JPH01239707A - 絶縁電線 - Google Patents
絶縁電線Info
- Publication number
- JPH01239707A JPH01239707A JP6760588A JP6760588A JPH01239707A JP H01239707 A JPH01239707 A JP H01239707A JP 6760588 A JP6760588 A JP 6760588A JP 6760588 A JP6760588 A JP 6760588A JP H01239707 A JPH01239707 A JP H01239707A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polyphenylene oxide
- insulated wire
- parts
- weight
- conductor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- PPBRXRYQALVLMV-UHFFFAOYSA-N Styrene Chemical compound C=CC1=CC=CC=C1 PPBRXRYQALVLMV-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 10
- OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N Phosphorus Chemical compound [P] OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 9
- 239000004721 Polyphenylene oxide Substances 0.000 claims abstract description 9
- 229920006380 polyphenylene oxide Polymers 0.000 claims abstract description 9
- XZZNDPSIHUTMOC-UHFFFAOYSA-N triphenyl phosphate Chemical compound C=1C=CC=CC=1OP(OC=1C=CC=CC=1)(=O)OC1=CC=CC=C1 XZZNDPSIHUTMOC-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 7
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims abstract description 6
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 claims abstract description 5
- 229920000642 polymer Polymers 0.000 claims description 6
- 239000000203 mixture Substances 0.000 claims description 5
- -1 polyphenylene Polymers 0.000 abstract description 4
- 229920000265 Polyparaphenylene Polymers 0.000 abstract 4
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 abstract 1
- 238000007765 extrusion coating Methods 0.000 abstract 1
- 239000003063 flame retardant Substances 0.000 description 6
- RNFJDJUURJAICM-UHFFFAOYSA-N 2,2,4,4,6,6-hexaphenoxy-1,3,5-triaza-2$l^{5},4$l^{5},6$l^{5}-triphosphacyclohexa-1,3,5-triene Chemical compound N=1P(OC=2C=CC=CC=2)(OC=2C=CC=CC=2)=NP(OC=2C=CC=CC=2)(OC=2C=CC=CC=2)=NP=1(OC=1C=CC=CC=1)OC1=CC=CC=C1 RNFJDJUURJAICM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 5
- 239000000779 smoke Substances 0.000 description 5
- 229910052736 halogen Inorganic materials 0.000 description 4
- 150000002367 halogens Chemical class 0.000 description 4
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 3
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 3
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 3
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 2
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 2
- 229920000346 polystyrene-polyisoprene block-polystyrene Polymers 0.000 description 2
- 239000011342 resin composition Substances 0.000 description 2
- 229920000468 styrene butadiene styrene block copolymer Polymers 0.000 description 2
- 238000010998 test method Methods 0.000 description 2
- RLRINNKRRPQIGW-UHFFFAOYSA-N 1-ethenyl-2-[4-(2-ethenylphenyl)butyl]benzene Chemical compound C=CC1=CC=CC=C1CCCCC1=CC=CC=C1C=C RLRINNKRRPQIGW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- HIBWGGKDGCBPTA-UHFFFAOYSA-N C=CC1=CC=CC=C1.C=CC1=CC=CC=C1 Chemical compound C=CC1=CC=CC=C1.C=CC1=CC=CC=C1 HIBWGGKDGCBPTA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000004793 Polystyrene Substances 0.000 description 1
- 229920001400 block copolymer Polymers 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 229920005669 high impact polystyrene Polymers 0.000 description 1
- 239000004797 high-impact polystyrene Substances 0.000 description 1
- 229910052739 hydrogen Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000001257 hydrogen Substances 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 1
- RNNGKNBZYALDNU-UHFFFAOYSA-N phosphoric acid;triphenylene Chemical compound OP(O)(O)=O.C1=CC=C2C3=CC=CC=C3C3=CC=CC=C3C2=C1 RNNGKNBZYALDNU-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229920002223 polystyrene Polymers 0.000 description 1
- 229920001935 styrene-ethylene-butadiene-styrene Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Organic Insulating Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野コ
本発明はポリフェニレンオキサイド組成物を被覆した絶
縁電線に関するものである。
縁電線に関するものである。
［従来の技術］
で表される樹脂であり、また、難燃性に優れた電気絶縁
材料であるが、樹脂粘度が高く、この樹、脂単独では押
出加工できないため、この樹脂を極めて相容性の良いス
チレン系ポリマーをブレンドし、粘度を下げて押出加工
性を改善していた。
材料であるが、樹脂粘度が高く、この樹、脂単独では押
出加工できないため、この樹脂を極めて相容性の良いス
チレン系ポリマーをブレンドし、粘度を下げて押出加工
性を改善していた。
かかるスチレン系ポリマーとしては、ポリスチレン、耐
衝撃性ポリスチレン、スチレン−ブタジェン−スチレン
三元ブロック共重合体（ＳＢＳ）、スチレン−イソプレ
ン−スチレン三元ブロック共重合体（ＳＩＳ）、スチレ
ン−スチレンブチレン−スチレン三元ブロック共重合体
（ＳＥＢＳ）などが挙げられる。
衝撃性ポリスチレン、スチレン−ブタジェン−スチレン
三元ブロック共重合体（ＳＢＳ）、スチレン−イソプレ
ン−スチレン三元ブロック共重合体（ＳＩＳ）、スチレ
ン−スチレンブチレン−スチレン三元ブロック共重合体
（ＳＥＢＳ）などが挙げられる。
［発明が解決しようとする問題点］
しかしながら、これらのポリマーは可燃性であるため、
ブレンドによってポリフェニレンオキサイドが本来有す
る優れた難燃性が低下してしまうという問題があった。
ブレンドによってポリフェニレンオキサイドが本来有す
る優れた難燃性が低下してしまうという問題があった。
この問題を解決するために、従来からハロゲン系難燃剤
が検討されているが、これらは燃焼時に腐食性のハロゲ
ン化水素を発生するという９１ドつｉｊ“１題があった
。
が検討されているが、これらは燃焼時に腐食性のハロゲ
ン化水素を発生するという９１ドつｉｊ“１題があった
。
本発明はかかる事情に鑑みなされたものであって、その
目的とするところは前記した従来技術の欠点を解消し、
難燃性に優れた絶縁電線を提供することにある。
目的とするところは前記した従来技術の欠点を解消し、
難燃性に優れた絶縁電線を提供することにある。
［問題点を解決するための手段］
本発明の要旨は、ポリフェニレンオキサイドとスチレン
系ポリマーの混合物１００重量部にトリフェニレンフォ
スフエイト３〜３０重量部及び赤リン０．３〜１０重量
部を併用して添加してなるポリフェニレンオキサイド組
成物が導体上に押出被覆されていることにある。
系ポリマーの混合物１００重量部にトリフェニレンフォ
スフエイト３〜３０重量部及び赤リン０．３〜１０重量
部を併用して添加してなるポリフェニレンオキサイド組
成物が導体上に押出被覆されていることにある。
ここで、トリフェニルフォスフエイトを３〜３０重量部
としたのは、３重量部未満では可とう性がなくなり、一
方、３０重量部を越えると電気特性が悪くなるからであ
る。
としたのは、３重量部未満では可とう性がなくなり、一
方、３０重量部を越えると電気特性が悪くなるからであ
る。
また、赤リンを０．３〜１０重量部としたのは、０．３
重量部未満では難燃性を付与できず、一方、１０重量部
を越えると煙量が多くなるからである。
重量部未満では難燃性を付与できず、一方、１０重量部
を越えると煙量が多くなるからである。
なお、ポリフェニレンオキサイドとスチレン系ポリマー
の重量比は特に限定されるものではないが、可とう性の
面から７０ ／ ３０〜５０１５０の範囲内とすること
が望ましい。
の重量比は特に限定されるものではないが、可とう性の
面から７０ ／ ３０〜５０１５０の範囲内とすること
が望ましい。
［作用］
トリフェニルフォスフエイトと赤リンを特定割合で併用
することにより、腐食性ガスを発生することなく高度の
難燃性が付与される。
することにより、腐食性ガスを発生することなく高度の
難燃性が付与される。
［実施例コ
直径０．７８ｍｎ＋の導体上に表に示した各種樹脂組成
物を２８ｍｍ押出機を用い、３００℃で押出被覆し、外
径１．３８ｆｆ１ｍの絶縁電線を作製し、試験試料とし
た。
物を２８ｍｍ押出機を用い、３００℃で押出被覆し、外
径１．３８ｆｆ１ｍの絶縁電線を作製し、試験試料とし
た。
また、各種樹脂組成物を電熱プレスを用いて３００℃で
プレスし、シートを作製した。
プレスし、シートを作製した。
このようにして作製した絶縁電線及びシートを用いて試
験を行い、次のように各特性を評価した。
験を行い、次のように各特性を評価した。
難燃性は、ＵＬＦＲ−１難燃性試験法、ＡＳＴＭＤ６３
５−６３水平難燃試験法に準拠して評？ｉｌＦした。
５−６３水平難燃試験法に準拠して評？ｉｌＦした。
煙量は、ＡＳＴＭ−Ｅ ６６２−７９に準拠し、ＮＢＳ
スモークチャンバを用いてノンフレミング法により測定
した。
スモークチャンバを用いてノンフレミング法により測定
した。
可とう性は、絶縁電線を自己径に巻きつけ、２４時間放
置し、その後、巻き返しをした後、自己径に巻きつけ、
再び２４時間放置し、この操作を１０サイクル行った後
、クラックの発生のを無を調べた。
置し、その後、巻き返しをした後、自己径に巻きつけ、
再び２４時間放置し、この操作を１０サイクル行った後
、クラックの発生のを無を調べた。
電気特性は、６０ＨｚでのｔａｎδをＡＳＴＭ−Ｄ１５
０に準拠して測定した。
０に準拠して測定した。
腐食性ガスの発生は、銅鏡腐食試験をＡＳＴＭ−Ｄ２６
７１に準拠して測定した。ただし、加熱温度は４００°
Ｃとした。その結果を表に示す。
７１に準拠して測定した。ただし、加熱温度は４００°
Ｃとした。その結果を表に示す。
表の評価結果から明らかな通り、実施例１〜６のように
、トリフェニルフォスフエイトと赤リンの両者を規定さ
れた範囲内の添加量で添加したものは難燃性に優れてい
ることが分かる。
、トリフェニルフォスフエイトと赤リンの両者を規定さ
れた範囲内の添加量で添加したものは難燃性に優れてい
ることが分かる。
しかし、比較例１のようにトリフェニルフォスフエイト
だけを多量に添加すると難燃性となるが、ｔａｎδが０
．６２％と大きくなり問題である。
だけを多量に添加すると難燃性となるが、ｔａｎδが０
．６２％と大きくなり問題である。
一方、比較例２のように、トリフェニルフォスフエイト
を添加せず、赤リンを添加しただけでは可燃性であり、
しかも可とう性がない。
を添加せず、赤リンを添加しただけでは可燃性であり、
しかも可とう性がない。
また、比較例３及び４のように、赤リンの添加ｍが規定
された範囲外のものは燃焼性、煙量、可どう性のいずれ
かの特性が悪くなる。そして、比較例４のように、赤リ
ンの添加量が１０重全部を越えるものは煙量が２３９と
多くなり、例えばノンハロゲン難燃ケーブルとして要求
される１５０以下という値をはるかに越えてしまう。
された範囲外のものは燃焼性、煙量、可どう性のいずれ
かの特性が悪くなる。そして、比較例４のように、赤リ
ンの添加量が１０重全部を越えるものは煙量が２３９と
多くなり、例えばノンハロゲン難燃ケーブルとして要求
される１５０以下という値をはるかに越えてしまう。
なお、比較例５のように、ハロゲン系難燃剤を添加した
場合には銅を腐食してしまうので、電線被覆材料と１２
で好ましくない。
場合には銅を腐食してしまうので、電線被覆材料と１２
で好ましくない。
［発明の効果コ
以上説明したように本発明によれば、腐食性ガスを発生
するハロゲン系難燃剤を用いることなく難燃性の優れた
絶縁電線を得ることが出来る。
するハロゲン系難燃剤を用いることなく難燃性の優れた
絶縁電線を得ることが出来る。
Claims (1)
- １．ポリフェニレンオキサイドとスチレン系ポリマーの
混合物１００重量部にトリフェニルフォスフェイト３〜
３０重量部及び赤リン ０．３〜１０重量部を併用して添加してなるポリフェニ
レンオキサイド組成物が導体上に押出被覆されているこ
とを特徴とする絶縁電線。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6760588A JPH01239707A (ja) | 1988-03-22 | 1988-03-22 | 絶縁電線 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6760588A JPH01239707A (ja) | 1988-03-22 | 1988-03-22 | 絶縁電線 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01239707A true JPH01239707A (ja) | 1989-09-25 |
Family
ID=13349728
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6760588A Pending JPH01239707A (ja) | 1988-03-22 | 1988-03-22 | 絶縁電線 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01239707A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU653260B2 (en) * | 1991-09-17 | 1994-09-22 | Albright & Wilson Uk Limited | Flame-retardant polymeric material |
-
1988
- 1988-03-22 JP JP6760588A patent/JPH01239707A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU653260B2 (en) * | 1991-09-17 | 1994-09-22 | Albright & Wilson Uk Limited | Flame-retardant polymeric material |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN102858873B (zh) | 无卤素阻燃树脂组合物和使用该组合物的电线或电缆 | |
| JP5825536B2 (ja) | ノンハロゲン難燃性樹脂組成物並びにこれを用いた絶縁電線及びチューブ | |
| JP2014067657A (ja) | ノンハロゲン難燃性絶縁電線 | |
| JP2655996B2 (ja) | 架橋難燃性樹脂組成物およびこれを用いた架橋難燃絶縁電線 | |
| JPH01239707A (ja) | 絶縁電線 | |
| JP4724468B2 (ja) | 難燃性樹脂組成物およびそれを使用した成形品 | |
| JPS6326906A (ja) | 難燃性電気絶縁組成物 | |
| JPS62161850A (ja) | 難燃性組成物 | |
| JPH03197539A (ja) | 難燃性樹脂組成物 | |
| JPH04154852A (ja) | 難燃性電気絶縁組成物 | |
| JPH0337909A (ja) | 難燃性電線・ケーブル | |
| JPS6076549A (ja) | 難燃性樹脂組成物 | |
| JPH01302609A (ja) | 絶縁電線 | |
| JPS61287949A (ja) | 難燃性組成物及び難燃性電線・ケ−ブル | |
| JPS6215705A (ja) | 難燃性電気絶縁組成物 | |
| JPH11306873A (ja) | 耐火電線・ケーブル | |
| JPH0218807A (ja) | 絶縁電線 | |
| JPH01313806A (ja) | 絶縁電線 | |
| JP2810353B2 (ja) | 耐熱性，難燃性組成物 | |
| JP2001023441A (ja) | ノンハロゲン難燃性樹脂組成物およびこれを用いた難燃性電線・ケーブル | |
| JPH03190013A (ja) | 難燃性電気絶縁組成物 | |
| JPS6381150A (ja) | 耐火組成物 | |
| JPH0337908A (ja) | 難燃性電線・ケーブル | |
| JPH0210609A (ja) | 絶縁電線 | |
| JPS6343204A (ja) | 難燃性電気絶縁組成物 |