JPH01247360A - ロール状物ホルダ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、表面に連続的にプリントされるべ（ロール状
に巻かれたロール状物を保持するロール状物ホルダに関
するものである。

（従来の技術） 現在、未プリントのラベルに連続的に所定の内容をプリ
ントするためのラベルプリンタが提供されている。一般
にこのラベルプリンタにおいては、前記未プリントのラ
ベルが別語自在に貼付されてロール状に巻かれた１個の
ロール紙を、所定位置に設置して回転させることにより
連続的に引き出してプリント位置に送出し、プリントを
行うようにしている。このようなロール紙は、貼付され
るラベルのサイズ、色、形状、プレプリント（予めプリ
ントされている）状態の違い、またロール紙そのものが
プリント後切断して用いられるいわば糊付でないラベル
である等の違いにより、多種類のものが用意されている
。

（発明が解決しようとする課題） ところで上述のプリントにおいては、ロール紙が消耗に
より残り少なくなった、あるいは残りはかなりあっても
所定時間後のロール紙の交換によるラインストップをさ
けるために予めロール紙を新しいものと交換するという
場合の他に、違う種類のロール紙にプリントするために
ロール紙を交換するということが頻繁に行われている。

ところが、ロール紙は一般に幅２０Ｃ１１，径２４１の
ものが多く用いられており、このような大きさのロール
紙であると重量が十数眩程にもなってしまう。したがっ
てロール紙交換作業は大変手間と時間がかかってしまう
ため、この作業の簡易化が望まれていた。

本発明はこのような課題を解決するためになされたもの
であり、プリントのために供給されるロール状物の交換
を簡単に行うことができるようにしたロール状物ホルダ
を提供することを目的とする。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段） 上記目的を達成するために本発明に係るロール状物ホル
ダは、複数個のロール状物を着脱自在に保持するための
保持手段と、前記ロール状物を所定位置まで自在に移動
させるための移動手段と、ロール状物が自在に引き出さ
れるように軸回転自在とするための回転手段と、前記所
定位置で引き出されたロール状物を所定箇所から送出す
るための送出手段とを有するようにしたものである。

（作用） 上記構成において、保持手段により着脱自在に複数個の
ロール状物を保持し、これらのロール状物の中の任意の
ロール状物を、移動手段により所定位置まで移動させ、
回転手段により引き出し、送出手段により所定箇所から
送出することによりプリント対象として供給していくな
かで、供給されているロール状物に替えて、垂直に保持
される別のロール状物を上述のように移動手段２回転手
段および送出手段を用いて所定箇所から送出することに
より、プリントのために供給されるロール状物の交換を
簡単に行うことができる。

（実施例） 以下、本発明のロール紙ホルダの一実施例について説明
する。

ロール紙ホルダの一実施例の正面図および側面図を示す
第１図および第２図において、ロール紙ホルダの本体１
１の底部を形成する底板１２の下面４箇所には、本体１
１が地面上で移動自在なように一対のキャスタ１３、お
よび一対のストッパ付キャスタ１４が取り付けられてい
る。

前記底板１２面に垂直に、「コＪの字型の外枠１５が取
り付けられている。この外枠１５には、本体１１移動時
に把握される一対の把手１６が設けられているとともに
、水平方向に平行して等間隔になるように３本のスライ
ドパック１７が設けられている。これらのスライドパッ
ク１７には長手方向に溝１８が設けられている。

一方、紙面上に種々のサイズ、色、形状、あるいはプレ
プリント状態等の違うラベル１９ａ、１９ｂ、１９ｃ、
１９ｄ、１９ｅ、１９ｆが貼付されたロール紙２０ａ、
２０ｂ、２０ｃ、２０ｄ。

２０ｅ、２０「が、いずれかのロール紙２０ａ〜２０ｆ
を選択的に引き出すべく本体１１に取り付けられている
。ロール紙２０ａ〜２Ｏｆは例えば２０Ｃ１１の幅をも
つ長尺の紙が、軸を中空にして例えば２４ｃｍ径まで、
表面にラベル１９ａ−１９ｆが露出するようにしてロー
ル状に巻かれている。

なお、ロール紙２０ａ〜２０ｆの消耗により同じ種類の
ロール紙２０ａ〜２０「と交換を行うような場合のため
に、同じ種類のロール紙２０ａ〜２０ｒを本体１１に取
り付けてもよい。

上述のロール紙２０ａ〜２Ｏｆの両側には一対のリール
２３が設けられる。これらのリール２３゜２３およびこ
れらの間に保持されるロール紙２０ａ〜２Ｏｆの軸を、
ロール紙２０ａ〜２０ｆが軸回転自在なように貫通する
軸棒２４は、リール受２５によりスライドパック１７に
おいてスライド自在に保持されている。すなわちこのリ
ール受２５は、軸棒２４はぼ２本分の長さを持つ背板２
７と、この背板２７の４位置で２本の軸棒２４のそれぞ
れの両端を下から保持する４枚の軸受板２８と、背Ｆｉ
２７の背面に取り付けられ、スライドパック１７の溝１
８にスライド自在に填め込まれる突起２９とから構成さ
れている。なお、リール受２５を１個のロール紙２０ａ
〜２０ｆ毎に１個ずつ設け、ロール紙２０ａ〜２Ｏｆを
１個ずつスライドさせるようにしてもよい。

上述のようなリール受２５においては、前記軸受板２８
に対して軸棒２４が着脱自在にあり、軸棒２４に対して
ロール紙２０が着脱自在となっている。このため、軸棒
２４をロール紙２０およびリール２３．２３ごとリール
受２５から外してロール紙２０を簡単に交換することが
できる。なお、リール受２５の軸受板２８間に軸棒２４
を伸縮自在に取り付け、プランジャ方式で軸棒２４の着
脱が可能なようにしてもよい。

また、各スライドパック１７に取り付けられた各リール
受２５を左あるいは右方向にスライドさせ、任意のロー
ル紙２０ａ〜２０ｆを本体１１の横方向の中心に位置さ
せることができるように、スライドパック１７の各段に
おいてリール受２５の半幅分の空間が設けられている。

またスライドパック１７の各段の両端には、例えば磁性
体で作成されたリール受２５がスライドして一方の端に
到達した際に磁気的に固定されるように、マグネットキ
ャッチ３０が設けられている。

一方、本体１１の横方向の中心に位置されるロール紙２
０ａ〜２Ｏｆに平行して対向するように、カイトローラ
３１．３２および送出ローラ３３ａ。

３３ｂが設けられている。これらのガイドローラ３１．
３２、送出ローラ３３ａ、３３ｂは、ロール紙２０より
例えば２ｃｍ長い幅で２Ｃ１１程の径をもつ。前記ガイ
ドローラ３２は、下段に設けられたロール紙２０ｅまた
はロール紙２Ｏｆをカイトするために、下段のスライド
パック１７に取り付けられたガイドロール座３４に、軸
受３５ａを介して軸回転自在に設けられている。またガ
イドローラ３１は、上段に設けられたロール紙２０ａま
たはロール紙２０ｂをガイドするために、上段のスライ
ドパック１７に取り付けられたガイドロール座３７に、
軸受３５ｂを介して軸回転自在に取り付けられている。

またこのガイドロール座３７には、軸受３５ｃを介して
送出ローラ３３ａ、３３ｂが軸回転自在に設けられてい
る。

一方、本体１１の背後にラベルプリンタ３８が設けられ
ている。このラベルプリンタ３８は、例えば感熱式のサ
ーマルプリンタであり、ロール紙２０ａ〜２Ｏｆを所定
の導入口３９から一対のローラ４１により連続的に導入
し、ロール紙２０ａ〜２０［上のラベル１９ａ−１９ｆ
に所定のプリントを行って排出口４２から排出する。ま
たラベルプリンタ３８は、送出ローラ３３ａ、３３ｂか
ら導入口３９までの距離を短くするように、例えば所定
高さの台４３に載置される。

次に本実施例の作用について説明する。例えばばラベル
１９ａ上にプリントを行う際には、手動により上段に設
けられたリール受２５を第１図に実線で示した位置から
、２点鎖線で示すように左側のマグネットキャッチ３１
に接触するまでスライドさせ、ロール紙２０ａを横方向
の中心に位置させる。この後ロール紙２０ａを引き出し
、ガイドロール３１を介して送出ローラ３３ａ、３３ｂ
の間に差し込み、本体１１の背後へ送出する。そしてこ
の引き出したロール紙２０ａをラベルプリンタ３８の導
入口３９に差し込む。この状態でラベルプリンタ３８を
作動させることにより、ロール紙２０ｂは連続的に本体
１１から引き出されラベルプリンタ３８内を送られ、所
定のプリントを施されて排出口４２から排出される。

次に、ロール紙２０ａ〜２Ｏｆを交換して違う種類のラ
ベル１９ａ−１９ｆにプリントする際には、それまで引
き出されていたロール紙２０ａ〜２Ｏｆを適当な箇所で
切断して末端部を垂らしておく。そして次に用いるロー
ル紙２０ａ〜２０Ｆを、上述したように横方向の中心の
位置までスライドさせ、第２図に２点鎖線に示すように
、中段に取り付けられたロール紙２０ｃまたはロール紙
２０ｄを引き出す際には送出ローラ３３ａ、３３ｂを介
し、下段に取り付けられたロール紙２０ｅまたはロール
紙２０［を引き出す際にはカイトローラ３２および送出
ローラ３３ａ、３３ｂを介して本体１１から送出するも
のである。

したがって本実施例によれば、複数個のロール紙２０ａ
〜２Ｏｆをそれぞれ着脱自在、軸回転自在、スライド自
在に保持し、任意のロール紙２０ａ〜２Ｏｆを所定位置
までスライドさせ、引き出して所定箇所から送出してラ
ベルプリンタ３８に供給するようにしている。したがっ
て、送出されティるロール紙２０ａ〜２０ｆに替えて別
のロール紙２０ａ〜２Ｏｆに対しても上述のようにして
送出することにより、重いロール紙２０ａ〜２゜ｒの持
上げ、所定箇所に対する着脱等の操作の必要なく、プリ
ントのために供給されるロール紙２０ａ〜２Ｏｆの交換
を簡単に行うことができる。

また簡単に交換を行えることから、ロール紙２゜ａ〜２
Ｏｆの交換によるラインストップを、短時間に押さえる
ことができる。また、複数個のロール紙２０ａ〜２Ｏｆ
を垂直面に保持したため、床面積をとらない状態で、ロ
ール紙２０の汚れ等も防ぎながら設置場所を提供するこ
とができる。また、ロール紙２０ａ〜２０ｆを所定箇所
から送出するとともに、本体１１をキャスタ付の台車に
したため、ラベルプリンタ３８等の機器にロール紙２０
ａ〜２Ｏｆを供給する際等の本体１１の移動。

位置決めに便利である。

なお、上述の実施例においては、各スライドバック１７
に対してロール紙２０ａ〜２Ｏｆを２個ずつ取り付け、
ロール紙２０ａ〜２０ｆはぼ１個分の空間を設けるよう
にしているが、各段においていずれのロール紙も横方向
の中心に位置させることができるような空間を設けるよ
うにすれば、各段にロール紙を３個以上取り付けること
もできる。

また、上述の実施例においては、ロール紙２０３〜２Ｏ
ｆが横方向にスライドして所定の位置に設置される構造
をとっているが、縦方向や斜め方向等にスライドする構
造をとるようにしてもよいし、観覧車のようにロール紙
を保持し、円形状に移動させるようにしてもよい。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明に係るロール状物ホルダにお
いては、保持手段により着脱自在に複数個のロール状物
を保持し、これらのロール状物の中の任意のロール状物
を、移動手段により所定位置まで移動させ、回転手段に
より引き出し、送出手段により所定箇所から送出するこ
とによりプリント対象として供給していくなかで、供給
されているロール状物に替えて、垂直に保持される別の
ロール状物を上述のようにスライド手段２同転手段およ
び送出手段を用いて所定箇所から送出することにより、
プリントのために供給されるロール状物の交換を簡単に
行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すロール紙ホルダの正面
図、第２図は本発明の一実施例を示すロール紙ホルダお
よびラベルプリンタの側面図である。 １７・−スライドバック　　　　１８・・・溝２０　ａ
　〜２　Ｏｆ−ｏ−ル紙　　２４・・−軸棒２５・−・
リール受　　　　　　　２９・・・突起３１．３２・・
・カイトローラ ３３ａ、３３ｂ−送出口−ラ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 表面に連続的にプリントされるべくロール状に巻かれた
   複数個のロール状物を着脱自在に保持するための保持手
   段と、前記ロール状物を所定位置まで自在に移動させる
   ための移動手段と、ロール状物が自在に引き出されるよ
   うに軸回転自在とするための回転手段と、前記所定位置
   で引き出されたロール状物を所定箇所から送出するため
   の送出手段とを有することを特徴とするロール状物ホル
   ダ。