JPH01238852A - 医療具 - Google Patents

医療具

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Publication number
JPH01238852A
JPH01238852A JP63065814A JP6581488A JPH01238852A JP H01238852 A JPH01238852 A JP H01238852A JP 63065814 A JP63065814 A JP 63065814A JP 6581488 A JP6581488 A JP 6581488A JP H01238852 A JPH01238852 A JP H01238852A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grasping
state
laser
heat receiving
blade
Prior art date
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Pending
Application number
JP63065814A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Oshiro
俊夫 大城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON IYOU LASER KENKYUSHO KK
Original Assignee
NIPPON IYOU LASER KENKYUSHO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON IYOU LASER KENKYUSHO KK filed Critical NIPPON IYOU LASER KENKYUSHO KK
Priority to JP63065814A priority Critical patent/JPH01238852A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、レーザ光を利用して焼灼により止血あるい
は切断及び止血を行うための医療具に関する。
〈従来の技術〉 従来、焼灼により止血あるいは切断及び止血を行うため
の医療具としては、レーザ光自体を直接的に利用するレ
ーザメス、あるいは電気エネルギーを利用した電気メス
(Electric knife 、 Electro
w+esser) 、加熱メス(Show 5calp
el ) 、把持部を電気加熱する鉗子等が知られてい
る。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかし、レーザメスには、「切れ味」がよい、つまり切
断部位を的確に且つ必要温度まで迅速に上げて鋭角的な
焼灼切断を並びに焼灼止血を行い得るので蛋白熱変成の
広がりが少なく、しかも止血効率も比較的高いという長
所があるものの、レーザ光自体を直接的に利用している
ため「刃」にあたる部分が空間的に特定されないので、
見えにくい場所を切断する場合に、切断箇所以外の部分
にも影響を及ぼしてしまうおそれがある、また点状に照
射されるレーザ光を順次移動させて線状の切断を行うも
のなので切断に長時間を要する等の短所もあり、他方、
電気メス、加熱メス、加熱鉗子等には、得られる温度が
低いため止血効果として十分のものが得られない、また
温度が低いため焼灼止血がいうなれば緩慢に進行するの
で切断された組織が広い範囲に亘って蛋白熱変成してし
まい、病理検査用のよい資料が得られない等の短所があ
り、いずれも一長一短がある。
そこで、この発明では、レーザメスのようなレーザ光自
体の直接的利用とは別な角度から、前述したレーザ光の
利点をより有効に活用できる医療具の提供を目的とする
ものである。
く課題を解決するための手段〉 具体的には、レーザ光にて加熱自在とされた受熱部を備
えてなる医療具を提供するものである。
〈作  用〉 すなわち、この医療具では、受熱部を介在させることに
より、そのままでは点状でしかないレーザ光のエネルギ
ーの利用状態をこの受熱部により線状乃至細長い面状に
変えて、しかも空間的に特定された状態で利用できるも
ので、前述した「切れ味」がよいというレーザメスにみ
られる長所を維持しつつ、しかも前述したレーザメスに
みられるような短所を除き得ることになる。
く実 施 例〉 以下、この発明の実施例を第1図及び第2図を参照して
説明する。
この実施例に係る医療具1は、焼灼により切断と止血を
同時に行うためのもので、機械的には鉗子状の構造とさ
れ、支点2を境とする操作部3と把持部4とよりなり、
把持部4の先端部には相互に対面する把持面5.5が形
成されている。この各把持面5は、閉じた際にその中央
よりやや一端よりの部分だけが相互に圧接し、その他の
部分はこの圧接部位から離れるにしたがって徐々に広が
る隙間ができるようにされている。そしてこの圧接部位
に「受熱部」としての刃部6が設けられている。この刃
部6は、例えば白金、銅等のような熱伝導率の大きい素
材を細長い短冊状にしたのもので、その−側面のみが把
持面5に露出する状態で略全体が把持部4の内部に埋め
こまれており、医療具lの外部に設けた図示せぬレーザ
光発生源より光フアイバケーブル7で導いたレーザ光8
をその基端部9に照射することにより加熱自在とされて
いる。尚、図示では光線の数が1とされているが、複数
であってもよいことは勿論である。また、把持部4には
、閉じたときに底部1oが突き合わさることにより有底
状となる受は部11が設けられている。
この医療具1は、ポリープ12のようなものを切断する
のに最適なもので、ポリープ12を切断するに際しては
、ポリープ12が受は部11に支えられるような状態で
その根本部分を把持面5にて把持しつつ切断する。より
具体的には、先ず、ポリ−112の根本部分を把持面5
にて一定状態の把持圧で圧迫しながら把持して組織の血
流を遮断し、同時にまたは次いで、刃部6をレーザ光8
にて一定時間加熱し、そして最後に、刃部6が相互に圧
接する状態にまで操作部3を握り込み、高温(例えば、
1200°C近辺)となっている刃部6にて焼灼切断と
同時に焼灼止血を行う。その際、把持面5による圧迫・
把持状態は、前述の把持面5の構造により、刃部6の部
分に最大の圧迫圧が生じ、周辺に行くに従って圧迫圧が
小さくなるようになっている。このような圧迫・把持状
態とすることは、よりよい止血効果を得て且つ組織に対
する必要以上の熱的影響の広がりを抑えるという点でよ
り好ましいことである。尚、刃部6をその周囲に対し断
熱状態とすることもできるし、また伝熱状態とすること
もできるが、伝熱状態とする場合には、周囲の温度分布
が刃部6を中心にして前述の把持面5の構造における隙
間と同様に一定の勾配を持つようにするのが、前述の圧
迫・把持状態と相俟ってよりよい止血効果を得て且つ組
繊に対する必要以上の熱的影響の広がりを抑えるという
点でより好ましいことである。
このように、この医療具1では、「受熱部」としての刃
部6を介在させることにより、そのままでは点状でしか
ないレーザ光8のエネルギーの利用状態をこの刃部6に
より線状乃至細長い面状に変えて、しかも空間的に狭小
に特定された状態で利用できるものである。その結果、
焼灼の効率が高くなり、ポリープ12の切断部位を集中
的にしかも的確に且つ迅速に必要温度まで上げて鋭角的
な焼灼切断及び止血を行い得て、切離されたポリープ1
2における蛋白熱変成の広がりが少なく、より正確な病
理検査に十分耐え得る資料が得られることになる。そし
て、このことは、上述した「切れ味」がよいというレー
ザメスにみられる長所を維持できる一方で、上述したレ
ーザメスにみられるような短所は避は得るということで
ある。
尚、この実施例は切断・止血用の医療具1の一例に関す
るものであったが、この発明の実施態様はこれに限られ
るものではなく、例えば、止血専用の鉗子にも利用可能
である。また、刃部や把持部の構造がこの例に限られる
ものでなく、例えば、第3図及び第4図に示されるよう
なものあるいはその他のものであってもよいことは勿論
である。
〈発明の効果〉 この発明に係る医療具は、以上説明してきた如く、受熱
部を介在させることにより、そのままでは点状でしかな
いレーザ光のエネルギーの利用状態を二〇受熱部により
線状乃至細長い面状に変えて、しかも空間的に特定され
た状態で利用できるもので、「切れ味」がよいというレ
ーザメスにみられる長所を持ち、しかもレーザメスにみ
られるような短所がなく、レーザメスのようなレーザ光
自体の直接的利用とは別な角度からレーザ光の利点をよ
り有効に活用できるという秀れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に一実施例に係る医療具の概略斜視
図、 第2図は、第1図における把持面近辺の拡大斜視図、そ
して 第3図及び第4図は、各々、把持面の変形例を示す概略
部分側面図である。 1・・−・−・医療具 6−・・・−刃部(受熱部) 8−・−・・レーザ光 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. レーザ光にて加熱自在とされた受熱部を備えてなる医療
    具。
JP63065814A 1988-03-22 1988-03-22 医療具 Pending JPH01238852A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63065814A JPH01238852A (ja) 1988-03-22 1988-03-22 医療具

Applications Claiming Priority (1)

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JP63065814A JPH01238852A (ja) 1988-03-22 1988-03-22 医療具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01238852A true JPH01238852A (ja) 1989-09-25

Family

ID=13297872

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63065814A Pending JPH01238852A (ja) 1988-03-22 1988-03-22 医療具

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JP (1) JPH01238852A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001037764A (ja) * 1999-07-27 2001-02-13 Osada Res Inst Ltd レーザ用止血鉗子
JP2009515758A (ja) * 2005-11-18 2009-04-16 ジョンソン コントロールズ インテリアズ ゲーエムベーハー アンド カンパニー カーゲー エアバッグ出口開口用の脆弱化域、特に所定の破断点を作製するための方法、構成部品及び装置
US9078683B2 (en) 2012-06-18 2015-07-14 Lumenis Ltd. Systems and methods for a multifunction surgical apparatus

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63238860A (ja) * 1986-11-13 1988-10-04 旭光学工業株式会社 医療用レーザプローブ

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