JPH01244198A - スクリューポンプ羽根車 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、スクリューポンプ羽根車に関する。

〔従来の技術〕

この種の公知例としては、羽根車形状に関するものはあ
るが、取付構造に関する公知例はない。

従来のスクリューポンプ羽根車取付構造は、ケーシング
内部に組付けた固定ナツトにより羽根車ハブを取付け、
ビンなどにより位置決めを行い、羽根車を取付ボルトで
取付けていた。その縦断面図を第２図に示す０本構造で
は１羽根車１を羽根車ハブ２に取付ける場合、ビン１０
に合わせる必要がある。

なお、この種ポンプとして関連するも例えば特開昭６２
−８５１９５号が挙げられる。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術は、羽根車を羽根車ハブに取付ける場合、
トルク伝達用としてビンなどを用いているため、困難な
合せ作業があり取付作業に問題があった。

本発明の目的は、ビンなどによる困難な合せ作業を行な
わずに、羽根車を羽根車ハブに取付けられる構造を得る
ことにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的は、羽根車と羽根車ハブに円すい摩擦面を設け
、軸に取付けた締付ロックナツトの軸方向移動と取付ボ
ルトの支持により前記羽根車と羽根車ハブの円すい摩擦
面を合致させることにより。

達成される。

（作用） 上記羽根車ハブを、締付ロックナツトでスリーブと共に
移動することにより、取付ボルトで軸に組付けられた羽
根車が、前記羽根車ハブと相対的に反対方向に移動する
。移動中の羽根車と羽根車ハブは、摩擦円すい部で困難
な合せ作業することなしに合致し、取付ボルトは１羽根
車の回り止め溝に入り固定できる。

さらに、締付ロックナツトを締付けると、前記羽根車と
羽根車ハブの円すい摩擦面にトルク伝達可能な摩擦力を
発生させることができる。又、締付ロックナツトは、ケ
ーシング外部にあるため、直接取扱液に浸ることはない
。

（実施例〕 以下、本発明の一実施例を第１図により説明する。

第１図は、スクリューポンプ羽根車取付構造の縦断面図
を示す。スクリューポンプの羽根車１は、ケーシング７
、吸込管６．ケーシングカバー８で作られた流路内に組
付く、前記羽根車１と羽根車ハブ２を、締付ロックナツ
ト４．スリーブ３と軸９にねじ込む取付ボルト５により
固定する前記軸９により構成されている。羽根車１およ
び羽根車ハブ２は、軸９に取付けた締付口ツタナツト４
゜スリーブ３の軸方向移動により取付ボルト５を介し、
摩擦円すい部分を合致した状態で取付くため。

円周上どの位置で取付いても問題がなく、ピンなどを使
った場合に行う困難な合せ作業がなくなる。

又締付ロックナツト４は、ケーシング７の外部に取付く
ので取扱液、に直接浸ることがない。

本実施例によれば、困難な合せ作業がなくなり組立作業
の簡素化および信頼性が向上する。

〔発明の効果〕

本発明によれば、羽根車を羽根車ハブに取付ける際の困
難な合せ作業をなくすことができ、又締付ロックナツト
が取扱液に浸ることがないため、スクリューポンプ羽根
車組立作業のＮ：Ｊｉ化を図れると共に、ポンプの信頼
性が向上する効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例で、スクリューポンプ羽根車
の縦断面図、第２図は従来のスクリューポンプ羽根車の
縦断面図である。 １・・・羽根車、２・・・羽根車ハブ、３・・・スリー
ブ、４・・・締付ロックナツト、５・・・取付ボルト、
６・・・吸込管、７・・・ケーシング、８・・・ケーシ
ングカバー、９・・・軸、１０・・・ビン、１１・・・
固定ナツト、１２川固第　ｌ　　日 ３−・・スリーブ′ １２・・・固Ｌπルト

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、羽根車の羽根車ボス側内周に、円すい状の摩擦面と
   、羽根車吸込側に取付ボルトを通すことができ回り止め
   溝が付いた穴を設けた羽根車と、軸上を締付ロックナッ
   ト、スリーブと共に移動し、外周に前記羽根車の円すい
   状摩擦面に合致する摩擦面を設けた羽根車ボスと、前記
   羽根車と軸をつなぐ取付ボルトより成るスクリューポン
   プにおいて締付ロックナットの回転軸方向移動を、スリ
   ーブを介して行なうことにより、羽根車の取付ができる
   こと、および締付ロックナットが取扱液に直接浸されな
   いようにポンプケーシングの外部に取付けたことを特徴
   とするスクリューポンプ羽根車。