JPH01245919A - コイル先端位置制御装置 - Google Patents

コイル先端位置制御装置

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Publication number
JPH01245919A
JPH01245919A JP7193388A JP7193388A JPH01245919A JP H01245919 A JPH01245919 A JP H01245919A JP 7193388 A JP7193388 A JP 7193388A JP 7193388 A JP7193388 A JP 7193388A JP H01245919 A JPH01245919 A JP H01245919A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
tip
outer diameter
signal
tip detector
Prior art date
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Pending
Application number
JP7193388A
Other languages
English (en)
Inventor
Itsuo Kasae
笠江 五男
Kazuaki Yamamoto
和明 山本
Katsuhiko Doi
土井 克彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP7193388A priority Critical patent/JPH01245919A/ja
Publication of JPH01245919A publication Critical patent/JPH01245919A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、調帯の連続処理ラインの入側で用いられるコ
イル先端位置制御装置に関する。
〈従来の技術〉 圧延プロセスラインにおいて製造された調帯(以下スト
リップという)は、コイル状に巻かれて各種の連続処理
ラインにハンドリングされる。その際、処理されるコイ
ルは連続処理ラインの入側に設けられた巻戻機によって
巻き戻されて供給さ・れるが、この巻き戻し作業の開始
時にありては、コイル口出しのためあるいはその後のト
ラッキングのために、コイルのストリップ先端の位置を
把握する必要がある。
このストリップ先端を検出して停止位置を制御する方法
としては、例えばペイオフリールにコイ、ルを挿入して
回転させながらストリップ先端の板厚段差を検出してド
ラムを停止する方法や、クレードルロール上に載せられ
たコイルを回転させながら、ストリップ先端の段差を検
出してクレードルロールを停止する方法など、いくつか
の方法がある。
そこで、後者のクレードルロールを停止する方法につい
て、第3図を用いて詳しく説明する。
この図に示すように、コイルカーピット2内に設けられ
た一対のクレードルロール3の上にコイルlが載置され
、このクレードルロール3は駆動装置4により矢示F方
向に回転可能とされる。−方、スイングアーム5は、床
面11上に固設された支持台6に軸7によって回動自在
に支持され、シリンダ8によって上下に昇降可能とされ
る。このスイングアーム5の先端部には、コイル1のス
トリップ先端1aを検出する例えば距離計のような先端
検出器9が、複数のタフチロール10とともに取付けら
れる。
コイル1のストリップ先端1aは、前工程の巻取機で巻
き取られるときに尾端停止制御によりほぼ一定の位置、
例えばコイルの巻きほぐれを防止するようにコイルの下
部付近とされるから、コイルカー12で移送されてクレ
ードルロール3にRWされるときは、図示するように常
にクレードルロール3の近辺に存在することになる。
コイル1がクレードルロール3上に載置されると、シリ
ンダ8が作動してスイングアーム5が下降し、タッチロ
ール10がコイル1の表面に接触して停止する。そこで
、駆動制御装置13からの起動信号により駆動装置4を
作動させてコイルlを回転させながら、先端検出器9で
コイル1の外周までの距離を測定させて駆動制御装置1
3に入力させる。そして、先端検出器9の直下をストリ
ップ先端1aが通過すると、その板厚段差によって出力
電圧V、が急激に増加する。この電圧変化の信号V、は
、駆動制御装置13内でしきい値V、と比較されて、ス
トリップ先端1aの位置が通過することが確認される。
この確認信号により、駆動制御装置13は駆動装置4に
停止指令を出力して、口出ししやすい位置にコイル1の
ストリップ先端1aを停止させるのである。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、このようなタッチロールを用いて検出し
た距離を電圧に変換する先端検出器9を使用する場合に
は、以下のような課題がある。
■ コイル1がホットコイルや形状不良のコイルである
場合、コイル1が回転するときタッチロール10がその
外周上を上下方向に振動する。先端検出器9の出力電圧
V、は、ストリップとのギャップに比例するので、タフ
チロールlOの振動が大きくなると、ストリップ先端1
aの位置以外でも出力電圧が急変してしまうことになり
、誤ってコイル1の回転を停止することになるから、コ
イルの口出しを正しく行うことができず、そのためライ
ンの自動運転を渋滞させることになる。
■ このような問題を解消するために、例えば第4図に
示すように、ストリップ先端1aの位置が常に一定位置
にあることを利用して、先端検出器9での検出タイミン
グを、起動点A即ちストリップ先端1aから外周長さl
に相当する時間だけ遅らせて、取り込み点Bから出力電
圧信号■。の取り込みを開始させるいわゆるマスク処理
を講する手段を試みてみたが、このマスク時間はコイル
1の外径によって制約されることになり問題がある。す
なわち、コイル1の外径が大きい場合は、第4図(萄に
示すように、信号取り込み点Bから先端検出器9の取付
は位置までの外周長さがlIであるのに対し、外径が小
さい場合は第4図(ロ)に示すように18となって、外
径差が非常に大きいと1.)/!、となるから、大きい
外径のコイル1を検出する上ではやはり同じような問題
が出てくる。したがって、信号取り込み点Bを一定にす
る方式は、結局ラインで処理されるコイルlの最小径に
よって制約されることになるので、完全な解消策とはい
えない。
■ また、先端検出器9の特性から、コイルlの板厚が
薄くなるほど、その出力°電圧レベルは小さくなるから
、出力電圧のしきい値V、を設定する場合、板厚によっ
てその都度手動介入により変更する必要があり、完全な
自動化は困難である。
なお、先端検出器9の型式として、例えば特開昭61−
294305号公報に開示されているようなテレビカメ
ラを使用することも考えられるが、この装置では別に光
源を必要とするなど装置が大がかりになり、したがって
設備費が高くつき、かつ信号処理が複雑になるなど、や
はり問題がある。
本発明は、上記のような課題を解消すべ(なされたちの
栗あって、距離計のような先端検出器を用いても、正確
にストリップ先端を検出してコイルの口出し位置に停止
制御することの可能な装置を提供することを目的とする
く課題を解決するための手段〉 本発明は、口出しすべきストリップの先端がほぼ一定位
置とされるコイルを載置するクレードルロールと、この
クレードルロールを回転させてコイルのストリップ先端
を口出し位置まで回転させる駆動装置とニコイルの上面
にタフチロールを介して接触し、ストリップ先端を検出
して電圧信号を出力する先端検出器と、この先端検出器
を先端部に支持して上下に昇降自在とされるスイングア
ームと、このスイングアームの後端部に取付けられてコ
イル外径を測定するコイル外径測定器と、与えられたコ
イル外径情報と前記コイル外径測定器からのコイル外径
測定信号とを比較確認する比較手段と、確認されたコイ
ル外径信号にもとづいてクレードルロールが起動してか
ら、前記先端検出器が作動するまでの時間差を決定する
信号取り込み開始点決定手段と、与えられた板厚情報に
もとづいて先端検出器の出力電圧信号の検出レベルのし
きい値を決定するしきい値決定手段と、前記。
先端検出器の信号が前記しきい値を超えたときに前記駆
動装置に停止指令信号を出力する比較制御手段とを有す
る制御装置と、この制御装置からの起動・停止信号によ
り前記駆動装置を起動・停止する起動・停止装置と、か
ら構成されることを特徴とするコイル先端位置制御装置
である。
く作 用〉 本発明によれば、先端検出器の出力電圧信号の制御装置
への取り込み開始時間を、コイル外径に比例させて算出
決定してその都度自動的に設定するようにしたので、正
確にコイルのストリップ先端部を検出することが可能で
ある。また、先端検出器の出力電圧信号のしきい値を、
板厚に比例させてその都度決定し設定するようにしたの
で、コイルの口出し位置を所定の位置になるように停止
制御することが可能である。
〈実施例〉 以下に、本発明の実施例について、第1図を参照して詳
しく説明する。
第1図は、本発明の実施例を模式的に示す側面図である
0図中、従来例と同一部材は、同一符号を付して説明を
省略する。
図において、14はコイル外径測定器であり、スイング
アーム5の後端部に取付けられる。この型式としては、
例えばタッチロール10がコイル1の外周に接触したと
きのスイングアーム5の角度を検出する角度計でもよい
し、あるいはコイル外径測定器14の取付けられるスイ
ングアーム5の後端部と床面11との高さを検出する距
離計でもよく、その検出信号からコイル1の外径を換算
するようにすればよい。
また、15はクレードルロール3の駆動装置4を起動・
停止する起動・停止装置であり、電源装置16から電源
が供給される。
17は制御装置であり、比較器18.信号取り込み開始
点決定器19.シきい値決定器20.比較制御器21か
ら構成される。22は上位計算機である。
つぎに、本発明装置の動作を第2図に基づいて説明する
■ コイル1がクレードルロール3上に載置されて、タ
フチロール10がコイル1の外周に接触すると、直ちに
コイル外径測定器14でコイル1の外径D0が測定され
、制御装置!17の比較器18に入力される。
■ 一方、比1器18には上位計算機22から送られて
くるコイル外径情報(D3)が入力されており、コイル
外径測定器14で測定されたコイル外径Doと比較され
、コイル外径の合理性のチエツクがなされる。もし、両
者に大きな差異がある場合は、コイル外径測定器14で
再測定をさせる。そして、コイル外径D0の合理性が確
認されると、そのいずれかの値が信号取り込み開始決定
器19に出力される。
■ 信号取り込み開始決定器19においては、コイル1
のストリップ先端1aの板厚段差によって発生する先端
検出器9の出力電圧v0を確実に判別するために、この
比較手段18において確認されたコイル外径信号に比例
した、クレードルロール3が起動してから先端検出器9
が作動するまでの時間差を決定し、信号取り込み開始時
期を設定する。
■ 一方、しきい値決定器20においては、コイルlの
板厚変化に対応するために、上位計算機22から送られ
る板厚情報t、に比例した、先端検出器9の出力電圧信
号v6の検出レベルのしきい値V、を決定し、このしき
い値v3にもとづいて比較制御器21の下限レベルを設
定する。
■ 起動・停止装置15が、しきい値決定器20におけ
る設定完了の信号とタフチロール10がコイル1に接触
したときの接触信号とを受けて駆動装置4を起動させて
、クレードルロール3を一定速度で回転させ、コイル1
を矢示F方向に回転させる。
■ 信号取り込み開始決定器19に設定された信号取り
込み開始時間に到達すると、先端検出器9が作動して測
定を開始し、そのときの出力電圧信号v0が信号取り込
み開始決定器19を介して比較制御器21に入力される
■ 比較制御器21において、出力電圧信号v0はしき
い値v3と比較されて、しきい値V、を超えたときに、
起動・停止装置t!15に停止−指令信号を出力する。
■ 起動・停止装置15からの電源供給が停止すること
により、クレードルロール3の回転が停止し、コイル1
が停止する。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明によれば、コイルの外径や
形状、板厚に関係なく、コイルのストリップ先端を口出
ししやすい位置に停止させることができるから、完全自
動化を図ることができ、プロセスラインの稼働率向上に
寄与する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例を模式的に示す側面図、第2
図は、本発明の動作を示す流れ図、第3図は、従来例を
示す側面図、第4図は、他の従来例を模式的に示す説明
図である。 1・・・コイル、    3・・・クレードルロール。 4・・・駆動装置、   5・・・スイングアーム。 9・・・先端検出器、10・・・タッチロール。 14・・・コイル外径測定器。 15・・・起動・停止装置。 17・・・制御装置、   18・・・比較器(比較手
段)。 19・・・信号取り込み開始点決定器(信号取り込み開
始点決定手段)。 20・・・しきい値決定器(しきい値決定手段)。 21・・・比較制御器(比較制御手段)。 22・・・上位計算機。 特許出願人   川崎製鉄株式会社 第  3  図 υq 第  4  図 (a) (b)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 口出しすべきストリップの先端がほぼ一定位置とされる
    コイルを載置するクレードルロールと、このクレードル
    ロールを回転させてコイルのストリップ先端を口出し位
    置まで回転させる駆動装置と、 コイルの上面にタッチロールを介して接触し、ストリッ
    プ先端を検出して電圧信号を出力する先端検出器と、 この先端検出器を先端部に支持して上下に昇降自在とさ
    れるスイングアームと、 このスイングアームの後端部に取付けられてコイル外径
    を測定するコイル外径測定器と、与えられたコイル外径
    情報と前記コイル外径測定器からのコイル外径測定信号
    とを比較確認する比較手段と、確認されたコイル外径信
    号にもとづいてクレードルロールが起動してから前記先
    端検出器が作動するまでの時間差を決定する信号取り込
    み開始点決定手段と、与えられた板厚情報にもとづいて
    先端検出器の出力電圧信号の検出レベルのしきい値を決
    定するしきい値決定手段と、前記先端検出器の信号が前
    記しきい値を超えたときに前記駆動装置に停止指令信号
    を出力する比較制御手段とを有する制御装置と、 この制御装置からの起動・停止信号により前記駆動装置
    を起動・停止する起動・停止装置と、から構成されるこ
    とを特徴とするコイル先端位置制御装置。
JP7193388A 1988-03-28 1988-03-28 コイル先端位置制御装置 Pending JPH01245919A (ja)

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JP7193388A JPH01245919A (ja) 1988-03-28 1988-03-28 コイル先端位置制御装置

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JPH01245919A true JPH01245919A (ja) 1989-10-02

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JP7193388A Pending JPH01245919A (ja) 1988-03-28 1988-03-28 コイル先端位置制御装置

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JP (1) JPH01245919A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0458553U (ja) * 1990-09-28 1992-05-20
JPH0549115U (ja) * 1991-12-16 1993-06-29 川崎製鉄株式会社 鋼帯コイルカー
JP2015168004A (ja) * 2014-03-11 2015-09-28 産業振興株式会社 スペーサ投入装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0458553U (ja) * 1990-09-28 1992-05-20
JPH0549115U (ja) * 1991-12-16 1993-06-29 川崎製鉄株式会社 鋼帯コイルカー
JP2015168004A (ja) * 2014-03-11 2015-09-28 産業振興株式会社 スペーサ投入装置

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