JPH01237915A - 信号検出回路 - Google Patents

信号検出回路

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JPH01237915A
JPH01237915A JP6621688A JP6621688A JPH01237915A JP H01237915 A JPH01237915 A JP H01237915A JP 6621688 A JP6621688 A JP 6621688A JP 6621688 A JP6621688 A JP 6621688A JP H01237915 A JPH01237915 A JP H01237915A
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JP
Japan
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filter
peak
signal
voltage
read signal
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JP6621688A
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Teruyuki Narita
晃之 成田
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 磁気ディスク装置等のデータ記録システムに使用される
信号検出回路に関し、 読取り信号を整形し、ノイズや隣接データ等の影響によ
る誤検出を防ぎ、データの信頼性を向上させることを目
的とし、 電圧変化検出手段の前段に配設され、所定の値よりも高
い周波数を除去する第1のフィルタと、閾値検出手段の
前段に配設され、読取り信号の最高周波数の波高値を増
強する第2のフィルタと、微分手段の前段に配設され、
最低周波数の波形を尖鋭化する第3のフィルタとを備え
るように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、磁気ディスク装置等のデータ記録システムに
使用される信号検出回路に関し、特に、ノイズ対策に配
慮した信号検出回路に関する。
〔従来の技術〕
磁気ディスク媒体等に記録された信号を読出すための信
号検出回路は、通常、第12図に示すように、R取り信
号のフローテインダスライスレベルを検出する電圧変化
検出手段1と、読取り信号の振幅が所定のレベルを越え
たことを検出する閾値検出手段2と、読取り信号の微分
零クロスを検出する微分手段3と、それらの論理条件の
組合せにより所要のパルスを出力する論理手段4とで構
成されている。
電圧変化検出手段1は、通常フローティングスライスレ
ベル検出回路と呼ばれるもので、読取り信号のピーク点
より△■だけ低下したときへ信号を出力する。閾値検出
手段2は、通常固定スライスレベル検出回路と呼ばれる
もので、読取り信号の振幅が所定の閾値を越えるとN信
号又はr信号を出力する。微分手段3は、通常微分零ク
ロスコンパレータ回路と呼ばれるもので、読取り信号の
ピーク点を検出してS信号、S信号を出力する。
このような信号検出回路の詳細については、特開昭56
−61858号公報に開示されている。
信号検出回路の基本的部分を形成するのはフローティン
グスライスレベル検出回路で、第13図はその一例を示
す回路図である。第13図において、フローティングス
ライスレベル検出回路は、ピーク検出器11、比較器1
2、整流器13及び△■検出レベル発生器14で構成さ
れている。
また、第14図はそれらの各部の信号波形を示す波形図
である。説明を分り易くするため、第14図の読取り信
号は三角波として示したが、実際にはもっと複雑な波形
である。
ピーク検出器11は、トランジスタQ5及びQ6を含み
、更に極性ラッチによって駆動されるトランジスタ09
及び吋0から成る電流スイッチを含む。
検出されるピーク電圧は、トランジスタロ5及び06の
エミッタ間に接続された外部コンデンサCpに充電され
る。コンデンサCpの両端はトランジスタロア及び08
から成るエミッタフォロワに接続されている。トランジ
スタ07及びQ8のエミッタは共通接続されているので
、端子TI及びT2の電圧の高い方に応じた電圧が、抵
抗器R1を介して比較器12内のトランジスタ旧3のベ
ースに与えられる。即ち、トランジスタQ13のベース
における電圧は、コンデンサCpの端子TI、 T2に
おける電圧のうちの高い方の電圧から、ベース/エミッ
タ間電圧降下、及び△V検出レベル発生器14によって
定められる抵抗器R1における電圧降下を減じたもので
ある。
極性ラッチ信号“Z”により駆動される電流スイッチと
してのトランジスタ09及び旧0は、ピーク検出器11
の端子T1又はT2のいずれか一方に電流を供給する。
極性ランチ信号“2”の状態に応じて電流スイッチから
電流の供給を受けるエミ・ツタフォロワトランジスタロ
5又はQ6は、そのベースにおける電圧に追従すること
ができ、電流スイッチから電流が供給されないエミッタ
フォロワトランジスタはコンデンサCpを充電するだけ
の働きをして、ピーク検出機能を発揮する。
ピーク検出サイクル中、△V検出レベル発生器14は、
抵抗器R1で直流電圧降下を生じさせる。
この電圧降下はトランジスタロ11のコレクタ電流によ
って定められ、また、該コレクタ電流は端子T3の△■
基準電圧によって定められる。
整流器13は、トランジスタ旧9及びQ20から成り、
読取信号RDX及び読取信号RDYのうち高い方を比較
器12内のトランジスタQ14のペースに与えるように
働く。入力端子T4及びT5に与えられる読取信号RD
X、RDYは、トランジスタロ1. Q2. Q3.口
4によって形成される入カバソファを介して整流器13
へ送られる。前記トランジスタ旧4のベースにおける電
圧波形は第14図(C)に示されている。
比較器12は、エミッタを共通接続した一対のトランジ
スタを含む。トランジスタQ13のベース電圧がトラン
ジスタQ14のベース電圧よりも高くなるとき、トラン
ジスタ旧4のコレクタ電圧が高レベルにより積出状態を
示す。この高レベル電圧は、トランジスタロ15及び旧
6によるダイオード電圧降下の分だけ修正された後、極
性ラッチへ通じる線へへ伝えられる。
[・ランジメタ121口17 、 Q]、8及び口21
は電流源であり、端子T6のバイアス電圧を受取る。
第13図と第14図を参照し、極性ランチがセットされ
ていると仮定すると、電流スイッチとしてのトランジス
タ旧Oの働きによりピーク検出器11の端子T2に電流
が供給される。最初、コンデンサCρの端子間の電圧は
O■である。読取信号RDXが上昇し、これと対称的な
読取信号RDYが降下するにつれてコンデンサCpが充
電される。読取信号RDXが読取り信号RDYよりも高
いとき、RDXが整流器13を介してトランジスタQ1
4のベースに与えられる。端子T1における電圧からほ
ぼ電圧Δ■を減じたものに相当する電圧がトランジスタ
旧3のベースに与えられる。第14図に示すように、読
取信号RDXはポイントP■のピークに到達するまで上
昇し続ける。ポイントP1においてコンデンサCpは充
電をやめ、そのときのピーク差電圧を保持する。トラン
ジスタq7のベース電圧はトランジスタロ6のエミッタ
に接続されているコンデンサCpの他方の端子における
電圧の上昇に伴って上昇し続ける。これは、第14図(
C)に示すように、ポイントP2においてトランジスタ
Q13のベース電圧がトランジスタQ14のベース電圧
を越えることを比較器12が検出するまで続く。その結
果として第14図(f)のポイン)P3において、へV
検出と呼ばれる信号が比較器12から出される。この信
号に応じてポイントP4で極性ラッチはリセットされる
極性ラッチかりセットされると、トランジスタロ9及び
旧Oから成る電流スイッチは、ピーク検出器11の端子
Tlに電流を供給する。従って、コンデンサCpはポイ
ントP5において放電を開始する。
コンデンサcpは読取信号の電圧レベルに達するまで放
電を続け、エミッタフォロワトランジスタ05のベース
・エミッタ接合はポイントP6において再び能動領域に
入り、読取信号によって定められるスルーレートがコン
デンサCpの電圧に適用される。
△V検出器は、その後頁のピークを検出する動作を行い
、正のピークと同様に負のピークに関しても△Vの電圧
変化が検出される。このようにして△V検出器は、読取
信号が抵抗器R1に予め設定された電圧降下に相当する
電圧だけピークから変化する毎に、極性ラッチへ通じる
出力線△へ高レベルの△■検出信号を生ずる。
第15図は、閾値検出手段として通常使用される固定ス
ライスレベル検出回路の一例を示す回路図である。同図
において、該検出回路は、ダイオード、コンパレータ及
びオフセ・7ト電圧回路で構成されていて、読取り信号
RDX及びRDYを固定値Vfixと比較してオフセッ
トを検出し、信号N又は信号pを出力する。
第16図は、微分手段として通常使用される微分零クロ
スコンパレータ回路の一例を示す回路図である。同図に
おてい、該回路は、2段の作動回路で構成されていて、
読取り信号RDX及びRDYは、1段目で微分(d/d
t)され、2段目で比較されて、信号S又は18号Sを
出力する。
各手段により検出される読取り信号RDX及びRDYは
、第17図に示す如く、正負両側に、出力パルスを得る
のに有効なピークを有すると共に、媒体欠損、ノイズピ
ーク及びヘッドによるアンダーシュートも含んでいる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、データ記録システムにおいては、近年高密度化
の要求が強くなるばかりであり、そのようなシステムで
は、記録媒体面にデータビットを密集させるために、小
さな媒体面のキズによって読取り信号が第18図に示す
ように歪み、データを誤って認識する。また高密度記録
になるにつれ、読取り信号はパルス相互干渉により最高
周波数はサイシ波に近くなり、第19図に示すように波
高値が小さくなって行き、第12図に示した電圧変化検
出手段1や閾値検出手段2で検出し難くなる(順向にあ
る。
本発明は、このような課題に鑑みて創案されたもので、
読取り信号を整形し、ノイズや隣接データ等の影響によ
る誤検出を防ぎ、データの信頼性を向上させる信号検出
回路を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明において、上記の課題を解決するための手段は、
第1図に実施例を兼ねて基本的構成図を示す如く、読取
り信号のフローティングスライスレベルを検出する電圧
変化検出手段1と、読取り信号の振幅が所定のレベルを
越えたことを検出する閾値検出手段2と、読取り信号の
微分零クロスを検出する微分手段3と、そられの論理条
件の組合せにより所要のパルスを出力する論理手段4と
で成る信号検出回路において、電圧変化検出手段lの前
段に配設され、所定値よりも高い周波数を除去する第1
のフィルタ5と、閾値検出手段2の前段に配設され、読
取り信号の最高周波数の波高値を増強する第2のフィル
タ6と、微分手段3の前段に配設され、最低周波数の波
形を尖鋭化する第゛3のフィルタ7とを備えた信号検出
回路とするものである。
〔作用〕
本発明では、それぞれ所要の周波数特性を持つフィルタ
を各手段の前段に挿入することにより、各手段の弱点を
補強しようとするものである。
電圧変化検出手段は媒体面のキズによる誤検出の恐れが
あるが、キズによる波形の歪みは高周波成分を含んでい
るので、ローパスフィルタを使用した第1のフィルタを
挿入する。
閾値検出手段には、高密度な記録に耐えられるように、
最高周波数の波高値を増加させる周波数特性の第2のフ
ィルタを挿入する。
微分手段は微分の零クロス点即ち読取り信号のピーク薫
を検出す°るものであるが、高密度記録により読取り信
号の最低周波数のピークは丸まって零クロス点の検出が
不明解になるので、ピーク点を鋭くするような周波数特
性の第3のフィルタを挿入する。
〔実施例〕
以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第1図は、本発明の基本構成を兼ねて一実施例を示す構
成図である。第1図において、信号検出回路は、既に説
明したように、電圧変化検出手段lと、閾値検出手段2
と、微分手段3と、論理手段4と、第1のフィルタ(以
下フィルタAと呼称する)5と、第2のフィルタ(以下
フィルタBと呼称する)6と、第3のフィルタ(以下フ
ィルタCと呼称する)7とで構成されている。フィルタ
Bの出力は、閾値検出手段2へ入力されると共に外部の
AGC回路8へも取出され、読取り信号に反映される。
電圧変化検出手段lは、読取り信号のピーク電圧を検出
して、そのピーク電圧を基準とする振幅の変化を検出す
る回路であって、第2図(a)に示す如く、媒体面のキ
ズによる波形の歪みの無効なデータピークより△Vの電
圧変化を検出して、有効なデータピークと誤検出する恐
れがあるが、キズによる波形の歪みは高周波成分を含ん
でいるので、電圧変化検出手段1の前段にローパスフィ
ルタを使用したフィルタAを挿入すると、第2図(b)
に示す如く無効なデータピークが消えて、誤検出しなく
なる。
閾値検出手段2は、読取り信号のピーク電圧が所定の閾
値以上あるかどうかを検出する回路であるが、第3図(
a)に示す如く、高密度記録により読取り信号の最高周
波数の波高値が減少し、閾値を越えなくなることがある
ので、読取り信号の最高周波数の波高値を増加させる周
波数特性のフィルタBを閾値検出手段2の前段に挿入す
れば第3図(b)に示す如く、波高値が閾値に届き、誤
検出しなくなる。更にフィルタBの出力の波高値の平均
値を監視し、常に波高値のレベルを一定にするように、
AGC回路(自動利得調整回路)8の入力にフィルタB
の出力を接続すれば、閾値検出が容易になる。
微分手段3は、読取り信号を微分回路に入力して微分の
零クロス点を検出し、即ち読取り信号のピーク点を検出
するものであるが、第4図(a)に示す如く、高密度記
録により読取り信号の最低周波数のピークは丸まってく
る。それに伴って、微分傾斜もゆるやかになり、読取り
信号のピーク点のノイズの影響で、微分の零クロス点の
移動幅が広くなり、検出が不明解になる。従って、最低
周波数の波形を細く鋭くするようなフィルタCを微分手
段3の前段に挿入すれば、第4図(b)に示す如く、ピ
ーク点の検出はノイズの影響を受は難くなる。
各フィルタの周波数特性は、読取り信号周波数に対する
ゲインがそれぞれ第5図(A)〜(C)に示すようなも
のであればよい。読取り信号の最高周波数よりも高い周
波数はノイズ等であるからゲインを小さくして除去する
。フィルタAは、読取り信号の最高周波数までゲインが
平坦で、それ以上の周波数は除去するとよい。フィルタ
B及びCは、読取り信号の最高周波数付近でゲインが高
くなるようにし、かつフィルタBよりもフィルタCの方
が周波数に対するゲ、インの増加率を大きくする。但し
、各フィルタの遅延は一定でなくてはならない。その理
由は、各フィルタの遅延がバラバラであると、論理手段
4での論理条件が合わなくなってしまうからである。
第6図は本実施例の論理手段として使用する論理回路の
一例を示す回路で、電圧変化検出手段、閾値検出手段、
及び微分手段の回路も含まれた回路図であり、第7図は
そのタイムチャートである。
説明の都合上、両図における論理記号を下記の如く設定
する。
X;傾斜制御ラッチの状態、 Y;出力ランチの状態、 Z;極性ラッチの状態、 艮;読取信号が負の固定スライスを越えた状態、r;読
取信号が正の固定スライスを越えた状態、△;ΔVの検
出した状態、 T:傾斜タイマのタイムアウトの状態、S;読取信号の
傾斜の符号。
ここで論理回路は、n、  P、△、Tの状態の変移に
よって、x、y、zのラッチ状態を変える動作を行う、
x、y、zのランチ状態は、下記の8通りである。
G、XYZ   不使用、 H;XYY   不使用。
X、、YXZのラッチ状態は次のシーケンス通りに動作
する。
■ すべてのラッチがリセットされている状態、即ちへ
の状態で、負のピーク検出する準備ができている。
■ Aの状態は読取り信号が負の固定スライスを越えた
状態N−“L′で、かつ、読取り信号の傾斜の符号Sが
S−“H′でかつ傾斜タイマのタイムアウトの状BTが
T−“L′のとき負のピークを検出して、Bの状態にな
る。
■ Bの状態になると、1頃斜タイマが動作する。
(傾斜タイマの動作説明は後記する。)■ 傾斜タイマ
が動作している時間内に、読取り信号は△V電圧低下し
ているか検査される。
■ △V電圧低下が検出されたならば△が“[I“にな
り負のピークを検出確認され、極性ラッチ(Z)を反転
させてCの状態になる。このときZの状態でフローティ
ングスライスレベル検出回路の負ピークキ食出機能はり
セントされ、極性ランチへのセット入力は禁止される。
この点においてフローティングスライスレベル検出回路
は正ピークに関する電圧変化を検出するようになってい
る。即ち、C状態は、前に検出されたピークが有効なピ
ークであると判定されたことになる。
■ 傾斜タイマがタイムアウトするとTが“H′になり
出力ラッチのYを反転させて出力パルスを生ずる。ピー
クと出力パルスとの間の遅延は一定で、傾斜タイマに依
存する。出力ランチの状BYがセットされて、Dの状態
になる。出力ラッチがセットされることにより、出力パ
ルスDTがシングルショットマルチバイブレークを介し
て出力される。
■ Dの状態において、すべてのラッチはセットされ、
正のピークを検出する待ちの状態になる。
■ 正のピークに関する検出する条件は検出すべきピー
クの極性が違うことを除いて、負のピークの検出サイク
ルと同様に進行する。即ち、N−P、S−’Jに置き換
えて考えればよい。
■ 読取り信号が正の固定スライスを越えた状態F−“
L”で、かつ微分回路による傾斜の符号の変化(ピーク
)が検出され喜−“H”でかつ傾斜タイマのタイムアウ
ト状BTがT=“■7”のとき正のピークを検出してE
の状態になる。
[相] ピークからの△Vだけの電圧変化が生じると極
性ラッチ7が“H″になる。即ちFの状態に変移する。
■ 従って、フローティングスライスレベル検出回路の
正ピーク検出機能はりセントされる。
@ 傾斜タイマによって設定された一定の時間が経過す
ると、出力ランチがリセツトされ、その結果、Aの状態
にもどる。
上記で説明したように、X、Y、Zの6通りのラッチ状
態A〜Fは、a、  p、△、 T、  Sの状態の変
移によって一巡する。しかし、電源投入時には、他に2
通りのラッチの状態が存在する。即ちGとHの状態であ
る。このような状態になった場合、△■の電圧変化が検
出されると、論理状態A又はDになる。
以上、述べた論理状態と論理の流れは、第8図に示す如
くまとめられる。
また、上記の傾斜制御ラッチXの状態は、下記第1表(
a)及び(b)に従って動作する。尚、第8図において
、B−+A又はE−Dに戻るシーケンスは、無効なパル
スを排除するための動作である。
最後に、傾斜タイマの動作を第9.10.11図に基づ
いて説明する。
゛第9図(a)は傾斜タイマの回路図である。同図にお
けるJ出力は論理回路におけるXとYの輪部1表(a) 第1表(b) 理状態の人力をE OR(EXCLUSIV[OR) 
したものとなる。その真理値表を(b)に示す。K出力
は、J出力をR,Cにより積分したものとなり、コンパ
レータによりREF  Vの電圧と比較されてT信号が
作成され出力される。第10図に傾斜タイマにおけるJ
、に、T各出力のタイムチャートを示す。同図に示すよ
うに、傾斜タイマは、J出力が“H”−“L′に変化し
た時点から、CR定数(△T)だけ遅延してT信号を出
力するようになされたものである。尚、J出力が“I]
”−“L”に変化するためのXとYの条件は、X入力が
“H”のときX入力が“L”−“トビに変化したとき、
または、X入力が“L″のときX入力が“H”→“L”
に変化したときである。
上述のX、X入力とJ出力の関係及び前述の論理回路の
A−Fのシーケンスと傾斜タイマの動作の対応を第11
図に示す。論理回路のシーケンスが/’、−Fに動作す
ると、傾斜タイマのJ、に、T出力は第11図のように
動作する。
〔発明の効果〕
以上説明したとおり、本発明によれば、読取り信号にお
いて高周波成分の除去、最高周波数の波高値の増加及び
最低周波数のピーク点の尖鋭化がなされるので、高密度
記録化における対応として、キズ、ノイズまたは隣接デ
ータ等の影響による読取り信号の誤検出を防ぎ、データ
の信転性を向上させる信号検出回路を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成図、 第2図は電圧変化検出手段の説明図、 第3図は閾値検出手段の説明図、 第4図は微分手段の説明図、 第5図は各フィルタの周波数特性のグラフ、第6図は論
理回路の回路図、 第7図は論理回路のタイムチャート、 第8図は論理回路の説明図、 第9図は傾斜タイマの回路図、 第10図は傾斜タイマにおけるタイムチャート、第11
図は論理回路のシーケンスと傾斜タイマの対応図、 第12図は従来例の構成図、 第13図は電圧変化検出回路の回路図、第14図は電圧
変化検出回路の波形図、第15図は固定スライスレベル
検出回路図、第16図は微分零クロスコンパレータ回路
図、第17図は信号検出の原理図、 第18図は歪みを有する波形の見本図、第19図は記録
密度による信号波形の比較図である。 l;電圧変化検出手段、 2;閾値検出手段、 3;微分手段、 4;論理手段、 5;第1のフィルタ、 6;第2のフィルタ、 7:第3のフィルタ、 舐 8iAGC回路。 不発明の一突畷祁・jの4A口 第1図 艷凱 (a)フィル9A (b)フィルタB (C)フィルタC 各フィルタの用′j1数竹ノよグラフ 上1理riJ路り2イミ〉り゛チr−ト(正ピー2イ倉
出)−一(正ヒQ−り4倉出待ら)■い型口割い勤バ乍
の説0月旧 第8図 (b) イψ斜タイマの臼叛(2) 第9図 ti t−J(タイ?Ijお1するタイ^も一トフ苓へ
!〉 4ゝ 第14図 固定ズライズレベルX針七B洛の回路門弟15図 微分定性 懺分キクロスコンバレー2[4存の日路図第16図 j″Iす云Cハ゛)しλ izd&+=にろ傅獄杉の旦]らa 第19図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 読取り信号のフローティングスライスレベルを検出する
    電圧変化検出手段(1)と、 読取り信号の振幅が所定のレベルを越えたことを検出す
    る閾値検出手段(2)と、 読取り信号の微分零クロスを検出する微分手段(3)と
    、 そられの論理条件の組合せにより所要のパルスを出力す
    る論理手段(4)とで成る信号検出回路において、 電圧変化検出手段(1)の前段に配設され、所定値より
    も高い周波数を除去する第1のフィルタ(5)と、 閾値検出手段(2)の前段に配設され、読取り信号の最
    高周波数の波高値を増強する第2のフィルタ(6)と、 微分手段(3)の前段に配設され、最低周波数の波形を
    尖鋭化する第3のフィルタ(7)とを備えたことを特徴
    とする信号検出回路。
JP6621688A 1988-03-18 1988-03-18 信号検出回路 Pending JPH01237915A (ja)

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