JPH01245932A - 高精度リムの製造方法 - Google Patents
高精度リムの製造方法Info
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- JPH01245932A JPH01245932A JP7290788A JP7290788A JPH01245932A JP H01245932 A JPH01245932 A JP H01245932A JP 7290788 A JP7290788 A JP 7290788A JP 7290788 A JP7290788 A JP 7290788A JP H01245932 A JPH01245932 A JP H01245932A
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- JP
- Japan
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- roll
- rim
- forming
- stage
- flange
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 28
- 238000004513 sizing Methods 0.000 claims abstract description 10
- 239000011324 bead Substances 0.000 claims description 31
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims description 19
- 230000003245 working effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 17
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- GNFTZDOKVXKIBK-UHFFFAOYSA-N 3-(2-methoxyethoxy)benzohydrazide Chemical compound COCCOC1=CC=CC(C(=O)NN)=C1 GNFTZDOKVXKIBK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000011888 foil Substances 0.000 description 1
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
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- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
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- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、自動車のホイールに使用するリムの成形方法
に関する。
に関する。
(従来の技術)
従来のリムの製造方法には、例えば特開昭58−158
238に示された方法が採用されており、この方法は、
第1図、第3図(a)の■〜■の7段階の工程からなる
ものである。まず工程■で鋼板を筒状に溶接して素管1
を作り、工程0で素管1の両端をフレアリングプレスし
てフレア2.2を拡大形成し、工程◎で中央右寄り部分
にウェル部3を荒成形する絞り込みローリング(第1ロ
ール)を施す。このように非対称の絞り込みを無拘束で
すると、ウェル部3の両側の外径がアンバランスになり
右側が若干大径になる。
238に示された方法が採用されており、この方法は、
第1図、第3図(a)の■〜■の7段階の工程からなる
ものである。まず工程■で鋼板を筒状に溶接して素管1
を作り、工程0で素管1の両端をフレアリングプレスし
てフレア2.2を拡大形成し、工程◎で中央右寄り部分
にウェル部3を荒成形する絞り込みローリング(第1ロ
ール)を施す。このように非対称の絞り込みを無拘束で
すると、ウェル部3の両側の外径がアンバランスになり
右側が若干大径になる。
次に、工程@でビードシート部5、フランジ部6、カー
ル部7等のプロフィルの荒成形を行なう成形ローリング
(第2ロール)を施し、工程■でハンプ部4の成形及び
他の全プロフィルの仕上げ成形を行なうデテール成形ロ
ーリング(第3ロール)を施し、工程■でビード径を等
しくするためのエキスパンダ又はシュリンカを用いたプ
レスによるサイジング整形加工が行なわれる。
ル部7等のプロフィルの荒成形を行なう成形ローリング
(第2ロール)を施し、工程■でハンプ部4の成形及び
他の全プロフィルの仕上げ成形を行なうデテール成形ロ
ーリング(第3ロール)を施し、工程■でビード径を等
しくするためのエキスパンダ又はシュリンカを用いたプ
レスによるサイジング整形加工が行なわれる。
そして、このように成形されたリム8を第3図(a)の
工程■で例えば特公昭54−81078に示されるよう
な矯正ロールで矯正したのち、工程■でディスクを嵌入
し、溶接し、工程■で特公昭59−32215又は特公
昭5B−51847に示されるような全体的な矯正を施
してホイールとして完成させていた。
工程■で例えば特公昭54−81078に示されるよう
な矯正ロールで矯正したのち、工程■でディスクを嵌入
し、溶接し、工程■で特公昭59−32215又は特公
昭5B−51847に示されるような全体的な矯正を施
してホイールとして完成させていた。
(発明が解決しようとする課題)
前記の従来技術においては、リム8のプロフィルを成形
するためのロール加工を、前記の第1ロール、第20.
−ル及び第3ロールの3段階で行ない、なおかつg工程
のロール矯正を行なうから、計4回のロール加工を行な
うことになる。そして、各ロール加工は、加工時間が比
較的長く、ロールへの着脱にも時間がかかるから生産能
率が悪く、その上、ロール掛けの回数が多いためプロフ
ィル形状は比較的正確に成形されるが、小径のインナロ
ールを用いるためワークのばたつき現象が起こり、精度
上重要なビードシートの縦振れ、フランジ部の横振れの
量が比較的大きく、前記の工程によっては必ずしも高精
度のリムが得られなかった。
するためのロール加工を、前記の第1ロール、第20.
−ル及び第3ロールの3段階で行ない、なおかつg工程
のロール矯正を行なうから、計4回のロール加工を行な
うことになる。そして、各ロール加工は、加工時間が比
較的長く、ロールへの着脱にも時間がかかるから生産能
率が悪く、その上、ロール掛けの回数が多いためプロフ
ィル形状は比較的正確に成形されるが、小径のインナロ
ールを用いるためワークのばたつき現象が起こり、精度
上重要なビードシートの縦振れ、フランジ部の横振れの
量が比較的大きく、前記の工程によっては必ずしも高精
度のリムが得られなかった。
したがって、本発明は、ロール工程数を減少させて能率
を向上させると共に、縦振れ、横振れの少ない高精度の
リムを成形することを課題とする。
を向上させると共に、縦振れ、横振れの少ない高精度の
リムを成形することを課題とする。
(課題を解決するための手段)
本発明の前記課題の解決手段は、ビードシート部の直径
と略等しい直径をもつリムの素管を用意し、該素管の左
右の開口端を広げるフレア成形を行なった後に、ウェル
部の絞り込みを行なう第1ロール工程と、ハンプ部、フ
ランジカール部を含む全体の荒成形を行なう第2ロール
工程と、左右のビードシート径を揃えるサイジング工程
と、左右の開口端から2分割したインナロールを圧入し
つつアウタロールで拡幅成形とハンプ部、フランジカー
ル部を含むプロフィル全体の仕上げ成形を行なう第3ロ
ール工程とを施すことを特徴とする。
と略等しい直径をもつリムの素管を用意し、該素管の左
右の開口端を広げるフレア成形を行なった後に、ウェル
部の絞り込みを行なう第1ロール工程と、ハンプ部、フ
ランジカール部を含む全体の荒成形を行なう第2ロール
工程と、左右のビードシート径を揃えるサイジング工程
と、左右の開口端から2分割したインナロールを圧入し
つつアウタロールで拡幅成形とハンプ部、フランジカー
ル部を含むプロフィル全体の仕上げ成形を行なう第3ロ
ール工程とを施すことを特徴とする。
(作 用)
前記の方法により、第1ロール、第2ロールで全プロフ
ィルの荒成形が行なわれたのち、整形工程によって左右
のビードシート径を一致させておき、第3ロールで仕上
げ成形を行なう。
ィルの荒成形が行なわれたのち、整形工程によって左右
のビードシート径を一致させておき、第3ロールで仕上
げ成形を行なう。
該仕上げ成形は、2分割したインナロールをワークに圧
入しながらアウタロールで拡幅及びプロフィル仕上げを
行ない、該拡幅によりインナロールでビードシート径が
一定にされ、該プロフィル仕上げでウェル径及び幅、フ
ランジ幅のサイジング、ハンプ部、フランジカール部の
整形が行なわれ、以後矯正加工を必要としないリムが成
形される。
入しながらアウタロールで拡幅及びプロフィル仕上げを
行ない、該拡幅によりインナロールでビードシート径が
一定にされ、該プロフィル仕上げでウェル径及び幅、フ
ランジ幅のサイジング、ハンプ部、フランジカール部の
整形が行なわれ、以後矯正加工を必要としないリムが成
形される。
(実施例)
以下、図面に基づいて実施例を説明する。第2図及び第
3図(b)の■〜■が本発明のリム製造工、程であり、
このうち工程■の素管1の製造、工程■のフレアリング
プレス、第1ロールによる工程■のウェル部3の絞り込
み成形は前記従来の工程■■◎に等しい。
3図(b)の■〜■が本発明のリム製造工、程であり、
このうち工程■の素管1の製造、工程■のフレアリング
プレス、第1ロールによる工程■のウェル部3の絞り込
み成形は前記従来の工程■■◎に等しい。
次に、工程■で第2ロールによるアンダカット加工を含
む荒成形が行なわれる。前記従来の第2ロール工程@で
はハンプ部4の成形は殆ど行なわなかったが、工程■に
おいてはハンプ部4の成形も行ない、全体をなるべく最
終形状に近付ける。
む荒成形が行なわれる。前記従来の第2ロール工程@で
はハンプ部4の成形は殆ど行なわなかったが、工程■に
おいてはハンプ部4の成形も行ない、全体をなるべく最
終形状に近付ける。
次いで、工程■に左右のビードシート径を揃えるサイジ
ング工程が入り、エキスパンダ、シュリンカ等によって
ビードシート部を加圧して左右の外径を所定範囲内に納
めるようにする。
ング工程が入り、エキスパンダ、シュリンカ等によって
ビードシート部を加圧して左右の外径を所定範囲内に納
めるようにする。
最後の第3ロールによる整形ローリング■は、第4図、
第5図に示す方法によって行なわれ、該工程■において
はビードシート5の同心性すなわち縦振れとフランジ1
の形状すなわち横振れの矯正に重点が置かれ、全体のプ
ロフィルに対する加工度は低い。
第5図に示す方法によって行なわれ、該工程■において
はビードシート5の同心性すなわち縦振れとフランジ1
の形状すなわち横振れの矯正に重点が置かれ、全体のプ
ロフィルに対する加工度は低い。
第4図(a)はリム8の整形ローリング前、同(b)は
工程■の整形ローリング後を示すもので、実線で示すリ
ム8は、中央部からウェル3、ウェル側部3a1ハンプ
4、ビードシート5、フランシロ、カール7を備え、整
形ローリング前のリム8は、整形ローリング後のものに
比べてやや小さ目のビードシート径と全体の幅寸法を有
する。リムの第3ロール工程を施す整形ロール装置10
は、第5図(a)に示すように左右に2分されたインナ
ロールIIL 、 ILRと1個のアウタロール20と
からなり、両インナロールIIL 、 IIRは突子1
2と穴13で嵌合して一線上に配設されると共に相互に
進退可能に支持されている。両インナロールlIL%I
IRは、それぞれウェル受面14、ウェル側部受面15
、ビードシート受面1B、フランジ受面17を備えてお
り、アウタロール20は、ウェル加圧面21.ウェル側
部加圧面22、ビードシート加圧面23、フランジ加圧
面24、カール加圧面25を備えている。
工程■の整形ローリング後を示すもので、実線で示すリ
ム8は、中央部からウェル3、ウェル側部3a1ハンプ
4、ビードシート5、フランシロ、カール7を備え、整
形ローリング前のリム8は、整形ローリング後のものに
比べてやや小さ目のビードシート径と全体の幅寸法を有
する。リムの第3ロール工程を施す整形ロール装置10
は、第5図(a)に示すように左右に2分されたインナ
ロールIIL 、 ILRと1個のアウタロール20と
からなり、両インナロールIIL 、 IIRは突子1
2と穴13で嵌合して一線上に配設されると共に相互に
進退可能に支持されている。両インナロールlIL%I
IRは、それぞれウェル受面14、ウェル側部受面15
、ビードシート受面1B、フランジ受面17を備えてお
り、アウタロール20は、ウェル加圧面21.ウェル側
部加圧面22、ビードシート加圧面23、フランジ加圧
面24、カール加圧面25を備えている。
そして、第4図(a)に示すように、整形ローリング前
はビードシート5の内周面とインナロールIILの受面
1Bとの間に拡径代イがあり、フランジ6、ウェル側面
3aとアウタロール20の加圧面24.22との間には
拡径代口、八があり、他の部分では間隙が存在する。他
方のインナロール11Rについてもこれと同じ関係が設
定されている。
はビードシート5の内周面とインナロールIILの受面
1Bとの間に拡径代イがあり、フランジ6、ウェル側面
3aとアウタロール20の加圧面24.22との間には
拡径代口、八があり、他の部分では間隙が存在する。他
方のインナロール11Rについてもこれと同じ関係が設
定されている。
両インナロールIIL 、 IIRを離開してリム8を
供給して両ロールを接近させると、リム8のビードシー
ト5の内面にビードシート受面1Bが圧入されて、第4
図(a)に示すように該ビードシート5の内面に拡径力
Aを作用させる。インナロールを回転しアウタロール2
0をインナロールと逆方向に回転させながら外接加圧す
ると、フランジ加圧面24がフランジ6に接して拡幅力
Bを作用させ、ウェル側部加圧面22もウェル側面3a
に接して拡幅力Cを作用させる。このようにビードシー
ト5に2方向の力が作用すると、該ビードシート部5は
比較的容易に変形してインナロールのビードシート受面
10に全面が密着した状態になると共にフランジ6もフ
ランジ受面17に密接する。このとき、ビードシート5
の外面にアウタロール20の表面が最初から圧接しては
ならず、第4図(1))に示すように最後に微小間隙t
が残るか僅かに接触するような形状のアウタロール20
を用いる。
供給して両ロールを接近させると、リム8のビードシー
ト5の内面にビードシート受面1Bが圧入されて、第4
図(a)に示すように該ビードシート5の内面に拡径力
Aを作用させる。インナロールを回転しアウタロール2
0をインナロールと逆方向に回転させながら外接加圧す
ると、フランジ加圧面24がフランジ6に接して拡幅力
Bを作用させ、ウェル側部加圧面22もウェル側面3a
に接して拡幅力Cを作用させる。このようにビードシー
ト5に2方向の力が作用すると、該ビードシート部5は
比較的容易に変形してインナロールのビードシート受面
10に全面が密着した状態になると共にフランジ6もフ
ランジ受面17に密接する。このとき、ビードシート5
の外面にアウタロール20の表面が最初から圧接しては
ならず、第4図(1))に示すように最後に微小間隙t
が残るか僅かに接触するような形状のアウタロール20
を用いる。
整形ロール装置lOによる成形量は、リム素材に塑性変
形を起こさせ得る大きさであればよく、乗用車用ホイー
ルの場合、インナロールによる拡径代イは半径で1鰭程
度、アウタロールによる拡幅代口、ハは幅方向片側で1
〜2 mmが好ましく、両ロールの加圧により、ビード
シート5は円周方向及び幅方向の張力を受けて伸長する
。
形を起こさせ得る大きさであればよく、乗用車用ホイー
ルの場合、インナロールによる拡径代イは半径で1鰭程
度、アウタロールによる拡幅代口、ハは幅方向片側で1
〜2 mmが好ましく、両ロールの加圧により、ビード
シート5は円周方向及び幅方向の張力を受けて伸長する
。
このようにして仕上げ成形されたリム8を、第5図(C
)に示すようにビードシート5の縦振れを計器aで測定
し、フランジ6の横振れを計器すで測定したところ、縦
振れ、横振れ共に0.15++us程度の単体精度を有
する高精度リムが得られた。
)に示すようにビードシート5の縦振れを計器aで測定
し、フランジ6の横振れを計器すで測定したところ、縦
振れ、横振れ共に0.15++us程度の単体精度を有
する高精度リムが得られた。
この整形ローリングにおいては、ビードシート部5とフ
ランジ部6の前記仕上げ成形のほかに、ウェル部3、ハ
ンプ部4、カール部7等もアウタロール20によって仕
上げ成形される。
ランジ部6の前記仕上げ成形のほかに、ウェル部3、ハ
ンプ部4、カール部7等もアウタロール20によって仕
上げ成形される。
以上の工程において、工程■、■の第1、第2ロール工
程では、比較的大きな変形を伴うウェル部3、フランジ
6の成形と、外向きの曲面となるハンプ部4、フランジ
カール7等のアンダカット成形したのちワークの取外し
をするために、インナロールとしては、その外径がリム
内径よりもかなり小さいロールを用いることになり、こ
のためワークのばたつき現象が生じ易く、従来技術のよ
うにこのようなロールの工程数を増加しても縦振れ、横
振れ等の誤差は除去できない。
程では、比較的大きな変形を伴うウェル部3、フランジ
6の成形と、外向きの曲面となるハンプ部4、フランジ
カール7等のアンダカット成形したのちワークの取外し
をするために、インナロールとしては、その外径がリム
内径よりもかなり小さいロールを用いることになり、こ
のためワークのばたつき現象が生じ易く、従来技術のよ
うにこのようなロールの工程数を増加しても縦振れ、横
振れ等の誤差は除去できない。
そこで、本発明においては、プロフィル成形上最少限必
要とする第1ロールと第2ロールで外形を成形し、第3
ロールを前記誤差修正用に使用すると共に、この第3ロ
ール工程の前にワークの左右を等径にするサイジング工
程■を挿入することにより、ビードシート5に密嵌して
核部を矯正する整形ローリング工程■の作業が支障なく
行なうようにしている。すなわち、サイジング工程■で
左右のビードシート径を路間−に整形することにより、
工程■でインナロールIIL 、 IIRによる拡径作
用とアウタロール20による拡幅作用が左右バランスし
て左右のビードシート径が等しくなり、同時にフランジ
6に加わる成形圧力もバランスして路間−の成形加工が
行なわれる。これと共にアウタロールによるウェル部3
、ハンプ部4、フランジカール5の仕上げ成形も行なわ
れるから、工程■では矯正的な高精度の仕上げ加工が行
なわれる。
要とする第1ロールと第2ロールで外形を成形し、第3
ロールを前記誤差修正用に使用すると共に、この第3ロ
ール工程の前にワークの左右を等径にするサイジング工
程■を挿入することにより、ビードシート5に密嵌して
核部を矯正する整形ローリング工程■の作業が支障なく
行なうようにしている。すなわち、サイジング工程■で
左右のビードシート径を路間−に整形することにより、
工程■でインナロールIIL 、 IIRによる拡径作
用とアウタロール20による拡幅作用が左右バランスし
て左右のビードシート径が等しくなり、同時にフランジ
6に加わる成形圧力もバランスして路間−の成形加工が
行なわれる。これと共にアウタロールによるウェル部3
、ハンプ部4、フランジカール5の仕上げ成形も行なわ
れるから、工程■では矯正的な高精度の仕上げ加工が行
なわれる。
(発明の効果)
以上のように、本発明は、第3ロールにおける整形ロー
リング工程で、インナロールによる拡径作用とアウタロ
ールによる拡幅作用を併用し、かつワークをインナロー
ル″に密嵌状態にして最終形状を決定するから、ワーク
の成形作用が容易になされると共に仕上がり精度も高い
。
リング工程で、インナロールによる拡径作用とアウタロ
ールによる拡幅作用を併用し、かつワークをインナロー
ル″に密嵌状態にして最終形状を決定するから、ワーク
の成形作用が容易になされると共に仕上がり精度も高い
。
しかも、該工程の前に左右径を等しくするサイジング工
程を置くことにより、成形作用がバランスして前記整形
ローリング工程は一層効果的に行なわれる。
程を置くことにより、成形作用がバランスして前記整形
ローリング工程は一層効果的に行なわれる。
更に、該整形にローリング工程は、ワークに対するロー
ル成形とロール矯正の両件用をもつためロール加工は全
部で3回で“すみ、従来技術に比べてロール掛けが1工
程少なくなり、生産性を格段に向上させることができる
。
ル成形とロール矯正の両件用をもつためロール加工は全
部で3回で“すみ、従来技術に比べてロール掛けが1工
程少なくなり、生産性を格段に向上させることができる
。
第1図は従来の工程の説明図、第2図は本発明の詳細な
説明図、第3図(a)は従来のホイル完成までのプロセ
ス図、同(b)、は本発明のプロセス図、第4図(a)
(b)は整形ローリング(第3ロール)説明図、第5
図(a)は整形ローリング装置の正面図、同(b)は側
面図、同(C)は一部拡大図、同(d)は精度測定説明
図である。 1・・・素 管 2・・・フレア3・・・ウェ
ル部 4・・・ハンプ部5・・・ビードシート部
6・・・フランジ部7・・・フランジカール部 11L 、 IIR・・・インナロール20・・・アウ
タロール 特 許 出 願 人 本田技研工業株式会社(フラン
ジ部の拡管成形)(ウニ4の荒成J整形工程 第5図 (a) (C) フム
説明図、第3図(a)は従来のホイル完成までのプロセ
ス図、同(b)、は本発明のプロセス図、第4図(a)
(b)は整形ローリング(第3ロール)説明図、第5
図(a)は整形ローリング装置の正面図、同(b)は側
面図、同(C)は一部拡大図、同(d)は精度測定説明
図である。 1・・・素 管 2・・・フレア3・・・ウェ
ル部 4・・・ハンプ部5・・・ビードシート部
6・・・フランジ部7・・・フランジカール部 11L 、 IIR・・・インナロール20・・・アウ
タロール 特 許 出 願 人 本田技研工業株式会社(フラン
ジ部の拡管成形)(ウニ4の荒成J整形工程 第5図 (a) (C) フム
Claims (1)
- ビードシート部の直径と略等しい直径をもつリムの素管
を用意し、該素管の左右の開口端を広げるフレア成形を
行なった後に、ウェル部の絞り込みを行なう第1ロール
工程と、ハンプ部、フランジカール部を含む全体の荒成
形を行なう第2ロール工程と、左右のビードシート径を
揃えるサイジング工程と、左右の開口端から2分割した
インナロールを圧入しつつアウタロールで拡幅成形とハ
ンプ部、フランジカール部を含むプロフィル全体の仕上
げ成形を行なう第3ロール工程とを施すことを特徴とす
る高精度リムの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7290788A JPH01245932A (ja) | 1988-03-26 | 1988-03-26 | 高精度リムの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7290788A JPH01245932A (ja) | 1988-03-26 | 1988-03-26 | 高精度リムの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01245932A true JPH01245932A (ja) | 1989-10-02 |
Family
ID=13502892
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7290788A Pending JPH01245932A (ja) | 1988-03-26 | 1988-03-26 | 高精度リムの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01245932A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2297731B (en) * | 1993-10-27 | 1997-12-24 | Hayes Wheel Int Inc | Method for producing a rim for a vehicle wheel |
KR20190051953A (ko) * | 2016-09-16 | 2019-05-15 | 맥시온 휠스 저머니 홀딩 게엠베하 | 드롭 센터 림을 제조하기 위한 방법, 드롭 센터 림 및 드롭 센터 림을 갖는 상용 차량용 차량 휠 |
-
1988
- 1988-03-26 JP JP7290788A patent/JPH01245932A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2297731B (en) * | 1993-10-27 | 1997-12-24 | Hayes Wheel Int Inc | Method for producing a rim for a vehicle wheel |
KR20190051953A (ko) * | 2016-09-16 | 2019-05-15 | 맥시온 휠스 저머니 홀딩 게엠베하 | 드롭 센터 림을 제조하기 위한 방법, 드롭 센터 림 및 드롭 센터 림을 갖는 상용 차량용 차량 휠 |
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