JPH01245114A - 水深履歴記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、スポーツとしての潜水、あるいは潜水作用等
に利用する。

本発明は、潜水行動中に潜水者の各深度における滞留時
間を記録できる携帯型の水深履歴記録装置に関する。

〔概要〕

本発明は、圧力ゲージの出力を時計回路の出力にしたが
って記憶する回路を備えた水深履歴記録装置にふいて、 記憶する回路は書込および読出可能なディジタル記憶回
路であり、この記憶内容を画像信号として読出すインタ
フェース回路を設けることにより、潜水行動中の潜水者
の各深度ごとの滞留時間の履歴をグラフ表示できるよう
にしたものである。

〔従来の技術〕

潜水者の記録および健康管理のため、その潜水者が潜水
行動中にどの深度のところにどれだけ滞留していたかを
知る必要があるが、従来この種の装置で、各潜水者が個
別に携帯できる形体のものには、その行動中に到達した
最大深度を指示するものしかなかった。

海流などの海洋観測装置としては、装置深度の履歴を記
録するものがあるが、これは潜水者が携帯することは不
可能であり、潜水用具としてこの種の装置は知られてい
ない。

〔発明が解決しようとする問題点〕

一般に潜水行動中は、潜水者は筆記をすることは不可能
であるとともに、思考能力が水圧その他の環境により著
しく減退するので、行動の履歴を後で記録しようとして
も正確に思い出すことができない。

本発明は、これらの問題点を解決するもので、潜水者が
潜水用器具と共に携帯して使用することが可能であり、
潜水行動中の深度対時間履歴を記録してグラフ図表によ
り観測できる装置を提供することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、圧力を電気信号に変換する圧力センサと、時
計回路と、圧力センサの出力信号をこの時計回路の出力
にしたがって記憶する記憶回路とを備えた水深履歴記録
装置において、記憶回路は書込および読出可能なディジ
タル記憶回路であり、時計回路はディジタル信号を発生
する時計回路であり、圧力センサの出力電気信号をディ
ジタル信号に変換して記憶回路の書込入力に与えるアナ
ログ・ディジタル変換回路と、記憶回路の記憶内容を画
像信号として読出すインタフェース回路と、記憶回路を
書込モードおよび読出モードを切換えていずれかのモー
ドで制御するプログラム制御回路とを備え、前記各回路
および圧力センサは、一つの携帯可能な筐体に実装され
たことを特徴とする。

インタフェース回路は、その出力にテレビジョン信号を
送出する回路であり、この回路から送出された信号を表
示するテレビジョン画面は横軸に時間を表示し縦軸に水
深を表示するグラフ表示画面であることができる。

筐体の表面には数字または文字を光学的に表示する表示
手段を備え、この表示手段は、時計回路の出力、水深お
よび制御モードを含む情報を切換えてもしくは同時に表
示する手段を含むものとすることができる。

〔作用〕

圧力センサの出力はディジタル変換され、時計回路のデ
ィジタル出力とともにディジタル記憶回路に人力される
。

この装置は二つの動作モードがある。第一のモードは潜
水時に使用するモードであって、水深および時刻を記録
する書込モードである。第二のモードは記録したデータ
を取り出すためのモードであって読出モードである。

このディジタル記憶回路は書込および読出可能なもので
ある。このモードの切換えはプログラム制御回路により
操作にしたがって行われる。このディジタル記憶回路か
ら読出された記憶内容はインタフェース回路で画像信号
として出力される。

これらの回路は一体的に潜水者のスーツのポケットなど
に携帯可能なように小形の筐体に収納される。

筐体は耐圧性かつ気密性のあるもので、透明のカバーを
備える。

インタフェース回路がテレビジョン信号を送出するもの
であるときは、後にこの装置を通常のテレビジョン装置
（ＮＴＳＣ方式）に接続することにより、テレビジョン
画面にその潜水者の水中における履歴をグラフ表示でき
る。このインタフェース回路は、その出力信号をファク
シミリ信号、あるいはパーソナルコンピュータに適合す
る信号とすることができる。

筐体に光学的表示手段を設けることにより時刻、深度な
どのデータおよび現在作動しているモードの表示がなさ
れ、カバーを介して容易に認識できる。

〔実施例〕

つぎに、本発明の実施例を図面を参照して説明する。

第１図は本発明一実施例の斜視図を示し、第２図はブロ
ック構成図を示す。

両図において、本実施例は、圧力を電気信号に変換する
圧力センサ１、リアルタイムの信号を発生する時計回路
２、圧力センサ１の出力信号Ｓ１を時計回路２の出力Ｓ
２にしたがって記憶する記憶回路３および電池４Ａを含
む電源回路４を備える。

ここで本発明の特徴とするところはつぎの通りである。

記憶回路３は書込および読出可能なディジタル記憶回路
であり、時計回路２の出力Ｓ２はリアルタイムのディジ
タル信号であり、さらに圧力センサ１の出力信号Ｓ１を
ディジタル変換して記憶回路３の書込入力に与えるアナ
ログ・ディジタル変換回路５と、記憶回路３の記憶内容
を横軸に時間を表示し縦軸に水深を表示するグラフ表示
画面となるテレビジョン信号として読出すインタフェー
ス回路である画像表示制御回路６と、記憶回路３を第一
のモードである書込モードおよび第二のモードである読
出モードのいずれかのモードを切換えて書込専用記憶回
路７に格納されたそれぞれのプログラムにより制御する
プログラム制御回路８とを備える。これらの各回路およ
び圧力センサ１は、透明材料により形成されたカバー９
Ａを備えた一つの耐圧構造の筐体９に実装される。

また筐体９には圧力センサ１の感圧部ＩＡの受圧穴９Ｂ
が設けられ、さらに表面に数字または文字を光学的に表
示する表示手段である液晶板１０と、時計回路の出力、
水深および制御モードを含む情報を切換えて表示する入
力端としてのトグルスイッチ１１および複数のキーを備
えたキー盤１２と、テレビジョン信号を外部のテレビジ
ョン画面に送出する接続端子１３とを備えている。

トグルスイッチ１１は、筐体９の中蓋９Ｃの内部に設け
られ、その先端は中蓋９Ｃの穴より上方に突出している
。このトグルスイッチ１１は記憶回路３を第一のモード
、すなわち潜水時に使用する書込モードに切換えるＤＩ
ＶＥ位置と、上記記憶回路３を第二のモード、すなわち
記憶したデータを接続端子１３よりテレビジョン信号と
して送出する読出モードに切換えるＯＮ位置および全体
の回路を停止するＯＦＦ位置の３位置切換構造のもので
ある。

カバー９Ａは、耐圧性のある透明材料で形成され、ハツ
カ９Ｄと留め金９Ｅとにより、バッキング９Ｆを圧縮し
て内部を気密状態に保持する。

またキー盤１２には、それぞれ第１図に示された記号が
表示された複数のキーを備えている。

記憶回路３には、ドキュメントデータがファイルＡに蓄
積され、ログデータがファイル已に蓄積される。

キー盤１２において、ＤＩＶＥキーは第一のモードであ
る潜水時に操作され、ＬＣＤキー、ＴＶキーおよびＣ０
ＮＴキーはそれぞれ第二のモードであるデータの記録時
に操作される。ＳＥＴキー、ＣＬＲキーおよび移動キー
は通常のものと同様に作動する。ここでＣ０ＮＴキーは
第二のモードのとき、外部の電源装置（図示せず）から
接続端子１４を介して本実施例に駆動電流を供給する場
合に操作される。

第３図は、本実施例の信号の流れを主体とじて表わした
ブロック構成図である。

第４図は本実施例の第一モードである潜水時の制御流れ
図を示す。このときトグルスイッチはＤＩＶＥ位置、す
わなち第２図および第３図の記憶回路（ＲＡＭ）３は書
込モードにある場合である。

また第５図は、第二のモードであるデータ記録時の制御
流れ図を示す。このとき、トグルスイッチはＯＮ位置に
あり、上記記憶回路３が読出モードとなる。したがって
第１図ないし第３図に示す接続端子１３よりテレビジョ
ン信号がそれぞれ図外のテレビジョン装置に送出される
。

第４図および第５図において、文字または矢印が長方形
の枠内に記入された表示記号は、第１図に示すキー盤１
２のそれぞれの表示記号の付されたキーを押下操作する
ことを示す。

各流れ図の入出力記号中に記載された状態表示の符号（
光枠中に付されたアルファベット）は、第６−に示す本
実施例の液晶板の表示図に付した符号にそれぞれ対応す
る。

第４図において、潜水者が潜水開始時に、トグルスイッ
チをＤＩＶＥ位置にすると、液晶板には符号■のように
ｒＤＩＶ　　５ＥＴＪと表示される。

第２図に示すプログラム制御回路８は記憶回路（ＲＯＭ
）７のプログラムにしたがって、サンプリングの周波数
および回数を設定する。圧力センサ１から水深データが
人力し、潜水者が行動を開始しスタートフラグがオンと
なると、時計回路２よりリアルタイムのデータが上記水
深データとともにドキュメントデータとしてファイルＡ
に人力され、定められたサンプリング周波数にしたがっ
て、時刻と水深データとが符号■のように表示される。

初めに設定されたサンプリング回数を実際に行われた回
数が起過すると、サンプリングフラグがオフとなる。あ
るいは潜水者がＤＩＶＥとＣＬＲのキーを押下するとス
タートフラグがオフとなり、その時点までの最大水深が
演算され、これはログデータとしてファイルＢに格納さ
れる。このログデータは符号■、すなわち １１：３５　　ＭＡＸ２５．５Ｍ として液晶板１０に表示される。

以上の説明と同様に、第５図に示す記録時の流れ図の入
出力記号に記載された状態表示■、■およびログ表示■
の場合も、それぞれ第６図に示す　ｌ光学的な表示が液
晶板１０に表示される。

第７図に本実施例より送出されたテレビジョン信号をテ
レビジョン画面に表示したテレビジョン画像図を示す。

以上の説明において、インタフェース回路である画像表
示制御回路は、テレビジョン信号を送出するものとした
が、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち
上記インタフェース回路をファクシミリ信号に適応する
回路、あるいはパーソナルコンピンータに適合する信号
などを出力する回路とすることにより同様に本発明を実
施することができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、潜水中の潜水者が
携帯して簡便に使用できる装置が得られる。この装置に
よれば滞留した水深およびその時間を正確にかつ自動的
に記録して、グラフにより図形的に表示できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明一実施例の斜視図。 第２図は上記実施例のブロック構成図。 第３図は上記実施例の信号の流れを示すブロック構成図
。 第４図は上記実施例の第一のモードの制御流れ図。 第５図は上記実施例の第二のモードの制御流れ図。 第６図は上記実施例の液晶板の表示図。 第７図は上記実施例のテレビジョン画像図。 ｌ・・・圧力センサ、ＩＡ・・・感圧部、２・・・時計
回路、３・・・書込および読出可能な記憶回路（ＲＡＭ
）、４・・・電源回路、４Ａ・・・電池、５・・・アナ
ログ・ディジタル変換回路、６・・・画像表示制御回路
、７・・・書込専用記憶回路（ＲＯＭ）　、８・・・プ
ログラム制御回路、９・・・筐体、９Ａ・・・カバー、
９Ｂ・・・受圧穴、９Ｃ・・・中蓋、９Ｄ・・・ハツカ
、９Ｅ・・・留め金、９Ｆ・・・バッキング、１０・・
・液晶板、１１・・・トグルスイッチ、１２・・・キー
盤、１３．１４・・・接続端子、Ｓｌ、Ｓ２・・・信号
。 特許出願人　　株式会社テクノパーク峯　、代理人　　
弁理士　井　出　直　孝 夾廁例７′ロリフＭｈ＄、、図 扇　２　回 箆二のモードの’、Ｌ　ｙＬｒｌＪ 元　５　回 友晶坂ｆ″）表元図 肩　６　口 一：：：　　　　　　　４　ＨＩ：　　　　　；−ｉ　
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’、　ｊ・ｊテレビンヨンＬＩ！１１１象図 扇　７　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、圧力を電気信号に変換する圧力センサと、時計回路
   と、 前記圧力センサの出力信号をこの時計回路の出力にした
   がって記憶する記憶回路と を備えた水深履歴記録装置において、 前記記憶回路は書込および読出可能なディジタル記憶回
   路であり、 前記時計回路はディジタル信号を発生する時計回路であ
   り、 前記圧力センサの出力電気信号をディジタル信号に変換
   して前記記憶回路の書込入力に与えるアナログ・ディジ
   タル変換回路と、 前記記憶回路の記憶内容を画像信号として読出すインタ
   フェース回路と、 前記記憶回路を書込モードおよび読出モードを切換えて
   いずれかのモードで制御するプログラム制御回路と を備え、 前記各回路および圧力センサは、一つの携帯可能な筺体
   に実装されたことを特徴とする水深履歴記録装置。 ２、インタフェース回路は、その出力にテレビジョン信
   号を送出する回路であり、この回路から送出された信号
   を表示するテレビジョン画面は横軸に時間を表示し縦軸
   に水深を表示するグラフ表示画面である請求項１記載の
   水深履歴記録装置。 ３、筐体の表面には数字または文字を光学的に表示する
   表示手段を備え、この表示手段は、時計回路の出力、水
   深および制御モードを含む情報を切換えてもしくは同時
   に表示する手段を含む請求項１記載の水深履歴記録装置
   。