JPH01241808A - 巻線方法 - Google Patents

巻線方法

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Publication number
JPH01241808A
JPH01241808A JP63070088A JP7008888A JPH01241808A JP H01241808 A JPH01241808 A JP H01241808A JP 63070088 A JP63070088 A JP 63070088A JP 7008888 A JP7008888 A JP 7008888A JP H01241808 A JPH01241808 A JP H01241808A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
shape
wire rod
wire
phase
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63070088A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Suguro
勝呂 隆雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP63070088A priority Critical patent/JPH01241808A/ja
Publication of JPH01241808A publication Critical patent/JPH01241808A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Coil Winding Methods And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は1例えば、コイルコアに導体よりなる線材を巻
回してコイルを形成するときの巻線方法に関する (従来の技術) 従来1例えば第3図に示すように環状のコア1に線材2
を巻きつける方法としては、線材の一端部3を固定し、
他端部4をコア1の環部に周回し、その環部に螺旋状に
巻きつけるようにしている。そして1巻きつける際の線
材2の各ピッチをほぼ等間隔に揃えるとともに、線材2
をコア1の全周に亘って巻きつけた後でその両端部3,
4を切り揃えるなどの作業を行なっていた。
しかし、線材2の他端部4をコア1に環部に周回させる
ためには線材2の端部を持ち替える必要があり、この作
業は自動化か困難で、主に手作業によって行われており
、このため従来の巻線方法は多大な工数を要していた。
また1 このような従来の巻線方法によりコイルを大量
生産する場合にはこれらの作業を自動化することが要求
されるか。
そのためには多くの設備費用を必要とし、さらに2設備
の開発にも多くの時間と費用が費やされることになる。
したがって1巻線作業を自動化することは困難だった。
(発明が解決しようとする課8) 上述のように従来の巻線方法では1作業が複雑なためそ
の実施を主に人手に頼っており、工数が大だった。また
、従来の巻線方法を自動化することは、設備費用や設備
開発の面から、困難だった。
本発明の目的とするところは、工数を低減させて巻線作
業を簡易なものとし1作業を容易に自動化できるように
することにある。
上記目的を達成するために発明は、環状に成形記憶させ
た形状記憶合金よりなるコアをその環部の一部に切断部
を設けた形状に変形させ、また。
記憶形状時の上記コアに巻回した形状を成形記憶させた
形状記憶合金の導体よりなる線材を上記切断部を通過可
能であるとともに上記コアに嵌合可能な形状の枠体に変
形させ、この線材の枠体部分を上記切断部に差込み、枠
体の枠内に上記切断部を位置させた状態で、この線材と
上記コアとを加熱し形状回復させてコイルを成形するよ
うにしたことにある。
こうすることによって本発明は、工数を低減させて巻線
作業を簡易なものとし1作業を容易に自動化できるよう
にしたことにある。
(実施例) 以下1本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図および第2図は本発明の一実施例を示すもので1
両図中11はコア、12は導体からなる線材であり、こ
れらの材質としては形状記憶合金。
例えばTi−Ni合金を用いている。このうち。
コア11は、先ず第3図に示すような円環状に成形され
るが、この工程は形状記憶合金の結晶構造が母相(高温
和)を示す温度で行われ、これによってコア11が成形
記憶される。そして、環状に成形記憶されたコア11は
冷却され、マルテンサイト相転位開始温度M1点に達す
ると、その結晶構造が低温相=双晶マルテンサイト相に
相転移を始める。さらに、コア11の結晶構造は相転移
終了温度M、点まで冷却されることにより、すべて双晶
マルテンサイト相に相転移する。そして、冷却されたコ
ア11は1第1図中に一部省略して示すように、環状部
の一部にコア11の中央部に到達する切断部13を有す
る形状に外力により変形される。この切断部13を設け
る方法としては。
冷却されたコア11の環部の1箇所を径方向に切断して
押し拡げたり圧縮するなとしてもよく、また、この他に
も、予め成形記憶時に環部の1箇所を径方向に切断し切
断面を当接させた形状に成形゛ することなとがある。
一方、上記線材12は、先ずその結晶構造が母相を示す
温度で上記コア11の環部の周囲に螺旋状にあたかも巻
きついたような形状に成形記憶される。そして、この線
材12はコア]1と同様に冷却され相転移した後、第1
図中に示すように矩形の枠体14を有する形状に外力に
より変形される。つまり、上記枠体14は線材12の中
途部を矩形状に折曲し、更に巻回することにより形成さ
れており、その寸法は、少なくとも上記コア11の切断
面の外周を枠内に囲うことかできる程度になっている。
また、この枠体14の厚みはコア11の切断部13の間
隔と同等もしくは小さく形成されている。つまり、枠体
14は上記切断部13から上記コア11に嵌合可能にな
っている。
つぎに、上述のように変形されたコア11と線材12と
は、第1図に示すように、枠体14の枠内にコア11の
切断部13が位置するよう配置される。つまり、コア1
1と線材12の一端12aが固定され1上記枠体14は
コア11の切断部13に差込まれている。そして、この
状態でコア11と線材12は加熱される。このとき、オ
ーステナイト相転移開始温度A1点からさらにオーステ
ナイト相転移終了温度A7点以上に上昇するとコア11
と線材12の結晶゛構造はすべてオーステナイト相に戻
り、コア11と線材12は変形前の形状に回復する。つ
まり、これが形状記憶効果であり、この形状記憶効果に
よってコア11は切断面を当接させる方向に回復して上
記切断部13を塞ぎ、また、線材12はコア11の環部
を螺旋状に覆うように形状回復してコア11に巻きつく
そして、線材12の他端12bを一端12aと揃えるこ
とにより巻線作業が完了し、コイルが形成される。
ここで、コア11と線材12とに使用する形状記憶合金
はA1点が室温程度あるいはそれ以下のものを選び、ま
た、とくに線材12には導体として使用できる程度の電
気抵抗のものを選ぶ。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、コアと線材とを形状記憶
合金で形成し、複雑な巻線作業を形状記憶合金の形状復
元性を利用して行なうものである。
したがって本発明は、工数を低減させて巻線作業を簡易
なものとし、ひいては作業を容易に自動化できるように
なるという効果かある。
【図面の簡単な説明】
第1図は変形状態にあるコアと線材とを示しまた加熱す
るときの配置を示す斜視図、第2図は形状記憶効果によ
り線材かコアに巻ついた状態を示す同しく斜視図、第3
図は一般のコイルを示す正面図である。 11・・・コア、12・・・線材、13・・切断部。 14・・・枠体。 出願人代理人  弁理士 鈴江武彦 −綜

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 環状に成形記憶させた形状記憶合金よりなるコアをその
    環部の一部に切断部を設けた形状に変形させ,また,記
    憶形状時の上記コアに巻回した形状を成形記憶させた形
    状記憶合金の導体よりなる線材を上記切断部を通過可能
    であるとともに上記コアに嵌合可能な形状の枠体に変形
    させ,この線材の枠体部分を上記切断部に差込み,枠体
    内に上記切断部を位置させた状態で,この線材と上記コ
    アとを加熱し形状回復させてコイルを成形することを特
    徴とする巻線方法。
JP63070088A 1988-03-24 1988-03-24 巻線方法 Pending JPH01241808A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63070088A JPH01241808A (ja) 1988-03-24 1988-03-24 巻線方法

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JP63070088A JPH01241808A (ja) 1988-03-24 1988-03-24 巻線方法

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JPH01241808A true JPH01241808A (ja) 1989-09-26

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ID=13421436

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JP (1) JPH01241808A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1299301C (zh) * 1999-01-18 2007-02-07 Sht有限公司 线圈装置及其制造方法
US7665300B2 (en) 2005-03-11 2010-02-23 Massachusetts Institute Of Technology Thin, flexible actuator array to produce complex shapes and force distributions

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CN1299301C (zh) * 1999-01-18 2007-02-07 Sht有限公司 线圈装置及其制造方法
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