JPH0124562Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0124562Y2 JPH0124562Y2 JP1982159595U JP15959582U JPH0124562Y2 JP H0124562 Y2 JPH0124562 Y2 JP H0124562Y2 JP 1982159595 U JP1982159595 U JP 1982159595U JP 15959582 U JP15959582 U JP 15959582U JP H0124562 Y2 JPH0124562 Y2 JP H0124562Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scale
- mounting bracket
- scale body
- head
- linear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 9
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は精密位置決めテーブルに用いられる直
線型スケールの改良に関する。
線型スケールの改良に関する。
精密機械や工業用ロボツトにおいては、高精度
かつ高速度で位置決めをする必要が多くある。こ
れにはテーブルの位置および速度の情報をフイー
ドバツクしてサーボモータを駆動するサーボコン
トロールが一般的である。サーボコントロールに
必要な位置の計測をするためには、サーボモータ
は光学式エンコーダを付加し回転パルス数でテー
ブルの位置情報に変換する方式と、より高精度な
位置決めが可能なテーブルの位置の直接直線型ス
ケールで読み取る方式とがある。
かつ高速度で位置決めをする必要が多くある。こ
れにはテーブルの位置および速度の情報をフイー
ドバツクしてサーボモータを駆動するサーボコン
トロールが一般的である。サーボコントロールに
必要な位置の計測をするためには、サーボモータ
は光学式エンコーダを付加し回転パルス数でテー
ブルの位置情報に変換する方式と、より高精度な
位置決めが可能なテーブルの位置の直接直線型ス
ケールで読み取る方式とがある。
従来の直線型スケールにおいては、分解能が小
さいほどスケール本体と読取り部であるスケール
ヘツドとの間隔が必然的に狭くなると共に、スケ
ール本体とスケールヘツドとが相対的に高速度で
動く関係上テーブルの動く全長にわたつてスケー
ル本体とスケールヘツドとの間隔を僅少な間隔に
保つ必要がある。このような直線型スケールにお
いて位置決めテーブルの置かれた環境の温度変化
が生じると、スケール本体とスケール本体を取り
付ける金具との熱膨張係数が相異すればスケール
が湾曲してスケール本体とスケールヘツドが接触
する危険が生じることになる。またスケール本体
を取り付けた金具自体も温度変化により伸縮する
が、両端を固定すれば上記と同様にスケール本体
が湾曲することになり、スケールヘツドからの信
号が変化して正確な位置情報が得られなかつた
り、極端な場合スケール本体とスケールヘツドが
接触しスケールヘツドが破損してしまうという大
きな欠点があつた。
さいほどスケール本体と読取り部であるスケール
ヘツドとの間隔が必然的に狭くなると共に、スケ
ール本体とスケールヘツドとが相対的に高速度で
動く関係上テーブルの動く全長にわたつてスケー
ル本体とスケールヘツドとの間隔を僅少な間隔に
保つ必要がある。このような直線型スケールにお
いて位置決めテーブルの置かれた環境の温度変化
が生じると、スケール本体とスケール本体を取り
付ける金具との熱膨張係数が相異すればスケール
が湾曲してスケール本体とスケールヘツドが接触
する危険が生じることになる。またスケール本体
を取り付けた金具自体も温度変化により伸縮する
が、両端を固定すれば上記と同様にスケール本体
が湾曲することになり、スケールヘツドからの信
号が変化して正確な位置情報が得られなかつた
り、極端な場合スケール本体とスケールヘツドが
接触しスケールヘツドが破損してしまうという大
きな欠点があつた。
本考案は、スケール本体と同一膨張係数の材料
を取付金具に対して対称な位置に取り付けると共
に取り付け金具の一端を自由端にすることによ
り、環境の温度変化に対応できるようにした直線
型スケールを提供する。
を取付金具に対して対称な位置に取り付けると共
に取り付け金具の一端を自由端にすることによ
り、環境の温度変化に対応できるようにした直線
型スケールを提供する。
本考案の直線型スケールは、精密位置決めテー
ブルにおけるテーブルの位置を直接計測するため
に、前記テーブルの駆動方向に平行な側面に取り
付けられた読取り用スケールヘツドの動く全長に
わたつて前記スケールヘツドと微少間隔を隔てて
対向する位置に前記全長にわたつて切れ目なく設
けた直線型スケールにおいて、前記テーブルの前
記側面と平行に所定間隔を隔てた位置に一端が固
定支持され他端が自由支持された取付金具を設
け、前記側面と相対向する前記取付金具の一主面
にスケール本体を直接固定し、前記取付金具に対
し前記スケール本体と対称的な位置にある前記取
付金具の他の主面に、前記スケール本体と同一形
状で、かつ膨張係数の等しい裏当材を直接固定し
たことを特徴とする。
ブルにおけるテーブルの位置を直接計測するため
に、前記テーブルの駆動方向に平行な側面に取り
付けられた読取り用スケールヘツドの動く全長に
わたつて前記スケールヘツドと微少間隔を隔てて
対向する位置に前記全長にわたつて切れ目なく設
けた直線型スケールにおいて、前記テーブルの前
記側面と平行に所定間隔を隔てた位置に一端が固
定支持され他端が自由支持された取付金具を設
け、前記側面と相対向する前記取付金具の一主面
にスケール本体を直接固定し、前記取付金具に対
し前記スケール本体と対称的な位置にある前記取
付金具の他の主面に、前記スケール本体と同一形
状で、かつ膨張係数の等しい裏当材を直接固定し
たことを特徴とする。
次に本考案の一実施例を第1図の図面を参照し
て説明する。第1図は本考案の実施例を示す上面
図で、テーブル1の側面にスケールヘツド4を取
り付け、テーブル1の動きと平行にスケール本体
5を取付金具6に固定し、前記スケール本体5に
等しい膨張係数の材料の裏当材7を取付金具6に
対しスケール本体5と対称な位置に固定し、前記
スケール本体5と裏当材7を固定した取付金具6
の一端を固定ブロツク8で固定し、他端を自由ブ
ロツク9で支持した構造である。このように構成
してあるからテーブルの置かれた環境温度が変化
してもスケール本体5と裏当材7は同一膨張係数
の材料で構成してあり、また同様にスケール本体
5および裏当材7が取り付けられた取付金具6の
一端が固定で他端が自由支持としてあるからスケ
ール本体5が温度の変化に対し湾曲することがな
くモータ2で駆動されるテーブル1に固定したス
ケールヘツド4とスケール本体5とがテーブル1
の動きの全長にわたつて一定間隔に維持されるこ
とになる。
て説明する。第1図は本考案の実施例を示す上面
図で、テーブル1の側面にスケールヘツド4を取
り付け、テーブル1の動きと平行にスケール本体
5を取付金具6に固定し、前記スケール本体5に
等しい膨張係数の材料の裏当材7を取付金具6に
対しスケール本体5と対称な位置に固定し、前記
スケール本体5と裏当材7を固定した取付金具6
の一端を固定ブロツク8で固定し、他端を自由ブ
ロツク9で支持した構造である。このように構成
してあるからテーブルの置かれた環境温度が変化
してもスケール本体5と裏当材7は同一膨張係数
の材料で構成してあり、また同様にスケール本体
5および裏当材7が取り付けられた取付金具6の
一端が固定で他端が自由支持としてあるからスケ
ール本体5が温度の変化に対し湾曲することがな
くモータ2で駆動されるテーブル1に固定したス
ケールヘツド4とスケール本体5とがテーブル1
の動きの全長にわたつて一定間隔に維持されるこ
とになる。
第2図は以上の説明を詳細に説明するため直線
型スケールのみを拡大したもので、第2図Aは本
考案を適用しない従来の直線型スケールで、環境
の温度変化に対しスケール本体5が湾曲した状態
を示すもので、第2図Bは本考案を実施した直線
型スケールで、環境の温度変化に対しスケール本
体5が湾曲しないことを示すものである。
型スケールのみを拡大したもので、第2図Aは本
考案を適用しない従来の直線型スケールで、環境
の温度変化に対しスケール本体5が湾曲した状態
を示すもので、第2図Bは本考案を実施した直線
型スケールで、環境の温度変化に対しスケール本
体5が湾曲しないことを示すものである。
以上説明したように本考案によれば直線スケー
ルにおいてスケールヘツドとスケール本体が環境
の温度変化の如何にかかわらず一定間隔に維持す
ることができ、精密位置決めテーブルの位置情報
の読み取りに多大の効果を発揮するものである。
ルにおいてスケールヘツドとスケール本体が環境
の温度変化の如何にかかわらず一定間隔に維持す
ることができ、精密位置決めテーブルの位置情報
の読み取りに多大の効果を発揮するものである。
第1図は本考案の実施例を示す上面図、第2図
は直線型スケールのみを拡大した図で、Aは従来
の直線型スケール、Bは本考案の直線型スケール
の温度変化の状態を示す図である。 1……テーブル、2……モータ、3……タコジ
エネレータ、4……スケールヘツド、5……スケ
ール本体、6……取付金具、7……裏当材、8…
…固定ブロツク、9……自由ブロツク、10……
制御部。
は直線型スケールのみを拡大した図で、Aは従来
の直線型スケール、Bは本考案の直線型スケール
の温度変化の状態を示す図である。 1……テーブル、2……モータ、3……タコジ
エネレータ、4……スケールヘツド、5……スケ
ール本体、6……取付金具、7……裏当材、8…
…固定ブロツク、9……自由ブロツク、10……
制御部。
Claims (1)
- 精密位置決めテーブルにおけるテーブルの位置
を直接計測するために、前記テーブルの駆動方向
に平行な側面に取り付けられた読取り用スケール
ヘツドの動く全長にわたつて前記スケールヘツド
と微少間隔を隔てて対向する位置に前記全長にわ
たつて切れ目なく設けた直線型スケールにおい
て、前記テーブルの前記側面と平行に所定間隔を
隔てた位置に一端が固定支持され他端が自由支持
された取付金具を設け、前記側面と相対向する前
記取付金具の一主面にスケール本体を直接固定
し、前記取付金具に対し前記スケール本体と対称
的な位置にある前記取付金具の他の主面に、前記
スケール本体と同一形状で、かつ膨張係数の等し
い裏当材を直接固定したことを特徴とする直線型
スケール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15959582U JPS5964511U (ja) | 1982-10-21 | 1982-10-21 | 直線型スケ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15959582U JPS5964511U (ja) | 1982-10-21 | 1982-10-21 | 直線型スケ−ル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5964511U JPS5964511U (ja) | 1984-04-28 |
JPH0124562Y2 true JPH0124562Y2 (ja) | 1989-07-25 |
Family
ID=30351273
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15959582U Granted JPS5964511U (ja) | 1982-10-21 | 1982-10-21 | 直線型スケ−ル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5964511U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102054187B1 (ko) * | 2016-03-03 | 2019-12-10 | 가부시끼가이샤 도시바 | 측정 장치 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS549962A (en) * | 1977-06-21 | 1979-01-25 | Heidenhain Gmbh Dr Johannes | Measuring machine sealed in case for large measuring length |
-
1982
- 1982-10-21 JP JP15959582U patent/JPS5964511U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS549962A (en) * | 1977-06-21 | 1979-01-25 | Heidenhain Gmbh Dr Johannes | Measuring machine sealed in case for large measuring length |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5964511U (ja) | 1984-04-28 |
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