JPH01241448A

JPH01241448A - インクジェット式記録装置

Info

Publication number: JPH01241448A
Application number: JP6815588A
Authority: JP
Inventors: Shunsuke Hattori; 俊介服部
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1988-03-24
Filing date: 1988-03-24
Publication date: 1989-09-26

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の目的〕（産業上の利用分野）この発明は、インクジェット式記録装置に係シ、特にフ
ィルム上に塗られたインクをヒートパワーで記録媒体に
向けて噴射させて記録を行なうインクジェット式記録装
置に関する。

（従来の技術）紙類等に印刷記録する記録方式を分類すると。

インパクト方式とノンインパクト方式とに分類される。

ノンインパクト方式を採用した記録装置は。

本質的に、ノンインパクト方式を採用したものに比べて
低騒音で、　／Ｊ％形化を図れる等の利点を備えている
。

ところで、ノンインパクト方式を採用した記録装置は、
さらに幾つかに分類されるが、この中にインクジェット
記録方式を採用した記録装置がある。このインクジェッ
ト式記録装置は、基本的にはノズルからインク粒子を噴
射して記録媒体に衝突させることにより記録媒体上にド
ツトを形成させるようにしたもので、力２−記録が容易
であるという格別な利点を備えている。しかし１反面。

ノズルが目詰まりを起こし易く、記録装置としての安定
性に欠ける問題があった。

そこで、最近では目詰まシを大幅に緩和できるようにし
たインクジェット式記録装置が提案されている。第３図
は、このインクジェット式記録装置の主要部を概略的に
示すものである。このインクジェット式記録装置は１紙
類等の記録媒体ｌの記録面２に近接して図中実線矢印３
で示す方向に走行するようにフィルム４を配置している
。このフィルム４には数１０〔μｍ〕ピッチで直径数１
０〔μｍ〕の小凹部または小孔５が多数設けられている
。そして、前記記録面２と対向する位置には、フィルム
４の上記記録面２と対向している面とは反対側に位置し
ている面に接触して各小孔５にインク６を充填するイン
ク供給機構１例えばインク供給棒７が配置されている。

また、フィルム４０走行方向を基準にしてインク供給棒
７よ）前方位置には。

フィルム４の前記記録面２と対向している面とは反対側
に位置している面に接触する関係にサーマルヘッド８が
配置されている。このサーマルヘッド８のフィルム４へ
の接触面には、フィルム４の幅方向に多数の発熱素子が
所定ピッチで設けられティる。そして、インク供給棒７
とサーマルヘッド８とはフィルム４の走行速度と同じか
遅い速度で１例えばフィルム４の走行方向と同方向に移
動制御される。すなわち、この記録装置は、インク供給
棒７でフィルム４の各小孔５にインク６を充填しておき
、この充填されているインク６にサーマルヘッド８でヒ
ートパワーを与えて気泡化させ。

との気泡化によって形成されたインク粒子９を記録面２
に衝突させるようにしている。サーマルヘッド８のフィ
ルム４との接触面にはフィルム４の幅方向に複数の発熱
素子が装着されているので。

これらのうちの所望の発熱素子を付勢すれば、付勢され
た発熱素子上を通過する小孔５に充填されているインク
６のみがインク粒子９となって記録面２に衝突すること
になる。従って、フィルム４に設けられた小孔５からド
ツトイメージに対応するインクのみを記録に使うことが
できる。この記録装置で使用されるサーマルヘッド８は
、公知の熱転写式記録装置におけるサーマルヘッドと同
じ動作を行い、またフィルム４は同記録装置におけるイ
ンクリボンに対応する。以下、この様な記録方式をサー
マルインクジェット記録方式と呼ぶ。

しかしながら、上記のように構成されたサーマルインク
ジェット式記録装置においては、吐出するインク粒子の
飛行する方向が不安定でアシ、ヘッドと記録紙との距離
を極小間隙に保つ必要がある。しかも、この距離がわず
かでも変動すると。

印字状態が変化してしまう。このため、ヘッドと記録紙
との距離を一定に保つ為に装置の製作精度及び組立て卆
々度を高精度とする必要がちシ、装置の製作が難しく、
コストが高くなるという問題があった。

（発明が解決しようとする課題）上述したように１本発明における記録方式では、ヘッド
と記録紙との距離を極小間隙に保つ必要があるため、装
置の製作精度及び組立て精度を高精度とする必要がちシ
コストが高くなるという問題があった。

そこで１本発明は、簡単な構造でヘッドと記録紙との距
離を極小間隙に保つ機構を有するサーマルインクジェッ
ト式記録装置を実現することを目的とする。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段）本発明においては、サーマルヘッドの近傍にサーマルヘ
ッドと一体で移動する間隙保持部材。

記録紙の近傍に記録紙と一定の距離にあるガイド部材を
配設し、この間隙保持部材とガイド部材が接触すること
によシヘッドと記録紙との距離を極小間隙に保つ機構に
しである。また１間隙保持部材とガイド部材が常にスム
ーズに接触させるため。

サーマルヘッドは記録紙の垂直方向にフローティングす
る構造となっている。

また１間隙保持部材が球軸受、硬球もしくは低摩擦力材
であることを特徴としている。

また、ガイド部材が直線レール状であることを特徴とし
ている。

また、サーマルへラドフローティング機構がサーマルヘ
ッドが固着されているサーマルヘッド取付は部材がヘッ
ド移動用ガイド溝に挿入されており、前記サーマルヘッ
ド取付は部材がバネによって前記記録媒体方向に加圧さ
れている構造であることを特徴としている。

（作用）このように構成されたものにおいては０間隙保持部材と
ガイド部材が直接接触して極小間隙を保つため、記録紙
とガイド部材の位置だけ調整すれば容易に極小間隙を保
つことができる。このため、装置の製作が容易となシ、
低コスト化が計れる。

また、この構造では記録紙と間隙保持部材は接触してい
ないため１間隙保持部材にょシ印字状態が劣化すること
はない。

（実施例）以下１本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。

第１図は１本発明の一実施例に係るサーマルインクジェ
ット式記録装置の概略図である。同図の記録装置は、記
録用のサーマルヘッド８．フィルム２２を収容したフィ
ルムカートリッジ１９からなる記録ヘッドが図中矢印方
向２６に移動しながら記録紙１３に逐次記録していく、
いわゆるシリアル記録方式である。サーマルヘッドの横
に取りつけられている間隙保持部材２３（例えば球軸受
、硬球もしくは低摩擦力材から成る）とガイド部材２１
が直接接触して極小間隙を保っている。この装置の場合
。

間隙保持部材としてはベアリング、ガイド部材としては
板状のレールを各々２個ずつ用いている。

第２図は、記録ヘッド近傍の側面図である。図のように
サーマルヘッドは記録紙の垂直方向にフローティングす
る構造となっている。この場合。

サーマルヘッド取付は部材おがヘッド移動用ガイド溝３
５に挿入されておシ、サーマルヘッド取付は部材がバネ
３６によって記録紙方向く加圧されている。このため、
記録ヘッドが移動していても間隙保持部材とガイド部材
が常に接触して極小間隙を保つことができる。この構造
では記録紙とガイド部材の位置だけ調整するだけで良く
、従来の様に装置全体の組立て精度を高精度とするよシ
は、格段に容易である。

本発明と同様の効果は、ガイド部材がなく間隙保持部材
と記録紙が直接接触している構造でも一応は得られる。

しかし、その場合は間隙保持部材が印字部を擦るため、
記録紙が汚れたシ損傷する恐れがある。これに対し１本
発明ではこの様な心配がない。

〔発明の効果〕

以上のように、サーマルヘッドを記録紙の垂直方向にフ
ローティングする構造とし、このサーマルヘッドの近傍
にサーマルヘッドと一体で移動する間隙保持部材、記録
紙の近傍に記録紙と一定の距離にあるガイド部材を配設
し、この間隙保持部材とガイド部材が接触することによ
シヘッドと記録紙との距離を極小間隙に保つ機構とする
ことによシ、記録紙とガイド部材の位置だけ調整すれば
容易に極小間隙を保つことができる。このため。

装置の製作が容易となシ、低コスト化が計れる。

また、この構造では記録紙と間隙保持部材は接触してい
ないため１間隙保持部材によシ印字状態が劣化すること
はない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係るサーマルインクジェッ
ト式記録装置の概略図、第２図は記録ヘッド近傍の断面
図、第３図は本発明が対象としているインクジェット式
記録装置の基本構成を示す概略図である。１、１３．２９・・・記録媒体、　　２・・・記碌面。３・・・フィルム走行方向、　　　４．２２．３４・・
・フィルム。５・・・小　孔、　　　　　　６・・・イ　ンク。７．２４・・・インク供給１４！、　　　８・・・サー
マルヘッド。９・・・サーマルヘッド、１０・・・紙送シモータ。１１・・・キャリッジ送りモータ、１２．２７・・・グ
ラテン。１４・・・側　面　板、１５・・・キャリッジガイド。１６・・・キャリッジ送シシャフト、１７・・・、基　
板。ｌ８・・・記録ヘッド。１９・・・フィルムカートリッジ。加・・・フィルム送シモータ。２１、３０・・・ガイド部材。幻、３１・・・間隙保持部材。２５・・・フィルムンヤフト。２６・・・キャリッジ移動方向。２８・・・記録媒体移動方向。３２・・・シャフト。お・・・ヘッド取付は部材。３５・・・ヘッド移動用ガイド溝。３６・・・バ　ネ。代理人　弁、埋土　　則　近　憲　佑同　　　松山光速＼　　　　　　　　　　　　　＼第２国第　ｊ旧

Claims

【特許請求の範囲】

多数の小孔または多数の小凹部を有し、記録媒体に近接
して走行するように設けられたフィルムと、このフィル
ムの前記小孔または小凹部にインクを供給するインク供
給機構と、前記フィルムの前記インクの供給されている
部分にヒートパワーを与え上記フィルム上のインクを前
記記録媒体に向けて噴射させるサーマルヘッドとを備え
たインクジェット式記録装置において、前記サーマルヘ
ッドを前記記録媒体の垂直方向にフローティングする構
造とし、前記サーマルヘッドの近傍に前記サーマルヘッ
ドと一体で移動する間隙保持部材及び、前記記録媒体の
近傍に前記記録媒体と一定の距離にあるガイド部材を配
設し、前記間隙保持部材と前記ガイド部材が接触するこ
とにより前記サーマルヘッドと前記記録媒体との距離を
極小間隙に保つ機構を有することを特徴とするインクジ
ェット式記録装置。