JPH01236900A - アレイ型超音波探触子 - Google Patents

アレイ型超音波探触子

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JPH01236900A
JPH01236900A JP63064346A JP6434688A JPH01236900A JP H01236900 A JPH01236900 A JP H01236900A JP 63064346 A JP63064346 A JP 63064346A JP 6434688 A JP6434688 A JP 6434688A JP H01236900 A JPH01236900 A JP H01236900A
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並木 文博
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安津夫 飯田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 超音波断層撮像装置のセンサとして用いられるアレイ型
超音波探触子に関し。
アレイ型超音波探触子の構造を強化して、電気音響変換
素子と音響整合層との間で起こる剥離等の発生を防止す
ることを目的とし。
微小短冊形状の超音波送受信素子が多数配列されること
で形成され、この超音波送受信素子が。
電気音響変換素子と、この電気音響変換素子の音波放射
側に電極を介して設けられる音響整合層と。
この電気音V変換素子の背面側に電極を介して設けられ
る音波吸収体とを備えるよう構成されてなるアレイ型超
音波探触子において、上記電極のいずれか一方から取り
出されるアースのためのアースライン手段として、微小
な網目を有する箔状の金属網を用いるとともに、この金
属網の網目を通して固着される接着剤手段を用いて、上
記超音波送受信素子の構造を強化してなるようにと構成
する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は超音波断層撮像装置のセンサとして用いられる
アレイ型超音波探触子に関し、更に詳しくは、構造自体
を強化することのできるアレイ型超音波探触子に関する
ものである。
医療用の診断などに用いられる超音波断層撮像装置のア
レイ型超音波探触子の構造方法では、最初の工程で、電
気音響変換素子である細長い板状の圧電素子の上面と下
面に電極を介して音81?J合層と音波吸収体を形成す
るとともに、これらの電極からアース線と信号線を取り
出すよう製造し5次の工程でダイシングソーなどを使っ
て圧電素子を分断していくことで、超音波送受信素子の
アレイを形成するといった2段階の製造工程がとられる
ことになる。従って、この分断工程において。
概略形成されている超音波探触子にかなり大きな無理な
力が加わることになる。
また、音響整合層の形成方法も、予め4分の1波長の厚
さに成形した音響整合層を圧電素子上に接着していくと
いう方法の他に、音響整合層材を圧電素子上に直接モー
ルド成形して、それから4分の1波長の厚さまで研出し
ていくことで形成するという形成方法をとることがある
。このような。
研出の工程の入る音響整合層の形成方法でも、同様に、
概略形成されている超音波探触子にかなり大きな無理な
力が加わることになる。
これから、アレイ型超音波探触子の構造を強化していく
手段を講じていく必要があるのである。
〔従来の技術〕
短冊形状の微小な超音波送受信素子10を多数配列する
ことで形成される。アレイ型超音波探触子20の従来技
術の構造を第3図に示す。
この図に示すように、超音波送受信素子10は。
電気音響変換素子1である圧電素子laと、この圧電素
子1aの音波放射側に設けら札る音響整合N4と、この
圧電素子1aの背面側に設けられる音波吸収体5とから
構成される。そして、電気音響変喚のために圧電素子1
aの両面に銀焼き付けなどにより形成される電極2.3
には、アースをとるための金属箔8と、信号のためのフ
レキシブルプリント板7a(リード線であることもある
)が、夫々半田付けで取り付けられることになる。
音響マツチングをとるために設けられる音響整合層4は
、−船釣にエポキシ樹脂などに金属粉体を混合したもの
を数層重ねることで形成され、金属箔8の半田付けされ
た圧電素子la上に接着材で貼り付けるか、あるいは直
接モールド成形により形成されることになる。
第4図は、第3図に示した従来技術を改良した従来技術
を示している。この改良技術では、金属箔8とフレキシ
ブルプリント板7aとの間にできる空間に、接着剤9を
充填している。これにより。
金属箔8と電極2との半田付は部分及びフレキシブルプ
リント板7aと電極3との半田付は部分にかかる力を低
減することができ9両方の半田付は部分を保護すること
ができるのである。
いずれにしても、従来技術では、多数配列される超音波
送受信素子lOのアースを共通してとるために、金属箔
8を用いていたのである。
〔発明が解決しようとする課題〕
この金属箔8としては1w4箔などが広く用いられてい
たが、一般に金属箔8に対する接着剤の接着強度は低く
、特に音響整合層4を直接モールド成形する方法では、
エポキシ樹脂中に多量の粉体が混合されているために接
着強度は更に低下することになる。
これから、従来技術では、金属箔8と音響整合Jii4
や、金属箔8とフレキシブルプリント板7aの接着強度
が十分とれないという問題点があった。
これから、ダイシングソーや研磨も含めて、製造工程に
おいて何らかの力が金属7f38や音響整合層4にかか
った場合、第4図に示すような従来の改良技術を採用し
ても、第5図にも示すように、金属箔8と音響整合層4
あるいは金属箔8とフレキシブルプリント仮7aの接着
面は容易に剥離し。
結果的に圧電素子1aと音響整合層4の判姉を引き起こ
してしまうことになる。
このような工11離が、多数ある超音波送受信素子10
の内のひとつでも起こると、アレイ型超音波探触子20
は十分な性能を示さなくなる。従って。
アースをとるために金属箔8を用いる従来のアレイ型超
音波探触子20では、製造における歩留まりが悪く、か
つ使用に際しての信頬性も十分でないという欠点があっ
たのである。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであって、金
属箔8に対する接着剤の接着強度を改善することでアレ
イ型超音波探触子20の構造を強化して、圧電素子1a
と音響整合層4との間で起こる剥離等の発生を防止する
ことを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に従うアレイ型超音波探触子は、アレイ型超音波
探触子を形成する超音波送受信素子の電気音響変換素子
に取り付けられるアースライン手段として、微小な網目
を有する箔状の金属網を用いるよう構成する。
〔作用〕
本発明によると、超音波送受信素子の形成の際に用いる
モールド剤や接着剤といった接着剤手段が、この金属網
の網目を通して金属網と一体となって固着されることに
なる。これから、アースライン手段として用いられる金
属網と、超音波送受信素子形成のための接着剤手段とが
剥離することがなくなり、従って超音波送受信素子の構
造を強化できることになる。
〔実施例〕
以下9図面を参照して本発明の実施例について説明する
第1図に9本発明の一実施例に係るアレイ型超音波探触
子20の内部構造を示すための斜視図を示す、この図に
示すように1本発明のアレイ型超音波探触子20も、第
3図に示した従来のアレイ型超音波探触子20と基本的
な構造は変わることがなく、短冊形状の微小な超音波送
受信素子10′  を多数配列することで形成され、そ
してこの超音波送受信素子10が1例えば圧電素子であ
るところの電気音響変換素子Iと、この電気音響変換素
子1の音波放射側に設けられる音響整合層4と。
この電気音響変換素子lの背面側に設けられる音波吸収
体5とから構成されるものである。そして。
電気音響変換素子1の音響整合層4と接する面及び音波
吸収体5と接する面には、銀焼き付けなどにより71極
2及び電極3が形成され、この2つの電極2,3を介し
て超音波の放射のための電圧が印加されるとともに、被
検査体から戻ってきた超音波により励磁される電圧が取
り出されることになる。
一般的には、音波吸収体5側に設けられる電極3に例え
ばフレキシブルプリント仮7aのような信号ライン手段
7が半田付けで接続されるとともに、音響整合層4側に
設けられる電極2にアースをとるためのアースライン手
段が半田付けで接続されることになるが1本発明では、
第1図にも示すように、このアースライン手段として半
田付けのできる銅、真鍮、ステンレスなどの材質からな
る微小な網目を有する箔状の金属!46を用いるもので
ある。この金属M46のw1目の間隅は超音波送受信素
子10の配列ピッチより十分小さいことが望まれるが2
通常の金網のように網目が規則性をもつことは必ずしも
必要でなく、ランダムな小孔の配列とすることも可能で
ある。
次に、アースライン手段としてこのような金属網6を用
いる本発明のアレイ型超音波探触子20が、どのように
してその構造を強化できることになるのかということに
ついて、第2図に示す製造方法の説明図に従って説明す
ることにする。
第2図(A)に示すように、最初に、予め形成されてい
る電気音響変換素子lの電極3の端部に信号ライン手段
7を半田付けし、この後、音波吸収体5を接着若しくは
モールド成形により電極3を介して電気音響変換素子l
にと固着する。
次に、第2図(B)に示すように、予め形成されている
電気音響変換素子lの電極2の端部に金属網6を半田付
けし、この後、音響整合層材を電気音口変挨1)、:子
l上に直接モールド成形するとともに、4分の1の波長
の厚さまで研磨して音響整合層4の最下位層4aを形成
する。なお、金属網6のもう一端は、アースとして信号
ライン手段7に半田付けされる。このとき1図にも示す
ように。
音響整合層材の一部が金属網6の綱目の中に流れ込み5
この14目を介して金属網6をサンドイッチするような
状態で固まることになる。従って、金属網6と音響整合
層4と信号ライン手段7は互いに剥離することなく強固
に固着されることになるのである。
そして、第2図(C)に示すように、同様な方法で2層
目、3層目を重ねることで音響整合層4を形成した後に
、グイシングツ−などで走査方向に微小短冊形状に分断
することで、第1図に示すような超音波送受信素子IO
のアレイを形成することになる。このダイシングソーで
切断するときにあっても、すでに金属網6によって構造
が強化されていることから、第5図に示したような剥離
の問題も生ずることがないのである。
第2図に例示した製造方法では、電気音響変換素子1上
に直接モールド成形することでD”整合層4を形成する
ものを示したが、これとは異なり。
予め形成された音誓整合N4を電気音V変換素子l上に
接着していく製造方法であっても、用いる接着剤が金属
網6の網目にと流れ込むので、同様に、金属網6と音響
整合N4と信号ライン手段7は互いに剥離することなく
強固に固着されることになる。
このように1本発明によれば、従来の金属箔を用いると
きと異なり、接着剤等がアースライン手段から剥離する
ことがなくなるので、超音波送受信素子10の構造を格
段に強化できることになる。
以上2図示実施例につき説明したが9本発明は。
上記実施例の態様のみに限定されるものではない。
例えば、アースライン手段としての金属網6は。
音波吸収体5側の電極3に半田付けするものであっても
よいのである。また、金属網6の綱目形状も特に指定が
あるものでもない。そして1本発明は、セクタフェイズ
ドアレイ、コンベックスアレイ、コンケープアレイなど
の各種のアレイ型超音波探触子に対しても適用できるこ
とになる。
〔発明の効果〕
以上説明したように1本発明によれば、アレイ型超音波
探触子の構造を格段に強化できることから、製造過程に
おいて従来生じていたアースライン手段及び音響整合層
の電気音響変換素子からの剥離等を防止でき、これによ
り、製造の歩留まりを著しく向上させることができるの
である。製造後の使用時に過って与えられた衝撃や、温
度変化にする歪が原因で生ずるアースライン手段及び音
響整合層のff1l+離等も防止することができるので
アレイ型超音波探触子の信頼性の向上も図ることができ
るのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るアレイ型超音波探触子
の斜視図。 第2図は第1図に示すアレイ型超音波探触子の製造方法
を説明するための説明図。 第3図は従来のアレイ型超音波探触子の斜視図。 第4図は第3図の従来技術を改良した従来のアレイ型超
音波探触子の断面図。 第5図は従来技術の問題点を説明するための説明図であ
る。 図中、1は電気音響変換素子、laは圧電素子。 2.3は電極、4は音響整合層、5は音波吸収体。 6は金属網、7は信号ライン手段、7aはフレキシブル
プリント板、8は金属箔、9は接着剤。 10は超音波送受信素子、20はアレイ型超音波探触子
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  微小短冊形状の超音波送受信素子(10)が多数配列
    されることで形成され,この超音波送受信素子(10)
    が,電気音響変換素子(1)と,この電気音響変換素子
    (1)の音波放射側に電極(2)を介して設けられる音
    響整合層(4)と,この電気音響変換素子(1)の背面
    側に電極(3)を介して設けられる音波吸収体(5)と
    を備えるよう構成されてなるアレイ型超音波探触子(2
    0)において, 上記電極(2,3)のいずれか一方から取り出されるア
    ースのためのアースライン手段として,微小な網目を有
    する箔状の金属網(6)を用いるとともに,この金属網
    (6)の網目を通して固着される接着剤手段を用いて,
    上記超音波送受信素子(10)の構造を強化してなるこ
    とを, 特徴とするアレイ型超音波探触子。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006009220A1 (ja) * 2004-07-22 2006-01-26 Olympus Corporation 超音波振動子
JP2006320512A (ja) * 2005-05-18 2006-11-30 Olympus Medical Systems Corp 超音波振動子
JP2009255036A (ja) * 2008-03-21 2009-11-05 Fujifilm Corp 超音波探触子及びその製造方法

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