JPH01240182A - 新規なB型肝炎ウイルス表面抗原産生株MS128、及び該細胞株によるpre S2蛋白質を含有するB型肝炎ウイルス表面抗原を生産する方法 - Google Patents

新規なB型肝炎ウイルス表面抗原産生株MS128、及び該細胞株によるpre S2蛋白質を含有するB型肝炎ウイルス表面抗原を生産する方法

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JPH01240182A
JPH01240182A JP63065070A JP6507088A JPH01240182A JP H01240182 A JPH01240182 A JP H01240182A JP 63065070 A JP63065070 A JP 63065070A JP 6507088 A JP6507088 A JP 6507088A JP H01240182 A JPH01240182 A JP H01240182A
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JP
Japan
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hepatitis
surface antigen
cell line
protein
strain
Prior art date
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JP63065070A
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English (en)
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Tetsuo Yoneyama
米山 徹夫
Tatsuo Miyamura
達男 宮村
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KOKURITSU YOBOU EISEI KENKYUSHO
National Institutes of Health NIH
Original Assignee
KOKURITSU YOBOU EISEI KENKYUSHO
National Institutes of Health NIH
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Publication date
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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はB型肝炎の予防に有効なpre S2蛋白質を
含有するB型肝炎ウィルス表面抗原(以下、HBsAg
という)を著量(従来知られているHBsAg自発産生
株であるアレキサンダー細胞の10倍以上の産生量を持
つ)産生ずる新規な細胞株、および該細胞株を用いてp
re 52蛋白質を含有するH B−s A gを生産
する方法に関するものである。
更に詳しくはB型肝炎ウィルス(以下、HBVという’
) DNAの一部を培養細胞にトランスフェクトして形
質転換することによりHBsAgを産生ずる形質転換体
を得、更に該形質転換体をクローニングすることにより
得られた新規な細胞株MS128、および該細胞株を用
いてpre S2蛋白質を含有する)IBsAgを生産
する方法に関するものである。
本発明の細胞株および該細胞株を用いてpre 52蛋
白質を含有するHBsAgを生産する方法は、H8ワク
チン製造の原料となるpre 52蛋白質を含む)lB
sAgを得る上で産業上有用なものである。
(従来の技術) 1(8vはウィルス性肝炎の一つであるB型肝炎の病原
ウィルスであり、)IBMの感染により引き起こされる
疾病に急性肝炎(一部は劇症肝炎となる)、慢性肝炎(
肝硬変に移行することが多い)等がある。
また、最近では)IBVの持続感染と肝細胞癌の発症と
の間に密接な関連があることを示唆する知見が得られて
いる。そしてHBVの無症状の感染者(以下、単にキャ
リアという)は日本を含むアジア諸国に特に多く、未感
染者や新生児をこれらの感染者からの感染を防御する上
で、Heワクチンの大量かつ安価な生産が求められてい
る。
HeワクチンはHBVの構造の一部であるHBsAgを
原料として製造されるが、HBVはヒトの他にはチンパ
ンジーにしか感染せず、また培養細胞については他の動
物の培養細胞は勿論、ヒト及びチンパンジーの培養細胞
中でも増殖しない。そのためにHBsAgの量産は困難
なものと考えられてきた。
現在HBsAgを得るのには、下記の2つの方法が用い
られている。
A)キャリアの血液を原料としてこれからHBsAgを
精製する。
8)大腸菌、酵母あるいは動物細胞を親細胞株として遺
伝子組換えによりHBsAgを産生する形質転換体を創
製し、該形質転換体を用いて生産する。
これらのうちA)の方法はHeワクチンの生産の試みの
最初から行なわれている方法であり、既に商品が市場に
出回っている。
一方B)は遺伝子工学の昨今の急速な発展によって確立
された技術を基礎にした方法であり、すでにかなりの研
究がなされ、特許出願も数多い(例えばCharnay
、 P、 et al、、 Nature、 ■、 8
93−895(1980)、旧yanohara、 A
、 et al、、 Proc、 Natl、 Aca
d、 Sci、 USA、 dO,1−5(1983)
、特開昭60−89431、特開昭59−80615、
特開昭59−31799)。
(発明が解決しようとする問題点) 上記の方法A)は原料がキャリアの血液であることに重
大な原料供給上の限定条件があって、膨大な需要を満た
すことは事実上不可能であるといってよい、しかも原料
血液に存在するHBVは感染性があるので、製造工程に
於ける作業者への感染の危険性があり、また最終的なワ
クチン製品への混入の可能性も否定できない。
方法B)は、方法A〉の如き原料供給上の制限や感染性
のHBV混入の危険性がないものであるために、大腸菌
、酵母或は鴫乳動物細胞株などを宿主として用いた非常
に数多くの研究がなされてきている。
しかしながら殆どの宿主に於いては)18sAgの発現
は決して能率の良いものではない。特に宿主が大腸菌の
場合は他の蛋白質を発現させた場合と同様にHBsAg
は菌体内で破壊され易く、又大腸菌の生育が阻害される
という欠点がある(Miyanohara、 A。
et al、、 Proc、 Natl、 Acad、
 Sci、 USA、 80.1−5(1983))、
  又宿主が哺乳動物細胞の場合、トランスフェクトさ
れたMlえプラスミドが継代されてゆくうちに失われ易
く、形質転換体自体が株として不安定であるものが多い
(問題点を解決するための手段及び発明の効果)本発明
者らは以上のような問題点を解決すべく研究を重ねてき
たが、ウシパピローマウィルス由来の発現ベクターにH
BV(7) ONA (以下、)IBV−(ISAトl
、Nう)の一部を組み込み、これをR−mマウス由来の
培!IIA胞C127(ATCCCRL1616)にト
ランスフェクトしたところ、得られた形質転換細胞株の
中にpre S2を含むHBsAgを産生ずるものを得
た。そして該細胞株は染色体DNAに)18V−DNA
が組み込まれた安定な細胞株であることが判明した。本
発明者らはこの細胞株を8)1521と命名して、先に
第34回日本ウィルス学会総会演説抄録、p、144(
1986年)にて発表した。
本発明者らはこの細胞株BHS21を更に限界希釈法で
培養してHBsAg産生量を目安にしてクローニングし
たところ、単位細胞数当たりで親株のBH321や、公
知の自発性HBsAg産生株(肝癌細胞由来のアレキサ
ンダー株など)よりも遥かに大量のHBsAgを産生ず
る株を得ることに成功した。これが本願発明の細胞株M
S128であり、該細胞株を常法により培養し、培養上
清液からpre S2蛋白質を含有するB型肝炎ウィル
ス表面抗原を抽出・精製する方法が本願発明の方法であ
る。
なお本細胞株MS 128は微生物工業技術研究所に寄
託番号FERM P−9773として寄託されている。
pre 52蛋白質は)IBVの表面抗原蛋白質をコー
ドしているS遺伝子の上流に存在するpre S2領域
がコードする55個のアミノ酸からなるペブタイド部位
であり、)IBV粒子上のpoly−H5A(glut
araldehyde−polymerized hu
man serum albua+in)受容体を含む
ことが知られている。またpre S2領域のペプチド
をチンパンジーに接種することにより、HBVの感染を
予防できることも知られている。更にマウスを用いた動
物実験においては、pre S2を含むHBsAgを接
種することにより、pre S2を含まないHBsAg
を接種した場合と比較して低濃度で抗体産生量も多く、
しかも低応答性のマウスにも有効に抗体産生をもたらす
ことが明らかにされている(Milich、 D、 R
、et al、 5cience ηL1195−11
99(1985))−このように、pre S2を含む
HBsAgの製造はワクチンの有効性をより高めるため
に有効であると考えられる。
また、)IBVのnucleocapsidであるコア
粒子の構成蛋白質をコードしているC遺伝子が除去され
たDNA断片はpre Sl、  pre 52および
HBsAgをコードする部位は含まれるがコア抗原をコ
ードする部位を含む部位は含まれず、従って該DNA断
片を導入された細胞は感染性のあるHBVを産生ずるこ
とは有り得ない、そのため、製造工程および最終製品に
於いて安全であり、安全性の試験のために製品をチンパ
ンジーに投与する動物実験を行う必要もないのである。
次に本願発明細胞株の創製方法の概略を記す。
1、  M株BH321(7)創製 上に記したように本願細胞株は本願発明者らにより先に
創製されたBH321を親株とするものであり、その創
製方法は公知である(第34回日本ウィルス学会講演要
旨集、p、144(1986年))が、以下にその方法
の概略を記載する。
(1)HBV−DNAの取得 調製方法は公知であり、例えばFujiyama、 A
et al、、 Nucleic Ac1ds Re5
earch、 11.4601−4610(1983)
に記載された方法に従えばよい。以下にその概要を記す
キャリアの血液中に含まれるHBVから感染性のウィル
ス粒子を常法により分離し、NP−40(Schel1
社$1)で)IBV粒子の外被(envelope)を
除去し、内在性DNAポリメラーゼと4種(アデニン、
シトシン、グアニン、チミンに対応する)のデオキシヌ
クレトチドートリフォスフエートを用いてウィルスDN
Aを完全な環状2本鎖に修復した後、HBV−DNAの
中に1箇所の切断部位を持つ制限酵素Xho Iで切断
して線状とする。これを大&il系のファージベクター
に挿入し、大腸菌菌体内で増殖させてHBV−DNAの
全ゲノムを含むクローンを得る。
こうして得られたIBV−ONAの全長ゲノム(約3,
200bp)をプラスミドベクターに挿入し直す、常法
により宿主大腸菌からHBV−DNAを含むプラスミド
ベクターを抽出精製し、制限酵素BanHIでHBV−
DNAを切り出す、2分子の線状HBV−DNAtth
ead to tailに連結したdimerDNA分
子を作り、このdimer DNA分子を制限酵素Bg
lIIにて処理し、nucleocapsidであるコ
ア粒子の構成蛋白質をコードしているC遺伝子が除去さ
れた約2,800bpのDNA断片とする。先にも記し
たように、このC遺伝子が欠損したDNA断片にはpr
e St、  pre 52およびHBsAgをコード
する部位は一含まれるがコア抗原をコードする部位は含
まれず、従って該DNA断片を導入された細胞は感染性
のあるHBVを産生ずることは有り得ないために、製造
工程および最終製品に於ける安全性が確保されるのであ
る。
(2)発現ベクター 発現ベクターとして、Law、 M、F、 et al
、、 Mo1ecular and Ce1luar 
Biology、 l、 2110−2115(198
3)記載のプラスミドpdBPV−MMTneoを使用
する。
なおpdBPV−MMTneoは大HMのプラスミドp
ML2に、ウシパピローマウィルス全ゲノム、抗生物質
ネオマイシン耐性遺伝子、5V−40由来のスプライシ
ング及びポリA付加シグナル、マウス・メタロチオネイ
ンプロモーターを組み込んだものである。
(3)Mi換えプラスミドの構築 (2)のpd8PV−MMTneoをBamHIで切断
し、該切断箇所に(1)のDNA断片を挿入する。
(4)宿主細胞 使用されるのはR−mマウス由来の細胞株C127でア
ル、なお、この細胞株はATCC(American 
TypeCulture Co11ection)にC
RL1616として保存されており、誰でも自由に人手
可能である。
(5)宿主細胞の形質転換 (3)で得られた組換えプラスミドを(4)の宿主細胞
に燐酸カルシウム法(Graham、 F、L、、 e
t al、 J、 Virol、 52.456−46
7(1973))でトランスフェクトし、ネオマイシン
(1mg/ml)耐性の形質転)負された細胞株を選択
する0選択された細胞株の内で大量にHBsAgを産生
し、かつ安定してHBsAgを士音養液中に放出する細
胞株B)ls21を樹立する。
■0本願発明の細胞株のクローニング ■、に記載された方法により得られた細胞株BH321
を親株として、限界希釈法で1個の細胞にまで希釈し、
その状態で培養してIIの細胞由来の細胞クローンを得
る。そして再度HBsAg産生量を目安にして最も良好
な株を選択し、MS128を得る。
次に本願発明を実施例により、具体的に説明する。
(実施例) 実施例1(細胞株の取得) (1)37℃、水蒸気飽和、5 XCO2を含む空気中
、面積25cw+2の培養フラスコ(コーニング社製)
内に10%ウシ胎児血清(ベル・フリーズ社製;以下、
Fe2という)を含むDME (Dulbecco’s
 Modified Eagle’s旧nimun+ 
Es5ential Medium;  日永製薬$り
5mlの培養液を加えてBH321を静置培養し、はぼ
−層の細胞層をフラスコ底面に形成させた。培養液を除
き、CaおよびMgを含まないHanksの平衡塩類溶
液で細胞層を3回洗浄してから0.05χトリプシン(
ギブコ社!りを約11加え、37℃で5分間保持し、そ
の後室温に冷却して同量の培養液を加えることによりト
リプシンの作用を止めた。
(2)ピペットで軽く吸引と噴出を行なって、集塊を形
成している細胞を培養液中に分散させることにより細胞
浮遊液を作った。この細胞浮遊液の1滴を取って血球計
数板で細胞数を求め、培養液で希釈して20細胞/1の
細胞濃度にした。
(3)96大の平底マイクロプレート(ヌンク社!りの
各ウェルにIOXのFe2を含む口MEを0.1sl加
え、更に(2)で作った細胞浮遊溶液を0.11づつ加
えて、37℃、水蒸気飽和、5 $CChを含む空気中
で培養した。
(4)  44日後、単一の細胞から形成されたコロニ
ーを150個得九0これらのコロニーの培養上清のHB
sAgを発明者らの自家製のモルモット抗)IBsAg
抗体を使フたELISA法で定量し、HBsAgの産生
量の最も多いクローンを選び、本願発明の細胞株MS1
28を得た。
本細胞株は継代を重ねるに従い、ウシパピローマウィル
スDNAベクターによる形質転換体に特徴的な紡錘状の
形態を呈するようになった。第3因に本細胞株の顕微鏡
写真を示す、なお、本細胞株は40代の継代を重ねても
HBsAgの産生能は安定であった。
実施例2 (pre S2蛋白質およびHBsAHの生
産)実施例1で得られた細胞株MS128を37℃、水
蒸気飽和、5 XCO2を含む空気中、面積75CI1
2の培養フラスコに5 XFC5を含むDME 20m
1の培養液で培養したところ、約2 X 10’まで増
殖し、培養液中に放出されるHBsAgの産生量は1〜
4μg/all/da7であった。
この産生量を本細胞株の親株であるBH321およびア
レキサンダー細胞として知られる)lBsAg自発産生
細胞株PLC/PRF15と比較したのが表1である。
第1表 PLC/PRF15     0.12BH5210,
08 M5128      1.6 この表から判るように本細胞株は親株の20倍、PLC
/PRF15の10倍以上の産生量を示した。
また第1図に示すように本細胞株は3日毎の培養液交換
で50日以上HBsAgを産生じ続け、その総産生量は
51日で3.5Bに達した。
次に培養上溝中にpre S2蛋白質が存在することを
証明するために、以下の実験を行なった。
MS128約4X 10’cellを5 %FC5を含
むDME 1mlに浮遊し、直径35mn+の培養デイ
ツシュに入れ、これに355−メチオニン(アマージャ
ム社!りtSOμCiを加え、37℃、水蒸気飽和、5
χCO2を含む空気中で18時間培養した。培養上清を
取り、0.05$ NP−40,150mM NaCl
、  5mM EDTAを含むpH7,4の50mM 
)リス緩衝液にウサギ抗)IBsAg抗体(化学及血清
療法研究所より分与)を4℃で60分間反応させて沈澱
物を得た。この沈澱物を13%ポリアクリルアミドゲル
にかけ、アトー社のスラブゲル装置を用いて30V、1
4時間(定電圧・電流装置はバイオラド社製)、5DS
−PAGE (ドデシル硫酸ナトリウム−ポリアクリル
アミドゲル電気泳動)を行なった。ゲルを取り出して乾
燥させ、コダック社のフィルムXAR−5に一70℃で
3日間露光させてオートラジオグラフを作った。この結
果を第2図に示す、レーンMは分子量マーカーである。
レーンlは上記の方法で得られた標識培養上清の5O5
−PAGEのオートラジオグラフィーである。レーン2
はMS128を5s5−メチオニンで標識する1時間前
にツニカマイシン(シグマ社製)をlOμg/ml加え
ておいて、その後は上記と同じ操作を行なったものであ
る。レーン3はウサギ抗HBsAg抗体の代わりに免疫
前のウサギ血清を用いた陰性対照である。第2図のレー
ン1の22kdおよび26kdのバンドは主要H8sA
g蛋白質(+ajor S)であり、35kdのバンド
はpre S2とn+ajor Sとから成る中型HB
sAg蛋白質(middle S)である、糖鎖形成阻
害剤ツニカマイシン処理をしたレーン2では26kdお
よび35kdのバンドは検出されない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明細胞株を面積75c■2の培養フラスコ
で培養し、3日毎に培養液交換をした時の産生H8sA
gの積算量を示す。 第2図は本発明細胞株の培養上清のウサギ抗HBsAg
抗体沈降画分を5O5−PAGEにかけ、オートラジオ
グラフをとったものである。 第3図は本発明細胞株の顕微鏡写真である。 第1図 HBsAg  Production ay 第2図 〆 ” M123 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、preS2蛋白質を含有するB型肝炎ウィルス表面
    抗原を著量産生する新規な細胞株MS128。 2、サブタイプadr型のB型肝炎ウィルスDNAのC
    遺伝子部分が除去されているDNA断片を挿入された発
    現ベクターを、R−IIIマウス由来の細胞株C127(
    ATCCCRL1616)にトランスフエクトして該細
    胞株を形質転換し、クローニングすることにより得られ
    る、紡錘状の形態を有しpreS2蛋白質を含有するB
    型肝炎ウィルス表面抗原を著量産生する新規な細胞株M
    S128。 3、請求項1記載の新規な細胞株MS128を常法によ
    り培養し、培養上清液からpreS2蛋白質およびB型
    肝炎ウィルス表面抗原を抽出・精製することを特徴とす
    る、preS2蛋白質を含有するB型肝炎ウィルス表面
    抗原を生産する方法。 4、請求項2記載の新規な細胞株MS128を常法によ
    り培養し、培養上清液からpreS2蛋白質およびB型
    肝炎ウィルス表面抗原を抽出・精製することを特徴とす
    る、preS2蛋白質を含有するB型肝炎ウィルス表面
    抗原を生産する方法。
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