JPH01234608A - 磁性流体アクチユエータ - Google Patents

磁性流体アクチユエータ

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JPH01234608A
JPH01234608A JP5627688A JP5627688A JPH01234608A JP H01234608 A JPH01234608 A JP H01234608A JP 5627688 A JP5627688 A JP 5627688A JP 5627688 A JP5627688 A JP 5627688A JP H01234608 A JPH01234608 A JP H01234608A
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magnetic fluid
magnetic
diamagnetic material
fluid actuator
cylinder
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JP5627688A
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Eiji Saito
英治 齊藤
Kiyoshi Namura
清 名村
Tadahiko Nogami
忠彦 野上
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、アクチュエータに係り、特に、磁場の変化に
より流動を引き起こす磁性流体の作動力を利用する磁性
流体アクチュエータに関する。
〔従来の技術〕
磁性流体アクチュエータに関する従来技術として、例え
ば、日本機械学会、磁性流体工学に関する調査研究分科
会成果報告書(1986年)内に「4.8磁性流体アク
チュエータ(神山新−東北大学高速力学研究所教授)」
と題して記載された技術が知られている。
磁性流体アクチュエータは、磁場の変化により流動を引
き起こす磁性流体の作動力を利用するものであって、一
般の流体圧系アクチュエータと比較して、流体圧源(ア
キュムレータ)、サーボ弁が不要というメリットを有す
る。このメリットは、磁場の変化により流動を引き起こ
す磁性流体の作動力により生じるものであり、この作動
力のことを磁気体積力という。この磁気体積力rは、一
般に、次に示す(11式により定義されている。
γ−μM−ブ甘  せ      −−−−−−−−−
(1)但し、(1)式において、 μ:透磁率 M:磁性流体の磁化強さ(A/m) 甘:磁場強さ ブ:−階の微分演算子 前記(1)式において、■は、磁性流体の特性の1つを
表わす値である。そして、磁性流体アクチュエータの作
動を向上させて高性能とするためには、前述の磁気体積
カアを大きくする必要があり、磁気体積力丁を大きくす
るためには、前記材の値の大きい磁性流体を用いること
が必要となる。
また、磁気体積力Vを大きくするためには、ブせを大き
くしてもよいことが(1)式よりわかる。
この寸育は、一般に磁場勾配と呼ばれている。第2図、
第4図に実線で示す曲線は、一般のソレノイドコイルを
用いた電磁石の磁束分布曲線を示しており、この曲線の
勾配がマせの値ということになる。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述の従来技術における磁性流体アクチュエータは、そ
の作動力等の性能を向上させるために、磁場勾配9甘を
高める手段として、ソレノイドコイルに多くの電流を流
して、磁場自体の強さを大きくする、ソレノイドコイル
の巻数を増加させる、あるいは、ソレノイドコイルを形
成するエナメル線等の線径を細くして、磁場の強さを大
きくする等の手段がとられていた。しかし、このような
手段をとる前記従来技術は、多量の電流を流す場合、熱
抵抗が増大し効率的に好ましくなく、ソレノイドコイル
の巻数を増加させる場合、アクチュエータの重量を増加
させてしまい、また、ソレノイドコイルの線径を細くし
た場合、熱抵抗により断線を生じたり、比較的小さな電
流しか流せないという多くの問題点を有している。この
従来技術に対する種々の手段は、磁場勾配で甘を高める
というより、磁気体積カシのみを上昇させるための工夫
でしかないといえる。
本発明の目的は、磁場勾配寸せそのものの大きさを高め
ることにより、磁性流体アクチュエータの作動力を向上
させた磁性流体アクチュエータを擢供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によれば、前記目的は、完全反磁性材を用いて、
電磁石と磁性流体を貯えるリザーバとの間を遮蔽し、あ
るいは、電磁石の外周、リザーバの外周を被覆すること
により達成される。
〔作用〕
ソレノイドコイルを用いる電磁石において、ソレノイド
コイルにより形成される磁束は、ソレノイドコイルの長
平方向に磁束ベクトルを形成する。
これに対して、垂直の位置に完全反磁性材により作成さ
れた遮蔽板を電磁石の周囲に設置すると、完全反磁性材
による遮蔽板は、電磁石による磁束を全く受付けず、逆
に、反発する作用を有するので、電磁石による磁束は、
この遮蔽板を避けることになる。このため、遮蔽板の電
磁石側は、その磁束の密な部分を形成するが、これに対
して逆側は、磁束の疎な部分を形成する。このように、
完全反磁性材による遮蔽板で覆われた電磁石は、その磁
石としての能力が変わらなくても、磁場勾配を大きくで
き、これを磁性流体アクチュエータに用いた場合、その
作動力を増大させることができる。
第8図はソレノイドコイルの外周を完全反磁性材により
被覆した場合のソレノイドコイルの一部、すなわち、−
本のコイルを流れる電流が形成する磁束を、完全反磁性
材が磁束を反発することを考慮して描いたものである。
但し、第8図においては、夫々のコイル9,10の円電
流により形成される磁束12がそのまま描かれており、
ベクトル合成したものは示されていない。この図からも
理解できるように、ツレ2ノイドコイルにより形成され
る内部磁束は、完全反磁性材11の作用により、通常の
場合より一層密となっている。従って、ソレノイドコイ
ルの電磁石としての能力が変わらない場合にも、磁場勾
配を急に、かつ、磁場の強さも大きくなり、これを用い
る磁性流体アクチュエータは、作動力の大きなものとな
る。
〔実施例〕
以下、本発明による磁性流体アクチュエータの実施例を
図面により詳細に説明する。
第1図は本発明の第1の実施例の構造を示す断面図、第
2図は第1図の実施例の磁束分布曲線を示す図である。
第1図において、1はピストンロッド、ICはピストン
、2はソレノイドコイル、3は流入孔、7は磁性流体、
9は遮蔽板、12は磁束、51はシリンダ、61は磁性
流体リザーバである。
本発明による磁性流体アクチュエータの第1の実施例は
、第1図に示すように、シリンダ51と、該シリンダ5
1内に設けられるピストンICと、該ピストンに結合さ
れているピストンロッド1と、磁性流体7を蓄積してい
るリザーバ61と、該リザーバ61とシリンダ51との
間にあって、磁性流体の流入孔3を有する完全反磁性材
による遮蔽板9と、シリンダ61の外周部に設けられた
ソレノイドコイル2とにより構成されている。
第1図において、磁性流体7は、図示磁性流体アクチュ
エータが作動する前、リザーバ61内に満たされて貯え
られている。シリンダ51の外周部に設けられたソレノ
イドコイル2に電流が流されると、磁性流体7は、ソレ
ノイドコイル2に流れる電流によって形成される磁束の
作用によって、前述の磁気体積カシを生じ、遮蔽板9に
設けられている流入孔3を通して、リザーバ61からシ
リンダ51内に流入する。この磁性流体7のシリンダ6
1内への流入による作動力は、ピストンICを移動させ
、ピストンロッド1によって伝えられる。
流入孔3を有する遮蔽板9ば、完全反磁性材により作成
されているので、この磁性流体アクチュエータにおいて
、ソレノイドコイル2により形成される磁束は、第2図
に示すような磁束分布曲線となる。すなわち、第2図に
おいて、0はソレノイドコイルの長手方向の中心位置を
示し、縦軸Hは磁場強さ、横軸Xは中心Oからの位置を
表わしている。そして、図の実線は、完全反磁性材によ
る遮蔽板を持たない場合の磁束分布曲線を示し、−点鎖
線は、完全反磁性材による遮蔽板9を備える場合の磁束
分布曲線を示している。さらに、第2図において、ΔX
は、流入孔3の長さを表わし、ΔH,は、遮蔽板9を持
たない場合のΔX当りの磁場勾配を示し、ΔH2は、遮
蔽板9が完全反磁性材による場合のΔX当りの磁場勾配
を示している。
第1図に示すように、完全反磁性材により作成された遮
蔽板9を備える場合、ソレノイドコイルにより発生する
磁束12は、第1図に矢印を付した線で示すように、流
入孔3付近で密な部分と、疎な部分とを形成する。この
ため、流入孔3付近の磁場強さの分布は、第2図に一点
鎖線で示すようになる。この場合の磁場勾配ΔH2は、
完全反磁性材による遮蔽板9がない場合の磁場勾配ΔH
1に比較して格段に大きなものとなる。このため、第1
図に示す磁性流体アクチュエータは、この磁場勾配の増
加により、その作動力が増大されるとともに、この磁場
勾配の上昇により、ピストンロッド1に伝えられる作動
力の応答性の高いものとなる。
磁性流体7の流れは、第2図に矢印で示す方向に生じ、
磁場勾配ΔH2により加速されてピストンICに作動力
を加えることになる。この磁場勾配は、流入孔3のピス
トンロッドで反転しており、磁性流体7は、この反転し
た部分で減速を受けることになるが、この大きさは、磁
場勾配ΔH2による加速力に比較して小さなものである
。このため、第2図に示すような磁場勾配の反転部があ
っても、磁性流体7は、その慣性によって充分な作動力
をもって第2図に示す矢印の方向に流れることができる
第3図は本発明の第2の実施例の構造を示す断面図、第
4図は第3図の実施例の磁束分布曲線を示す図である。
第3図において、5は完全反磁性材によるシリンダであ
り、他の符号は第1図の場合と同一である。
第3図に示す第2の実施例による磁性流体アクチュエー
タは、先に第1図により説明したと同様な構造において
、さらに、ソレノイドコイル2の外周部を、完全反磁性
材により作成したシリンダ5により被覆した構造を有し
ている。その動作は、第1図の実施例の場合と全く同様
に行われる。
この第2の実施例において、ソレノイドコイル2に流れ
る電流により形成される磁束は、第4図に示すような磁
束分布を有する。第4図において、座標系は、第2図で
説明した場合と全く同一であり、実線で示す磁束分布曲
線は、遮蔽板9及びソレノイドコイル2の外周に完全反
磁性材によるシリンダ5による被覆を持たない場合の磁
束分布曲線を示している。また、−点鎖線で示す磁束分
布曲線は、第3図に示す完全反磁性材による遮蔽板9及
びソレノイドコイル2の外周に設けた完全反磁性材のシ
リンダ5による被覆の効果を生じた磁束分布曲線を示し
ている。そして、ΔH3は、第3図における流入孔3の
近傍での磁場勾配を示している。
第3図に示すように、完全反磁性材により作成されたシ
リンダ5によってソレノイドコイル2を被覆し、磁性流
体リザーバ61との間を完全反磁性材による遮蔽板9で
遮蔽すると、ソレノイドコイル2により形成される磁束
12は、流入孔3を介して外部に伝わることになり、磁
束12は流入孔3に集中する。また、ソレノイドコイル
2により形成される磁束は、第1図による実施例の場合
に比較してより以上に密なものとなる。これは、すでに
第8図により説明した作用によるものである。この結果
、その磁束は、第4図に一点鎖線で示すような磁束分布
曲線を示すようになり、磁場勾配、磁場の強さがともに
大きなものとなる。この磁場の強さの増加は、ピストン
ICに対する作動圧力を上昇させるための効果を生じる
。このため、第3図に示す本発明の第2の実施例は、第
1図により説明した第1の実施例よりさらに高性能なも
のとすることができる。
第5図は本発明の第3の実施例の構造を示す断面図であ
る。第5図において、4は磁束透過板、6は完全反磁性
材により作成された磁性流体リザーバ、8は完全反磁性
材による絞り弁であり、他の符号は第3図の場合と同一
である。
第5図に示す本発明の第3の実施例は、完全反磁性材に
よる磁場の遮蔽効果を最大限に活かしたピストン−シリ
ンダ機構を有する磁性流体アクチュエータである。この
実施例は、第1図、第3図により説明した実施例と同様
な構成を有しており、さらに、磁性流体リザーバ6が完
全反磁性材により被覆されている。そして、磁性流体リ
ザーバ6とソレノイドコイル2を完全反磁性材で被覆す
るシリンダ5との間に、磁束透過板4か挟まれており、
加えて、磁性流体リザーバ6内の流入孔3の近傍に、完
全反磁性材により作成された絞り弁8が備えられている
このような構造を有する第3の実施例は、ソレノイドコ
イル2に電流を流すことにより形成される磁束が、磁束
透過板4のみを貫通することになるので、流入孔3近傍
での磁場勾配は、先に、第3図より説明した実施例の場
合より大きくすることができる。また、絞り弁8は、磁
性流体7の流動を規制するだけでなく、その位置におり
る磁束の分布を規制することができる。
このため、第5図に示す本発明の実施例は、この磁性流
体の流動と、磁束の分布の規制によって、第1.第2の
実施例に比較して、広範囲な制御が可能となり、さらに
、磁性流体の持つ粘性により、ダンピング効果を持ち、
これを制御できるものとなる。
前述した本発明の第1〜第3の実施例は、いずれも、単
動のピストン−シリンダ機構を持つ磁性流体アクチュエ
ータであったが、次に、複動のピストン−シリンダ機構
を持つ本発明の第4の実施例を説明する。
第6図は本発明の第4の実施例の構成を示す断面図であ
る。第6図において、la、lbはビストンロッド、2
a、  2bはソレノイドコイル、5a、5bは完全反
磁性材によるシリンダであり、他の符号は、第5図の場
合と同一である。
この第6図に示す本発明の第4の実施例は、2個のソレ
ノイドコイル2a、2bを有し、その夫々のソレノイド
コイル2a、2bの内部に磁性流体7を貯え、相互に流
入孔3により結ばれて構成されている。そして、流入孔
3の周囲には、磁束透過板4が設置され、ソレノイドコ
イル2a、2bの周囲は、完全反磁性材により作成され
たシリンダ5a、5bにより完全に被覆されている。こ
のため、前記磁束透過板4は、この完全反磁性材による
シリンダ5a、5bによって挟まれることになる。磁性
流体7に生しる作動力を伝達するピストンロッド1aは
、図の右方向に作動力を伝え、ピストンロッド1bは、
図の左方向に作動力を伝えることになる。
第6図に示す本発明の第4の実施例は、ソレノイドコイ
ル2a、  2bに流す電流を制御することにより、容
易に往復両方向に駆動力を伝達することが可能な磁性流
体アクチュエータであり、ソレノイドコイル2a、2b
によって形成される磁場勾配が、夫々急なものであるの
で、電流の制御によって、広範囲に渡る磁場の制御が可
能となり、作動力のみならず、応答性、ダンピング効果
、変位において、有効範囲の広いものである。
第7図は本発明の第5の実施例の構造を示す断面図であ
る。第7図において、14a、14.bは完全反磁性材
によるエルボ管、15はベーン、16はケーシング、1
7はリンク、18は駆動軸であり、他の符号は第6図の
場合と同一である。
第7図に示す本発明の第5の実施例は、前述した第6図
に示す本発明の第4の実施例を応用した例であり、ロー
タリーベーン機構を持つ磁性流体アクチュエータである
。この実施例は、第6図に示す実施例と同様に、2個の
ソレノイドコイル2a、2bを有しているが、これらは
、いずれも配管におけるエルボ形に形成されており、そ
の外周は、完全反磁性材により作成されたエルボ管14
a、14bにより被覆されており、これらの間に磁束透
過板4が設置されている。また、ベーン15は、リンク
17を通して、駆動軸18にトルクを伝達する。リンク
17の周囲は、ケーシング16により囲まれている。
この第7図に示す本発明の第5の実施例は、磁性流体の
円周回りの流動を得ることができるので、容易に揺動運
動を行う機構を得ることができる。
第6図及び第7図に示す本発明の第4.第5の実施例を
用いることにより、高精度のマニュピユレータを構成す
ることができる。すなわち、これらの本発明による磁性
流体アクチュエータは、往復機構、揺動機構を簡単な構
成で実現できるので、複数のこれらの磁性流体アクチュ
エータを用いれば、コンパクトで自由度の高いマニュピ
ユレータの製作が可能である。このような、本発明によ
る磁性流体アクチュエータを用いたマニュピユレータは
、磁性流体アクチュエータが広範囲なダンピング効果を
有するので、柔らかい物を持つハンド部等に用いて有効
である。
以上説明した本発明の種々の実施例において、磁束を遮
る物質として完全反磁性材を用いるとして説明したが、
現在完全反磁性材として知られているものに、超電導材
がある。この超電導材は、電線や薄膜に加工して使用す
る用途が数多く考えられているが、本発明に用いる場合
には、磁場の遮蔽に用いるので、複雑な加工を要するこ
となく、簡単に用いることができる。また、前述の実施
例において、電磁石を構成するソレノイドコイルを超電
導材で構成することも可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、完全反磁性材を
用いて、被覆あるいは磁束を遮蔽するという非常に単純
な手段を用いるだけで、ソレノイドコイル等により形成
される磁場の磁場勾配を飛躍的に増大させることができ
るので、これにより容易に、磁性流体アクチュエータの
作動力を極めて大きくすることができるという効果を奏
する。
このため、磁性流体アクチュエータの用途を著しく広げ
ることができる。また、本発明によれば、電磁石として
ソレノイドコイルを小型軽量化することができるので、
磁性流体アクチュエータの最大の特徴である機構の単純
さを合わせて、極めてコンパクトな設計要求にも応える
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例の構造を示す断面図、第
2図は第1図の実施例の磁束分布曲線を示す図、第3図
は本発明の第2の実施例の構造を示す断面図、第4図は
第3図の実施例の磁束分布曲線を示す図、第5図は本発
明の第3の実施例の構造を示す断面図、第6図は本発明
の第4の実施例の構造を示す断面図、第7図は本発明の
第5の実施例の構造を示す断面図、第8図はソレノイド
コイルの外周を完全反磁性材により被覆した場合の内部
磁束の様子を説明する図である。 1 、 1 a 、  1 b−−−−−−ピストンロ
ッド、1 c −−−−−ピストン、2 、 2 a 
、  2 b−−−−−−ソレノイドコイル、3−−−
−−一流人孔、4−−−−−一磁束透過板、5,51.
5a。 5 b−−一−−−−シリンダ、6 、 61−−−−
−一磁性流体リザーバ、7−−−−−磁性流体、8−−
−−−一絞り弁、9−−−一遮蔽板J−12−−−−一
磁束、14 a 、  14 b−−−−−−−xルボ
管、15−−−−−−−ベーン、16−−−−−−−ケ
ーシング、17−一−−−−リンク、I El−−−−
−一駆動軸。 −(’J (”) C″■♀藷5

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、磁場の変化により流動する磁性流体の作動力を利用
    するアクチュエータにおいて、完全反磁性材により磁束
    を遮蔽することを特徴とする磁性流体アクチュエータ。 2、磁場の変化により流動する磁性流体の作動力を利用
    するアクチュエータにおいて、その周囲が完全反磁性材
    により覆われていることを特徴とする磁性流体アクチュ
    エータ。 3、シリンダーピストン機構の外部に電磁石を備え、シ
    リンダ内に磁性流体が貯えられ、電磁石を電気的に制御
    することにより駆動されるアクチュエータにおいて、そ
    の周囲の一部分が完全反磁性材により覆われていること
    を特徴とする磁性流体アクチュエータ。 4、前記シリンダーピストン機構は、その内部が磁性流
    体の流入孔を有する完全反磁性材により形成された仕切
    板により仕切られていることを特徴とする特許請求の範
    囲第3項記載の磁性流体アクチュエータ。 5、前記シリンダーピストン機構は、ピストン駆動部分
    と磁性流体を貯える部分とにより構成され、両者間に磁
    性流体の流入孔を備え、ピストン駆動部分の外部に電磁
    石を備えることを特徴とする特許請求の範囲第3項記載
    の磁性流体アクチュエータ。 6、前記ピストン駆動部分と磁性流体を貯える部分との
    間に完全反磁性材により形成される遮蔽板を備えること
    を特徴とする特許請求の範囲第5項記載の磁性流体アク
    チュエータ。 7、前記電磁石の外周が、完全反磁性材により被覆され
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第5項または第
    6項記載の磁性流体アクチュエータ。 8、前記磁性流体を貯える部分の外周が、完全反磁性材
    により被覆されていることを特徴とする特許請求の範囲
    第5項、第6項または第7項記載の磁性流体アクチュエ
    ータ。 9、前記磁性流体の流入孔近傍に、完全反磁性材により
    形成された絞り弁を備えることを特徴とする特許請求の
    範囲第4項、第5項、第6項、第7項または第8項記載
    の磁性流体アクチュエータ。 10、シリンダーピストン機構の外部に電磁石を備え、
    シリンダ内に磁性流体が貯えられ、電磁石を電気的に制
    御することにより駆動されるアクチュエータを2組備え
    、これらの周囲が完全反磁性材により被覆され、これら
    2組のアクチュエータが磁性流体の流入孔を有する磁束
    を透過させる物体を介して結合されていることを特徴と
    する磁性流体アクチュエータ。 11、ロータリシリンダとベーンとによるベーン形揺動
    機構を備えるロータリシリンダ内に磁性流体が貯えられ
    、そのシリンダの周方向に電磁石を複数個備え、ロータ
    リシリンダ内の磁性流体を貯える部分、電磁石あるいは
    その双方が完全反磁性材により被覆されていることを特
    徴とする磁性流体アクチュエータ。 12、前記完全反磁性材が超電導材であることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項〜第11項のいずれか1項記
    載の磁性流体アクチュエータ。 13、前記電磁石が超電導材により形成されることを特
    徴とする特許請求の範囲第3項〜第12項のいずれか1
    項記載の磁性流体アクチュエータ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003100512A (ja) * 2001-09-26 2003-04-04 Yuichi Kiryu 電磁アクチュエータ
JP2018071776A (ja) * 2016-11-05 2018-05-10 学校法人早稲田大学 回転型コンプライアント駆動装置

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