JPH01235403A - 演算増幅回路 - Google Patents
演算増幅回路Info
- Publication number
- JPH01235403A JPH01235403A JP63062558A JP6255888A JPH01235403A JP H01235403 A JPH01235403 A JP H01235403A JP 63062558 A JP63062558 A JP 63062558A JP 6255888 A JP6255888 A JP 6255888A JP H01235403 A JPH01235403 A JP H01235403A
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- Japan
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- operational amplifier
- gain
- frequency
- phase compensation
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- Pending
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 abstract description 18
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000003071 parasitic effect Effects 0.000 description 1
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Amplifiers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は演算増幅回路に関し、特にその利得対周波数特
性の改善に関するものである。
性の改善に関するものである。
演算増幅器のバイアス電流と位相補償容量は扱う信号周
波数と演算増幅器にかける帰還量と演算増幅器自身の開
ループ利得対周波数特性の3つのパラメータにより、固
定的に決定されていた。すなわち、−旦設計された演算
増幅のバイス電流値と位相補償用のコンデンサの容量値
はその後変更できないような回路構成となっていた。
波数と演算増幅器にかける帰還量と演算増幅器自身の開
ループ利得対周波数特性の3つのパラメータにより、固
定的に決定されていた。すなわち、−旦設計された演算
増幅のバイス電流値と位相補償用のコンデンサの容量値
はその後変更できないような回路構成となっていた。
上述した従来の固定された位相補償法は位相補償容量値
とバイアス電流値を固定としていたために利得対周波数
特性は一定であるので、高い周波数の信号を扱う場合に
は演算増幅器の零クロス周波数を十分高く設定する必要
があった。この時、零クロス周波数での位相余裕を十分
保つ事は、回路設計上困難なことであった。
とバイアス電流値を固定としていたために利得対周波数
特性は一定であるので、高い周波数の信号を扱う場合に
は演算増幅器の零クロス周波数を十分高く設定する必要
があった。この時、零クロス周波数での位相余裕を十分
保つ事は、回路設計上困難なことであった。
本発明によれば、複数(2以上)の位相補償容量と位相
補償容量を切り換える為の同数のスイッチ又は複数(2
以上)のバイアス電流源と、バイアス電流源を切り替え
る為の同数のスイッチを有した演算増幅器を得る。
補償容量を切り換える為の同数のスイッチ又は複数(2
以上)のバイアス電流源と、バイアス電流源を切り替え
る為の同数のスイッチを有した演算増幅器を得る。
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図(a)〜(c)は本発明の一実施例である。
第1図(a)で、1は演算増幅器で、C4,C5は位相
補償容量、S8.S9はC4,C5を切り替える為のス
イッチ、■INは入力端子、VOt+アは出力端子、C
1,C2,C3は帰還ネットワークを構成する容量、5
l−37はスイッチ、2は比較器で入力端子VINに加
わった信号電圧を基準電圧と比較して出力信号とし、高
レベル又は低レベル信号を端子vCOに出力する。端子
vCOの出力レベルが高レベルの時は、スイッチ86.
S8が閉じ、スイッチS5,89は開き、逆に低レベル
の時は、スイッチS6.S8が開き、スイッチS5.S
9が閉じる。本回路はスイッチにキャパシタ増幅器で第
1図(C)に示す2相クロツクで駆動されている。クロ
ックφ1が高レベル時はスイッチSl。
補償容量、S8.S9はC4,C5を切り替える為のス
イッチ、■INは入力端子、VOt+アは出力端子、C
1,C2,C3は帰還ネットワークを構成する容量、5
l−37はスイッチ、2は比較器で入力端子VINに加
わった信号電圧を基準電圧と比較して出力信号とし、高
レベル又は低レベル信号を端子vCOに出力する。端子
vCOの出力レベルが高レベルの時は、スイッチ86.
S8が閉じ、スイッチS5,89は開き、逆に低レベル
の時は、スイッチS6.S8が開き、スイッチS5.S
9が閉じる。本回路はスイッチにキャパシタ増幅器で第
1図(C)に示す2相クロツクで駆動されている。クロ
ックφ1が高レベル時はスイッチSl。
83、S7が閉じ、入力信号のサンプリングと帰還容f
f1c2.C3の電荷の放電を行う。又クロックφ2が
高レベルの時スイッチS2.S4が閉じ帰還容量CIの
電荷を帰還容ff1c2又は帰還容量C3に転送し、出
力端子V。U、に電圧を出力する。
f1c2.C3の電荷の放電を行う。又クロックφ2が
高レベルの時スイッチS2.S4が閉じ帰還容量CIの
電荷を帰還容ff1c2又は帰還容量C3に転送し、出
力端子V。U、に電圧を出力する。
端子■C○の電圧が高レベルの時の伝送利得はA V
+ = Cl/ C3(1) 端子vCOの電圧が低レベルの時は AV 2 = Cl / c 2 (2)とな
り、入力信号の大小に応じて伝送利得が変わる。
+ = Cl/ C3(1) 端子vCOの電圧が低レベルの時は AV 2 = Cl / c 2 (2)とな
り、入力信号の大小に応じて伝送利得が変わる。
いま、C1/ C2< C1/ C3と仮定する。第1
図(b)に本発明の利得・周波数特性の切り替えを示す
。11は容量C5が選ばれた時の12は容ff1c4が
選ばれた時のそれぞれ演算増幅器1の開放利得周波数特
性である。信号帯域をf、とすると伝送利得がA V
+の時は13、AV2の時は14であるが、いずれも帯
域がfbまで確保でき且つ開放利得11.12との交点
が6dB/オクターブの点で交わっており安定となって
いる。位相補償の切り替えを行わなければ、開放利得は
11と固定で13との交わり点が示すように信号帯域は
、0.1f、より狭くなり、入力信号周波数に追随でき
なくなる。
図(b)に本発明の利得・周波数特性の切り替えを示す
。11は容量C5が選ばれた時の12は容ff1c4が
選ばれた時のそれぞれ演算増幅器1の開放利得周波数特
性である。信号帯域をf、とすると伝送利得がA V
+の時は13、AV2の時は14であるが、いずれも帯
域がfbまで確保でき且つ開放利得11.12との交点
が6dB/オクターブの点で交わっており安定となって
いる。位相補償の切り替えを行わなければ、開放利得は
11と固定で13との交わり点が示すように信号帯域は
、0.1f、より狭くなり、入力信号周波数に追随でき
なくなる。
或は、信号帯域f、を確保するには、第3図に示すよう
に開放利得特性を11から22まで上げて帰還利得がA
v 2の時にも22との交点が6dB/オクターブの
点で交わるようにしなければならない。信号帯域が数十
MHzともなると、集積回路内の寄生容量の為、高次ボ
ールが表れ設計は困難となる。
に開放利得特性を11から22まで上げて帰還利得がA
v 2の時にも22との交点が6dB/オクターブの
点で交わるようにしなければならない。信号帯域が数十
MHzともなると、集積回路内の寄生容量の為、高次ボ
ールが表れ設計は困難となる。
本発明の場合は、高次ポールの影響は第1図(b)の1
2の利得周波数特性の11以上の点で6dB/オクター
ブから12dB/オクターブに移行する領域に表れてい
る。しかし伝送利得が低いA v 2では、本領域は使
用しないで11の特性に切り替えるので問題ない。
2の利得周波数特性の11以上の点で6dB/オクター
ブから12dB/オクターブに移行する領域に表れてい
る。しかし伝送利得が低いA v 2では、本領域は使
用しないで11の特性に切り替えるので問題ない。
第2図(a)、 (b)は本発明の他の実施例を示す。
第1図(a)と異なって本実施例では位相補償容量を入
力信号レベルに応じて切り替えるのではなくバイアス電
流■1と12を切り替える。よく知られているように零
クロス周波数f5は次式で表される。
力信号レベルに応じて切り替えるのではなくバイアス電
流■1と12を切り替える。よく知られているように零
クロス周波数f5は次式で表される。
ここで、gl、lは初段の伝達コンダクタンス、Cは位
相補償容量、βはMOS)ランジスタの形状。
相補償容量、βはMOS)ランジスタの形状。
プロセスで決まる定数、■は初段のバイアス電流である
。(4)式で表されるようにバイアス電流値の平方根に
比例してflは延びる。即ち扱い得る信号周波数は高く
なる。こうして第1図の発明と同じく入力信号の振幅に
応じて変わる端子VCOの出力信号レベルによりバイア
ス電流を切り替える。
。(4)式で表されるようにバイアス電流値の平方根に
比例してflは延びる。即ち扱い得る信号周波数は高く
なる。こうして第1図の発明と同じく入力信号の振幅に
応じて変わる端子VCOの出力信号レベルによりバイア
ス電流を切り替える。
第2図(b)にその様子を示す。利得が低いAV2の時
は、バイアス電流は工、となり開放利得は11(第1図
(b)の11と同じ)、帰還利得は14となる。利得が
高いA V 1の時はバイアス電流は工2となり開放利
得は32.帰還利得は13となる。いずれの場合も交点
は6 dB/オクターブで交わり、安定でかつ信号帯域
f、を確保できている。f1以上の高次ポールは回路動
作の不安定化をもたらさない。
は、バイアス電流は工、となり開放利得は11(第1図
(b)の11と同じ)、帰還利得は14となる。利得が
高いA V 1の時はバイアス電流は工2となり開放利
得は32.帰還利得は13となる。いずれの場合も交点
は6 dB/オクターブで交わり、安定でかつ信号帯域
f、を確保できている。f1以上の高次ポールは回路動
作の不安定化をもたらさない。
以上説明したように、本発明は演算増幅器の周波数特性
を入力信号電圧と帰還量に従って切り替える事によって
最大の信号帯域I5得る事ができる。即ち開放利得が零
dBを切る周波数(ユニティゲン周波数)での安定性に
対する要求が緩和できる。
を入力信号電圧と帰還量に従って切り替える事によって
最大の信号帯域I5得る事ができる。即ち開放利得が零
dBを切る周波数(ユニティゲン周波数)での安定性に
対する要求が緩和できる。
第1図(a)は本発明の一実施例を示す回路図、lは演
算増幅器、2は比較器、81〜S9はスイッチ、C1〜
C5は容量(特に、C4,C5は位相補償容量)VIN
は入力端子、VOllTは出力端子、第1図(b)は演
算増幅器の開放利得と帰還利得の周波数特性を示すグラ
フ、第1図(C)はスイッチを駆動するクロックφ1と
φ2のタイミング図である。 第2図(a)は本発明の他の実施例を示す回路図で、I
ll I2は演算増幅器の初段の差動増幅器のバイア
ス電流源。第2図(b)は開放利得と帰還利得の周波数
特性を示すグラフである。 第3図は、従来の演算増幅器の開放利得と帰還利得の周
波数特性を示すグラフである。 代理人 弁理士 内 原 晋 ビ11ヲII≧J(0,) (dB)1 り’6’+’t (Ci
算増幅器、2は比較器、81〜S9はスイッチ、C1〜
C5は容量(特に、C4,C5は位相補償容量)VIN
は入力端子、VOllTは出力端子、第1図(b)は演
算増幅器の開放利得と帰還利得の周波数特性を示すグラ
フ、第1図(C)はスイッチを駆動するクロックφ1と
φ2のタイミング図である。 第2図(a)は本発明の他の実施例を示す回路図で、I
ll I2は演算増幅器の初段の差動増幅器のバイア
ス電流源。第2図(b)は開放利得と帰還利得の周波数
特性を示すグラフである。 第3図は、従来の演算増幅器の開放利得と帰還利得の周
波数特性を示すグラフである。 代理人 弁理士 内 原 晋 ビ11ヲII≧J(0,) (dB)1 り’6’+’t (Ci
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)第1のスイッチと第1の容量素子との第1の直列接
続と第2のスイッチと第2の容量素子との第2の直列接
続とが演算増幅器の位相補償容量接続端子間に並列に接
続され、一方入力信号端子は比較器の入力端子に接続さ
れ、該比較器の出力端子が前記第1、第2のスイッチを
駆動することを特徴とする演算増幅回路。 2)第1のスイッチと第1の電流源との第1の直列接続
と第2のスイッチと第2の電流源との第2の直列接続と
が演算増幅器のバイアス電流供給端子と基準電圧端子間
に接続され、一方入力信号端子は比較器の入力端子に接
続され、該比較器の出力端子が前記第1、第2のスイッ
チを駆動することを特徴とする演算増幅回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63062558A JPH01235403A (ja) | 1988-03-15 | 1988-03-15 | 演算増幅回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63062558A JPH01235403A (ja) | 1988-03-15 | 1988-03-15 | 演算増幅回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01235403A true JPH01235403A (ja) | 1989-09-20 |
Family
ID=13203723
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63062558A Pending JPH01235403A (ja) | 1988-03-15 | 1988-03-15 | 演算増幅回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01235403A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010170470A (ja) * | 2009-01-26 | 2010-08-05 | Fujitsu Semiconductor Ltd | 定電圧発生回路およびレギュレータ回路 |
CN108768327A (zh) * | 2018-05-30 | 2018-11-06 | 湖南国科微电子股份有限公司 | 运算放大器 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6065607A (ja) * | 1983-09-21 | 1985-04-15 | Oki Electric Ind Co Ltd | 演算増幅器 |
JPS6182511A (ja) * | 1984-09-29 | 1986-04-26 | Toshiba Corp | 周波数特性切換形差動増幅器 |
JPS627211A (ja) * | 1985-07-04 | 1987-01-14 | Nec Corp | Agc増幅器 |
-
1988
- 1988-03-15 JP JP63062558A patent/JPH01235403A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6065607A (ja) * | 1983-09-21 | 1985-04-15 | Oki Electric Ind Co Ltd | 演算増幅器 |
JPS6182511A (ja) * | 1984-09-29 | 1986-04-26 | Toshiba Corp | 周波数特性切換形差動増幅器 |
JPS627211A (ja) * | 1985-07-04 | 1987-01-14 | Nec Corp | Agc増幅器 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010170470A (ja) * | 2009-01-26 | 2010-08-05 | Fujitsu Semiconductor Ltd | 定電圧発生回路およびレギュレータ回路 |
CN108768327A (zh) * | 2018-05-30 | 2018-11-06 | 湖南国科微电子股份有限公司 | 运算放大器 |
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