JPH0124091Y2 - - Google Patents

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JPH0124091Y2
JPH0124091Y2 JP1986019915U JP1991586U JPH0124091Y2 JP H0124091 Y2 JPH0124091 Y2 JP H0124091Y2 JP 1986019915 U JP1986019915 U JP 1986019915U JP 1991586 U JP1991586 U JP 1991586U JP H0124091 Y2 JPH0124091 Y2 JP H0124091Y2
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JP
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parallel
round wires
round
twisted
bone
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JP1986019915U
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JPS62132111U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はストラツプレス等に利用するブラジヤ
ー等のバスト補正ボーンに関するものである。
(従来の技術) 従来のバスト補正ボーン1は、第7図のような
左右独立タイプ、第8図のような左右一体タイ
プ、第9図のようなプランジングタイプが知られ
ており、また線は1本の丸線又は平線条の断面構
造のものが実用されている。しかしながら前記従
来のワイヤーボーンは1本の鋼製であつて肌触り
が硬く、かつ、湾曲、捩れ等の形状に形成された
ものをブラジヤー等の所定位置に取付けていた。
(考案が解決しようとする問題点) ワイヤーボーンは身体面に対し垂直方向には柔
らかく、湾曲状態の左右方向には剛性を持たせる
のが普通であるが、従来のワイヤーボーンは1本
もので形成されていたため、左右方向の剛性を大
きくしようとすると、身体面に対する垂直方向の
剛性も大きくなつて好ましくなかつた。
本考案は、従来の垂直方向に硬い状態のワイヤ
ーボーンとは異なり、2本の丸線を引揃えること
により、前記従来の問題点を解決し得るバスト補
正ボーンを提供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) このため本考案は、バスト補正ボーンを丸線2
本を全長にわたりほぼ等間隔の並列状に引揃えて
ほぼU字状に形成し、該ボーンは全長にわたり2
本の丸線が何れも身体の何れの面に対しても平行
するよう、外側端部は正面から見て2本の丸線が
左右に並列、中央下方部はほぼ上下に並列、内側
端部はほぼ斜前後に並列するように捩られて配設
されているもので、これを問題点解決のための手
段とするものである。
(作用) 外側部は2本の丸線が左右に並列、下方部はほ
ぼ上下に並列、内側部はほぼ斜前後に並列するよ
うに捩られていて、2本の丸線が何れも身体の何
れの面に対しても平行するように配設されている
ので、ボーンは前後方向には柔らかく、左右方向
には大きな剛性を持つたものとなる。
(実施例) 以下本考案を図面の実施例について説明する
と、第1図〜第6図は本考案の実施例を示し、第
1図は第1実施例の正面図、第2図は同側面図で
ある。さて第1図において2,2はステンレス、
形状記憶合金製等の丸線で、2本並列状に引揃え
てほぼU字状のバスト補正ボーン4を構成してい
る。この2本の丸線2,2はU字状の全長にわた
りほぼ等間隔の並列状に引揃えて形成されてお
り、該ボーンは全長にわたり2本の丸線2,2が
何れも身体の何れの面に対しても平行するよう、
外側端部5はa−a断面の如く正面からみて2本
の丸線が左右に並列、中央下方部はb−b断面の
如くほぼ上下に並列、内側端部6はc−c断面の
如くほぼ斜前後に並列するように捩られて配設さ
れている。
ここで先ず2本の丸線を形状記憶合金にした場
合について説明する。形状記憶合金は、塑性変形
させた合金をある変態温度以上にすると、変形以
前の形状に戻る性質を持つ合金であり、この性質
はマルテンサイト変態に付随して起こる効果と考
えられ、Ti−Ni,Cu−Zn,In−Tiなどの合金に
この効果が見出されている。
この形状記憶合金よりなるバスト補正ボーン4
は、平面状のほぼU字状に塑性変形されている
が、該ボーン4の両端5,6は、人体に着用した
時の温度が所定温度以上では、前記塑性変形以前
の形状である矢印A,Bの如く内側に移動する方
向に戻り、かつ2本の丸線の何れの部分も、ブラ
ジヤー等の生地を介して夫々対応する人体面に接
する状態の形状に戻るよう変形する。
次に2本の丸線2,2の配列を第1図について
説明すると、第1図の外側の端部5では、丸線2
の配列はa−a断面のイの如く正面から見て左右
に並設されており、内側端部6では、丸線2はc
−c断面のロの如くほぼ斜前後に配列され、中央
下部はb−b断面のハの如くほぼ上下に配列され
るように内側端部6部分が捩られた状態となる。
また第2図の側面図でも、夫々第1図と対応する
部分は同一符号で示すような配列となつている。
さてこの場合、断面a−a,c−cの矢印A,
B方向への人手による変形には大きな力が必要と
し、断面b−b部の紙面と直角方向(着用した身
体面に対し垂直方向)への変形は小さな力ででき
るようにして、ソフト性を持たせてある。
次に第3図〜第6図は丸線2,2の引揃え状態
を示し、第3図は裸のままの丸線2,2をほぼ等
間隔に並列状に引揃えたもので、両端にはキヤツ
プ7,7を被せる。そのd−d断面はニで示す。
これを合成樹脂3で被覆したのが第1図及び第2
図である。第4図は裸線の丸線2,2がほぼ等間
隔の並列状態に形成されると共に、両端8を接続
してエンドレス状にした場合である。この場合に
も端部にキヤツプを被せ、全体を合成樹脂で被覆
してもよい。またe−e断面はホで示す。第5図
及び第6図は丸線2,2がほぼ等間隔で並設され
ているが、合成樹脂9,9及び10で夫々被覆し
た場合であり、f−f断面をヘに、g−g断面を
トに示す。これらの場合にも両端にキヤツプを取
付けるのがよい。
(考案の効果) 以上の如く本考案は構成されており、2本の丸
線の引揃えにより左右方向には大きな剛性を有す
るも、これとほぼ直交する方向の身体面に対する
垂直方向には小さな力で変形してソフトな感じを
持ち、ワイヤーボーンとしての理想的な機能を備
え、かつ使用心地がよい。また丸線が形状記憶合
金の場合には、丸線が変形してよく身体にフイツ
トし、しかも2本の丸線が両端部は内側に移動す
るように変形するので、ブラジヤー等の左右上縁
を前方内側に引張つてずり下りを防止できる。ま
た洗濯等で少々変形しても、着用すれば元の変形
以前の形状に戻るため少しも障害にはならない。
更に着用部分の温度以下ではU字状で平面になる
ので、この温度に保つてブラジヤー等に取付けれ
ばよいので縫製が楽にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示すバスト補正ボー
ンの着用状態の場合の正面図、第2図は同側面
図、第3図、第4図、第5図及び第6図は2本の
丸線の配列形状例を示す説明図、第7図、第8図
及び第9図は従来のワイヤーボーンの形状例の説
明図である。 図の主要部分の説明、2……丸線、4……バス
ト補正ボーン、5,6……両端部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バスト補正ボーンを丸線2本を全長にわたりほ
    ぼ等間隔の並列状に引揃えてほぼU字状に形成
    し、該ボーンは全長にわたり2本の丸線が何れも
    身体の何れの面に対しても平行するよう、外側端
    部は正面から見て2本の丸線が左右に並列、中央
    下方部はほぼ上下に並列、内側端部はほぼ斜前後
    に並列するように捩られて配設されていることを
    特徴とするブラジヤー等のバスト補正ボーン。
JP1986019915U 1986-02-14 1986-02-14 Expired JPH0124091Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986019915U JPH0124091Y2 (ja) 1986-02-14 1986-02-14

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JP1986019915U JPH0124091Y2 (ja) 1986-02-14 1986-02-14

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Publication Number Publication Date
JPS62132111U JPS62132111U (ja) 1987-08-20
JPH0124091Y2 true JPH0124091Y2 (ja) 1989-07-21

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ID=30814940

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JP1986019915U Expired JPH0124091Y2 (ja) 1986-02-14 1986-02-14

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54146146A (en) * 1978-05-04 1979-11-15 Delet Victoria Brassiere reinforcing wire structure and making method thereof

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6089205U (ja) * 1983-11-28 1985-06-19 株式会社ワコール フアンデ−シヨン用のワイヤ−またはボ−ン

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54146146A (en) * 1978-05-04 1979-11-15 Delet Victoria Brassiere reinforcing wire structure and making method thereof

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Publication number Publication date
JPS62132111U (ja) 1987-08-20

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