JPH01246757A - 電子線強度測定装置 - Google Patents
電子線強度測定装置Info
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- JPH01246757A JPH01246757A JP63075782A JP7578288A JPH01246757A JP H01246757 A JPH01246757 A JP H01246757A JP 63075782 A JP63075782 A JP 63075782A JP 7578288 A JP7578288 A JP 7578288A JP H01246757 A JPH01246757 A JP H01246757A
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Landscapes
- Measurement Of Radiation (AREA)
- Electron Sources, Ion Sources (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は2次元センサを使用して電子顕微鏡等の電子線
装置における電子線強度を測定する電子線強度測定装置
に関するものである。
装置における電子線強度を測定する電子線強度測定装置
に関するものである。
従来、試料の構造解析をその試料のX線又は電子線回折
像を取得することにより行うようにして ゛いる。
像を取得することにより行うようにして ゛いる。
この構造解析においては、回折スポットの位置に関する
情報にのみ注目されて来たが、近時、個々の回折スポッ
トの強度を測定し、この定量的な情報を得ることにより
、試料の結晶構造を構成している各元素が何であるかも
知り得るようになって来た。そのための電子線強度の測
定装置には、次の2通りの装置かあ、る。
情報にのみ注目されて来たが、近時、個々の回折スポッ
トの強度を測定し、この定量的な情報を得ることにより
、試料の結晶構造を構成している各元素が何であるかも
知り得るようになって来た。そのための電子線強度の測
定装置には、次の2通りの装置かあ、る。
1つは写真フィルムを電子線強度記録材料として用い、
その黒化度から電子線強度を測定するようにした装置で
あり、他はシンチレータと光電子増倍管(PMT) 、
または電流計を用いて電子線強度を測定するようにした
装置である。
その黒化度から電子線強度を測定するようにした装置で
あり、他はシンチレータと光電子増倍管(PMT) 、
または電流計を用いて電子線強度を測定するようにした
装置である。
しかしながら、写真フィルムを電子線強度記録材料とし
て用い、その黒化度から電子線強度を測定するようにし
た装置においては、写真フィルムの黒化度−電子線強度
の関係が第4図に示すような特性となり、リニアな関係
にあって利用できる範囲は、’Mlr 2 X 10−
” 〜2 x l Q−16(クーロン/c11)と1
桁程度しかなく、また現像液の種類や、現像温度等のフ
ィルム現像条件によっても図の特性A、BSCのように
大きく変動し、さらにリニアといっても完全なものでは
ないので、黒化度から電子線強度を精度よく測定するこ
とは困難であった。そのため、例えばX61回折の撮影
の場合のように電子線回折像を得ようとしても、電子線
回折における電子線強度範囲が2.5〜3桁程度にも及
ぶためにフィルムではカバーできなかった。
て用い、その黒化度から電子線強度を測定するようにし
た装置においては、写真フィルムの黒化度−電子線強度
の関係が第4図に示すような特性となり、リニアな関係
にあって利用できる範囲は、’Mlr 2 X 10−
” 〜2 x l Q−16(クーロン/c11)と1
桁程度しかなく、また現像液の種類や、現像温度等のフ
ィルム現像条件によっても図の特性A、BSCのように
大きく変動し、さらにリニアといっても完全なものでは
ないので、黒化度から電子線強度を精度よく測定するこ
とは困難であった。そのため、例えばX61回折の撮影
の場合のように電子線回折像を得ようとしても、電子線
回折における電子線強度範囲が2.5〜3桁程度にも及
ぶためにフィルムではカバーできなかった。
また、シンチレータと光電子増倍管(PMT)、または
電流計を用いて電子線強度を測定する装置においては、
シンチレータまたは電流計が電子線を蓄積することがで
きず、2次元分布をもつ電子顕微鏡の電子線強度分布の
測定には、電子顕微鏡像を走査する必要があり、その結
果同一時刻での電子線強度分布を測定することができな
かった。
電流計を用いて電子線強度を測定する装置においては、
シンチレータまたは電流計が電子線を蓄積することがで
きず、2次元分布をもつ電子顕微鏡の電子線強度分布の
測定には、電子顕微鏡像を走査する必要があり、その結
果同一時刻での電子線強度分布を測定することができな
かった。
本発明は上記問題点を解決するためのもので、ダイナミ
ックレンジを広くとることができると共に、電子線強度
値を精度よく測定することができ、2次元の電子線像の
強度分布を同一時刻に検出することのできる電子線強度
測定装置を提供することを目的としている。
ックレンジを広くとることができると共に、電子線強度
値を精度よく測定することができ、2次元の電子線像の
強度分布を同一時刻に検出することのできる電子線強度
測定装置を提供することを目的としている。
そのために本発明は、電子線を2次元センサへ電子線を
照射する手段と、2次元センサ上を走査励起する手段と
、2次元センサがらの発光光を検出する光検出手段と、
該検出手段よりの信号を予め記憶された発光光の各検出
強度と入射電子線強度との関係に基づき前記発光光の検
出強度に対応した入射電子線強度値を表す信号に変換す
るための手段とを備えた電子線強度測定装置を特徴とし
ている。
照射する手段と、2次元センサ上を走査励起する手段と
、2次元センサがらの発光光を検出する光検出手段と、
該検出手段よりの信号を予め記憶された発光光の各検出
強度と入射電子線強度との関係に基づき前記発光光の検
出強度に対応した入射電子線強度値を表す信号に変換す
るための手段とを備えた電子線強度測定装置を特徴とし
ている。
本発明は、電子線を2次元センサに照射してエネルギを
蓄積し、光照射等の励起により生ずるこの2次元センサ
からの発光光を検出し、予め記憶された発光光の各検出
強度値と入射電子線強度値との関係に基づき、その発光
光強度から入射電子線強度を測定することにより、直線
性に優れ、ダイナミックレンジの広い電子線強度測定が
可能になる。
蓄積し、光照射等の励起により生ずるこの2次元センサ
からの発光光を検出し、予め記憶された発光光の各検出
強度値と入射電子線強度値との関係に基づき、その発光
光強度から入射電子線強度を測定することにより、直線
性に優れ、ダイナミックレンジの広い電子線強度測定が
可能になる。
以下、実施例を図面を参照して説明する。
近年、電子線を照射したときに、照射電子線エネルギを
蓄積し、次いで、光照射或いは加熱等により励起するこ
とにより蓄積されたエネルギを光として放出する蓄積性
蛍光体シート等からなる2次元センサが開発され、電子
顕微鏡に適用したものも提案されている(特開昭61−
51738号、特開昭61−93539号等)。この2
次元センサは、電子線露出を受けたときそのエネルギの
少なくとも一部を一時的に蓄積し、後に外部から励起す
ると蓄積しているエネルギの少なくとも一部を光、電気
、音等の検出可能な形態で放出する能力を持つ材料から
なるものである。この2次元センサとして具体的には、
例えば特開昭55−12429号、同55−11634
0号、同55−163472号、同56−11395号
、同56−104645号公報等に示される蓄積性蛍光
体シートが特に好適に用いられている。すなわち、ある
種の蛍光体に電子線等の放射線を照射するとこの放射線
のエネルギの一部がその蛍光体中に蓄積され、その後そ
の蛍光体に可視光等の励起光を照射すると、蓄積された
エネルギに応じて蛍光体が蛍光(輝尽発光)を示す、こ
のような性質を示す蛍光体を蓄積性蛍光体と言う、蓄積
性蛍光体シートとは、上記蓄積性蛍光体からなるシート
状の記録体のことであり、−iに支持体とこの支持体上
に積層された蓄積性蛍光体層からなる。蓄積性蛍光体層
は蓄積性蛍光体を適当な結合剤中に分散させて形成した
ものであるが、この蓄積性蛍光体層が自己支持性である
場合、それ自体で蓄積性蛍光体シートとなりうる。なお
、この蓄積性蛍光体シートを形成するための輝尽性蛍光
体の例は、前記特開昭61−93539号に詳しく記載
されている。
蓄積し、次いで、光照射或いは加熱等により励起するこ
とにより蓄積されたエネルギを光として放出する蓄積性
蛍光体シート等からなる2次元センサが開発され、電子
顕微鏡に適用したものも提案されている(特開昭61−
51738号、特開昭61−93539号等)。この2
次元センサは、電子線露出を受けたときそのエネルギの
少なくとも一部を一時的に蓄積し、後に外部から励起す
ると蓄積しているエネルギの少なくとも一部を光、電気
、音等の検出可能な形態で放出する能力を持つ材料から
なるものである。この2次元センサとして具体的には、
例えば特開昭55−12429号、同55−11634
0号、同55−163472号、同56−11395号
、同56−104645号公報等に示される蓄積性蛍光
体シートが特に好適に用いられている。すなわち、ある
種の蛍光体に電子線等の放射線を照射するとこの放射線
のエネルギの一部がその蛍光体中に蓄積され、その後そ
の蛍光体に可視光等の励起光を照射すると、蓄積された
エネルギに応じて蛍光体が蛍光(輝尽発光)を示す、こ
のような性質を示す蛍光体を蓄積性蛍光体と言う、蓄積
性蛍光体シートとは、上記蓄積性蛍光体からなるシート
状の記録体のことであり、−iに支持体とこの支持体上
に積層された蓄積性蛍光体層からなる。蓄積性蛍光体層
は蓄積性蛍光体を適当な結合剤中に分散させて形成した
ものであるが、この蓄積性蛍光体層が自己支持性である
場合、それ自体で蓄積性蛍光体シートとなりうる。なお
、この蓄積性蛍光体シートを形成するための輝尽性蛍光
体の例は、前記特開昭61−93539号に詳しく記載
されている。
また上記2次元センサとして、例えば特公昭55−47
719号、同55−47720号公報等に記載されてい
る熱蛍光体シートを用いることもできる。この熱蛍光体
シートは、主として熱の作用によって蓄積している放射
線エネルギを、熱蛍光体として放出する蛍光体(熱蛍光
体)からなるシート状の記録体である。
719号、同55−47720号公報等に記載されてい
る熱蛍光体シートを用いることもできる。この熱蛍光体
シートは、主として熱の作用によって蓄積している放射
線エネルギを、熱蛍光体として放出する蛍光体(熱蛍光
体)からなるシート状の記録体である。
このような2次元センサについて、入射電子線量と出力
信号強度との関係について調べたところ、第3図に示す
ような関係が得られ、10−+s〜1O−9(クーロン
/−)程度の広範囲にわたって直線性が保たれることが
分かった。
信号強度との関係について調べたところ、第3図に示す
ような関係が得られ、10−+s〜1O−9(クーロン
/−)程度の広範囲にわたって直線性が保たれることが
分かった。
本発明はこのように2次元センサを使用することにより
第3図に示すような特性が得られることに着目し、この
特性を利用して電子線強度を測定するようにしたもので
ある。
第3図に示すような特性が得られることに着目し、この
特性を利用して電子線強度を測定するようにしたもので
ある。
第3図に示す特性から分かるように、6桁以上にわたっ
て入射電子線と出力信号強度の間に直線性が満たされる
ので、電子線露光によりエネルギ蓄積をした2次元セン
サを光照射、或いは加熱等により励起したときの発光強
度から照射電子線を正確に測定することが可能となる。
て入射電子線と出力信号強度の間に直線性が満たされる
ので、電子線露光によりエネルギ蓄積をした2次元セン
サを光照射、或いは加熱等により励起したときの発光強
度から照射電子線を正確に測定することが可能となる。
第1図は第3図の特性を利用した電子線強度測定装置の
一実施例を示す図で、lは電子顕微鏡、2はカメラ室、
3は電子銃、4は電子線、5は収束レンズ、6は試料、
7は対物レンズ、8は拡大レンズ、9aは撮像中の蓄積
性蛍光体シート、9bは続出中の蓄積性蛍光体シート、
10は搬送機、11はレーザ光源、12はレーザ光、1
3はガルバノミラ−114は消去用光源、15はPMT
。
一実施例を示す図で、lは電子顕微鏡、2はカメラ室、
3は電子銃、4は電子線、5は収束レンズ、6は試料、
7は対物レンズ、8は拡大レンズ、9aは撮像中の蓄積
性蛍光体シート、9bは続出中の蓄積性蛍光体シート、
10は搬送機、11はレーザ光源、12はレーザ光、1
3はガルバノミラ−114は消去用光源、15はPMT
。
16はアンプ、17はプロセッサー、26はデイスプレ
ィ、27は操作卓である。
ィ、27は操作卓である。
図において、電子顕微鏡1の下方に蓄積性蛍光体シート
9a、9b及びこれを搬送する搬送Ja10が設けられ
たカメラ室2が取り付けられている。
9a、9b及びこれを搬送する搬送Ja10が設けられ
たカメラ室2が取り付けられている。
さらに、カメラ室2には読取部が組込まれている。
これは撮影が終了した2次元センサ9bから電子線強度
を読出す部分で、レーザ光源11より発生したレーザ光
12をガルバノミラ−13で2次元センサ9b上を走査
照射し、2次元センサ9b上に蓄積した電子線強度に比
例して発生する光を2MT15で測光し、アンプ16を
通してプロセッサ17へ送り、電気信号として検出する
ものである。プロセッサ17の内部(あるいは外部)に
はメモリが備えられており、このメモリには、予め行わ
れた測定に基づいて得られる、発光光の検出器の各出力
信号強度と蓄積性蛍光体シートに入射する電子線強度値
(電子線it)との第3図に示すような関係がテーブル
として記録されている。プロセッサ17は2MT15よ
りの発光光の強度を表す信号により前記テーブルのアド
レスを指定してその強度に対応するセンサ入射電子線強
度値(電子線量)を表す信号を読み出せるようになって
いる。
を読出す部分で、レーザ光源11より発生したレーザ光
12をガルバノミラ−13で2次元センサ9b上を走査
照射し、2次元センサ9b上に蓄積した電子線強度に比
例して発生する光を2MT15で測光し、アンプ16を
通してプロセッサ17へ送り、電気信号として検出する
ものである。プロセッサ17の内部(あるいは外部)に
はメモリが備えられており、このメモリには、予め行わ
れた測定に基づいて得られる、発光光の検出器の各出力
信号強度と蓄積性蛍光体シートに入射する電子線強度値
(電子線it)との第3図に示すような関係がテーブル
として記録されている。プロセッサ17は2MT15よ
りの発光光の強度を表す信号により前記テーブルのアド
レスを指定してその強度に対応するセンサ入射電子線強
度値(電子線量)を表す信号を読み出せるようになって
いる。
次に動作について説明すると、電子銃3からの電子線4
は収束レンズ5により収束されて試料6に照射され、対
物レンズ7により電子線像が形成される。この電子線像
は、拡大レンズ8により蓄積性蛍光体シー)9a上に投
影されて撮影される。
は収束レンズ5により収束されて試料6に照射され、対
物レンズ7により電子線像が形成される。この電子線像
は、拡大レンズ8により蓄積性蛍光体シー)9a上に投
影されて撮影される。
電子顕微鏡の像を撮影した蓄積性蛍光体シートは・搬送
機10で続出部に搬送され、信号強度分布を読出され、
その信号はプロセッサ17で処理される。即ち、プロセ
ッサ17に発光光の各強度値を表す信号が送られると、
プロセッサ17はこの信 号に基づいて前記メモリ
に記憶されている変換用テーブルのアドレスを指定し、
発光光の各強度値を表す信号を各強度値に対応した蓄積
性蛍光体シートの入射電子線強度値を表す信号に変換す
る。
機10で続出部に搬送され、信号強度分布を読出され、
その信号はプロセッサ17で処理される。即ち、プロセ
ッサ17に発光光の各強度値を表す信号が送られると、
プロセッサ17はこの信 号に基づいて前記メモリ
に記憶されている変換用テーブルのアドレスを指定し、
発光光の各強度値を表す信号を各強度値に対応した蓄積
性蛍光体シートの入射電子線強度値を表す信号に変換す
る。
その後、消去用光源14より強い光が照射され、残像を
消去された後、搬送機10で再度露光位置まで送られ再
露光される。こうして電子線強度が2次元的、定量的に
読み出され、読み出された値はデイスプレィ−26に表
示される。なお、この実施例では蓄積性蛍光体シートの
続出部をカメラ室2に内臓している型を示したが、蓄積
性蛍光体シートの続出部をカメラ室2から分離するよう
にしても良く、また蓄積性蛍光体シートに代わり熱蛍光
体シートを用いた場合には、光照射による励起手段に代
わり加熱方式の励起手段を用いれば良い。
消去された後、搬送機10で再度露光位置まで送られ再
露光される。こうして電子線強度が2次元的、定量的に
読み出され、読み出された値はデイスプレィ−26に表
示される。なお、この実施例では蓄積性蛍光体シートの
続出部をカメラ室2に内臓している型を示したが、蓄積
性蛍光体シートの続出部をカメラ室2から分離するよう
にしても良く、また蓄積性蛍光体シートに代わり熱蛍光
体シートを用いた場合には、光照射による励起手段に代
わり加熱方式の励起手段を用いれば良い。
又、上述した実施例においては、第3図に示す関係を変
換テーブルの形で記憶するようにしたが、変換式の形で
記憶させ、プロセッサにこの式を演算させることにより
センサ入射電子線強度値を算出させるようにしても良い
。
換テーブルの形で記憶するようにしたが、変換式の形で
記憶させ、プロセッサにこの式を演算させることにより
センサ入射電子線強度値を算出させるようにしても良い
。
更に又、上述した実施例においては、センサ入射電子線
強度を求めることに止まっていたが、以下のようにセン
サ入射電流値を測定するようにしても良い、即ち、従来
、露出量を決定するために、電流計を使用していたが、
上記の蓄積性蛍光体を用いた高感度センサを使用する楊
像のためには従来の電流針は怒度が不足してしまう、そ
こで、前述の実施例を発展させて第2図を用いて説明す
るようにしても良い、尚、第2図においては、第1図と
同一の構成要素に対しては同一番号を付している。
強度を求めることに止まっていたが、以下のようにセン
サ入射電流値を測定するようにしても良い、即ち、従来
、露出量を決定するために、電流計を使用していたが、
上記の蓄積性蛍光体を用いた高感度センサを使用する楊
像のためには従来の電流針は怒度が不足してしまう、そ
こで、前述の実施例を発展させて第2図を用いて説明す
るようにしても良い、尚、第2図においては、第1図と
同一の構成要素に対しては同一番号を付している。
第2図においては、18は電流値測定用の第2の蓄積性
蛍光体シートである。第2の蓄積性蛍光体シート18を
軸19の回りに回転させることにより、蓄積性蛍光体シ
ート18を電子線光軸上に挿脱できるようになっている
。20は第2のPMT、21は第2のアンプ、22は励
起用光源、23は電子線シャッター用偏向器、24はブ
ランキング信号発生器、25は第2の消去用光源である
。
蛍光体シートである。第2の蓄積性蛍光体シート18を
軸19の回りに回転させることにより、蓄積性蛍光体シ
ート18を電子線光軸上に挿脱できるようになっている
。20は第2のPMT、21は第2のアンプ、22は励
起用光源、23は電子線シャッター用偏向器、24はブ
ランキング信号発生器、25は第2の消去用光源である
。
このような構成において、まず、プロセッサ17の制御
に基づいてブランキング信号発生器24より偏向器23
にブランキング信号を送り、試料に電子線が照射されな
い形態にしておく、そして、蓄積性蛍光体シート9aは
光軸外に配置しておく。
に基づいてブランキング信号発生器24より偏向器23
にブランキング信号を送り、試料に電子線が照射されな
い形態にしておく、そして、蓄積性蛍光体シート9aは
光軸外に配置しておく。
そこで、蓄積性蛍光体シート18を図中実線で示すよう
に立てた状態で消去用光源25よりの光を蓄積性蛍光体
シート18に照射し、蓄積性蛍光体シート18における
残像を消去する1次に、蓄積性蛍光体シート18を図中
点線で示すように光軸上に配置した後、ブランキング信
号発生器27よりのブランキング信号の送出を一定時間
tだけ停止し、蓄積性蛍光体シート18上に一定時間t
だけ試料像を担った電子線を照射する。その後、電子線
をブランキングし、蓄積性蛍光体シート18を再び立て
た位置に配置する。そこで、励起用光源22を発光させ
、この光a22よりの光をPMT20で検出する。PM
T20よりの信号はアンプ21を介してプロセッサ17
に送られ、この信号は第1図に示した実施例の場合と同
様にプロセッサ17により発光光の強度に対応した電子
線強度を表す信号Vに変換される。プロセッサ17は更
に前記露光時間【を表す信号を用いてV/lを算出する
。この値は蓄積性蛍光体シート18に投射される電子線
電流値の平均値を表しており、この値はプロセッサ17
の制御に基づいてデイスプレィ27に表示される。オペ
レータはこの表示値を見ることにより、極めて微弱な本
撮影時における電子線電流値の平均値を正確に知ること
ができ、それにより蓄積性蛍光体シート9aを光軸直下
に配置して本憑影する場合の露光時間を適切に設定でき
る。
に立てた状態で消去用光源25よりの光を蓄積性蛍光体
シート18に照射し、蓄積性蛍光体シート18における
残像を消去する1次に、蓄積性蛍光体シート18を図中
点線で示すように光軸上に配置した後、ブランキング信
号発生器27よりのブランキング信号の送出を一定時間
tだけ停止し、蓄積性蛍光体シート18上に一定時間t
だけ試料像を担った電子線を照射する。その後、電子線
をブランキングし、蓄積性蛍光体シート18を再び立て
た位置に配置する。そこで、励起用光源22を発光させ
、この光a22よりの光をPMT20で検出する。PM
T20よりの信号はアンプ21を介してプロセッサ17
に送られ、この信号は第1図に示した実施例の場合と同
様にプロセッサ17により発光光の強度に対応した電子
線強度を表す信号Vに変換される。プロセッサ17は更
に前記露光時間【を表す信号を用いてV/lを算出する
。この値は蓄積性蛍光体シート18に投射される電子線
電流値の平均値を表しており、この値はプロセッサ17
の制御に基づいてデイスプレィ27に表示される。オペ
レータはこの表示値を見ることにより、極めて微弱な本
撮影時における電子線電流値の平均値を正確に知ること
ができ、それにより蓄積性蛍光体シート9aを光軸直下
に配置して本憑影する場合の露光時間を適切に設定でき
る。
C発明の効果〕
以上のように本発明は、2次元センサの電子線像続出時
の発光強度と露光電子線強度が極めて広範囲にわたって
すぐれた直線関係(比例関係)にあることに着目し、こ
の特性を利用して2次元センサの発光強度から露光時の
電子線強度を測定することを可能にしたものであり、ダ
イナミックレンジが広(、精度のよい測定が可能となる
。したがって、従来写真フィルムでは不可能であった電
子線回折像や、電子線を材料に照射したときの吸収スペ
クトルのような電子線強度範囲が広い場合でも、2次元
センサを用いて記録し、定量的に、精度良く読みだすこ
とが可能となり、構造解析等に適用した場合極めて有効
である。また、2次元センサは蓄積型検出器゛であるた
め2次元の電子線像を同一時刻おける電子線強度を測定
することが可能となる。
の発光強度と露光電子線強度が極めて広範囲にわたって
すぐれた直線関係(比例関係)にあることに着目し、こ
の特性を利用して2次元センサの発光強度から露光時の
電子線強度を測定することを可能にしたものであり、ダ
イナミックレンジが広(、精度のよい測定が可能となる
。したがって、従来写真フィルムでは不可能であった電
子線回折像や、電子線を材料に照射したときの吸収スペ
クトルのような電子線強度範囲が広い場合でも、2次元
センサを用いて記録し、定量的に、精度良く読みだすこ
とが可能となり、構造解析等に適用した場合極めて有効
である。また、2次元センサは蓄積型検出器゛であるた
め2次元の電子線像を同一時刻おける電子線強度を測定
することが可能となる。
第1図は本発明による電子線強度測定装置の一実施例を
説明するための図、第2図は本発明の他の実施例を説明
するための図、第3図は蓄積性蛍光体シートの入射電子
線量と出力信号強度との関係を示す図、第4図は写真フ
ィルムにおける入射電子線量と黒化度との関係を示す図
である。 1・・・電子顕微鏡、2・・・カメラ室、3・・・電子
銃、4・・・電子線、5・・・収束レンズ、6・・・試
料、7・・・対物レンズ、8五拡大レンズ、9a・・・
li像中の蓄積性蛍光体シート、9b・・・続出中の蓄
積性蛍光体シート、IO・・・搬送機、11・・・レー
ザ光源、12・・・レーザ光、13・・・ガルバノミラ
−114,25・・・消去用光源、15.20・・・P
MT、、16.21・・・アンプ、17・・・プロセッ
サー、22・・・励起用光源、23・・・ブランキング
用偏向器、4・・・ブランキング信号発生器、26・・
・デイスプレィ、27・・・操作卓。 出 願 人 富士写真フィルム株式会社(外1名
)
説明するための図、第2図は本発明の他の実施例を説明
するための図、第3図は蓄積性蛍光体シートの入射電子
線量と出力信号強度との関係を示す図、第4図は写真フ
ィルムにおける入射電子線量と黒化度との関係を示す図
である。 1・・・電子顕微鏡、2・・・カメラ室、3・・・電子
銃、4・・・電子線、5・・・収束レンズ、6・・・試
料、7・・・対物レンズ、8五拡大レンズ、9a・・・
li像中の蓄積性蛍光体シート、9b・・・続出中の蓄
積性蛍光体シート、IO・・・搬送機、11・・・レー
ザ光源、12・・・レーザ光、13・・・ガルバノミラ
−114,25・・・消去用光源、15.20・・・P
MT、、16.21・・・アンプ、17・・・プロセッ
サー、22・・・励起用光源、23・・・ブランキング
用偏向器、4・・・ブランキング信号発生器、26・・
・デイスプレィ、27・・・操作卓。 出 願 人 富士写真フィルム株式会社(外1名
)
Claims (1)
- (1)2次元センサへ電子線を照射する手段と、2次元
センサ上を走査励起する手段と、2次元センサからの発
光光を検出する光検出手段と、該検出手段よりの信号を
予め記憶された発光光の各検出強度と入射電子線強度と
の関係に基づき前記発光光の検出強度に対応した入射電
子線強度値を表す信号に変換するための手段とを備えた
電子線強度測定装置。(2)前記2次元センサは、励起
による発光後、消去用光源からの光照射により残像が消
去される請求項1記載の電子線強度測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63075782A JPH071684B2 (ja) | 1988-03-29 | 1988-03-29 | 電子線強度測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63075782A JPH071684B2 (ja) | 1988-03-29 | 1988-03-29 | 電子線強度測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01246757A true JPH01246757A (ja) | 1989-10-02 |
JPH071684B2 JPH071684B2 (ja) | 1995-01-11 |
Family
ID=13586129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63075782A Expired - Fee Related JPH071684B2 (ja) | 1988-03-29 | 1988-03-29 | 電子線強度測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH071684B2 (ja) |
-
1988
- 1988-03-29 JP JP63075782A patent/JPH071684B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH071684B2 (ja) | 1995-01-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |