JPH01235830A - 硬脆材料試験における試験片の上部把み部のチャッキング方法 - Google Patents
硬脆材料試験における試験片の上部把み部のチャッキング方法Info
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- JPH01235830A JPH01235830A JP6176988A JP6176988A JPH01235830A JP H01235830 A JPH01235830 A JP H01235830A JP 6176988 A JP6176988 A JP 6176988A JP 6176988 A JP6176988 A JP 6176988A JP H01235830 A JPH01235830 A JP H01235830A
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Landscapes
- Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は硬脆材料試験における試験片の上部把み部のチ
ャッキング方法に関するものである。
ャッキング方法に関するものである。
（従来技術）
硬脆材料の引張試験においては、荷重中心軸と試験片中
心軸とに非常にわずかなずれが生じた場合でも剪断応力
や曲げ応力が生じ、その応力集中部から破壊してしまう
。このため、荷重中心軸と試験片中心軸とのアライメン
トが非常に重要となる。
心軸とに非常にわずかなずれが生じた場合でも剪断応力
や曲げ応力が生じ、その応力集中部から破壊してしまう
。このため、荷重中心軸と試験片中心軸とのアライメン
トが非常に重要となる。
そこで本出願人等は先に一つのチャッキング方法を開示
した（特願昭６１−２２２０７２号）。これは第３図及
び第４図に示すごとく、試験片の把み部の上下面を球座
で挟持し、これら上下の球座を夫々の球座の球面に対応
する球状受面を儒えた上下のフランジで支持したもので
ある。
した（特願昭６１−２２２０７２号）。これは第３図及
び第４図に示すごとく、試験片の把み部の上下面を球座
で挟持し、これら上下の球座を夫々の球座の球面に対応
する球状受面を儒えた上下のフランジで支持したもので
ある。
これにより、硬脆材料の引張試験、疲労試験において、
荷重中心軸と試験片中心軸との軸合せ（アライメント）
が精度よく行なえるようになった。その上従来精度良い
実験法がなかったため、はとんど実施されていない硬脆
材料の引張試験、又引張り繰り返し、圧縮繰り返しく片
振り）及び従来法では全く不可能であった任意の圧縮／
引張応力比における引張り／圧縮繰り返しく両振り）の
疲労試験を精度よく容易に行なうことができるようにな
った。
荷重中心軸と試験片中心軸との軸合せ（アライメント）
が精度よく行なえるようになった。その上従来精度良い
実験法がなかったため、はとんど実施されていない硬脆
材料の引張試験、又引張り繰り返し、圧縮繰り返しく片
振り）及び従来法では全く不可能であった任意の圧縮／
引張応力比における引張り／圧縮繰り返しく両振り）の
疲労試験を精度よく容易に行なうことができるようにな
った。
しかし、先発明では試験片をチャック部に取り付ける際
に、ボルト・フランジ・割球座、そして試験片の４つを
操らなければらならず、多くの時間を要した。
に、ボルト・フランジ・割球座、そして試験片の４つを
操らなければらならず、多くの時間を要した。
（発明により解決しようとする課題）
先発明の問題点に鑑み、試験片の上部の把み部における
割り球座をワンタッチで簡単に取り付けうるようにして
作業性の向上を図ろうとするものである。
割り球座をワンタッチで簡単に取り付けうるようにして
作業性の向上を図ろうとするものである。
（発明による課題の解決手段）
試験片の把み部の上部を圧縮用球座で、又下部を割り球
座で挟持し、これら上下の球座を夫々の球座の球面に対
応する球状受面を備えた上下のフランジで支持し、試験
片のくびれ部周囲に複数枚貼付した歪ゲージの歪量を検
知しつＳ、前記上下のフランジを締付装置にて締め付け
てチャッキングするようにしたチャッキング方法におい
て、試験片の上部把み部の下面を挟持する割り球座を支
持するための球状受面と同心の摺鉢状ガイドをフランジ
上に設け、予め球状受面内に載置された割り球座を、前
記球状受面の中心に設けた中心孔から試験片の把み部を
割り球座を分割しつつ押し上げ、把み部による支持が外
れると割り球座が摺鉢状ガイドに沿って摺動落下して、
前記球状受面内に自動的にセットされるようにした。
座で挟持し、これら上下の球座を夫々の球座の球面に対
応する球状受面を備えた上下のフランジで支持し、試験
片のくびれ部周囲に複数枚貼付した歪ゲージの歪量を検
知しつＳ、前記上下のフランジを締付装置にて締め付け
てチャッキングするようにしたチャッキング方法におい
て、試験片の上部把み部の下面を挟持する割り球座を支
持するための球状受面と同心の摺鉢状ガイドをフランジ
上に設け、予め球状受面内に載置された割り球座を、前
記球状受面の中心に設けた中心孔から試験片の把み部を
割り球座を分割しつつ押し上げ、把み部による支持が外
れると割り球座が摺鉢状ガイドに沿って摺動落下して、
前記球状受面内に自動的にセットされるようにした。
（実施例）
本発明を説明する前に先発明について概略説明する。
第３図において、１は割り球座２の受部１ｂを兼ねたフ
ランジである。４は圧縮用球座３の球座受５を支持する
軸側フランジである０割り球座２と圧縮用球座３はフラ
ンジ１の受部１ｂ及び球座受５内を自由に滑り得る構造
となっている。
ランジである。４は圧縮用球座３の球座受５を支持する
軸側フランジである０割り球座２と圧縮用球座３はフラ
ンジ１の受部１ｂ及び球座受５内を自由に滑り得る構造
となっている。
第４図は球座分割図である。フランジ１には中心孔１ａ
と上部の座ぐり部１ｃとの間に割り球座２の下部球面２
ａの球状受面１ｂが設けられている。
と上部の座ぐり部１ｃとの間に割り球座２の下部球面２
ａの球状受面１ｂが設けられている。
割り球座２は２つ割りとなっていて、前記下部球面２ａ
の外、試験片Ａの通る中心孔２ｂと試験片Ａの把み部ａ
の首部を受ける皿状座ぐり部２ｃを備えている。
の外、試験片Ａの通る中心孔２ｂと試験片Ａの把み部ａ
の首部を受ける皿状座ぐり部２ｃを備えている。
圧縮用球座３は筒状部３ａと１球面３ｂとよりなってい
る。この球面３ｂに対応して球座受５には球状凹面５ａ
を備えている。６はボルトであって、軸７の周囲に複数
本紀され、フランジ１と軸側フランジ４間の締付装置を
構成している。
る。この球面３ｂに対応して球座受５には球状凹面５ａ
を備えている。６はボルトであって、軸７の周囲に複数
本紀され、フランジ１と軸側フランジ４間の締付装置を
構成している。
さて第３図の如く試験片Ａをとりつける。即ち、試験片
Ａの上下両端把み部ａを図の如くフランジ１上の割り球
座２と圧縮用球座３で挟持し、さらに圧縮用球座３の上
部に球座受５をかぶせたのち、フランジ１と軸側フラン
ジ４を複数本のボルト６で仮締めする。この状態では割
り球座２と圧縮用球座３は球座受５と球状凹面５ａ内で
自由に動くことができる。そして試験片Ａの中央くびれ
部すに図示しない歪ゲージを複数枚以上貼付けておく。
Ａの上下両端把み部ａを図の如くフランジ１上の割り球
座２と圧縮用球座３で挟持し、さらに圧縮用球座３の上
部に球座受５をかぶせたのち、フランジ１と軸側フラン
ジ４を複数本のボルト６で仮締めする。この状態では割
り球座２と圧縮用球座３は球座受５と球状凹面５ａ内で
自由に動くことができる。そして試験片Ａの中央くびれ
部すに図示しない歪ゲージを複数枚以上貼付けておく。
この状態で散瞳の荷重を軸７を介し付加して歪ゲージの
歪量を検出する。そして、複数の歪ゲージの歪量を一定
化するよう順次複数本のボルト６を徐々に締め付け、最
終的には球座２と３が動かないよう、即ち試験片Ａの把
み部ａが完全に固定されるまで各ゲージの歪量が一定の
ま＼で締めつける。− かくして、アライメント調整された取付けができたとこ
ろで、引張又は圧縮試験を行う。
歪量を検出する。そして、複数の歪ゲージの歪量を一定
化するよう順次複数本のボルト６を徐々に締め付け、最
終的には球座２と３が動かないよう、即ち試験片Ａの把
み部ａが完全に固定されるまで各ゲージの歪量が一定の
ま＼で締めつける。− かくして、アライメント調整された取付けができたとこ
ろで、引張又は圧縮試験を行う。
このような先発明においては、先に挙げたような問題が
あったので、本発明においては第１図に示す如く上側の
フランジ１上に摺鉢状ガイド８を軸７あるいは受部１ｂ
等と同心に設けたものである。
あったので、本発明においては第１図に示す如く上側の
フランジ１上に摺鉢状ガイド８を軸７あるいは受部１ｂ
等と同心に設けたものである。
（作用）
第２図に示す摺鉢状ガイド８を設けたフランジ１の球状
受面１ａ内に割り球座２を載置し、ボルト６にてこのフ
ランジ１と軸側フランジ４をつないでおく。試験片Ａの
把み部ａをフランジ１の下からさし込んでゆくと、把み
部ａが割り球座２を分割しつつ押上げ、第２図（ｂ）の
状態となり、さら、に押し上げると割り球座がさらに拡
がり、把み部ａによる球座２の支持が外れ、割り球座２
は摺鉢状ガイド面に沿って摺動落下し、再び球状受面ｌ
ｃ内に納り、第２図（Ｑ）の状態となる。第２図（ｃ）
の状態から試験片Ａを下に引くと、第２図（ｄ）のよう
に試験片Ａの把み部ａが割り球座２上に着座しセツティ
ングされる。
受面１ａ内に割り球座２を載置し、ボルト６にてこのフ
ランジ１と軸側フランジ４をつないでおく。試験片Ａの
把み部ａをフランジ１の下からさし込んでゆくと、把み
部ａが割り球座２を分割しつつ押上げ、第２図（ｂ）の
状態となり、さら、に押し上げると割り球座がさらに拡
がり、把み部ａによる球座２の支持が外れ、割り球座２
は摺鉢状ガイド面に沿って摺動落下し、再び球状受面ｌ
ｃ内に納り、第２図（Ｑ）の状態となる。第２図（ｃ）
の状態から試験片Ａを下に引くと、第２図（ｄ）のよう
に試験片Ａの把み部ａが割り球座２上に着座しセツティ
ングされる。
このようにチャック部に試験片Ａを取り付けた後ボルト
６を締めてゆき、先発明と同様の方法で試験片のアライ
メントを行う。
６を締めてゆき、先発明と同様の方法で試験片のアライ
メントを行う。
（効果）
上部の割り球座を支持するフランジ上に割り球座の受面
と同心の摺鉢状ガイドを設けた。このような構成にした
ので、球状受面上に割り球座を載せておき、中心孔から
試験片Ａの把み部を下から押し上げると１割り球座は２
つ割りの状態で摺鉢状ガイド面に沿って持ち上げられる
。試験片Ａの把み部をさらに押上げると、割り球座は自
重で落下し、摺鉢状のガイドにそって自動的に球状受面
にセットされるので、セツティング作業がきわめて能率
的に行えるようになった。
と同心の摺鉢状ガイドを設けた。このような構成にした
ので、球状受面上に割り球座を載せておき、中心孔から
試験片Ａの把み部を下から押し上げると１割り球座は２
つ割りの状態で摺鉢状ガイド面に沿って持ち上げられる
。試験片Ａの把み部をさらに押上げると、割り球座は自
重で落下し、摺鉢状のガイドにそって自動的に球状受面
にセットされるので、セツティング作業がきわめて能率
的に行えるようになった。
第１図は本発明方法を実施するチャッキング装置。
第２図（ａ）〜（ｄ）は割り球座のセット方法の説明図
。 第３図は先発明方法を実施する装置。 第４図は同じく把み部の分解図。 図において； Ａ 試験片 ａ 把み部 １ フランジ １ａ 中心孔 １ｂ 球状受面 ｌｃ 座ぐり部２ 割り球
座 ２ａ 下部球面２ｂ 中心孔
２ｃ 皿状座ぐり部３ 圧縮用球座 ３８ 筒
状部 ３ｂ 球面 ４ 軸側フランジ５ 球座受
５８ 球状凹面６ ボルト ７
軸 ８ 摺鉢状ガイド 凧上 出願人 住友重機械工業株式会社 復代理人 弁理士 大 橋 勇 第２図（ａ） 第２図（ｂ） 第２図（ｃ） 第２図（ｄ） 第３図
。 第３図は先発明方法を実施する装置。 第４図は同じく把み部の分解図。 図において； Ａ 試験片 ａ 把み部 １ フランジ １ａ 中心孔 １ｂ 球状受面 ｌｃ 座ぐり部２ 割り球
座 ２ａ 下部球面２ｂ 中心孔
２ｃ 皿状座ぐり部３ 圧縮用球座 ３８ 筒
状部 ３ｂ 球面 ４ 軸側フランジ５ 球座受
５８ 球状凹面６ ボルト ７
軸 ８ 摺鉢状ガイド 凧上 出願人 住友重機械工業株式会社 復代理人 弁理士 大 橋 勇 第２図（ａ） 第２図（ｂ） 第２図（ｃ） 第２図（ｄ） 第３図
Claims (1)
- 試験片の把み部の上部を圧縮用球座で、又下部を割り球
座で挟持し、これら上下の球座を夫々の球座の球面に対
応する球状受面を備えた上下のフランジで支持し、試験
片のくびれ部周囲に複数枚貼付した歪ゲージの歪量を検
知しつゝ、前記上下のフランジを締付装置にて締め付け
てチャッキングするようにしたチャッキング方法におい
て、前記試験片の上部把み部の下面を挟持する割り球座
を支持するための球状受面と同心の摺鉢状ガイドをフラ
ンジ上に設け、予め球状受面内に載置された割り球座を
、前記球状受面の中心に設けた中心孔から試験片の把み
部を割り球座を分割しつゝ押し上げ、把み部による支持
が外れると割り球座が摺鉢状ガイドに沿って摺動落下し
て、前記球状受面内に自動的にセットされるようにした
ことを特徴とする硬脆材料試験における試験片の上部把
み部のチャッキング方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6176988A JPH01235830A (ja) | 1988-03-17 | 1988-03-17 | 硬脆材料試験における試験片の上部把み部のチャッキング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6176988A JPH01235830A (ja) | 1988-03-17 | 1988-03-17 | 硬脆材料試験における試験片の上部把み部のチャッキング方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01235830A true JPH01235830A (ja) | 1989-09-20 |
Family
ID=13180647
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6176988A Pending JPH01235830A (ja) | 1988-03-17 | 1988-03-17 | 硬脆材料試験における試験片の上部把み部のチャッキング方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01235830A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009042251A (ja) * | 2008-11-21 | 2009-02-26 | Shimadzu Corp | 構造物試験機 |
| KR20210047589A (ko) * | 2019-10-22 | 2021-04-30 | 강릉원주대학교산학협력단 | 치과용 보철물의 유지력 평가를 위한 베어링구조를 갖는 만능재료시험기용 지그 |
-
1988
- 1988-03-17 JP JP6176988A patent/JPH01235830A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009042251A (ja) * | 2008-11-21 | 2009-02-26 | Shimadzu Corp | 構造物試験機 |
| KR20210047589A (ko) * | 2019-10-22 | 2021-04-30 | 강릉원주대학교산학협력단 | 치과용 보철물의 유지력 평가를 위한 베어링구조를 갖는 만능재료시험기용 지그 |
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