JPH01248919A - 高架線移動装置 - Google Patents
高架線移動装置Info
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- JPH01248919A JPH01248919A JP63072580A JP7258088A JPH01248919A JP H01248919 A JPH01248919 A JP H01248919A JP 63072580 A JP63072580 A JP 63072580A JP 7258088 A JP7258088 A JP 7258088A JP H01248919 A JPH01248919 A JP H01248919A
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Landscapes
- Electric Cable Installation (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は高圧送電線、架空ケーブルなどの高架線の保守
管理に使用する高架線移動装置に係り、特に高架線上に
設けられた障害物を回避することが可能であり、また、
曲折した高架線上においても円滑に移動走行することが
できる高架線移動装置に関する。
管理に使用する高架線移動装置に係り、特に高架線上に
設けられた障害物を回避することが可能であり、また、
曲折した高架線上においても円滑に移動走行することが
できる高架線移動装置に関する。
(゛従来の技術)
従来、高架線の保守点検修理に際しては、高架線に沿っ
てヘリコプタ−または自動車等を巡回させて修理を必要
とする箇所を発見し、別途地上から故lla箇所に接近
し、修理作業を実施している。
てヘリコプタ−または自動車等を巡回させて修理を必要
とする箇所を発見し、別途地上から故lla箇所に接近
し、修理作業を実施している。
また別方式としてロープウェイまたはスキーリフトのよ
うに高架線に沿って別途鋼梁を張設し、鋼索に支持アー
ムを介して移動装置を固着し、点検対象となる部位に移
動装置が対向するように鋼梁を牽引して移動装置を移動
し、点検等を行なう方式も採用されていた。
うに高架線に沿って別途鋼梁を張設し、鋼索に支持アー
ムを介して移動装置を固着し、点検対象となる部位に移
動装置が対向するように鋼梁を牽引して移動装置を移動
し、点検等を行なう方式も採用されていた。
一方、第3図に示すように高架線に懸垂しながら自走す
る移動装置も採用されている。すなわち第3図に示す高
架線移動装置1は送電鉄塔などの支柱に固定された高架
線2に移動装置本体1aが移動自在に取付けられる。移
動装置本体1aには複数の支持脚3a、3b、3c、3
dが設けられ、これらの支持脚が順次間欠的に動作し、
移動装置を所定の進行方向に移動させる。移fI1機構
としてはスライダ・クランク機構と呼ばれるリンク機構
が一般に採用されており、このスライダ・クランク機構
は第4図に示すように構成される。
る移動装置も採用されている。すなわち第3図に示す高
架線移動装置1は送電鉄塔などの支柱に固定された高架
線2に移動装置本体1aが移動自在に取付けられる。移
動装置本体1aには複数の支持脚3a、3b、3c、3
dが設けられ、これらの支持脚が順次間欠的に動作し、
移動装置を所定の進行方向に移動させる。移fI1機構
としてはスライダ・クランク機構と呼ばれるリンク機構
が一般に採用されており、このスライダ・クランク機構
は第4図に示すように構成される。
すなわちスライダ・クランク機構は、移動装置本体1a
に取付けられた支点4を中心に回転自在に設けたリンク
5と、ジヨイント6を介してリンク5と回転自在に接続
され、移動装置本体1aに支点7を中心に回動自在に取
付けられたスライダ8に挿通されたリンク9とから構成
され、支点4を中心にリンク5を1回転させることによ
り、リンク9の端部が、直線運動と円弧運動とを合成し
た往復運動を行なうものである。
に取付けられた支点4を中心に回転自在に設けたリンク
5と、ジヨイント6を介してリンク5と回転自在に接続
され、移動装置本体1aに支点7を中心に回動自在に取
付けられたスライダ8に挿通されたリンク9とから構成
され、支点4を中心にリンク5を1回転させることによ
り、リンク9の端部が、直線運動と円弧運動とを合成し
た往復運動を行なうものである。
実際の移動装置においては第3図に示すように位相が同
111する2組のスライダ・クランク機構A。
111する2組のスライダ・クランク機構A。
Bがそれぞれ移動装置本体1aの前後部に取付けられて
いる。支持脚3a、3bと支持脚3c、3dとは、位相
が相互に180度異なる。
いる。支持脚3a、3bと支持脚3c、3dとは、位相
が相互に180度異なる。
そして移動装置の移動は、移動装置本体1aを支持する
2組のスライダ・クランクjamの支持脚3c、3dと
、高架線2の次の支持点まで空中を移動する支持脚3a
、3bとの支持動作および往復動作の繰り返しによって
なされる。
2組のスライダ・クランクjamの支持脚3c、3dと
、高架線2の次の支持点まで空中を移動する支持脚3a
、3bとの支持動作および往復動作の繰り返しによって
なされる。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら上記従来の高架線移動装置においては、ス
ライダ・クランク機構のリンク先端部の運動軌跡は常に
垂直面内において同一の形状になる。そのため、高架線
上の支持点から次の支持点までのストロークは常に一定
であり、また移動装置本体の移動は、直線方向のみに限
定されていた。
ライダ・クランク機構のリンク先端部の運動軌跡は常に
垂直面内において同一の形状になる。そのため、高架線
上の支持点から次の支持点までのストロークは常に一定
であり、また移動装置本体の移動は、直線方向のみに限
定されていた。
したがって支持脚の先端部が高架線に接地する際、その
接地部に高架線保持金具等の固定治具が配設されている
と、その固定治具が接地動作の障害となり、移動装置を
前進させることが不可能になるという問題がある。
接地部に高架線保持金具等の固定治具が配設されている
と、その固定治具が接地動作の障害となり、移動装置を
前進させることが不可能になるという問題がある。
また高架線が支持柱の前後において進行方向に対して左
右に曲折している場合は、従来の移動装置においては直
線的な移動しかできないため、前進することが不可能と
なる欠点があった。そのため短い直線区間毎に移動装置
を吊り換えて曲折部を乗り越える煩雑な作業が必要とさ
れ、高架線の巡視点検作業の効率が低下する問題点があ
った。
右に曲折している場合は、従来の移動装置においては直
線的な移動しかできないため、前進することが不可能と
なる欠点があった。そのため短い直線区間毎に移動装置
を吊り換えて曲折部を乗り越える煩雑な作業が必要とさ
れ、高架線の巡視点検作業の効率が低下する問題点があ
った。
そこで従来から高架線上の障害物や高架線の曲折部を乗
り越えて連続的に移動し得る高架線移動装置の実現が技
術的課題となっていた。
り越えて連続的に移動し得る高架線移動装置の実現が技
術的課題となっていた。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり
、高架線上に配置された保持金具等の障害物を回避し、
また送電鉄塔のような支持柱において発生する高架線の
曲折部をも乗り越えることが可能であり、長区問に張設
された高架線上を連続的に移動し得る高架線移動装置を
提供することを目的とする。
、高架線上に配置された保持金具等の障害物を回避し、
また送電鉄塔のような支持柱において発生する高架線の
曲折部をも乗り越えることが可能であり、長区問に張設
された高架線上を連続的に移動し得る高架線移動装置を
提供することを目的とする。
(:ll1題を解決するための手段)
本発明に係る高架線移動装置は、点検監視機器および駆
動動力源を搭載した移動装置本体の前後部に水平方向に
回動自在な旋回台を接続する一方、垂直面内において起
伏自在な揺動アームを上記各旋回台の先端に枢支すると
ともに、上記揺動アームの先端および移動装置本体に支
持ブラケットを立設し、上記各支持ブラケットの頂部に
高架線上を走行する走行車輪を設けるとともに、高架線
の方向に対応して走行車輪の向きを変える車輪転向装置
を支持ブラケットに付設し、各走行車輪に車輪駆動装置
を装備したことを特徴とする。
動動力源を搭載した移動装置本体の前後部に水平方向に
回動自在な旋回台を接続する一方、垂直面内において起
伏自在な揺動アームを上記各旋回台の先端に枢支すると
ともに、上記揺動アームの先端および移動装置本体に支
持ブラケットを立設し、上記各支持ブラケットの頂部に
高架線上を走行する走行車輪を設けるとともに、高架線
の方向に対応して走行車輪の向きを変える車輪転向装置
を支持ブラケットに付設し、各走行車輪に車輪駆動装置
を装備したことを特徴とする。
ざらに移動装置本体は、駆動動力源などの移動装置本体
機器の一部で構成したカウンタウェイトを備え、揺動ア
ームの変位に対応してカウンタウエイトを移動すること
によって移動装置全体の平衡状態を保持する平衡装置を
装備して構成される。
機器の一部で構成したカウンタウェイトを備え、揺動ア
ームの変位に対応してカウンタウエイトを移動すること
によって移動装置全体の平衡状態を保持する平衡装置を
装備して構成される。
(作用)
上記のように構成された高架線移動5A置は、8肋Vt
貨本体上部に支持ブラケットを介して装着された走行車
輪(以下「中輪」という)と、移動装置本体の前後に接
続した各揺動アーム先端部に支持ブラケットを介して装
着された2個の走行車輪(以下「前輪」「後輪」という
)によって、高架線に懸垂するように支持される。
貨本体上部に支持ブラケットを介して装着された走行車
輪(以下「中輪」という)と、移動装置本体の前後に接
続した各揺動アーム先端部に支持ブラケットを介して装
着された2個の走行車輪(以下「前輪」「後輪」という
)によって、高架線に懸垂するように支持される。
この高架線移動装置は、走行車輪毎に装備した車輪駆動
装置のうち、少なくとも1台の車輪駆動装置を起動し、
走行車輪を回転させて、所定方向に移動走行する。
装置のうち、少なくとも1台の車輪駆動装置を起動し、
走行車輪を回転させて、所定方向に移動走行する。
高架線移動装置の前輪が、高架線上に取付けられたケー
ブル保持金具等の踏破不可能な障害物に接近した場合は
、まず前輪を装着している前部の揺動アームを上方に起
立させて、前輪が障害物を回避できる高さまで前輪を上
昇させる。
ブル保持金具等の踏破不可能な障害物に接近した場合は
、まず前輪を装着している前部の揺動アームを上方に起
立させて、前輪が障害物を回避できる高さまで前輪を上
昇させる。
そして残る中輪および後輪のみで移動装置全体を支持し
た状態で、中輪および後輪の少なくとも一方の車輪駆動
装置を起動さけて前輪を障害物の二次側に通過させる。
た状態で、中輪および後輪の少なくとも一方の車輪駆動
装置を起動さけて前輪を障害物の二次側に通過させる。
そして通過模に前部の揺動アームを降下ゼしめ、前輪を
再び高架線上に降下させる。このとき、二次側のn架線
の架設方向に前輪の向きが一致するように車輪転向装置
が駆動される。
再び高架線上に降下させる。このとき、二次側のn架線
の架設方向に前輪の向きが一致するように車輪転向装置
が駆動される。
次に残る中輪が障害物を回避し、乗り越える場合の動作
は次の通りである。まず、前後の揺動アームを双方同時
に下降せしめることにより、中輪を装着した移動装置全
体部を相対的に上昇させて中輪を高架線上方に浮かせる
。この状態で前輪および後輪の少なくとも一方を回転せ
しめ、中輪を障害物の二次側に移動し、さらに高架線上
に再び降下さVる。中輪の向きは前輪の場合と同様に車
輪転向装aによって二次側の高架線の架設方向に一致す
るように調整される。
は次の通りである。まず、前後の揺動アームを双方同時
に下降せしめることにより、中輪を装着した移動装置全
体部を相対的に上昇させて中輪を高架線上方に浮かせる
。この状態で前輪および後輪の少なくとも一方を回転せ
しめ、中輪を障害物の二次側に移動し、さらに高架線上
に再び降下さVる。中輪の向きは前輪の場合と同様に車
輪転向装aによって二次側の高架線の架設方向に一致す
るように調整される。
さらに後輪についても同様に、まず後部の揺動アームを
上昇させて移動装置本体全体を前輪および中輪のみで支
持した状態で、車輪駆動装置を起動し、後輪を障害物の
二次側に移動させる。
上昇させて移動装置本体全体を前輪および中輪のみで支
持した状態で、車輪駆動装置を起動し、後輪を障害物の
二次側に移動させる。
このように前後の揺動アームの起伏動作と移動装置の移
動動作とを繰り返すことにより、複数の走行車輪が順次
、障害物を乗り越えることが可能となる。高架線移動装
置は吊り換え動作を行なうことなく、連続的に高架線上
を移動することができる。
動動作とを繰り返すことにより、複数の走行車輪が順次
、障害物を乗り越えることが可能となる。高架線移動装
置は吊り換え動作を行なうことなく、連続的に高架線上
を移動することができる。
一方、送電鉄塔などの支持柱を境界にして高架線が進行
方向に対して左右に折れ曲っている箇所に近接した場合
、以下の動作によってその曲折部を通過する。
方向に対して左右に折れ曲っている箇所に近接した場合
、以下の動作によってその曲折部を通過する。
まず前輪を装着した前部の揺動アームを上昇させて前輪
を高架線から外し、残る中輪および後輪によって移動装
置全体を支持した状態で、中輪および後輪の少なくとも
一方の車輪駆動装置を起動させて、前輪を曲折部の二次
側に移動させる。
を高架線から外し、残る中輪および後輪によって移動装
置全体を支持した状態で、中輪および後輪の少なくとも
一方の車輪駆動装置を起動させて、前輪を曲折部の二次
側に移動させる。
次に前部の旋回台を水平方向に回動させて前輪を装着し
た揺動アームを高架線側に旋回させる。
た揺動アームを高架線側に旋回させる。
また高架線の真上に移動した前輪の方向は高架線の張設
方向と一致するように、車輪転向装置の垂直軸回りの回
転によって調整される。そして前部の揺動アームを下降
させることによって前輪は曲折部の二次側の高架線上に
懸架される。
方向と一致するように、車輪転向装置の垂直軸回りの回
転によって調整される。そして前部の揺動アームを下降
させることによって前輪は曲折部の二次側の高架線上に
懸架される。
次に中輪が曲折部を通過する際の動作は以下の通りであ
る。まず前後の揺動アームを共に下降させて、中輪を高
架線の上方に上昇させて、移動装置全体を前輪および後
輪によって支持する。この状態で移動装置を進行方向に
走行車輪の間隔程度にわずかに移動させることによって
、中輪を曲折部の二次側に移動する。次に前後の旋回台
を所定量の水平方向に回転させて、中輪を高架線の真上
に移動する。このとき、中輪の方向と高架線の方向とが
平行になるように、車輪転向装置が駆動し、中輪が垂直
軸回りに回転する。しかる後に前後部の揺動アームを共
に立上げることによって中輪は、曲折部の二次側の高架
線上に再び懸架される。
る。まず前後の揺動アームを共に下降させて、中輪を高
架線の上方に上昇させて、移動装置全体を前輪および後
輪によって支持する。この状態で移動装置を進行方向に
走行車輪の間隔程度にわずかに移動させることによって
、中輪を曲折部の二次側に移動する。次に前後の旋回台
を所定量の水平方向に回転させて、中輪を高架線の真上
に移動する。このとき、中輪の方向と高架線の方向とが
平行になるように、車輪転向装置が駆動し、中輪が垂直
軸回りに回転する。しかる後に前後部の揺動アームを共
に立上げることによって中輪は、曲折部の二次側の高架
線上に再び懸架される。
また後輪についても前輪の場合と同様に、後部の揺動ア
ームの起伏動作、旋回台の回動動作および車輪転向装置
の回転動作によって曲折部を回避し、乗り越え動作を行
なうことができる。
ームの起伏動作、旋回台の回動動作および車輪転向装置
の回転動作によって曲折部を回避し、乗り越え動作を行
なうことができる。
上記のように高架線移動装置は、移動装置本体の前後部
に水平方向に回動自在な旋回台と、旋回台の先端に枢支
され、垂直面内において起伏自在な揺動アームとを備え
、各揺動アームの先端および移動装置本体上部に取付け
られた支持ブラケットを介して前輪、中輪および後輪と
からなる3個゛ の走行車輪によって支持される構造を
有し、任意の2個の走行車輪で移動装置全体を支持した
状態で他の1個の走行車輪の位置および方向を任意に独
立して調整できる構造としているため、高架線上に取付
けられれたケーブル保持金具等の障害物を容易に回避す
る動作が可能となる。
に水平方向に回動自在な旋回台と、旋回台の先端に枢支
され、垂直面内において起伏自在な揺動アームとを備え
、各揺動アームの先端および移動装置本体上部に取付け
られた支持ブラケットを介して前輪、中輪および後輪と
からなる3個゛ の走行車輪によって支持される構造を
有し、任意の2個の走行車輪で移動装置全体を支持した
状態で他の1個の走行車輪の位置および方向を任意に独
立して調整できる構造としているため、高架線上に取付
けられれたケーブル保持金具等の障害物を容易に回避す
る動作が可能となる。
また高架線の支持柱を境界にして形成される曲折部をも
容易に乗り越えて前進することができる。
容易に乗り越えて前進することができる。
すなわち長距離にわたって多くの曲折部を介して架設さ
れた高架線上を連続的に移動することが可能となるため
、高架線の巡視点検作業および保守管理作業の省力化と
効率化とを同時に実現することができる。
れた高架線上を連続的に移動することが可能となるため
、高架線の巡視点検作業および保守管理作業の省力化と
効率化とを同時に実現することができる。
さらに移動装置本体に移動装置本体機器の一部で構成し
たカウンタウェイトを備え、水平アームの変位に対応し
てカウンタウェイ1−を移動することによって移動装置
全体の平衡状態を保持する平衡装置を装備すると、水平
アームの変位によって過大な偏伺小が移動装置に作用し
た場合においても、偏荷重を相殺する方向にカウンタウ
ェイ1゛が移動し、移動5A置全体の平衡が常に保持さ
れる。
たカウンタウェイトを備え、水平アームの変位に対応し
てカウンタウェイ1−を移動することによって移動装置
全体の平衡状態を保持する平衡装置を装備すると、水平
アームの変位によって過大な偏伺小が移動装置に作用し
た場合においても、偏荷重を相殺する方向にカウンタウ
ェイ1゛が移動し、移動5A置全体の平衡が常に保持さ
れる。
したがって、搭載した点検監視用機器の方向または姿勢
等の調整作業等が不要となる。
等の調整作業等が不要となる。
(実施例)
以下本発明の一実施例について添付図面を参照して説明
する。
する。
第1図は本発明に係る高架FJ移動装置の一実施例を示
す斜視図である。本実施例に示す高架線移動装置1は、
図示しない点検監視機器および駆動動力源を搭載した移
動装置本体1aの前後部にそれぞれ垂直方向に回転軸1
0a、10bを段【ノ、上記回転軸10a、10bを中
心に水平方向に回転自在に旋回台11.12を接続する
一方、」:配回転軸を108.lQb含む垂直面内にお
いて起伏自在な揺動アーム13a、13bを上記旋回台
11’、12の先端に枢支するとともに、垂直軸回りに
回転自在な支持ブラケット14a、14b。
す斜視図である。本実施例に示す高架線移動装置1は、
図示しない点検監視機器および駆動動力源を搭載した移
動装置本体1aの前後部にそれぞれ垂直方向に回転軸1
0a、10bを段【ノ、上記回転軸10a、10bを中
心に水平方向に回転自在に旋回台11.12を接続する
一方、」:配回転軸を108.lQb含む垂直面内にお
いて起伏自在な揺動アーム13a、13bを上記旋回台
11’、12の先端に枢支するとともに、垂直軸回りに
回転自在な支持ブラケット14a、14b。
14Gをそれぞれ揺動アーム13aの先端と、移動装置
本体1aの上部と、1工動アーム13bの先端とに立設
し、上記支持ブラケット14a、14b、14cの頂部
に、高架線2上部を走行する走行車輪15a、15b、
15cをそれぞれ段番ノ、さらに各走行車輪15a、1
5b、15cにそれ−Fれ車輪[8a装a16a、16
b、16cを装備して構成される。
本体1aの上部と、1工動アーム13bの先端とに立設
し、上記支持ブラケット14a、14b、14cの頂部
に、高架線2上部を走行する走行車輪15a、15b、
15cをそれぞれ段番ノ、さらに各走行車輪15a、1
5b、15cにそれ−Fれ車輪[8a装a16a、16
b、16cを装備して構成される。
また旋回台11.12の頂部に設けた固定ブラケッt”
17a、17bと、揺動アームi3a、i3bの中間部
上面に固着された支持ブラケット18a、18bとが、
例えば油圧式の伸縮シリンダ19a、19bで連結され
ており、伸縮シリンダ19a、19bの伸縮動作によっ
て揺動アーム13a、13bが垂直面内を起伏運aする
ように構成される。
17a、17bと、揺動アームi3a、i3bの中間部
上面に固着された支持ブラケット18a、18bとが、
例えば油圧式の伸縮シリンダ19a、19bで連結され
ており、伸縮シリンダ19a、19bの伸縮動作によっ
て揺動アーム13a、13bが垂直面内を起伏運aする
ように構成される。
さらに各支持ブラケット14a、14b、14Cの下端
部には、それぞれの支持ブラケツ1−とともに走行車輪
を垂直軸回りに回転させる車輪転向装置20a、20b
、20cが設けられ、コノ車輪転向装置20の駆動によ
って各走行車輪15a。
部には、それぞれの支持ブラケツ1−とともに走行車輪
を垂直軸回りに回転させる車輪転向装置20a、20b
、20cが設けられ、コノ車輪転向装置20の駆動によ
って各走行車輪15a。
15b、15Gの向きが調整できるように構成されてい
る。
る。
さらに移動装置本体1aの下部には移!111装置本体
の平衡状態を保持する平衡装置21が設けられ、この平
衡Vt置21は、移動装置の進行方向に対して直角水平
方向に敷設されたガイドレール22と、ガイドレール2
2に沿って水平移eするカウンタウェイト23とから構
成される。カウンタウェイト23は蓄電池、駆動動力源
などの移動装を本体機器の一部で構成されるが、別途所
定形状に形成した金属塊を使用することもできる。カウ
ンタウェイト23内には図示しないが、移!IJJ装置
を駆動する電源、カウンタウェイト23を移動する電動
機、ボールスクリュー等が収容されている。
の平衡状態を保持する平衡装置21が設けられ、この平
衡Vt置21は、移動装置の進行方向に対して直角水平
方向に敷設されたガイドレール22と、ガイドレール2
2に沿って水平移eするカウンタウェイト23とから構
成される。カウンタウェイト23は蓄電池、駆動動力源
などの移動装を本体機器の一部で構成されるが、別途所
定形状に形成した金属塊を使用することもできる。カウ
ンタウェイト23内には図示しないが、移!IJJ装置
を駆動する電源、カウンタウェイト23を移動する電動
機、ボールスクリュー等が収容されている。
次に移動装置本体1aと、旋回台11.12との結合部
の構造について第2図を参照して説明する。
の構造について第2図を参照して説明する。
第4図において、移IJJ装置本体1a内に装着された
旋回用電動機24の出力@24aは、軸受25a、25
bによって回転自在に支持されており、出力軸24aの
下端にはプーリ25aが取付けられている。
旋回用電動機24の出力@24aは、軸受25a、25
bによって回転自在に支持されており、出力軸24aの
下端にはプーリ25aが取付けられている。
また移動装置本体1a内に取付けられた減速機27は、
サーキュラスプライン28を介して旋回台11.12に
結合されている。この減速機27の入力軸27aの上端
は軸受29aを介して回転自在に移動装置本体1aに固
定される一方、下端は軸受29bを介し、旋回台11.
12に固着した取付フランジ30に回転自在に固定され
る。減速機27の入力軸27aの下端には、プーリ26
bが取付けられており、対向するプーリ26a。
サーキュラスプライン28を介して旋回台11.12に
結合されている。この減速機27の入力軸27aの上端
は軸受29aを介して回転自在に移動装置本体1aに固
定される一方、下端は軸受29bを介し、旋回台11.
12に固着した取付フランジ30に回転自在に固定され
る。減速機27の入力軸27aの下端には、プーリ26
bが取付けられており、対向するプーリ26a。
26bはタイミングベルト31によって結合され、さら
にタイミングベルト部分には保護カバー32が装着され
ている。
にタイミングベルト部分には保護カバー32が装着され
ている。
一方、旋回台11.12と取付フランジ30とは一体的
に接合され、一体化した旋回台11,12は、軸受33
a、33bを介して移動装置本体1aに回転自在に1段
付けられ、旋回用電動機24の駆動によって旋回台11
.12が水平方向に自在に回動づるように構成される。
に接合され、一体化した旋回台11,12は、軸受33
a、33bを介して移動装置本体1aに回転自在に1段
付けられ、旋回用電動機24の駆動によって旋回台11
.12が水平方向に自在に回動づるように構成される。
次に本実施例の作用を説明する。
移動装置本体1aに旋回台11、揺動アーム13aおよ
び支持ブラケット14aを介して接続された走行車輪1
5aは、旋回台11の回aa作によって水平方向の位置
が定められ、また伸縮シリンダ19aの伸縮に伴う揺動
アーム13aの垂直面内における起伏動作によって垂直
方向の位置が任意に設定される。
び支持ブラケット14aを介して接続された走行車輪1
5aは、旋回台11の回aa作によって水平方向の位置
が定められ、また伸縮シリンダ19aの伸縮に伴う揺動
アーム13aの垂直面内における起伏動作によって垂直
方向の位置が任意に設定される。
また走行車輪15aの方向と高架線2の方向とを平行に
合せるには、車輪転向装置20aを駆動して、支持ブラ
ケット14aとともに走行車輪15aを中心軸回りに回
転させる。
合せるには、車輪転向装置20aを駆動して、支持ブラ
ケット14aとともに走行車輪15aを中心軸回りに回
転させる。
すなわち走行車輪15aの位置は、旋回台11の回動動
作と、揺動アーム13aの起伏動作と、車輪転向1!t
iff20aの回転動作との組み合せによって任意に設
定することができる。移動装置本体1aに対して前後に
対称に配設された走行車輪15Cについても同様に位置
設定をすることができる。
作と、揺動アーム13aの起伏動作と、車輪転向1!t
iff20aの回転動作との組み合せによって任意に設
定することができる。移動装置本体1aに対して前後に
対称に配設された走行車輪15Cについても同様に位置
設定をすることができる。
一方、中間部の走行車輪15bは、伸縮シリンダ19a
、19bを共に延伸せしめ、揺動アーム13a、13b
を共に下降することにより高架線2から浮き上がる。こ
の走行車輪15bが高架線2から11説しており、移動
装置全体が走行車輪15a、15cによって支持されて
いる場合、上記走行車輪15bの位置と方向は、旋回台
11,12の回動動作と、揺動アーム13a、13bの
起伏動作と、支持ブラケット14bと一体になった車輪
転向装fi20bの軸廻りの回転動作とによって決定さ
れる。
、19bを共に延伸せしめ、揺動アーム13a、13b
を共に下降することにより高架線2から浮き上がる。こ
の走行車輪15bが高架線2から11説しており、移動
装置全体が走行車輪15a、15cによって支持されて
いる場合、上記走行車輪15bの位置と方向は、旋回台
11,12の回動動作と、揺動アーム13a、13bの
起伏動作と、支持ブラケット14bと一体になった車輪
転向装fi20bの軸廻りの回転動作とによって決定さ
れる。
この高架線移動装M1が高架1m2上を走行する際の進
行方向に対する左右のバランスは平衡装置21によって
保持される。
行方向に対する左右のバランスは平衡装置21によって
保持される。
例えば、いずれかの揺動アーム13a、13t)が旋回
台11.12の@動に伴って進行方向に対して左側に変
位したときは、7Jウンタウエイト23がガイドレール
22に沿って右側に移動することによって左右の偏荷重
の平衡が保持され、高架線移動装置1が傾斜しないよう
に調整される。
台11.12の@動に伴って進行方向に対して左側に変
位したときは、7Jウンタウエイト23がガイドレール
22に沿って右側に移動することによって左右の偏荷重
の平衡が保持され、高架線移動装置1が傾斜しないよう
に調整される。
次に本実施例の高架線移動装置1が高架線2上に設けら
れた保持金具等の障害物を乗り越え、通過する際の動作
を説明する。
れた保持金具等の障害物を乗り越え、通過する際の動作
を説明する。
通常走行時においては、高架fQ2上に懸架された3個
の走行車輪15a、15b、15cによって移動装置全
体が支持される。高架線移動装け1は各走行車輪にそれ
ぞれ設けた車輪転向装置16a、16b、16Cのうら
少なくとも1個の車輪駆動装δによって走行車輪を回転
せしめ、高架線2上を移動走行する。
の走行車輪15a、15b、15cによって移動装置全
体が支持される。高架線移動装け1は各走行車輪にそれ
ぞれ設けた車輪転向装置16a、16b、16Cのうら
少なくとも1個の車輪駆動装δによって走行車輪を回転
せしめ、高架線2上を移動走行する。
矢印で示す進行方向の最前部に設けた走行車輪(m輪)
15aが、高架線2上に取付けられた保持金具等の走破
不可能な障害物に接近した場合、高架線移動装置1は直
前で一旦停止する。
15aが、高架線2上に取付けられた保持金具等の走破
不可能な障害物に接近した場合、高架線移動装置1は直
前で一旦停止する。
次に伸縮シリンダ19aを縮小させることにより、前輪
15aを装着している揺動アーム13aを上方に起立さ
せて、前輪15aSli害物を回避できる高さまで上昇
さける。そして残る中輪15bおよび後輪15Cのみで
移動装置を支持した状fffiで、車輪駆動装δ16b
、16c少なくとも一方を起動させて、前輪15aを障
害物の二次側に通過させる。その後、伸縮シリンダ19
aを伸長させて前部の揺動アーム13aを降下せしめ、
前輪15aをi架I!2上に降下させる。
15aを装着している揺動アーム13aを上方に起立さ
せて、前輪15aSli害物を回避できる高さまで上昇
さける。そして残る中輪15bおよび後輪15Cのみで
移動装置を支持した状fffiで、車輪駆動装δ16b
、16c少なくとも一方を起動させて、前輪15aを障
害物の二次側に通過させる。その後、伸縮シリンダ19
aを伸長させて前部の揺動アーム13aを降下せしめ、
前輪15aをi架I!2上に降下させる。
次に高架線移動装置1の中輪15bが障害物を乗り越え
る場合の動作を説明する。まず前後部に配設した伸縮シ
リンダ19a、19bを共に延伸さけて、揺動アーム1
3a、13bを降下せしめることにより、中輪15bを
装着した移動装置本体部を相対的に上昇させて、中輪1
5bを高架線2の上方に浮かせる。この状態で前輪15
aおよび後輪15cの少なくとも一方を回転せしめ、中
輪15bを障害物の二次側に移動し、ざらに高架1!j
2上に再び降下させる。
る場合の動作を説明する。まず前後部に配設した伸縮シ
リンダ19a、19bを共に延伸さけて、揺動アーム1
3a、13bを降下せしめることにより、中輪15bを
装着した移動装置本体部を相対的に上昇させて、中輪1
5bを高架線2の上方に浮かせる。この状態で前輪15
aおよび後輪15cの少なくとも一方を回転せしめ、中
輪15bを障害物の二次側に移動し、ざらに高架1!j
2上に再び降下させる。
さらに後輪15Gについても同様に、まず伸縮シリンダ
19bを縮小させて揺動アーム13bを上昇させ、移動
装置全体を前輪15aおよび中輪15bのみで支持した
状態で車輪駆動装置16a。
19bを縮小させて揺動アーム13bを上昇させ、移動
装置全体を前輪15aおよび中輪15bのみで支持した
状態で車輪駆動装置16a。
16bを起動し、後輪15cを障害物の二次側に移動さ
せる。
せる。
このように@後部の揺動アームの起伏動作および移動動
作を繰り返すことにより、複数の走行車輪が順次、障害
物を乗り越えることが可能となり、高架線移動装置は吊
り換え作業をすることなく連続的に移動づることができ
る。
作を繰り返すことにより、複数の走行車輪が順次、障害
物を乗り越えることが可能となり、高架線移動装置は吊
り換え作業をすることなく連続的に移動づることができ
る。
一方、送電鉄塔などの支持柱を境界にして高架線2が進
行方向に対して左右に折れ曲っている箇所に高架線移動
装置1が接近した場合は、以下のり1作によってその曲
折部を通過する。
行方向に対して左右に折れ曲っている箇所に高架線移動
装置1が接近した場合は、以下のり1作によってその曲
折部を通過する。
まず前輪15aを装着した前部の揺動アーム13aを上
昇させて前輪15aを高架線2から外し、残る中輪15
bおよび後輪15cによって移動装置全体を支持した状
態で、中輪15bおよび後輪15Gの少なくとも一方の
車輪駆動装置16b。
昇させて前輪15aを高架線2から外し、残る中輪15
bおよび後輪15cによって移動装置全体を支持した状
態で、中輪15bおよび後輪15Gの少なくとも一方の
車輪駆動装置16b。
16Cを起動させて、前輪15aを曲折部の二次側に移
動させる。
動させる。
次に前部の旋回台11を水平方向に回動させて前輪15
aを装着した揺動アーム13aを高架線側に旋回させる
。また高架線2の真上に移動した前輪15aの方向は、
高架線2の張設方向と一致するように、支持ブラケット
14aと一体化した車輪転向装置20aの垂直軸回りの
回転によって調整される。そして伸縮シリンダ19aを
延伸させ、前部の揺動アーム13aを下降させることに
よって前輪15aは曲折部の二次側の高架線2上に懸架
される。
aを装着した揺動アーム13aを高架線側に旋回させる
。また高架線2の真上に移動した前輪15aの方向は、
高架線2の張設方向と一致するように、支持ブラケット
14aと一体化した車輪転向装置20aの垂直軸回りの
回転によって調整される。そして伸縮シリンダ19aを
延伸させ、前部の揺動アーム13aを下降させることに
よって前輪15aは曲折部の二次側の高架線2上に懸架
される。
次に中輪15bが曲折部を通過する際の動作は以下の通
りである。まず伸縮シリンダ198.19bを同時に延
伸させることにより、前後の揺動アーム13a、13b
を共に下降させて、中輪15bを高架線2の上方に上昇
させて、移動装置全体を前輪15aおよび後輪15Cに
よって支持する。この状態で高架線移動装置1を進行方
向に走行車輪の間隔程度にわずかに移動させることによ
って、中輪15bを曲折部の二次側に移動する。
りである。まず伸縮シリンダ198.19bを同時に延
伸させることにより、前後の揺動アーム13a、13b
を共に下降させて、中輪15bを高架線2の上方に上昇
させて、移動装置全体を前輪15aおよび後輪15Cに
よって支持する。この状態で高架線移動装置1を進行方
向に走行車輪の間隔程度にわずかに移動させることによ
って、中輪15bを曲折部の二次側に移動する。
次に第2図に示す回動機構の旋回用電動機24を起動さ
せて前後の旋回台11.12を所定量の水平方向に回転
させて、中輪15bl’5架線2の真上に移動する。こ
のとき、中輪15bの方向と高架線2の張設方向とが平
行になるように支持ブラケット14bが中輪15bとと
もに垂直軸回りに回転する。支持ブラケット14bおよ
び中輪15bの回転は車輪転向装置20bによってなさ
れる。
せて前後の旋回台11.12を所定量の水平方向に回転
させて、中輪15bl’5架線2の真上に移動する。こ
のとき、中輪15bの方向と高架線2の張設方向とが平
行になるように支持ブラケット14bが中輪15bとと
もに垂直軸回りに回転する。支持ブラケット14bおよ
び中輪15bの回転は車輪転向装置20bによってなさ
れる。
しかる後に、伸縮シリンダ19a、19bが同時に収縮
するように動作し、前後部の揺動アーム13a、13b
を枢支部中心に立上げることによって中輪15bは曲折
部の二次側の高架線2上に再び懸架される。
するように動作し、前後部の揺動アーム13a、13b
を枢支部中心に立上げることによって中輪15bは曲折
部の二次側の高架線2上に再び懸架される。
また後輪15cについても前輪15aの場合と同様に、
伸縮シリンダ19bの伸縮に伴う揺動アーム丁3bの起
伏動作、旋回台12の回動動作および車輪転向装a20
cの回転動作によって曲折部の乗り越え動作を行なうこ
とができる。
伸縮シリンダ19bの伸縮に伴う揺動アーム丁3bの起
伏動作、旋回台12の回動動作および車輪転向装a20
cの回転動作によって曲折部の乗り越え動作を行なうこ
とができる。
なおこれらの一連の乗り越え動作を行なう際には、高架
線移動装置1全体が揺動アーム13a。
線移動装置1全体が揺動アーム13a。
13bの変位によって大きく1頃斜することを防止する
ために、平衡装置21が起動される。
ために、平衡装置21が起動される。
平衡装置21は、揺動アーム13a、13bの変位方向
とは反対方向にカウンタウェイト23を移動することに
より、高架線移動装置1全体に作用する偏荷重の発生を
防止し平衡を保持する。
とは反対方向にカウンタウェイト23を移動することに
より、高架線移動装置1全体に作用する偏荷重の発生を
防止し平衡を保持する。
こうして全て走行車輪15a、15b、15cが曲折部
を通過した後に再び高架線動fJ]¥:を置1の連続走
行が可能となる。
を通過した後に再び高架線動fJ]¥:を置1の連続走
行が可能となる。
このように本実施例に係る高架線移動装置1によれば、
移動装置本体1aの前後部に水平方向に回動自在な旋回
台11.12と、この旋回台11゜12の先端に枢支さ
れ、垂直面内において起伏自在な揺動アーム13a、1
3bとを備え、揺動アームの先端および移動装置本体1
a上部に取付けられ、垂直軸廻りに回転自在<【支持ブ
ラケット14a、14b、14cを介して前輪、中輪お
よび後輪とからなる3個の走行車輪15a、15b。
移動装置本体1aの前後部に水平方向に回動自在な旋回
台11.12と、この旋回台11゜12の先端に枢支さ
れ、垂直面内において起伏自在な揺動アーム13a、1
3bとを備え、揺動アームの先端および移動装置本体1
a上部に取付けられ、垂直軸廻りに回転自在<【支持ブ
ラケット14a、14b、14cを介して前輪、中輪お
よび後輪とからなる3個の走行車輪15a、15b。
15cによって支持される構造を有し、任意の2個の走
行車輪で移動装置全体を支持した状態で他の1個の走行
車輪の位置および方向を任意に独立して調整できる構造
としているため、高架線2上に取付けられたケーブル保
持金具等の障害物を容易に回避する動作が可能となる。
行車輪で移動装置全体を支持した状態で他の1個の走行
車輪の位置および方向を任意に独立して調整できる構造
としているため、高架線2上に取付けられたケーブル保
持金具等の障害物を容易に回避する動作が可能となる。
また高架線2の支持柱を境界にして形成される曲折部を
も容易に乗り越えて前進することができる。すなわら、
長距離にわたって曲折部を介して架設された高架線2上
を、連続的に移動することが可能となるため、高架IB
2の巡視点検作業および保守管理作業の省力化と効率化
とを同時に実現することができる。
も容易に乗り越えて前進することができる。すなわら、
長距離にわたって曲折部を介して架設された高架線2上
を、連続的に移動することが可能となるため、高架IB
2の巡視点検作業および保守管理作業の省力化と効率化
とを同時に実現することができる。
さらに移動装置本体1aは、移動装置全体機鼎の一部で
構成したカウンタウェイト23を備え、1工動アーム1
3a、13bの変位に対応してカウンタウェイト23を
移動することによって移動装置全体の平衡状態を保持す
る平衡装置23を装備しているため、水平アーム13a
、13bの変位によって過大な偏荷重が高架線移動装置
1に作用した場合においても、偏荷重を相殺する方向に
カウンタウェイト21が移動し、移動装置全体の平衡が
常に保持される。したがって搭載した点検監視用機器の
作動方向などの操作条件が変化することが少なく、その
調整作業等が不要となる。
構成したカウンタウェイト23を備え、1工動アーム1
3a、13bの変位に対応してカウンタウェイト23を
移動することによって移動装置全体の平衡状態を保持す
る平衡装置23を装備しているため、水平アーム13a
、13bの変位によって過大な偏荷重が高架線移動装置
1に作用した場合においても、偏荷重を相殺する方向に
カウンタウェイト21が移動し、移動装置全体の平衡が
常に保持される。したがって搭載した点検監視用機器の
作動方向などの操作条件が変化することが少なく、その
調整作業等が不要となる。
以上説明の通り本発明に係る高架線移動装置によれば、
移動装置本体の前後部に水平方向に回動自在な旋回台と
、この旋回台の先端に枢支され、垂直面内において起伏
自在な揺動アームとを備え、揺動アームの先端および移
動装置本体上部に取付けられた支持ブラケットを介して
各走行車輪がその向きを転向自在にVt若される構造を
有し、任意の2個の走行車輪で移動装置全体を支持した
状態で、他の1個の走行車輪の位置および方向を任意に
独立して調整できる構造としているため、高架線上に取
付けられたケーブル保持金具等の障害物を容易に回避す
る動作が可能となる。
移動装置本体の前後部に水平方向に回動自在な旋回台と
、この旋回台の先端に枢支され、垂直面内において起伏
自在な揺動アームとを備え、揺動アームの先端および移
動装置本体上部に取付けられた支持ブラケットを介して
各走行車輪がその向きを転向自在にVt若される構造を
有し、任意の2個の走行車輪で移動装置全体を支持した
状態で、他の1個の走行車輪の位置および方向を任意に
独立して調整できる構造としているため、高架線上に取
付けられたケーブル保持金具等の障害物を容易に回避す
る動作が可能となる。
また高架線の支持柱を境界にして形成される曲折部をも
容易に乗り越えて前進することができる。
容易に乗り越えて前進することができる。
すなわち、長距離にわたって架設された高架線上を連続
的に移動することが可能となるため、高架線の巡視点検
作業および保守管理作業の省力化と効率化と図ることが
できる。
的に移動することが可能となるため、高架線の巡視点検
作業および保守管理作業の省力化と効率化と図ることが
できる。
第1図は本発明に係る高架線移動装置の一実施例を示す
斜視図、第2図は移動装置本体と旋回台との結合部の構
造を示ず斜視図、第3図は従来の高架線移動装置を示す
構成図、第4図はスライダ・クランク機構の構成図であ
る。 1・・・高架線移動装置、1a・・・移動装置本体、2
・・・高架線、3.3a、3b、3c、3d・・・支持
脚、4・・・支点、5・・・リンク、6・・・ジヨイン
ト、7・・・支点、8・・・スライダ、9・・・リンク
、10.10a、10b−・・回転軸、11.12−・
・旋回台、13a、13b・・・揺動アーム、14a、
14b、14C・・・支持ブラケット、15a、15b
、15c・・・走行車輪、16a、16b、16c・・
・車輪駆動装置、17a、17b・・・固定ブラケット
、18a。 18b・・・支持ブラケット、19a、19b・・・伸
縮シリンダ、20a、20b、20c・・・車輪転向装
置、21・・・平衡装置、22・・・ガイドレール、2
3・・・カウンタウェイト、24・・・旋回用型1FJ
J iff、24a−・・出力軸、25a、25b・・
・軸受、26a、26b・・・プーリ、27・・・減速
機、28・・・サーキュラスプライン、29a、29b
・・・軸受、30・・・取付7ランジ、31・・・タイ
ミングベルト、32・・・保護カバー、33a、33b
・・・軸受。 出願人代理人 波 多 野 久第2図 第4図
斜視図、第2図は移動装置本体と旋回台との結合部の構
造を示ず斜視図、第3図は従来の高架線移動装置を示す
構成図、第4図はスライダ・クランク機構の構成図であ
る。 1・・・高架線移動装置、1a・・・移動装置本体、2
・・・高架線、3.3a、3b、3c、3d・・・支持
脚、4・・・支点、5・・・リンク、6・・・ジヨイン
ト、7・・・支点、8・・・スライダ、9・・・リンク
、10.10a、10b−・・回転軸、11.12−・
・旋回台、13a、13b・・・揺動アーム、14a、
14b、14C・・・支持ブラケット、15a、15b
、15c・・・走行車輪、16a、16b、16c・・
・車輪駆動装置、17a、17b・・・固定ブラケット
、18a。 18b・・・支持ブラケット、19a、19b・・・伸
縮シリンダ、20a、20b、20c・・・車輪転向装
置、21・・・平衡装置、22・・・ガイドレール、2
3・・・カウンタウェイト、24・・・旋回用型1FJ
J iff、24a−・・出力軸、25a、25b・・
・軸受、26a、26b・・・プーリ、27・・・減速
機、28・・・サーキュラスプライン、29a、29b
・・・軸受、30・・・取付7ランジ、31・・・タイ
ミングベルト、32・・・保護カバー、33a、33b
・・・軸受。 出願人代理人 波 多 野 久第2図 第4図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、点検監視機器および駆動動力源を搭載した移動装置
本体の前後部に水平方向に回動自在な旋回台を接続する
一方、垂直面内において起伏自在な揺動アームを上記各
旋回台の先端に枢支するとともに、上記揺動アームの先
端および移動装置本体に支持ブラケットを立設し、上記
各支持ブラケットの頂部に高架線上を走行する走行車輪
を設けるとともに、高架線の方向に対応して走行車輪の
向きを変える車輪転向装置を支持ブラケットに付設し、
各走行車輪に車輪駆動装置を装備したことを特徴とする
高架線移動装置。 2、移動装置本体は、駆動動力源などの移動装置本体機
器の一部で構成したカウンタウェイトを備え、揺動アー
ムの変位に対応してカウンタウェイトを移動することに
よって移動装置全体の平衡状態を保持する平衡装置を装
備した請求項1記載の高架線移動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63072580A JPH01248919A (ja) | 1988-03-26 | 1988-03-26 | 高架線移動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63072580A JPH01248919A (ja) | 1988-03-26 | 1988-03-26 | 高架線移動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01248919A true JPH01248919A (ja) | 1989-10-04 |
Family
ID=13493461
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63072580A Pending JPH01248919A (ja) | 1988-03-26 | 1988-03-26 | 高架線移動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01248919A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03230711A (ja) * | 1990-02-05 | 1991-10-14 | Asahi Kinzoku Seiko Kk | 架空電線上走行装置 |
CN105870832A (zh) * | 2015-01-19 | 2016-08-17 | 国家电网公司 | 一种三臂复合式巡检机器人机构 |
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