JPH01247892A - ホース用継手 - Google Patents

ホース用継手

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JPH01247892A
JPH01247892A JP63076698A JP7669888A JPH01247892A JP H01247892 A JPH01247892 A JP H01247892A JP 63076698 A JP63076698 A JP 63076698A JP 7669888 A JP7669888 A JP 7669888A JP H01247892 A JPH01247892 A JP H01247892A
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hose
nipple
sleeve
tapered
ring
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Minoru Kawasaki
実 川崎
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  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用弁!F] 本発明は、ニップル部とスリーブ部とでホースの端部の
壁を挟圧する構造のホース用継手に関する。本発明は5
例えば、レーシングカー用高圧フューエルホースに用い
られるホース用継手に利用することができる。
[従来の技術] 従来よりホース用継手例えば自e車用高圧フューエルホ
ースのホース用継手としては、第10図に示すように、
鉄製のニップル部100のホース挟持部100aの外側
にホース101の端部を挿入し、ホース101の端部を
クランプ102で留める構造のものが知られている。
また第11図に示すように、ピード加工によりピード部
110を膨出形成した鉄製のニップル部111を用い、
ニップル部111のホース挟持部112の外周面にフェ
ノール樹脂系のコーテイング層113を被覆し、そのニ
ップル部111のホース挟持部112にホース101の
端部を挿入し、その状態で、鉄製のスリーブ114のリ
ング状係合突1’1l1116を強圧し、これによりス
リーブ114のリング状係合突部116を膨出状態のビ
ード部110に係合するとともに、スリーブ部114の
円筒5i1yをゴムホース100の端部にかしめ、円筒
部111とホース挟持部112とでゴムホース100の
端部の壁を挟圧する構造のものが知られている(米国特
許461183υL特願昭58−51306号)。
また第12図及び第13図に示すようにスリーブ係止i
M 130をもつ鉄製のニップル部131を用い、ニッ
プル部131のホース挟持部135にホース101の端
部を挿入した状態で、鉄製のスリーブ部132のリング
状係合突部133をこれの径内方向へ押圧してスリーブ
係止溝130に強圧し、リング状係合突部133をスリ
ーブ係止溝130にはめ込んで係合するとともに、スリ
ーブ部132の円筒部134をゴムホース101の端部
にかしめ、円筒部134とホース挾持部135とでゴム
ホース101の端部の壁を挟圧する構造のものが知られ
ている。第12図及び第13図に示すホース継手では、
第13図に示すように、スリーブ係止溝130の溝底面
130aは平坦状であり、その両側には垂直面130b
、130Cが形成されている。第12図に示すホース継
手で4よ、スリーブ部132のリング状係合突部133
がスリーブ係止溝130の平坦状の溝底面130aに嵌
まり込んで係合しているので、スリーブ部132の耐引
扱き強度が確保される。
[発明が解決しようとする課題] ところで、第10図に示すホース用継手では、クランプ
102を縮径してクランプする構造上、クランプ102
の耐引扱き強度が十分ではない。
また第11図に示すホース用継手、第12図に示すホー
ス用継手では、スリーブ部114.132をかしめる構
造である。そのため、かしめ長さ、かしめ面積を大きく
してかしめ力を確保すべく、第11図に示すホース継手
ではニップル部11のホース挟持部112の軸方向の良
ざLl、第11図に示すホース用継手ではニップル部1
31のホース挟持部135の軸方向の長さL2を良く設
定してそのかしめ長さを艮くせざるをえない。そのため
第11図に示すホース用継手では、ニップル部111の
ホース挟持部112の長さ[−1が通常23〜24mm
と良くなりがちであり、第12図に示すホース用継手で
は、ニップル部131のホース挟持部135の長さL2
が通常23〜24 mmと長くなりがちであり、さらに
は長くなりがちのためニップル部111.131の軽陽
化にも不利であった。
又、第12図、第13図に示すホース用継手では、筒状
のホース挟持部135の大径化を回避すべく、ホース挟
持部135の外面側を切削加工しているが、この場合は
、スリーブ係止溝130を形成するために必要な突部1
36がスリーブ係止111130に隣接して設けられて
いる関係、E、突部136の寸法ぶん、ニップル部13
1の軸方向の長さが余分に長くなる。更に第13図に示
すように、スリーブ係止iM 130の溝幅寸法をLl
oとし、リング状係合突部133の厚み寸法を111と
すると、リング状係合突部133の厚み寸法L11の寸
法変動つまり公差はある程度は製造上回避できぬもので
あるため、第13図に示す従来ではスリーブ係止溝13
0にリング状係合突部133を嵌め込む構造を採用して
いるので、リング状係合突部133の厚み寸法L11の
公差αを考慮し、溝幅寸法110は余裕をみて厚み寸法
L11よりも太きく(111+α)設定しなければなら
ない。故に第13図に示すホース用継手は、ニップル部
131の長さの短縮化、mm化が極限まで要請されるレ
ーシングカー等に用いられるホース用継手としては好ま
しいものではない。
本発明は上記した実情に鑑みなされたものであり、その
目的は、ニップル部の艮ざの短縮化、軽虐化に有利で、
特にレーシングカーに用いるのに適するホース用継手を
提供することにある。
[課題を解決するための手段1 本発明のホース用継手は、一端がホース挿入側端となる
ホース挟持部とスリーブ係止部とをもつ円筒状のニップ
ル部と、 ニップル部のスリーブ係止部に係合4るリング状係合突
部と、リング状係合突部と一体であるニップル部のホー
ス挟持部の外周面を周軸的に覆いホース挟持部とでホー
スの壁を挟圧する円筒部とをもつスリーブ部とからなる
ホース用継手において、 ニップル部のスリーブ係止部は、ニップル部の軸芯にそ
うi面で、ニップル部のホース挿入側端に向かうにつれ
て径大となるように傾斜するテーバ係止面と、テーバ係
止面の径小端からニップル部の軸芯に対してほぼ垂直方
向に立ち上る第1垂直面と、テーバ係止面の径大端から
ニップル部の軸芯に対してほぼ垂直方向にホース挟持部
に向けて立ち下る第2!I!直面とを備えていることを
特徴とするものである。
更に本発明のホース用継手について説明を加える。ニッ
プル部には、ホースを挟持するホース挟持部が形成され
ている。ホース挟持部の一端はホースl1T1入側端と
なる。さらにニップル部には、ホース挿入側端に対して
ホース挟持部よりも遠い位置にスリーブ係止溝が形成さ
れている。ニップル部のスリーブ係止部にはテーバ係止
面、第1垂直面、第2!I!直面が形成されている。こ
のテーバ係止面は、ニップル部の軸芯にそう断面で、ニ
ップル部のホース挿入側端に向かうにつれて径大となる
ように傾斜しているものである。このテーバ係止面は直
状に傾斜していても、円弧をもって傾斜していてもよい
。テーバ係止面は、通常、ニップル部の周方向に1周で
る円錐台面状とされている。
第1ff!直面は、前記断面において、テーバ係止面の
径小端からニップル部の軸芯に対してほぼ垂直方向に立
ち上る而である。第2垂直面は、前記断簡において、テ
ーバ係止面の径大端からニップル部の軸芯に対してほぼ
垂直方向にホース挟持部に向けて立ち下る面である。
本発明では、テーバ係止面は前記のごとく傾斜している
が、その表面は必要に応じて表面が滑らかな平滑面とす
ることもでき、あるいは表面が粗状の粗面とすることも
できる。
スリーブ部は、ニップル部のスリーブ係止部に係合する
リング状係合突部と、ニップル部のホース挟持部の外周
面を周軸的に覆う円筒部とで構成されている。
ニップル部およびスリーブ部は軽量化を考慮すると、例
えばアルミニウム系合金等の軽合金で作製されているこ
とが望ましい。この場合、スリーブ部はニップル部より
も軟らかいことが望ましい。
スリーブ部のリング状係合突部の内周端面がテーバ係止
面に相応するように変形しやすくなるからである。
前記したニップル部のホース挟持部は、スリーブ部の円
筒部と共にホースの壁を挟持する部位であるため、その
肉厚は、挫屈変形しないように例えば0.8〜2.01
1とすることができる。尚、ニップル部およびスリーブ
部の少なくとも一方の表面には、耐蝕性の向上、石跳ね
などの際の耐チッピング性の向上を考慮して、陽極酸化
被膜、特に硬質の陽極酸化被膜を形成することが望まし
い。
ホースの壁は、従来と同様に、ニップル部のホース挟持
部とスリーブ部の円筒部とで挟圧されるが、この挟圧度
を高めるべく、ニップル部のホース挟持部の外周部には
、たけのこ溝、リング状溝等の凹凸を必要に応じて形成
することもできる。
またスリーブ部の円筒部の内周部にも、溝等の凹凸を必
要に応じて形成することもできる。
ニップル部のホース挟持部の外周部には、第1層として
フェノール樹脂系・のコーティング層を被覆し、さらに
第1層の上に第2層としてフッ素ゴム系のコーティング
層を被覆することもできる。
この場合には、上記したコーティング層が剥離せぬよう
にベーキング処理を行うことが望ましい。
なお、ベーキング処理を施した後に、ホースの端部をニ
ップル部のホース挟持部に挿入し、スリーブ部の円筒部
をかしめてスリーブ部の円筒部とニップル部のホース挟
持部とでホースの端部の壁を挟圧し、その後に、コーテ
ィング層とホースの壁の内周面とを充分に接着させるべ
く、かしめ後の熱処理を行うことが望ましい。なお前記
したべ一キング処理としては、80〜120℃にて15
分間程度加熱保持するのが望ましい。また、かしめ後の
熱処理としては125〜135℃にて1時間根皮加熱保
持するのが望ましい。このようにコー、ティング層を被
覆して前記ベーキング処理、熱処理を行えば、ホースの
端部の壁の内周面とニップル部のホース挟持部の外周部
との接着性を高めることができ、従ってかしめの面積、
かしめの良さを小さくしてもホースの耐引扱き強度を確
保するのに有利である。
[作用コ 本発明に係るホース用継手では、ニップル部のスリーブ
係止部にテーバ係止面が形成されており、このテーパ係
止面はニップル1(のホース挿入側端に向かうにつれて
径大となるように傾斜していることを特徴とする。その
ため、スリーブ部のリング状係合突部をかしめ治具等で
径内方向へ押圧するか、あるいはニップル部のスリーブ
係止部に圧入すれば、テーバ係止面とスリーブ部のリン
グ状係合突部の内周端面とが係合し、これによりスリー
ブ部の耐引扱き強度を向上させる。
[実施例1 以下、本発明に係るホース用継手の第1実施例について
第1図〜第4図を参照して説明する。
(第1実施例の構成) 本実施例のホース用継手は、車両としてのレーシングカ
ーの高圧フューエルホース用継手として使用される。
本実施例のホース用継手は、アルミニウム系合金で作製
され曲成バイブ20の端側に一体的に形成されたニップ
ル部1と、同じくアルミニウム系合金で作製されたスリ
ーブ部2とからなる。具体的にはニップル81S1はA
2017(JIS規格)を用いT4処理して作製されて
おり、スリーブ部2はA3052 (J 13M4格)
で作製されており、従ってスリーブ部2はニップル部1
よりも軟らかい。なお、ニップル部1には陽極間化処理
がなされている。
ニップル部1はパイプ20と一体的であるために円筒状
をなしており、ホース挟持部3と、ホース挟持部3につ
ながるスリーブ係止部4とを備えている。ホース挟持部
3の先端には膨出部5が形成されている。ここでホース
挟持部3の一端がホース挿入側端6である。膨出部5は
、径外方向へ膨出しているのでゴムホース7の耐引抜き
強度を確保するのに有効である。スリーブ係止部4は、
ボース挿入側端6に対してホース挟持部3よりも遠い位
置に設けられている。
第3図はニップル部1の軸芯にそう断面を拡大して示す
。第3図に示すようにスリーブ係止部4にはテーバ係止
面9が形成されている。テーバ係止面9は、ニップル部
1のホース挿入側端6に向かうにつれて径大となるよう
に直状に傾斜している。従って第3図に示すように、ス
リーブ係止部4は、テーパ状のテーバ係止面9の他に、
テーバ係止面9の傾斜下端である(¥小端9bからニッ
プル部1の軸芯に対して垂直方向に立ち上がる第1垂直
面10と、テーバ係止面9の傾斜上端である径大fa1
1からニップル部1の軸芯に対して垂直方向に立ち上る
第2垂直面11aとを備えている。
本実施例では、ホース挾持部3の大径化を回避すべくホ
ース挟持部3の外面側は切削加工されており、テーバ係
止面9の径大端11の外径寸V%D2よりも、ホース挟
持部3の外径寸法D1は小さく設定されている。又、垂
直向10の上端である径大#10aの外径寸法D4は、
テーバ係止面9の径大端11の外径寸法D2よりも大ぎ
く設定されている。
スリーブ部2は、径内方向へかしめられるリング状係合
突部12と、リング状係゛合突部12と一体的に成形さ
れた円筒部13とで形成されている。
ゴムホース7は、積層構造であり、フューエルホースと
して使用され、外筒ゴムPIS 7 cと補強層7dと
中間ゴム部7eと内面ゴム部7fとで形成されている。
さて、本実施例のホース用継手をゴムホース7の端部7
aに取付ける場合について説明する。まず、ニップル8
IS1のホース挟持部3の外周部に第1層としてフェノ
ール樹脂系のコーティング層を被覆し、その上に第21
!1としてフッ素ゴム系のコ−ティング層を被覆してベ
ーキング処1M!する。そして、ニップル部1のホース
挟持部3の外側をスリーブ部2で覆う。このとぎ第3図
に示すようにリング状係合突部12を第1垂直而10に
つきあて位置決めし、リング状係合突部12をスリーブ
係止部4に対向させる。そして図示しない治具でスリー
ブ部2のリング状係合突部12をこれの径内方向へ強圧
し、これによりリング状係合突部12の内周端12aを
スリーブ係止部4のテーバ係止面9に圧接する。このよ
うにリング状係合突部12の内周端12aはテーバ係止
面9に圧接されるので、アルミニウム系合金製で塑性変
形可能なリング状係合突部12の内周端12aがテーバ
係止面9とほぼ型対客の形状又は型対象と近似した形状
となるように変形する。変形後の状態を模式的に描いた
図が第4図であり、第4図に示すように、リング状係合
突部12の内周端12aがテーバ面14となる。テーバ
面14は第4図に示すように、テーバ係止面9とほぼ同
じ向きに傾斜している。
この状態では、ニップル部1のホース挟持部3とスリー
ブ部2の円筒部13との間の空間が形成されている。こ
の空間にゴムホース7の端部7aを挿入する。このとき
必要に応じて挿入助剤を使用する。このように挿入した
状態で回路のかしめ具によって、スリーブ部2の円筒部
13をこれの径内方向へ強圧してかしめ付ける。この場
合かしめ率は23%に設定した。このようにスリーブ部
2の円筒部13がかしめ付けられると、かしめられた円
筒部13とニップル部1のホース挟持部3とにより、ゴ
ムホース7の端部7aはこれの厚み方向へ挟圧される。
その後、かしめ後の熱処理を行ない、前記したコーティ
ング層によりゴムホース7の内面ゴム部7fとニップル
部1のホース挟持部3とを接着させる。
(第1実施例の効!$2) 本実施例のホース用継手では、ニップルmiのスリーブ
係止PA4にはテーバ係止面9が形成されているので、
テーバ係止面9にスリーブ部2のリング状係合突部12
の内周部12aが圧接して変形しテーバ面14となる。
この結果、傾斜しているテーバ係止面9とテーバ面14
との係合により、スリー1部2の耐引抜き強度を大きく
確保することができる。
更に本実施例では、スリーブ係止部4はテーバ係止面9
につながる第2垂直而11aを備えているので、第12
図及び第13図に示す従来のホース用継手で設けられて
いたスリーブ係止溝130を形成するために必要な突部
136を省くことができる。このように突部136を省
くことができることから、ニップル部10軸方向長さの
短縮化に有利である。
また本実施例では、第4図に示すように、テーバ係止面
9にリング状係合突部12の内周部12aが係+トする
構造であり、第13図に示す従来のような嵌合構造、即
ち、リング状係合突8Is12を嵌合する構造とは異な
るので、リング状係合突部12の厚み寸法の寸法変動つ
まり公差を考慮せずともよく、即ち、テーバ係止面9の
軸方向長さE−20に余裕をもたせる必要がない。この
意味でも上記のように長さの短縮化を図り得る。更に第
3図に示すようにリング状係合突部12を第1垂直而1
0につきあてることにより、かしめの際の位置決めを行
なうので、リング状係合突部12の位置決めは精度よく
行なわれ、この意味でもテーバ係止面9の軸方向長さし
20に余裕をもたせる必要がなく、短縮化に有利である
。ちなみに本実施例のニップル部1のホース挟持部3の
軸方向の長さ寸法は121mである。
加えて本実施例では、リング状係合突部12を径内方向
へ押圧する際には、傾斜するテーバ係止面9にぞってリ
ング状係合突部12は滑る領内にあり、そのためリング
状係合突部12の端部12Cは第1垂直面10に密接す
るので、スリーブ部2の軸方向の位置決めを精度よく行
ない得る利点がある。
また本実施例では前述したようにニップル部1の軸方向
長さの短縮化に有利であるため、それだけニップル部1
の軽量化にも有利である。殊に本実施例のニップル部1
、スリーブ部2はアルミニウム系合金で作製されている
ため軽量化に一層有利である。よって本実施例のホース
用継手番よ、軽量化が極限まで要請されるレーシングカ
ー用の高圧フューエルホースのホース用継手として使用
するに適する。
ところで、本実施例の比較例として、第14図に示すホ
ース用継手、第15図に示すホース用継手が考えられる
。第14図に示す比較例ではニップル部200テーバ係
止面201の径大端201aの外径M1よりもホース挾
持部202の外径M2が大きく設定されている。又、第
15図に示す比較例では、ニップル部300のテーバ係
止面301の径大端301aの外径M5に対してホース
挾持部302の外径M6は同じである。第14図に示す
比較例では、前記したように、ニップル部200のテー
パ係止面201の径大端201aの外径M1よりもホー
ス挟持部202の外径M2が大きく設定されている。そ
のため、それだけホース挟持部202の外径が大径化し
がちで軽量化の而で不利である。第15図に示す比較例
においても、ニップル部300のテーパ係止面301の
径大端301aの外径M5とホース挾持部202の外1
¥M6とが同一に設定されている関係2F1それだけホ
ース挟持部302の外径が大径化しがちで軽量化の面で
不利である。この点本実施例では、第3図に示すように
、ホース挟持部3の外t!DIは径大端11の外径D2
よりも小さく設定されているので、ホース挟持部3・の
小径化、軽量化に有利である。
ところで第11図、第12図に示す従来の各ホース用継
手では、ニップル部111,131、スリーブ部114
.132が鉄系材料で作製されているため、ニップル部
111.131、スリーブ部114.132の防錆のた
め表面処理が不可欠であり、そのためニップル部111
.131、スリーブ部114.132に亜鉛メツキ処理
が施されていたが、耐熱性が低い亜鉛メツキ被膜の腐蝕
がベーキング処理、かしめ後の熱処理の熱の影響で促進
される問題があった。この点本実施例のホース用継手で
は、ニップル部1.スリーブ部2は、素材自体が耐蝕性
のよいアルミニウム系合金で作製されており、ざらにそ
の表面には陽極酸化成膜が形成されているので、ニップ
ル部1、スリーブ部2の防錆性を一層確保できる利点が
ある。
[他の実施例] 本発明の第2実施例を第5図に示す。第2実施例におい
ても前記した第1実施例の場合と基本的には同一の構成
である。ただし第2実施例ではテーバ状係止面22は直
状傾斜面ではなく、円弧をもった円弧凹状面とされてい
る。この円弧凹状のテーパ係止面22にスリーブ部2の
リング状係合突部12の内周端12aが押圧される。
本発明の第3実施例を第6図に示す。この実施例におい
ても前記した第1実施例と基本的には同一の構成である
。ただしこの第3実施例eはテーバ状係止面23は円弧
凸状面とされている。
本発明の第4実施例を第7図に示す。この第4実tII
A例においても前記した第1実IAVAと基本的には同
一の構成である。ただし第4実施例ではニップル部10
円筒部13の内周部にはこれの周方向に伸びるリング溝
24が形成されており、さらにニップル部1のホース挟
持部13にはこれの周方向に伸びるリング状凸部25が
形成されている。
そのため、スリーブ部2の円筒部13がかしめられると
リング溝部24およびリング状凸部25によりゴムホー
ス7の端部7aの壁は確実に挟圧される。
本発明の第5実施例を第8図に示す。第8図に示す第5
実施例の場合にはスリーブ部2のリング状係合突部12
の内径寸法を前記寸法D2よりも若干小ざ目に設定し、
リング状係合突部12をかしめつけることなくテーパ係
止面9側に圧入することにより、スリーブ部2をニップ
ル部1に固定する。ここで、テーパ係止面9の径大@2
6には丸味部が形成されている。このように丸味部が形
成されていると、#J記したリング状係合突部12を圧
入する際に圧入をしやすくできる。
本発明の第6実施例を第9図に示す。第6実施例も前記
した第1実Il!IPAと基本的には同一の構成である
。ただし第6実fM例でtよスリーブ部2のリング状係
合突部12の肉j9はニップル部1のテーパ係止面9の
軸り向長さJ:すt)良< 3Q定されている。
なお、第1図に示1第1実施例では、膨出部5が形成さ
れているが、場合によってはなくてもよい51 (発明の効宋1 本発明に係るホース用継手によれば、第13図(示4従
来設けられていた突81! 136を省略でき、更にリ
ング状係合突部を溝に嵌合する構造ではないので、リン
グ状係合突部の厚み11法の変動つまり公差αを考慮せ
ずともよく、従ってニップル部の軸方向長さの短縮化に
有利であり、その分ニップル部の軽量化にし有利である
。そのため短縮化、軽小化が極限まで要請されるレーシ
ング九−用のゴムホースのホース用継手として使用りる
に適する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明の第1実施例を示し、第1図は
ホースを取付ける前の状態のホース用継手の半分を西面
にして示す側面図であり、第2図はホースとホース用継
手とを取付けた状態を一部にして示す側面図であり、第
3図はリング状係合突部をスリーブ係止部にかしめつけ
る前の状態を示す主要部の断面図であり、第4図はリン
グ状係合突部をスリーブ係止部にかしめた後の状態を示
す主要部の断面図である。 第5図は本発明の第2実施例を示し第2図相当図であり
、第6図は本発明の第3実席例を示し第2図相当図であ
り、第7図は本発明の第4実施例を示し第2図相当図で
あり、第8図は本発明の第5実施例を示し第2図相当図
であり、第9図は本発明の第6実施例を示し第2図相当
図である。 第10図、第11図、第12図は従来のホース用継手を
ホースに取付けた状態の要部を断面にして示す側面図で
ある。第13図は第12図に示すホース用継手のスリー
ブ係止部付近の拡大断面図である。第14図および第1
5図は比較例の要部の拡大断面図である。 図中、1はニップル部、2はスリーブ部、3はホース挟
持部、4はスリーブ係止部、5は膨出部、6はホース(
φ入側端、7はゴムホース、7aは端部、9はテーパ係
止面、10は垂直面、11ijf¥人端、12はリンク
状係合突部、13は円節flls、14はテーバ而をそ
れぞれ示す。 1h f+出願人   東尚ゴム工業株式会社代理人 
   弁理士 入用 宏 第11図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一端がホース挿入側端となるホース挟持部とスリ
    ーブ係止部とをもつ円筒状のニップル部と、前記ニップ
    ル部の前記スリーブ係止部に係合するリング状係合突部
    と、前記リング状係合突部と一体であり前記ニップル部
    の前記ホース挟持部の外周面を周軸的に覆い前記ホース
    挟持部とでホースの壁を挟圧する円筒部とをもつスリー
    ブ部とからなるホース用継手において、 前記ニップル部の前記スリーブ係止部は、前記ニップル
    部の軸芯にそう断面で、前記ニップル部の前記ホース挿
    入側端に向かうにつれて径大となるように傾斜するテー
    パ係止面と、前記テーパ係止面の径小端から前記ニップ
    ル部の軸芯に対してほぼ垂直方向に立ち上る第1垂直面
    と、前記テーパ係止面の径大端から前記ニップル部の軸
    芯に対してほぼ垂直方向に前記ホース挟持部に向けて立
    ち下る第2垂直面とを備えていることを特徴とするホー
    ス用継手。
JP63076698A 1988-03-30 1988-03-30 ホース用継手 Granted JPH01247892A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008275087A (ja) * 2007-04-30 2008-11-13 Tokai Rubber Ind Ltd 端末金具付きの弾性ホース

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008275087A (ja) * 2007-04-30 2008-11-13 Tokai Rubber Ind Ltd 端末金具付きの弾性ホース

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