JPH01242053A - 内視鏡用鉗子の溶接方法 - Google Patents

内視鏡用鉗子の溶接方法

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JPH01242053A
JPH01242053A JP63070764A JP7076488A JPH01242053A JP H01242053 A JPH01242053 A JP H01242053A JP 63070764 A JP63070764 A JP 63070764A JP 7076488 A JP7076488 A JP 7076488A JP H01242053 A JPH01242053 A JP H01242053A
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JP
Japan
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flexible tube
tip
leading end
tip cover
gap
Prior art date
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Pending
Application number
JP63070764A
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English (en)
Inventor
Masahiko Okuzumi
奥住 方彦
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、内?J!i用鉗子の溶接方法に係り、特に、
その構成部である可撓性管と先端カバーとをレーザー溶
接する方法に関する。
〔従来の技術〕
−Mに内視鏡用鉗子装置は、第6図に示すように、内視
鏡lの操作部2に備える鉗子口3より挿入するとともに
内視鏡1の連結部4.湾曲部5に内蔵される挿通用チャ
ンネル(図示しない)を介して、内視鏡1の先端部6に
備える鉗子用ロアより一対の鉗子カップ8を突出せしめ
つつ使用するものである。
しかして、当該鉗子装置9は、第6図および第7図に示
す通り前記内視vLlの挿通用チャンネルに挿入可能な
可撓性管10の基端部10aに操作部11を設けるとと
もに先端部10bに鉗子へラド12を設け、このヘッド
12に一対の鉗子カップ8を開閉自在に枢着することに
より構成されている。
また、一対の鉗子カップ8は、それぞれの連結部8aに
突設した連結片13を、リンク14を介して、前記可撓
性管10中に挿通した操作ワイヤ15の先端15aに連
結したワイヤ継手金具16に連結することにより、操作
ワイヤ15に連結されている。
さらに、前記操作ワイヤ15の後端(図示しない)は、
前記操作部11の操作杆17に連結されている。
可IQ性管10と先端カバー18とは、第8図にて示す
ごとくレーザー光20を被結合部に照射させて溶着結合
させである。
そこで、いま、操作部11の操作杆17を前後動するこ
とにより、操作ワイヤ15を可撓性管lO中にて進退動
することができるとともに、この操作ワイヤ15の進退
動に伴って、一対の鉗子カップ8をその鉗子ヘッド12
のすり割開ロカバー18との枢着ピン19を支点を開閉
することができるものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
可撓性管10における先端部10bは、第8図にて示す
ごと(その外周面を面落とし加工をして先端カバー18
との嵌合が良好となるように設定しであるのが一般的で
あるが、可撓性管10はワイヤを巻回して構成している
ため剛性に乏しく、そのために、その先端部10bの加
工において厳しい加工精度を要求できない、加工精度と
しては、±0.02程度が限度の現状である。これに対
して先端カバー18の加工においては±0.01の加工
精度が要求できる。現状における各部品の加工時の設計
値に対する誤差許容量は、可撓性管−0,01 10が設計値    先端カバー18が設計値−O,O
S。
+0.02.程度であるために、両部品10.18−〇 を加工後に嵌合させた際には両部品10.18の互の嵌
合部に大きな隙が生じ、最大空隙量は0.07と極めて
大きなものとなる。この空隙は、上述のごと(加工精度
上不可避的に生ずるものである。
従来1.上記不可避的に発生する可撓性管lOと先端カ
バー18との間の空隙のために、可撓性管10と先端カ
バー18とをレーザー溶着する際に先端カバー18が許
容量り角度以上に曲がってしまったり、空隙が場所によ
って異なるために溶は込み深さが不均一となり、この溶
は込み深さの不均一による強度面の信鯨性の欠如等を招
来していた。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みなされたもので
あって、加工時には可撓性管と先端カバーとの互の嵌合
部に大きな空隙が生じても、溶着時には先端カバーが許
容量り角度以内に溶着されるとともに、溶は込み深さの
ばらつきがなくなり強度的に均一化されて強度面の信(
’fl性も得られるようにした内視鏡用鉗子の溶接方法
を提供することを目的とする。
(!!l!題を解決するための手段及び作用〕本発明は
、内視鏡用鉗子装置の可撓性管の先端部を先端カバーの
筒部内に挿入して両者をレーザー溶接する方法において
、前記可撓性管の先端部を加熱するかもしくは前記先端
カバーを冷却し、前記可撓性管の先端部と前記先端カバ
ーの内周面との間の間隙を小さくした状態で可また性管
と先端カバーとをレーザー溶接することにより、先端カ
バーの曲り角度を小さくするとともに、溶は込み深さを
均一化させるものである。      。
〔実施例〕
以下、必要に応じて図面を用いつつ本発明の実施例につ
いて詳細に説明する。なお、以下の説明において、第6
図〜第8図にて示した構成と同様の構成部には同一符号
を付して説明するとともにその構成部の説明を省略する
(第1実施例) 本実施例においては、まず、第1図aにて示すように、
可撓性管10の先端部Jobを先端カバー18内に挿入
するのであるが、その挿入工程について説明する。
本実施例においては、−例として可撓性管10の材質と
して18−8ステンレス鋼を用い、その先端部10bの
外径寸法を2.5mmに設定した。
従って、可撓性管10の先端部10bと嵌合する先端カ
バー18の内径寸法も2.5mmに設定した。
可撓性管10の先端部10b及び先端カバー18の内周
面18aの加工精度をそれぞれ −0,01+0.02 2.5     M、2.5     に設定し、−o
、os     、   。
互の嵌合面部の最大間隙が0.07mmとなるように設
定した。なお、この最大間隙0.07mは、前述のごと
(現在の加工技術下においては不可避的に発生する最小
限の間隙である。又、可撓性管10の先端部10bの長
さを1mmに設定し、溶接後の先端カバー18の許容曲
り角度を2°に設定した。
この場合、即ち、先端部10bの長さを1mとし、先端
カバー18の許容曲り角度を2°以内に設定した際の間
隙の許容最大公差を第2図を用いて算出してみる。但し
、図中のθは許容曲り角度、2aは最大間隙(IIll
)、lは先端部tabの長さをそれぞれ示している0図
に示すように寸法lを先端カバー18側にとって考える
と、 ! となる、従って、最大間隙2aは、2a=ffisln
θとなる。ここで、θ≦21であるから、2a≦0.0
351となり、ff1−1であるところから、2a≦0
.035mとなる。即ち、先端カバー18の許容曲り角
度を2°以内にするためには最大間11jjt2aを0
.035m以内にしなければならないのである。
ところが、上述のように、現在の加工技術下においては
最大間隙2aが不可避的に0.07間生じてしまうので
、単に可撓性管lOの先端部lObを先端カバー18内
に挿入して溶接しただけでは、先端カバー18の曲り角
度を許容曲り角度θ−2′″以内にすることができない
そこで、本実施例においては、次の加熱工程にて0.0
7閣の間隙を0.035mm以内になるように膨張処理
を行った後、可撓性管!0を先端カバー18内に挿入す
るものである。即ち、第1図すにて示すように先端カバ
ー18内に挿入される可撓性管10にレーザー光等の加
熱媒体30を付与して可撓性管lOを加熱し、可撓性管
10を第3図の破線にて示す状態に熱膨張させた後に可
撓性管10を先端カバー18内に挿入する0本実施例に
おいては、加熱前の間隙が0.O’?us、目的とする
間隙が0.035m(許容曲り角度θ−2°の場合)で
あるので、0.07−0.035−0.035−だけ先
端部10bを熱膨張させればよい、1B−8ステンレス
鋼よりなる可ti性管10の線膨脂係敗は17.  I
 X 10−’/’Cであるので、0.035■だけ膨
脂させるためには約820°C常温より加熱すればよい
ことになる。
そして、上記加熱工程にて熱膨張した可撓性管10の先
端部10bを先端カバー18内にロボット等を介して嵌
合挿入する。この嵌合挿入時の可撓性管10の先端部1
0bと先端カバー内周面18aとの間の間隙は最大で0
.035mmとなり、これにより、許容曲り角度θを2
°以内にすることができる。
次に、第4図にて示すごとく、可撓性管10の先端部1
0bと先端カバー18との嵌合部(重ね合わせ部)又は
/及び先端部10bの基部と先端カバ−18端面との当
接部(突き合せ部)にレーザー光を照射して可撓性管1
0と先端カバー18とを溶着結合させる。なお、35.
3[iにて示すのはそれぞれ重ね合せ溶着部、突き合せ
)容着部である。
上記本実施例の方法によれば、加工時に不可避的に生じ
る可撓性管10の先端部10bと先端カバー18との間
の大きな間隙を小さくして溶接加工できるので、先端カ
バー18の曲り角度を許容曲り角度以下に抑えることが
できる。従って、従来技術における問題点、即ち、先端
カバー18の曲り角度が許容曲り角度以上になることか
ら生ずる問題、例えば、■内視鏡の挿通用チャンネルに
鉗子部をスムーズに挿入できない ■鉗子部が内視鏡先
端部の鉗子出口から突出できない等の問題を全て解決で
きる。又、可撓性管10の先端部10bと先端カバー1
8との間の間隙を小さくして溶着するので、溶は込み深
さのばらつきがなくなって均一化する。従って、溶着部
の強度が均一化し、安定した溶着結合が得られ、強度面
の信頼性を著しく向上できる。
(第2実施例) 本実施例は、第1実施例における可撓性管10の先端部
10bと先端部18との間の間隙を小さくする工程を、
先端カバー18側を冷却して半径方向に収縮さ・けるこ
とにより行おうとするものである。即ち、第5図にて示
すごとく、先端カバー18側に冷却媒体(例えば液体窒
素、液体ヘリウム等)40を付与して先端カバー18を
半径方向に収縮せしめることにより、先端カバー内周面
10aと可撓性管10の先端部10bとの間の間隙を小
さくし、溶着時の先端カバー18の曲り角度を許容角度
以内にするものである。その他の工程は第1実施例と同
様であるので、その説明を省略する。
本実施例においても、第1実施例と同様の作用。
効果を奏しうるものであるが、特に本実施例の場合は、
加熱の場合よりも温度変化領域が小さい(常温に対する
温度変化は280°Cl11後)ので、可撓性管10の
先端部10bの長さ等を考慮に入れた際の先端カバー1
8の収縮量が比較的小さくてもよい場合の溶接により適
するものである。
〔発明の効果〕
以上のように本発明においては、可撓性管と先端カバー
との互の嵌合部の間隙を小さくして両者を溶接するので
、先端カバーの曲り角度を所定の許容曲り角度以内にす
ることができるとともに、溶は込み深さを均一化させて
強度上の信幀性を向上できるものである。
【図面の簡単な説明】
第112Ia、bは、本発明に係る方法の第1実施例の
工程説明図、 第2図は、許容曲り角度と被溶接部材における嵌合部の
間隙との関係を示す説明図、 第3図は、可撓性管の膨張した状態を示す正面図、 第4図は、溶着状態を示す断面説明図、第5図は、本発
明に係る方法の第2実施例の要部の工程を示す説明図、 第6図は、−殻内な内視鏡の説明図、 第7図及び第8図は、従来技術の説明図である。 10・・・可撓性管 10b・・・先端部 18・・・先端カバー 30・・・レーザー光 特許出願人  オリンパス光学工業株式会社−第3図 
 第4図 第5図 第6図 第7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 内視鏡用鉗子装置の可撓性管の先端部を先端カバーの筒
    部内に挿入して両者をレーザー溶接する方法において、 前記可撓性管の先端部を加熱するかもしくは前記先端カ
    バーを冷却し、前記可撓性管の先端部と前記先端カバー
    の内周面との間の間隙を小さくした状態で可撓性管と先
    端カバーとをレーザー溶接することを特徴とする内視鏡
    用鉗子の溶接方法。
JP63070764A 1988-03-24 1988-03-24 内視鏡用鉗子の溶接方法 Pending JPH01242053A (ja)

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JP (1) JPH01242053A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6717092B2 (en) * 2000-08-11 2004-04-06 Pentax Corporation Method of manufacturing treatment instrument of endoscope

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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