JPH01244383A - 論理集積回路 - Google Patents

論理集積回路

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JPH01244383A
JPH01244383A JP63069438A JP6943888A JPH01244383A JP H01244383 A JPH01244383 A JP H01244383A JP 63069438 A JP63069438 A JP 63069438A JP 6943888 A JP6943888 A JP 6943888A JP H01244383 A JPH01244383 A JP H01244383A
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input
circuit
output
transistor
flip
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JP63069438A
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Inventor
Kazuo Tanaka
一雄 田中
Masato Hamamoto
浜本 正人
Toshio Yamada
利夫 山田
Toru Kobayashi
徹 小林
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、半導体集積回路技術さらにはスキャン方式
の診断回路を備えた論理集積回路におけるテスト信号の
入力方式に適用して有効な技術に関し、特に、入出力ビ
ン数の多い半導体集積回路装置、例えばエミッタ・カッ
プルド・ロジック(ECL)回路からなるゲートアレイ
に利用し7て有効な技術に関する。
〔従来の技術〕
近年、1つの半導体基板上に形成された論理Lf3 I
(1arge 5cala  integrated 
circuitdevice ) ld入出力ピンの数
が増加し、多いものでは数100個ものピンを有する。
このような入出力ピンを多くもつ論理LSIにおいては
、その内部回路の診断が下記の理由により困難となって
きている。すなわち、LSIのテスティングを全ピンプ
ローブ検査で行なう場合、入出力ピン(端子)の数が多
いと端子間隔が狭くなるため、全端子(パッド)への全
プローブピンの正確な接触が非常Ki#t、くなる。特
に、、ハツト構造としてCCB(コンドロールド・コラ
スプ・ボンディングcontroled  colap
st  bonding)方式全採用したLSIにおい
ては、全パッドへのグローブピンの接触が難しくなる。
一方、論理LSIの診断方式としては、内部回路内に形
成されたフリップフロップを直列に接続させてシフトレ
ジスタとして動作させることによシ、テストを容易にし
たスキャン方式が提案されている(日経マグロウヒル社
発行、「日経エレクトロニクスJ 1979年4月16
日号、第57頁〜79頁参照)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来のスキャン方式による診断方式では、L8工内部回
路に設けられたすべての7リツプSを直列に接続するた
めの配線の設計を行なう必要がある。そのため、設計工
数が多くなるという問題がある。また、スキャン方式の
診断によると、フリップフロップより後段の論理回路の
テストは容易であるが、入力回路から最初の7リツプフ
ロツプまでの論理ゲートの機能を調べるには、別途入力
端子にグローブを当ててテスト信号を入力する必要があ
り、結局、端子密度の高いLSIではプローブ検査が困
難になるという不都合があった。上記問題点が本願発明
者らによって明らかとされた。
この発明の目的は、LSIの全端子にグローブを当てる
ことなく、一部の端子のみを使ってすべての入力回路か
ら内部回路へテスト信号を入力して診断を行なえるよう
にすることにある。
この発明の他の目的は、ゲートアレイのようなビンの使
用法が任意に変化する論理L81において、わずかな配
線変更のみでテスト用シフトレジスタを構成できるよう
圧することにある。
この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴に
ついて明細書の記述および添付図面から明らかになるで
あろう。
〔腺題を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を説明すれば、下記のとおりである。
すなわち、所定の入力ビンSおよび所定の出力ビンSに
対応してフリップフロップを設け、それらを直列に接続
してテスト用シフトレジスタを構成する。そして、入力
回路および出力回路をECLシリーズゲート回路で構成
し、入力回路には入力ビンからの信号の他、テスト用シ
フトレジスタの対応するフリップフロップに保持された
テストデータ信号を転送可能にし、かつ上記信号の切り
換えを外部から入力回路に供給される制御信号もしくけ
クロックによって行なえるよう圧する。これとともに、
出力回路に対応して設けられたスキャン用7リツプフロ
ツプには、外部からの制御信号によりいつでも出力回路
から出力データを取り込むことができるようにするもの
である。
〔作用〕
上記した手段によれば、シリアル転送可能なシフトレジ
スタから入力回路を介して内部ロジック回路へテストデ
ータを供給し念り、出力回路の出力データをテスト用シ
フトレジスタへパラレルに転送してこれをスキャン用ク
ロックでシリアル転送して外部へ読み出すことができる
ようになる。
これによって、LSIの全端子にプローブを当てること
なく、一部の端子のみを使ってすべての入力回路から内
部回路へテスト信号を入力して診断を行なえるよう圧す
るという上記目的を達成することができる。
〔実施例〕
第1図には、本発明に係る診断機能付き論理LSIに使
用されるECL(エミッタ・カップルド・ロジック)型
の入力回路の一実施例が示されている。
この入力回路は、参照用トランジスタQ、のエミッタに
そのエミッタが共通接続された3個の入力トランジスタ
Qst s Qtt s Qssと上記入力トランジス
タSのエミッターコレクタ径路にそのエミッタコレクタ
径路が並列接続された入力制御用トランジスタQ、を有
している。さらに上記トランジスタQ+r〜Q+j+ 
Q+ p Qtの共通エミッタ端子と定電流源CCとの
間には、第2の参照用トランジスタQ3のエミッターコ
レクタ径路が接続されている。この参照用トランジスタ
Q3のベースには、参照電圧VBB1の電圧よりその電
圧の小   ′さい参照電圧VBB2が印加されている
。さらに、第2参照用トランジスタQ、とげ列に、二次
入力トランジスタQ4がエミッタ共通接続され、この二
次人力トランジスタQ、のコレクタ端子は、前記参照用
トランジスタQ、のコレクタ端子に接続されている。
そして、上記入力制御用トランジスタQ、のぺ−スには
、テスト制御信号TNTが印加されるようにされる。通
常は、制御信号TSTがロウレベルにされることKより
、トランジスタQthカットオフ状態にされている。
このトランジスタQ、がオフされている状態では、第1
図の入力回路は、二次入力トランジスタQ、のペースに
ロウレベルのSD倍信号スキャンデータ信号)が印加さ
れてトランジスタQ4がオフであることを条件にして、
通常のECL回路と同様の論理動作を行なう。すなわち
、テスト時以外は、トランジスタQ、とQ4のペースS
に印加されるところのTST信号と8D信号の各々のレ
ベルはロウレベルとされることによって、この入力回路
FiECL回路の動作を行なう。たとえば、入力信号V
in、〜Vin、がすべてロウレベルのときにのみ、ノ
ードn、がハイレベルでノードn。
がロウレベルにされるNOR出力とOR出力が得られる
一方、テスト時には、上記入力制御トランジスタQ、が
制御信号T8Tによってオン状態にされるため、入力信
号Vin、〜Vin3のレベルKかかわらず、第1の参
照用トランジスタQ、に常にカットオフ状態にされる。
このとき、二次人力トランジスタQ、4のペースに参照
電圧VBB2の電圧よりも低レベルのSD倍信号印加さ
れると%Q4がオフsQsがオンされる。その結果、電
流が、抵抗”1%)’ランジスタQ、、Q、の各エミッ
ターコレクタ径路を介して、電源端子VCCから定電流
源CCに流される。したがって、ノード貼はロウレベル
に、ノードn、けハイレベルにそれぞれ設定される。一
方、二次人力トランジスタQ4のペースにVBB2の電
圧よりも高いレベルの信号が印加されると、Qsがオフ
%Q4がオンされる。その結果、電流は抵抗Rc、 )
ランジスタQ4のエミッターコレクタ径路を介して、V
cc端子から定電流#CCK流れる。したがって、ノー
ドnlhハイレベルに、ノードn、はロウレベルに、そ
れぞれ設定される。すなわち、入力制御トランジスタQ
、がオンされている状態では、二次入力トランジスタQ
4のペースの入力信号SDに応じて、ノードn、には信
号8Dと同相の信号が、又ノードn、には信号8Dの反
転信号が出力される。
第2図には、第1図の入力回路を論理記号を用いて表わ
[7た等価ゲート回路が示されている。
第2図より、実施例の回路は、制御信号TNTによって
、入力信号Vin、〜Vin、の入力を禁止し、代わっ
て、他の入力端子圧より二次入力信号8Dを入力してや
ることができるようになっていることが容易に理解され
る。すなわち、入力回路と異なるスイッチング回路を設
けることなく、入力回路内部に設けられたトランジスタ
Q、、Q。
をスイッチング手段として使用することによって、入力
回路から内部ロジック回路用のテスト信号が出力される
次に、第3図には、上記のごとく構成された入力回路を
有する論理LSIの診断回路の一実施例が示されている
この実施例の論理LSIの内部ロジック回路内には、論
理ゲート回路やフリップフロップ回路等の標準的な論理
回路が多数搭載される。また、電源電圧を供給するため
の外部端子などとともに、多数の入出力用外部端子が設
けられる。それぞれの入力用外部端子に対応して、第1
図に例示的に示されるような入力回路が設けられる。
第3図において、符号INF、、INP、  ・0.5
INPnで示されているのは、入力端子IN、〜INn
に対応(7て設けられた入力回路であって、各入力回路
INF i (i =1 、2・・・・n)はそれぞれ
第1図に示すような二次人力トランジスタQ4を有する
ECL回路により構成されている。そして、各入力回路
INF、 〜INPn(7)OR出力(OR,・−0R
n)およびNOR出力(N01%、・・・N0Rn )
は、それぞれ内部ロジック回路ILCの入力に供給され
るように信号線(図示省略)が配設される。
マタ、各入力回路INF、〜INPHの入力制御端子(
トランジスタQ、のベース端子)には、外部コントロー
ル端子DDから供給されるテスト制御信号TSTが印加
され、共通の制御信号TSTによって入力状態の制御が
行表われるようにされる。
さらに、各入力端子IN、〜INnに対応し、てそれぞ
れクリップフロップFF、、FFt 、・・・・FFn
が設けられており、これらの7リツプ70ツブFF、〜
F F nはシフトレジスタを構成するように互いに直
列に接続されている。しかも、各クリップフロップFF
、〜F F nの保持データは、各々対応する入力回路
INF、〜INPnの二次入力端子(トランジスタQ4
のベース端子)に供給されるようにされる。また、上記
クリップフロップのうち初段のフリップフロッグFF、
には、入力端子IN、に入力された信号が供給され、外
部から供給されるシフトクロックSCに同期L7て、次
々と転送されていくようになっている。8’DOは、7
リツプフロツプFF、〜F F n間で転送されたスキ
ャンデータを半導体チップ外部へ出力すべく設けられた
端子である。
上記論理LSIにおいては、外部端子DDより印加され
るテスト制御信号T8Tをハイレベルに設定すると1前
述したように入力回路INF、〜INPnはすべて入力
端子IN、〜INjlからの入力信号を受は付けなくな
り、代わって二次入力端子の信号を受けて動作するよう
になる。そこで、入力端子IN、  よりテストデータ
を次々と入れてやり、シフトクロックSCでフリップフ
ロップFF、〜FFnをシフト動作させる。そして、す
べての7リツプフロツプにデータが揃ったところで各保
持データSD、〜8Dnを入力回路INF。
〜INPnへ転送させる。すると、フリップフロップF
F、〜F’ F nに設定されたテストデータは、入力
回路を通じて内部ロジック回路ILCへ供給される。こ
れによって、すべての入力端子を使ってテストデータを
入力することなく、内部ロジック回路ILCのテスティ
ングを行なうことができる。
一方、通常使用時には、外部端子DDをロウレベルに固
定してすれば、入力回路INF、〜INPn内の入力制
御トランジスタQ、がカットオフされて、入力信号を受
付は可能な状態にされるので、入力端子IN1〜INn
より入力信号vinを入力すれば、本来の論理動作を行
なわせることができる。
以上説明したように上記実施例では、各入力ビン又は入
力回路に対応して設けられたフリップフロップが直列に
接続されてシフトレジスタが構成されると共に1入力回
路がECL回路で構成される。このECL回路はその定
電流源と入力トランジスタの共通エミッタ端子との間に
第2の参照用トランジスタが接続され、この参照用トラ
ンジスタと並列にエミッタ共通接続された二次入力トラ
ンジスタが設けられる。この二次人力トランジスタのコ
レクタ端子けECL回路の第1参照用トランジスタのコ
レクタ端子に接続され、かつその制御端子には対応する
7リツプフロツグの保持データを供給させるようにされ
る。したがって、第1参照用トランジスタとエミッタ共
通接続され友複数の入力トランジスタのうち一つに制御
信号を入れて、入力信号による電流経路の切り換えを停
止させ、代わりに、第2参照用トランジスタとこれにエ
ミッタ共通接続された二次人力トランジスタとの間で電
流経路の切換え動作を行なわせることができるという作
用により、LSIの全端子にプローブを当てることなく
、一部の端子のみを使ってすべての入力回路から内部回
路へテスト信号を入力して診断を行なえるようKなると
いう効果がある。
第4図に/fi、第1の実施例に係る診断回路を有する
論理LSIに適し念出力回路の一実施例の回路図が示さ
れている。
第4図の実施例の出力回路は、そのコレクタとエミッタ
が共通接続されそれぞれのゲートに論理入力信号DII
及びDI2を受ける並列形態のトランジスタT1及びT
2を含む。これらのトランジスタT1及びT2のペース
に供給される論理入力信号DII及びDI2は、例えば
その一方が出力データ信号であり、その他方が出力制御
信号である。これらのトランジスタT1及びT2には、
そのペースに試験制御信号TSTを受けるトランジスタ
T5が並列形態に設けられる。トランジスタT5のペー
スに供給される試験制御信号TSTは、ゲートアレイ及
びこのゲートアレイを含むディジタル装置の試験・診断
時において、論理ハイレベルとされる。また、この試験
制御信号TNTは、このゲートアレイ内に設けられる他
の出力回路に1共通に供給される。特に制限されないが
、このゲートアレイに所定の試験・診断機能が付加され
ない場合、試験制御信号TNTの代わりに通常の論理入
力信号が供給されることもある。
トランジスタTI、T2及びT5の共通接続されたコレ
クタと回路の接地電位との間には、負荷抵抗R1が設け
られる。特に制限されないが、この負荷抵抗RIH、ボ
リシ゛リコン(多結晶シリコン)層により形成される。
トランジスタTI、T2及びT5の共通接続されたエミ
ッタと回路の接地電位との間には、そのベースに第1の
基・準電位vbb1を受けるトランジスタT3が設けら
れる。
これらのトランジスタT1〜T3.T5は、第1の基準
電位■bb1を論理スレッシホルトレベルとする電流ス
イッチ回路を構成する。
トランジスタT1〜T3及びT5には、定電流源I81
からトランジスタT6を介して、動作電流が供給される
。このトランジスタT6のベースには、第2の基準電位
■bb2が供給される。この定電流源I81とトランジ
スタT3のコレクタとの間には、そのベースに試験デー
タ信号TDを受けるトランジスタT7が設けられる。こ
のトランジスタT7のベースに供給される試験データ信
号TDは、特に制限されないが、このゲートアレイ内に
設けられる他の出力回路に共通に供給される場合もある
。また、このゲートアレイに所定の試験・診断機能が付
加されない場合、試験データ信号TDの代わりに通常の
論理入力信号が入力されることもある。言うまでもなく
、トランジスタT6及びT7のエミッタは共通接続され
、この共通接続されたエミッタと回路の電源電圧Vee
との間には、定電流源I81が設けられる。トランジス
タT6及びT7は、第2の基準電位Vbb2を論理スレ
ッシホルトレベルとする電流スイッチ回路を構成する。
出力用外部端子Dotと回路の接地電位との間には、出
力トランジスタT4が設けられる。このトランジスタT
4のベースには、並列トランジスタTl、T2及びトラ
ンジスタT5の共通接続されたコレクタに結合さする。
出力用外部端子DOIは、特に制限されないが、他の出
力用外部端子と共通接続され、これらの共通接続された
出力用外部端子と電源電圧Veeとの間には、図示され
ない負荷抵抗が設けられる。これにより、これらの出力
用外部端子から出力される出力信号を、ワイヤドオア形
態とすることができる。
さらに1この実施例の出力回路には、その出力信号を、
テスト用シフトレジスタを構成するクリップ70ツブに
転送できるようにするため、上記出力トランジスタT4
と同じ信号がベースに印加されるようにされたトランジ
スタT21とそのエミッタ抵抗R3とからなるエミッタ
フォロワEF1が設けられている。
第4図の出力回路は、次のような動作により、ノア論理
ゲート型の出力回路と(−て機能する。すなわち、試験
・診断時を除く通常の動作モードにおいて、試験制御信
号TNTは第1の基準電位ybb1より低いロウレベル
とされ、また試験データ信号TDは第2の基準電位Vb
b2よりも低いロウレベルとされる。したがって、トラ
ンジスタT5及びT7はカットオフ状態となり、逆にト
ランジスタT6がオン状態となる。また、トランジスタ
T1及びT2とトランジスタT3は、論理入力信号Dl
l及びD12に従ってその状態が遷移される。
つまり、論理入力信号Dll又はD12のいずれかが第
1の基準電位’ybbIようも高いハイレベルであると
、そのベースにハイレベルの論理入力信号を受けるトラ
ンジスタT1又FiT2がオン状態となり、トランジス
タT3けカットオフ状態となる。これKより、トランジ
スタTI、T2及びT5の共通接続されたコレクタの電
位はロウレベルとなり、出力トランジスタT4はカット
オフ状態となる。このため、出力用外部端子D01のレ
ベルは、ワイヤドオアされる他の出力用外部端子の出力
トランジスタがすべて同様にオフ状態とされることを条
件に、論理ロウレベルとなる。
論理入力信号DII及びDI2がともに第1の基準電位
ybb1よりも低いロウレベルであると、トランジスタ
T1及びT2がともにカットオフ状態とセリ、逆にトラ
ンジスタT3がオン状態となる。これにより、トランジ
スタTI、T2及びT5の共通接続されたコレクタの電
位はハイレベルとなり、出力トランジスタT4がオン状
態となる。
このため、出力用外部端子DOIには、トランク ・ス
タT4を介して出力電流が供給され、出力用外部端子D
O1のレベルは、ワイヤドオアされる他の出力用外部端
子の出力トランジスタの状態に関係なく、論理ハイレベ
ルとなる。
これらのことから、第4図の出力回路は、試験制御信号
T S T及び試験データ信号TDがともに論理ロウレ
ベルであることを条件に、その出力用外部端子DOIの
出力信号レベルdo1が、do1=D11−DI2 D11+D12 となるノア論理ゲート型出力回路として機能する。
一方、試験制御信号TSTが第1の基準電位Vbb1よ
りも高い論理ハイレベルとなる場合、トランジスタT5
がオン状態となり、トランジスタT3はカットオフ状態
となる。また、トランジスタT5が継続してオン状態と
なることで、論理入力信号DII及びDI2は、出力回
路の出力信号に論理的な影響を与えないものとなる。こ
のとき、試験データ信号TDが第2の基準電位■bb2
よりも低いロウレベルであると、トランジスタT7がカ
ットオフ状態となり、トランジスタT6がオン状態とな
る。これにより、トランジスタT1゜T2及びT5の共
通接続されたコレクタの電位は論理ロウレベルとなり、
出力トランジスタT4はカットオフ状態となる。このた
め、出力用外部端子DO1のレベルは、ワイヤドオアさ
れる他の出力用外部端子の出力トランジスタがすべて同
様にオフ状態とされることを条件に、論理ロウレベルと
なる。
また、試験制御信号TNTが論理ハイレベルとされ、同
時に試験データ信号TDが第2の基準電位■bb2より
も高いハイレベルであると、トランジスタT7がオン状
態となり、逆にトランジスタT6がカットオフ状態とな
る。これにより、トランジスタTI、T2及びT5の共
通接続されたコレクタの電位はハイレベルとなり、出力
トランジスタT4がオン状態となる。このたぬ、出力用
外部端子DOIには、トランジスタT4を介して出力電
流が供給され、出力用外部端子DOIのレベルは、ワイ
ヤドオアされる他の出力用外部端子の出力トランジスタ
の状態に関係なく、論理ハイレベルとなる。
しかも、実施例の出力回路では、出力用トランジスタT
4とは別個に、スキャン用フリップフロップに同一出力
データを供給するエミッタフォロワEFIが設けられて
いるので、出力用外部端子DOIの負荷接続状態す彦わ
ち接続される負荷の大きさにかかわらず出力データのレ
ベルが正しくスキャン用フリップフロップに取り込まれ
る。
第5図には、この実施例の論理LSIに適した出力回路
のもう一つの実施例の回路図が示されている。この実施
例の出力回路の構成は、基本的に第4図の実施例と同じ
である。以下の記述において、第4図の実施例と重複す
る点については説明を省略する。
第5図において、論理入力信号DII及びDI2は、ト
ランジスタT8及びT9のベースに供給される。また、
試験制御信号TNTは、トランジスタ1112のベース
に供給され、トランジスタT14のベースには、反転試
験データ信号TDが供給される。この実施例の出力回路
では、通常の動作モードにおいて、試験制御信号TNT
及び反転試験データ信号TDがともにロウレベルとされ
る。トランジスタT8.T9及びT12の共通接続され
たコレクタは、直接回路の接地電位に結合される。
そのベースに第1の基準電位ybb1を受けるトランジ
スタTIOのコレクタと回路の接地電位との間には、負
荷抵抗R2が設けられる。トランジスタT13のベース
には、第2の基準電位ybb2が供給される。
トランジスタTIOのコレクタには、トランジスタT1
4のコレクタが結合されるとともに、出力トランジスタ
Tllのベースが結合される。
そして、その出力信号と同−論理レベルをテスト用シフ
トレジスタのフリップ70ツブに供給するたメ、トラン
ジスタT22とエミッタ抵抗R4とからなるエミッタフ
ォロワEF2が設けられている。
第5図の出力回路は、第4図の出力回路と類似した動作
によりオア論理ゲートとして機能する。
すなわち、第4図の出力回路は、試験制御信号TST及
び反転試験データ信号TDがともに論理ロウレベルであ
ることをφ件に、その出力用外部端子DO2の出力信号
レベルd02が、d02=D 13+D 14 となるオア論理ゲート型出力回路として機能する。
一方、試験制御信号TSTが、第1の基準電位ybb1
よりも高いハイレベルとされる場合、第1図の実施例と
は論理的に逆となり、反転試験データ信号TDが第2の
基準電位Vbb2よりも高いハイレベルであるときに、
出力用外部端子D02のレベルが論理ロウレベルとされ
、反転試験データ信号TDが第2の基準電位■bb2よ
りも低いロウレベルであるときに1出力用外部端子DO
2のレベルが論理ハイレベルとされる。
以上のように、この実施例のゲートアレイの出力回路で
は、それぞれのベースに対応する論理入力信号を受ける
並列トランジスタと並列形態に、そのベースに試験制御
信号TSTを受ける第1のトランジスタが設けられる。
これらのトランジスタは、そのベースに第1の基準電位
Vbb1を受ける第2のトランジスタとともに電流スイ
ッチ回路を構成する。また、並列トランジスタ及び第1
のトランジスタと定電流源との間に、そのゲートに第2
の基準電位vbb2を受ける第3のトランジスタが設け
られ、さらに定電流源と第2のトランジスタのコレクタ
との間に、そのベースに試験データ信号を受ける第4の
トランジスタが設けられる。このため、この実施例の出
力回路は、試験制御信号TST及び試験データ信号TD
がともに論理ロウレベルであるときには、通常のノア論
理ゲート又はオア論理ゲート型の出力回路として機能す
るが、試験制御信号TNTを論理ハイレベルとする試験
・診断モードの場合、出力用外部端子のレベルを試験デ
ータ信号TDに従ったレベルに固定することができる。
したがって、このようなゲートアレイ集積回路等の複数
のLSIを一つのボードに搭載する場合でも、多数の試
験用ビンを用いることなく、前段のLSIの出力信号を
固定することができ、後段のLSIに所定の試験データ
を供給することができる。このため、ボード上に構成さ
れるディジタル装置の試験・診断を効率よく行なえる。
第6図には、第1図又は第2図に示す入力回路と第4図
又は第5図に示す出力回路とを用いた診断回路をゲート
アレイに適用[7た場合の一実施例が示されている。
LSIの外部端子たる入出力ピンPI +Pt +・・
・・pnに対応して、それぞれ1組の入力回路INFと
出力回路OTP及びスキャン用フリップフロップFFが
予め設けられており、対応するビンを入力ビンとするか
出力ビンとするかに応じて上記3つの回路の中から所望
の回路を選択して、マスタスライス法による配線形成時
に入力回路INF又は出力回路OTPのいずれか一方の
回路とビンとの間が結線される。また、LSIの入出力
ビンの中には電源ビンとして使用されるビンや空きビン
となるものがあり、そのようなビンには入出力回路が接
続されない。
第6図においてけ、ビンP1 とP4に出力回路OTP
が接続され、ビンP3とP、には入力回路INFが接続
され、またビンP、は空きビンもしくは電源ピンとして
使用された例が示されている。
診断用のシフトレジスタを構成するたぬ入力または出力
にかかわらずスキャン用フリップフロップFF、〜FF
nは互いに直列に接続され、ビンP、、P4に対応する
出力回路OTP、とO’I’P。
の各エミッタフォロワ(第4図参照)の出力端子が、対
応するフリップフロップFF、、FF4のデータ入力端
子Diに接続されている。また、ビンP、、P、に対応
する入力回路lNF3とINF5のスキャンデータ入力
端子Siには、対応するスヤン用フリップ70ツブFF
3.B’F、のデータ出力端子Soが接続されている。
ただし、空きピンとなっているピンP、に対応する7リ
ツプフロツプFFtは入力回路INF、にも出力回路O
TP。
にも接続されていない。しかも、フリップフロップFF
!をジャンプするように7リツプフロツプFF、のデー
タ出力端子SOと7リツプフロツプFF、のデータ入力
端子Siとの間が直接結線されている。
上記フリップフロップFF、〜FFnで構成されたシフ
トレジスタは、外部から供給されるスキャンクロックS
CKによってシフト動作可能にされる。
診断時にはスキャンデータ入力端子SDiからテストデ
ータをシリアルに入れて、スキャンクロック80にで各
7リツプフロツプF Fにシフトされる。各フリップフ
ロップに、所望のテストデータをセットした状態でテス
ト制御信号TSTをハイレベルに設定することによシ、
−括してテストデータを対応する入力回路に入力し、入
力回路を介してそのテストデータを内部ロジックILC
に転送させることができる。なお、この実施例では入力
回路に対応するフリップフロップのみならず出力回路に
対応するフリップフロップも接続して一つのシフトレジ
スタを構成している。そのためテストデータを端子8D
iより入力する際には、出力回路に相当するピッ)Kダ
ミーのデータを入力する必要がある。ダミーデータがセ
ットされたフリップフロップでは、対応する入力回路へ
のテストデータの転送は実行されない。なぜなら転送す
べき入力回路が接続されてい々いからである。
一方、出力回路により出力されるデータを、テスト用シ
フトレジスタを通してスキャンアウトさせる場合には、
外部より各7リツプフロツプFF。
〜FFnに対して共通のデータラッチクロックDCKを
供給する。するとそのとき各出力回路OTP、、OTP
、より出力されているデータが、フリップフロップFF
、、FF、に同時に取り込まれる。次にスキャンクロッ
ク80Kを与えることKよりシフトレジスタにラッチさ
れたデータがシフトされ、スキャンデータ出力端子8D
Oより出力される。これによって、内部ロジック回路の
テスト結果がIC外部に1つのピンから出力できるので
、試検時にプローブピンで接続されるべき端子の数が低
減される。
以上のごとく、ゲートアレイのようなピンの使用法が任
意に変化する論理LSIにおいては、マスタスライス法
によるわずかな配線の変更でテストデータスキャン用の
シフトレジスタを構成することができる。
なお、上記実施例では、入力回路に対応するフリップフ
ロップと出力回路に対応するスリップフロップを区別せ
ずに、1つのテスト用シフトレジスタを構成したが、第
3図の実施例で説明したように、入力回路に対応する7
リツプフロツプは入力回路同士で、また出力回路に対応
するフリップフロップは出力回路同士でそれぞれ別のシ
フトレジスタを構成するようにしてもよい。ただし、第
6図の実施例のように入力回路と出力回路の7リツプフ
ロツプを混在させてシフトレジスタを構成した方が、ス
キャン経路となる配線の長さが短くて済む、という効果
が得られる。
ところで、上述した実施例では、テスト用シフトレジス
タを構成するフリップフロップの構造については何ら説
明しなかったが、具体的にはクロックスキューによるス
キャンデータのレーシングを防止するため、第3図及び
第6図に示されている各々のフリップフロップFF、〜
FFnけマスタスレーブ構成とされている。
さらに、実際のテスト時には、n個の入力回路のうち(
rl−1)個の入力回路へのテストデータけそのitに
した状態で1つの入力回路からパルスを入れたいような
アプリケージ雪ン、あるいは、あるテストパターンを入
力回路を通L7て内部ロジックに入れている間に次のテ
ストパターンをシフトレジスタにスキャンインさせてお
く等種々のアプリケージ璽ンが考えられる。
そこでそのような種々のテストアプリケーションに対応
できるような診断回路を構成するには、上述したマスタ
スレーブ構成のフリップフロップFFiのスレーブフリ
ップフロップと入力回路工NPiとの間にデータラッチ
用の補助フリップフロップを入れておいて、テスト用シ
フトレジスタにスキャンインされたテストデータを一旦
補助7リップフロップにラッチしてから、入力回路にテ
スト制御信号TSTを入れて内部ロジック回路に転送さ
せるようにするのが望ましい。
上記思想を発展させると、入力回路INFとしてラッチ
機能を有するものを使用すれば、わざわざシフトレジス
タと入力回路との間に補助フリップフロップを設ける必
要がないことが分かる。
以下、入力回路としてラッチ機能を有するタイプのもの
を使用【7て診断機能付きのゲートアレイを構成した場
合の実施例について説明する。また、実際のテスティン
グのやシ易さを考えると、すべての入力ビンに対してラ
ッチ機能を持たせておく必要がない、むしろラッチ機能
を持たせない方がテストパターンを少なくすることが゛
できる場合もある。そのようなビンの具体例としては、
例えば内部ロジック回路へタイミング信号(クロック)
を直接入力したいビン、あるいはテスト中プローブを接
触させて、スキャンイン中ずっト同一レベルに保持させ
ておきたいよう々ビンがある。
そこで、以下の実施例では、入力回路として、入力ピン
の信号を直接内部ロジックに供給する通常の入力バッフ
ァと、ラッチ機能を有するがテスト用のスキャン7リツ
プフロツプと接続されない入力回路と、ラッチ機能を有
しかつスキャンフリップフロップと接続される入力回路
の3つの形式のものを用意して、これらを混在して使用
して診断回路を構成し、テスト効率を向上させるように
しである。
第7図には、ラッチ機能付き人力回路を用いた診断回路
の構成例が示されている。
同図において、符号IBFで示されているのは、ラッチ
機能を持たない通常の入力バッファである。
このバッファよりFが接続された入力ピンIN4には、
内部ロジック回路ILCK直接入力したいタイミング信
号が印加される。このようなタイミング信号にはテスト
時に使用するものと、通常動作時忙使用するものとがあ
る。従りて、その場合には別々の入力ピンと入力バッ7
アを設けてやる必要がある。
オた、第7図において、符号iNPで示されているのは
、ラッチ機能は有するがスキャンフリップ70ツブFF
K接続され々い形式の入力回路である。ケートアレイで
ハ、各入出力ビンに対応して予めフリップフロップが用
意されているが、入力回路iNPおよび上記人力バッフ
ァIBFに関しては、用意されているフリップフロップ
(第7図に破線ffで示されている)との間の接続を行
なわないで、内部ロジック回路ILCとの間のみ接続が
行なわれる。
さらに、第7図において、符号INF、、INF。
で示されているのは、ラッチ機能を有しかつ対応するス
キャンクリップ70ツブと接続される入力回路である。
このタイプの入力回路は、2つのデータ入力端子を有し
、一方が入力ピンIN、、IN。
に接続され、他方がスキャンフリップFF、 、 FF
3のスキャンアウト端子SOに接続される。そして、後
に記述するが、外部から供給されるクロックDSCがロ
ウレベルに固定されると、入力回路INF。
とINF、けデータスルーモードとなり、入力ピンIN
、、IN、に印加されている信号をそのまま内部ロジッ
ク回路ILCK供給する入力バッファとして動作する。
クロックDSCがハイレベルにされると、その時点で第
2のデータ入力端子に供給されているフリップフロップ
FF1.FF3のデータを入力回路INF、ないしIN
F、がラッチする。なお、このとき(テスト時)Kは、
入力ビンIN、、IN、を高抵抗でプルダウン(もしく
はプルアップ)するととKより、第1のデータ入力端子
への信号レベルが取り込まれないようにされている。
一方、@7図において、符号OTP、、OTP。
で示されているのは出力回路であり、この出力回路OT
P、、O’l’P、は、2つの出力端子を有し、一方の
出力端子は外部出力ビンDOI、DO2に接続され、他
方の出力端子は対応するスキャンフリップフロップFF
、、FF、のデータ入力端子Diに接続されている。ま
た、出力回路OTP、。
01” P 、は、外部から供給される制御信号DIS
L、DISHにより、強制的に出力信号をロウレベルま
たはハイレベルに固定できるように構成されている。出
力信号をロウレベルまたはハイレベルに固定することに
より出力信号のDCレベル測チャリーク電流測定が容易
となる。
上記入力回路INF、、INF、  や出力回路OTP
、、OTP、に接続されたスキャンフリップフロップF
F、〜FF、は、それぞれのスキャンアウト端子SOが
次段のフリップフロップのスキャンイン端子Siに接続
されることによりシフトレジスタを構成している。捷た
、図示しないが各フリップフロップFF、〜FF4はマ
スタスレーブ構成とされ、2相のスキャンクロック8C
t。
SC2でスキャン動作され、保持データがシフトされて
行く。さらに出力回路に接続されたフリップフロップF
F、とFF、は、外部から供給されるクロックDCKに
よって、対応する出力回路の出力データをラッチするよ
うにされている。
上記実施例の診断回路においては以下のような効果があ
る。
すなわち、ゲートアレイのような論理LSIでは数10
0個の入出力パッドがあり、そのうちテスト専用パッド
は数個である。テスト時には数100個のすべてのパッ
ドにプローブを接触させることは不可能であるが、テス
ト専用パッドのみグローブを接触させてテスティングを
行なう必要はなく、可能な範囲でグローブの数を増やす
ことができる。
そして、プローブの接触可能な入力パッドに関(7ては
スキャンフリップフロップを入力回路に接続しないでプ
ローブより直接テストデータを入れることでシフトレジ
スタからなるスキャン経路を短縮することができる。こ
れによって、スキセンイン、スキャンアウトに要する時
間を短縮することができる。また、シフトレジスタを介
さずに信号を直接内部ロジックに入力できる入力回路を
設けるようにしたので、タイミング信号をテスタから直
接入力することで、テストパターンの規[−縮小するこ
とができる。
甘た、テスタから直接信号を入力するビンについては、
スキャンフリップ70ツブを省略することにより診断回
路の占有面積を減らし、チップサイズを低減することが
できる。
さらに、第7図の実施例の診断回路では、スキャン7リ
ツプフロツプそれ自身の故障および故障位置を容易に検
出できるように以下のような工夫がなされている。
すなわち、この実施例の診断回路は、出力回路が外部か
らの制御信号DISL、DISHにより出力をロウレベ
ルまたはハイレベルに固定する機能を有することを利用
し7ている。入力回路に対応されたスキャンフリップフ
ロップFF、、FF3のデータ入力端子Diは、テスト
データをシフトする本来の機能のみ着目すると、いずれ
の回路にも接続されない空き端子となるべきものである
が、この実施例では、空いているこのデータ入力端子D
1に、出力を強制的に)・インペルに固定させるための
制御信号DISHが印加されている。
従って、データw11vをラッチしたにもかかわらす′
0”データしか出力できないいわゆるロウスタックフリ
ップフロップを検出するには、制御信号DISHをハイ
レベルにして全出力回路の出力をハイレベルに固定させ
る。そして、クロックDCKを入れてスキャンフリップ
フロップ(F F tやF’F、)にその出力データを
取り込ませる。このとき、入力回路に対応するフリップ
70ツブ(FF、やFF、)では、クロックDCKによ
りデータ入力端子Diに印加されている制御信号DI8
Hのハイレベルを取り込むことになる。これによってシ
フトレジスタを構成するすべてのフリップフロップF 
lI’ 1〜)1F4にデータ″1”が増り込まれたこ
とになる。フリップフロップFF、〜FF、中にロウス
タックフリップフロップがあったとすると、その故障し
たフリップフロップの出力だけはロウレベルになるため
、全7リツプフロツプの保持データをスキャンクロック
SCI、SC2でスキャンアウトさせると、故障したフ
リップフロップの位置に対応(7た数のクロックが入っ
た時点からスキャンアウトデータ8Doがノ1イレペル
からロウレベルに変化する。そのため、スキャンアウト
データを監ネ見することでロウスタックフリップ70ツ
ブの存在を検出でき、またそのときのクロックの数を計
数することにより故障フリップフロップの位置を知るこ
とができる。
一方、データ″0″をラッチしたにもかかわらず1”デ
ータしか出力できないいわゆるノ・イスタックフリップ
フロップを検出するには、制御信号DISLをハイレベ
ルにして全出力回路の出力をロウレベルに固定させる。
そして、クロックDCKを入れてスキャンフリップフロ
ップ(FF。
やFF4 )にその出力データを取り込ませる。このと
き、入力回路に対応するフリップフロップ(FF、やF
F、)では、タロツクDCKによりデータ入力端子Di
に印加されている制御信号DISI−1のロウレベルを
取り込むことになる。これによってシフトレジスタを構
成するすべての7リツプフロツプF’F、−FF、にデ
ータ”0“が取り込まれたことになる。しか1、て、フ
リップフロップFF、〜FF4中圧ハイスタックフリッ
プフロップがあったとすると、その故障〔7たフリップ
フロップの出力だけはハイレベルになるため、全7リツ
プ70ツブの保持データをスキャンクロックSCI 、
SC2でスキャンアウトさせると、故障したフリップフ
ロップの位置に対応した数のクロックが入った時点から
スキャンアウトデータSDOがロウレベルからハイレベ
ルに変化する。そのため、スキャンアウトデータを監視
することでハイスタックフリップフロップの存在を検出
でき、またそのときのクロックの数を計数することによ
り故障フリップフロップの位置を知ることができる。
なお、上記実施例では、出力回路の出力を強制的にFi
Ii′1足させる外部制御信号IJIsHを利用1.て
、ロウスタック及びハイスタックのフリップフロップを
検出するようにしている。しか17ながら、スキャンフ
リップフロップとしてセット及びリセット機能を有する
ものを用い、テスト時に全フリップフロップを同時にセ
ラitたはリセット状態に設定してからスキャンクロッ
ク8C1、SC2’1人れてシフトレジスタの全データ
をスキャンアウトさせることで検出することができる。
なお、セット、リセット機能付きのフリップフロップは
後述の第10図に示されているフリップフロップ回路に
おいて、トランジスタQ、3〜Qssの共通エミッタ端
子と定電流源CCIとの間に、各々のベースに参照電位
とセットまたはリセット信号が印加されたエミッタ共通
接続のトランジスタからなる第3のカレントスイッチ回
路を設けることで容易に構成できる。
第8図には、ラッチ機能を有するがスキャンフリップフ
ロップが接続されない入力回路iNPの具体的な回路例
が示されている。
この実施例の入力回路は、入力ビンからのデータ信号D
Inをペース端子釦受けるようにされたトランジスタQ
、1と、スキャンフリップフロップからのスキャンデー
タSDをペース端子に受けるようにされたトランジスタ
Q2sが並列に接続され、これらの並列トランジスタQ
□rQttと、基準電圧VBBIをベース端子に受ける
ようにされたトランジスタQlllとがエミッタ共通接
続されたECL回路を構成している。
上記トランジスタQ□にはトランジスタQtsが、マタ
トランジスタQ、s+にはトランジスタQstがそれぞ
れコレクタ共通接続され、トランジスタQ t 3とQ
、tとはエミッタが共通に接続されている。そして、上
記トランジスタQz+ + Qstの共通エミッタ端子
ト、トランジスタQts l Qxtの共通エミッタ端
子には、同じくエミッタ共通接続されたトランジスタQ
ssとQ34のコレクタが各々接続されている。さらに
、トランジスタQss + Q34の共通エミッタ端子
には定電流源CC1が接続されている。
つまり、2段の電流切換回路が縦積みにされたシリーズ
ゲートが構成されている。そして、2段目の電流切換回
路(Qss 、 Q3. ’)によって、トランジスタ
QtI+ Qtt + Q□のECL回路またはQ23
゜Q32のECL回路のいずれか一方にのみ電流が流さ
れ、電流が流された方の回路が動作され、ラッチとホー
ルドを行なうようになっている。上記電流切換回路(Q
ss 、Q34 )を制御するために、外部から供給さ
れるクロックDSCがトランジスタQ!4のペースに印
加され、他方のトランジスタQsaのペースには参照電
圧VBB3が印加されている。
そして、この実施例では上記ECL入力段のオア側出力
ノードn、の電位d、が、・上ランジスタQ41と定電
流源CC,とからなるエミッタフォロワ回路EF3に供
給される。そして、エミッタフォロワ回路EF3の出力
は、トランジスタQ□とコレクタ共通接続された他方の
トランジスタQtsノヘースに、またトランジスタQt
sとエミッタ共通接続された他方のトランジスタQ0の
ペースには参照電位VBB2が印加されている。
これによって、上記電流切換回路(Q=s = Q−4
)によりトランジスタQ*+ r QttとQ、 31
からなるECL回路の側に電流が流されると、そのとき
トランジスタQ□のペースに入力されている入力データ
信号DinとSDのオア論理出力ORが、トランジスタ
Q、3.のコレクタに接続されたトランジスタQatと
抵抗RIIとからなるエミッタフォロワEF4より出力
される。またトランジスタQ□のコレクタに接続された
トランジスタQ、 43と抵抗R11とからなるエミッ
タ7オロワEF5よりノア論理出力NORが出力される
。一方、上記電流切換回路(Qss 、Qs−)により
トランジスタQtsとQ)からなるECL回路の側に電
流が流されると、ECL回路(Qt= −Q□、Q□)
の出力がエミッタフォロワE)3を介してECL回路(
Qts −Q−)にフィードバックされる。その結果、
ECL回路(Q、、、Q、t、Q、、)にラッチされた
データが保持される。つまシ、トランジスタQ!3+ 
Qs2からなるECL回路と、エミッタフォロワ回路E
F3とによってホールド回路が構成される。
なお、第8図の入力回路において、トランジスタQ、t
Rを省略することにより、ラッチ機能を有しスキャンフ
リップフロップに接続されないタイプの入力回路を構成
できる。また、ラッチ機能を有しない入力回路は、EC
L入力回路とエミッタフォロワとからなる通常のECL
ゲートにより構成できる。
第9図には第7図の診断回路付き論理LSIに好適な出
力回路の具体的な回路の一例が示されている。
この実施例の出力回路は、第4図に示されている出力回
路と類似の構成にされている。異なる点のみ説明すると
、以下のとおりである。
すなわち、先ず第1に第9図の出力回路では、第7図の
回路でテスト制御信号1“STが印加されていり入力ト
ランジスタT5のベース端子に、他の入力トランジスタ
TI、T2と同じく内部ロジック回路の最終段の論理ゲ
ート回路から出力されるデータ信号1)13が入力され
、信号DIl〜D13のNOR論理を出力するようにな
っている。
第2の相違点は、第7図の出力回路において、テストデ
ータT Dが供給されるようにされたトランジスタT7
のペースに、外部からの制御信号DISHが入力される
ようになっている点である。
この制御信号I)ISHがハイレベルにされると、トラ
ンジスタT7がオンされ、代わってトランジスタT6が
オフされることにより、入力信号DIl〜D13のレベ
ルいかんにかかわらずトランジスタTI、T2.T5の
共通コレクタ端子の電位が強制的にハイレベルにされ、
出力DO1がハイレベルに固定される。
第3の相違点はトランジスタTI、T2.T5の共通コ
レクタ端子とトランジスタT6 、T7の共通エミッタ
端子との間に新たにトランジスタT17が接続され、そ
のペースに制御信号DIALが印加されるようになって
いる点である。制御信号DISLがハイレベルにされる
と、上記制御信号DI8Hがロウレベルにされているこ
とを条件に、トランジスタT17がオンされ、代わって
トランジスタT6がオフされることにより、入力信号D
Il〜D13のレベルいかんにかかわらずトランジスタ
TI、’T2.T5の共通コレクタ端子の電位が強制的
にロウレベルにされ、出力DOIがロウレベルに固定さ
れる。
この実施例の出力回路は、通常動作時に制御信号D I
 SH(!:D I SHの入力端子が高抵抗を介して
プルダウンされてロウレベルにされることにより、常時
トランジスタT6に電流が流されてNOR論理動作する
。そして、テスト時において出力信号をハイレベルまた
はロウレベルに固定したい場合に、制御信号D18Hま
たはDISLのいずれか一方がハイレベルにされる。制
御信号DI8HとDISL#i同時にハイレベルにされ
るのが禁止される。
第10図には第9図の診断回路に使用されるマスタスレ
ーブ構成のフリップフロップの回路例が示さねている。
この実施例のフリップフロップは、第8図に示されてい
るシリーズゲート型入力回路と略同様の構成のラッチ回
路が2つカスケードに接続されて構成されている。前段
のラッチ回路がマスタフリップフロップM −F Fで
、後段のラッチ回路がスレーブフリップフロップ8−F
Fである。
各7リツプフロツプと第8図の回路との相違は以下のと
おりである。
すなわち、前段の7リツプフロツプM−FFは、第8図
の回路では2つのECL回路(Q、1.Q3I)と(Q
s、、Q、、”)がカレントスイッチ(Q、、、Q、、
)で電流が切り換えられることにより一方が動作される
ように構成されているのに対し、この実施例のマスタフ
リップフロップM−PI;’i、上記ECL回路(Q□
、Q−1)−(Q−−−Qts)と並列に、第3のEC
L回路(Q□、Q、、)が設けられ、これらのECL回
路がエミッタ共通接続された3個のトランジスタQsa
 + Qs< + Qssからなるカレントスイッチに
より、いずれか一つに電流が流されて動作されるように
なっている。
そして、上記3つのECL回路のうち第1のECL回路
(Q=1− Q−1Q−s  )はトランジスタQ□の
ペースに出力回路からの出力データ信号DOが供給され
、トランジスタQssのペースにクロックDCKが供給
されることにより、クロックDCKに同期して出力デー
タDOをラッチするラッチ回路として動作される。また
、第2のECL回路(Qs= −Q−t −Q−s )
はトランジスタQstのペースにスキャンイン端子Si
がらのスキャンデータSDiが供給され、トランジスタ
QssのペースにスキャンクロックSCIが供給される
ことにより、スキャンクロックSCIに同期してスキャ
ンデータ8Diを取り込むラッチ回路として動作される
。そして、第3のECL回路(Qss + Qs!#Q
34)はホールド回路として動作する。
さらに、この実施例のマスタフリップフロップM −F
 Fは、NOR論理出力信号を出力するエミッタ7オロ
ワEF4がフィードバック用のエミッタフォロワE F
 aを兼用している。負荷となるスレーブフリップフロ
ップがすぐ近くKあるからである。
一方、スレーブフリップフロップ8− F Fの構成は
、第8図の入力回路の構成とさらに類似している。図面
では、マスタフリップフロップM−FFとの混同を避け
るため、対応するトランジスタの符号に′を付して区別
した。主たる相違は、スレーブフリップフロップ8−F
FがOR論理出力用のエミッタフォロワEF5を有して
いないことである。スレーブフリップフロップ5−Fl
Tlは、トランジスタQ34°に参照電圧VBB3を、
またトランジスタQ33′のペースにスキャンクロック
SC2を与えることにより、スキャンクロックSC2に
同期して前段のマスタフリップフロップM−FFの保持
データを取り込んでホールドする。
スキャンクロック8C1と802を互いに逆相の信号と
して1.ハイレベルの期間が重ならないように設定する
ことにより、スキャンイン端子S1から入力されたデー
タがそのま″!!ヌキャンアウト端子SOに伝わるのが
禁止され、いわゆるレーシングが防止される。
次に、第11図には本発明をゲートアレイに適用する場
合に、各入出力ビンに対応して設けられる入力回路と出
力回路およびスキャンフリップフロップの各回路セルの
レイアウトの好適な実施例が示されている。
この実施例は、1つのビンに対応して設けられる1組の
入力回路セルエ、出力回路セルOおよびフリップフロッ
プセルF Fをそれぞれ長方形となし、互いに他の回路
と一辺が接するように配置し、かつ全体として長方形を
なすように[7ている。そ(7て、これらの3つのセル
i 、 o 、 FFかうする基本セルCELLが4個
集まってセルブロックCBを構成し、このセルブロック
CBがチップの外縁に沿って一列に並ぶように配置さね
、ている。
また、各セルブロックCB内の4つの基本セルCELL
ld、各々の7リツプフロツプセルF Fが中心に来る
ように(〜て、左右対称および上下対称となるレイアウ
トをもって配置されている。
さらに、各基本セルCELLごとに、その中心すなわち
入力回路セルIと出力回路セル0と7リツプフロソブセ
ルF Fの3つのセルの一辺が交差−する位tに電極と
してのCCBバンプBNPが設けられている。
なお、破線BND’で示されているのは、必要に応じて
電源ビンが設けられる位置である。
各セル内および各バンプBNPと入力回路セルItたは
出力回路セル0との間、および各7リツプフロツプセル
FFと入力回路セルItたけ出力回路セル0間は多層配
線技術によって互いに接続され、所望の回路が構成させ
る。しかも、各セルは規則性を有しているため、コンピ
ュータによる自動配線設計が容易に行なえる。
上記実施例のレイアウトに従うと、1つのビンに対応し
て設けられる3つの回路のセルが互いに一辺が接するよ
うに配置されているため、回路相互間を結線する配線長
が短くて済む。
また、フリップフロップセルF Fが基本セルCBLL
の中心に来るように配設されているため、セル配列方向
に沿って配設される多数のクロック信号線をセルの中央
部に集中して設けることにより、バンプが2列であるに
もかかわらず、クロック信号線は1組だけ設けてやれば
よく、各信号線からセル内の端子に接続される枝の信号
線の長さも短くて済む。
さらに、入力回路セルエや出力回路セル0が隣接する基
本セル同士で接触するように配置されているため、隣接
する2つのセル内のトランジスタを並列に接続して駆動
力を高めた回路を構成するのが容易となる。
しかも、各バンプが各々の基本セルの中心に位置するよ
うに設けられているため、限られたサイズのチップ内に
多数の入出力ピンを設けるべく、バンプを2列にした場
合にも各バンプ間の短絡が防止される。これとともに、
バンプを入力回路Iまたは出力回路01フリツプフロツ
プFFの中の一つに対(7て選択的に接続する場合にも
配線の長さが短くて済む。
ところで、上記のような診断回路を内蔵【7た論理LS
Iにおいては、その診断回路の動作が必要な期間はテス
ティングのときのみである。しかるに通常動作時にもテ
スト用シフトレジスタに対して給電が行なわれると、L
SI全体の消費電力が必要以上に増大されてしまう。
そこで、上記診断回路を内蔵[7た論理LSIには、第
12図に示すようなパワーダウン回路を設けるのが密着
しい。
第12図に示すパワーダウン回路は、入力回路や出力回
路、スキャンフリップ70ツグおよび内部ロジック回路
を構成する各種論理ゲート回路の定電流源を構成する定
電流源用トランジスタのベース端子に供給される定電圧
VC3のうち、スキャンフリップフロップの定電流源に
供給される定電圧VC3を、テスト時にのみ有効にし、
通常動作時には供給される電圧を下げて、定電流源の電
流が流れないようにして、消費電力の低減を図るもので
ある。そこで、第12図の実施例では、外部から印加さ
れる制御信号PDに基づいて2系統の定電圧を発生する
ように構成されている。
すなわち、第12図において、符号CVGで示されてい
るのは定電流源に供給される定電圧を発生する定電圧発
生回路で、この定電圧発生回路CVGで発生された定電
圧Vcsは、枝のように張りめぐらされた給電線L1で
分岐されてLSIチップ各部の入力回路や出力回路およ
び内部ロジック回路に供給されるとともに、本実施例に
おいて新たに付加したコントロール端子付きのボルテー
ジフォロワVFにも供給されている。そして、このボル
テージ7オロワVFでインピーダンス変換された同一レ
ベルの定電圧VC5’が、給電線L2全通して入出力回
路に対応[2て設けられたスキャンフリップフロップ内
の定電流源に対E7供給される。すなわち、外部コント
ロール端子Piに印加された制御信号PDが、パワーダ
ウンモードを指示するレベルになると、ボルテージ7オ
ロワvF内の電流経路が切り換えられて発生される電圧
VC8’がVFtgに近いレベルにされる。そして、こ
の電圧VC3’が第10図において符号CC1゜CC2
、CC3、CC4、CC5で示されている定電流源のト
ランジスタQ、e+ + Qat + Qas + Q
ssのペース端子に供給されることにより、スキャンフ
リップフロップの定電流源に流される電流が遮断され、
LSIは低消費電力モードとなる。
なお、内部ロジック回路内には、樟数のボルテージ7オ
ロワが散在されており、上記定電圧発生回路CVGで発
生された定電圧VC5は、そのボルテージフォロワを介
して各論理ゲートの定電流源に供給される。
第13図には、各入出力回路に対して設けられたスキャ
ンフリップフロップFFをすべて縦続接続して1つのシ
フトレジスタを構成するのでは々く、2つに分けて2つ
のテスト用シフトレジスタ群を構成(−た実施例が示さ
れている。
すなわち、第13図の実施例では、チップCPの上辺と
左辺に配設されているスキャンフリップフロップF F
同士がFLjI続接続されて第1のシフトレジスタを構
成し、下辺と右辺に配設されているスキャンフリップフ
ロップFF同士が縦続接続されて第2のシフトレジスタ
が構成されている。そして、2つのシフトレジスタに対
応してテストデータのスキャンイン端子SDiとスキャ
ンアウト端子SDoも2組設けられている。ただし、ス
キャンクロックscl 、SC2やデータラッチクロッ
クDCKは2つのシフトレジスタで共通化することがで
きる。つまり、クロックSCI 、SC2およびDCK
の入力端子は1つずつでよい。
上記のようにテスト用、シフトレジスタを分割すること
により、2つのスキャン経路に対して同時にテストデー
タを送り込んだり、出力データを読み出したりできる。
そのため、テストデータのセツティングに要する時間お
よび読出しに要する時間が短縮される。
なお、上記実施例ではテスト用シフトレジスタを2つに
分割しているが、ビン数の許される範囲で1例えばチッ
プ各辺の7リツプフロツプごと等、任意の数のシフトレ
ジスタに分割することができる。
また、上記実施例ではデータの出入口に設けらねる診断
回路についてのみ説明したが、論理LSIが大規模にな
るに従って、複雑かつ膨大なテストパターンが必要とな
る。そこで、内部ロジック回路内の7リツプフロツプを
縦続接続させてテスト用シフトレジスタを構成し、直接
テストデータを内部ロジック回路の奥部に入れたり、内
部ロジック回路奥部の論理ゲートの出力データを読み出
す診断方式がある。このような診断方式と本発明の診断
方式は組み合わせることが可能であり、それによって更
に効率的な診断が行なえる。
以上の説明で主と1.て本発明者によってなされた発明
をその背景となった利用分野であるゲートアレイに適用
した場合について説明(〜たが、それに限定されるもの
ではなく、バイポーラ型論理LSIやMO8型論理LI
S一般さらには、共通のボードに搭載される半導体記憶
装置や各種のティジタル集積回路からなるシステムにも
適用できる。
〔発明の効果〕
論理集積回路の入力回路およびまたは出力回路に対応し
てフリップフロップを設け、これらを縦続接続させてテ
スト用シフトレジスタヲ構成するとともに、各7リツプ
フロツプとそれに対応する入力回路または出力回路との
間でデータの並列転送を可能にした。これによってLS
Iの全端子にプローブを当てることなく、一部の端子の
みを使ってすべての入力回路から内部回路へテスト信号
を入力(−で診断を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用された論理LSIの入力回路−実
施例を示す回路図、 第2図は第1図の回路を論理記号を用いて示す等価ゲー
ト回路、 第3図は第1図の入力回路を用いた本発明に係る修断回
路の第1の実施例を示すブロック図、第4図は本発明が
適用された論理LSIの出力回路の一実施例を示す回路
図、 第5図は同じく出力回路の他の実施例を示す回路図、 第6図は第1図の入力回路および第4図の出力回路を用
いた論理LSIに本発明を適用した場合の診断回路の実
施例を示すブロック図、第7図は本発明に係る診断回路
の第3の実施例を示すブロック図、 第8図はその診断回路を有する論理LSIに適した入力
回路の一例を示す回路図、 第9図はその診断回路を有する論理LSIに適した出力
回路の一例を示す回路図、 第10図はその診断回路を有する論理LSIに適したス
キャンフリップフロップの一例を示す回路図、 第11図は本発明をゲートアレイに適用した場合の入力
回路と出力回路およびフリップフロッグを構成する各セ
ルのレイアウトの一例を示す平面図、 第12図は本発明を適用した論理LSIにおけるパワー
ダウン方式の一例を示す図、 第13図はシフトレジスタの構成例を示すL8エチップ
全体図である。 CC・・・電流源、TNT・・・テスト制御信号、vb
b、。 ■bb!・・・参照電圧、8D・・・スキャン・データ
信号、Vin、、Vin、、Vin、・−・入力信号、
RC,、RC,・・・抵抗、I NP、 〜I NP 
n・・−入力回路、IN、〜INn・・・入力端子、O
TP 、OTP、〜OTP、、、。 出力回路。 U ロー m    lTl− 人出力回浴へ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、入力回路と出力回路に対応して各々データ転送可能
    に接続されたフリップフロップを有し、それらのフリッ
    プフロップは互いに縦続接続されてシフトレジスタを構
    成し、そのシフトレジスタには外部からテストデータを
    入れてシフトしたり、出力回路からシフトレジスタに転
    送されたデータを出力できることを特徴とする論理集積
    回路。
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