の木材スラツジ乾燥用として
好適な回転乾燥装置である。
以下本発明の乾燥装置を実施例について詳しく
述べると、平均含水量30%程度に脱水したスラツ
ジは、コンベヤ(図示していない)を経て投入口
3から回転円筒1内へ導入され、かき上げ板5に
よつて上下に回転かきまぜられながら高温ふんい
気中で水分を蒸発し、排出口4へと移動し、蒸発
水分は反対方向に進み排出塔16から放出され
る。加熱筒2にはガス入口11から約250℃の熱
ガス(他の燃焼装置から出る排ガス)が導入さ
れ、隔板下部から投入口3の方へ流れ、反転して
隔板上部を排出口4に向い、排ガス出口12から
約170〜190℃の温度で装置外へ出される。回転円
筒1内の温度が100℃以下に低下すると、パルプ
13を開き、加熱筒内の熱ガスを加熱ガス分配室
9内へ導入して、内壁7と回転円筒1との空間を
満たし、これによつて回転円筒を加熱する。この
操作はスラツジの種類、形状、含水率などの諸条
件に応じて自動的に制御される。前記空間は、両
端がパツキン14によつて密閉されているので、
加熱効率が長く、回転円筒内の温度低下を急激に
回復させることができる。この場合の熱ガスは上
部の出口15を経て、排ガス出口12から装置外
へ出される。
述べると、平均含水量30%程度に脱水したスラツ
ジは、コンベヤ(図示していない)を経て投入口
3から回転円筒1内へ導入され、かき上げ板5に
よつて上下に回転かきまぜられながら高温ふんい
気中で水分を蒸発し、排出口4へと移動し、蒸発
水分は反対方向に進み排出塔16から放出され
る。加熱筒2にはガス入口11から約250℃の熱
ガス(他の燃焼装置から出る排ガス)が導入さ
れ、隔板下部から投入口3の方へ流れ、反転して
隔板上部を排出口4に向い、排ガス出口12から
約170〜190℃の温度で装置外へ出される。回転円
筒1内の温度が100℃以下に低下すると、パルプ
13を開き、加熱筒内の熱ガスを加熱ガス分配室
9内へ導入して、内壁7と回転円筒1との空間を
満たし、これによつて回転円筒を加熱する。この
操作はスラツジの種類、形状、含水率などの諸条
件に応じて自動的に制御される。前記空間は、両
端がパツキン14によつて密閉されているので、
加熱効率が長く、回転円筒内の温度低下を急激に
回復させることができる。この場合の熱ガスは上
部の出口15を経て、排ガス出口12から装置外
へ出される。
本発明の回転乾燥装置は上記のような構成であ
るから、スラツジの連続投入、乾燥が可能であ
り、例えば乾燥物を燃焼装置へそのまま送りこむ
こともできるので、従来困難であつたパルプか
す、木皮含水物の連続燃料化が実現され、その効
果はきわめて大である。
るから、スラツジの連続投入、乾燥が可能であ
り、例えば乾燥物を燃焼装置へそのまま送りこむ
こともできるので、従来困難であつたパルプか
す、木皮含水物の連続燃料化が実現され、その効
果はきわめて大である。
本発明の回転乾燥装置は、前記スラツジの処理
に限定されるのではなく、他の材料の乾燥にも広
く利用できることはもちろんである。
に限定されるのではなく、他の材料の乾燥にも広
く利用できることはもちろんである。
第1図は本発明に係る回転乾燥装置を例示する
縦断面図、第2図は第1図のA−A線横断面図で
ある。 1…回転円筒、2…加熱筒、3…投入口、4…
排出口、5…かき上げ板、6…外壁、7…内壁、
8…隔板、9…加熱ガス分配室、10…連結管、
11…ガス入口、12…排ガス出口、13…パル
プ、14…パツキン、15…出口、16…排出
塔。
縦断面図、第2図は第1図のA−A線横断面図で
ある。 1…回転円筒、2…加熱筒、3…投入口、4…
排出口、5…かき上げ板、6…外壁、7…内壁、
8…隔板、9…加熱ガス分配室、10…連結管、
11…ガス入口、12…排ガス出口、13…パル
プ、14…パツキン、15…出口、16…排出
塔。
Claims (1)
- 1 水平よりやや傾斜して設けられた回転円筒1
と、これを同心的に囲む加熱筒2から主としてな
り、回転円筒1は高い端部がスラツジの投入口
3、低い端部が排出口4であり、その回転円筒1
の内壁周面にかき上げ板5を備えた回転乾燥装置
において、該かき上げ板5は、円筒1の内周面
に、該円筒の長さ方向全長にわたつて形成された
多数の平行な突板で構成され、上記加熱筒2に
は、外壁6と内壁7の間を上下に2分する低い端
部から高い端部近傍まで軸方向に延びた一対の隔
板8があり、その内壁7と回転円筒1との間には
密閉空間が形成され、該密封空間は回転円筒1の
下側に、その長さ方向に沿つて形成された加熱ガ
ス分配室9に通じ、加熱筒2と加熱ガス分配室9
が連結管10によつて結合されていることを特徴
とする多量の水分を含んだパルプかすや木皮のス
ポンジ状含水物等の木材スラツジ乾燥用回転乾燥
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16400383A JPS6057180A (ja) | 1983-09-06 | 1983-09-06 | 回転乾燥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16400383A JPS6057180A (ja) | 1983-09-06 | 1983-09-06 | 回転乾燥装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6057180A JPS6057180A (ja) | 1985-04-02 |
JPH0124992B2 true JPH0124992B2 (ja) | 1989-05-15 |
Family
ID=15784907
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16400383A Granted JPS6057180A (ja) | 1983-09-06 | 1983-09-06 | 回転乾燥装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6057180A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4829042A (ja) * | 1971-01-13 | 1973-04-17 |
-
1983
- 1983-09-06 JP JP16400383A patent/JPS6057180A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4829042A (ja) * | 1971-01-13 | 1973-04-17 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6057180A (ja) | 1985-04-02 |
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