JPH01237443A - 格子板検査装置 - Google Patents

格子板検査装置

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JPH01237443A
JPH01237443A JP63063191A JP6319188A JPH01237443A JP H01237443 A JPH01237443 A JP H01237443A JP 63063191 A JP63063191 A JP 63063191A JP 6319188 A JP6319188 A JP 6319188A JP H01237443 A JPH01237443 A JP H01237443A
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Makoto Hayashi
林 眞琴
Masahiro Otaka
大高 正廣
Tsukasa Sasaki
佐々木 典
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は格子板検査装置に係り、特に沸騰水型原子炉上
部格子板に生じた応力腐食割れのき裂を精度よく検査す
るのに好適な格子板検査装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のこの種装置は、特開昭61.−661.62号公
報に記載のように、格子板上に配置した格子板に固定可
能な基体にボールねじを一方向にのみ設け、それに移動
ブロックを取付(づ、その移動ブロックに多数の超音波
探触子を有するセンサーホルダーを備えたものとなって
いた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、多数の超音波探触子を有するセンサー
ホルダーを格子板側面に空気シリンダで押し付けて、ボ
ールねじをモータで回転させることによりセンサーホル
ダーを水平方向に移動させて、超音波探傷法により格子
に発生した欠陥を検出するような構造となっているが、
多数の超音波探触子が垂直方向に固定されているので、
超音波の到達範囲が限られるため、欠陥を見落す可能性
が高いという問題があった。また、超音波探傷法につい
ては端部ピークエコー法、開口合成法、ホログラフィ法
など種々の方法があり、それぞれ特徴を有しているが、
き裂の検出で特に重要なき裂先端からのエコーが得られ
ないことがあり、その場合、き裂の形状を判定できない
という問題があった。
本発明の目的は、上記格子板に生じたき裂を検出するた
めにPDM (直流ポテンシャル法)の測定ヘッドを格
子板の垂直方向及び水平方向に走査して格子板側面の電
位差分布を測定し、測定された電位差分布を独自の方法
により解析することによりき裂発生位置とき裂寸法を判
定できる格子板検査装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、格子板上に格子板に固定できるように配置
した筐体にボールねじにより水平方向に移動できるスラ
イIく台を設け、その水平方向スライド台にボールねじ
により垂直方向に移動できるスライド台を設け、その垂
直方向スライド台に格子板表面に垂直な方向に駆動でき
る空気シリンダを取付け、その空気シリンダの軸端に測
定ヘッドを取付け、その測定ヘッドにPDM(直流ポテ
ンシャル法)により検出するための給電端子と測定端子
を兼用する端子を垂直方向及び水平方向に配置して、」
二部格子板の側面の垂直方向及び水平方向の電位差分布
を測定できるようにすることにより達成される。
〔作用〕
格子板上に配置した筐体に格子板の水平面内の2方向に
位置決め用案内板と固定用空気シリンダを配置して筐体
を固定できるようにし、筐体の上部にはボールねじを軸
受と共に設けて、それを駆動モータにより回転させられ
るようにし、該ボールねじに嵌合する軸受にスライド台
を取付けることにより水平方向に移動できるようにし、
その水平方向スライド台に格子板内に伸びる垂直方向に
長い支持プレートを取付け、その支持プレートにボール
ねじを軸受と共に設けて、それを駆動モータにより回転
させられるようにして、該ボールねじに嵌合する軸受に
スライド台を取付けることにより垂直方向に移動できる
ようにし、その垂直方向スライド台に格子板表面に垂直
な方向に駆動できる空気シリンダを取付け、その空気シ
リンダの軸端に測定ヘッドを取付けることにより、測定
ヘッドは格子板の側面に押し付けられて水平方向。
垂直方向に自由に移動することができ、また、その測定
ヘッドにPDM(直流ポテンシャル法)により検出する
ための給電端子と測定端子を兼用する端子を垂直方向及
び水平方向に配置することにより上部格子板の側面の垂
直方向及び水平方向の2次元の電位差分布が測定できる
ので、格子板に発生したき裂の位置と形状を精度良く判
定することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を説明する。第1図〜第3図は
本発明の格子板検査装置の一実施例を示すもので、第1
図は平面図、第2図は正面図、第3図は右側面図である
。第1図から第3図において、格子板75の上面には格
子より若干大きい目の框体の格子板検査装置本体1が載
せられるようになっている。また、図において水平方向
をX軸。
垂直方向をY軸、紙面に垂直な方向、即ち、格子板の上
下方向をZ軸とする。本体1には本体1を格子板75に
固定するために、X軸方向固定用案内板51.51’ 
とX軸方向固定用空気シリンダ52並びにY軸方向固定
用案内板39,39′とY軸方向固定用空気シリンダ4
0が設けてある。
図には示してないが、格子板検査装置は燃料交換装置8
3(第13図参照)の先端にZ軸回転モータ81 (第
13図参照)を介して吊り下げられるような構造となっ
ている。そのため、格子板検査装置の大体の位置は燃料
交換装置83により制御されるが、正確な位置決めは困
難であるので、X軸方向固定用案内板51.51’ と
Y軸方向固定用案内板39.39’の格子板75を挾む
方の面にテーパを付けておき、格子板検査装置本体1を
格子板75内に降ろしたときに2方向の格子がそれぞれ
X軸方向固定用案内板51.51’ とY軸方向固定用
案内板39.39’の間に入るようにする。そして本体
1が格子板75の上面に載った状態でX軸方向固定用空
気シリンダ52並びにY軸方向固定用空気シリンダ40
を駆動して本体1を格子板75に固定する。固定方法の
詳細は後述する。
本体1の上面にX軸方向に平行になるようにX軸ガイド
36とボールねじの軸受30,31とX軸方向ボールね
じ33を配置する。ボールねじの一端には自在継手32
を介してX軸駆動用モータ2を接続し、X軸駆動用モー
タ2は本体1の端に設けられた部材に固定する。X軸ガ
イド36に嵌合するX軸スライド軸受37にはX軸スラ
イド台34を取付け、X軸スライド台34にはX軸方向
ボールねじ33に嵌合するボールねじ軸受35を取付け
、X軸駆動用モータ2を駆動することによりX軸スライ
ド台34をX軸方向に往復運動ができるようにする。X
軸スライド台34の側面にはX軸すミットスイッチ作動
用部材38を設け、本体1にはX軸すミットスイッチ4
,4′を取付けて、X軸駆動用モータ2によりX軸スラ
イド台34が駆動されたとき、ボールねじ軸受30゜3
1に衝突しないようにする。
X軸スライド台34には垂直方向、即ち、格子板75の
上下方向で格子板75の内部方向に伸びるZ軸支持プレ
ート57(第3図)を取付ける。
そのZ軸支持プレート57にはZ軸に平行になるように
、Z軸ガイド58とボールねじの軸受53゜54とZ軸
方向ボールねじ56を配置する。ボールねじ56の一端
には自在継手55を介して2軸駆動用モータ5を接続し
、Z軸駆動用モータ5はZ軸支持プレート57の端に設
けられた部材に固定する。Z軸ガイド58に嵌合するZ
軸スライ1く軸受59には2軸スライド台60を取付け
、Z軸スライド台6oにはZ軸方向ボールねじ56に嵌
合するボールねじ軸受6】を取付け、Z 1lilfl
 II動用モータ5を駆動することにより2軸スライド
台60をZ軸方向に往復運動できるようにする。Z軸ス
ライド台6oの側面にはZ軸すミットスイッチ作動用プ
レート72.72’ を設け、Z軸支持プレート57に
はZ軸すミッ1−スイッチ7.7′を取付けて、2軸駆
動用モータ5によりZ軸スライド台60が駆動されたと
き、ボールねじ軸受53.54に衝突しないようにする
第4図に測定ヘッド周辺の構造を示す。前述したように
、Z軸支持プレー1へ57にはZ軸ガイド58が取付け
てあり、2軸ガイド58にはZ軸スライI・軸受59が
嵌合しており、更にその2軸スライド軸受59にはZ軸
スライド台6oが取付けである。Z軸スライド台60に
はZ軸方向ボールねじ56(第3図参照)に嵌合するボ
ールねじ軸受61を取付けてあり、Z軸方向駆動用モー
タ5の駆動によりZ軸方向に移動できる。Z軸スライド
台60の格子板75と向き合う面には測定ヘラ1〜駆動
用空気シリンタ13が取付けてあり、その軸端には不導
体材料で作られた測定ヘラ1く71が取付けである。た
だし、このままでは測定ヘッド71が自由に回転するの
で、測定ヘッド71の両端には測定ヘッド案内棒73登
それぞれ1個設け、それをZ軸スライド台6oの内部に
設けた図示されていない直線軸受に嵌合させておく。K
IIJ定ヘッド71には電位差測定のための端子を多数
設ける。
第4図では水平方向電位差測定用の給電端子16と測定
端子17が示しである。
第5図に測定ヘラ1−71における端子の配置の一例を
示す。図で中央部に開けられた3個の孔は測定ヘッド駆
動用シリンダ13の軸への取付けと測定ヘッド案内棒7
3を取付けるためのものである。その他の丸印で示した
のは端子16.17の配置である。直流ポテンシャル法
によってき裂を検出する場合には理想的にはき裂に対し
て電流を垂直方向に供給して電位差分布を測定した方が
良い。従って、測定ヘラF71は回転可能としても良い
が、回転形の場合には実際には格子板75の上端と下端
、それに格子板75の交差する箇所のコーナ一部が測定
できないという欠点がある。そこで、第5図に示したよ
うに、水平方向と垂直方向の2方向の電位差分布測定用
にそれぞれ専用の端子16.17を配置するようにした
。即ち、測定ヘッド71の左右の両端に垂直方向に並べ
たのが垂直方向電位差分布測定用であり、上下の両端に
水平方向に並べたのが水平方向電位差分布測定用である
。測定ヘッド71は水平方向には格子板75の内部しか
移動出来ないので、測定ヘッド71の左右に端子16,
1.7を配置しである。」1下方向は測定ヘッド71を
格子板75の外に移動させて格子板75の上端部、下端
部周辺の電位差分布を測定できるが、効率を良くするた
めに上下に端子を設けてある。
端子の形状の一例を第6図に示す。端子の形状としては
2段の円柱状で、先端はコーン形状としである。先端の
段付き部の後方にコイルばねを配置して」二部格子板7
5の表面に対して垂直方向には移動可能とし、且つ、あ
る一定量押し付けることによって端子と格子板75との
間の接触抵抗が測定値に影響しないようにしである。
次に電位差分布の測定方法について説明する。
垂直方向の電位差分布を測定するときは第7図で黒丸で
示した端子から上下方向に電流を供給して、その中間の
5個の端子により4箇所の電位差■を測定する。左右に
端子が配列しであるので、同時に8箇所の電位差が測定
できる。この場合直流電源20は左右別々に2台用意す
る。水平方向の電位差分布を測定するときは第8図で黒
丸で示した端子から左右方向に電流を供給して、その中
間の2個の端子により1箇所の電位差Vを測定する。
左右、上下に端子は配列しであるので、同時に4箇所の
電位差を測定できる。この場合にも直流電源20は別々
に4台用意する。
第9図には別の端子の配置方法を示す。測定ヘッド71
の測定ヘッド駆動用空気シリンダ13と測定ヘッド案内
棒73(第4図)のある部分には端子を配置出来ないの
で、そこを除いた部分に端子を水平方向、垂直方向共に
等間隔でマトリクス状に配置する。この場合、端子は出
来るだけ細かい間隔で、また水平方向、垂直方向共に同
じ間隔で設けた方が良い。垂直方向の電位差分布を測定
するときは第10図で黒丸で示した端子から上下方向に
電流を供給して、その中間の7個の端子により6箇所の
電位差Vを測定する。左右に6列ずつ端子は配列しであ
るので、同時に36箇所の電位差が測定できる。直流電
源2oは給電端子1対に対して1台用意しなければなら
ないので、このような端子の配列では合計12台の直流
電源20が必要である。水平方向の電位差分布を測定す
るときは第11図で黒丸で示した端子から左右方向に電
流を供給して、その中間の4個の端子により3箇所の電
位差Vを測定する。」1下に9列、左右に2個所、端子
は配列しであるので、同時に54箇所の電位差を測定で
きる。このような端子配列の場合には直流電源20は全
部で18台必要であるが、第11図では煩雑となるので
4台だけ示しである。第12図には別の方法を示す。黒
丸で示した左右両端の端子から電流を供給して、左側の
5列の端子により36箇所の電位差Vを、右側の5列の
端子により36箇所の電位差Vを、合計72箇所の電位
差Vを測定する。この場合には直流電源20は9台必要
となるが、第12図では2台だけ示しである。
第13図に格子板検査装置本体1の制御・駆動・測定シ
ステムの系統図を示す。25はコンピュータ、26は測
定結果とデータ処理結果を表示するためのCRT、27
はデータやプログラムを記憶させるためのハードディス
ク等の外部記憶装置である。コンピュータ25はインタ
フェース24やGP−IBインタフェース23を介して
各種駆動装置や電磁弁、計算機器を制御したり、測定値
を取り込んで処理し、結果を出力する。格子板検査装置
の全体を移動させる燃料交換装置83には専用の制御装
置84が付いているが、格子板検査装置本体1を制御す
るコンピュータ25とも接続して1つの装置として機能
させる。第1図に示したように格子板検査装置本体1は
格子板・75の1つの側面しか検査できないので、検査
を終えると一旦格子板75を上方に持ち上げて、90″
ずつ15一 回転させて、再び下降し、格子内に挿入して別の側面を
検査しなければならない。そのため、格子板検査装置本
体1を回転させるためのZ軸回転モータ81はモータ駆
動装置82から電源を供給され、駆動するための信号は
インタフェース24を介してコンピュータ25から出力
される。X軸駆動用モータ2と2軸駆動用モータ5はそ
れぞれモータ駆動装置3と6から電源を供給され、駆動
するための信号はインタフェース24を介してコンピュ
ータ25から出力される。X軸とZ軸に関してはそれぞ
れリミットスイッチを軸の両端に設けておき、それぞれ
のスライド台が軸受にぶつかって壊れることのないよう
にする。格子板検査装置本体1の格子板75への固定用
のY方向固定用シリンダ9とX方向固定用シリンダ11
及び測定ヘッド駆動用シリンダ13はそれぞれ電磁弁1
0゜12.14を通じて圧縮空気源8に接続され、電磁
弁10,12.14はインタフェース24を介してコン
ピュータ25により制御される。複数の直流電源20か
らの直流電源はコンピュータ25により制御される電流
極性変換装置19により一定時間毎にその極性を切り換
えられてマルチプレクサ−18に供給され、更に電流供
給先が振り分けられて給電端子16..16’ に電流
が供給される。多数の測定端子17.17’の間の電位
差はマルチプレクサ−21により測定する測定端子を切
り換えられて、微小電位差計22に接続されて測定され
る。測定された電位差はGP−IBインタフェース23
を介してコンピュータ25に転送される。コンピュータ
25は後述の方法により格子板75の水平方向、垂直方
向の電位差分布よりき裂の寸法を判定する。ここで、マ
ルチプレクサ−18,21及び微小電位差計22はGP
−IBインタフェース23或いはインタフェース24を
介してコンピュータ25により制御されるものである。
次に、格子板の検査方法について述べる。第14図に検
査のフローチャートを示す。検査を開始すると、ステッ
プ(1)で燃料交換装置83を駆動して格子板検査装置
本体1の位置決めを行い、ステップ(2)で格子板検査
装置本体1を下降させ、ステップ(3)で格子内に挿入
する。このとき、Y方向固定用シリンダ9とX方向固定
用シリンダ1]を引っ込めた状態にしておき、格子板検
査装置本体1の下端面が格子板75の上端面に当たるま
で下降させる。次に、Y方向固定用シリンダ9とX方向
固定用シリンダ11を駆動して検査装置本体1を格子板
75に固定する。ただし、これを−度に行うと、正確な
位置決めができない。
そこで、初めにステップ(4)でY方向固定用シリンダ
9を駆動して格子板75をY方向固定用シリンダ9の軸
端とY軸方向固定用案内板39(第1図)の間に一旦固
定する。次にステップ(5)でY方向固定用シリンダ9
を引っ込める。ステップ(6)てX方向固定用シリンダ
11を駆動して格子板75をX方向固定用シリンダ11
の軸端とX軸方向固定用案内板51(第2図)の間に一
旦固定する。次に、ステップ(7)でX方向固定用シリ
ンダ11を引っ込める。ステップ(4)からステップ(
7)を繰返し・て格子板75がX方向。
Y方向共に、X軸方向固定用案内板51とY 1il1
1方向固定用案内板39にきちんと当たるようにする。
ステップ(8)ではこの繰返し数をカランI−する。
ステップ(9)とステップ(10)で最終的にY方向固
定用シリンダ9とX方向固定用シリンダ1]を駆動して
検査装置本体1を格子板75に固定する。ステップ(1
1)で電位差分布を測定する。その詳細は後述する。ス
テップ(12)では測定終了か否かを判定する。測定が
終了していない場合には、ステップ(13)でY方向固
定用シリンダ9とX方向固定用シリンダ11を引っ込め
た」二で燃料交換装置83を駆動して検査装置本体1を
上昇させる。ステップ(14)では1つの格子の測定が
終了したか否かを判定して、終了した場合にはステップ
(15)で燃料交換装置83により移動して次の格子に
移る。終了していない場合にはスイング(16)で2軸
回転モータ8」により90°回転させて、ステップ(1
7)で燃料交換装置83により移動して格子の次の面に
移動させる。この手順を全ての格子板75の検査が終=
19− 了するまで繰り返す。
電位差分布測定による欠陥形状検出の全体のフローチャ
ートを第15図に示す。ステップ(21)で測定範囲(
Xi〜X2.Z1〜Z2)と測定ピッチΔX、Δ2を設
定する。ステップ(22)で測定開始点(xi、z+)
へ移動し、ステップ(23)で電位差分布を測定する。
初めに、測定範囲全体の電位差分布を粗いピッチで測定
する。測定された電位差分布からき裂のない測定開始点
付近の電位差を基準電位差Voとして電位差比V / 
V oの分布を求める。ステップ(24)では測定され
た電位差分布から欠陥位置を判定する。ステップ(25
)では欠陥周辺の詳細な電位差分布を測定する。詳細な
電位差分布とは電位差測定ピッチを細かくすることを言
う。従って、ステップ(23)の電位差分布測定では測
定ピッチを測定端子の間隔と等しくする。次に、ステッ
プ(26)で欠陥周辺の電位差分布から欠陥に沿った電
位差分布を判定し、ステップ(27)で後述する簡易表
面き製形状決定法により欠陥形状を判定する。そして−
20= ステップ(28)で判定された欠陥の形状を出力する。
次に、電位差分布測定のフローチャートを第16図に示
す。ここでは垂直方向の電位差分布を設定する場合を説
明する。ステップ(31)で測定範囲(Xi〜X2.Z
l〜Z2)と測定ピッチΔX。
ΔZを設定する。ステップ(32)で測定開始点(Xi
、 Zl)へ移動する。ステップ(33)でマルチプレ
クサ−18を制御することにより格子板75の垂直方向
給電端子16に直流電流を供給して格子板75の垂直方
向に電場を形成する。ステップ(34)で電位差分布を
測定する。ここで、多数の測定端子間の電位差の測定で
あるが、垂直方向に隣り合った端子間の電位差をマルチ
プレクサ−21により測定端子を切り換えて測定する。
測定された電位差はGP−よりインタフェース23を通
じてコンピュータ25に転送され、データ処理されるが
、電位差は電流の極性を切り換えて十の電流を流したと
きと−の電流を流したときの2回測定したものの振幅で
評価するものとする。
そのためステップ(35)で測定回数Jをカウントする
。十の電流を流して電位差分布を測定した場合にはステ
ップ(36)で測定回数Jに1を加算して、ステップ(
37)で直流電流の極性を電流極性変換装置19により
切り換える。そして、再びステップ(34)で−の電流
を流したときの電位差分布を測定して、電位差振幅を割
算してステップ(38)で電位差測定値に座標を振り当
てる。ステップ(39)では、測定範囲を超えているか
どうかを判別する。ステップ(40)では垂直方向、即
ち、Z軸方向の座標が測定範囲を超えているかどうかを
判別して、超えていなければ、ステップ(41)でZ軸
駆動モータ5を駆動して検査装置本体1をZ軸方向に移
動させる。このステップ(34)からステップ(40)
を繰返して、ステップ(40)でZ軸方向の座標が測定
範囲を超えたと判別されると、ステップ(42)でX軸
駆動モータ2を駆動してX軸方向に検査装置本体1を移
動させる。ステップ(43)からステップ(49)を繰
返して、ステップ(49)で2軸方向の座標が測定範囲
を超えたと判別されると、ステップ(51)でX軸駆動
モータ2を駆動してX軸方向に検査装置本体1を移動さ
せる。このステップ(34)からステップ(51)を繰
返して、全範囲の電位差分布を測定すると、ステップ(
52)で検査装置本体1を測定開始点(xz、 zt)
へ移動、ステップ(53)で原点(xo、 zo)へ移
動させて測定を終了する。
上述の電位差測定において電流の極性を切り換えて十の
電流を流したときと−の電流を流したときの2回測定し
たものの振幅で評価する理由は、被測定試料に多少の温
度分布があると、測定端子と被測定試料の間に熱起電力
が生じ、それが測定された電位差の中に平均的な電位差
として含まれることになる。従って、被測定試料そのも
のの電位差を測定するためには熱起電力を何らかの方法
で取り除かねばならない。1つの方法は電流を流して測
定した電位差から電流を切って測定した電位差を差し引
くものである。いま1つの方法は直流電流の極性を間接
的に切り換えて電位差の振幅を測定するものである。後
者の方が測定される電位差の絶縁値が大きいので、それ
だけ測定精度が向上する。また、電流を切る方法では電
流を流した後に電流が安定するまでに時間がかかるとい
う欠点があるが、電流の極性を切り換える方法では瞬時
に電流が安定するという利点がある。この電流の極性を
切り換えるための装置が電流極性変換装置19である。
水平方向の電位差分布測定は第16図と全く同様である
。垂直方向と水平方向の2方向に電流を流すのは以下の
理由による。今、き裂が格子板の垂直方向に平行に入っ
ている場合、垂直方向に電流を流しても電場は垂直方向
であるので電場はき裂によって乱されることはないので
、測定される電位差分布はき裂がない場合と全く同じと
なり、き裂はないと判定されてしまうことになる。とこ
ろが、そのような格子板75の垂直方向のき裂に対して
水平方向に電流を流すと、水平方向電場はき裂によって
大きく乱されるため電位差分布が生じ、その電位差分布
の乱れ方からき裂の大きさを判定することができる。も
し、き裂が格子板75の垂直方向及び水平方向の両方向
に対して傾いて発生した場合には両方向から電流を流し
て測定された電位差分布からその傾きを含めて形状を判
定することが可能である。
第15図のステップ(23)の電位差分布測定で、水平
方向に電流を流して水平方向の電位差を測定して得られ
た電位差比V / V oの分布の模式図を第17図に
示す。第17図では横が格子板75の水平方向、縦が垂
直方向としである。き裂の周辺では電場が乱されるため
電位差比が大きくなる。電位差比V / V oが大き
いところは垂直方向に長く伸びている。そこで、電位差
比が最も大きいところを検出して、例えば電位差比V 
/ V 。
が1.o2 よりも大きいところにき裂があると判定す
る。次に、き裂の周辺だけ軸方向、周方向ともに細いピ
ッチで電位差分布を測定する。例えば第15図では @
2 甑旨首の範囲は全て電位差比V/Vθが1.02 
よりも大きいので、この領域を含むように測定する。た
だし、基準電位差VOか必要であるので、  sI ”
’/i:(l Ift・Fダミ1llIの範囲よりもあ
る程度広い領域を測定する。第15図のステップ(25
)の電位差分布測定で得られたき裂周辺の電位差比分布
の模式図を第18図に示す。
垂直方向き裂の場合、測定された電位差分布の水平方向
の分布において最大の電位差となったところにき裂は存
在すると判定され、同時にそれらの最大の電位差の周方
向の分布をき裂に沿っての電位差分布と判定する。その
電位差分布を用いて後述する簡易表面き裂形状決定法に
よりき袋形状を判定する。
き裂に沿った電位差分布からのき製形状決定方法を以下
に示す。表面き裂形状決定法のフローチャートを第19
図に示す。予め、汎用大型計算機により各種アスペクI
・比、例えば、a/C−1,0゜0.5,0.25,0
.1  (7)き裂ニツイテ電場を解析し、き装面に垂
直な方向の表面の電位差分布をコンピュータ25の記憶
装置、または外部記憶装置27に記憶させておく。記憶
させる電位差分布の一例としてアスペクト比a / c
 = 0 、5  の各き裂深さに対する電位差分布を
第20図に示す。第19図は板厚t = 20 nyn
の平板の中央にき裂がある場合についてFEM (有効
要素法)により電場を解析して得られたものである。板
厚もで基準化したき裂の深さa / tはき裂中央の最
深点で0゜0.125,0.25,0.375,0.5
,0.625および0.75 である。き裂がない(a
/1=O)の場合には電位差はき裂からの距離2に比例
する。
一方、き裂がある場合にはき裂の近傍で電位差が大きく
なっている。これらの電位差分布はn次近似してコンピ
ュータ25に記憶させておく。き製形状決定に当たって
は最初に測定されたき裂周辺の電位差分布から表面き裂
長さ2C+にと最大電位差比V / V o−a−を求
める。−例として第21図にステンレス鋼12B管の内
面に疲労により導入したき裂周辺での電位差分布を示す
。き裂がなし)ところでは電位差はほぼ一定であり、そ
の平均を求めると、基準電位差としてVo=37.25
μVが得られる。き裂のあるところでは電位差は大きく
なっており、この部分の電位差分布をn次近似する。第
21図では4次近似した結果得られた曲線が示しである
。この4次近似曲線と基準電位差Voとの交点から表面
におけるき裂長さ2Cを求めると、2cm”22.5m
n が得られる。近似曲線からき裂の最深点に対応する
最大の電位差比■/V o * aつを決定する。第2
1図の場合にはVma。−38,0μVであるのでV 
/ V o−ax = 38 、0 /24.75=1
.535が得られた。次に、第9図に示した電位差分布
から各種アスペクト比a / cのき裂に対する電位差
比V / V o とき裂深さa/lの関係を作成する
ために電位差比V / V oとアスペクト比a / 
cの関係を作成する。この場合、FEMによる電場解析
では板厚1; = 2 Ononの平板について解析し
ているので、測定端子間距離dに対応した測定位置d*
における電位差比V / V 。
とアスペク1〜比a/Cの関係を作成しなければならな
い。従って、被測定部材の板厚t*で補正されたd’*
=dX20/l*の位置の各き裂深さに対する電位差を
求めて電位差比V/Voとアスペク1〜比a / cの
関係を第22図のように作成する。
=28− 電位差比V/Voとアスペクト比a / cの関係は各
き裂深さa / を毎にn次近似してコンピュータ25
の記憶装置27に記憶させる。次に、電位差比V/Vo
とアスペクト比a / cの関係を用いてアスペクト比
a / c = 0 、5  に対する電位差比V/V
o とき裂深さa / tの関係のマスターカーブを第
23図のように作成する。この場合にも電位差比V /
 V oとき裂深さa / tの関係はn次近似、例え
ば5次近似する。このマスターカーブに電位差分布を4
次近似して得られた最大電位差比■/Vo□工を代入し
てき裂深さa申を求める。次いで、板厚補正した表面き
裂長さ2cm (=2cX20/1)によりき裂のアス
ペクト比a*/C傘を求め、マスターカーブのアスペク
ト比a / Cと比較する。両者が一致していなければ
、改めて電位差比V / V oとアスペクト比a /
 cの関係を用いてアスペクト比a / c = a 
* / c Imに対する電位差比V / V oとき
裂深さa / tの関係のマスターカーブを作成し、最
大電位差比V / V Omaxを代入してき裂深さa
申を求める。この作業を両者が一致するまで、例えば、
a / cとax / Q *の差が0.01 以下と
なるまで繰り返す。一致したときのアスペクト比に対す
る電位差比V / V oとき裂深さa / tの関係
のマスターカーブに各測定位置における電位差比を代入
することによりき裂全体の形状を決定するものである。
この場合電位差比は各測定位置における電位差比を代入
しても良いし、n次近似した電位差比分布を代入しても
良い。
第21図に示した疲労き裂周辺の電位差分布について具
体的に計算した結果について示す。ステンレス鋼管の板
厚はt*=15.8nwnであり、測定端子間距離はd
=5+nnであるので、d*=dX20/l*=5X2
0/15.8=6.3u類の位置における各アスペク1
〜比の各き裂深さに対する電位差を求める。ただし、き
裂が測定端子の中央に来るようにして電位差を測定して
いるので、Z=d*/2=3.15nnの位置の電位差
を求め、第22図のような電位差比V/Voとアスペク
1〜比a / cの関係を作成する。これらの関係を用
いて第22図に示すようにアスペクト比a / c =
0.5に対する電位差比V / V o とき裂深さa
 / tの関係のマスターカーブを作成する。このカー
ブに最大電位差比V / V o−ax = 1 、5
35  を代入すると、a*/l=0.2665  と
なり、am=5.3111N11が得られる。表面き裂
長さ2c=22.5++wn を板厚補正すると2cm
=22.5X20/15.8=28.48+nn とな
り、き裂のアスペクト比はa m / c * = 5
 、31. / 14 、28 = 0 、37  と
なる。そこで、次にa/c=0.37  に対するマス
ターカーブを作成してき裂深さを求めると、a*=4.
97mm が得られ、a * / c *= 0 、3
48となる。再び、a/a=0.34  に対するマス
ターカーブを作成してき裂深さを求めると、a*=4.
92nnが得られ、a * / c * = 0 、3
4−4  となり、アスペクト比がほぼ一致した。これ
らは手計算による結果であるが、コンピュータ25によ
り計算した場合はa / c = 0 、348  に
対するマスターカーブを作成してa+に=4.94+a
m 、a/c = 0 、345  が得られ、アスペ
ク1〜比はほとんど一致した。このようにして求めた表
面き裂形状と破断後の破面のビーチマークとの対応を第
24図に示す。第21図で分かるように電位差測定間隔
が粗かったために、表面のき裂先端近傍でややき裂が浅
目になっているが、そこを除けば非常に良く一致してい
る。従って、もしもつと細かいピッチで電位差分布を測
定できれば、更に精度が良くなる。
ただし、上述の方法ではき裂が電場に対して垂直にある
場合に適用できるものであって、傾いているき裂に対し
てはそのまま適用できない。第25図に傾いているき裂
周辺で測定された電位差分布の模式図を示す。図では水
平方向に電流を流したときに得られた電位差分布におい
て、水平方向での電位差の最大値となった位置が示しで
ある。
このような場合にはその電位差が最大となった測定位置
の座標点を最小自乗法により直線近似して水平方向に対
する角度を求めると共に、両端座標からき裂長さ2c+
kを求める。この時、き裂の法線方向と電場方向とのな
す角度をeとすると、電位差比V/Vo’  はき裂が
電場に対して直角にあるときの電位差比V/Voよりも
小さくなり、第一次近似してはV/Vo’ =V/Vo
−cosθとなる。
従って、上述の方法でき裂形状を求める場合には測定さ
れた電位差比V/Vo’  をθで補正してV/Vo=
V/Vo’ ・coSθにより評価することが必要であ
る。ただし、0が45°を超えると精度が悪くなるので
、θが45°よりも小さい方の電場についての測定値を
使って判定する方が良い。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明の格子板検査装置によれば、水
平方向と垂直方向に共に等間隔でマトリクス状に配置し
た測定端子を有する測定ヘッドを格子板の側面に押し当
てて走査して、格子板の水平方向と垂直方向の両方向の
電位差分布を測定し、簡易表面き裂形状決定法によりき
裂の位置及び形状の検出ができるので、上部格子板の健
全性を精度良く検査することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図はそれぞれ格子板検査装置の一実施例を
示す平面図、正面図及び右側面図、第4図は測定ヘン1
く周辺の一実施例を示す構造図、第5図は測定ヘッドの
一実施例を示す構造図、第6図は端子の一実施例を示す
構造図、第7図と第8図は電位差分布の測定方法を示す
図、第9図は測定ヘン1〜の他の実施例を示す構造図、
第10図。 第11図及び第12図は電位差分布の測定方法を示す図
、第13図は格子板検査装置の一実施例を示すシステム
系統図、第14図は格子板検査の一実施例を示すフロー
チャー1・、第15図はき製形状検出の全体の一実施例
を示すフローチャート、第16図は電位差分布測定の一
実施例を示すフローチャー1・、第17図は測定範囲全
体の電位差比分布を示す図、第18図は欠陥周辺の電位
差比分布を示す図、第19図はき製形状の判定方法の一
実施例を示すフローチャー1〜、第20図はF E M
で得られた板材の表面における電位分布の一例を示す図
、第21−図はステンレスパイプのき裂周辺で測定され
た電位差分布図、第22図は電位差比とアスベク1へ比
の関係線図、第23図は電位差比とき裂深さの関係線図
、第24図は実際のき製形状と判定されたき製形状との
比較を示す図、第25図は傾いている欠陥周辺で測定さ
れた電位差分布において最大電位差の位置を示す図であ
る。 王 格子板検査装置本体、2・X軸駆動用モータ、3 
モータ駆動装置、4,4′・・X軸すミツ1−スイッチ
、5・Zilll駆動用モータ、6 モータ駆動装置、
7 Z軸すミットスイッチ、8 圧縮空気源、9 Y方
向固定用シリンダ、]O・電磁弁、11−・X方向固定
用シリンダ、12 電磁弁、1−3・測定ヘッド駆動用
シリンダ、14 電磁弁、16 給電端子、1.7− 
allll子端子8・・マルチプレクサ−119−71
1流極性変換装置、20・・直流電源、21 マルチプ
レクサ−122・微小電位差計、23− G P −I
 Bインタフェース、2−/lインタフェース、25 
コンピュータ、26−CRT、27 外部記憶装置、3
0,3]、−軸受、32 自在継手、33 ボールねじ
、34 スライド台、35 ・ボールねじ軸受、36 
スライドガイド、37 スライ[く軸受、38 ・リミ
ットスイッチ作動用部材、39.39’ −4軸方向固
定用案内板、4.0− Y軸方向固定用空気シリンダ、
51.51’・・X軸方向固定用案内板、52− X軸
方向固定用空気シリンダ、53.54  ボールねじ軸
受、55 ・自在継手、56 ・ボールねじ、57・・
Z軸支持プレー1−158 スタイ1−ガイド、59・
スタイ1〜軸受、60・・スライド台、61ボールねじ
軸受、71・測定ヘッド、72 リミツ1〜スイッチ作
動用プレート、73・・H11定ヘッド案内捧、75・
格子板、81・Z軸回転モータ、82・・モータ駆動装
置、83・燃料交換装置、84 ・燃料交換装置制御装
置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、部材表面に相互に離間した少なくとも1組の給電端
    子対により直流電流を印加し、該給電端子対の間に少な
    くとも1組の電位差測定端子対を設けて電位差を測定し
    、該電位差から欠陥を検出する原子炉上部格子板の格子
    板検査装置において、前記格子板の上面に配置された本
    体に、該本体を前記格子板の直行するX方向、Y方向に
    固定するための位置決め板と固定用空気シリンダを設け
    、前記本体の上面にはX軸方向直線スライドガイドとボ
    ールねじの軸受を取り付け、該ホールねじ軸受にはボー
    ルねじを嵌合させ、該ボールねじの一端には自在継手を
    介してX軸駆動用モータを設け、前記X軸方向直線スラ
    イドガイドに嵌合する軸受の上部にはX軸方向駆動部を
    取付け、該駆動部にはZ軸方向に伸びる支持部材を設け
    、該支持部材にはZ軸方向直線スライドガイドとボール
    ねじの軸受を取付け、該ボールねじ軸にはボールねじを
    嵌合させ、該ボールねじの一端には自在継手を介してZ
    軸駆動用モータを設け、前記Z軸方向直線スライドガイ
    ドに嵌合する軸受の上部にはZ軸方向駆動部を取付け、
    該駆動部には前記格子板の側面に直交する方向に駆動可
    能な空気シリンダを取付け、該空気シリンダの軸端には
    直流電流供給と電位差測定を兼用する電極を多数配置し
    た不導体製の測定ヘッドを取付け、前記本体の上部には
    吊下げ用部材を設け、該部材の上部には軸端を燃料交換
    装置の先端に取付け可能とした部材に接続されたZ軸回
    転用モータを取付けた構成としたことを特徴とする格子
    板検査装置。 2、前記本体の上面にX軸方向リミットスイッチを2個
    設けると共に、前記X軸方向駆動部の側面にリミットス
    イッチ作動用部材を設け、前記Z軸方向に伸びる支持部
    材にZ軸方向リミットスイッチを2個設けると共に、前
    記Z軸方向駆動部の側面にリミットスイッチ作動用部材
    を設けた特許請求の範囲第1項記載の格子板検査装置。 3、制御用のコンピュータと、測定結果とデータ処理結
    果を表示するCRTと、データとプログラムを記録する
    外部記憶装置と、モータ駆動用の駆動装置と、空気シリ
    ンダを駆動するための電磁弁と、給電端子に電流を供給
    するための直流電源と、電流極性変換装置と、前記コン
    ピュータに接続するためのインタフェースと、前記格子
    板上の電位差分布を測定する微小電位差計と、マルチプ
    レクサー及びGP−IBインタフェースを設けてある特
    許請求の範囲第1項または第2項記載の格子板検査装置
    。 4、前記測定ヘッドにX軸方向、Y軸方向の電位差分布
    を測定できるように2方向に電流供給と電位差測定を兼
    用する端子を配置した特許請求の範囲第1項または第2
    項または第3項記載の格子板検査装置。 5、X軸方向、Y軸方向に配置した前記端子を前記測定
    ヘッドの外周部に配置した特許請求の範囲第4項記載の
    格子板検査装置。 6、前記測定ヘッドに配置した端子をX軸方向、Y軸方
    向共に等間隔でマトリクス状に配置した特許請求の範囲
    第4項記載の格子板検査装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103559921A (zh) * 2013-10-18 2014-02-05 中国核动力研究设计院 一种反应堆燃料组件定位格架的勾挂试验装置
JP2014503810A (ja) * 2010-12-13 2014-02-13 ウエスチングハウス・エレクトリック・カンパニー・エルエルシー 上部格子板検査具
CN109596677A (zh) * 2018-11-02 2019-04-09 大族激光科技产业集团股份有限公司 一种质量检测装置、方法、系统及一体式探针组件
JP2021503591A (ja) * 2018-11-02 2021-02-12 ハンズ レーザー テクノロジー インダストリー グループ カンパニー リミテッド 品質検査装置、方法、システム及び一体型プローブ組立体

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