JPH01242670A - スエード調塗料組成物 - Google Patents
スエード調塗料組成物Info
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- JPH01242670A JPH01242670A JP7033688A JP7033688A JPH01242670A JP H01242670 A JPH01242670 A JP H01242670A JP 7033688 A JP7033688 A JP 7033688A JP 7033688 A JP7033688 A JP 7033688A JP H01242670 A JPH01242670 A JP H01242670A
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Landscapes
- Paints Or Removers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明はコーティング材料として、セメント系基材、紙
、木材、合成樹脂、金属、ガラス等の表面を天然皮革の
風合いをした、スェード調塗膜を形成する塗料組成物に
間する。
、木材、合成樹脂、金属、ガラス等の表面を天然皮革の
風合いをした、スェード調塗膜を形成する塗料組成物に
間する。
（従来技術）
従来、物の表面にスェード調塗膜を形成する為に、例え
ば、 （１）弾性を有するポリエステル樹脂、あるいは
ポリウレタン樹脂の微粉末とバインダーとを配合した方
法、 （２）繊維とバインダーとを配合した方法、 （
３）界面活性剤等の添加剤をバインダーに配合した方法
が実施されている。
ば、 （１）弾性を有するポリエステル樹脂、あるいは
ポリウレタン樹脂の微粉末とバインダーとを配合した方
法、 （２）繊維とバインダーとを配合した方法、 （
３）界面活性剤等の添加剤をバインダーに配合した方法
が実施されている。
し々）Ｌ／（１）、 （２）の方法では微粉末の樹脂粒
子や繊維の分散性が悪く、作業工程に手間がかかったり
均一な外観が得れにくい。 （３）では表面のべたつき
感が強く、スェード調の毛羽立った手触りが得れない。
子や繊維の分散性が悪く、作業工程に手間がかかったり
均一な外観が得れにくい。 （３）では表面のべたつき
感が強く、スェード調の毛羽立った手触りが得れない。
又、弾性を有する合成樹脂のバインダーにシリカ、炭酸
マグネシウム等の無機質粉末を添加する方法もあるが、
復元性のある柔らかい手触りが得られなかったり、表面
のべたつき感が強いなどの欠点があった。
マグネシウム等の無機質粉末を添加する方法もあるが、
復元性のある柔らかい手触りが得られなかったり、表面
のべたつき感が強いなどの欠点があった。
（発明が解決しようとする問題点）
本発明は従来の技術では成し得なかつたった、作業性の
容易及び天然皮革にあるヌメリ感のあるスェード調感触
を、容易に付与しうる塗膜を形成する為の塗料組成物を
提供することを目的としている。
容易及び天然皮革にあるヌメリ感のあるスェード調感触
を、容易に付与しうる塗膜を形成する為の塗料組成物を
提供することを目的としている。
（問題点を解決するための手段）
本発明は必須の成分として、合成樹脂の１００重量部と
無機系中空球体の１５〜６５瓜量部なる割合で含んで成
る、スェード調塗膜を形成する塗料組成物を提供する。
無機系中空球体の１５〜６５瓜量部なる割合で含んで成
る、スェード調塗膜を形成する塗料組成物を提供する。
この場合の合成樹脂は従来公知のものがいずれも使用出
来、水分散型のものか、水溶性型のもののいずれか一方
を使用しても、これら両方のものを併用してもよい。ま
たこれ以外の有＊ 溶剤分散型（非水エマルション）の
ものか、有機溶剤型のもののいずれか一方を使用しても
、これらの両方を併用して使用することも出来る。
来、水分散型のものか、水溶性型のもののいずれか一方
を使用しても、これら両方のものを併用してもよい。ま
たこれ以外の有＊ 溶剤分散型（非水エマルション）の
ものか、有機溶剤型のもののいずれか一方を使用しても
、これらの両方を併用して使用することも出来る。
さらにスェード調塗膜を形成する塗′Ｎ絹酸物としての
合成樹脂は、ＪＩＳ Ａ−６０２１に準じたフィルム
の破断伸度が３００％以上、好ましくは４００〜６００
％のつ１メタン樹脂、アクリル樹脂を使用する。破断伸
度が３００％未満の場合は、復元性のある柔らかい手触
りが得られないので好ましくない。
合成樹脂は、ＪＩＳ Ａ−６０２１に準じたフィルム
の破断伸度が３００％以上、好ましくは４００〜６００
％のつ１メタン樹脂、アクリル樹脂を使用する。破断伸
度が３００％未満の場合は、復元性のある柔らかい手触
りが得られないので好ましくない。
他方、前記した無機系中空球体としては、通常数１１ｍ
、 ％ ５００μｍの粒子の間に介在する、微細な中空
球体を持ったマイクロバルーンと呼ばれているもので、
ガラスバルーン、シリカバルーン、シラスバルーン、カ
ーボンバルーン、アルミナバルーン、ジルコニアバルー
ン等である。たとえばｒｑ−ＣＥＬＪ（旭硝子社製品）
または「フィライト」 （日本フィライト社製品）なる
市販品を使用することが出来る。そしてこの無機系中空
球体の使用量が合成樹脂１００重１ｋＭに対して１５〜
６５重量部、好ましくは２５〜３５重ｆＩｋ部となる割
合が適当てあり、１５重量部未満では均一な発泡効果が
なくなり、凰合いを損ねる。６５重量部を超えると結合
材としての合成樹脂が不足し、中空球体が隔壁となって
、部分的に発泡が連続化する為に強靭な膜が出来ず、好
ましくない。
、 ％ ５００μｍの粒子の間に介在する、微細な中空
球体を持ったマイクロバルーンと呼ばれているもので、
ガラスバルーン、シリカバルーン、シラスバルーン、カ
ーボンバルーン、アルミナバルーン、ジルコニアバルー
ン等である。たとえばｒｑ−ＣＥＬＪ（旭硝子社製品）
または「フィライト」 （日本フィライト社製品）なる
市販品を使用することが出来る。そしてこの無機系中空
球体の使用量が合成樹脂１００重１ｋＭに対して１５〜
６５重量部、好ましくは２５〜３５重ｆＩｋ部となる割
合が適当てあり、１５重量部未満では均一な発泡効果が
なくなり、凰合いを損ねる。６５重量部を超えると結合
材としての合成樹脂が不足し、中空球体が隔壁となって
、部分的に発泡が連続化する為に強靭な膜が出来ず、好
ましくない。
さらに無機系中空球体のかさ比重が１．０以下のものを
使用し、１． ０を超えると重量比率で大きくしても、
体積比率では小さくなり、エンボス効果が付与出来なく
なるので好ましくない。
使用し、１． ０を超えると重量比率で大きくしても、
体積比率では小さくなり、エンボス効果が付与出来なく
なるので好ましくない。
このようにして得られた本発明の組成物は、そのまま使
用しても良いし、あるいは必要に応じてさらに顔料、顔
料分散剤、消泡剤等を配合した形で使用しても良い。
用しても良いし、あるいは必要に応じてさらに顔料、顔
料分散剤、消泡剤等を配合した形で使用しても良い。
本発明の組成物を塗布する基材はセメント系基材、紙、
木材、合成樹脂、金属、ガラス等に刷毛、スプレー等の
公知の方法で塗装することが出来る。
木材、合成樹脂、金属、ガラス等に刷毛、スプレー等の
公知の方法で塗装することが出来る。
必要によりブライマーを塗装ても良い。塗膜厚は２０〜
５０ＩＪｍが望ましく、さらにサンドペーパー等で無機
系中空球体を破壊することによって、毛羽だったスェー
ド感がさらに良くなる。
５０ＩＪｍが望ましく、さらにサンドペーパー等で無機
系中空球体を破壊することによって、毛羽だったスェー
ド感がさらに良くなる。
（発明の効果）
本発明の塗料組成物は、物の表面を天然皮革にあるヌメ
リ感を有するスェード調感触を容易に付与すると同時に
、質感の有る塗膜や優れた遮音性、吸熱性、スリップ防
止能力を有する。
リ感を有するスェード調感触を容易に付与すると同時に
、質感の有る塗膜や優れた遮音性、吸熱性、スリップ防
止能力を有する。
（実施例および比較例〉
次に本発明を実施例、および比較例により具体的に説明
するが、記載の部はすべて重量部をあられず。
するが、記載の部はすべて重量部をあられず。
実施例１〜３、比較例１〜５
表１に示されるような配合組成割合で、塗料組成物を調
製し、白色塗料とした。
製し、白色塗料とした。
次に、この白色塗料をスレート板にエアースプレーで、
乾燥膜厚が５０μｍとなるように塗装した後、６０℃で
３０分間強制乾燥し、得られた塗膜の密着性と外観、お
よび触感によりヌメリ感を判定した。
乾燥膜厚が５０μｍとなるように塗装した後、６０℃で
３０分間強制乾燥し、得られた塗膜の密着性と外観、お
よび触感によりヌメリ感を判定した。
塗膜試験結果を表２に示す。
この結果から、本発明の塗料組成物は、天然皮革にある
ヌメリ感のあるスェード調感触を与え、外観は深みのあ
る立体感を示す。
ヌメリ感のあるスェード調感触を与え、外観は深みのあ
る立体感を示す。
特許出願人 水谷ペイント株式会社
試験方法及び評価
密着性：２ｍｍ角のゴバン目試験で評価した。
外 ｎ：塗膜の外観を目視により評価した。
ヌメリ感：塗膜の表面を触感で評価した。
評価基準
◎ 非常に優れる
Ｑ 良好
△ やや不良
Ｘ 不良
特許出願人 水谷ペイント株式会社
Claims (5)
- （１）合成樹脂の１００重量部と無機系中空球体の１５
〜６５重量部とを必須の成分として、上記の割合で含ん
で成る、スエード調塗膜を形成する塗料組成物。 - （２）合成樹脂が水に分散、および／または溶解してい
る特許請求範囲第１項記載のスエード調塗膜を形成する
塗料組成物。 - （３）合成樹脂が有機溶剤に分散、および／または溶解
している特許請求範囲第１項記載のスエード調塗膜を形
成する塗料組成物。 - （４）合成樹脂がフィルムの破断伸度３００％以上のウ
レタン樹脂、アクリル樹脂である特許請求範囲第２又は
第３項記載のスエード調塗膜を形成する塗料組成物。 - （５）無機系中空球体のかさ比重１．０以下で、ある特
許請求範囲第１項記載のスエード調塗膜を形成する塗料
組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7033688A JPH01242670A (ja) | 1988-03-23 | 1988-03-23 | スエード調塗料組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7033688A JPH01242670A (ja) | 1988-03-23 | 1988-03-23 | スエード調塗料組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01242670A true JPH01242670A (ja) | 1989-09-27 |
Family
ID=13428475
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7033688A Pending JPH01242670A (ja) | 1988-03-23 | 1988-03-23 | スエード調塗料組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01242670A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02175978A (ja) * | 1988-12-23 | 1990-07-09 | Takiron Co Ltd | スエード調シート類およびその連続製造方法 |
| JPH04120185A (ja) * | 1990-09-11 | 1992-04-21 | Hitachi Chem Co Ltd | 粘着剤用組成物 |
| WO2002011901A3 (en) * | 2000-08-08 | 2002-03-28 | Atelier America Inc | Coating composition for artistic reproductions |
| US6908954B2 (en) | 2000-08-09 | 2005-06-21 | Brushstrokes Fine Art Inc. | Coating composition for artistic reproductions |
-
1988
- 1988-03-23 JP JP7033688A patent/JPH01242670A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02175978A (ja) * | 1988-12-23 | 1990-07-09 | Takiron Co Ltd | スエード調シート類およびその連続製造方法 |
| JPH04120185A (ja) * | 1990-09-11 | 1992-04-21 | Hitachi Chem Co Ltd | 粘着剤用組成物 |
| WO2002011901A3 (en) * | 2000-08-08 | 2002-03-28 | Atelier America Inc | Coating composition for artistic reproductions |
| US6908954B2 (en) | 2000-08-09 | 2005-06-21 | Brushstrokes Fine Art Inc. | Coating composition for artistic reproductions |
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